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地球防衛軍4/ INFERNOプレイ日誌

 

【第1話 再招集】

 


 初めまして、の方もいらっしゃるかもしれない。2014年初のやり込みプレイ日誌は、「地球防衛軍4: INFERNOプレイ日誌」というものである。「地球防衛軍」と言えば、ご存じの通り、巨大な蟻やUFOとひたすら戦い続けるバカゲーアクションシューティングであり、元はSIMPLE2000シリーズの出身であるが、そのゲーム性の高さから、今では独立したシリーズとして人気を博している一品だ。
 ・・・そんな「地球防衛軍4」の今回のプレイ条件としては、題名にある通り、「INFERNO難易度のクリアーを目指す」というものである。というのも、地球防衛軍には「EASY/NORMAL/HARD/HARDEST/INFERNO」という5つの難易度が全ミッションに存在し、その最高難易度たる「INFERNO(インフェルノ)は、敵の速さ・堅さ・強さともに圧倒的であり、全てのゲームの中でも非常に難易度が高いことで知られている。
 ――とはいえ、最近の「地球防衛軍」シリーズでは、INFERNOといってもかなり作り込まれた難易度になっており、かつてのようにひたすら理不尽なものではなく、楽しんでいけるようになっている。まさに、RPG作品以外の初のやり込みプレイ日誌として、うってつけのものであると言えよう。そのため、制限項目としては以下のようになる。

「地球防衛軍4: INFERNOプレイ日誌」 制限項目

・地球防衛軍4の「INFERNO」難度をオフライン・ソロでミッション1から順番にプレイしていく。
(例えば、M2で武器を稼ぎ、その武器でM1をクリアする・・・と言ったことは認められない)

・プレイデーターは、HARDESTの最終ミッションまでをクリアしたものを使用する。

・アーマーについては特に制限を設けないが、あくまで常識的な範囲で。

・ゲーム本体は、PS3/ディスク版/バージョン1.04を使用する。

 ・・・・・・。
 まあ、要するにこれはただINFERNOをプレイするだけということであり、「やり込み」というよりも、どちらかと言えば通常プレイの日誌に近い。しかしまあ、俺がアクションゲームの長編日誌を書くのはこれが初めてなので、これくらいの難易度がちょうど良いというものであろう。

 ちなみに、ここを読んでいる方の中で、「地球防衛軍」シリーズを未プレイという方もいらっしゃると思うので、そのゲームシステムについて、軽く説明をしておきたいと思う。
 ・・・「地球防衛軍」は、宇宙から飛来した巨大な蟻やUFOと戦うアクションシューティングであり、「左スティックでキャラの移動・右スティックで銃の照準を動かし、R1ボタンで射撃をする」という、シューティングの中では「TPS(サード・パーソン・シューティング)」と呼ばれるジャンルのゲームである。その最大の特徴は、なんと言ってもボリュームが凄まじいということであり、『4』ではオフラインだけでミッション数は85、武器は700種類以上にも及ぶ。そして、その全てのミッションが5種類の難易度/4種類の兵科/オンラインorオフラインでプレイ可能なのだ。基本ルールがシンプルなだけに、その中毒性には凄まじいものが存在するのである。
 ――さて、今から「地球防衛軍」シリーズをプレイしてみたいという方がいれば、迷わず最新作の「地球防衛軍4」を購入すると良いだろう。その他、PS Vitaでは『3』の移植版である「地球防衛軍3 PORTABLE」が発売されており、こちらも『4』よりもややボリュームは劣るものの、遊びやすさと奥深さを併せ持った名作のため、オススメであると言える。

 そんなこんなで、さっそくプレイ日誌を連載していくことにしよう。
 ・・・ちなみに、(;・∀・)「なぜFFサイトなのに他ゲームのプレイ日誌を連載するの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれない。ごもっともである。しかし、ビッ○カメラだってカメラだけを売っているわけではないしということで、ご容赦いただきたい。まあ、まだFF15の発売までには時間が掛かりそうだし、それに他ゲーのプレイ日誌を連載することも、決してサイトに悪影響を与えることにはならないはずだ。
 ――ではでは、恐らく今回も長〜い長〜いプレイ日誌になると思いますが、どうぞこれまでと変わらぬ応援よろしくお願いします!EDF!!EDF!!!!


