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おさらい低レベルクリアープレイ日誌

 



クラウドさん「やめなよ」


 やっと更新ができそうだ。第2話は、第1話ラストで
女装を盛大にミスったということで、ゲーム冒頭からやり直していくことになる。
 …ということで。再びクラウドが
電車に乗って登場するシーンからスタートする。一応、PS4リマスター版では、3倍速機能が使えるので、それが無いバージョンよりかは楽である。なお、他のアシスト機能(エンカウントなしと、HP/MP/リミットゲージ常時満タン)は、バトル内容に影響してくるので、現時点では使用をしない。この方針で、まずは前回と同じところまでゲームを進めていくことを目標とする。
 ――その他、セーブデーターの管理方法にも変更を加える。前回失敗したプレイでは、全て上書き保存としていたが、
今回は1個ずつ、全て新しく作っていくことにする。そもそも、PS4リマスター版では、15個×10スロット=150個のセーブデーターを作成可能(初代PS実機で、10枚のメモリーカードが刺さっているのと同じ状況)となっているので、別に節約をする必要は一切無いのだ。これで、仮に前回の女装イベントのような大ハマリを起こしたところで、その少し前のセーブデーターからやり直せば良くなる。最初からこうするべきであったのだ。実際、他ゲーではあるものの、FFタクティクスをアーカイブスでプレイした際には、例のベリアスの地点から、セーブデーターを順番に作っていったことで救われた経験もあったわけだし…。

 そんなこんなで、ガードスコーピオンを倒して壱番魔晄炉を爆破し、八番街でエアリスと初対面をした後に兵士から逃げ…ようとして
選択肢をミスしてやり直しになったり、その後の電車に乗るシーンでは、背景の動きがムービー扱いになっているのか、3倍速が使えずに時間が掛かったりする。その後、ティファを仲間に加えて伍番魔晄炉へ向かい、電車でのアイテム回収・エアバスター戦・エアリスの救出という前回リセットが連発した地帯は、さすがに1回で成功させ、連続する会話イベントも高速モードでさっさと進行させる。
 ――そして、
問題の女装イベントまで到達である。今回は、定食屋からのイベントでも、しっかりと「セクシーコロン」を入手しておいたことを始めとし、全てのイベントで最高得点を獲得する。その後に物語を進め、コルネオからも「骨太のおなご」としてクラウドさんが選ばれた。これにて、前回失敗した、子分と戦う際の経験値も、無事に回避することができた。何とかなったぜ…。

FF6低レベルの時と同じ、静止画を加工して読みやすくしたい(ここでは技名とダメージを同時表示)


 そんなわけで、
変態臭あふれる女装イベントを終了させると、次は下水道にて、ボスの「アプス」戦である。なんだろう…見た目は、豚というかヤギというか、の体に、魚のような尾が付いたというか…。なお、PS4のリメイク版では、獣人っぽいイメージで高グラフィック化をされている。
 …さて、こいつの特徴は、
「下水津波」という技を使用することである。その名の通り、下水を呼び寄せて攻撃するものであり、丁寧なことに「押し波」と「引き波」を交互に使用するという性質がある。また、敵味方全体技であり、アプス自体にもダメージを与える。その数値が、押しと引きで明らかに違っていることから、特殊な性質のある技のようだが、どうも「前列だと押し波が、後列だと引き波が、それぞれダメージが大きくなる」という特性のようだ。ちなみに、アプスは前列扱いということであり、押し波によって大きなダメージを受ける。これだけ、他に類を見ない特性を持っているアプスであるが、問題は弱すぎてあっという間に死んでいくということである。FF7も、通常プレイだと大概ヌルゲーだったりするのか…?
 ――というわけで。基本的な戦法としては、「下水津波」による相手の自爆を狙っていく。エアリスは自分のHPを回復しつつ、いい感じにエアリスのみが残って戦闘を終了させられると嬉しい。ただ、どうも、敵はバトル開始から時間が経つと、下水津波をほとんど使ってこなくなるという特性がある
(回数限定? それか、敵味方の人数やHPが条件?)ため、最終的にはエアリスが約80ダメージの「ファイア」で攻撃をしてトドメを刺していった。経験値240を獲得し、エアリスのレベルが一気に35と上昇する。なお、低レベルプレイの基本的な方針として、経験値背負い役は、序盤はDISC1ラストで離脱するエアリスとし、その後はバレットに任せるという方向性が定石とされているようだ。今回の私のプレイでも、それを踏襲していく。

 さて。このアプス戦が終わると、下水道から列車墓場に出ることができる。物語的には、既に七番街のプレート落下作戦が始まっているので、急いで行動をしなければならない状況なのだが、ここで
大規模なアイテム稼ぎを行う。というのも、下水道にて「盗む」のマテリアが手に入り、低レベルでも自由にアイテムを稼げるようになるからだ。
 ――というわけで。この時点で、下水道と列車墓場にて盗めるアイテムは、以下の通りである!


