◇トップページ > FFプレイ日誌 > クリスタリウムなしクリアー2 > No.12
クリスタリウムなしクリアー2 プレイ日誌
【第12話 パマパマ!パマパマ!パマパマぁぁぁぁうううわあぁん!! あぁ…あっあっー!パマパマパマパマパマパマぁあうぁわっあぁ!! あぁクンカクンカ!スーハースーハー!!いい匂いだなぁ…くんくん んはぁっ!パ・マパ・マたんの灰色の羽をクンカクンカしたいお!! 間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!きゅんきゅんきょゅい!! アカデミアのパマパマたん強かったよぅ!!あっ…ふぁぁあんっ!! ショロトルも呼べて良かったねパマパマたん!あぁあぁ!かわいい! 体当たりも放てて嬉し…にゃああああああん!!ぎゃああああ!! パマパマなんて有名じゃない!あ…パマパマもミミもよく考えたら… パ マ パ マ ち ゃ ん は メ ジ ャ ー じ ゃ な い?にゃあああん!! そんなぁあああ!!いやぁぁぁあああ!!ヴァルハラぁああああ!! この!ちきしょー!!パマパマなんかやめ…て…え!?耐…久?? 物理耐性が耐久?物理耐性が耐久だぞ!ダメージ1/10だぞ!!! よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!!!!! いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはパマパマちゃんがいる!! やったよシュレディンガー!!ひとりでできるもん!!!! !!!! あ、JAMのパマパマちゃあああああん!!いやぁあぁああああ!!! あっんあゴブリンチーフ様ぁ!き、金チョコボ!ダウンプアぁああ!! うぅ!俺の想いよパマパマへ届け!ヴァルハラのパマパマへ届け!】 |
さあ、4連戦となるラストバトルも、いよいよここからが本番である。舞台を「ヴァルハラ」へと移し、ラスボス第3戦:「カイアス(ヴァルハラ)」戦が幕を開けるのだ。
・・・こいつは、物語的にも重要なバトルであり、今までよりも遙かに強い敵となっている。それは、通常プレイのレベルでも苦戦させられるほどであり、初回プレイでコイツになかなか勝てなかったという人は多いはずだ。俺でさえも、たった52950という前作ボスの1/100程度のHPを削るために、何度も何度もやり直しをさせられてしまった。
――では、そんな敵を相手に、果たしてクリスタリウム封印プレイではどうやって戦っていけば良いのだろうか。正直、プレイ前には全く勝ち目の無い相手だと思っていたが、しかし・・・??
では、今回は前置きは抜きにして、早速「カイアス(ヴァルハラ)」戦の説明から始めていこう。まず敵のスペックは、HP52950、チェーン耐性50&ブレイク値200.0%、「デプロテ」「デシェル」「スロウ」「バイオ」「ウィーク」「カーズ」が有効で、属性は全て標準、タイプ耐性は「物理&魔法:半減」である。まあ、この辺りは今までに戦ったカイアスと同じであるため、特に触れる必要は無いだろう。ただし、今回は直前の戦闘と違い、「挑発」を入れることができる。また、相手は「リレイズ」の効果を持っており、HPを0にしてもHP全回復で復活してしまうため、倒すためには2回HPを0にしなければならない。
・・・さて、今回は行動ペースが今までよりも遙かに早く、素早い連続攻撃から繋がる「インフェルノ」で特大の大ダメージを与えてくる。さらに、「アルテマ」「デスペガ」などの厄介な全体攻撃も増えている。そして、今回は最初から「リジェネ」状態でスタートするうえに、ブレイクさせても鬼のようなペースで「チェーンカット」を使われてしまうため、半端な攻撃では傷一つ付けることができない。更に、今回は「リレイズ」の効果が発動するため、HPを2回ゼロにしなければ倒したことにならない。そのため、今までのようにシンクロ技をフル活用して瞬殺をしても、リレイズによって復活されてしまい、そこで息切れとなってしまうのだ。
――要するに、今回のカイアスは今までよりも遙かに強いのである。他のカイアス戦で苦戦しなかった人も、ここで苦戦させられてしまった人は非常に多いであろう。それくらいの、前作の強敵クラスにも匹敵する大ボスであり、対策をしっかりと練っていなければ、キャラクターを十分に成長させていても勝つのは難しいと言えるのだ。
さて、そんなボスにクリスタリウム封印の条件下ではどうやって挑んでいくのかと言うと・・・うむ。そんなことは俺が教えてほしい。ホントに、マジでこいつは強いのだ。
まず、基本的に今回のバトルでは何を喰らっても死ぬうえに、範囲攻撃・全体攻撃がとにかく多いため、もうホントに一瞬で終わる。連続攻撃の最後に使ってくる「インフェルノ」は「DEF+DEF+DEF」でも当然のように一発全滅であるし、「スプレッドパルサー」も喰らったら終わる。「衝撃波」に巻き込まれてもリスタートであるし、「ギガグラビトン」も引き寄せられて大体は死ねる。そもそも通常プレイの範囲内では失笑を招く「アルテマ」でさえ、初期HPでは一発全滅の恐れがある危険な攻撃となってしまう。それこそ、もう「何を喰らっても死ぬ」「一瞬で終わる」としか言いようが無いのだ。ただし、敵の攻撃は「アルテマ」「デスペガ」以外は範囲攻撃であるため、「後ろに下がる戦法」で距離を取り、モンスター枠で強力なDEFを用いれば、それなりに安定して戦っていくことができる。
・・・が、それでは勝つことができない。今回のカイアスは、開幕から凄まじいペースで「リジェネ」によってHPを回復してくるため、DEFで守りつつ適当に攻撃しているだけでは永久に勝つことができない。それに、チンタラとしたペースでブレイク&攻撃を行おうとすると、あっという間に「チェーンカット」を使われ、そして「心身活性化」or「聖なる混沌」で強化までされてしまい、それまでの苦労が全て無に帰してしまう。そもそも、今回は敵の火力が特大であるため、舐めているとDEFですら割られる危険性がある。それくらいの凶悪な攻撃能力を、今回のカイアスは持っているのだ。
