FF7R/低レベルクリアー(笑)プレイ日誌 - やり込みinFF

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低レベルクリアー(笑) プレイ日誌

 




帰す(帰さない) 原作の「本当の星の危機だ!」が無くなってしまったのは悲しい


 前回は、17章ラスト3連戦の開幕である「ジェノバBeat」を撃破した。今回は、続きである
「ルーファウス」「ハンドレッドガンナー」について取り扱っていくことにしよう。しかし、残念ながらこいつらは弱い。
 …やれ、前回も少し触れた通り、私はこの3連戦を最大級の難関だと捉えており、その中でも特にキツいのは、ルーファウス戦ではないかと考えていた。理由は、敵とのレベル差が離れてすぎていて、こちらの攻撃が大きく軽減されるうえ、敵の行動パターンも熾烈だからである。ところが、実際には、15章からの強制戦闘により、
敵レベル31に対してこちらもレベル27にまで上がってしまっており、敵と比べて極端な低レベルとは言えなくなった。さらに、適当に戦ってみたところ、「ダークネイションが居る状況では『ラピッドチェイン』が効果的」「ルーファウスにブレイバーを当てると1発でバーストする」という予備知識があったにせよ、テストプレイの1回で勝てたため、なんとも言えない微妙な気持ちになってしまったのだ。
 ――また、ハンドレッドガンナーについては、こんな簡単にルーファウスに勝てるとは思っていなかったので、全く予習なしで挑むことになった。すると、さすがに初回で勝つとは行かなかったが、攻略本を参考に「バリアビットをバーストする」「魔法マテリアを複数付ける」という対策を行ったところ、容易に敵を倒しきることができた。この際、戦法は調整中であり、バレットなどは
防具なし・アクセサリなし・マテリアなしという酷い状況であった。

 そういうわけで。戦闘は
あまりにも拍子抜けであったため、今回も更なる制約を加えて撃破してみた。具体的には、ルーファウスはノーダメージで撃破し、ハンドレッドガンナーは、前回のジェノバBeat戦と同じく、「●HPアップ」「●MPアップ」なしで挑んでみた。それでもハンドレッドガンナーは弱く、もう敵の仕様上どうしようも無いのであるが、無制限よりは遥かにマシな戦いとなるだろう。
 ――ということで、今回はこれら2体のボスをサクッと撃破していくことにしよう。なお、その後の18章は、
予想通りの地獄絵図となったため、その息抜きという意味もある。いやあ、制限プレイだから仕方ないと言えばそうなのだけれども、難易度の落差が凄まじすぎるよ…。

「いや〜さすがに当たらないだろwww」と思ってたら…


 それでは、第18話の最初のボスである
「ルーファウス」と戦っていこう。なお、この戦闘では、使い魔の「ダークネイション」が同時に登場し、戦闘の第1段階と第2段階では、このダークネイションから倒していくことになる。ダークネイションも経験値を持っているが、やむを得ない。
 …さて、このルーファウス戦は、
全編でもかなり難易度の高いバトルとして知られている。特に難しいのが、第3段階のルーファウス本体と戦っていくパートである。この戦闘は、8章のレノ戦と同じく、1vs1の形式で行われる。しかし、レノの時と違ってカウンター待ちは全くと言って良いほど通用せず、こちらの自発的な行動も、ほとんどが銃撃によって潰されてしまう。
 ――ただ、もちろん弱点が無いというわけではなく、最大の穴として、
「ブレイバー」を受けると1発でバーストするという特性がある(リミット技や「インフィニットエンド」でも良い)。しかも、このバースト中は、物理防御力がやや下がるうえに、物理耐性が「弱点」になって2倍ダメージを与えられる(魔法も半減→標準になる)ため、この隙に大技を叩き込めば一気に相手を倒すことが可能である。また、ステータスとして、睡眠とストップが1回ずつ有効であり、特に睡眠で眠らせれば、「ブレイバー」を確実に当てられるようになるため、そこから一撃で倒すパターンに持っていきやすい。一方、ストップは、10秒間という大きな隙を作り出せるものの、こちらは効果時間中に「ブレイバー」を当ててもバーストしない場合があり(する場合もある。詳細不明)、使い方に注意が必要である。いっぽう、睡眠・ストップを使い切っても倒せなかった場合、敵の動きを見て「ブレイバー」を気合で当てるか、毒で削るか、魔法でひるませた隙やリロード中に少しだけ殴るか、と言った戦い方をしていく必要があるだろう。

