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地球防衛軍4/ INFERNOプレイ日誌
【第5話 殲滅】 |
続いては、M41〜M49の攻略を書いていくことにしよう。ここでのポイントは何と言っても、中盤の難関:M41「殲滅」である。つーか、これ本編最難関じゃね?ここ以外特に難しいとこ無くね??
――このミッションのシナリオ上の位置付けは、「星船」マザーシップを撃墜し、後は残存戦力を殲滅するのみ・・・というところで、敵の真の戦力が登場し、一気に人類は窮地に立たされる・・・というものである。そのような背景もあって、ここから先は出現する敵の種類が一気に変わるのであるが、その幕開けであるはずのM41がいきなり難しいのである。難しいとかいうレベルではない。冗談抜きで舐めてると詰む。
・・・やれ、このゲームについての様々な情報が集積されている【攻略Wiki】においても、M41「殲滅」の攻略は、AF100・スティングレイMF・フュージョンブラスターZDなど、これより後のミッションでしか手に入らない武器の使用を前提としている。それくらいの難関ミッションであり、俺はマジでここが本攻略における最大のポイントだと思っている。さあ果たして、俺はこの難関をクリアーできるのだろうか・・・?
Mission: 41 「殲滅」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3409 | AF99ST | A3プラズマボンバー |
。。。。。。。。。
。。。。。。
。。。
。
はい。というわけで、前文にも書いた通り、このM41「殲滅」は本編における大きな難所の一つなのだが・・・なんか2回でクリアできちゃいました・・・。
――確かに、難関ミッションとして身構えていったのは事実であるが、緻密な戦略を練ったわけでもなく、試しにプレイしてみたところ本当にクリアできてしまったのである。本当は、ここを大きなターニングポイントとして、今回の日誌全体を盛り上げていこうと思ったのだが、いくら何でも「1回死んだ!大苦戦!!(キリッ)」と書くわけにもいかないだろう。
・・・まあ、もうこれは事実として報告するしか無い。この「殲滅」は、3000程度のアーマーとHARDEST終盤クラスの兵器があれば、普通にクリアできるミッションだったということである。というわけで、若干残念な気持ちが存在するのは事実であるが、いつも通り、ありのままを報告していくことにしよう。
M41「殲滅」は、今作の真のラスボスである「星喰らい」ことアースイーターが初登場するミッションであり、少数の黒蟻を駆逐して楽にミッション終了・・・という感は、アースイーター・飛行ビークル・大型輸送船の登場によって一気に吹き飛ばされる。そして第3波・4波では、大量の巨大生物がプレイヤーを包囲するように投下されるのだ。その数も凄まじいが、何せ隠れる場所の一切無い山間部で、しかもたった一人でそれだけの大群を相手にするというのは空前絶後であり、このミッションを本編最難関に挙げるプレイヤーも少なくない。
・・・ということで、全4波に渡る本ミッションは、「@輸送船+黒蟻」→アースイーター出現→「A飛行ビークル」「B黒蟻+赤蟻」「C蜂」という構成になっている。最初は何と言うことも無いミッションであるが、3波と4波で出現する敵の数が凄まじく多く、しかも3波→4波の移行は敵全滅ではなく時間経過であるため、敵登場数の都合上、まず間違いなく3波が残っている状態で4波を相手しなければならなくなる。特に、ラストの蜂は、放置していると数秒で死ねるため、必ず何らかの対策を打たなければならない。しかし、遮蔽物も無く味方兵士も居ないこのミッションで、果たしてどうすれば良いというのだ・・・。
――そんなこのミッションは、HARD・HARDESTをプレイした際も凄まじい難関となったものである。それぞれ、HARDの際は広範囲の蜂に同時にヒットする超兵器:「ガバナー50」、HARDESTの際は対空にも使える拡散手投げ弾の「爆砕かんしゃく玉」が切り札となった。どちらも蜂対策がカギであり、ポイントは「飛んでいる蜂を如何にして大量同時に打ち落とすか」という点である。とにかく、速攻で蜂を片付けなければ、絶対にこの戦いに勝利することはできないのだ。
