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モンハンワールド / ベヒーモス討伐記

 



オンラインで「ブーニベルゼ」を見かけたらどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m


 第3話だ。今回は、「伝説の魔獣」と題し、まずは私にとって初めての「歴戦王」戦となった
「歴戦王:ゼノ・ジーヴァ」との戦いと、それから「伝説の魔獣」こと、ベヒーモス戦の幕開けを書いてみることにしよう。ただし、今回はベヒーモスに返り討ちにされたが。
 ――さて、前回、「新大陸の白き風」をクリアして「匠の護石III」を制作したことで、HR系統で解禁されるものは全て集まり、一応はベヒーモスと戦う準備は整ったと言える。しかしながら、
この時点でベヒーモスと戦っても敗北は確定であり、操作精度としてのプレイヤースキルはもちろん、スキルに関する知識や、装備品のバリエーション強化など、まだまだ山ほどやることは残っているのだ。というわけで、それらを地道に行いつつも、モンハンワールドだけを無限にプレイするというわけにも行かないので、適時ベヒーモス戦にも手を出していくという形で、ゲームの攻略を進めていきたいものだ。

初めての歴戦王だったので未だに印象深い


 そんなわけで、ベヒーモスの前に、まずは
「歴戦王:ゼノ・ジーヴァ」に挑んでみることにした。
 …まず。
「歴戦王」とは、歴戦個体を更に強化した特別なモンスターであり、オンラインのイベントクエストでのみ、期間限定で登場する(復刻あり)。その強さは、「歴戦」の個体を遥かに超えるものであり、特に体力面が通常タイプとほぼ変わらなかった「歴戦」から一転し、「歴戦王」はその2倍程度と大幅に固くなっている。そして、攻撃力が上がることはもちろんとして、敵によっては新たな行動パターンが設定されている場合もあり、一筋縄ではいかない相手となっている。なお、必ずしも協力プレイで挑まなければならないというわけではなく、ソロでの挑戦も可能であり、その場合はPSplusへの加入も必須ではない。ちなみに、この「歴戦王」が存在するのは、作中で「古龍」に分類されるモンスターであり、現在のところヴァルハザク〜ゼノ・ジーヴァまでの7種類が追加されている。恐らく、最後の「古龍」であるネルギガンテも、そう遠くない未来に歴戦王が追加されるであろう。
 ――さて。本作『モンスターハンター:ワールド』には、
いわゆる「G級」が存在しない。しかしながら、味方側の戦力はカスタム強化などによって大爆発してしまっており、もはや歴戦個体ですら力不足である。そんな環境において、この「歴戦王」非常にやりがいのあるクエストとなっており、本作の最終的な目標に相応しい存在感を誇っている。しかし、盛りだくさんすぎて、「G級」で出すようなネタを使い切っている気もする。さて、2年目以降は、古龍以外の歴戦王を用意するのか、1年で『ワールド』はひと区切りにして次作に専念するのか、それとも全く新しいコンテンツが追加されるのか…。

 そして。「歴戦王:ゼノ・ジーヴァ」の討伐クエスト
「それは古龍の王たらん」は、歴戦王の第7弾として、2018年11月16日から受注できるようになった。ゼノ・ジーヴァは、本編ラスボスとして登場したモンスターである。その特殊な扱いから、「歴戦」個体は存在せず、いきなり「歴戦王」が登場することになった。この扱いは、第6弾のゾラ・マクダラオスと同じである。
 ――さて、このゼノ・ジーヴァは、作中世界では産まれたばかりであり、人類の発見としては新種、それどころかひょっとすると
今まさに種族として生まれ落ちた完全に新しい生命体かもしれない。それなのに、「歴戦の王」という称号が付いていることは若干の議論を巻き起こしたが、まあアレだ、恐らく生まれながらにして王に君臨する存在だったとかそんな感じで、キメラアントの王的なアレなんだろう…多分…。