 
Mission: 01
「再招集」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3136 AF99ST スティングレイM99


 ということで、早速ミッションをプレイしていくことにしよう。
 ・・・上で書き忘れたが、当プレイ日誌で最初に扱う兵科はレンジャーである。近・遠距離を問わずにバランス良く高火力な武器が揃っており、初心者でも操作がしやすいが、そのぶん特出して優れた点が少ないため、高難易度で使いこなすには熟練が必要となる。まさに基本と言える兵科であり、最初にINFERNOをプレイするユニットとして、申し分ないというものであろう。

 さて、記念すべき最初のミッションの「再招集」であるが、出現する敵は黒蟻だけであり、さらに市民が盾になってくれるため、ゲーム的な問題は全く存在しない。
 ・・・さて、この時点での黒蟻は、ロケットランチャーの「スティングレイM99」(威力1200)で一撃で倒せるため、それでボコスカ吹き飛ばしていき、あっさりノーダメージクリアーに成功した。幸先の良いスタートだね!

EDF用語解説 その1:「レンジャー」

EDF4でプレイ可能な兵科の一つ。2つの武器を持ち、地を駆けて戦う「歩兵」である。
各種の銃や爆発物を使用可能であり、近距離・遠距離を問わずに安定した火力を発揮できる。
操作が簡単で初心者にも使いやすいが、特出して秀でた点も少ないため、使いこなすには熟練が必要となる。
――というのは上で書いた通りであるが、今作のレンジャーは
シリーズ最弱と言われるほど酷い惨状になっている。
何が酷いのかと言うと・・・

@『3』『3P』で猛威を奮ったC型爆弾・セントリーガンが、新登場のエアレイダーに奪われてしまった!
A乗り物もエアレイダーの装備品になってしまったため、機動力が全兵種で最低に!
B瞬間的に高火力を出す装備が少ないため、近距離での乱戦に極めて弱い!

と、こんな感じで。特に高難易度では、敵の機動力が半端無いため、あっという間に包囲されて死んでしまうこともしばしば。
そのせいか、バージョン1.03のアップデートにて一部武器の性能が大きく強化されたが、まだまだ他兵科との差は大きい。
そのため攻略には、『3P』から引き継がれた数少ない要素である
「フュージョンブラスター」や、大幅強化された「リバーサー」系統の使い方がカギとなるだろう。
ちなみに、シリーズ経験者にはお馴染みであるが、
走るよりも前転のほうが速く移動できる。
 

EDF用語解説 その2:「黒蟻」

正式名称:「甲殻巨大生物」。とにかくデカい蟻。
最序盤のステージでは噛み付きによって攻撃を行うが、それ以降は尻から酸を飛ばして攻撃するようになる。
移動手段は六本足で走ってくるだけであり、体力・攻撃力ともに標準的。
しかしながら、出現する数が極めて多く、他の敵と組み合わさって登場するパターンも多いため、最後まで侮れない強敵として立ちふさがることだろう。
 

 
Mission: 02
「広がる災厄」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3140 AF99ST スティングレイM99


 ビル街の坂道に登場する黒蟻を、2派に渡って撃退するミッション。
 これまた、市民が盾となってくれるうえに、味方の戦力も充実しているため、特に問題がない。というわけで、「アサルトライフル」「ロケットランチャー」という基本的な組み合わせでどんどん攻撃し、途中市民にロケットランチャーが当たって自爆というお茶目な行為をやらかしながらも、無事クリアーに成功した。
 ・・・しっかしまあ、地球防衛軍ってこんなに爽快で楽しいゲームだったんだな〜・・・。もっと殺すか殺されるかの殺伐としたゲームかと思ってたよ・・・。まあほとんどが金蟻とか鎧蜘蛛とかのクソ野郎のせいだな。

EDF用語解説 その3:「アサルトライフル」

レンジャーが使用可能な武器であり、弾を撃って敵を攻撃する兵器。
「バランスの良い基本タイプ」「単発の威力を高めたSTタイプ」「連射性能を高めたRAタイプ」の3つが存在する。
全レベル帯において安定した火力を発揮するが、特にラスト2つの
「AF99ST」「AF100」が素晴らしい。
Ver1.03のアップデートで性能が大幅向上したこともあり、主力武器の一つとして使っていくことができる。