では、武器選択に入ろう。上でも書いた通り、このミッションで最も厄介なのはラストの蜂であり、それに付随して黒蟻+赤蟻の対策を考えるのが主となるのであるが、忘れてはいけない、このミッションの序盤には輸送船が登場するため、近距離戦の武器だけではなく、ある程度の射程が存在する武器を持っていかなければならない。
・・・そのため、一般的には、最後の巨大生物ラッシュにも使える「スティングレイMF」が選ばれることが多いが、この武器はINFのM50以降でしか手に入らないため、当プレイの条件下では使用することができない。かと言ってワンランク下の「スティングレイM99」では、黒蟻・蜂を一撃で沈めることができないため、いくら何でも殲滅力が低すぎる。ならばの「グレネードランチャーUMAX」は、曲射兵器であるため対空戦闘に極めて使いづらく、第2波の飛行ビークル戦が難関となってしまう。そもそもこの武器はスティングレイ系統に比べてリロード速度が重いため、このミッションには決定的に向いていない。
――そこでまずは、お馴染みの近距離・遠距離戦闘が両方行える「AF99ST」と、類を見ない爆破範囲を持つ「A3プラズマボンバー」を使ってミッションに挑んでみることにした。プラズマボンバーの弾数制限20発が気になるところであるが、仮に1発で3体ずつ爆発に巻き込めたとすると、弾切れまでに60体もの巨大生物を倒せることになる。これだけ葬れれば十分というものだ。
ということで、ミッション開始である。まず最初に登場するのは、「@輸送船+黒蟻」だ。輸送船は2隻であるが、投下する黒蟻の数が地味に多いため、決して油断することはできない。また、この輸送船は最初は1隻しか開かないが、最初のワンチャンスで1機目を撃墜してしまうと2隻目が即座に起動し開幕から無理ゲーと化すため、注意したい。実戦では、いきなりプラズマボンバーを3発使っていった。
・・・続いてイベントを挟み、アースイーターが出現して「A飛行ビークル」のパートに移行する。飛行ビークルの詳しい特性は次ミッションに任せるとして、ここでは数が少ないため大した問題にはならない。ただし、やはり放っておくと面倒なことになるため、アースイーターのハッチから投下された直後を狙って、ハッチ1個ぶんの敵をまるごと削っておく。
――そんなこんなで、第1波・第2波は特に問題無いのだが、ここから先は新登場の大型輸送船(撃破不可能)が6隻も現れ、大量の黒蟻・赤蟻・蜂を投下していく。ここからが鬼門なのだ。まあ2回でクリアできちゃった人が言うのも難なんだが・・・。
そして第3波では、3隻の大型輸送船がハッチを開き、大量の黒蟻・赤蟻を投下していく(増援なし・初期投下のみ)。このとき重要なことは、投下された瞬間にどれだけ爆発物で数を減らせるかということである。1隻ぶん行うだけで敵戦力は2/3、2隻で行えば1/3となってしまう。地球防衛軍は物量ゲーという観点があるため、敵の数が減れば加速度的に攻略が楽になるのである。
・・・さて、上の画像は失敗時のものであるが、輸送船の位置関係を把握するのに良かったため、掲載させていただいた。プレイヤーが立っているのはスタート地点付近で、この画像で左上・右に存在する輸送船がそれぞれ黒蟻を、画面には映っていないが左に存在する輸送船が赤蟻を投下する。そこで今回は、画像正面の丘に登り、そこで落ちてきた黒蟻を瞬殺することにした。さらに、すぐに振り向けば、もう1隻の輸送船のほうも狙うことができるため、そちらから向かってくる黒蟻もプラズマボンバーを使って迎撃する。これで、一気に輸送船2隻ぶんの敵を始末することができるのである。早い!と思うかもしれないが、マジでこれくらいの速度で始末しなければ蜂が現れて詰む。
――そうこうしているうちに、最後の輸送船から投下された赤蟻が襲ってくるのであるが、残念ながら赤蟻はプラズマボンバーでも確殺することができないため、対処にはかなりの時間が掛かってしまう。と言っても、まあ別に噛まれても痛くないので、放っておいても問題は無いのだが・・・。
そんなこんなで赤蟻と遊んでいると、別の輸送船から蜂が投下され、本ミッション最大の乱闘が始まってしまう。前述の通り、ここはまともにやっても勝ち目が無いため、何らかの策を講じなければならない。