 では、そんな「歴戦王:ゼノ・ジーヴァ」の戦闘能力はどうかというと、
本編の「ゼノ・ジーヴァ」の遥かに上を行く強さとなっている。
 …まず、敵の体力が高いことはもちろんとして、
制限時間が30分と短めになっているため、消極的に攻撃をしていては時間切れとなってしまう。この「制限時間30分」という値は、「ソロでも倒そうと思えば倒せるけど、オンラインで仲間を集めてやったほうが楽だよ〜」というくらいのちょうど良い調整であり、私は歴戦王に共通する特性だと思っていたのだが、どうも他の歴戦王クエストは普通に50分のようだ(第6弾のゾラ・マクダラオスのみ25分)…。
 ――また、攻撃パターンとしても、新モーションが幾つか追加されているほか、その攻撃力もHP満タンから一撃死すら有り得るほどに強化されている。また、地面が加熱された際の地形ダメージが極めて大きくなっており、戦い方が大きく制限される。なお、私はプレイ時期とHRの関係で、歴戦王の中でゼノ・ジーヴァと最初に戦ったため、他の歴戦王もこれくらい大きく強化・変更されて、やりがいのある敵と化しているのかと思ったが、どうもゼノ・ジーヴァが特別で、
他の歴戦王は既存の個体を少しいじっただけという程度のものが大半のようだ。まあ、月額スタイルの完全オンラインゲームならまだしも、これはあくまで発売済みのパッケージゲームの無料追加コンテンツであるため、過度な期待をしすぎるのは良くないということなのかもしれない。

モンスター全体を映そうとするとどうしても逃げ回ってる構図ばかりになる…


 というわけで。私はまず、ソロで戦ってみたのだが、地形ダメージに妨害されるうえに、敵が飛び立つと全く攻撃ができず、その時点では装備や戦術も適切ではなかったため、30分掛けてあえなく時間切れとなってしまった。
 …そのため、私はオンラインを使って挑んでいくことにしたのである。配信直後の救難信号リストはそれはもう凄いもので、上から下までズラッと「それは古龍の王たらん」が並んでいる。
どれが古龍の王なんだよ。余程、みな苦戦をしているということだろう。

 が、オフラインで倒せなかったからオンラインなら楽勝かと言うと、そういういうわけではなく、
とにかく死んで死んで死にまくるのである。モンハンシリーズでは、原則として「パーティ内で3回死亡者が出たらクエスト失敗」というルールが採用されており、誰が死んでもその価値は同じである。上手な人がどれだけ頑張っても、下手な人が1人で3回死んでしまったら、それでクエスト失敗になってしまうのだ。まあでも、この歴戦王:ゼノ・ジーヴァは本当に難しいのか、HRが3桁中盤に達しているような人でも割と頻繁に死んでいく。かくいう私も、大ダメージを受けたら即座にモドリ玉を使うよう細心の注意を払っていたが、それでも後退からの直線レーザーとかで結構死んでいたので、人に文句は言えないものだ。
 …さて、敵には幾つかの新アクションが追加されている。まず、敵のボディプレスは、臨界時
(体が熱くなって、攻撃が激化している形態)にはゼノ・ジーヴァの体が埋まって大爆発する攻撃に派生し、「あの人、埋まりながら戦ってる…」などと思っていたものだったが、歴戦王個体では、この爆発が4連続となっており、同心円で1発ごとに半径が拡大していく。一応、爆発と爆発の間に内側に滑り込むことでも回避が可能なのだが、大きな攻撃チャンスを掴めるわけでもなく、リスクとリターンが釣り合わないため、基本的には距離を取って回避していくことにした。ちなみに私はこの攻撃のことを「ドーナツ爆発」と呼んでいた。ドーナツのように、輪っかになって4回爆発が続くからである。ドーナツが大爆発して破片を撒き散らす攻撃ではない。
 ――ちなみい、他の攻撃の名称に関しては、少し溜めた後に弱点の前足近くから爆発を起こす攻撃は、
「前足爆発」と呼称しており、攻撃範囲を的確に示した★素晴らしいネーミングセンス★だと思っている。なお、飛び立つ際にぐるりと足元にレーザーを放ってから飛翔をする攻撃には、「視力検査」の名を授けた。「命名します!ブーニベルゼ!!」級の酷い名前だな…。