何にせよ、確実に言えることは、「長期戦は不利」だということであり、勝つためには今まで通り短期決戦を仕掛けるしかない。特に、「アルテマ」は人間2人が即死する恐れさえあり、また後ろに下がる戦法も無効であるため、喰らえば喰らうほど全滅の確率が高くなっていく。「リレイズ」によって同じ事を2回繰り返さなければならないことも考えると、やはり多少のリスクを負ったとしても前掛かりに攻めていくしかないのである。
まず、これはあらかじめ分かっていたことであるが、今回のカイアスは「HP依存で『チェーンカット』を瞬時に使う」というパターンを持っていないため、最初から全力で攻撃を仕掛けていくことができる。また、「リジェネ」によって相手は1セットで最大HPの半分ほどを回復してしまうため、中途半端なダメージでは全く意味が無い。
・・・ということで、これらのことを考慮すると、やはり今回も1ブレイクで締めるしか無いというものである。一応、「リジェネ」はデスペル無効であるものの持続時間60秒の魔法であり、「聖なる混沌」ではリジェネは付かないため、地道に戦っても勝てる場合もあるかもしれないが・・・しかし、その確率は現実味に欠けるといった感じであろう。
ところで、今回のカイアスは、ざっと「アルテマ」→「連続攻撃」→「インフェルノ」→「チェーンカット」という行動を繰り返すのだが、今回の「チェーンカット」の使用パターンは、どうやら時間依存のようである。
・・・というのも、普通の行動であれば、「インフェルノ」の後にサモヴィーラのシンクロ技あたりで「スロウ」を入れれば、「チェーンカット」までの時間を著しく伸ばすことができる。そのうえで、ダウンプアのシンクロ技などで味方を強化して、相手に大ダメージを与えていく。シンクロ技のモーション中には敵のATBバーが蓄積されないため、この順序であれば、こちらが攻撃するための時間を大量に稼げるはずなのだ。
ところが、実際には何度やってもダウンプアのシンクロ技を使い終わった直後に「チェーンカット」を使われてしまうのだ。もちろんそれでは、与えるダメージが少なくなり、強化ステータスを掛けられ、そして相手の攻撃が再開されてしまうため、今までの行動が全て無意味となってしまう。これでは永遠に勝つことなどできるはずがない。
――では、なぜこんなことが起きるのかというと、それはやはり「チェーンカット」の使用条件がATB依存ではなく「直前の行動からの時間経過」によって決まっているからであろう。正確に数えてないので分からないが、例えば20秒なら20秒と決まっていて、その時間は「スロウ」「ヘイスト」などで変わらず、もちろんシンクロ技でも遅延させることはできない。前作で言えば、オーファンのモードチェンジをバトルスピード:「ゆっくり」で遅らせることができなかったのと同じである。何が言いたいかというと、つまるところ今回は「ブレイクさせて連続シンクロで集中攻撃」という今までほとんど全てのボス戦で使ってきた戦法が全く通用しないのである! 「じゃあ流れの中でシンクロ技による強化をすれば良いじゃん」というのは普通の発想であるが、試しにやってみたらキャラクターが前に歩いていって「インフェルノ」で死んだ。
・・・ふう。
さすが、ラスボス戦の本番と言える「カイアス(ヴァルハラ)」戦である。とにかくもう、今回は何もかもが詰んでいる。30回ほど戦って、2回HPを0にするどころか、ロクにHPを削ることすらできなかった。まあ、相手の攻撃に耐えられるかどうかは運に依るところが大きいが、しかしダメージを与えられなければ永遠に勝つことはできないのだ。それに、もし仮に1/30の確率で1回目を倒せるとしても、2回連続で繰り返すならば、確率は2乗で1/900である。しかも、2回目だとシンクロゲージも空っぽになっているため、それを溜めるための時間も考えなければならない。もう、現実的では無いほどの低確率となってしまうだろう。
――やはり。無理だと思っていた第1戦の「カオス・バハムート」を倒せたぐらいで、俺には過ぎた話であり、それ以上の高望みをしてはいけなかったのだ。もう、十分頑張ったじゃないか。ここまでクリスタリウム完全封印で進めて来て、そしてこの誰もが難関と認めるカイアス戦で諦めるのであれば、まさに道理と言ったものであろう。うむ、これくらいで十分なのだ・・・。
というわけで、恐ろしいほどに強いことが分かったヴァルハラの混沌も彼に味方している真の歴史を決めたいカイアスであるが、実際に戦っていくうちに、勝てそうなイメージというものも見えてきたのである。
・・・まず1つ目は、カイアスには同じ相手を連続で攻撃する特性があるため、HPの高い仲間モンスターに上手く攻撃が当たってくれれば、「BLA+BLA+ATK」や「BLA+BLA+JAM」あたりで突撃していても意外と生き残れるということ。そして2つ目は、最後の「インフェルノ」は今までと違う対象を狙う確率が高いため、それまでモンスターを狙っていても、人間キャラクターが戦闘不能になりやすいということである。
――つまるところ、俺が思い描いた作戦はこうである。まず、流れの中で「BLA+BLA+JAM」などによって弱体化し、相手の攻撃はHPの高い仲間モンスターのJAMが受け止める。そして「インフェルノ」で人間キャラクターの片方が戦闘不能になることによって仲間モンスターのATKが「仲間戦闘不能で強化」を発動し、最大火力でカイアスを叩きのめす。今回のカイアスは、HP減少を条件に「チェーンカット」を使うことが無いため、この1ラッシュで倒せればチェーンボーナスを100.0%に戻される危険性は無い。その後、相手は「リレイズ」を使って復活するが、もう一度同じ事をすれば勝つことができる。おお、これは行けそうな感じじゃね!?!
