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低レベルクリアー(笑) プレイ日誌

 





4章:七番街 / 真夜中の疾走
クラウドLv10 敵Lv11〜13


 
リメイク第2弾ではバイクと合体してそう


 4章である。ここは、原作FF7では全く存在しなかったオリジナル展開として、ジェシーを手伝うためにクラウドが七番街プレート上部へ行くことになる。また、その過程で、7リメイク第1弾のライバルキャラに
なりきれなかったロなんとかさんと対決することになる。

 そんなわけで、4章はまずバイクのミニゲームからスタートする。原作では、神羅ビル脱出の際に行われたバイクゲームであるが、今作では「原作部分に相当する18章」「この4章」での、合計2回が用意されている。
 …さて、その内容としては、原作と同じく
で左を攻撃しボタンで右を攻撃するというものである。極端に遊びごたえのある内容では無いものの、簡単操作でスピード感のある戦いが楽しめ、長さ的にも本編の息抜きとして相応しい。まさに、ミニゲームらしいミニゲームとなっている。リメイク版でのミニゲームは、原作と同じく、主張しすぎず淡白すぎずという感じで、バランス感覚の取れたものが多い。なお、チャプターセレクト時は、このミニゲームを丸ごとスキップできるという配慮も為されるのだが、私はなかなか面白いと感じていたので、2周目ハードの時も飛ばさずに遊んでいった。
 ――なお、このバイクゲームの報酬と言うと、本編のバトルに関わるものは存在しない。ただし、4章においては、一定以上のHPを残してクリアーすることで、ジェシーからお褒めの言葉が貰うことができ、最高評価の「HP70%以上かつノーリトライ」の際は、トロフィーも獲得することができる。これが意外と難しい…と思いきや、
バトル難易度をイージーかクラシックにするとこのバイクのミニゲームも簡単になるため、それを使えば楽勝である。

 そして、この4章のほうのバイクゲームでは、ボスとして
ローチェさんが登場することも印象的である。
 …さて、このローチェさんは、発売3ヶ月半前の2019年12月17日に、新キャラクターの1人として初の情報公開が為された。特に意味は無いが、
FF13の発売10周年記念日である【日記:2019/12/17】。しかしながら、当時の私は、まだ7リメイク第1弾の出来に関して半信半疑という感じであり、ローチェさんも原作で全く存在しなかったキャラクターということで、「こんな奴いらない」と冷ややかな目を向けていた。
 ――が、実際にプレイをしてみると、ゲーム全体の出来が良いことに加え、ローチェさん自体も
馬鹿なアホという感じで、親しみの持てるキャラクターとなっていた。まず、バイクゲームでは、頭のおかしなバ術(「バイク術」の略)をムービーで見せつけてくれたのちに、ミニゲームのボス敵として立ちふさがる。そして、その後の4章ラストでは、絶体絶命となったクラウドを助けつつ決闘を申し込み、ビックス・ウェッジ・神羅兵たちを何とも言えない雰囲気に巻き込んでしまう。そして、ボスとしても特徴的な動きをし、初見ではそれなりの強敵として活躍する。その他、ローチェさんに関連するムービーは、とにもかくにも力が入っており、本作でも屈指のスクショ地帯となっていたりもする。

 が、このローチェさんが、皆の印象に残った理由は、やはり
何とも言えない残念さであると思う。
 …まず、こうして序盤の4章で登場したローチェさんであるが、クラウドを「マイフレンド」と呼び、最終的に高笑いしてバイクで去っていく。私の予想では、彼はライバルキャラクターとして
終盤で再登場すると考えた。そして、実際に18章では、2回目のバイクゲームという絶好の舞台があったのだが…まさかの、そこにはローチェさんは影も形も無く、出番は4章だけというオチだったのだ。ということは、ローチェさんとの再会を実現するためには、リメイク第2弾以降を待つしか無い。ハッ! これは、フィーラー=スクエッニの手の内で完全に踊らされている…?
 ――また。バトル面でも、ローチェさんは7リメイク第1弾で最初の人間型ボスということで、攻撃が激しく、特にハードだと大技で3000近い大ダメージを与えてくる超強敵である…
ように見えるが、第1段階は回避不能のサンダー系魔法が存在するなどそれなりであるものの、第2段階はローチェさんの周りをぐるぐると走っているだけで全ての技を簡単に回避できてしまう。そうして、隙を見て殴っていくも良し、「バイオ」で削っていくのも良しというもので、ボスとしてはかなり情けない。7リメイクは、アクションゲームと割り切ってしまえば楽になる戦いが多いのだが、ここまで簡単に全回避が可能な相手はローチェさんだけだ。が、この残念な感じも、何と言うか、ローチェさんらしいというものである。

ん?