INFで活躍する主な武器

・AF99ST
威力800/秒間4発/射程680メートルと極めて性能が高い。
特に、
「射程が長く狙撃にも使える」という点が大きく、これ一本だけで多くのミッションをクリアしうる。
弱点と言えば、スコープが無く正確な射撃が難しいこと、射程が長すぎて誤射をしやすいことあたりだが、プレイングでカバーできる範囲である。

・AF100
(未入手)
アップデートで威力が160
220と跳ね上がり、レンジャーの中でも最高クラスの武器となった。
近距離の立ち回りは全てこれ一本でOKのため、もう片手にリバーサーなどを装備する余裕も生まれる。
これだけ強化されたのにレベルは75と据え置きであり、INF中盤で入手可能というのも嬉しい。
 

EDF用語解説 その4:「ロケットランチャー」

レンジャーが使用可能な武器であり、敵や壁に当たると爆発する兵器。
もちろん爆風にも攻撃力があり、大群に対して打ち込むと効果は抜群である。
反面、爆風には自分や味方も巻き込まれてしまうため、乱戦での誤爆には注意しなければならない。
また、見た目に反して威力がそれほど高くないため、一撃で倒せない相手は吹き飛ばすだけで終わってしまう。

INFで活躍する主な武器

・スティングレイM99
HARDEST中盤で手に入るロケットランチャーで、威力1200・爆破範囲15m。
INFでも中盤までなら雑魚を一撃で倒せるため、基本的な爆発兵器として大いに活躍してくれる。

・スティングレイMF
(未入手)
アップデートで強化された武器の一つ。威力1800・爆破範囲18mと、同M99の完全上位互換である。
これでラストまで敵の地上戦力を一撃で倒せるため、爆破兵器の最終形として使用していくことができるだろう。
 

 
Mission: 03
「翼の戦姫」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3146 AF99ST スティングレイM99


 今回も、また黒蟻のみが出現するミッション。どうもシリーズ伝統の要素として、最初の3ミッションの敵は黒蟻だけらしい。
 これまでと違うのは、最終派では味方ユニットとしてウイングダイバーが登場してくれることである。『2』『3P』の「ペイルウイング」と同じで、空を飛ぶことができる女兵士である。
 ――そんな感じで。軽く黒蟻たちの群れを蹴散らし、ミッションをクリアーしていく。と、ここまでは歴代シリーズの様子とは異なり、いやに調子が良かったのであるが・・・。

EDF用語解説 その5:「味方ユニット」

「軍」なのに自分1人しか戦っていない・・・という話も今は昔。
『3』からは、
味方兵士が主人公と共に戦ってくれるようになった。
その「味方ユニット」は、ゲーム虫では以下のような特性を持っている。

・独自の思考を持っており、自動的に敵と戦ってくれる。
・キャラクターごとに、持っている武器や体力が異なる。
・レンジャー/ウイングダイバー/フェンサーの三種類の兵科が存在する。

・主人公と合流可能な部隊が存在する。その場合は、接近すると指揮下に加えることができる。
・合流不可能な部隊は、独自の進攻ルートで戦闘を行う。
・部隊の指揮官が死亡すると、隊員はその場にとどまって戦闘を継続すると同時に、合流可能な状態になる。
・合流不能部隊の指揮官を殺して強引に配下にするテクニックも存在する。

・味方ユニットの存在は各ミッションで独立しており、あるミッションでの生存状況が他ミッションに影響を及ぼすことは無い。
・また、スコアや入手装備品などにも関係は無いうえに、味方が倒した敵も自分が倒した場合と同じ扱いになる。

総合して、味方ユニットは
攻めにも守りにも囮にも使える非常に重要な存在だと言える。
特に、機動力に欠けるレンジャーでの攻略は、味方ユニットの使い方が鍵を握ると言って良いであろう。
 

 
Mission: 04
「落日」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3157 AF99ST ライサンダーF