しかし、「仲間戦闘不能で強化」を持っているモンスターのうち、まともに戦力になるのはDEF/「銀チョコボ」しかいない。そこで今回は、いよいよ「継承」を解禁するのである。
・・・というのも、銀チョコボは直前のバトルでシンクロゲージを使い果たしているうえに、必死に強化して27000をワンショットで削るのがやっとであった。だが今回削らなければならないHPはその2倍でしかも2回であるため、明らかに銀チョコボでは火力不足である。やはり、使いたいのはATK/「金チョコボ」だ。攻撃力267は全モンスターで最大であるし、HPなど他の能力も申し分無い。しかし、金チョコボは「仲間戦闘不能で強化」を持っていない。そのため、「継承」というシステムを解禁し、そして金チョコボに「仲間戦闘不能で強化」を覚えさせるのだ。
――さて、この「継承」、今までよく分からないから使って来なかったのだが、引き継ぎ元のモンスターを消滅させることで、「◎」のようなマークで示されているモンスターの特性アビリティと、一部のコマンドアビリティを継承先のモンスターに覚えさせることができるらしい。つまるところ、適当に「仲間戦闘不能で強化」を覚えているモンスターを捕まえてきて、それを金チョコボに継承させれば、見事に「仲間戦闘不能で強化」を覚えた金チョコボが完成するということである。そうすれば、大幅に火力を上げることができ、カイアスを殴り倒すこともできるようになるだろう。
そして、肝心の「仲間戦闘不能で強化」を覚えたモンスターであるが、まず手持ちのモンスターから探してみると、JAM/「ケラトラプトル」がその条件を満たしていることが分かった。こいつは、サンレス水郷に出現するレアでも何でもない普通のモンスターのため、「継承素材」としては実に優秀なモンスターである。
・・・ただ、どうせ「継承」を解禁するのであれば、「部分解禁」などではなく、むしろ徹底的に「継承」で仲間モンスターを強化してやろうと思ったのだ。今回は、前作で言う「改造」のようなクリスタリウム封印のままで強くなる手段がほとんど無いと思っていたが、ひょっとしたらこの「継承」がそれに当たるのかもしれない。そしてラスボス戦もここまで来たということで、もう出し惜しみをしている余裕は無いのだ。
――ということで、本邦初公開:「クリスタリウム封印で役に立ちそうな継承素材モンスターの一覧」である。これらの「特性アビリティ」の中から、10個を選んでモンスターに覚えさせることができる。また「デシェル」などのコマンドアビリティは、ロールさえ合っていれば継承可能な物を何個でも覚えさせることができる(「エリアブラスト」など継承不能なものもある)。やれ、「継承」と言うと、仲間モンスターしか強化できないから地味だと思うかもしれないが、そんなことは全く無い。よりどりみどりのラインナップで、戦力を大きく強化することができるようになっているのだ。さあ、震えるがいい!!