なんでもすると言った結果がこれだよ!


 それでは、ミニゲーム終了後の4章について書いていく…前に。ここで、通称:
「壁抜け」と呼ばれるバグについて説明してみよう。7リメイク第1弾は、まだ発売2ヶ月と早いが、既にバグ勢が活発に動いているのだ。
 …まず、この「壁抜け」は、直接的に障害物の壁を通過できるというわけではなく
そういうバグもあるのだが…)、イベントの都合で進行不能となる「イベント壁」を抜けられるというものである。このゲームのイベント壁は、順路でない方向に進もうとすると、「[\] WARNING!」という感じのマークが表示され、それでも前進していくと、強制的にクラウドが歩いて引き返す…という内容になっている。そして、この「壁抜け」バグは、ある特定の手順を行うことで、このイベント壁を強制的に突破できてしまうというものだ。
 ――やれ。このバグに関しては、基本的に本作は一本道形式ということで、シナリオ進行を壊せる場面は多くなく、そもそも「壁抜け」自体が実行できない場所も多いという。それでも、これらバグに関しては、
様々なプレイヤーによって活発な掘り下げが為されている。それはまさに日進月歩であり、今も続々と応用法が発見されているものだ。なお、この「壁抜け」の基本理論は、「たはた」氏により、4月17日には発見されていたようだ【YouTube】。発売1週間で、既にバグ勢が出来ていたとは。まさか、この7リメイク第1弾は、とんでもないバグゲーだったのか…?

 それでは。具体的に、この「壁抜け」のやり方を説明してみようと思う。なお、映像での説明に関しては、私がこれらのバグを知ったきっかけである、「ぱんこむ」氏の動画
【YouTube】を見ていただくと良いだろう。
 …さて。ここでは、4章でバイクゲームが終わった少し後の、メインシナリオの状況が「帰宅」となっている段階で、ジェシーの家とは反対側の、
トンネル内にあるイベント壁を例とする。前述の、ぱんこむ氏の動画も、少しだけ進行段階が異なるが、内容的には同じである。まず、クラウドが強制的に引き返すラインのギリギリまで進む。このマップの場合、水を捨てるための側溝に被せられた網(正確な呼び名が分からない…)を目印にできるだろう。そして、そこまで来たら、R1ボタンを押して壁に向かって移動し、クラウドが走り出したところでOPTIONボタンを押してポーズする。その後、スティックを壁抜けができる方向(手前)に倒しながらポーズを解除すると、運が良ければイベント壁を抜けられるというものである。タイミングは、決して簡単ではないが、私も5分ほどで成功させられたため、壁抜け自体が可能な場所ならばそこまで難しいわけでもないようだ。
 ――そして。気になるその後の展開はと言うと、7リメイク第1弾は、オープンフィールドではないため、自由にどこにでも行くということはできない。また、不正な方向に進もうとすると、
クラウドがガクガクと戻されてしまい、それより先に進行することはできない。また、フラグを立てていないため、無理やり移動をしても仕掛けが動作せずゲームが進まなかったり、即座にフリーズしたりという場合も存在する。この4章においても、現在のところマップの裏側が見られるというくらいで、これと言った利用法は存在しないようだ。

