低レベル+入店禁止クリアープレイ日誌

【第五話 エンシェント・プロフェシー】

 ◆動画 5-1◆

 次なる戦いの地はレイスウォール王墓。「ガルーダ」「デモンズウォール」「ベリアス」「ウォースラ」という全く性質の異なるボスが待ち受けている。
 適当に戦っていては勝ち目が無いか、勝てたとしてもアイテム消費量が多大になってしまう。しっかりと戦術を練らなくては。

 まずはいつも通り、LP稼ぎを行うことにする。少しシナリオを進めてゲストキャラクターの「ウォースラ」を仲間に加え、ギーザ草原まで戻る。前話でも書いた通り、ゲストキャラクターがいるとメインキャラの入手経験値を少なくできるのだ。ということでバッシュ・アーシェ・パンネロのLv3メンバーをレベルアップ寸前までウォースラと共に戦わせ、200程度のLPを入手する。これだけあれば、「ファイアフライ」が手に入るまでLP不足になることはない・・・ハズ。
 その後はギーザ草原・西ダルマスカ砂漠にて消費アイテムを収集する。特に基本となる「ポーション」「ハイポーション」は前回のリヴァイアサンで不足に苦しめられたため、しっかりと90個以上拾い集めておく。時間は掛かるが仕方無い。でも終盤は、更にエクスポーション収穫祭が加わるんだよなぁ・・・。

 そうして下準備は終了・・・するわけないじゃないか。レイスウォール王墓を目指すことになった時点で、新フィールド「大砂海オグル・エンサ」「大砂海ナム・エンサ」がオープンされた。そこには当然、大量のトレジャーが設置されているのである。敵の能力は更に強化されていくのだから・・・集めないわけが無い。
 ということで、ひたすら二つの砂漠を走りまわってアイテムを収集する。この時点で有用なアイテムは以下である。


 「チョッパー」 ダガー 攻撃力31/回避5 追加効果スリップ(10%) (大砂海ナム・エンサ/ウルタンエンサの海:18.8%)
 私語が特徴の某大尉とは関係ない。後述するが、追加効果のスリップで敵に大きなダメージを与えられる。攻撃力も悪くない。
 「スピアー」 槍 攻撃力36/回避8 (大砂海オグル・エンサ/第1工場南側タンク:19%)
 一応、この時点では最も攻撃力が高い武器。しかし特殊効果を持たず、盾も装備できなくなるので、微妙と言えば微妙である・・・。

 「ブロンズシールド」 盾 回避率12 (大砂海オグル・エンサ/第2石油工場:30.2%)
 従来品「バックラー」より回避率が2高い。それだけだが、地味に重要かもしれない。

 「バルビュータ」 頭/重装備 魔法防御力11/力+4 (ゼルテニアン洞窟/異端を誘う岩窟:13.5%)
 基本的にFF12で強いのは打撃なので、魔法防御力はあまり重要ではない。この時点では力が最も大きく上がる頭装備である。
 「角付きの帽子」 頭/軽装備 魔法防御力10/HP+50 (大砂海オグル・エンサ/第2石油工場:28%)
 魔法防御力も悪くなく、HPも大きく上昇させてくれる。
 「閃光魔帽」 頭/魔装備 魔法防御力15/魔力+3/スピード+3 (大砂海ナム・エンサ/ウルタンエンサの海:18.8%)
 魔法防御力を重視する時はこれで。

 「アイアンアーマー」 体/重装備 物理防御力11/力+3 (大砂海ナム・エンサ/女王の治める砂原:15%)
 従来品より防御力が4高く、力の上昇値も増えている。アタッカーにはこれを。
 「ポンチョ」 体/軽装備 物理防御力12/HP+100/風属性半減 (大砂海ナム・エンサ/熱風の下りる高台:15%)
 ヤズマットの「サイクロン」を半減する装備としてお馴染み。しかしこの時点では、防御力・HP上昇値の共に優れた高性能装備として活躍する。


