低レベルクリアープレイ日誌

【第四話 決戦!異形者、召喚獣!】

 ・・・一通り、必要なオプションを習得した感があるので、ストーリーを進めることにする。
 ミリアム遺跡へ突入、ボス・ヴィヌスカラ(呼びにくい・書きにくい)戦。まずは計算尺を使った新しい戦術を試してみる。
 計算尺・・・この装備、初回プレイでは一回も使わなかった。打撃攻撃に有効ステータス?敵に有効ステータスをかけてどうするつもりだ。味方を殴って発動させるくらいなら、おとなしく魔法を使って発動させればいい。攻撃力も低いし・・・。
 しかし、この装備、実は回避の値が25もある。さらに、片手武器なので盾も同時に装備することができる。例えば、「計算尺+アイスシールド」の装備で、回避の値は41。しかも、オプション「盾回避率UP」を3つ習得しているので、実質回避の値は56。さらに盾の回避率を上げるアクセサリ「ガントレット」を装備。回避率の値がそのまま回避の確率になる・・・というわけではないが、似たような物である。敵の打撃の半分以上をノーダメージで受け止められるわけだ。
 というわけで、パンネロに「計算尺」「アイスシールド」を装備させ、さらに自分を囮状態にして突撃。当然敵はこっちに向かって攻撃してくる。が、しかし攻撃は盾や計算尺によって阻まれる。その間にバルフレアとアーシェが銃でバンバン攻撃。思った通りの展開になり、俺がする行動はたまに当たる攻撃のダメージをハイポーションで回復するのみ。楽勝勝利。作戦勝ちだね。

 次に進む。召喚獣・マティウス戦。まずは戦ってみる。
 ・・・開始と同時に氷のアーゼを5体召喚。その一体一体が連続してブリザドを使ってくる。積み重なるとかなり痛い。そして嫌らしいことにコイツ、銃・計算尺耐性を持ってやがる。防御力無視の銃・計算尺で与えるダメージ1/8・・・レベルや能力値によりダメージが大きく左右されるFF12、その低レベルクリアーにおいて主力となってきた銃が使えなくなる・・・試しに他の武器で攻撃してみたが、ダメージは0。銃で攻撃しても100程度。しかしコイツを倒さなければ、いくら本体のマティウスを攻撃してもケアルダで回復されるだけ。
 ・・・これでは駄目だろう。氷のアーゼ、HP3000くらいあるのになあ。フォーマルハウトなら300程度与えられるが、ストーリー上のボスでは使わないと決めた。何か他の作戦を考えねば。氷のアーゼは、当然氷属性。ならば弱点とするのは雷属性。雷属性の魔法で攻撃するのはどうか?ということで、パンネロがサンダーを使って攻撃してみた。・・・0ダメージ。駄目だこりゃ。

 ということで神都ブルオミシェイスへ戻り、黒魔法「サンダラ」と「雷の杖」購入。雷の杖では装備して魔力を上げるのと同時に、属性強化による1.5倍ダメージを与えることを狙う。さらに、パンネロに魔法に関するライセンスを全て習得させ、魔力を上げる。これでダメージが通らなかったら・・・その時はまた、別の作戦かな。余談だけど、ライセンスポイントを稼ぐのはオズモーネ平原がいいね。地図で中央上、一体でLP2をくれる敵が大量にひしめいているエリア。あの付近で稼ぐのが早かった。ちょうど全員HP全快状態のフォーマルハウト一発で倒れてくれるし。
 というわけで再びミリアム遺跡へ。マティウス戦に突入する前に、戦闘に使うパンネロ・バルフレア・アーシェを全員プロテス・シェル・バブル状態にしておく。控えにしとけばステータス効果の時間は計算されないんだこれ。というわけでヴァンが走ってトビラを開け、戦闘開始と同時に主力の3人を出す。・・・さあパンネロのサンダラ!どうなる!



 1200!