 というわけで。この「壁抜け」は、単なるお遊びに過ぎないと思いきや、既に極めて実用的な使い方が発見されている。それは、
13章を丸ごとスキップできる!というものだ。詳しい内容は、私も実際に使ってから書こうと思っているのだが、先に知りたい場合は、ぱんこむ氏の動画【YouTube】を見てもらえれば良いだろう。13章の序盤から14章の中盤まで一気に進められるため、既にRTAではタイム短縮の常套手段とされており、当然ながら低レベルプレイにおいても、経験値回避手段として使用ができるはずだ。そう言えば、某つれぇわ15でも、アップデートによって13章がスキップできる機能が追加されたと聞くが、7リメイクでは最初から搭載されていたということだ。
 …なお、その他においても、既にバグを使って飛ばせる地帯として、「8章の中盤〜9章の序盤」「15章中盤の一部」が知られている。驚くべきことに、これらと「13章スキップ」の計3つは、
全て別のバグを使って実現されているのだ。8章中盤〜9章の序盤に関しては【こちらのYouTube動画】、15章中盤スキップに関しては【こちらのYouTube動画】をご覧いただきたい。なお、現在ではやり方も少し変わっていて、前者は「精霊のピアス」によるリレイズさえあれば実行可能で、後者はリミット技の「カタストロフィ」は不要という感じになっており、今回の低レベルプレイでも適用可能かもしれない。この辺りは、私も実際にプレイして、何が使えるかを検討してみたい。というか、バグ勢は研究速度が速すぎて、こういう文章は書いた瞬間に古くなってしまう。1年もしたら、自由自在にワープしてエンディングを呼び出しできるバグ技とかも発見されているかもしれない。そして、この文章を清書している間に、更に15章のスキップ範囲が拡大したことが判明しました…【YouTube】
 ――やれ。今作の「FF7 REMAKE」というタイトルには、まあ「今作が分作ではなくFF7の全てを含んだリメイク作ですよ」と誤解させるという
邪な気持ちもあったかもしれないが、物語を読み解いてみると、「原作FF7の物語という“運命の壁”を乗り越える作品」という解釈も可能となっている。が、そのスクエニスタッフたちも、まさかこんな変な方法で運命の壁を抜けられてしまうとは考えていなかっただろう。これらのバグは、ひょっとしたら今後のアップデートによって塞がれてしまうのかもしれないが、ここまで来たら、逆に修正しないほうが面白いと思う。前述のバグは、通常プレイで発生する可能性は皆無と言って良いものであり、むしろ楽しみ方の幅を広げてくれるものであって、一切REMAKEする必要が無いからだ。もしくは、アップデートでバグを追加するという斬新な方向性も有りかも…?

何も考えずに戦うと、あっという間にHPが尽きる


 さて。前置きが長くなったが、そろそろ低レベル的な攻略を再開していこう。
 …まず、序盤のジェシーたちのイベントパートは、手に入るアイテムが一切無いため、通常プレイと同じように進めれば良い。
 ――その後、七六分室まで進むと、明らかに「今後の戦闘のために準備しろ」というような雰囲気になる。ここでの特徴として、前編で唯一、
経験値稼ぎが何度でもできる「訓練所」というポイントが用意されている。詰み防止のためと言いたいところだが、そもそも本作ではリスタートをしても経験値が蓄積されていくうえ、やたらと簡単なイージーモードがある。そして、どうしても駄目なら、「チェックポイントからやり直す」で少し前に戻す(ほとんどの場面で経験値稼ぎができるパートまで戻れる)という手もあり、完全な詰みになってしまう可能性は少ない。これで詰む人は、「ファイナルファンタジータクティクス」をやったら、例の3連戦どころか最初の1時間くらいで終わるのではないだろうか。まあ、あれは1997年当時のゲームとしてもかなり理不尽だが…。

 そういうわけで。訓練所での戦闘は無視して、七六分室での戦いに足を進めていく。
 …さて、ここでの問題点は、
戦闘が長いということである。本プレイでは、戦闘中の回復行動を禁止しているため、戦闘が長いということは、それだけHPが枯渇しやすく、難易度が上がるのである。ではまず、この連戦での敵の一覧を見てみよう。


 4章:その@(七六分室での戦い)
 
クラウドLv10(103)
 
経験値 / 警備兵:22 擲弾兵:18 鎮圧兵:28 上級警備兵:42 戦闘員:47 上級擲弾兵:31 ガードハウンド:32 スイーパー:66 ローチェ:300 

 
逃げられなかった方々
 
B+C 警備兵×17+擲弾兵×2 経験値410 … 敵は順番に出てくる。なお、ビッグスとウェッジが高いところから敵を引きつけつつ銃撃を加えてくれるが、彼らの攻撃で敵を倒したとしても、経験値はゼロにならない。
 
D+E 鎮圧兵+上級警備兵+戦闘員+上級擲弾兵 経験値148 … 敵は2体ずつ、順番に出てくる。なお、この戦闘中は、2基のミサイルランチャーが上層から攻撃してくるが、敵を2体倒すごとにビッグスが落下させて破壊してくれる。
 