 そして。私自身の装備編成も、これまでのプレイから大きく変更をしていった。まず、スキルに
「体力増強」を付け、最大HPを50上昇させていく。この体力スキル、なんと今作では食事等で上昇した上限に更にプラスされるという特徴が存在し、HPを150→200に上げられる。まあこれを付けていても、後退からの直線レーザーで一発死することは変わらないのであるが、他の攻撃の死亡率を大幅に下げてくれる。Lv.1の装飾品×3つで最大レベルを発動させられるという簡便さも嬉しい。数あるクエスト失敗の中で、自分が死ぬのは確実に敗北に繋がるパターンであるため、是非ともそれは避けていきたいのだ。
 …また、更に生存率を上げるために、切れ味を上げる「匠の護石」を外して、
「友愛の護石III」を装備し、一部の防具も変更して「広域化」を付け、味方の体力を回復できるようにしていく。「広域化」は、自分が使った回復アイテムの効果を味方にも与えるというものであり、過去作でも協力プレイで用いられてきたが、本作ではクエスト中にキャンプでアイテムを補充できるため、敵の大技が来るたびにチームメンバーのゲージを注視して、誰かのHPが減っていたら、自分がHP満タンでも「回復薬グレート」を使っていく…という、贅沢なアイテム消費を行うことができる。やれ、オンラインプレイでは、自分が死にそうなのに回復せずに攻撃をし続けるという人もおり、そういう人のほとんどはそのまま普通に死ぬため、クエスト失敗を防ぐために、しっかり他者の回復をしていかなければならないのだ。正直、やや不本意なのであるが、こういうところもまあオンラインプレイである。
 ――最後に。片手剣は、ゼノ・ジーヴァ戦では火力限として活躍することは難しい。そのため、火力重視の「フェイタルヴァイト」を外し、新たにナナ・テスカトリ装備である
「エンプレスエッジ・炎妃」という武器を装備していった。この武器には、匠無しでそこそこの火力を出せるという点もあるが、最大の魅力は武器スキルとして「根性」を単独発動できるところである。「根性」は、HPゲージが一定以上の時に、即死するようなダメージを受けてもHP1で持ちこたえる…という、この手のゲームでお馴染みの効果であり、本作ではクエスト中で一度しか発動できない(死んでキャンプに戻った場合は再使用可能)という弱体化が為されているが、それでも「死亡を1回無かったことにしてくれる」という効果に等しく、武器1個で発動させられるスキルとしては極めて有用である。もちろん、基本的には安全第一で立ち回るのであるが、それでも大技を喰らった時の保険として、あると非常に心強い能力なのだ。

 そんな感じで。救難信号クエストに参加したり、はたまた自分でクエストを張ったりしながら、ひたすら歴戦王:ゼノ・ジーヴァに挑んでいく。基本的な戦い方は、とにかく死なないように立ち回りながら、仲間を広域化付きの
「回復薬グレート」で回復し、隙を見て攻撃を仕掛けていく…というものだ。ソロでは、こんな戦法では時間制限で決して勝てないのだが、オンラインなら、他の人たちを活かすことで、立派に勝機が見えてくる。動き理解した!!
 …しかしながら。難点は、
とにかく死ぬ人が多いということである。この歴戦王:ゼノ・ジーヴァは、専用の装備を作るという目的では、最大でも7回撃破をすれば事足りる。つまり、上手くなった人からどんどん抜けていくため、界隈全体の腕はなかなか上がらない。そして、前述の通り、ひとり下手な人が居るとそれだけで失敗となるため、クエストのクリアーには運も絡んでくる。正直、あまりにも下手な人が入って、開始すぐでクエスト失敗になってしまった時は、「ふざきんな!!111」と怒りたくもなる。とはいえ、私も死ぬときは死ぬし、文句が有るなら固定のチームを作るか、何ならソロで撃破すれば良い。それができないからこそ、このオンラインプレイをやっているのであり、ここで何とか戦っていくしか無いのである。
 ――というわけで。この歴戦王:ゼノ・ジーヴァ戦のクエストは、様々な条件が加わって非常にクリア難易度が高く、勝てるのは
5回に1回程度というところである。それだけに、達成感は相当なものであり、勝利した時には喜びのスタンプを押しまくると共に、このチームが一度限りで終わってしまうことが実に寂しくなるというものであった。こういうのもまた、オンラインゲームならではの醍醐味だ。やれ、チケットを7枚集めた今となっても、この戦いは懐かしく感じるものである。今後登場する歴戦王とも、こういう戦いができると良いし、ゼノ・ジーヴァに対しても、いつかソロでリベンジしたいな。