 ・・・よし!効いてる!そのままバンバンサンダラを連打。範囲攻撃なので面白いくらいに氷のアーゼを倒せる。一回経験値を持った雑魚であることを忘れファイアフライを装備せずにいて、レベルアップしてリセットしたりしたが、2回目にガンガンサンダラを撃って氷のアーゼ全滅。そこからはまた銃と計算尺の3人組みに戻り、盾役のパンネロが上手く攻撃を引き寄せる。途中使って来た特殊技「ブリザジャ」は400ダメージ。稼ぎ禁止ならかなり厳しいダメージだろうが、今回は稼ぎを禁止していないので、ライセンスを習得し最大HPは既に1000以上。「ブリザジャ」など恐るるに足らない。そのまま銃を乱射して撃破!やったぜ!ちょっと強かったぜ!

 というわけで、仲間を増やして次の敵へ。神都ブルオミシェイス・大聖堂にてジャッジ:ベルガ戦。まずはパンネロ一人で突撃。当然パンネロ一人に攻撃が集中する。このゲーム、狙われたキャラクターを控えに戻すことは出来ないが、出すのは自由だ。かくして、囮役のパンネロに攻撃を集めバルフレアとアーシェが銃を乱打。まずは雑魚のジャッジを、そしてジャッジ:ベルガを。悲しいことに、こいつHPが17200しかない。バーサク状態にして銃で一発1000ダメージ・・・弱いわコイツ。魔法も200ちょっとしか喰らわないしね。途中逆転状態になったパンネロにアーシェがガンビットでハイポーションを使って600ダメージで死んでしまったりするお茶目な失敗もしながら撃破。

 ・・・ここで一気に行動範囲が増える。まずは新しい装備の購入を求め、一気にフォーン海岸へ。ここで装備を充実させ、まずは依頼が溜まっているモブを狩ろう。
 ランクの低い順から。ランクC「リングドラゴン」。特に強い攻撃もないので、いつも通りパンネロを盾にして回復しつつ攻撃で撃破。
 続いてランクC「ボーパルバニー」戦。あまり攻撃してこないので弱い。雑魚はFF12のバトルシステムを上手く使い、「遠距離から一発」→「追いかけてくる敵から逃げつつ一発」で一体ずつ倒していった。
 モスフォーラ山地でさらにランクC「アトモス」戦。やはりパンネロが盾になりフォーマルハウトの乱打で終了。強すぎるなこれ。しかし謝罪はしない。
 なかなか雨期にならないギーザ平原にイライラしつつも突入し、「ギルガメ」も討伐。沈黙状態にして攻める。なぜか相手が勝手にドンムブ状態になっていた。打撃は近距離でしか受けないので離れて戦えば全くのノーダメージ。撃破。・・・沈黙+ドンムブ状態か。面白いなこれ。

 さて、ここまででランクC終了。次にランクB「マインドフレア」戦。こいつ、銃耐性を持ってやがる!無敵を誇るフォーマルハウト乱打も、銃耐性には勝てない。ダメージ1/8で400弱まで軽減されてしまう。しかもこいつHPが31161もある。これでは消費が大きすぎる・・・ということで脱出。モスフォーラ山地で「針千本」購入。コンスタントに1000ダメージを与えられる技。銃耐性を持つ敵との戦いで主力となるだろう。ということで再びヘネ魔石鉱へ走り、マインドフレアと対面する。行くぜ!「目の前の敵 - 針千本」

 ミス!
   ミス!


 バカスwwwwwwwwwwwwwwww
 アルティマニアを見ると、「針千本」・・・というか、ほとんどの「技」の命中率はレベルに色濃くされているらしい。こりゃあ駄目だ。銃耐性で軽減された「フォーマルハウト」のほうがまだいいや。
 というわけで地道に戦う。あとちょっとのところでHPを全回復され切れそうになりながらも戦う。途中でアルティマニアに載っている「バーサク+暗闇」状態を試してみる。なるほど。パンネロに攻撃を引きつければほとんどダメージを受けないや。厄介なステータス攻撃も回復も、最初からこうやって防げばよかったな・・・。ということで20分ほど戦い撃破。