F ガードハウンド×8 経験値256 … 敵は合計8体だが、うち5体はウェッジの尻を追いかけており、攻撃を加えるまでクラウドには反応しない。ウェッジを追いかける行為に制限時間は無い。また、攻撃を加えてクラウドに反応させると、以降はウェッジを再追尾することは無い。
 
G スイーパー×2 経験値132 … ウェッジが銃撃をしてくれると共に、紫色に光る“地雷”を設置してくれることがある。この地雷をスイーパーが踏むと、バーストゲージが半分ほど伸びる。地雷は、前回の地雷を置いてから30秒間隔で使われる(同時に1つまでしか置かないが、“30秒”のカウントは地雷設置時から始まるため、場合よっては起爆後すぐに次の地雷を使うこともある)。地雷の弾数は、恐らく無制限である。また、このバトルでは、「サイズ:中」の召喚が使用可能である。
 
H ローチェ 経験値300 … ボスである。ハード以外だと、バトル開始時にHPとMPを全回復してくれる。

 
逃げられた方々
 
A ファーストレイ×3 … 訓練所での戦いであり、近寄らなければそれで済む。

 
回避成功:1/8
 
クラウドLv10→Lv11(669)



 ということで。表記上は、敵は7パーティが出現することになっているが、実質的には
「@雑魚兵士」「A上級兵士とミサイルランチャー」「B犬大量」「C機械×2」「Dローチェさん」の5連戦と言える。それぞれの戦闘の間では、全てイベントシーンが入る(スキップ可能)が、戦闘自体は継続であり、HP・MPとATBゲージは直前のものが引き継がれる。
 …ということで。最後のローチェを倒すまで、戦闘の状況が切れることはない。本プレイでは、「戦闘中の回復行動禁止」という条件があるため、
これらの連戦中にHPを回復することができない。この点が、大きく難易度を上げているのだ。ただし、最後のローチェさんは、残念なことにハード以外ではこちらを回復してくれるため、難易度的には惜しい感じとなってしまう。
 ――なお、これらの戦闘には、ビッグスとウェッジが特殊な形で参戦し、それぞれクラウドをサポートしてくれる。通常攻略で注目されることは少ないが、今回プレイでは、彼らの能力を活かすことが重要となってくるのだ。
あれ、やり込みらしくなってきた…?

雑魚を蹴散らすには3回攻撃のうちの1回でも十分、しかもその1発が複数に当たったりする


 それでは、第1戦の、B+C:
「警備兵×17+擲弾兵×2」戦から、順番に取り扱っていこう。
 …まず、こいつらは、ただの雑魚兵士である。数こそ非常に多いが、各所から順番に出てくるため、倒すだけなら通常攻撃を連打しているだけで余裕である。ただし、連戦の最初であるという点を考えると、
できるだけ低ダメージで倒せるようにすると同時に、バトル時間も短くしたい。
 ――そこで使っていくのが、
「ラピッドチェイン」である。この攻撃は、「『ブレイバー』の半分の威力で3回連続攻撃をする」といった感じの内容であり、1回ごとに狙う対象を変え、連続攻撃中に同じ対象を攻撃すると威力が下がるというデメリットを持つ。というわけで、複数の敵を相手取るのに向いている。まさに、このバトルのためにあるような技だ。「攻撃の速度」「2発目以降の追尾距離」が、通常攻撃並みに速く広いというのも嬉しい。

 そんなわけで。この初戦は、数が少ないときは通常攻撃で、ある程度の敵が密集しているときは「ラピッドチェイン」で、攻撃していけば良い。
 …なお、この第1戦においては、ビッグスとウェッジは、それぞれ高い所から失礼して敵兵士を銃撃してくれると同時に、敵兵士の攻撃をある程度まで自分へと引きつけてくれる。ちなみに、
このビッグスとウェッジの銃撃で敵兵士のHPをゼロにすることもできる。その瞬間、私は「よし!」と思ったが、残念ながらビッグスかウェッジが倒しても、経験値はクラウドへと入ってしまった。Oh……。