 さて。今回プレイでの話を挙げてみると、私はハード攻略の際に
ノーダメージプレイの真似事をしようとしたことがあり(日記:【2020/5/22】、その際に、ルーファウスたちに有効な戦法については一通り学習済みであった。
 …そんなわけで、まずは実験ということにして、ジェノバBeat戦
(※「●HPアップ」有りで挑んでいた時)の装備のまま戦ってみた。まず、第1段階と第2段階では、「ラピッドチェイン」で連携を切りつつ、ダークネイションをバーストして攻撃し、撃破する。そして第3段階であるが、ジェノバBeat戦そのままの装備であったため、クラウドは毒も睡眠もストップも使えなかった。ということで、絶体絶命…というか、そもそも最初から勝つつもりが無かったのだが、適当に接近して「ブレイバー」を放ってみたところ、なんと当たって相手がバーストしてしまった。しかも、雑なプレイでHPを削られていたせいで、リミット技が発動可能になっていたため、「凶斬り」を使ったところ、2374+1486+9143=13003ダメージで、一撃でルーファウスを倒せてしまった。Oh…。
 ――ということで。確かに、通常プレイで予習をしていたという面はあるものの、強敵だと思っていた相手がここまで簡単に勝ててしまうとは、思いもよらなかった。しかも、
これは一応、低レベルクリアーなのである。だからこそ、何か条件を厳しくして、どうせなら「●HPアップ」だけでなく、ハード攻略の時は達成できなかったノーダメージ撃破を、この機会にやってみようと思ったのだ。

「ラピッドチェイン」でルーファウスの反撃を封じつつダークネイションを攻撃する


 それでは。具体的な、ノーダメージでの第1段階攻略に入っておこう。なお、勝利時のプレイ動画は
【こちら】であるので、そちらを先に見ていただいても良い。以下は、動画でやったことを書いているだけである。
 …まず、戦闘の第1段階は、
「ラピッドチェイン」を軸に攻めていけば良い。バトル開始直後に、ダークネイションをターゲットとしてラピッドチェインを使うと、「ダークネイション→ルーファウス→ダークネイション」の順に攻撃し、相手の「Dリンク」という連携を切ったうえで、ダークネイションに接近した状態を作ることが可能である。そのまま、「バーストスラッシュ」などでダークネイションをバーストし(この際、「●ATBバースト」でATBゲージが0.9スロットぶん補充され、なかなかのお得感がある)、そのHPを60%にまで削れば第1段階は終了である。
 ――ただし、この際、
ただダークネイションを攻撃しているだけだと、起き上がったルーファウスから銃撃されてダメージを受けてしまう。それでも、ボタン連打をしていれば、銃撃の合間にダークネイションを攻撃できるのだが、ノーダメージ攻略ではそうもいかない。ということで、適当なタイミングで「ラピッドチェイン」を使用し、再びルーファウスを弾き飛ばして、攻撃時間を作る。

 具体的には、以下の順で行動をする。


 第1段階(ダークネイションHP100〜61%)

 
開幕、「ラピッドチェイン」をダークネイションに向けて使用する
 
ブレイブモードで、ヒート状態となったダークネイションに1コンボを決める。最後は、ボタン長押しで、バーサク状態を引き出す
 
続いて「バーストスラッシュ」を使う
 
引き続きダークネイションを攻撃しつつ、ゲージが溜まったタイミングで「ラピッドチェイン」を使い、ルーファウスを弾き飛ばす
 
ダークネイションを攻撃し、第1段階を終了させる。ルーファウスが起き上がってこちらに向かってくるが、ほとんどの場合はムービーが入って中断される。攻撃の最後のほうでボタン長押しをし、バーサク状態を延長しておくこと