エクリプスメテオが注目されがちだが純粋なモンスターとしても非常に強い


 そんなわけで。さすがにそろそろ頃合いということで、私は目当てであるFF14コラボのベヒーモス戦に挑んでみたのだが、結果的に私はあっさりと門前払いされることになった。しかも
強化タイプの「極」個体ではなく、通常タイプのベヒーモスに、である。
 …まず、通常タイプのベヒーモスの攻略クエストは、
「伝説の魔獣」「手負いの魔獣:ベヒーモス」の2段階となっている。物語的には、「伝説の魔獣」で相手に傷を与えて撤退させ、それを追いかけて「手負いの魔獣」で完全討伐する…という設定である。「伝説の魔獣」のほうは、失敗条件が「9回力尽きる」(通常は3回)となっており、お試し的な意味合いが強い。

 しかしながら。実際に戦ってみると、
その「伝説の魔獣」のベヒーモスにですら苦戦するという始末であった。敵の攻撃は、一つ一つが高威力&広範囲で、なかなかダメージを与えていくことができない。しかも、ベヒーモスには「時間経過で移動をする」「怒りや疲れによって行動パターンが変化する」といった特性が無く、常に同じペースで攻撃を仕掛けてくる。そのため、隙を作って大ダメージという戦法を取ることができない。異世界からの敵はストロングスタイルだ。そのため、片手剣では武器を研ぐ隙すら無く、あっという間に切れ味を失っていってしまう。
 …結局のところ、私はお試し版と言える「伝説の魔獣」のクリアにすら、
17分という時間が掛かってしまった。そして恐らく、後編である「手負いの魔獣」のほうの敵体力はこの4倍であり、制限時間は35分であるため、与ダメージのペースはこの2倍にまで高めなければならないということになるのだ。そのうえ、最後のマジックマスター的な「エクリプスメテオ」には見事に殺されたという始末である。勝てるのか、これ…?
 ――さて。この「伝説の魔獣」をクリアーすると、前述の「手負いの魔獣:ベヒーモス」のクエストが解禁されると同時に、
「FF14ジャンプ」という新しいジェスチャー(オンラインプレイで、意思疎通のため、画面内のキャラクターに、主に戦闘と関係ない動作をさせるもの)を覚えることができる。これは、ジャンプで真上に飛んで3秒ほど画面から消えるというものであり、どうもベヒーモスの大技である「エクリプスメテオ」の回避に使用できるようだ。ちなみに、私は「なら他の攻撃も避けられるんじゃね?」と思って、ネルギガンテのジャンプ攻撃をFF14ジャンプで回避できないかと試してみたが、どう考えても空中にいる時間なのにダメージを受けてしまった。どうやら、見た目通りに無敵判定があるわけではないようだ。残念…。

これが、片手剣テンプレの、通称「オドドドド装備」だ!(体力増強はいらんけど)