 ポーション…クリプシェイより。HPを100回復する。「ケアル」はマテリアで誰でも使えるので、重要性は低い。
 
エーテル…ディーンクロウより。MPを100回復する。魔法は強力なため、効果が有用なのはもちろん、売って750ギルにしても良い。
 
ゴーストハンド…ゴーストより。相手からMPを吸収する。何気に期間限定アイテムで、攻略で活躍するようだ。
 
興奮剤…サハギンより。攻撃の命中率が下がるが、リミットゲージが溜まりやすくなる「いかり」状態を発生させる。「かなしい」なら解除する。
 
鎮静剤…シェザーシザーより。被ダメージとリミットゲージ上昇量を減少させる「かなしい」を発生させ、「いかり」なら解除する。
 
ストライクロッド…エリゴルより。エアリス用の、この時点ではかなり強力な武器となる。


 さて。このパートでは、七番街に入ろうとするとイベントが進み、列車墓場には戻れなくなるため、宿屋でHPを回復したり、盗んだアイテムを売却して別の物を買ったりすることはできない。ただし、
盗めるアイテムはなかなかのラインナップであるため、ここでしっかりとした稼ぎを行っておくのだ。
 …なお、回復に関しては、エアリスを「いかり」状態にしてリミットゲージの上昇量を増やしたうえで、回復効果を持つ「癒しの風」でHPを補給することができる。それだけだと融通性に欠ける
(必要な時にリミットゲージが満タンとは限らず、そもそもバトル中にしか使えない)ため、さらにケアルと「ぜんたいか」のマテリアを組み合わせて使えるようにしておく。MPは、盗んだエーテルを使用しても、余裕でお釣りが来るだろう。なお、リミット技を大量に使うことができるが、残念ながらリミット技のレベルアップのための使用回数は、戦闘から逃げてしまうと加算されないようだ。
 ――ちなみに、FF7の「盗む」であるが、どうやらアイテムのレア度によって基本の盗み確率が決まっているのだが、そこに
敵と味方のレベル差を考慮に入れるという低レベルクリアーにおける天敵中の天敵が混ざっている。ただし、FF7では、低レベルクリアーにおいてもクラウド・ティファ以外のキャラはレベルが上がっていくため、中盤以降にも極端に稼ぎが困難になるということは無いはずである。変なところで上手く噛み合っている。

 そんなわけで、PS4リマスター版の3倍速機能も使用し、約2時間半でポーション31個・エーテル99個・鎮静剤12個・興奮剤12個・ゴーストハンド52個・ストライクロッド6個を入手した。なお、PS4リマスター版の3倍速は、プレイ時間の記録は加速されないようなので、
等速だったら7〜8時間程度ということになるのだろうか。なかなか大変である。
 …さて、この集めた数の根拠であるが、私が今回プレイで拠り所としている攻略に
「ゴーストハンドが50個あれば良い」と書いてあったため、そこを目標とし、他の物品も一通り収集したというところである。まあ、現時点の私の知識量では、今後どのような形で低レベルプレイでの稼ぎが行えるかということは全く分からないので、少々心配ではあるのだが、最悪の場合もここからやり直せば良いであろう。今回は、セーブデーターも取っておいてあるし…。
 ――その他、盗みやすさに関しては、主な目当てであった「エーテル」「ゴーストハンド」に関しては、かなり簡単に盗みを成功させることができた。ただし、ゴーストハンドを盗める「ゴースト」に関しては、ファイア・ドレインによる攻撃が強力であり、稼ぎ中には間違えてティファを戦闘不能にしてしまい、
「フェニックスの尾」を1個無駄遣いすることになった。また、「鎮静剤」「興奮剤」に関しては、かなり盗みを成功させづらく、大量入手をすることはしなかった。両ステータスの「いかり」「かなしい」とも、低レベルプレイでは重要になってくる気がするが、鎮静剤・興奮剤に関しては店があれば100ギルで買えるそうなので、必ずしもここで大量入手をする必要はない。ということで、現段階では10個という最低限の目標に留めていった(実際は12個)

「ピラミッド」での拘束は1人だとゲームオーバー扱い。つまり、低レベル1人クリアーでは…!?