 フォーリナーを駆逐するために空を飛んだウイングダイバー。しかしそれは巨大生物の巧妙な罠だった・・・。

 ・・・・・・と、言うわけで。前ミッションで「巨大生物は空を飛べない!」だとか「ウイングダイバーが到着すれば巨大生物もおしまいだ!」などとフラグを立ててしまったせいで、見事にそれを回収する形で新モンスターが登場してしまった。その名も「レタリウス」、巣を張って待ち伏せる巨大な蜘蛛型生物である。
 ――さて。このレタリウス、今作『4』で新登場のモンスターであるが、プレイヤーの間では最悪の敵として酷く恐れられている。その基本ルーチンは、高耐久の巣を作って待ち構え、糸を吐いて獲物を巣まで引き寄せる・・・というものであるが、以下に挙げるような点により、想像を絶する超凶悪モンスターとして君臨しているのである。

・糸が地形や建物をナチュラルに貫通する!
・糸の数が多いうえにやたらと長射程であるため、かなり気を付けていなければ回避は困難である!
・引き寄せられる先は大抵敵の拠点であるため、捕まった瞬間に敵の大群に包囲される!
・敵の巣はこちらの攻撃を防ぐため、裏側に回られると倒すことができなくなる。巣の耐久力も高いうえに、巣を破壊してもレタリウスを倒すことはできない!
・ついでに、巣の張られた建物は謎の原理により絶対に破壊することができない!
・以上の理由により、ほとんどの場合は糸に捕まる=即死が成立する!


 ・・・とまあこんな感じで、明らかに強いというか理不尽な相手であり、10分20分と掛かるミッションの最後でコイツに捕まってしまうとやりきれないことこの上ない。とにかく最優先で潰すべき相手なのであるが、コイツが現れるミッションは大体が混戦になるため、常に一撃必殺の恐怖に晒されながら戦闘を行うことになる。まさに、本作最凶のモンスターと言って過言ではないのだ。

 しかしながら、このレタリウス顔見せミッションでは、最初と言うことで出現する敵がレタリウスのみであるため、引き寄せられても全く怖くない。一応、レタリウス自身にも、「糸で引き寄せている間の継続ダメージ」「巣に獲物を捕らえた場合の継続ダメージ」が存在するのであるが、どちらも瞬殺に比べれば無視できるレベルのものである。
 ・・・ということで、精密射撃ができるスナイパーライフルの「ライサンダーF」を使い、さくっと敵を殲滅していく。レタリウス本体はF*2発で倒せるため体力7600以下、巣はAF99STのマガジン1本で破壊できるためHP16000程度と言ったところか。そんなこんなで、まだまだ簡単に御せる相手であるが、これから何度もレタリウスは強敵として立ちふさがってくることになるだろう。今後が思いやられるものである・・・。

EDF用語解説 その6:「レタリウス」

『4』で新登場の巣を張る蜘蛛型巨大生物。詳細は本文中で書いた通り。
ちなみに、巣にはこちらを拘束する能力があるが、少なくともレンジャーにおいては
自分から飛び込みでもしない限り大丈夫だろう。
 

EDF用語解説 その7:「スナイパーライフル」

レンジャーが使用可能な狙撃銃。長射程と精度を併せ持ち、遠くの相手に強烈な一撃を叩き込むことができる。
相手の射程外から攻撃することができるため、接近が怖い中型〜大型のモンスターに対して特に有効である。
今作『4』では他武器の台頭により相対的に弱体化したものの、それでもまだまだ一線で活躍できる武器だと言える。

INFで活躍する主な武器

・ライサンダーF
HARDEST終盤で手に入るスナイパーライフル。
3.3秒に1発しか撃てないものの、1発で
3800という凄まじいダメージを与えることができる。
これを両手に装備して交互に発射するテクニックは、シリーズ第1作から登場するレンジャーの伝統芸である。

・ハーキュリー
(未入手)
INF中盤で手に入る、ライサンダーと比べて連射性能を重視した狙撃銃。
Ver1.03で強化された武器の一つであり、威力2000の弾を1秒に1発のペースで撃つことができる。
この威力ならば大抵の小型モンスターは一撃であるため、雑魚にも大型にも使用できる、汎用性の高い武器だと言えるだろう。