 さて。今回初めてフル活用したのが、
ブレイブモードでの□ボタン長押し攻撃である。この攻撃は、威力こそイマイチなものの、命中をすると自身に10秒間のバーサク効果を与える。これにより、与ダメージ1.3倍(&被ダメージ1.3倍)の効果をコンボ内で発動させられ、以降の攻撃で大ダメージを与えやすくなる。なお、本作は、基本的に有利なステータス変化は上書きで持続時間が数え直しという仕様であり、このバーサク状態も出すたびに持続時間が10秒から数え直しとなる。初めて知った。敵への弱体化は、上書きしようとすると無効になるという調整のため、味方への強化も同じだと思っていたよ…。
 ――ちなみに、バーサク状態を引き出すだけなら、魔法「バーサク」やアクセサリ「怒りの指輪」もあるのだが、このブレイブモードでの
ボタン長押し攻撃は、それら他の枠やコストを一切使用せず、戦闘中の操作だけで与ダメージを1.3倍にできるというのが魅力である。

ここでルーファウスを眠らせないと、すぐに銃撃が飛んできてダークネイションを倒せない


 続いて、第2段階である。基本は、第1段階と同じく、ラピッドチェインで連携を切りつつ攻めていけば良いのだが、ルーファウスの攻撃速度が上がっており、ただゴリ押ししようとすると、ルーファウスからの銃撃を受けてしまい、あまり上手く行かない。
 …ということで。このパートで私が使用したのは、
「スリプル」と「ストップ」である。まず、ルーファウスをスリプルで眠らせて、その行動を封じる(第3段階への移行時に解除される)。ここでルーファウスにスリプルを使ったのは、第2段階ではルーファウスには攻撃をしないのと、第3段階ではストップのほうを使いたかった(ルーファウスには、睡眠とストップをそれぞれ1回だけ入れられる)からである。また、この段階ではダークネイションを攻撃していくため、そちらにはストップを入れ、ダメージを与えても行動封印が解除されないようにしていく。そして、バーストすればダークネイションにトドメを刺せるが、例によってボタン長押し攻撃を使い、バーサクの効果時間を延長しておく。
 ――以上をまとめると、第2段階の開幕で「ラピッドチェイン」「スリプル」「ストップ」と行動することになるが、これは行動3回であり、ATBゲージが満タンであっても足りない。そのため
、ここで「ATBブースト」を使用する。これにより、ラピッドチェインの後に、スリプル・ストップを連続で発動することが可能となるのだ。ついでに、「●わざたつじん」の効果により、スリプルの発動後(バトル開幕から「ラピッドチェイン」→「バーストスラッシュ」→「スリプル」を使ったという判定)に0.9スロットぶんのATBゲージが補充され、得をした感が凄まじい。


 第2段階(ダークネイションHP60%〜)

 
再び、開幕で「ラピッドチェイン」をダークネイションに対して使用する
 
L1+R1でATBブーストを発動し、ATBゲージを2スロットにする
 
「スリプル」をルーファウスに、「ストップ」をダークネイションに掛ける。ストップが発生する前にダークネイションが行動したら諦める
 
ダークネイションを「バーストスラッシュ」×2回でバーストして、ボタン長押し攻撃も交えながら撃破する




ルーファウスをストップで止めてバースト、最後はインフィニットエンドで9999ダメージ!