 もう一体のランクB「ブライ」と戦うにはサリカ樹林でボムキングを倒さなければいけないのでひとまず保留。バルハイム地下道へ行き、ランクA「オルトロス」戦。リフレクトメイルを装備して常時リフレク状態になり、打撃が通らない遠距離から攻撃。こいつも銃耐性を持ってやがる・・・。しかし、他にいい遠距離武器がないので仕方なく銃で攻撃。20分ほどで撃破。低レベルだと銃が強いというか、他の武器がほとんど役に立たないんだよねえ・・・4桁ダメージ行くのが稀だし。
 一旦セーブして、その隣のフロアでランクA「ホワイトムース」戦。パンネロに攻撃を引きつけ、バイキングコートで「ウォタガ」を無効化しつつ戦う。攻撃手段はパンネロのファイラと銃。こいつも銃耐性を持っているのでチンタラ戦う。どうやら、ボム系、お化け系、プリン系、エレメント系のモンスターは大体銃耐性を持ってるみたいだ。こいつらにどう対抗するかが今後の課題だな。
 次はランクA「マリリス」戦。コーヒーを飲みながら5分待って戦闘開始。暗闇状態にして戦おうとするが、パンネロのブラインがなかなか命中しない。そうしているうちにバルフレアとアーシェがどんどん銃で攻撃し、勝手に相手を発狂モードまで持っていってくれる。こうなるともうほとんど隙のない攻撃連打となる。パンネロがリバースを使って耐えようとするが、それが切れた隙に連撃を受けあえなく脱落。他のメンバーも次々脱落していく。こうなったらもう控えを使うしかない。控え三人にフォーマルハウトを装備させ突撃させる。しかしまずはフランが退場。続いてヴァンも退場。残ったバッシュが逃げながら攻撃。ギリギリの状態だったが、何とか撃破成功。ふう、助かった・・・。
 続いてブルオミシェイスのガーディから依頼を受けランクA「トリックスター」戦。コイツは弱かった。出現直後にくらやみ+沈黙状態にしてたこ殴り。「チョコメット」が大ダメージ技らしいが、何故かほとんど当たらなかった。
 さて、次は強敵、ランクA「アントリオン」。フォーマルハウトを取ろうとした時は逃げるだけで限界だった・・・。今、雪辱の時。
 まずはファイアフライを装備して雑魚のキラーマンティスを掃除。・・・言うほど簡単なものじゃなかった。集中攻撃を受け一回全滅。二回目はパンネロをデコイ+リバース状態にして(ホントは囮+逆転状態なのだがこっちのほうがわかりやすい)耐える。途中二回ほど「捕食」でレベルを上げられた。しかし、そうでもないと回復する隙がほとんど無かった。
 敵がアントリオン一体に。序盤はパンネロがいつもの計算尺装備でガンガン攻撃を跳ね返す。しかしHPが減ってきたところで何故かさっぱり攻撃が回避できないように。それでもリバース状態で耐えつつ戦っていたが、案の定「アグレッサー」で凶暴化し超連続攻撃。頑張って蘇生させるも間に合わず、メインの3人が全滅。やべえ。またもや控えにフォーマルハウトを装備させ突撃。これで駄目なら全滅か。
 まずはバッシュが退場。そしてヴァンも退場。フラン・・・殴られてHP18に。最後の一発・・・なんと撃破!
 ふう、強かった・・・危なかった・・・。帰るときはちゃんと蘇生させて安全に。帰るまでがモブ狩りだからな。

 さて、フォーン海岸に行き、鍵を拾ってルース魔石鉱の奥へ。Lv50台の敵が徘徊する危険なエリアだが、トレジャーから「イージスの盾」「マクシミリアン」という強力な装備を入手することが出来る。しかもマクシミリアンは復活トレジャーなので何個でも入手できる。というわけで、ギルガメッシュ前のセーブポイントを使いトレジャーあさり。マクシミリアンは入手率約1/12。あまり低くない・・・と思ったが、結局3つ入手するまでは1時間ほどかかった。しかし・・・今回もリバース控え作戦が役に立ったな。今後もトレジャーあさりにはこれを使おう。

 さて、マクシミリアンは防御力58の超強力な鎧。今まで勝ち目の無かった敵にも勝てるはず・・・ということでサリカ樹林でボムキング戦。倒す前に気が済むまで(これが重要)盗んでお金を10万ギルほど稼いでおく。当たり前だが、ボムキングを倒してしまえばボムキング盗み稼ぎが出来なくなるからな。
 いよいよ戦う。まずは雑魚のボムをさっさと倒す。ボムキングの打撃が来る・・・!前はこれで大ダメージを受けて一発退場だったが・・・どうなる!