・ライサンダーZ
(未入手)
レンジャー究極装備の一つ。連射性能はFと同じであるが、1発の威力は
5500にまで高まっている。
両手持ちで連射すれば、ボスクラスの相手ですら即座に沈める能力を持っている。
その強力さに違わず、INF終盤ミッションですらなかなか手に入らないが、無理をしてでも入手しておきたい一品である。
 

 
Mission: 05
「遮風地帯」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3159 AF99ST フュージョンブラスターDA


 続いてもレタリウスが出現するミッションにして、序盤の難関の一つである。各種の「いきなりINF」などのやり込みでは、ここでいきなり詰みかねないのだとか。
 ・・・今回は、モノレール駅付近に隠れるようにレタリウスが巣を張っており、その間に大量の黒蟻がひしめいている。そのため、レタリウスを狙撃で倒すことができず、一度相手の糸に引っかかってしまうと黒蟻の酸であっという間に溶けてしまう。かくいう俺も油断していて、ここで今回プレイ初めてのサンダー(※EDF用語で「戦死」の意)を経験してしまった。

 今回のミッションは、少数の敵が非常に狭い範囲にひしめいている。そこで今回は、レンジャー究極兵器の一つとも言える「フュージョンブラスター」を使用していくことにした。
 「フュージョンブラスター」は、同レベル帯アサルトライフルの10倍弱という凄まじい火力を誇るが、リロード不可という強烈なデメリットを持ったレーザー銃である。しかしながら、その火力はボス級の敵すら瞬殺できるほどであり、使い方さえ極めれば、他に類を見ない超々強力兵器として活躍してくれる。良かった・・・『3P』の追加武器でこれだけは残されていて・・・!!
 ちなみに、この武器の弾数は1200〜1500発で、秒間60発の速度で発射するため、撃ちっぱなしだと20秒ちょいで終了してしまう。そのため、ちょびちょび節約しながら用いていくことになるだろう。

 ということで、ミッションの攻略を進めていく。
 現段階で持っている「フュージョンブラスターDA」は、威力300の弾を秒間60連射するという超性能を持ち(【参考】AF99ST: 威力800*4発/秒)、1秒ちょいでレタリウスを巣ごと焼き払ってしまえる。ということで、敵が現れたら少し下がって黒蟻の数を減らし、レタリウスに捕まったらフュージョンブラスターを振り回してレタリウス&黒蟻を撃破、後は残った敵をAF99STで掃討するだけであっさりクリアしてしまった。フュージョンブラスターの残弾は392/1200発。これがフュージョンブラスターの力である。今後、多くのミッションで活躍してくれることだろう。

EDF用語解説 その8:「フュージョンブラスター」

レンジャーが使用可能なアサルトライフルの一種。
弾数制限あり・射程短めの代わりに、ボス級すら瞬殺できるほどの超火力を持っている。
数少ないレンジャーの強みと言っても良い武器であり、その使い方は大きく戦局を左右するであろう。
ちなみに、名前は変わったものの、『3P』の「ヒートブラスター」と同じ武器種である。

INFで活躍する主な武器

・フュージョンブラスターDA
HARDEST中盤で手に入る。威力300*60発/秒・弾数1200発・射程140m。
やや弾数が少ないのが欠点だが、威力は凄まじく、INFであろうとあらゆる敵を焼き払っていくことができる。

・フュージョンブラスターZD
(未入手)
INF中盤で手に入る、フュージョンブラスターの究極系。威力350*60発/秒・弾数1500発・射程180m。
あらゆる性能がDAを凌駕し、圧倒的な破壊力を発揮する、レンジャー究極兵器の一つ。
中型・大型の敵相手はもちろん、乱戦からの状況打破などにも使用でき、多くのミッションで採用を検討できる一品である。
 

 
Mission: 06
「地下洞」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3163 AF99ST スティングレイM99