 ラストの第3段階である。ここで行う行動はシンプルだ。
ルーファウスにストップを決め、「ブレイバー」でバーストし、「インフィニットエンド」を入れることである。すべての態勢が整っていれば、最後のインフィニットエンドで9999ダメージを叩き出し、ルーファウスを撃破することが可能である。
 …やれ、私の当初の案としては、トドメにはリミット技を使う予定であった。というのも、第1段階と第2段階でダークネイションをそれぞれ1回ずつ、そして第3段階でルーファウスを1回の、合計3回のバーストを成功させているため、被ダメージが0であっても最終段階ではリミット技が使えるはずである。しかしながら、
実際には、ルーファウスをバーストしたとしても、リミット技は使用可能とならない。どうも、ルーファウスは、「『ブレイバー』を受けたことによって『自分からバーストをした』」という判定になっており、クラウドがバーストさせた扱いとならないようだ。なんかKONAMI語みたいな話だが、これが仕様ということならば仕方が無い。
 ――しかしながら、それでルーファウスが倒せないかというと、そういうことはなく、クラウドには大技の
「インフィニットエンド」が存在する。これで2ゲージを消費することにより、ルーファウスに特大ダメージを与えて一気にHPをゼロにできる。叩き出すダメージは、驚異の9999である。
 具体的に計算してみよう。クラウドの物理攻撃力は205であり、敵のバースト中の物理防御力は166であるため、基本ダメージは「205×2 - 166 = 244」となる。次に、バースト中の「インフィニットエンド」の威力値は1110であり、倍率としては100で割って11.1になる。次に、攻撃側バーサクの1.3倍・防御側物理弱点の2倍・バースト中ダメージ倍率の1.6倍を掛け合わせ、増加率は4.16倍となる。これに、ランダム増減の0.95〜1.05を掛けると、合計のダメージは
10703〜11830となるのだ。実際には、10000以上のダメージは全て9999となる(ラスボス連戦の「巨人」のみ例外)のだが、乱数が最も小さい場合でも、ダメージはカンストするということが明らかになった。良かった、今回も縛りプレイの条件下で9999ダメージを達成できた…。

 そんなわけで。具体的な戦い方は、第3段階の開始直後に「ストップ」でルーファウスを止め、あとはタイミング良く「ブレイバー」でバーストし、再びタイミング良く「インフィニットエンド」でトドメを刺すだけなのだが、一つ注意点がある。それは、
ストップ状態の敵に「ブレイバー」を加えても、バーストしない場合があるということである。睡眠の敵に同じ行動をした場合は必ずバーストできるため、恐らくは「敵のストップ前の体勢」か、または「ストップが切れた瞬間の行動」などが関係しているのだろうが、細かい理由は分からず、実質的には★運ゲー★に近い。このバトルのノーダメージ攻略が失敗する理由は、だいたい第2段階でダークネイションに行動されてしまうか、ここでのバーストが成功しない場合であった。ちなみに、ここで失敗した場合、ダークネイションが経験値を持っているため、リスタートではなく、いったんタイトル画面に戻ってからデーターをロードしなおす必要がある。
 …さて、首尾良くルーファウスのバーストに成功したら、少しだけ殴って「インフィニットエンド」を発動する。なお、ルーファウスのバースト時間は僅か6秒であり、インフィニットエンドのダメージ発生までにはそれなりに時間が掛かるため、「ブレイバー」でATBゲージが
1スロットになってから、バースト中に「インフィニットエンド」の発動コストである2スロットまでゲージを回復してダメージを与えるには、とても時間が足りない。当初、この問題は「●ATBバースト」(敵をバーストさせたとき、バーストさせたキャラのATBゲージが補充される)で解決できたと思っていたのだが、上記のように、ルーファウスは自分からバーストしているので、「●ATBバースト」による補充効果は発動しないはずである。
 ――しかし、実戦では、バーストさせた瞬間にゲージが
1.9スロットほどまで回復していた。では、どうなっていたのかというと、ここでも「●わざたつじん」が有効になっていたのである。第2段階で、ルーファウスに「スリプル」を使ったのち、「ストップ」「バーストスラッシュ」「ブレイバー」の3種類のコマンドを使ったことにより、再び「●わざたつじん」の効果が発揮され、0.9スロットぶんのゲージを持ってきてくれたのだ。当初、意識はしていなかったが、今回ルーファウスのバースト中に「インフィニットエンド」を当てられたのは、間違いなく「●わざたつじん」のおかげである。ちなみに、「●わざたつじん」によるゲージ補充効果はパーティメンバー全員に与えられる。いやあ、「●ATBバースト」が自分のみ、「●ATBれんけい」(2連続でコマンドを入力した時、ゲージが補充される)は自分以外の味方のみなのに、最も発動させやすい「●わざたつじん」が自分を含む味方全員とは…。


