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モンハンワールド / ベヒーモス討伐記
PS4の性能で!
釣りを!! |
第2話である。前回パートでは、HRを50にまで上げたため、いよいよ最終目標である「極ベヒーモス」と戦うことができるようになった。と言っても、この時点で戦っても敗北は確定であるため、引き続き戦力を地道に強化していく必要がある。HR50からは、武器と防具の「カスタム強化」が本格的に可能となるほか、各種の超高難易度クエストも受注可能となりやっと全ての制限が取り払われるのだ。
――そして、ここまでFFとは全く無関係なモンハンワールドのプレイ日誌として進めてきたが、さすがにそろそろFFコラボのほうにも絡んでいきたいということで、今回ラストでは、通常個体の「ベヒーモス」の前段階として登場する馬鳥と戦ってみることにしたい。読者の皆さまとしては(;・∀・)「馬鳥って何だよ…」と思われるところだろうが、たぶん最終的には、ああ馬鳥だなと納得をしていただけるはずだ。
それでは、まずは戦闘以外の収集要素から説明をしてみよう。最初に行うのは食材集めである。今作でも食事の要素は存在し、前までのように、体力・スタミナの最大値をアップ&狩りに役立つスキルを発動させることができる。そして「食材」は、その食事のために必要なアイテム(一度手に入れた後は無限)であり、食事の効果を上げることができるのだ。さて、その食材は、合計で102種類が存在し、大半はフリークエストの全クリアで埋めることができるのだが、残った数種類は「調査クエストで『○○増殖中』となっている時に、迷路の奥深くのような特定の場所を調べる」「ある特定の場所で釣り竿を使い、数十回に1回しか現れないようなレアな魚を釣り上げる」などと激烈な難易度を誇るため、雑にやっていてもコンプリートをできる可能性は皆無である。ということで、例によって攻略サイトを参考にし、機会を見つけて1個2個と埋めていく。これもまた、連続でやると作業感が強くてウンザリするため、他の稼ぎプレイの合間合間に少しずつ進めていくのだ。
…そして、他にも、オトモ道具の育成も行っていく。「オトモ道具」は、ミッションに同行するアイルーが使うサポートアイテムであり、全6種類から選択することができる。と言っても、その入手は、クエストを受注せずにフィールドへ向かう「探索」を使って出発し、さらに専用のサブイベントを行わなければならない。というわけで、恐らく本ゲームをプレイした皆さまの大半と同じく、私もエンディング後まで初期装備の「ミツムシ寄せのお香」しか持っていなかった。もちろん、回復アイテムを配置してくれる前述の道具も十分に強力なのだが、こういったものは敵に合わせて使い分けていくのが一番であろう。ということで、またまた攻略サイトを参考に、様々なイベントをこなして追加入手できる5種類を集めていく。ついでに、これらの道具はレベルがあるので、地道にクエストをこなしつつ、全て最大のLv10まで上げていった。
――最後に、プレイヤーの特殊装具も集めていく。「特殊装具」は、プレイヤーのほうが使える道具であり、通常のアイテムとは別に2つまで持ち込んで使用ができる。まあ、前回キリン戦でも活躍した「転身の装衣」は、効果が極めて強力であり、完全に敵の攻撃を見切れるようになったタイムアタックでも無い限り外れることは無いとして、もうひとつのほうは考慮の余地があるだろう。こちらは、入手自体は全てクエストのクリアーが条件となっているが、そのクエストの発生条件自体が少し特殊という場合もあるため、こちらも様々なモンスターを狩りながら、その全入手を目指していく。まあ、確かに本作は最終的には歴戦古龍を連続で狩るゲームとなるものの、そこまでの過程には様々な道があり、決して単調というわけではないのだ。
モンハンシリーズの超大型モンスターってだいたい微妙じゃないか? |
さて。そんなプレイ中には、期間限定で配信されていた「特別調査【マム・タロト】」もやってみた。すごくつまらない。
…さて、この「マム・タロト」は、発売後のアップデートで登場をした、まるで古代エジプトにでも登場しそうな風貌のモンスターである。「マム」ということで、女性的な印象を受けることも特徴的である。そのクエスト内容も特別なものとなっており、これまでのような討伐ではなく、連続クエストとして調査を進め、最終的には角を破壊することで素材と「鑑定武器」を直接入手できる…というものになっている。
――しかし悲しいかな、これまでに無かった新しいものというのは問題点があるからこそ採用されなかったのであり、この「マム・タロトの調査」は非常に退屈な内容である。もはやゲームではなく作業をやっている感じだ。カプコンは、実際の生物調査などこんなものだよと伝えたかったのだろうか?