 続いて、洞窟MAP&蜘蛛が初登場するミッション。
 「蜘蛛」とは、読んで字のごとく蜘蛛の形をした巨大生物であり、レタリウスと異なり巣を張ることは無いが、ジャンプで移動しながら糸を吐いて攻撃を仕掛けてくる。この蜘蛛、『2』で初登場した際には至近距離で糸を喰らうと5000ダメージというバグってるとしか思えない数値が飛び出て、同作では最強最悪の雑魚敵と言える存在であったが・・・さすがにそれは酷すぎたのか、現在では「火力の低下」「他の雑魚と比べて体力が一回り低下」という弱体化を受け、同系統の雑魚と同程度の強さに落ち着いている。
 ――ただし、糸には例によって「発射後にしばらく残存し、後から引っかかってもダメージを受ける」「糸に掛かると移動速度が一瞬だけ低下する」という特性が存在し、近距離で全弾喰らった際のダメージは今なお即死級であるため、決して警戒を解くことのできる相手ではない。地球防衛軍の根幹を成すモンスターの一体である。

 さて、このミッションでは地下の洞窟を舞台に戦うことになるが、基本的に地下道では道が狭いため、「細い道に敵を誘い込む」「爆発物で攻撃」というパターンで簡単に敵を殲滅することができる。このミッションも例外ではないのだが、それにしても序盤ということで簡単すぎるため、今回は積極的に自分から突撃を仕掛けてみることにする。
 ・・・さて、蜘蛛はピョンピョン跳び回りながらあらゆる地形に張り付き、射程距離内に入り込むと攻撃姿勢を取った後に大量の糸を飛ばしてくるが、糸には「敵の尻を起点として拡散する」という特性があるため、撃たれた瞬間に射撃方向以外に緊急回避を行えば、ノーダメージで全弾避けることができる。これは、蜘蛛を相手にする際の必須テクニックとなるため、是非ともマスターしてもらいたい。ついでにカッコいい。
 ――と、そんなこんなで、このミッションでは洞窟内部に進んだ後、2カ所に現れる少量の蜘蛛を倒せばミッション終了である。ちなみに関係ないが、このミッションでは敵がMAP外で無限落下してクリア不能になるバグが存在し、俺も見事に初回プレイで引っかかってしまった。フォーリナー、恐ろしい子・・・!!

EDF用語解説 その9:「蜘蛛」

名前の通り巨大な蜘蛛。その特性は本文中で書いた通り。
『2』の時は「凶虫バゥ」なる名前が付いていた。
死ぬ!糸に巻かれて死ぬんだよ!!
 

EDF用語解説 その10:「アイテム」

これまで特に説明してこなかったが、ミッションごとに少しずつArmor(体力)の値が増えていることにお気付きだろうか。
EDFでは、倒れた敵がランダムで
全4種類のアイテムを落とす。その効果は、それぞれ以下の通りである。

ライフ回復(小):最大ライフの15%の体力を回復する。
ライフ回復(大):最大ライフの30%の体力を回復する。
アーマーBOX:主人公の最大体力を増やす。
武器BOX:ランダムで武器が手に入る。

ライフ回復アイテムはその場で、残り2つはクリア後に効果が出る。

「アーマーBOX」は兵科によって上がりやすさが異なるが、レンジャーだと1個に付き
約0.474と鬼のように少ない。
しかしながら一部の鬼畜ミッションでは
10000を超える体力が必要となるため、地道に頑張るしかない。
上昇量は全難易度・全ミッションで共通のため、稼ぐ場合は低難易度で大量の雑魚を倒すと良いだろう。

「武器BOX」は、ミッションによって手に入る範囲が決まっており、高難易度モード・後半のミッションほど良いものが出やすい。
たとえINFであっても前半のミッションでは強力な武器は手に入らないため、武器を稼ぐ場合は「後半のミッションでクリアしやすいもの」を選ぶことが多い。
・・・ただし、今回プレイでは、クリアするのはミッション1から順番であるため、強力武器で楽をすることはできなくなっている。
 

 
Mission: 07
「凶蟲噴出」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3170 AF99ST スタンピードXM