 第3段階(ルーファウス)

 
すぐに「ストップ」でルーファウスを止める
 
ブレイブモードで殴り、ボタン長押し攻撃でバーサク状態も延長する
 
ストップの切れ際を狙い、「ブレイバー」でバーストする(バーストできなかった場合はやり直す)
 
少しだけ殴ってATBゲージを2スロット溜め、「インフィニットエンド」でトドメを刺す



 そんなわけで。今回も、例によって動画を用意してみよう。というか、文字情報を読んでいただくよりも、
今回ばっかりは動画を見ていただいたほうが遥かに速いはずだ。なお、途中の演出は、長いので、編集によってカットさせていただいた。ゲーム中でも飛ばせればいいのに…。

動画



戦いながら耐性を増やしていくのだが、ヒートでそれがリセットされるという欠陥品


 ルーファウス撃破後は、移動画面を挟むこと無く、ボスである
「ハンドレッドガンナー」戦が行われる。メンバーは、バレット・エアリス+レッドXIIIである。なお、メニューに関しては、ムービーの途中でボタンを長押しすれば、開くことが可能である。また、ハンドレッドガンナー戦でリスタートをしても、この戦闘の直前からやり直すことができる。
 …ただし。この方式でリスタートをした場合、マテリア・装備などの編成は毎回「その前の戦闘をクリアした時の状況」まで巻き戻される
(ハンドレッドガンナー戦の直前に何らかの変更をしたとしても、それがリスタート後には記録されておらず、毎回ルーファウス撃破時のものに戻される)これが地味に厄介であり、繰り返しプレイで操作が面倒になるのはもちろん、縛りプレイで“戦法を改良しつつ進める遊び方”が行いづらくなっている。私は、このようなシステムをFFタクティクスと呼んでいる。あれも、激烈難易度の連戦に対し、セーブが前の戦闘の勝利時にしかできないため、ロードして試行錯誤をする場合は、何度も戦法を変える操作をしなければならなかったのだ。やれ、7リメイク第1弾とよく似たシステムの13シリーズでは、全て「リスタートした場合、変更した後の編成から再開される」で共通だったのだが…。
 ――ということで。ルーファウス撃破後は、すぐ次の戦闘に進まずにリセットし、バレットとエアリスの装備をハンドレッドガンナー戦のものに整えてから、ルーファウスを倒していく。ノーダメージにこだわらなければ、第1段階と第2段階は「ラピッドチェイン」で連携を切りつつ殴り、第3段階は相手の攻撃を喰らってリミットゲージを溜め、「スリプル」で眠らせて「ブレイバー」でバーストし、リミット技を当てれば良い。これで、ハンドレッドガンナー戦でリスタートをしたとしても、大規模な変更を行わなくて良くなる。実際には、リスタート時に間違えて「連戦バトルの前からやり直す」を選ぶという
FF13-2のラスボス連戦のようなミスをやらかして、ルーファウス戦からやり直すことのほうが多かったのであるが…。

 さて。このハンドレッドガンナーは、
「戦いながら耐性を増やす」という他に類を見ない特性を持っている。当初、敵は炎・氷・雷・風の全てを弱点としているが、何回か攻撃を加えると、「雷耐性アップ」などと宣言し、その属性の耐性を「弱点→耐久」へと大幅アップさせる。20倍だぞ20倍。無属性攻撃の場合は、物理タイプまたは魔法タイプ自体に耐性を持つことがある(タイプは最初「標準」)
 