具体的に、何がつまらないのかというと、まずマム・タロトにはソロ用の難易度(1人用の体力を持った個体)が存在しないため、オンライン協力プレイで行うことが推奨されるクエストであるが、救難信号が出せないため、集会所に集まった16人の中からメンバーを選んで行うしか無い。ところが、集会所でも他のクエストをやりたいという人やストーリー攻略中の人なども存在するため、必ずしも全員が一致団結してマム・タロトを調査できるとは限らない。
…しかも、このマム・タロト戦は、1クエスト内で完結するのではなく、クエストを通して「達成度」が保存され、大体だが15分前後×2〜3クエスト程度で完全達成できる内容となっているが、時間の掛かる連続クエストということで、途中で人が離れることが往々にして存在する。4人で良いところまで調査を進め、よし続きをやるぞ!
とクエストに貼って意気揚々と出発したら誰も集まらないで1人で進めることになった時の悲しさは筆舌に尽くしがたい。さらに、「鑑定武器」は、ものによっては最強クラスに名を連ねるような品も存在するのだが、例によっていま使っている武器種のものが出やすいという性質は無いうえに、その武器種内でも当たり外れが激しいため、狙った物を手に入れるのは至難の業である。実際、私は「特別調査【マム・タロト】」を合計で3回完遂したが、そもそも「片手剣」が出たの自体がたった1回で、その内容も貧弱としか言いようの無い物であった。ガチャかな?
――そしてクエスト内容も、敵が正面から向かってくる第2〜4ステージはまあ良いとして、第1ステージは洞窟の中を這い回る相手を追いかけて殴り続けるという悲しい作業を行う羽目になる。特に、1人でコレをやっていると異常に寂しいため、できる限り早期に人が集まって欲しいのだが、本作は据え置きゲーム機ということで、オンラインのコミュニケーション機能が使いやすいとは言えず、そうこうしているうちに10分が経って参加報酬が減少すると、新規プレイヤーが訪れる可能性は極小となってしまう。そもそも、モンスターとの白熱した戦いを楽しむゲームなのに、何が楽しくて洞窟内を這い回る金属の塊を殴り続けなければならないのか…。しかも、どうやらこれ、第1エリアでは殴らないほうが効率が良いらしい?
というわけで。このマム・タロト戦を、仮に昔のモンハンシリーズで例えるとすると、ラオシャンロンの討伐を連続クエストにして無理やりオンラインでやるようなものである。ただでさえ、積極的には食指が伸びないクエストであるのに、それを複数回拘束&オンラインでプレイすることの“やらされ感”には半端無いものがある。一応、この「特別調査【マム・タロト】」は、定期的に1〜2週間ほどの間だけ出現するイベント扱いの期間限定クエストとなっているが、そうでもなければまず誰もやらないと断言できる。
…そんなわけで、ネット上では「#マムタロト募集」などという言葉で、マム・タロトを調査するための集会所などが用意されており、例えばTwitter検索などを行えば、いま現在も機能しているものを簡単に見つけることができる。しかし、こういう環境作りはそもそも運営側が行うべきである。さらに、その募集条件も、「HR○○○以上」「第1エリアでの攻撃は禁止(このほうが総合的に早く進むらしい)」「スキル:×××を推奨」などと鬼のように条件が付いており、いかにもオンゲという雰囲気になっている。これがFF14コラボだった…??