逃げるんだよォォォーーーーーッ


 続いて、第2戦のD+E:
「鎮圧兵+上級警備兵+戦闘員+上級擲弾兵」戦である。数は少ないが、倒しづらい兵士モンスターが、2体セットで出現する。また、強力な「ミサイルランチャー」が、上空から失礼して攻撃を加えてくる。
 …さて、ミサイルランチャーは、クラウドからは一切手出しができないので、まずはD:「鎮圧兵+上級警備兵」戦が始まったら、
全速力でミサイルランチャーの真下の壁際まで逃走する。そうすれば、敵2体はクラウドを追いかけて重なるように走ってくるため、そこを「ファイア」で攻撃すれば、運が良ければ2体に当たって同時に倒せる(本作では、「ファイア」など初級魔法であっても範囲攻撃の特性を持つ)。そうでなくとも、盾持ちの「鎮圧兵」のほうは一撃で倒せるし、「上級警備兵」にも大ダメージを与えることができる。その後、相手は「ポーション」を使うことが多いので、その隙に殴ってATBゲージを溜め、再度の「ファイア」で倒せば良い。なお、正面から立ち向かおうとすると、こちらの攻撃には打撃で反撃され、カウンター待ちをしても防御不能の「ショットガン」で削られるため、速攻がカギである。
 ――そうして2体を倒すと、次はE:「戦闘員+上級擲弾兵」が、入口側から見て右奥の扉より現れる。こいつは、まず名前が表示されてターゲット可能になったことを確認してから、「ラピッドチェイン」で上級擲弾兵を倒し、戦闘員をブレイブモードでのカウンター待ちで倒せば良い。無理にノーダメージを狙うより、僅かなダメージに抑えつつ安定して倒すことを考えたほうが良さそうであった。

 なお、第2戦においては、ビッグスが右側上部から回り込み、1回目のバトルと2回目のバトルが終わったときに、それぞれミサイルランチャーを落として破壊してくれる
(ウェッジは行方不明)。まあ、イベントでの活躍ということで、実質的なバトル面でのサポートは無しということだが、もしミサイルランチャーがこの後もずっと生きていたら、第3戦・第4戦と、かなり難易度が上がっていたことだろう。そして、第5戦のローチェさんとの戦いでは、ミサイルランチャーも空気を読んで射撃をやめるのだろうか…。

尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻


 続いて、第3戦のF:
「ガードハウンド×8」戦である。敵の数が多いうえに、最初から全てが出現しているが、そのうち5体はウェッジが引きつけており、すぐクラウドを狙うのは3体のみである。なお、残った5体に関しては、何らかの攻撃を受けるとクラウドのほうに向かってくる。いったんクラウドを狙うようになったガードハウンドが、再びウェッジを追いかけることは無い。
 ――というわけで、基本的な戦い方としては、まず最初の3体を「ラピッドチェイン」の連打で撃破し、その後はできる限り少数ずつ引き剥がして、各個撃破を狙っていく。なお、敵のHPは少しだけ高く、雑魚兵士のように瞬殺とはいかないため、もしATBゲージを切らしてしまった場合は、こちらもカウンター待ちで撃破していくことにした。無理に走り回ってノーダメージを狙おうとするよりも、僅かなダメージで効果的な反撃を加えたほうが、最終的な被害を少なくできるようだ…
ということを、一つ前の戦闘でも書いた。なお、この戦闘の途中で、残念ながらクラウドがレベル11になってしまう。

 ちなみに。このパートにおいて、ウェッジは
「ミッドガル・スペシャル・パワー!」などと意味不明の供述をしながら、放っておくと延々と走り続けるようだ。ガルバディア魂もびっくりである。一方、全てクラウドが引きつけると、遠く離れたところで休憩をするようになる。この際、近くにガードハウンドが現れた場合、もう追いかけられることは無いのに、遠くに逃げて休憩するというやたらと人間臭い動作を行う。うーん、芸が細かい…。

敵の足元に投げて直接起爆するという男らしすぎる行動に出ることも。地雷とは一体…


 次は、事実上の決勝戦となるG:
「スイーパー×2」戦である。ここは、これまでと違って敵の耐久力が高いうえに、火力もかなりのものがあるので、連戦で最も難しいパートとなる。
 …まず、敵の大技に関しては、300〜400という大ダメージを受けるため、絶対に喰らってはならない。いっぽう、通常攻撃である銃撃に関しては、マラソン戦法をしていても完全に回避することは難しいため、戦闘が長引くと、少しずつであるがHPが削られていってしまう。とりわけ、2体の時は難しいため、一刻も早く片方を破壊しなければならない。

