シナリオ考察プレイ日誌 - やり込みinFF

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シナリオ考察プレイ日誌

 

【第2話 ノウスパルトゥスのファルシのルシがユスナーンでカオスシガイ】

 

ラ「これは、人の光を超えた―― 珍光!!」


 異色の企画:「シナリオ考察プレイ日誌」も、さっそく第2話である。
 …今回は、実際に『ライトニングリターンズ』のゲームが始まるところから、一連のオープニングイベントが終わるまでを、「@スノウはこの500年間何をやっていたのか?」「Aそもそも何故ライトニングが『女神の騎士』で『解放者』なのか?」という二つの話題を中心に取り扱ってみることにしよう。
 ――やれ。今回は、記念企画の第1弾:「FF13-2/クリスタリウムなしクリアー2.1 プレイ日誌」と同時連載になってしまったのだが、それもこれも全てはスロットのための時間稼ぎが必要だったからである。要するに今回のプレイ日誌は時間潰しが目的なわけなのであるが、それに囚われず、あくまで自由な新企画として進めていこうと思っている。まだ1話しか書いていないけど、今のところ評判も思ったほど悪くないみたいだからね…。

 そんなわけでゲームを起動し、インストールを済ませた後、「NEW GAMEのNORMALモード」でプレイを始めていく。なお、地味にLRFF13のプレイは3回目である。1回目は発売直後にNORMALで時間管理に失敗し中断、2回目はEASYモードでクリア(日記の【2014/1/11】はその際の感想)、そして3回目が今回である。まあ、実質的には2週目と言ったところだろう。難易度は、ストーリーを味わうだけならばEASYでも良かったが、今回は攻略本を所有しているということもあり、あえて1回目に挫折したNORMALで挑んでみることにした。
 …というわけで、最初は無駄にカッコいいオープニングムービーが挿入され、スノウの居るユスナーン宮殿からスタートする。バトルのチュートリアルを済ませつつ、アヌビス・ガップル・ザルティスなど、後に何度も戦うことになる敵を蹴散らしてある程度進めば、オープニング終了である。
 ――なお、軽く説明しておくと、今作は『13』&『13-2』で受け継がれたロール&オプティマシステムとは異なり、3つのスタイルを切り替えながらリアルタイムで攻撃コマンドを入力するアクション形式の戦闘が採用されている。ただし、「各種行動にはATBコストが存在し無限に行動できるわけではないこと」「スタイルを切り替えると控え2つのスタイルのゲージが早く回復すること」、また「ブレイクは『ノックアウト』と名前を変えているものの、物理で時間を溜めて魔法でゲージを伸ばすこと」など、過去の『13』シリーズと似通っている点も多い。そのため、『13』シリーズの経験者なら、最初は戸惑うだろうが、上達するのも早いものだろう。おっとゲーム性について書いている場合ではない、さっそくストーリー考察を始めなければ…。


 
考察:そのA
〜スノウはこの500年間 何をやっていたのか?〜
 
スノウ→ムノウ→ムボウ→クノウ
 
LRFF13/スノウ編
スノウ「カイアスのせいで世界が滅んだしセラも死んだ!! でも蘇らせる方法探す!!!!1111」
人々「スノウやばい助けて!」
スノウ「しゃーねーな…俺が面倒を見てやんよ…(wktk)
    とりあえずルシの力で魔物倒すし混沌抑える。あと闘技場とか盛り上げたる。
    あとはファルシのコネでパンデモニウムって奴を連れてきた。これでどれだけでも物資作れるぞー^^」

ノエル「身分を求めてる場合じゃないでしょう。落ちますね^^;」
ホープ「ちょっと神に呼ばれました。落ちますね^^;」
スノウ「」

〜100年後〜

スノウ「世界滅びそう。でも頑張る!!」


〜200年後〜

スノウ「世界が滅んでる。頑張る」


〜300年後〜

スノウ「世界どんどん滅んでる。頑張りたい…」

〜500年後〜

スノウ「もぅマヂ無理。セラわ蘇らなぃし世界の滅亡も止められなかったし。
    ぁ、ライトニング義姉さんだ。。。
    ユスナーンの混沌封じるからシ骸わ始末してもらぉ。。。」


 というわけで。スノウに関しては比較的分かりやすいので、特に解釈に問題が発生することは無いと思うが、軽く触れておくことにしよう。
 …『13-2』のエンディング後のスノウの行動は、作中では以下のように説明されている。「ノエル・ホープと共に世界を再生させる方法を探しつつ、ユスナーンで太守として人々の面倒を見ていた。しかしながら、500年の間に何も自体は好転せず、結局世界は滅んでしまうことになった。また、自身のルシとしての力も限界を迎え、シ骸となる時が刻一刻と迫っている。そのため、最後の一仕事としてユスナーンの混沌を丸ごと封じ、命を賭して人々を守ると共に、セラを守れなかった罪を償おうとした。そしてシ骸となった後は、ライトニングに世界を託し、自らを始末してもらうように頼み込んだ」
 ――と、だいたいこんな感じである。このメインストリームに特に大きな問題点は無いため、今回はその枝葉の部分について触れてみたいと思う。