◆「クリスタリウム封印プレイ」において、継承素材として役立つと思われるモンスター (※当プレイでは使用しなかった物も掲載) |
|||
アビリティ | モンスター名 | 出現場所 | コメント |
HP+10% | プーマ夜光 | アガスティアタワーAF200 | 捕獲が簡単で、効果もシンプルながら大きく役に立つ。 耐久力が関係無い一部のモンスターを除き、全てのモンスターに覚えさせておくべきだろう。 |
物理攻撃+16% | ドレッドノート | ヴァイルピークスAF010 (MAP左上の高台部) |
攻撃力+16%ということで効果は非常に大きい・・・のだが、肝心のモンスターが鬼のように捕まらない。 ドレッドノートは、ヴァイルピークスのMAP左上の高台に出現するのだが、 出現率が低めであり、しかも倒してもなかなか仲間になってくれない。 さらに、付近に出没する出現と同時に突っ込んでくる雑魚がめんどくささをエスカレートさせてくれる。 捕獲するためには、数時間クラスのプレイを覚悟する必要があるだろう。 |
魔法攻撃+10% | 黒チョコボ | ヴァイルピークスAF010 | こちらも出現率は低めだが、ドレッドノートと出現地域が重なっており、 しかもドレッドノートよりも遙かに簡単にクリスタルになってくれる。 「魔法攻撃+10%」という能力を活かせるモンスターは非常に多いため、 ガンガン継承させていくと良いだろう。 ちなみに、チョコボ系モンスターなので、合計で3体までストックできる。 |
物理耐性+5% | ジイリッハ | サンレス水郷AF300 | 簡単に取得できる。 効果は小さめなので、スペースが余ったら覚えさせるくらいで良いだろう。 |
魔法耐性+5% | ウンサーガナシ | サンレス水郷AF300 | 同上。 まあスペースが余ったら。 |
各種異常耐性+10% | ネクローシス | ヤシャス山AF01X (「バトルマニア」推奨) |
ネクローシスはレアモンスターであるが、「バトルマニア」を付ければ嫌というほど出てくれる。 「全ステータス耐性+10%」という効果は非常に大きいように見えるが、実は役に立つ場面はそれほど多くない。 まあ、気休め程度に付けておくと良いかもしれない。 |
攻撃してATB回復 | ランツクネヒト型 | 新都アカデミアAF500 | 1回の攻撃につき、ATBバーが1スロットの20%ぶん回復する。 「継承」を使う大きな意義とも言える凄まじく強力な特性アビリティなので、 是非とも攻撃モンスター全てに覚えさせておくべき。 |
仲間戦闘不能で強化 | ケラトラプトル | サンレス水郷AF300 | 戦闘不能状態のキャラクター1人につき、攻撃力が+110%される。 狙って使う場合はもちろん、偶然に戦闘不能者が出た場合の瞬間的な強化と見ても十分に強力。 こちらも「継承」によって覚えられる非常に魅力的なアビリティなので、 攻撃を行う全てのモンスターに覚えさせておいて損は無いだろう。 |
シンクロ加速+ | ガンコナー | アルカキルティ大平原 | シンクロゲージの溜まるスピードを速くしてくれる。 これも非常に便利な特性アビリティであり、ボス戦で使うモンスターはもちろん、 そうでないサポート系のモンスターにも覚えさせておくと、スムーズにゲームが進められるだろう。 |
ブレイク持続UP | ツヴェルク市街型 | アガスティアタワーAF200 | 自分がブレイクさせた相手のブレイク持続時間が1.1倍に延長される。ただし、上限の45秒は超えられない。 前作でも微妙だったこのアビリティは、やはり今作でも微妙である。 まあ、覚えさせておけば、無駄にはならないのであろうが・・・。 |
ピンチにシールド | ヌマニュウドウ | アルカキルティ大平原 | HPが30%以下の時に、敵から受けるダメージが0.85倍に軽減される。 もともと耐久力の高く死にづらいモンスターには非常に微妙なアビリティである。 枠が余っていればどうぞ。 |
ピンチにブレイブ | サボテンダー | アルカキルティ大平原 | 今回の「ピンチに○○」シリーズは、なんと瀕死状態になるたびに何度でも効果を発動できる。 もちろん「ブレイブ」を使うだけならばゴブリンチーフで良いのだが、 連戦などでシンクロゲージが溜められない時などは、このアビリティが大いに役立ってくれる。 また、ステータス効果は仲間モンスター同士で共有されるため、攻撃モンスター自身が覚える必要も無い。 俺はこのプレイで「ピンチに○○」シリーズの有用性に気付いていなかったため、思わぬ活躍ができるかも? |
ピンチにフェイス | メタルサボテン | ネオ・ボーダムAF700 (「バトルマニア」推奨) |
もちろん「ピンチにフェイス」も強力である。上手くピンチ状態を作り、特大火力を発揮してみよう。 ちなみにメタルサボテンは「ピンチにヘイスト」が付くアクセサリ:「エルメスの靴」(コスト30)を落とすことがあり、 こちらも非常に有用である。ただし、軽式(コスト25)に改造できるのはエンディング後であるが・・・。 |
アビリティ | モンスター名 | 出現場所 | コメント |
BLA/ジョイントレイド | ヴェスペ葉隠 | ヴァイルピークスAF200 | 同じ敵を狙っているキャラクター1人に付き、BLAのロールボーナスが1.0ポイント増える。 BLAの能力を大きく強化するアビリティであり、枠も消費しないため、是非とも覚えさせておこう。 どうして俺は、こんなにも有用なアビリティのことを見落としていたのだろうか・・・。 |
DEF/エリアバリア | クシャトリヤ | アルカキルティ大平原 | DEFを狙った範囲攻撃で味方が受けるダメージを2/3に減らす。 DEFの大きな強みと言えるアビリティであるため、絶対に覚えさせておくべきである。 |
DEF/挑戦状 | ランドガレオン | アルカキルティ大平原 | 単体にしか効かないが、命中率が高く持続時間も長い「挑発」状態を発生させる。 基本的に「挑発」の上位互換と考えて良いので、余裕があれば是非とも覚えさせておこう。 ただし、ラスボス4連戦ではほとんどDEFは活躍しない。 ちなみに、ランドガレオン自体も非常に優秀なディフェンダーとして活躍してくれる。 |