――そんなこんなで。野良(オンラインゲームで、特定の人々と作った固定チームではなく、その場その場で集まった人たちとチームを組むこと)でのオンラインはそれなりに楽しんでいた私であったが、この「特別調査【マム・タロト】」は、これ以上プレイしようという気持ちになれなかった。もし今後、ぶっ壊れ級の片手剣が追加されたら、その際だけは仕方なくやるかもしれないが、少なくとも楽しさを求めて遊ぶというものではないだろう。恐らく、次回作が有ったとしても、この「マム・タロト」は、ソロでも狩れるように調整されたうえで、クエストのシステム自体が大幅に変更されることだろう。やれ、「マム」ということで、このモンスターのクエストが楽しめる内容だったり、はたまた強烈な強さを発揮していたりしていたら、恐らく「おかん」という愛称で親しまれていただろうが、そういった声が聞こえてこないことから、このモンスターの評価はお察しというものである…。
新大陸の白き風(旧大陸からのモンスターが半数) |
そんな感じで要素の穴埋めを進めていくと、やがて★9「新大陸の白き風」というクエストを受注できるようになる。内容は、「レイギエナ→オドガロン→ディアブロス→リオレウス」の連続討伐であり、時間が掛かると2体目以降が乱入して同時討伐になるという特徴があり、制限時間は通常の半分である25分となっている。しかしながら、敵の体力はそこまで高くなく、しかも歴戦ではなくまさか通常個体である。
――そして、このクエストの出現条件であるが、これが少々厄介で、★8以下の全クエストをクリアーとなっている。今作では、特定の条件を満たすことで初めて受注可能になるクエストが多数存在し、特に「全モンスターの捕獲」と「研究レベルMAXを15体以上達成」は達成が大変で、それらで出現するクエストも「新大陸の白き風」の条件に含まれるため、私もそのためだけに、放置していた生態研究所に足しげく通ったものだ。
そんな「新大陸の白き風」であるが、クエスト単体としての内容はガッカリとしか言いようが無い。
…まず、4体のモンスターを25分ということで時間的にかなり苦しく思えるが、本作では味方側の火力が大爆発しているため、特にタイムアタックを意識せずとも1体を5分ほどで倒すことができる。時間が掛かると同時討伐になってしまうというのも、どうもクエストの設定上、最初のレイギエナ&オドガロンが合流しやすいというだけのようだ。実際、私は2回プレイをしたが、最初の2つ以外は全て単体と戦うことができた。そして、決定的なのが、このクエストに出現する4体のモンスターは全て歴戦の個体ではない。そのため、よほど連続で被弾しない限り、クリア後クラスに防御力を高めたハンターにとって、死ぬ要素は皆無である。せいぜい、マップの都合上、モドリ玉を使えないのが少しだけ難しいという程度か。総合して、出現条件の割に難易度は極めて低く、残念なクエストと言わざるを得ない。私も、初回プレイで、これといった苦戦も無く…強いて言うのなら最後のリオレウスが降りてこなくてウザかったというくらいで、制限時間25分で約5分を残して余裕で突破することができた。
――そもそも。「新大陸の白き風」というクエスト名なのに、旧大陸(作中表記では「現大陸」)のモンスターが2体も紛れ込んでいるというのもおかしいだろう。本作新登場のレイギエナやオドガロンはともかく、ディアブロスとリオレウスは旧作からの復活モンスターであり、片手剣のおもちゃであるディアブロス原種はともかくとして、リオレウスは積極的に戦っていて楽しいと言えるようなモンスターではない。それらよりも、アンジャナフ・バゼルギウス・ネルギガンテなど、本作新規のモンスターを入れたほうが良かったはずだ。一応、ネルギガンテはHR100で受注できる「導きの青い星」のほうに出現するため、ここでは取っておいたということなのかもしれないが、そっちもそっちで中途半端なクエストになってしまっている。難易度面といい、P2Gでいう「モンスターハンター」や「武神闘宴」のような、腕試しクエストが欲しかったところだった。まあ、これからダウンロードで追加をするのかもしれないが…。
そんなわけで、「新大陸の白き風」をクリアーすると、私の拍子抜けな気持ちとは裏腹に、拠点中のキャラクターたちが一斉にプレイヤーを褒め称え、初代テレビアニメ版エヴァンゲリオンの最終話を見たような気持ちになることができる。
…が、とりあえず今回はこのクエストのクリアーが目的ではないということで、落ち着いて装備屋に「調査団チケット」を持ち込む。これは、「新大陸の白き風」か、HR100で受注できる「導きの青い星」をクリアすることで入手できるアイテムであり、「匠の護石III」など貴重な装備品の素材として使用可能である。今回の私の目当てはこれであった。片手剣はすぐに切れ味が悪くなってしまうので、少しでもゲージを伸ばしておくに超したことは無いのだ。
馬 鳥 |
そんなわけで。まだ武器のカスタム強化や防具の吟味も不十分なのであるが、ある程度は戦力が整ったということで、いよいよお目当てであるFF14コラポの第1クエストである「異世界からの来訪者」に挑戦をしていく。敵は、強化されたクルルヤックであり、こいつを撃破することにより、コラポクエストの段階が進み、お目当てである「ペヒーモス」へ挑むことができるのだ。
…さて、このクエストの設定は、次のような感じである。不思議な環境生物=サポテンダーを調査していたプレイヤーは、FF14の舞台である「エオルゼア」から迷い込んできたクリスタルと、その持ち主であるモーグリに出会う。しかしながら、そのクリスタルはモンハンワールドのモンスターである「クルルヤック」に奪われ、クルルヤックは異常な巨大化を遂げてしまった。困り果てたモーグリを見過ごせない主人公たちは、クルルヤックを倒すことに決めたのであった。なんか文字にすると「おお?