・・・そこで今回は、山の斜面に沿って移動しながら蜂と戦うという手を取ってみた。これで、空の面積は半分となり、一度に戦う蜂の量もかなり少なくすることができる。だが、これでは根本的な解決にはならない。そこで今回は、更に壁に向かってA3プラズマボンバーを撃ち込むことにしたのだ! 空を飛んでいる敵に爆発物など・・・と思いきや、爆発物のダメージは壁を貫通するため、「壁の近くを飛んでいる蜂」や「壁の上にいる敵」を丸ごと仕留めていくことができる。30mという広い爆破範囲が、その能力を遺憾なく発揮する瞬間である。
――そんなこんなで、12発残っていたプラズマボンバーを乱射した後には、もう敵は数えられるほどになってしまっていたのである。
◆「A3プラズマボンバー」 使用前後の敵数 |
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→ |
使用前 | 使用後 |
あな恐ろしやプラズマボンバー。というわけで、ここまで来ればもう負ける心配は無いため、1体ずつ倒していけばOKである。
・・・以上。本編屈指の難関ミッションであるM41「殲滅」をたった2回でクリアできてしまったのである。まあ、確かにHARD・HARDESTでの苦戦や、攻略Wikiの情報も役には立ったが、もっとも大きなポイントだったのはA3プラズマボンバーの使用である。まさか、ここまで戦局を大きく変える力を持っていたとは。たった20発、されど20発。これこそが、戦略型ゲームの面白さというものだ。
そんなこんなで、マザーシップを撃墜したのもつかの間、フォーリナーの新たなる戦力「アースイーター」によって、人類は窮地に立たされるのであった。
・・・さあ、ここからは出現する敵の種類が様変わりし、いよいよゲーム攻略も本番と言える感じになってくる。と同時に、この辺りからINFクラスの新武器が入手できるようになるという点も見逃せない。若干の力不足を感じてきたHARDESTクラスの武器に変わって、「AF100」「フュージョンブラスターZD」「ハーキュリー」などの超兵器が続々と登場するのである。さあ、ここからが本当の戦いだ。やってやるぞ、インフェルノ!!
――ちなみに、今回活躍した「A3プラズマボンバー」は、Ver1.03のアップデートによって威力が2倍になっているので、それ以前のバージョンではこの攻略法は全く通用ことになる。やれ、今回のプレイでは、フリーズや処理落ちなどの改善から、最新バージョンのゲームデーターを使っていくことにしたのだが・・・うーん、アップデート無しならどうなっていたんだろうねぇ・・・。
◆EDF用語解説 その28:「アースイーター」 |
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通称「星喰らい」。 六角形のパネルが無数に繋がって構成されており、星さえも覆い尽くすほどの巨大な姿を誇る。 ハッチから飛行ビークルやディロイを投下しながら、無数の砲台で圧倒的な攻撃を加えてくる。 『2』の「皇帝都市」ポジションに位置する、本作の真のラスボスである。 ちなみに「地球を飲み込めるほどデカいんなら、そのまま落下して攻撃すればいいんじゃね?」とか言ってはいけない。 滅ぼしたら駄目だったんだろう…多分…。 |
Mission: 42 「天変」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3415 | ライサンダーF | リバースシューターT2 |
難関を乗り越えた次のミッションは、アースイーターの新戦力:「飛行ビークル」と本格的に戦うミッションである。
「飛行ビークル」は、空を飛ぶUFOのような敵であり、プレイヤーの回りを一定速度で移動しながら、「自機正面の僅かな範囲にしか撃てないが、極めて精度と威力が高い」という特性の紫レーザーで攻撃を仕掛けてくる。特筆すべきはその火力で、数機に囲まれるだけで一気にプレイヤーを窮地に陥らせるほどの攻撃力を誇っている。そのくせやたらと大群で現れる場合が多く、油断しているとあっという間に焼き殺される強敵である。特に、そのレーザーの特性上、相手からまっすぐ離れるようにローリング回避を行うと大ダメージを受けてしまうことは覚えておきたい。むやみやたらに緊急回避を行っていても駄目だということである。