JAM/デシェル | ミミ | 新都アカデミアAF500 | サモヴィーラなどが覚えている「デシェル改」など「改」系統の魔法は、 実はオリジナル版と比べて、命中率・持続時間・モーション速度の全てで劣っている改悪バージョンである。 そのため、是非とも「デシェル」のほうを覚えさせておくべき。 ちなみに、「デシェル」をLv.1で継承可能なのは、ミミとネコマタ(ヲルバ郷AF400)のみ。 「デプロテ」を覚えている奴はいっぱい居るので、そちらは触れなくても大丈夫だろう。 |
JAM/バイオ | デンドロビウム | ビルジ遺跡AF005 | 継承可能な「バイオ」を覚えるのは、実はデンドロビウムとシュレディンガー(Lv.62)のみである。 今回の「バイオ」は、爆速でHPを減らすことができ、状況を選ばない極めて強力な魔法となっているため、 是非、ぜひぜひ、お手持ちのJAMに覚えさせておこう。 |
JAM/ウィーク | アーリマン | ヤシャス山AF100 | 「デプロテ」「デシェル」が著しく劣化する中、「ウィーク」は前作と同じ強さを保ち続けた。 実はこの魔法をLv.1で使えるのはアーリマンだけであるため、そこから継承をさせていこう。 |
・・・とまあ、こんな感じで、意外にもよりどりみどりのラインナップとなっているので、これらを使って手持ちのモンスターを自由に強化することができる。
まず、表の上部は「特性アビリティ」であり、この中から最大10個を選んで手持ちモンスターに覚えさせることができる。また、下のほうの「コマンドアビリティ&オートアビリティ」は、ロールが同じならば幾つでも覚えさせることができる。ただし、どちらも「忘れさせる」ことはできないため、不必要なものを覚えさせてしまって「\(^o^)/」という事態だけは避けていきたい。
その他、継承に使ったモンスターは消滅してしまうため、大丈夫だとは思うが、手塩に掛けて育成したモンスターを消滅させたり、または二度と手に入らないモンスターを消してしまったりしないように注意しなければならない。こういう「取り返しの付かない要素」というのはFFでは珍しくないが、前作13にはほとんど無かったため、今作では特に気を付けていきたいと言える。
というわけで、俺も上記のリストから必要なものを選び、そして「カイアス(ヴァルハラ)」戦で使う予定のモンスターに限らず、主力として活躍しているモンスター全てを「継承」で徹底的に強化していくことにした。基本的に、上記の表に載せているモンスターで捕獲が極端に難しい奴は存在しないため、思ったよりもスムーズに、そしてポンポンと仲間モンスターを強化していける。
――が。俺が躓いてしまったのが、「物理攻撃+16%」を持つ「ドレッドノート」である。こいつ、そもそも固いうえに攻撃も強烈で倒しづらいのだが、極めつけに倒しても倒しても倒しても全くと言って良いほど仲間になってくれない。アルティマニアには仲間率5%とあり、300.0%以上のシンクロ技でトドメをさせば15%の確率で仲間になるはずであるが、俺にはとてもそんなものは信じられない。
では、具体的に俺がどれくらい戦ったかというと、5時間くらい掛けて30体くらいは叩き潰したのだが、それでも1回も仲間になってくれることは無かった。このドレッドノートは、まず出現率があまり高くなく、舐めていると範囲攻撃で一撃死することもあるし、それ以上に同エリアに登場する出現と同時に突っ込んでくる鳥が鬱陶しすぎてものすごい勢いでストレスが溜まっていく。どうしてこのゲームはプレイヤーを苛立たせるんだ・・・。
そんなこんなで、「ドレッドノート」がサッパリ仲間になってくれなかったため、息抜きに同マップの「オーディン・ダスク」を倒すことにしてみる。コイツは、前作の「オーディン」のコピー版(?)として登場し、時間と共に自身を強化しながら強力な範囲攻撃を数多く使用してくる。この範囲攻撃に人間キャラクターが巻き込まれると即死であり、そして敵は激しく動き回るため、結果として凄まじいまでの運ゲーになる・・・と思いきや、どうやらコイツ、「ブレイクをすると自身の強化が最初の段階に戻る」という特性を持っているようだ。というわけで、適当に「ポーション」で回復しながらBLAで攻撃していったら普通に勝ててしまった。嘘だ・・・ろ・・・?
その後、舞台をヴァイルピークスAF010からAF200に移し、2回目の「オーディン・ダスク」と戦うのであるが、今度は「バイオ」が有効であるため、適当にブレイクして適当にバイオを入れて適当に耐えていたら勝ってしまった。なんかゴチャゴチャした攻撃を使ってきたが、まあ適当にやれば何とかなる戦いだったということで、特に詳しく書かなくても良いだろう。
・・・さて、これらのオーディン撃破イベントを終わらせると、フラグメントが大量に手に入ってフラグメント武器を強化できるうえに、フラグメントスキル:「モンスターコレクター」の効果により、モンスターの仲間率を大きく上げることができるそうだ。ちなみに、オーディンも「オーディン・ダスク」という名前で仲間になってくれ、育てるとATK最強の一角になるそうだが、しかしタイプが「大器晩成」であり、Lv.1での能力値は「HP870 / 物理90 / 魔法13」という切なすぎる値である。また、シンクロ技の「斬鉄剣」も、即死などの特別な効果を持っているわけではない。残念ながら、これでは何の役にも立たない・・・。
さて、フラグメントスキル:「モンスターコレクター」が手に入ったということで、もう気晴らしは終わりである。再び、「ドレッドノート」の捕獲を目指して戦いを再開する。
一応、確率は高くなっているそうだが、やはりなかなか仲間にならない。しかし、これさえ覚えればカイアス戦が大きく楽になるということで、ひたすら諦めずに戦っていき・・・2時間後、ついにドレッドノートを仲間にすることに成功した。さっそく金チョコボに食べさせる・・・前に、せっかくだからバトルで使ってみたが、何ということは無い。ただモーションが遅くて弱いだけの糞モンスターであった。すいませんこれで何すんの(´・ω・`)
・・・ということで、一通り「継承」による強化が終わったということにして、再びラスボス戦へと殴り込むことにする。「バハムート・カオス」は全攻撃をDEFで受けながらHP80%を図ってタイミング良く攻撃し、「カイアス(甲板上)」はHP70%から銀チョコボで一撃必殺をする。そして、「微妙なRPGのクライマックス」といった雰囲気のイベントシーンを見て、再び「カイアス(ヴァルハラ)」戦に挑んでいくのだ。
――ではでは、今回は長ったらしい前置きは既に終わっているので、さっそく装備・パラダイムの紹介から始めてみよう!