 そのために重要なのは、意外にもウェッジの
地雷である。
 …というのも、私も今回の3周目プレイになるまで全く意識していなかったのだが、この戦闘では、ウェッジが
青色に光る地雷を設置…というか敵に向かって投げてくれる。この地雷には、10ダメージ程度と直接的な火力は低いが、敵のバーストゲージを半分ほど増やしてくれるため、2発で相手をバーストできる。しかも、この地雷には、「ある程度クラウドが戦わないと使ってくれない」「すぐ弾切れを起こす」といった有りがちなデメリットが無く、約30秒が経過すれば何発でも投げてくれるため、普段は逃げ回り、地雷でバーストした時だけ「サンダー」辺りで攻撃するという消極的な戦法を取っていっても、十分に相手を倒すことができるのだ。
 ――やれ。当初の私は、とにかく片方を速攻で倒すのが重要と信じ、まずは「凶斬り」を片方に当て、その後はイフリートの召喚を使っていった。しかし、このどちらも、クラウドが棒立ちになってHPを大きく削られてしまう。そして、
イフリートなどは遊んでるのかというレベルの低火力で、全く役に立ってくれない。そう言えば、トップシークレッツで敵バハムートが登場した時にも、イフリートは回復要員にされてましたね…。

 そんなわけで。このスイーパー戦は、クラウドだけで戦おうとすると難しいが、ウェッジの地雷を使うと、非常に簡単な戦いとなる。
 …なお、上に掲載した画像は、本プレイでの初回突破時のものであるため、ゴリ押しを狙ってイフリートを召喚したりしているが、こんなことより
地雷でバーストするのを待って「サンダー」を1発撃ち込んだほうが遥かに有益である。今回の日誌を書くに辺り、プレイをやり直して、地雷でのバースト待ちに戦法を変更したところ、全く難関という雰囲気を感じずに勝つことができた。
 ――ところで。1つ前のガードハウンド戦に引き続いて大活躍のウェッジであるが、プレイ日誌を書くための
ネタ収集として、いろいろなことを調べてみた。まず、地雷の弾数は無限のようであり、少なくとも10発までは使ってくれた。また、地雷というだけあって、自分の足元に設置するのかと思いきや、敵の方向に投げてくれ、驚くべきことにそれで直接起爆させるという凄まじい攻撃を行うこともある。また、地雷は同時に1つしか設置することは無く、時間間隔は約30秒となっているが、そのカウントは、ありがちな「地雷が起爆してから」ではなく、「前回の地雷を設置してから」であるため、踏むまでに時間が掛かっていた場合、地雷が爆発した瞬間に次の地雷を設置するというゲームならではの暗黙の了解を無視した行動に出ることもある。もう、ウェッジがジェノバもウェポンもセフィロスも倒せば良いのではないだろうか。なお、仕様かバグかは不明だが、たまに不発となることもあるようだ。

クラッチ中かつ不動の装衣を着ているときにこの攻撃が来ると死ねます(意味不明)


 さあ。連戦最後は、お待ちかねの
ローチェさんである。と言っても、こいつは弱い。
 …やれ、弱い理由は2つあって、まず1つ目は、
「戦闘開始時にHPとMPを全回復してくれる」という点である。戦闘狂ということで、クラウドと1対1の戦いがしたかったということだろうが、こんなことをしていては、3rdから昇進どころか次の登場時には4thになっているかもしれない。ちなみに、回復時のセリフは、「さあ 正々堂々と勝負だ マイフレンド!」である。偶然かもしれないが、「さあ、回復してやろう!」と少しだけ被っている。余談が長くなったが、今回プレイに話を戻すと、「連戦中で回復ができない」ということが、この七六分室での戦いの難易度を上昇させている要素であった。それが緩和されるということで、ボス戦を単体で取り扱うことが可能となり、難易度は大きく低下する。
 ――また、2つ目として、
「そもそも純粋にローチェ自体が強くない」という点が存在する。前に日記のほうでも触れたことがあるが【2020/4/25】、第1段階こそ回避不能のサンダー系魔法があるものの、第2段階はローチェの周りをグルグルと走っているだけで、容易に全ての攻撃を回避できる。ということで、ハードの時はその間にバイオで削れば良いのだが、1周目ではまだ「●どく」マテリアが手に入っていないため、普通に攻撃をしなければならない。だが、その場合でも、相手の攻撃を避けたのちに3発ほど殴るか、「ファイア」でも使っていれば良い。最終的に、あまりにも簡単すぎたため、チャドリーレポートを見越して、「バーストスラッシュ」で相手をバーストしてみたりもしてみながら、余裕の勝利を遂げた。