…が、この耐性は、敵がヒートまたはバーストするとリセットされる。つまり、再び全属性が弱点の状況に戻るということである。しかも、敵はちょっとHPを減らすだけで頻繁にヒートするため、耐性が役立たない場合が多い。よって、ヘルハウス戦のように4属性を網羅していく必要は無く、2属性を使えれば十分である。そのうち1つは、障害物を貫通できて必中のサンダー系で決まりで、あとの1つは好みで良いだろう。

 というわけで、戦っていく。まず第1段階は、3つの「バリアビット」が本体を守っており、バリアビットから破壊する必要がある。バリアビットに関しては、
「本体の『主砲』の発射をダメージを与えて阻止すると、レッドXIIIがビットをバーストしてくれる」というシステムがあるため、これを利用すると簡単に倒すことが可能である。逆に、これを使わないとなると、かなりMPの消費が大きくなるため、あまり美しくない。敵の攻撃に関しては、柱などの遮蔽物を使えば大半を防ぐことができ、この性質はその後の段階でも同じである。バレットは、まず「ヘイスト♂」を貼って、あとは適当に戦っておけば良い。なお、ビットは経験値を持っていない。
 …続いて、第2段階と第3段階は、エアリスが「聖なる魔法陣」を貼り、ガンガン魔法で攻撃を始める。弱点を付いた場合の「サンダー」など初等魔法のダメージは2500というところで、それが聖なる魔法陣によって1.5倍になるため、1回の行動によるダメージは
4000弱というところである。「●いかずち」には「●MPきゅうしゅう」をセットで付けているため、MP6消費で4ポイントが戻ってくるのも嬉しい(聖なる魔法陣での連撃について、消費MPが5+1で、回復MPが3+1という扱いであった。与ダメージは2520+1352であったため、「●MPきゅうしゅう」の回復量は0.1%の少数第1位を四捨五入ということだろうが、その他の少数の取り扱いはよく分からない…)。また、ヒートした場合、エアリスはバーストゲージ上昇量の高い「ブリザド」を魔法陣の上で使い、バレットは「フュエルバースト」を撃ち込むことで、容易に相手をバーストさせられる。なお、ヒート時とバースト時にはローラー(車輪)を攻撃するとお得という特性があるのだが、そんなことを気にしなくても勝てた。
 ――そして、最後の第4段階である。敵は、「ファイアウォール」で退路を塞いだうえで、9999ダメージの「拡散波動砲」のみを繰り返す。ということで、まずは初撃を後方の柱で回避し、その後はまずイフリートを召喚する。
そんなことをしなくても勝てるが。続いて、そんなことをしなくても勝てるのだが、バレットが「ストップ」を使って相手を停止させる。この際、間違えて「ストップ♂」を放ってしまったため、持続時間が25%ダウンしてしまったのだが、それすらどうでも良かった。エアリスが、残りMPの状況などから、「サンダガ」「サンダー」と撃ち込み、相手に大ダメージを与えた。これで、残りの15%のHPを削りきって、バトル終了である。完全に、エアリスのおもちゃであった。確かに、おもちゃが壊れる瞬間は楽しいね…。

動画



スクエニ「必要な分は見せたということだ。これ以上は見せぬ」



 17章:後半/ボス3連戦
 
クラウドLv27(1194) バレットLv27(333) ティファLv27(2858) エアリスLv27(1522)
 
経験値 / ジェノバBeat:1300 ルーファウス:1300 ダークネイション:1300 ハンドレッドガンナー:1300

 
逃げられなかった方々
 
X ジェノバBeat 経験値1300 … クラウド・ティファ・エアリス+レッドXIIIで戦う。触手は経験値を持っていない。
 
Y ルーファウス+ダークネイション 経験値2600 … クラウド1人で戦う。ルーファウスとダークネイションの両方が経験値を持っている。
 
Z ハンドレッドガンナー 経験値1300 … バレット・エアリス+レッドXIIIで戦う。バリアビットは経験値を持っていない。

 
逃げられた方々
 (なし)