|
|
今回の戦闘の基本的な流れとしては、前述の通り、「『BLA+BLA+JAM』を使って流れの中でブレイク&弱体化を行う」→「最後の『インフェルノ』で誰か一人が殺されることによって『仲間戦闘不能で強化』を発動して殴り倒す」というものである。そのためのモンスター3体が、DEF/「ゴブリンチーフ」、JAM/「パマパマ」、ATK/「金チョコボ」というものである。ちなみに、上のセットではセラでなくノエルが「グリモアハット」を装備しているが、これは自分でも何故こんなことをしたのか全く分からない。普通にセラに装備させれば良いだろう。恐らく、セラ死亡時にHPを回復することを見越してのことなのだろうが・・・。
まず、「仲間戦闘不能で強化」を使ってカイアスを殴り倒すメインATKは、やはり攻撃力の最も高い「金チョコボ」である。となると、その物理攻撃力を活かすために「ブレイブ」が必要ということで、自然にDEF/「ゴブリンチーフ」の投入も決まった。お馴染みの「キアイをいれろ!」の各種補助はもちろん、「アルテマ」のダメージを「DEF+DEF+DEF」で軽減する際にも役だってくれる。
――そして最後に、実は今回の最大のポイントであったJAMなのだが、まず使いたい魔法は、物理ダメージを増やす「デプロテ」と、相手のリジェネの効果を相殺する「バイオ」である。その両方が使えて、さらにそこそこHPが高いJAMとなると・・・ふむ、新都アカデミアAF500で捕まえておいた「パマパマ」が良いだろうか。「物理耐性+26%」(※継承不可)というおまけも付いてるし、耐久力には申し分が無いだろう。・・・と、こんな軽い気持ちで選んだモンスターが、実はこの戦闘に対して最高すぎる適性を持っていたりしたのである。そういうことも、やり込みプレイの大きな魅力だ。
そんなわけで俺は、DEF/「ゴブリンチーフ」とJAM/「パマパマ」とATK/「金チョコボ」を、「継承」を使って徹底的に強化したのである。
・・・具体的には、以下のアビリティを覚えさせておいた。なんか、クリア後から振り返ると要らないものが付いていたり逆に必要な物が無かったりするが、まあその辺りは適当に修正して使ってくれい!
◆DEF/「ゴブリンチーフ」 HP1211 / 物理攻撃66 / 魔法攻撃69 |
◆JAM/「パマパマ」 HP2162 / 物理攻撃120 / 魔法攻撃162 |
◆ATK/「金チョコボ」 HP3605 / 物理攻撃309 / 魔法攻撃192 |
||
鍵 ガード系効果UP 鍵 防御系持続UP ◎ シンクロ加速+ ◎ ピンチにシールド ◎ 各種異常耐性+10% ◎ リベンジ系効果UP ◎ HP+10% ◎ 魔法耐性+5% ◎ 物理耐性+5% 「キアイをいれろ!」 「挑発」 「ライズガード」 「エリアバリア」 |
鍵 物理耐性+26% ◎ シンクロ加速+ ◎ 攻撃してATB回復 ◎ ピンチにシールド ◎ 各種異常耐性+10% ◎ ブレイク持続UP ◎ 仲間戦闘不能で強化 ◎ HP+10% ◎ 魔法耐性+5% 「れんぞくま」 「デプロテ改」 「デプロテ」 「バイオ」 |
鍵 ピンチに四重守護 ◎ シンクロ加速+ ◎ 攻撃してATB回復 ◎ 各種異常耐性+10% ◎ ブレイク持続UP ◎ 仲間戦闘不能で強化 ◎ 物理攻撃+16% ◎ HP+10% ◎ 魔法耐性+5% ◎ 物理耐性+5% 「クエッ!」 「たたかう」 「ルイン」 |
この中でポイント・・・と呼べる物は特に無くて、まずは必須となる「仲間戦闘不能で強化」を金チョコボに付け、あとは「シンクロ加速+」など役立ちそうな物を片っ端から覚えさせておいただけである。
なお、俺は通常プレイも含めて、「継承」というシステムを使うのは今回が初めてであったため、慣れている人から見ると微妙な点も多いだろうが・・・まあ、一応はこれでクリアできたということで、その報告ということにさせていただきたい。そうねえ、変えるとなると、パマパマにも「魔法攻撃+10%」を付けるとか、パマパマに「ピンチにブレイブ」を覚えさせて金チョコボに引き継ぐとか、その辺りが実用的になるかな・・・?