・・・ただし、こいつには非常に大きな弱点があって、それは障害物に極めて弱いということである。敵の、「正面にしかレーザーを撃てない」という特性上、少し建造物に隠れるだけで、ほとんどダメージを受けなくなってしまうのだ。もちろん、その隙間を縫って射撃をしてくる場合もあるが、真っ正面から向かってくる敵など、それこそ撃墜してしまえばOKなだけである。ビル街の他、少し高さのある遮蔽物が存在すればどこでも可能であり、難敵である飛行ビークルが一気に雑魚と化してしまう。そのため、特に高難易度では、こいつの現れるミッションでは何らかの遮蔽物を利用することがほぼ前提となっているくらいなのだ。
さて、このミッションでは第1波は今までのタイプの飛行ドローンが出現するだけであるが、第2波・3波ではとんでもない数の飛行ビークルが攻撃を仕掛けてくる。
・・・ということで、まともにやったらいきなり無理ゲーと化すため、このミッションでも遮蔽物を用いることにする。幸い、開始地点のすぐ後ろに隠れてくれと言わんばかりのトンネルがあるため、ここに籠もって1機ずつ落としていけばOKである。つーか、この戦法を使わなかったら絶対にクリアできません。マジで。
――そんなこんなで、減った体力をリバースシューターで回復しつつ、地道に戦ってクリアーすることに成功した。ふう。初回プレイのHARD縛りの時は、M40「水辺の飛蟲」・M41「殲滅」・M42「天変」と3連続で一つ下のNORMAL難度を解禁してしまったため、今でもこの辺りのミッションには苦手意識があるよ。もっとも、今回のM42「天変」だけは、やり方さえ分かれば簡単なんだけどね。
◆EDF用語解説 その29:「飛行ビークル」 |
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アースイーターが投下する、新たな敵飛行戦力。 プレイヤーの周辺を飛び回りながら、「正面の僅かな範囲にしか撃てないが、極めて精度が高いレーザー」を使って攻撃を仕掛けてくる。 その火力は圧巻であり、数機に囲まれるだけであっという間に窮地に陥ってしまう。 反面、障害物に隠れれば敵の火力は激減するため、多数を相手にする場合には必ず遮蔽物に隠れて戦闘を行いたい。 なお、ゲーム中では「飛行ビーグル」と表記・発音されている場合もあるが、誤植である。「ビーグル」は犬だ! |
Mission: 43 「鋼の獣」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3419 | ライサンダーF | ライサンダーF |
続いては、歩行戦車「ディロイ」の初登場ミッションである。ディロイは、『2』に登場した同名モンスターとよく似た特性を持っているが、外見は『3』以降のものにアレンジされている。まあカッコいいとは言えない見た目であるが、フォーリナーの皆さん的には最高にナウいデザインなんだろう・・・多分・・・。
ディロイは、3本足で歩いて移動しながら、「@遠距離プラズマ砲」「Aきしめんレーザー」「B足による串刺し」の3種類の攻撃を使い分けてくる。「@遠距離プラズマ砲」は、遠くの敵や遮蔽物に隠れた相手に対して使用し、威力こそ控え目であるが、弾速・精度がとても高いため、当たってダウンさせられている間に距離を詰められてしまう恐れが高い。「Aきしめんレーザー」は、接近した相手に対して使用し、足の砲台から放たれるレーザーであっという間に対象を焼き切ってしまう。そのレーザーには、『2』での即死級威力こそ無くなっているものの、画面が真っ白になってしまうため、一度捉えられると脱出はかなり困難である。「B串刺し」は、至近距離の相手に対して使う攻撃であるが、喰らう前にだいたい@とAで死ぬので問題無い。
――さて、コイツはHARDESTまでは、別にどーってことの無い、強いて言うのなら至近距離まで接近されたら面倒、というくらいの相手だったのであるが、INFでは別格クラスの超絶強化を受けている。何が強いかって、「プラズマ弾の精度」と「移動速度」が段違いになっており、転ばされている間に遠くから接近され、あっという間に超精度のレーザーで大ダメージを与えてくる。特に、複数体で出現した場合はプラズマ砲の頻度が単純に倍々となっていくため、何もできずになぶり殺しされてしまう危険性すら存在する。INFのディロイは、これまでとは全く異なる強さを誇っていると言えるのだ。
