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管理人の日記
年末年始の各種証券会社のキャンペーンを自分用にまとめたら、紙1枚が埋まってしまった。楽しい!
FF12のやり込みネタもあるのだけど、もちろん時間が無いのだ |
「バラクラバ」と言えば、FF用語としては、FF12における頭防具(軽装備)である。ただ、これと言って特徴の無い、序盤の店売り装備であり、低レベルプレイやタイムアタック、そして「王宮前プレイ」などといった各種のやり込みプレイでも、話題にされることは少ない。ちなみに、同期の体防具(軽)は「ポンチョ」であり、風属性を半減できるという非常に貴重な耐性を持つため、ヤズマットの「サイクロン」対策として名前が挙がったりする。よって、少なくともFF12世界においては、知名度は雲泥の差であると言えよう。
――さて、「ポンチョ」は、実在する衣装の一種であるが、「バラクラバ」のほうもリアル世界に存在し、“目出し帽”として訳されることが多い。顔の大半を隠せることから、犯罪者やテロリストが使っているようなイメージが強く、あまり印象は良くない。ちなみに、語源は、クリミア半島に存在する「バラクラヴァ(Балаклава)」という都市であり、かつて起きた「クリミア戦争」で、防寒のために使われた帽子が「バラクラバ」と呼ばれ、広まったということだそうだ。こういう、歴史の中での戦いは、そこで完結して、もう繰り返されないことを願っていたが…。
では、今回、私が何故、急に「バラクラバ」に注目するかに至ったのかというと、それは、防寒性能が凄まじすぎることである。
…さて、近年では、防寒をする際に、「4つの首」を温めることが重要であると知られている。4つの首とは、「首」「手首」「足首」を指すことが多い。3つしか無いのだが、さすがに残り1つは乳首ではないだろう…。「頭部を結びつける首」と、「手首」「足首」には、太い血管が体表近くを通っているため、そこをピンポイントで防寒することにより、体全体で熱を保ちやすくなるということだ。
――そして。そのためのアイテムとしては、首部分には、かつてから「マフラー(えり巻き)」という防寒具が知られているが、私はびろーんとしたものが嫌いなので、「ネックウォーマー」という、伸びる輪っかのような物を首に巻いている。また、手首と足首に装着するものは、名前がよく分からないので、私は「手首足首くん」と呼んでいる。どちらも、暖房が効いている職場を除くと、室内・室外を問わず、必須となっている。
衣装名は「モーグリマント」、ユフィお手製の隠密任務用(無理) |
さて。最近では、寒さが厳しくなってきたため、先日、100円ショップに立ち寄った際、そんな防寒具たちを補充しようとした。その時、「バラクラバ」が目についたのである。ネックウォーマーが200円なことに対し、バラクラバは300円と、ほとんど変わらない。元々、FF12で名前を知っていたこともあって、「面白そう!」と、1つだけ買ってみたのだ。その一品は、“目出し帽”としつつも、首周りを覆うものにフードが付いたようなものであり、目だけでなく、口・鼻も出ている。また、防寒具であるため、裏が起毛となっている。
…すると、どうか。私は、ちょうど先日の反省のため、髪を短く切っていたということもあるが、バラクラバによって、首だけでなく、頭頂部まで覆うと、非常に暖かい。まず耳である。「耳当て」という防寒具があったり、赤面することを「耳が赤くなる」と表現したりすることもあるように、耳というのも、多くの血管が通っている部位のようだ。バラクラバによって、耳を覆い隠すことにより、寒さが和らぐどころか、むしろ耳がピンポイントで熱くなるような、暖めすぎの感覚すら感じるくらいである。もちろん、暑いと思ったときには、さっとバラクラバのフード部分を外せばネックウォーマーになるし、もっと冷やしたいなら、首からバラクラバごと脱げば良い。これ1個で、ジャンパー並みに体感気温の調節が行える。
――また、顔の周りがびっしり覆われていることにより、特有の安心感を味わえる。例えるなら、布団をかぶっているときの、あの感じだ。あれを体感しながら、各種行動が行えるというのは、かなり嬉しいものがある。もちろん、布団を被りつつ、更にバラクラバという過剰包装も可能だ。こちらも、暖かいを超え、暑いくらいの気分を味わえるだろう。
そういうわけで。私にとって新たなアイテムであった「バラクラバ」は、革命的な暖かさを持つということが分かった。今のところ、1個しか保有していないため、次に100円ショップに行く際に、+2個を買い足して、洗濯をしたり外出時に使ったりしても、切らすことがないようにしたい。これにより、息が白くなるような酷い寒さの室内でも、今までより遥かにホカホカして過ごせるようになった。
――ただし。バラクラバは、雨合羽などのフード付き衣類と同じく、視界を悪くするので、自転車等の運転には、あまり向いていない。その都合上、室内での使用が好ましいが、一般的な理屈としては、部屋全体を暖めたうえで、衣装自体は薄くしたほうが、健康のために良いということが知られている。なので、人によっては、バラクラバは全く使い道が無いと言えるかもしれない。でもまあ、私は使います!
耐えます!!
(2024年12月9日)
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