 続いて、ビル街に大量の蜘蛛が出現するミッション。やれ、通信では空爆がどうだのエアレイダーがどうだの勝手に盛り上がっているが、この次元にはエアレイダーなど存在しないのだ。
 このステージでは2波に渡って大量の蜘蛛が出現するが、味方兵士や囮となる市民も存在するため、普通にプレイしても特に問題なくクリアできてしまう。ただ、それだとそろそろ飽きてきたため、今回は一気にまとめて始末をしてしまいたい。そこで使用するのが、グレネードランチャーの「スタンピードXM」である。これは、威力1000・爆破範囲12mのグレネード弾を30発同時発射するという超兵器であり、広大な範囲を一度に焼き払うことができる。そのぶん一発の威力が低いことが弱点なのだが、この時点の蜘蛛は一撃で倒すことができるので問題が無い。
 ・・・ということで、ばんばかばんばか建物ごと蜘蛛を吹き飛ばし、市民もろとも蜘蛛を焼き払ってアッという間にクリアーである。ちなみに、建物は爆発系統の武器で壊れるのだが、次のミッションでは全て元通りの状態になっている。また、市民も体力は無限であるため、時間経過で消滅するまでは延々と囮になってくれるし、敵ごと吹き飛ばしても何ら問題はない。これも地球を守るためにはやむを得ないことなのだ・・・!

EDF用語解説 その11:「グレネードランチャー」

主に、榴弾を発射して攻撃する兵器。
昔の作品では出番が多かったが、最近では同じ爆破武器であるロケットランチャーの性能が向上し、どんどん立場が苦しくなってきている。
リロードが重いこと、特殊な性能の物が多く使いづらいこと、曲射を行うため精密射撃や対空戦闘が苦手なことなどが原因であろう・・・。

INFで活躍する主な武器

・グレネードランチャーUMAX
HARDEST終盤で手に入る、基本タイプのグレネードランチャー。威力2000・爆破半径20m。
威力が高めであり、ロケットランチャー最上位のスティングレイMFでも確殺できない相手に対して便利・・・だったのだが、
Ver1.03でスティングレイMFの威力が1500
1800と大幅向上し、主要な地上戦力を全て一撃で倒せるようになったため、こちらの立場が著しく悪化してしまった。
一応、こちらはLv67と早期に入手できるランクであるため、序盤から中盤のミッションでは呼び声が掛かるかもしれない。
 

 
Mission: 08
「凶蟲飛散」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3175 AF99ST スタンピードXM


 住宅街に多数の蜘蛛が出現する。前ミッションと同じく、スタンピードXMで削ってAF99STで残りを倒す。以上!!
 ・・・いやあ、地球防衛軍4は『2』と同じく、中盤のあるミッションを境に出現する敵の種類が大幅に変化するが、その構成の問題点も『2』と同じで、
序盤は同じ敵ばかりでダレやすいということである。中盤以降は敵の種類やミッション構成が大幅に変化し、かなり楽しみが増えるようになるが、なら最初から多くの敵を出せば良いじゃんという感が否めないのだ。さて、『5』ではどうなることやら・・・。


 
Mission: 09
「海辺の怪」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3178 AF99ST ライサンダーF


 続いて、海辺の倉庫街でレタリウス&黒蟻&蜘蛛と戦うミッション。
 「レタリウス&雑魚」という組み合わせで嫌な予感がするが、このミッションのレタリウスは実に見通しの良い場所に巣を張ってくれているため、性能の良い狙撃武器さえあれば簡単に勝ててしまう。
 ・・・というわけで、今回も高威力のライサンダーFを使用し、遠くからバカスカ撃ってレタリウスを撃破していく。途中、一度だけ敵の糸に捕らえられてしまったが、その瞬間にレタリウス本体を攻撃し、速攻で抜け出す事に成功した。なんだ、見えないところから貫通糸を投げつけてきてこそ、レタリウスというものじゃねえかよ・・・(;^o^)


 
Mission: 10
「異邦人の帰還」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3192 AF99ST スパローショットMX


 いよいよ、フォーリナーの母艦である「星船」ことマザーシップが現れる。前作『3』ではラスボスとして登場した相手であり、今作でも中盤まではこいつを目標に戦うことになるのだ。
 ・・・さて、このミッションの構成としては、最初は黒蟻と小規模な戦闘を行い、その後は輸送船(破壊不可能)から投下される黒蟻と戦い、最後に新モンスターの飛行ドローンと邂逅することになる。