 ・・・とまあ、こんな感じ。
 特に重要なのは「ポンチョ」で、防御力が高い上にHPを100も上げてくれると来ている。G級クエストに挑むためにG級武器が必要なのと同じで、少しずつインフレしていく環境に対応するためには、従来の常識を上回る武器・防具が必要なのである。入手がナム・エンサの最深部であり、入口からマラソンしていくと非常に時間が掛かるが・・・背に腹は代えられない。何度もレッツ&ゴー&リセットを繰り返して、レイスウォール王墓戦線で必要となる2つを入手しておく。
 他の装備品も便利なものばかりだか、これらのフィールドは後からでも探索できるため、無理して3積みをする必要はない。需要が出たら、また集めに来よう。

 そんなこんなでマラソン終了。LP稼ぎ・消費アイテム収集・装備集めの一連で掛かった時間は・・・なんと9時間。こりゃあ、更新も遅延するよ!ハハッわろす。
 まあ苦労はしたが、いよいよレイスウォール王墓に突入できることになった。さあ来いボス共!


 まずはレイスウォール王墓入口にて「ガルーダ」戦。打撃攻撃しかしてこない単純な敵であるが、「通常攻撃CT0」を使う場合の攻撃力と素早さは驚異の一言。
 「イクシロの実」を使えば大きく弱体化させることができるが・・・この子オメガmk.XIIと、とりあえずは何も使わず戦ってみよう。

 戦闘開始!バキッ、150!バキッ、150!バキッ、150!ばk(略)
 めんどくさくなったので終了。勝てない相手では無さそうだが、ハイポーションの消費量が多すぎる。これはおとなしく弱体化させることにしよう。
 というわけで一度戻り、ナム・エンサでウルタンイーターを倒すイベントを経て「イクシロの実」を入手。そしてガルーダ戦にリトライする。・・・攻撃速度も落ち、打撃も一発60にまで弱くなった。そんなわけで適当に回復しながら弓で狙撃して勝利。ふぅ。


 アーシェのうんちくを聞き、いよいよレイスウォール王墓内部に潜入。次はボス「デモンズウォール」だ!
 デモンズウォールは、手前フロアの「攻壁」・奥の「守壁」の2体が存在する。シナリオを進めるだけならば、攻壁からは逃げて守壁のみを倒せば良い。
 「攻壁」はHPが22187と非常に高く制限時間もあるため、この時点で倒すことは難しい。しかしながら、倒すことに成功すれば攻撃力59「エビルスレイヤー」のトレジャーが手に入る。ならば・・・うん、一回くらいは挑戦してみるか!

 戦闘開始!全体を暗闇状態にする「ブライガ」が大変厄介だが、打撃のダメージは割と少ない。適当に戦っていき・・・1分後に壁に潰されて終了。ワーオワーオワーオ
 ――削れたHPは全体の1/10ほど。圧倒的に時間が足りず、戦術を練ったところで勝てそうにない。手前を倒すことは諦めようか・・・。

 ということでTAKE2。今度は攻壁から全力逃走し、奥のデモンズウォール戦。手前より能力値が低く、壁に押しつぶしてくるまでの時間も長い。そしてこいつ、ダメージ攻撃が打撃しかないので、ターゲットされた味方が遠くに離れれば、ダメージを受けず戦うことができる。ならば適当な武器は・・・ガルーダ戦でも使用した「弓」であろう。
 戦法は簡単。全員が弓を装備し「たたかう」を連打する。デモンズウォールはこちらに迫ってくるが、キャラクターは自動的に位置を調整してくれるため、敵の攻撃を食らうことはない。まあウォースラが勝手に突撃して死んでくれるだろうが、それだけに気を配っていればなんの問題もないハズ。
 これでノーダメージKILL!もうデモンズウォールというより「デモンズウォール(完全爆笑)」だな(笑)

 戦闘(笑)開始(笑)!走ってデモンズウォール(笑)に接近し、作戦通り戦う。・・・・・・3分後、壁に潰されて終了。



 イヤァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛------------!!!!!!!!!!!!!!!!!