 
合計戦闘回避率:0/3
 
クラウドLv27(1194)→Lv28(1813) 獲得経験値4940(17章合計:17720)
 
バレットLv27(333)→Lv28(561) 獲得経験値4420(16796)
 
ティファLv27(2858)→Lv28(3173) 獲得経験値4420(17266)
 
エアリスLv27(1522)→Lv28(2184) 獲得経験値4680(17526)



 そんなわけで、いつものリストで経験値をまとめてみた。今回は、17章の後半部に当たるボス3連戦だけを載せたため、内容はシンプルである。パーティへの加入状況によって異なるものの、全員が4500前後の経験値を獲得し、レベルも27→28と上がった。
 …ついでに、17章の通算の経験値も記載してみたのだが、
約17000というとんでもない値となってしまった。ちなみに、ここまでの通しプレイで、バグ利用により減らせた経験値をクラウドで数えてみると17072であるため(私が使わなかった「5章スキップ」と「8章新方式」は計算に入れていない)17章だけでこれまで使ってきたバグの全てを帳消しにしてしまったということになる。いや、違うか。バグを使わなかったら、17章をもう1回やるのと同じだけの経験値を獲得していたということになるのかな。

 そんなこんなで。物語は、ついに最後の18章へと辿り着く。ここでは、まずは原作と同じく、神羅ビルからの脱出でバイクのミニゲームが挿入される。しかしながら、その後の展開は完全なるリメイク版オリジナルであり、分作第1弾のクライマックスとして、
電波な物語が発信される。
 …さて。18章は、このやり込みプレイにおいて、
2つの特殊な立ち位置を持っている。まず、18章は公式の定める録画禁止区間に指定されているということである。【公式の著作物利用許諾条件】によると、録画禁止区間とされている場所の内容は、動画はもちろんとして、画像・テキストなども配信禁止となる。私は、ファンサイトといった二次創作は公式あってのものだと考えているので、示された指針はできる限り守っていきたい。そのため、攻略日誌の作成は、動画や画像などを使えないということで、これまでとはかなり異なる形になってくるだろう。
 ――そして。もう1つのポイントは、18章は、
本プレイにおいて最大の難関になるということである。18章は、バイクゲームの後に、ラスボス連戦が行われるというシンプルな構成である。しかし、そのラスボス連戦の前半部では、合計5段階に渡る超長期戦が行われる。本プレイは、戦闘中の回復行動を禁止しているため、戦闘が途切れないのであれば回復なしで戦わなければならない。しかも、出現する相手は、ひっきりなしの行動でこちらを妨害してくる尋常ならざる強敵である。もう明らかに、本プレイ最大の山場であり、条件の緩和なしでクリアできるかどうかは非常に怪しい。

 というわけで。次の18章が、
最後にして最凶の超難関である。
 …やれ。もし、これが通常のプレイであれば、クリア後は「チャプターセレクトによるハード攻略」「トロフィーの収集」「コロシアム&バトルシミュレーター」といったやり込み要素があり、ラスボス戦は一つの結節に過ぎない。しかしながら、この低レベル攻略では、経験値入手の都合上、それらの大半を満足に行うことはできない。また、仮にハード攻略をやったところで、道中で再びレベルが上がっていってしまうし、ボスまで辿り着けたところで、レベルが離れすぎて全く歯が立たないという展開が頻発し、まともな攻略は不可能であろう。そんなわけで、基本的には、次回で取り扱う
「1周目ノーマルでのラスボス戦」を、本プレイ日誌の最終話ということにしたい。さあ、次がいよいよ、リメイク第1弾での最後の戦いだ!

 

(2020年9月6日) 115 PV

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