 0!




 バロスwwwwwwwwwwww
 ・・・ということで、サイレント弾で沈黙状態にしてちくちく殴り撃破。沈黙状態にすれば厄介な「ファイラ」も「仲間呼び」も使用しなくなる。銃耐性を持っているうえ、二回ほど回復されたが、敵の攻撃はほとんど痛くないので全滅はない。むしろ与えたダメージの5%が自分に返ってくる効果のほうが痛い。ということで撃破。

 サリカ樹林のさらに奥へ進む。ランクB「ブライ」が居たので適当に殴って撃破。まずは死都ナブディスへ行き、本気でこっちを殺そうとしながら走ってくる雑魚から逃げつつ「最強の矛」入手。攻撃力150の驚異の武器。低レベルクリアーの条件下でも、これだけの攻撃力があれば活躍できるだろう。
 死都ナブディス、ナブレウス湿原で今戦えるモブは・・・ランクS「ロビー」か・・・。あの、骨が大量にわき上がってくるエリア・・・。厄介な敵だが、倒さないわけには行くまい。
 まずはナブレウス湿原を進む。さすがにここの敵はマクシミリアン装備でもダメージを0に出来ない。今までLP稼ぎのために、控えに金のアミュレット(LP二倍)を装備させ、ほとんど一人か二人で戦っていたが、ここでは最初から三人で戦う。役目は同じ。バルフレアはもろ攻撃役。アーシェは攻撃兼ハイポーション役。パンネロはリーダー兼盾・魔術師役。敵は戦って倒し(運良く強力な魔装備「黄金のスカラー」入手)、奥へ進んでテレポクリスタルと戦ってセーブ。いよいよロビー戦へ。骨が大量にわき上がってくるので、そのデッドリーボーンをまずは全滅させねばならない。
 ということで戦う、戦う・・・。恐ろしいほどのアイテム消費量。ハイポーションを50個ほど持っていったが、それが尽きてしまい一回目は全滅。デッドリーボーンの「リフレク貫通」「回避無視」という二つの特性が嫌らしい。
 二回目は主力のバルフレアをバーサク状態にする。そして危なくなったら隣のエリアに避難して回復。一体ずつ倒せば難は無いんだが、そうは上手くいかないんだよなあこれ。ハイポーションを滝のように放出しながらデッドリーボーンを30体ほど撃破。ほとんど沸いてこなくなったので、ロビーに戦いを挑む。回復しながら銃で撃ちまくって撃破。コイツは弱いわ。途切れた橋がナブレウス湿原入り口に繋がっていたことに気付いたりしながら、わき上がる骨を背にして脱走。

 今残っていて討伐出来るモブはランクH「キャロット」のみ。ランクH・・・しかし戦ってみる。サリカ樹林へワープし、敵を一体も倒さずに走り抜ける。キャロット登場。まずはパンネロが攻撃をひきつけ、他がバンバン攻撃。「とてもくさい息」が痛いが、死なないだけマシ。万能薬で治療できるし、一旦死ねばウイルス以外の全てのステータスが回復する。ということでザクザク殴る。サイレント弾で沈黙状態にすると反撃で「とてもくさい息」を使い、その次の行動で「活性」を使い沈黙状態を治療する。その時に隙が生まれるので、それを縫ってダメージを与えていく。終盤は全員ウイルスでHP1になりつつも、フェニックスの尾を乱打しながら攻撃。撃破。ふう。ランクHでも勝てるやつは勝てるな。

 さて、今回の題名は「決戦!異形者、召喚獣!」。アドラメレク、ザルエラ、ゼロムス、エクスデス、キュクレインとの戦いを主題にしようとしていたのだが、モブ狩りがあまりに文章的に長すぎた。これらの戦いは次に回そう。

 

第五話へ

 

ひとつ前のページへ トップへ