 くぁwせdrftgyふじこlp;ざsxdcfvgbhんjmk、l。;1q2w3え




 ・・・時間切れまでに与えたダメージは全体の2/3ほど。意外にも、楽勝とはいかないようだ。
 まず弓で遠距離から一方的に攻撃する作戦だが、全く通用しなかった。デモンズウォールの移動速度が早く、ほとんど押し出されながら戦うような形になってしまうのだ。これでは弓を装備する意味が無いので、素直に近距離装備で固めていくことにする。
 そして相手の攻撃も厄介で、特に厳しいのが「ブライガ」。全員が暗闇状態にされてしまい、ダメージ効率が大きく落ち、回復するにも時間が掛かってしまう。他にもHPを半分以下にすると「ダテレポ」で、メンバーのうち一人が消されてしまう。時間との戦いになるこのデモンズウォール戦で、これらの攻撃は非常に強烈なのだ。
 装備を切り替えて何度か戦ってみたが、いつも相手の行動で妨害され、あとちょっとのところで時間切れになってしまった。これはキツいぞ・・・!

 戦術を根本的に練り直すため、アルティマニアのデーターページを熟読してみる。ふむ・・・弱点は聖属性。ならば「ホーリーの魔片」で・・・と行くのは最後の手段にしたい。攻撃系魔片は、どうしてもゴリ押し感が否めないからなぁ。
 有効なステータス異常は「スロウ」「暗闇」「オイル」。オイルは炎属性攻撃が無いため意味無し。スロウと暗闇は便利だろうが、対応する追加効果の武器が無いと来たもんだ。ああ、魔法が店で買えないって、こんなに苦しいことだったのね・・・。
 ・・・ん、そうだ、デモンズウォールのブライガをリフレクで反射させればいいんだ!これなら目薬を使う手間も省ける上に、相手の攻撃命中率も下げることができる。まさに一石二鳥。攻守一体の良策である。味方をリフレク状態にする方法は当然、前話で「非常に汎用性が高い」と書いた「リフレガの魔片」

 さあ再戦だ!100ダメージの打撃や「死の宣告」も厄介ではあるが、もっとも嫌らしかった「ブライガ」「スリプル」を反射できるのはやはり大きい。途中、攻壁に掛けられた死の宣告でアーシェが死んだり、ダテレポでバルフレアが飛ばされたりしたが・・・見事撃破成功!よっしゃあ!

 ◆動画 5-2◆

 レイスウォール王墓内のトレジャーをあさり(※1時間耐久マラソン)「ロングボウ」「フレイル」「ギリーブーツ」を入手。
 そして仕掛けを作動させて最深部に進み・・・いよいよ第一の召喚獣「ベリアス」戦だ。さあ、やってやるぜ!

 ベリアスの攻撃で最も強力なものは、何と言っても「ファイジャ」。全員が300強のダメージを受ける大技である。この時点だと「角付きの帽子」+「ポンチョ」でHPは250ほど。残念ながら耐えられない。そこで全属性を半減する「人造破魔石」を使うわけだが、1個しか無いので使用法は考えなければならない。
 ――つまり「ファイジャ」が来ると、半減で耐えるキャラ以外は即死する。回復に手間取ると次のファイジャが来るので、手早く立て直し攻撃を再開しなければならない。
 ちなみに「ファイジャ」はHPが50%を切ると使い、以降も行動12回間隔で使用する。したがって、来ないことを祈りながら・・・という戦法は通用しないのだ。

 前回の低レベルプレイ(INTでは無いほう。ややこしい・・・)では、「ファイジャ」が来る直前にメンバーを下げて被害を抑えたうえで、弱点の水属性を突く銃撃で押し切った。今回はメンバー下げは自粛するつもりだし、銃は使用が禁止されている。となると、正面から「ファイジャ」を受け止めるしかあるまい。
 ということで、耐え忍ぶ役はバルフレアに任せる。魔法防御力の高い「閃光魔帽」「ポンチョ」を装備し、アクセサリは当然「人造破魔石」。これでHPが満タンなら「ファイジャ」でも即死することはない。ということで味方のガンビットは、常にバルフレアのHPを満タンに保つように設定しておく。
 ・・・また、「ファイジャ」の追加効果でオイルになってしまうと「ファイア」すら致命打となるので、「味方一人 - あぶらとり紙」も設定しておく。実はあぶらとり紙が入ったトレジャーは世界に2か所しかないので、当然のごとくマラソンを強いられましたとさ。ははっは。