さて、そんなディロイの顔見せミッションであるM43「鋼の獣」では、計3波に分けて2+2+1体のディロイが登場する・・・と思いきや、何故か開幕で4体のディロイが出現してしまうバグがかなりの頻度で発生する。2体でも決して侮れないのに、4体で現れられたりすれば、転ばされまくってまず無理ゲーと化してしまう。条件不明、完全なるバグであると言わざるを得ない。
・・・実戦では、何度やっても開幕で4体のディロイが現れてしまい、どうしてもプラズマ砲+近距離攻撃のコンボで蒸発させられてしまった。武器も、「AF99ST」「フュージョンブラスターDA」「ノヴァバスターZD」など様々なものを試してみたが、やはりプレイヤーを取り囲むように出現する4体のディロイを相手にするには及ばない。だが諦めるわけにも行かず、「ライサンダーF」の両手持ちで挑んでみたところ、運良くディロイが2体しか登場しないパターンが到来し、そのまま楽々でクリアーをすることができた。つまり、クリアするために必要なものは運だったということになる。イマイチ納得がいかない。アップデートを4回もしたんだから、こういうバグは普通は取り払えると思うんだけどなあ・・・。
◆EDF用語解説 その30:「ディロイ」 |
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マザーシップの投下する新型歩行戦車。プラズマ砲・きしめんレーザー・串刺しの3種類の攻撃を使い分けて攻め込んでくる。 INFでは、プラズマ砲の精度と本体の移動速度が大きく強化されており、あっという間に距離を詰めてレーザーを浴びせてくる強敵と化した。 体力も高く、ふらふらと動くせいで攻撃も当てづらいため、接近されるとまず命は無い。 総合して、敵地上戦力でもっとも警戒すべき相手へと進化を遂げたと言えよう。 ちなみに、きしめんレーザーを放つ砲台と串刺し攻撃を使う足先は、個別に破壊することができる。 |
Mission: 44 「虚無の船」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3419 | AF99ST | A3プラズマボンバー |
次なるミッションでは、「大型輸送船」が初登場することになる。大型輸送船は、通常タイプの輸送船と同じく「増援ポイント」となる敵であるが、特筆すべきは体力の高さで、実に通常の輸送船の約2倍という強大な装甲を誇る。この点が実に厄介であり、すぐさま倒したい増援ポイントとしての強さは大幅にアップしている。反面、本体の展開方法がかなり独特であるため、ダメージを通しやすくなっているのはありがたい。
・・・さて、このミッションで投下される敵は、黒蟻・蜘蛛・赤蟻の3種類である。このミッションも、新モンスターの顔見せと思わせておいて巨大生物の出現数が地味に多いため、普通にやっていてはクリアが難しい。そこで今回も、大きく距離を取って敵を分断する作戦に出ることにした。M40「水辺の飛蟲」でも書いた通り、巨大生物は障害物があると進軍速度を維持できずまばらになってしまううえ、一度に倒さなければ増援ポイントから敵が一気に補充されることも無いため、そこを各個撃破しながら戦線を維持していくことができるのだ。ありがたいことに、メインウエポンの「AF99ST」は680mという長射程を持つため、遠くからでも大型輸送船を攻撃することができる。サブウエポンの「A3プラズマボンバー」は、開幕など敵が密集している時に補助的に使っていけば良いだろう。
――というわけで、今回も基本戦略を踏襲し、無事クリアーすることに成功した。時間こそ掛かったものの、こういう安定した戦略を使うことも、また重要だな。
◆EDF用語解説 その31:「大型輸送船」 |
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新たなタイプの輸送船。通常の輸送船と同じく、増援ポイントとしての特性を持つ。 展開方法が通常タイプと異なっており、側面からも攻撃しやすい反面、体力は約2倍にも増加している。 とはいえ、他の新モンスターと比べれば、比較的今までと同じ感覚で戦っていける相手であろう。 なお「大型」と付いているが、何が大型なのか分からない…ということは言ってはいけない。 |