 さて、新モンスターの「飛行ドローン」は、『3』で「ガンシップ」と呼ばれていた敵であり、ふわふわとターゲットの周囲を漂いながら、赤色のレーザーによって体力を削ってくる。
 ・・・コイツ、低難易度では特に強くないのだが、INFになると一気に強化され、凄まじい移動スピードと高火力を併せ持つ難敵へと進化してしまう。大群に囲まれると凄まじい速度で体力を削られるのだが、移動速度が速く倒しづらい。そのため、『3』の際はセントリーガン(自動で射撃する固定銃座)で対処することが多かった。が、今回のセントリーガンはエアレイダーに強奪されてしまったため、別の方法を考えなければならない。

 そこで今回、俺が使ったのはショットガンの「スパローショットMX」である。ショットガンとは、各種ゲーム作品でお馴染みの“散弾銃”であり、複数の弾を飛ばして広範囲を攻撃できる銃である。また、近距離で撃つと多くの弾が命中して高威力になる反面、遠距離だと思ったような威力を出すことができない。・・・と、大体のゲーム作品ではこんな感じの性質であり、この地球防衛軍4でも基本的な性能は同じである。
 ・・・しかし、このゲームのショットガンは、リロードが長いという致命的な欠点が存在し、あまり使い勝手の良い武器とは言えない。何せ、一般的な主力武器のリロード時間が2〜4秒であることに対して、ショットガンは5〜8秒も存在するのだ。僅か数秒の差であるが、近距離用の武器としては決して無視できないポイントである。では他の性能が優れているかと言えば、威力もそこまでではないし、射程はアサルトライフルより短い程度であるし、全弾命中時の威力もそこまでというほどではない。うーん、よくこのゲームのショットガンは「汎用性が高い」と評価されるけど、俺には何が強いのか分からんよ・・・。
 ――しかしながら、せっかく飛行エネミーが登場するミッションであり、まあ同じ武器ばかりを使うのもいい加減飽きてきたということで、今回はショットガンを使ってみることにしたのだ。この「スパローショットMX」は、ネックであったリロード時間が4秒と(ショットガンの中では)短めであり、しかも全弾命中時の時間火力が同レベル帯武器の1.5倍程度も存在するということで、使いやすく強力な一品となっている。近距離での乱戦に限って言えば、ここまで全ミッションで採用しているAF99STさえ上回るほどだ。うーん、もうちょっと俺もショットガンに対する評価を見直していくべきかな・・・。

EDF用語解説 その12:「飛行ドローン」

『2』でいうUFO枠にして、『3』から続投のモンスター。
HARDESTまでは何ということは無いのだが、INFではとにかく速いうえに火力が高い。
大群に囲まれるとあっという間に削り殺されるため、対策必須のモンスターである。
 

EDF用語解説 その13:「ショットガン」

本文中で書いた通り、「弾が拡散する」という特性を持ったレンジャー用の銃。
欠点として全般にリロードが遅く、他の性能もそこまでではないため、なかなかに使いづらい武器種である・・・。

INFで活躍する主な武器

・スパローショットMX
HARDEST終盤で手に入る、連射性を重視したタイプのショットガン。威力80*15*4発/秒。リロード時間4秒。
全弾命中時の火力が高く、リロード時間も短めであるため、取り回しが良く安定して使える武器である。
コイツもVer1.03で強化され、装弾数が16→24へと増加した。リロード無しで打てる時間が1.5倍に増加し、実に嬉しい限りである。
 



 と、まあこんな感じで。最高難易度といえどもまだ序盤、軽く最初の10ミッションをクリアーすることができた。
 ・・・次のM11〜20では、「赤蟻」「ヘクトル」「シールドベアラー」という新モンスターに加え、「地下トンネルの出口」「輸送船」といったこのゲームの根幹を成す新システムが登場することになる。少しずつINFINFらしさを見せてくるところであり、武器の選択やプレイ戦略などもだんだんと高度なものが必要となってくるであろう。これからが本当の戦いなのだ。
 ――と。今回の「地球防衛軍4 INFERNOプレイ日誌」は、だいたいこんな感じで連載を続けていこうと思います。やれ、当サイト14年の歴史で初めてアクションゲームを取り扱うということで、拙い点もありますが、頑張って書いていきますので、これまでと変わらぬ応援をしていただければと思います。よろしくお願いします!\(^o^)/

 

(2014年1月19日)

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