おお…」という感じだが、まあコラポなのでこんなもので良いのであろう。
というわけで、本クエストに登場するモンスターは、馬鳥ことクルルヤックである。クルルヤックは、通常のモンハンワールドでは序盤に登場し、以降は歴戦個体が出現しないなどの理由によりほとんど戦われることが無いモンスターだ。しかしながら、本クエストではクリスタルの力によって成長し、攻撃力と体力が大きく上昇している。見た目的にも、ふだん持ち運んでいるただの石の代わりに、本クエストではクリスタルをかかえており、クエスト中で合計3回(1回はムーピー中)も巨大化して強力な相手となっていく。ついでに、BGMもFFシリーズのチョコポ仕様(FF14アレンジ?
私は聞いたことがない)なり、その他の演出も一部FFっぽくなるなど、コラポらしさを醸し出してくれている。ちなみに、砂漠マップである「大蟻塚の荒地」にサポテンダーが登場し、衝撃を与えると針を飛ばして攻撃を行うのは、本クエスト以外でも共通である。初見ポルポロスはこれで倒しました。
…というわけで、その強化クルルヤックとの戦いは、コラポらしいゆる〜い空気の中で行われるのであるが、敵としての強さはなかなかのものである。まず、このクルルヤックは攻撃力が大幅に強化されており、防具のカスタム強化をしっかり行った現在においても、大技では体力の半分以上を削られる。また、防御能力も高く、ステータス攻撃や罠などは大半が無効化されてしまう。チョコポということで是非とも乗り攻撃を決めてやりたい思いがあったが、5回ジャンプ攻撃を行っても乗れなかったので諦めた。最後に、耐久力も通常個体より遥かに高くなっており、撃破までにはなかなか時間が掛かってしまう。本クエストは、エンディング後すぐに受注できるようになるが、そのタイミングで挑むとかなりの苦戦を強いられるのではないだろうか。
――とはいえ、私は既に歴戦古龍までを倒して、戦力と腕を十分に磨いてきたため、何ということはない。しばらく普通に戦い、敵が足を引きずって逃走したため、捕獲をしてやろうと罠を置いたがあっさりと避けられ、そこから更に大暴れされて苦戦を強いられたが、最終的には1回も死ぬこと無く撃破に成功した。最後は、FF伝統の勝利ファンファーレでクエストクリアーである。私はモンハンワールドを続けるよ!!
このモヒカンと緑は本編中で何をやっていたのか? |
というわけで、「異世界からの来訪者」をクリアーすると、いよいよベヒーモス第1戦が行われる「伝説の魔獣」を受注できるようになる。ただし、ベヒーモスは本作最強のモンスターと言っても良いほど強力な相手であり、ソロプレイで討伐するのは縛りプレイ級の難易度である。
…そんなわけで、今までの方針通り、戦力を完璧と言えるまでに強化してから挑むことにしたい。行うのは、武器のカスタム強化の完遂と、後は防具の吟味である。現在使っているのは、ネルギガンテ装備を基調とした混合防具であるが、当然これに関しても練り直してみる価値があるだろう。歴戦の更に上である「歴戦王」たちに挑戦して、専用のγ装備を作ってみるというのも良いかもしれない。まだまだ、やるべきことは残っているのだ。
――ちなみに、今回の馬鳥討伐戦をこれまで先送りにしていた理由であるが、このFF14コラボは、少し進めると拠点の音楽がFFのテーマ(FF1や4のオープニング、5〜9のエンディング、最近だと12のタイトル画面で流れている曲)になるという嬉しいファンサービスがあるのだが、その状態はベヒーモスを倒さない限り解除されないらしく、「クルルヤックを倒せたが、ベヒーモスは倒せない」という戦力だと、ずっと拠点の音楽がFFから変わらないという気まずい雰囲気になってしまうのだ。ただ、今回やってみたところ、どうも「伝説の魔獣」を受注さえしなければ拠点の音楽は通常のままとなるようなので、とりあえずはこのままもう少し普通のプレイを進め、十分に戦力を強化してからベヒーモスへと挑んでいきたい。さあ、果たしてどうなることか…?
(2018年11月14日)
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