 盗みが終わったということで先に進む。七番街に近づくと、すでにプレート支柱でバレットたちが戦っており、一行からはエアリスが別行動となる。また、頂上でバレットが加入し、ボス戦では
クラウド・ティファ・バレットの3人パーティとなる。なお、支柱の下にはセーブポイントと店が存在するが、さすがに切迫した状態ということか、列車墓場に戻って稼ぎを再開することは不可能である。それができれば、エーテル売却でギル稼ぎが行えたのだが。
 …さて、支柱道中では、特にこれと言った戦いは無く、てっぺんにて、タークスの
「レノ」戦がスタートする。こいつは、「ピラミッド」「他の攻撃×2回以上」というパターンを基本としており、戦闘不能者が居ると合間の攻撃の回数が増えるようだ。代名詞の「ピラミッド」は、単体に対する拘束技であり、こちらから攻撃を加えると壊れて、拘束を解除できる。この際、ダメージの数字が出て、いかにもHPが減っているような雰囲気がするが、ピラミッド破壊時の攻撃によって味方がダメージを受けることは無い。他の攻撃は2桁ダメージであるし、通常のプレイで死ぬ要素は全く無いと言えよう。なんというか、せっかく特別な技を使ってくる敵なのに、肝心な難易度が低すぎて片手落ちという感じがする。
 ――いっぽうで、このピラミッドには、
生存キャラ全員がピラミッドで拘束されると全滅扱いという仕様が存在するため、「低レベル1人クリアー」のような縛りプレイにおいては、凄まじい難関となるようだ。というか、遅くても開幕のピラミッドは3ターン目には飛んでくるので、とても勝てるとは思えないのだが、どうも「戦闘するメンバー以外でのレベルアップを含む稼ぎ」を許可したうえで、クラウドLv7・1人での撃破が達成されているようだ。

 さて。この低レベルプレイにおいては、3人を普通に使えるため、特に問題はない。リミット技の使用回数を増やすため、あまりこちらからは積極的に攻撃せず、できる限りリミット技のみでダメージを与えていく。前述の通り、敵の攻撃は「ピラミッド」の他は
2桁ダメージの単体攻撃だけであるため、即座にピンチになるようなことは有り得ない。ピラミッドも、すぐに破壊すれば全く問題は無い。
 …そして最後は、上手くHPを調節し、バレット1人になった次のターンで打撃の35ダメージを与え、相手を撃破できた。経験値をバレット1名が背負い、ついでにクラウドは新たなリミット技の「凶斬り」を取得した。FF13-2ギルガメッシュのX斬りとは特に関係ない。ダイアーさんとも全然関係ない。
 ――そして。このイベント終了後には、「みやぶる」のマテリアを手に入れることができる。何ということは無い、他シリーズにおける「ライブラ」と同じ機能であるが、本作では
経験値分配のために敵HPを把握しながら戦う必要があるので、ゲーム内でそれを行えるこのアビリティは実に嬉しいものである。ターンを潰すため、必ずしも電卓が不要になるというわけではないのだが、円滑なゲーム進行に大きく役立ってくれることだろう。

※PS4リメイク第1弾の「ラスダン」です


 そんなわけで、さらわれたエアリスを追って、クラウド達は神羅の本社ビルに侵入を試みることになる。中間階が省略されているとはいえ、全70階の壮大なダンジョンであり、
セフィロス・古代種・約束の地と言った物語のキーワードも明らかになることから、序盤の山場と言える。ちなみに、PS4のFF7リメイクは分作形式であり、来年3月発売の第1弾はミッドガル脱出までと既に明言されている。つまり、この神羅ビルがラストダンジョンということに…。