そんな感じで戦ってみると、俺は驚くべきことに気付いてしまった。というのも、チェーンを増やす際のメイン戦闘役として活躍するパマパマが、全くと言って良いほどダメージを受けないのである。
・・・そりゃあ確かに、パマパマには「物理耐性+26%」の特性アビリティが付いているが、この軽減率はそんな生ぬるいものではない。割合で言えば1/20くらいである。パマパマは、激しいカイアスの連続攻撃を喰らってもほとんどダメージを受けず、「インフェルノ」ですら100程度のダメージにまで軽減してしまう。当然、DEFなんかよりも遙かに耐久力が高い。
――ということで、どうやらパマパマには、我々の知らない隠された能力があるようである。一応、「ギガグラビトン」や「スプレッドパルサー」など、魔法攻撃と思われるダメージは通常通り受けてしまうことから、どうやらそれは「物理攻撃のダメージを著しく軽減する」といった類のものであるようだ。何にせよ、カイアスの攻撃の多くを占める物理攻撃を1桁ダメージにまで抑えられるというのは非常に大きく、カイアスがパマパマを狙い続けている間、こちらは全く回復を気にせず攻め続けることができる。これは、全ての行動をスムーズに行わなければならないカイアス戦において、これ以上無いほどに大きなメリットであると言えよう。
では、具体的な戦闘の流れを説明していこう。まず、カイアスの攻撃をまともに喰らえば人間キャラクターは即死であるため、セラをリーダーにし、今までと同じく「後ろに下がる戦法」を使わなければならない。もし、人間キャラクターが狙われてしまった場合には、「速攻でリーダーチェンジ」→「死んだキャラクターにフェニックスの尾」をすれば生き残れる。ただしもちろん、同時に範囲攻撃に巻き込まれればアウトであるが。
まず開幕は、A「ATK+ATK+DEF」で相手の攻撃を引きつけながら、「ユニコーンの角」(敵味方全員のステータス変化を解除。無効化する敵もあり)→「キアイをいれろ!」と行動し、敵の強化ステータスを解除しながら自分たちだけがステータス効果を利用する。続けてカイアスは「アルテマ」を使ってくるのだが、これは初期HPでは即死の可能性もあるため、@「DEF+DEF+DEF」にチェンジして受けておく。
そしてここからのカイアスは「しばらくラッシュ攻撃」→「インフェルノ」という感じで攻撃を仕掛けてくる。このとき、どうやら「アルテマ」の少し後にカイアスがDEFのモンスターの方向を見てからパラダイムを変えると必ずモンスター枠をターゲットとして攻撃を開始するようなので、戦闘の効率を大きく上げることができる。ただし、そこまで精密にやらなくても、全滅しなければ相手を倒すのに十分である。
さて、「アルテマ」の後の「ラッシュ攻撃」はひたすらJAMのパマパマに受けてもらうのだが・・・ここでもパマパマさんの神能力が発揮されるのだ。というのも、パーティ2人のうち、セラは魔法を放ちながら後ろに下がっていき、ノエルはそのままの位置をキープし続ける。そしてパマパマはと言うと、なんと「デプロテ改」を放つために相手に近づいていってくれるのである! こうなると、「セラ=遠」「ノエル=中」「モンス=近」という理想的すぎる位置関係を速攻で作り上げることができ、範囲攻撃の回避を異常なまでにやりやすくしてくれる。これほどまでに、このバトルにピッタリの能力を持ったモンスターが、他に居るだろうか。
・・・ということで、BC「BLA+BLA+JAM」でカイアスの攻撃をパマパマが受けながら、ノエルとセラがBLAでカイアスのチェーンボーナスを増やしていく。ブレイクできれば十分ダメージは足りるし、ゲージが450%くらいあればシンクロ技も無しで倒せるため更にOKである。なお、JAMの弱体化のほうは、「デプロテ」があれば十分で、さらに「バイオ」も入れば御の字といったところか。ちなみに、パマパマのシンクロ技は、チェーンボーナスを上げる能力が高いうえに多大な時間を稼ぐことができるが、使うタイミングが難しい(インフェルノ後だと即座にチェーンカットを使われる)ため、今回は特に使用することは無かった。
そして、ラッシュ攻撃の最後にカイアスは「インフェルノ」を使ってくるのだが、この攻撃は直前までと違う相手を狙うことが多く、特に人間キャラクターのリーダーが狙われる可能性が高い。ということで、相手が「インフェルノ」を宣言したら、リーダーチェンジ・・・ではなくD「BLA+BLA+ATK」に変える。こうすると、その後の「リーダー死亡」→「自動チェンジ」のタイムロスを、金チョコボが攻撃する時間に充てることができるのだ。最後は、E「ATK+ATK+ATK」に変えて、もう1ラッシュをたたき込む。「仲間戦闘不能で強化」を得たうえで、必要な弱体と強化が掛かっていれば、なんとこの6発でカイアスのHPを叩き割ることができるのだ。もし、チェーンボーナス300%台&バイオ無しなどの場合にも、敵のHPを1/3くらいまでは削れるため、そこからはシンクロ技を使えば残りのHPを削りきることができる。