 そんなわけで。現時点の戦力で、「手負いの魔獣:ベヒーモス」に挑むのは明らかに無謀であり、私はもはや、歴戦王の撃破で作れる「γ装備」か、ベヒーモス素材が必要な
「ドラケンシリーズ」に期待するしかなくなった。FFコラボだが、専用装備の名前はドラケンである。そして、当時はまだアステラ祭が開催されておらず、ゼノ・ジーヴァ以外の歴戦王が登場していなかったので、とりあえず私はドラケン装備について調べてみたのだ。
 …ふむ。シリーズスキル
(本作初登場の、同じ系統の防具を複数装備することで発動する特別なスキル)は、2ヶ所で「飛燕【属性】」、4ヶ所で「達人芸」というもののようだ。効果は、前者が「ジャンプ攻撃の属性ダメージが上がる」という微妙さ極まりないものであり、後者の「達人芸」も、会心攻撃(いわゆるクリティカルヒット)が発生した時に切れ味が減少しないという、なんともまあ4ヶ所を専有する割には微妙…という感じのものに思えた。
 ――しかしながら。更に調べてみると、どうも
会心率を100%近くにまで上昇させることで、切れ味の減少をほぼゼロにするという作戦が実行可能なようだ。具体的なスキル構成としては、スタミナが満タンの時に会心率が+30%される「渾身」や、弱点部位を殴ることで会心率が+50%される「弱点特効」などを組み合わせることで、元々の会心率が-20%と低い「フェイタルヴァイト」でさえ、会心率を100%にすることができるようだ。しかもドラケン装備には、会心攻撃のダメージを1.25倍→1.4倍へと引き上げる「超会心」まで付いており、攻撃効率だけでなく純粋な火力まで引き上げてくれる。
 実際、ネットの片手剣動画などを見てみると、大半はこのドラケン装備が用いられており、どうも片手剣で火力を重視する場合、このセットが基本となってくるようだ。
これほど重要なものを、ここまで全くノーチェックだったとは…。何はともあれ、私もこの装備を作るしかないというものだろう。

 そんなわけで。
ベヒーモスを倒すためにベヒーモスの装備が必要という奇妙なことになったが、ここはもうあっさりと割り切り、オンライン協力プレイを使ってベヒーモスの撃破に挑んでいく。嬉しいことに、ベヒーモスの完全討伐クエストは、特別任務の「手負いの魔獣:ベヒーモス」とフリークエストの「エオルゼアからの来訪者」に別れており、後者に救難信号で参加する形なら、前者にクリアマークが付くことは無く、ソロで「手負いの魔獣:ベヒーモス」をクリアしたいという最低限の目標は満たすことができる。その他、協力プレイを通し、ベヒーモスとの戦い自体にも慣れることができるだろう。
 …さて。ベヒーモスは、協力プレイであっても決して侮れない強敵なのであるが、
さすがに歴戦王:ゼノ・ジーヴァほどではないということで、あっさり撃破をすることができた。そしてドラケン装備は、大量の素材を必要とするわけではないため、僅か2回の撃破で、目的であった胴〜足の4セットを揃えることができた。そして、頭装備の「オーグヘルムα」は、偶然にもこれまで使っていたものと同様であったため、そのまま流用することができた。
 ――というわけで。これにて、片手剣テンプレとされる「オドドドド装備」の防具部分は完成したのであるが、
残念ながら装飾品が揃っていない。モンハンワールドでは、これまでのシリーズ作のように、防具に空いている穴(スロット)に対して「装飾品」を埋めることによって、スキルを得ることができるのだが、今回の私の場合は「弱点特効」が付く「痛撃珠」が足りない。現状、3個必要なところを1個しか持っていないため、弱点部位に攻撃を当てても会心率は65%にしかならず、1/3の確率で切れ味が下がっていってしまい、その部分では1.4倍に強化された会心ダメージも得られない。それでも、これまでの装備と比べれば遥かに強力なのであるが、やはり装備は不完全であり、片手落ちという感は否めない。片手剣で片手が落ちたら盾だけだ。だが、全てを完成させるには、非常に苦しい装飾品マラソンを行わなければならない…。

クリスマス!? そうか良かった! モンハンやろう!!


 というわけで。装備を突き詰めていった結果、最終的に
モンハンワールドで最も苦しいとされる装飾品稼ぎが残ることになった。ここからは、ひたすら歴戦クエストを回し、狙ったものを当てることが極めて難しい装飾品の中から、「痛撃珠」を2つ入手するしか無いのである。
 ――と。そんな涙を流すスタンプを連投したくなるようなタイミングで、モンハンワールドの世界では
「アステラ祭」というイベントが始まった。そこでは、新しいイベントクエストのほか、これまで期間限定だった多くのクエストが復刻される。その中には、ゼノ・ジーヴァ以外の、第6弾までの「歴戦王」も居るようだ。やれ、せっかくのお祭りだ。次は、腕試しも兼ねて、それらのモンスターに挑戦してみようかな…。

 

(2018年12月1日)

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