Mission: 45 「青き衛士」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3428 | ライサンダーF | ライサンダーF |
M45「青き衛士」は、青い新型ヘクトルが出現するステージである。新型ヘクトルは、基本的フォルムは同じであるが、耐久力がやや上昇しており、武器は「@粒子ガトリング」「A榴弾砲」「B粒子ストリーム砲」「Cフォースシールド」の4種類となった。@Aは通常ヘクトルのものとほぼ同じであるが、BCは新装備である。
・・・まず、「B粒子ストリーム砲」は、通常ヘクトルのプラズマ砲の代わりと言える爆破系兵器であるが、弾速が凄まじく上昇しており、遠距離でも軽々と当ててくる脅威の兵器である。1体存在するだけでも危険であるため、見つけたら真っ先に排除しておきたい。出現頻度が少ないのが唯一の救いである。
続いて、「Cフォースシールド」は、こちら側のあらゆる攻撃を無効化する盾であるが、シールドベアラーのものと違って精度が低く、真っ正面からの攻撃しか防げないうえに、武器や足先がシールドからはみ出してしまっている。そのため、せいぜい「少し狙いが付けづらい」という程度であり、脅威度は少ない。
・・・と。そんな感じで。「新型ヘクトル」という仰々しい名前ながらも、感覚的には普通のヘクトルが青くなっただけというものであり、新鮮味は意外にも少なくなかったりする。赤くなれば良かったのに・・・。
というわけで、このミッションの攻略も、普通にヘクトルを相手にするときと同じで、「ライサンダーF」両手持ちで攻撃するのみである。そんな感じで、第1波の大型輸送船+青ヘクトルも、第2波の盾持ち青ヘクトルも、楽に撃破成功した。まあ、ここまでしばらく絶望的なミッションが続いたため、ここで一休みするというのも良いものであろう。緑の街に青いヘクトルが立っている姿は、なかなか目に優しくて素敵である。
――ちなみに、このミッションからINFクラスであるLv75以上の武器が入手可能になる(一応、Lv75武器はHARDEST最終ミッションでも手に入ることがある)。ここから先の、更に強力になる敵たちを相手取るためには、それらの新兵器は必須であると言っても良い。このプレイでは、特別詰まるようなことが無い限り、いわゆる「稼ぎプレイ」は行わないつもりであるため、攻略しながらそれらの武器を集めていくことになる。良い装備が手に入るかどうかは完全に神頼みであるが、だからこそ面白いというものだ。さあ、新しい敵に新しい武器で、どんどんプレイが面白くなってくるぞ〜!!
◆EDF用語解説 その32:「新型ヘクトル」 |
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電磁防護壁で守られた新型のヘクトル。単に「青ヘクトル」とも。 装備は、粒子ガトリング・榴弾砲・粒子ストリーム砲・フォースシールドの4種類から選ばれるようになった。 新装備の粒子ストリーム砲は、高速・長射程の爆破系兵器であり、非常に厄介なため真っ先に排除したい。 フォースシールドは、正面しかガードできないうえに武器とつま先がお留守になっているため、少し攻撃しづらくなる程度である。 また、電磁防護壁を貼っているらしいが、耐久力は通常の固体と大して変化ない。 総合して、新モンスターとしてのインパクトは少なく、通常ヘクトルと同じ感覚で戦っていける相手である。 |
Mission: 46 「大地の守護者」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3434 | スパローショットMX | A3プラズマボンバー |
続いては、シールドベアラーに守られた黒蟻・赤蟻・蜘蛛・蜂の巨大生物セットと戦うミッション。
・・・このステージは、全ての敵がノンアクティブなうえに、増援ポイントも存在せず、味方戦力も充実しているとあって、難しい要素は特に存在しない。ということで普通にやって普通にクリアーしてしまう。あれ、なんかこの感覚、久しぶり・・・?