 さて。まず、ビルの玄関では、正面突破を狙うか、非常階段からこっそり忍び込むかの選択をすることになるが、
殴り込みを掛けると当然のごとく経験値が入ってしまうため、ここは非常階段で地道に登っていくことにする。どうも、本当に1階から59階までのぶんだけ階段が用意されているらしく、芸が細かいと言えるが、プレイ的にはなかなか面倒である。しかしながら、例によって3倍速を使えば苦痛は軽減できる。現実も平日だけ高速モードにしたい。
 …その後、59階にて、経験値を持った「強化戦闘員×3」と戦うことになる。こいつは、赤いアーマーを背負ったロボットのような前半形態と、中からローラースケートを履いたよく分からない人という感じの後半形態が存在するが、どちらも例によって攻撃力が低く、全く脅威とはならない。
 ――というわけで、いつも通り、リミット技の使用回数を稼ぎながら、最後にバレット1人になるようにして撃破するのだが、待っている時間がとんでもなく掛かったので、ここから
やり込み的な戦闘においても3倍速を解禁していくことにした。さすがに、動画をアップするわけでもない戦闘で、ただひたすら待つだけのものに時間を掛けても仕方ないと思ったのだ。その後は、いったんエレベーターで戻って、玄関でセーブを行う。なお、何故か「このタイミングでビル内でランダムエンカウントをした場合」のみ、雑魚敵からは逃げられないため、最悪の場合は階段登りからやり直しとなる。

 さて。次は、すごく「パラサイト・イヴ」
(走るのが遅いゲームね)っぽいムービーを見たのちに、エレベーターで60階に侵入する。ここからしばらくは、様々な形式のミニゲーム的なイベントをこなし、IDカードを集めて先に進んでいくことになる。まずは、重要人物の一人である「宝条」が初登場する67階まで進めることが、一つの結節となるだろう。セーブと無料回復は、64階で自由に行うことができる。
 …ここでの方針は、戦闘を避けることはもちろんとし、攻略サイトをしっかりと見て、
各種イベントにおけるアイテムを全て最高成績で回収していく。62階では、ドミノ市長による図書室の合言葉イベントがあり、実は2013年のPC版では初代PS版では絶対に正解とならなかった言葉が正しくなるなど、若干の仕様変更が行われているそうで、恐らくこのPS4リマスター版でも同様の仕様となっているであろう。ちなみに私の時は「魔晄爆発!」であった。市長は魔晄によってミッドガル市の実権を奪っていった神羅を恨んでいるようだが、「魔晄爆発!」とは物騒すぎる言葉である。
 ――その後、宝条のいる67階では、雑魚敵の「ソルジャー:3RD」から、クラウド用の武器である
「ハードブレイカー」を、「モススラッシャー」からは、防具である「カーボンバングル」を盗んでおく。どちらも、この時点で手に入れられれば、かなり強力な装備品となる。なお、この時点では、地味に67階までのカードは持っておらず、中間セーブ&回復地点のある64階には戻れなかったりするので、さっさと盗みを終わらせ、物語を進めていく。

レッド??とかレッドXIIIとかレッド13とか色々表記される方


 というわけで。67階でイベントを見た後にセーブを行い、作業用エレベーターで68階に向かって、ボスである
「サンプル:H0512」と戦う。
 …の前に。この戦いからは、新たに
「レッドXIII」が仲間に加わる。FF7のメインキャラクターの1人(1匹?)であり、見た目は赤い体をした狼という感じの獣人で、レッドXIIIはコードネーム(実験体として付けられた番号)であるが、作中ではその名前でパーティに加わる。XIIIはローマ数字の13であり、“レッドさーてぃーん”と読まれているようだ。ちなみに、FF7が発売された頃のパソコンでは、ローマ数字の「]」「V」は“機種依存文字”と呼ばれており、全ての機器では正しく表記できない文字であった。そのことが名残となって、「レッド13」とアラビア数字で書かれたり、「レッドXIII」とアルファベットを使って代用したり、はたまた後々出てくる本当の名前で呼ばれたりすることが多い。あとは、文字化け対策なのか、投稿システムのほうで自動的に「レッド??」みたいに変換されていたりすることもある。
 ――まあ、その機種依存文字というのも今は昔なので、本プレイでは堂々とローマ数字で表記させてもらおう…と思ったが、どうもローマ数字は
までは用意されているが、13は無く、どうしても書きたいのであれば、「]V」と2文字を使って表現するしか無い。うーん、丸文字は@からSまで用意されているのに、なぜローマ数字は12までで止めたのか。13という数字に愛着のある私は、ちょっと納得が行かない。そして、名前表記に関しては、さすがに2文字を使ってしまうと、見た目的にイマイチである。そういうわけで、本プレイでは、半角英字を使って「レッドXIII」と表記していくことにした。