 ちなみに。このローチェ戦が簡単な理由として、連戦を意識しなくても良いという点がある。繰り返し述べている通り、本作ではリスタートをしても経験値がリセットされないため、多数の敵が出現する第1〜第4戦では、「リスタートするとそれぞれの戦闘の頭からやり直せる」という特徴があるとはいえ、実質的には失敗したら1戦目からやり直す以外の方法が無かった。
 ――と思っていたのだが。冷静に考えてみると、各バトルごと経験値を入手する前であれば、リスタートをしても何の問題もない。とりわけ、難易度の高い4戦目は、敵が「スイーパー×2」と少ないため、
片方を倒す前であれば何度でもリスタートが可能で、それを使えばバトルもかなり楽になったと思われる。やれ、ちょっと私は、「連戦=リスタートできない」という固定概念に囚われすぎていたかな…。

(経験値も)虚無なる魔物


 そうしてローチェを撃破したのちは、スラムに帰ることになる。3章と比較した場合、
サブクエストが消えたくらいであり、特に新規に行えるイベントは無いため、ベッドで休んで朝を迎えることにする。
 …そして、次の日の朝になると、クラウド&ティファのパーティで、
「虚無なる魔物(ボス)&未知なる魔物(使い魔)たちと戦うことになる。と言っても、こいつらは経験値ゼロであるため、何も考えずに戦って良い。実戦では、チャドリーレポートの展開も考えて、「『みやぶる』を掛ける」「2体ともバーストする」「ダメージ倍率を200%以上に上げる」といった行為をしてから、余裕の勝利を遂げた。


 4章:そのA(スラムに戻ってから)
 
クラウドLv11(669) ティファLv11(795)
 
経験値 / 未知なる魔物:0 虚無なる魔物:0 

 
逃げられなかった方々
 
I 未知なる魔物×6 経験値0 … 敵は順番に出てくる。経験値を持たないため、何の問題もない。
 
J 虚無なる魔物+未知なる魔物×3 経験値0 … 使い魔の「未知なる魔物」は常に3体になるよう補充され、「虚無なる魔物」を倒せばバトルが終了する。しかしながら、ボスも含めて経験値0であるため、何も気にせず戦って行けば良い。

 
回避成功:0/2
 
クラウドLv11(669) ティファLv11(795)


 4章合計
 
クラウドLv10(103)→Lv11(669) 獲得経験値1246
 
ティファLv?→Lv11(795) 途中加入
 
合計戦闘回避率:1/10




「箱を壊す→奥の敵に挑んで即リスタート」を繰り返す。退職ソルジャーの生活は苦しい…


 そんなわけで。これにて4章も終了し、次は5章に行けるようになった。
 …さて。この4章から先に進むと、次は
5・6・7章と、再び長い一本道パートが始まる。ということで、ある程度の準備をしてから挑まなければ、最悪の場合は詰んでしまう可能性もある。本攻略は、低レベルだけだと通常プレイの延長線上のような難易度であるが、そこに回復禁止を加えることにより、まあまあ緊張感のある難易度となっている。そのため、決して侮ることはできないのだ。

 そういうわけで、次からの章に向けて、ある程度ここで装備を整えておく。そのためのギルは、残念ながら
神羅ボックス稼ぎを行うしかない。その内容は、「神羅ボックスを壊す→敵に挑んで即リスタート」というアレである。
 …やれ。これで一応、理論上は無限に稼ぐことが可能なのであるが、
ほとんどの場合は「ポーション」が1〜2個だけ手に入るかどうかというところであり、ポーションの売値は1個25ギルであるため、効率は猛烈に悪い。それでも、背に腹は変えられないということで、ギルを集め、防具とアクセサリに加え、2個目の「●せんせいこうげき」5000ギルといった有力アイテムを集めていった。よし、これで準備は完了だぜ!

 

(2020年6月11日)

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