 まず、「なぜスノウは『太守』という立場をやっているのか?」ということであるが、これについては『13』などで多く描写されられているように、スノウはもともとおせっかいで面倒見が良いタイプである。それが乗じて、いつの間にか国のトップにまで上り詰めてしまっていたのであろう。
 …また、スノウは「ファルシ=サボテンダー」と契約をした世界最後のルシである(これについては公式小説とかいう同人誌で触れられているようだが詳細不明)。そのため、戦闘能力については申し分は無いであろうし、もともと『13-2』にてスノウは「大切な人を守るために自ら進んでルシになった」ということが示唆されており、セラの亡き今、せめてその力を人々のために使いたいというのは、至極当然の流れであると思われる。
 ――また、ユスナーンでは「ファルシ=パンデモニウム」という現存する唯一のファルシが活動をしており、混沌を餌にして食料などを生産し、この世界を支えているようだ。どうやら作中の描写から、パンデモニウムは本当に物資を作っているだけの善良なファルシようだが、それをコントロールできるのも、またルシであるスノウしかあるまい。

 なお、「ファルシ=パンデモニウム」については、作中では本当に名前と設定くらいしか出てこないため、詳細は不明なのであるが、物資を作って人々を助けるという性質はコクーンのファルシと酷似しており、『13-2』の時点では休眠していたファルシが何らかの理由で活動を再開した可能性がある。人類に対する敵意や、また下界系統のルシであるスノウに対して攻撃を仕掛けてこないのは、本当に物資を生産するだけの(=バルトアンデルスの計画に荷担していない)下級のファルシだからなのかもしれない。
 ――しかしながら、俺が気になったのは「混沌から物資を生産する」という点で、コクーンの時代にはそんな制度は無かった(コクーンでの使用物資は下界から引き上げていた)し、そもそも「混沌」は神には見えない存在であり、そこから物資を生産するというのもまた不可能であるはず。ファルシが新しい世界の環境に対応したのか、それとも神やファルシは混沌を「理解」できずとも「利用」はできたのか、はたまた「混沌から物資を生産する」というのが人間側の勝手な解釈で、実は闇の中からこっそり拾ってきていたのか。謎は深まるばかりである…。

 続いては、「国家の運営が上手くいっていたのに、なぜ結局スノウは絶望してしまったのか」という点である。これは、500年掛けたが、結局は世界が滅亡してしまうことを知り、途方もない無力感だけが募ったからであろう。加えて、自身のルシとしての寿命が近づいていること、また恋人であったセラを救う方法も見つけられなかったからということも、それに拍車を掛けたと思われる。
 …確かに、ファルシ=パンデモニウムによる物資の生産によって、世界は力を取り戻したように見える。だが、それも一時的なもので、結局のところ女神が死んで命の循環は止まったままであり、新しい命が生まれることは無い。また、混沌の浸食によって大地は荒れ、魔物はどんどん凶暴化が進んでいく。そしてついに、世界は滅びの時を迎えてしまった。つまるところ、スノウの努力は何一つ実を結ばなかったのである。それを、ライトニングは「絶望から逃げているだけ」と評したが、500年間守るべき人々を見送り続けてきた彼ならではの思いがあったことは間違い無い。この辺りは、同じく望まない永遠を得たカイアスにも通じるところがあるだろう。
 ――さて、スノウが運営するユスナーンの国是は「どうせ滅ぶのだから最後くらいは楽しもう」ということだと述べられているが、これらの過程から察するに、スノウ自身はどうにも世界を諦めていなかったようだ。そして最後にどうしようも無い結末を迎えることになっても、せめて最後にユスナーンの混沌(“シ界”)を封じ、シ骸となってしまった自らの始末とその後の世界をライトニングに託している。500年間も無力な戦いを続けたが、最後まで力を振り絞って破滅と戦い続けたスノウが至る、彼らしい結論であると言える。

 最後に。「どうしてオープニングでスノウとライトニングはスタイリッシュに争っていたのか」ということだ。これについては、単純にいきなり現れたから驚いたのであろう。
 …というのも、作中での「この前(オープニング)は強引にやり過ぎた」という発言からも分かるように、ライトニングとホープは「解放者」として目覚めた直後に、「久々に昔の仲間と会えばスノウも心を開くかもしれない。よし行くぞ!! (`・ω・´)」というレベルで宮殿に突撃していったことが伺える。衛兵をなぎ倒して進んでくるその姿に、スノウが「自分を殺しに来た」と考えるのも間違い無い。スノウを含むこの世界の民は「解放者の伝説」について知識があるようだが、その詳細が不明であれば、「解放=滅ぼして救うこと」と考えてもおかしくはないのである。
 ――ちなみに、後日ユスナーンのメインクエストで対面した際は、スノウは「ライトニングが偽物かもしれないと思ったから」とも述べている。これについては、別にスノウが考えすぎというわけでもなく、実際に神によって目覚めさせられた直後のライトニングは心(=「混沌」)を取り戻しておらず、偽物と呼ぶべき状態だったとも考えられる。とはいえ、スノウも彼なりに反省し、またライトニングも魂の解放により少しずつ心を取り戻していったことで、その後の和解の流れへと繋がっていったのであろう。うーん、やっぱりスノウ編はどうやっても普通の解釈しかできないよなあ…。


 
考察:そのB
〜そもそも何故 ライトニングが『女神の騎士』で『解放者』なのか?〜
 
このあと超展開でアフロのアフロの中=我々の住んでいる宇宙になります(嘘)
 
FF13〜13-2〜LRFF13/ライトニングの動向
〜FF13ラスト〜

ライトニング「チクショオオオオ! くらえオーファン! 光速異名高貴女騎士持重力自在操!」
オーファン「さあ来いルシイイィィ! 私は実は一回ファイアされただけで死ぬぞオオ!」
(ボン)
オーファン「グアアアア! こ このザ・フジミと呼ばれるファルシのオーファンが…こんな小娘に…バ…バカなアアアア」
ライトニング「よしオーファン倒した! あとはみんなでラグナロクになって崩壊止めるだけだ!!」
ファング「悪いな!