 攻撃面は、基本通りバッシュが重装備でボコボコ殴る。ゲストのウォースラも入れれば4対1のため、数の上ではかなり有利である。
 また、ベリアスにはスリップが有効なため、大砂海マラソン2009で手に入れた「チョッパー」の追加効果も効く。通常プレイでは注目することが少ないステータス攻撃であるが、ダメージは1秒あたり10。単純に考えれば3分間のバトルで1800ダメージを与えられるため、補助火力として有能であろう。
 敵のHPは15943と高めであるが、こっちの武器も成長しているため、心配は御無用。攻撃面に関しては、特に問題はあるまい。


 そんなこんなで調整プレイを何度か行い・・・さあ、行くぜベリアス!
 まず最初は、ゆっくりと150ダメージの打撃を繰り返す。問題無くダメージを重ねていく・・・予定だったが、若干の問題発生。ガンビットは「HP<60%の味方 - ハイポーション」と防御役バルのHPを満タンに保つための「バルフレア - ポーション」を二人の味方が兼用していたのだが、バルフレアが攻撃を受けてHPが60%以下になると、無駄遣い防止機能が適用されずポーションとハイポーションを同時に使ってしまうのだ。これは困った。「ファイアで少ダメージ」「ファイジャでバルフレア死亡」というパターンになってしまうのを恐れて回復を厳重にしたせいだが・・・結果的には、「味方一人 - ハイポーション」のほうがアイテム消費を減らせた気がする。
 まあ致命的ではないので、そのまま戦うことにする。序盤はそんな風に打撃を加えてスリップ状態も掛け・・・HPが80%を切ったところで1回目のモードチェンジ。「セーバー」「HP消費攻撃」(「MP消費攻撃」の亜種?)の効果を得て、打撃で2倍のダメージを与えてくる。喰らうともれなく即死できるが、相手も同じ数字だけダメージを受けるので、事実上相手が勝手に自爆していくモードとなる。攻撃のペースは遅いままだし・・・。

 そしてHP50%まで追い詰め・・・ベリアスはプロテス+シェル効果の「バオル」を使う。いよいよ本番だ・・・ベリアスのファイジャ!350ダメージでアシェ・バス・ウォスが死亡するが、バルは150ダメージで耐える!即座にアーシェを蘇生させ、戦線を立て直す。HP50%未満からはベリアスが「HP消費攻撃」を失う代わりに「回避無視」「通常攻撃ダメージUP」「消費MP0」の能力を得るため、まさにここからが山場と言えるのだ。さあ越えてやるぜ!
 ・・・しかしながら、以外にも行動ペースが遅い。そういやあ俺のFF12プレイでは、「通常攻撃CT0」を持つ敵を多く相手にしてきたからなあ・・・ここまで遅いのは予想外。ボコボコと殴って、瀕死状態に持ち込む。ここでベリアスは更に「魔法CT0」「瀕死魔力UP」の効果を得る。ファイジャの威力もさらに1.2倍となるが・・・?
 ここでベリアスのファイジャ!どうなるっ・・・193ダメージ、残りHP9でバルが耐えた!よっしゃあ!そのまま押し切り・・・ベリアス撃破!

 ふう!準備をしっかりしたので意外と楽な戦いになった。
 しっかしまあ、召喚獣戦はやはり熱いね。やっぱFF12はこうでないと。まだ4体も残ってるぞ・・・!



 ◆今日のおまけ:ウォースラ戦

 ベリアス戦の後、暁の断片を取らずにラバナスタへ戻り、クランで「デジョンの魔片」を貰う。
 ウォースラ戦では雑魚の帝国軍剣士が3体登場するので、まずはそいつらを消滅させる。
 その後はウォースラと一騎打ち。HP40%未満で「通常攻撃CT0」、さらに瀕死で「瀕死攻撃力UP」「瀕死防御力UP」を得る。
 終盤はダメージが極端に与えづらくなるので(言うならばヤズマット4粒モード)、スリップで着実に体力を削る。
 一応魔法に反応して「リフレク」を使う特性を利用して、「ケアル」で時間稼ぎをしようとしたが・・・効果のほどは微妙だった。
 終。

 (;^o^)「もう今回長くて疲れた、こんなもんにしてくり・・・」

 

第六話へ

 

ひとつ前のページへ トップへ