 さて。話を、ボスの「サンプル:H0512」に戻そう。まず、戦闘メンバーに関してだが、クラウド・レッドXIIIは固定で、残り1人を選択肢によってバレット・ティファのどちらかから選ぶことになる
(残ったほうが、エアリスを安全な場所に避難させる、という役)。が、前回の第1話で触れた通り、FF7では戦闘に参加していないメンバーにも経験値が入っていき、逆に経験値を回避できるのが「戦闘に参加して、戦闘不能状態でバトルを終える」という形である。また、このサンプル:H0512戦は、これ単体で終了であり、その後に更に経験値が手に入る強制戦闘に派生することも無い。よって、低レベルを維持させたいのがクラウド・ティファということを考慮し、バトルはクラウド・レッドXIII・ティファの3名で行い、レッドXIIIに経験値を押し付けることになる。なんか頭がかゆくなってくる話だが、実際やっているほうもかゆくなっているので大丈夫である。
 ――ちなみに、バトル自体に関しては、敵は「怪しい息」でこちらを毒状態にしてくるが、例によって
「受けるダメージ」と「こちらの体力」「1回の行動で回復できるHP」のバランスが明らかに釣り合っておらず、低レベルでも負けることは無い。そんな感じで、経験値を持っている雑魚のほうは無視して本体だけを狙い、「見破る」でHPを確認しながら、レッドXIIIだけを残した状態で勝利することに成功した。まだまだ、ぜんぜん敵は強くない。

1人に寄ったカメラに動く背景オブジェ…3Dならではという演出


 その後は、しばらく会話イベントを見る。その中では、
古代種セフィロスと言った物語のキーワードが徐々に明かされてくる。なお、私はストーリーを全く覚えていないので、これらの用語がどのようにストーリーに関わってくるのかというところも楽しんでいきたい。
 …その後は、パーティを「クラウド」「エアリス・バレット・レッドXIII」の2手に分け
(ティファは通路でクラウドを待っている)、まずはエアリス側のパーティで、逃げる途中のエレベーターにて、「ハンドレッドガンナー」「ヘリガンナー」との2連戦を行う。こいつらは経験値を持っており、戦闘メンバーも固定であるため、残念ながら非パーティであるクラウドとティファの経験値は避けられない。いっぽう、エアリス・バレット・レッドXIIIの中で誰に経験値を集めるべきかというと、物語途中で離脱するエアリスが最適である。よって、これらのバトルでは、エアリス1人でトドメを刺すようにすれば良い。
 ――さて。敵は、反対側のエレベーターから攻撃を仕掛けてくるので、こちらの近接攻撃は届かない。また、ダメージの数値もそれなりなうえに、追加効果で毒や睡眠を与えてくるが、最悪の場合
エアリスが「サンダー」と「ケアル」を交互に繰り返すだけでも戦線を維持できる。ハンドレッドガンナーの「波動砲」は、溜め動作まである大技だが、たった50程度のダメージを全体に配るだけである。なお、波動砲と言えば、宇宙戦艦のほうの大和の主砲であり、FFシリーズではFF3の「暗闇の雲」やFF5の「オメガ」などが使用する技として名高いが、どうも微妙な扱いになっている作品のほうが多いようだ。
 そんなこんなで。私は、この2連戦が途中でバトル終了を挟むタイプの戦いだと思っており、第1戦のハンドレッドガンナーを倒す時点でエアリス1人にしていたのだが、
1体目を撃破後に2体目が追加で出現する方式であったため、2体目のヘリガンナーを倒す時点でエアリス1人になるようにすれば良かった。そういうわけで、2戦目は少し時間が掛かったが、無事にエアリス1人でバトルを終了させることができた。

 そして。もう一つのクラウド1人のほうのパーティでは、ボスの
「ルーファウス」戦が始まる。なお、戦闘前には「他のメンバーのマテリア外し」「メニューの開閉」を自由に行うことができるという親切設計になっている。
 …さて、このバトルでは、ルーファウスは
「ダークネイション」という暗黒次元な名前の犬を連れており、バトルは1vs2となる。ただ、先程の、ミスをして後半エアリス1人になってしまったエレベーターでの戦いとは異なり、本バトルは最初からクラウド1人が想定されているため、難易度は高くない。
 ――具体的には、経験値を回避するため、使い魔のダークネイションを無視してルーファウスだけを攻撃しなければならないのだが、最低レベルのクラウド1人
(レベル7はオープニングから1上がっただけ)でも全く苦戦することが無いくらいに、敵の火力は控え目となっている。ということで、「バイオ」とリミット技でルーファウスを攻撃しつつ、HPが減ったらケアル…という正攻法で、普通に勝つことができた。そしてバトル後、クラウドのLvが8に上がるが、これが一般的な低レベルプレイにおけるクラウドの最終レベルとなるようだ。