――ということで、気になるのはクリア後の入手武器なのだが、残念ながら獲得した10個の武器箱は全て入手済みのものであった。このゲームの高レベル武器はホントに出ないから、マジでHARDEST武器だけでラストスレスレまで戦っていくような気がするな〜・・・。HARDEST攻略の時も、「フュージョンブラスターDA」や「ライサンダーF」なんかは最後の最後まで手に入らなかったし・・・。
Mission: 47 「山道の罠」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3441 | ライサンダーF | スパローショットMX |
次は、前ミッションと同じく、山マップで巨大生物と戦うミッションである。敵は、黒蟻・蜘蛛・蜂に加え、今回はレタリウスが罠を張ってプレイヤーを待ち構えている。
・・・さて、このミッションでは、見えている順番に敵を倒すとなると、開始位置から中央の山を左回りに進攻していくことになる。が、そのラスト谷間に存在するレタリウスがなんと山を貫通して糸を投げつけてくるという凄まじく罠度の高い攻撃を仕掛けてくるため、真っ正面に進むとまず間違いなく糸に捕らえられて再出撃になってしまうのだ。
――そこで今回も、また進路を工夫することにする。まず、序盤は普通に順路通りに進んで敵を倒していく。そして、目の前の窪地周辺の敵を掃討したら、思いっきり反対方向に逆戻りし、スタート地点のさらに後方の丘まで移動する。すると、山の上を元気に走り回っている巨大生物が見えるため、そいつらを引きずり出して撃破する。そうすると、レタリウス以外の敵をほとんど壊滅させられるため、最後は普通に前進してレタリウスを撃破すればOKなのだ。「レタリウスが出現するミッション=進撃ルートを工夫する」っていうのは、もう基本と言ってもいい要素だな。
Mission: 48 「要塞猛進」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3446 | スパローショットMX | リバースシューターT2 |
続いては、久々の四つ足要塞が暴れ回るミッションであるが、またしても要塞自体は飾りものであり、実際に戦うのは赤蟻と飛行ドローンのみである。
・・・さて、敵の種類を考えるに、今回も武器は「スパローショットMX」が1丁あれば十分なので、もう片手には回復アイテムの「リバースシューターT2」を装備していく。赤蟻も飛行ドローンも、もう飽きるほど戦ってきた相手なので、仲間と共にスパローショットでばんばん落としていく。途中、四つ足要塞の強力なレーザー砲が起動するが、これは全て味方のフェンサー部隊に押しつけられるため、全く問題無い。
――というわけで、このミッションも普通に戦っていけば特に問題が無いということである。ほらね、「殲滅」さえ抜けられれば、後はホントに問題無かったっしょ・・・?
Mission: 49 「挟撃」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3459 | フュージョンブラスターDA | フュージョンブラスターDA |
今回ラストのミッションは、谷間でヘクトルに挟み撃ちされるミッション。さらに、少し時間が経つと付近から大量の黒蟻が出現し、混迷極まる状況になってしまう。
ここでの問題は、高火力のヘクトルが至近距離で大量に出現するということである。谷から逃げ出す方法は現実的ではないため、どちらか片方のヘクトルを全滅させて活路を開く以外の方法は無い。以上のような特性を考えると、武器は久しぶりの登場となる「フュージョンブラスターDA」が良いであろう。今回は短期決戦型のミッションであるため、思い切って両手にフュージョンブラスターを装備していくことにした。
さて、ヘクトルは確かに至近距離では即死級の火力を発揮する敵ではあるが、こちらのフュージョンブラスターはそれ以上の火力を持っている。ということで、近づいてくるヘクトルをどんどん片っ端から焼き切っていく。ヘクトルはレーザー攻撃を受けると体勢を崩すため、攻撃可能範囲が狭い盾持ちタイプは狙いが付けづらいが、問題はそれくらいである。蟻? フュージョンブラスターなら通過するだけで溶けるよ。
・・・ただ、少々豪勢に撃ちすぎたうえに、リロード可能なサブ武器を持っていかなかったせいか、最終的に弾数1200*2=2400発のうち、残ったのは僅か323発であった。うーん、上位タイプの「フュージョンブラスターZD」さえ手に入ってくれれば、弾数は+300で1500発になるし、威力・射程も増えるんだけどなあ・・・。
と、いうわけで。難関だと思っていた「殲滅」も切り抜けることができ、無事にゲーム後半部へと足を進めることができた。
そして次回では、M50〜58を扱っていこうと思う。今回から9話ずつになったのは、キリ良くラストのM85で締めるためである。まあ、1ミッション少なくなったとはいえ、これから更に味付けの濃いミッションが増えていくため、決して内容が薄くはならないはずである。さあ、次はいよいよ「ドラゴン」の登場回だぞ・・・!
(2014年2月8日)
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