盗んだバイク(と車)で走り出す〜♪


 さて。2パーティでの戦いが終わると、いったんセーブをすることができ、その後に神羅ビルから
盗んだバイクと車を使って逃走することになる。この逃走はミニゲーム形式となっており、追手を撒くために、バイクに乗ったクラウドを左スティック(方向キー)で左右に動かし、で左方向に、で右方向に攻撃をする。なお、FF7の遊び要素として名高いゴールドソーサーでも、これと同内容のものを遊ぶことができる。
 …さて。ここでは、独特な操作法のミニゲームで遊ぶことになるが、さすがにシナリオ上ということで、難易度はそこまで高くなく、適当にやっているだけでもクリアができる。こういうのが難しいと、
連打が一番キツいメタ◯ギアソリッド2のEEXとか、ムービーゲー&即死をやらかしたバイ◯ハザード4の「愛かもね☆」と言った感じで、名作が変なところで語り継がれてしまうのだ。なお、このFF7のミニゲームでも、緑で示されている体力ゲージと、その後のボス戦で使われるHPが連動をしているようだが、次の敵はそこまで強力な相手ではなく、多少減ったとしても問題は無い。
 ――余談だが、このバイクのミニゲームをモチーフとした、
「ファイナルファンタジー7:Gバイク」という携帯電話向けの作品が、2014年11月から配信されていたが、1年ほどでサービス終了となった。2014〜2015年と言うと、あのFF7のPS4リメイクが発表された時期だが、やはりFFの神通力で何とかなるという時代ではないようだ。ちなみに、『Gバイク』開発会社のサイバーコネクトツー(CC2)は、初期はFF7リメイクの開発会社として名前が挙げられていたが、2年ほど経った後に外されており、このことがFF7リメイクのゴタゴタとして語られることもある。

 そんな感じのミニゲームを終わらせ、道の終点でボスの
「モーターボール」と戦う。トゲトゲのタイヤ6輪の上に、鎧を着た人の上半身が付いているといった感じの世紀末感あふれるデザインである。FF7リメイクの第1段では、これがラスボスということになるのか?
 …さて。敵は、「ローリングファイア」という大技を使ってきて、
これが全体に200ダメージというこれまでとは桁外れのダメージを叩き出す。味方のHPは300程度しか無いため、しっかり回復してから受ける必要がある。幸い、「ぞくせい」のマテリアが既に手に入っているので、それを「ほのお」と連結してセットすることにより、経験値背負い役のエアリスはダメージを半減することができる。ということは、他シリーズの低レベルプレイで使うような属性吸収を作るためには、「ぞくせい」のマテリアを成長させる必要があるのだろうか。
 ――というわけで。敵の攻撃は、ローリングファイアはとんでもなく強力であるものの、他は例によってそれほどでもないため、「みやぶる」でHPを調整しつつ、最終的にクラウドとティファを戦闘不能にし、エアリス1人が「サンダー」でトドメを刺していった。

ここでやっとワールドマップが出てくる


 そんなわけで、モーターボールを倒すと、ミッドガル編が終了し、ワールドマップに移動をする。
これでFF7の序章は終了で、だいたいDISC1の半分程度が終わったという感じだろうか。なお、FF7はDISC1が長く、ゲーム全体の約半分を占めているので、それを合計すると、ミッドガルで全シナリオの1/4ということになる。ということは、PS4のFF7リメイクは、全4部作ということになるのか。仮に、2年で1作発売するとして、完結が2026年…。
 ――というわけで。やはりというか何というか、来年3月に発売されるFF7リメイク第1弾のことが気になってしまうが、
あくまで今回は原作FF7の低レベルプレイである。ミッドガル編は、全般的に難易度が低く、むしろ経験値分配のために戦闘不能キャラクターを作るのが窮屈なくらいであったが、今後は少しずつ低レベルでは苦しいバトルも出てくるであろう。そういった部分で、縛りプレイらしい面白さを出していければ良いな。

 
プレイ時間:6時間30分7秒
 クラウドLv8 ティファLv5 バレットLv9 レッドXIII Lv9 エアリスLv9

 

(2019年10月13日)

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