しかし、今回のカイアスは「リレイズ」で復活をするため、倒すためには2回HPを0にしなければならない。ここからが正念場である・・・というわけでもないのだ。
というのも、1回目を倒せたら、あとは2回目も基本的には同じ事をするだけである。ただし、2セット目はゴブリンチーフと金チョコボ(1セット目でシンクロ技を使った場合)のシンクロゲージが回復しておらず、そのままでは火力が足りないため、2セット目は時間を流してゲージを回復させ、合計3セットでの撃破を目指すことにする。
まず、2セット目の開始直後には戦闘不能者が出ている状況であるため、「エリクサー」を使って戦闘不能者ごとHPを回復する。その後は、「ユニコーンの角」→「DEF+DEF+DEF」という最初と同じ操作を行った後、ひたすら敵の攻撃に耐えて時間を稼ぐことになるのだが・・・この場合も、下手にDEFを使ったりせず、「BLA+BLA+JAM」を使って後ろに下がっていく戦法を繰り返したほうがやりやすいだろう。ちなみに、「ユニコーンの角」を使わなければ味方の補助ステータスを残すことができるが、相手の「フェイス」を解除しなければパマパマですら割られてしまう危険性があるため、使った方が無難というものであろう。
また、「リレイズ」で復活した後のカイアスは、行動パターンが少しだけ異なり、最後の「インフェルノ」の前にラッシュ攻撃がもう一つだけ追加される。そのラッシュ攻撃では、これまでと違う相手を狙うことが多く、特にリーダーを狙う可能性が非常に高い。そして、その攻撃でリーダーが戦闘不能状態になってしまうと、「もう一人のキャラにリーダーチェンジ」→「すぐさまリーダーに『インフェルノ』」→「全滅」という流れが高確率で決まってしまうため、3回目のラッシュ攻撃でリーダーがターゲットされたら即座にリーダーチェンジし、戦闘不能になったと同時に「フェニックスの尾」を投げて回復させる。なお、「『フェニックスの尾』のウィンドウを開いている最中に戦闘不能者が出ると合わせていたカーソルが勝手に移動してしまう」という不可解仕様は13-2でも直っていないため、そこはちゃんと気を付けていこう。パターンさえ分かっていれば、タイミングは難しくない。
そんなこんなで、「リレイズ」後の「インフェルノ」までのラッシュにも耐えきることができるため、2セット目ならばまあ適当に回復しながら流し、ゴブリンチーフと金チョコボのシンクロゲージを回復する。そして、3セット目になったら、最初と同じ流れでゴブリンチーフによる強化を使い、パマパマを出して「ブレイク」「味方にブレイブ&敵にデプロテ・バイオ」「仲間戦闘不能で強化」という全ての準備を整える。そして最後の「インフェルノ」まで計画通りに進めることができたら、6連撃→「クエッ!」というセットを使おう。それで、この「カイアス(ヴァルハラ)」戦に勝利することができるのだ。
ということで、金チョコボの鬼火力、そして何よりパマパマさんの神防御力&距離調整力により、難関である「カイアス(ヴァルハラ)」戦も見事に全員初期レベルで勝利することができた。この戦略、プレイする前は「だいたいこんな感じで勝てるんじゃないかなあ」くらいの軽い気持ちだったのだが、まさかここまで全てが都合良く動作するとは想像していなかった。もちろん、プレイ当時(2012年1月18日)には攻略本などというものは存在しなかったため、この作戦は偶然の巡り合わせである。だが、そういった驚くべき発見も、やり込みプレイの醍醐味と言うべきものであろう。
・・・ちなみに、割とゴチャゴチャした感じで書いたため、この戦法を実際に実行するのは難しいのではないか?
と思う方も多いだろうが・・・意外にも、死ななければ流れで何とかなってしまうことが多いため、勝率はそこまで低くない。だいたい1時間くらい戦えば、ほとんどの場合は勝ててしまう。敵の全体攻撃も、当たらなければどうということは無いため、頑張って後ろに下がりながら「フェニックスの尾」を使っていけば、だいたい何とかなってしまうのだ。ただし、「デスペガ」だけは、「ブレイブ」が解除されて即終了なうえに、リスタートを使っても開幕にしつこく連打してくる時があり、非常に鬱陶しい。いったい何なんだろうねアレ。
――あと、どうでもいいが、このプレイ日誌本文で使用した「パマパマ」は、全て「バマパマ」の間違いである。マジどうでもいい情報だな。
そんなこんなで。
今回も「動画」を用意してあるので、この約15000文字のダルい文章の総まとめとして、是非とも見ていただきたい。各種動画サイトなどで先に動画だけ見ましたという人も、ここまで文章を読んだ後にもう一度動画を見てくだされば、「いかにパマパマが素晴らしいか」などの新たな発見があるはずだ。また、文章を読むのがめんどくさいためここまで飛ばしてきた人も、実際のバトルを見ていただければ、その背景にある戦略や思考に興味が沸いてくるということもあるかもしれない。動画は3分であるが、その後ろに潜む「戦略」には何時間ぶんもの価値があるだろう。
――まあ、この動画は初回突破時のものなので、細かいパターンが微妙に異なっていたり、何故か「エリクサー」を2個使っていたりもするのだが、「流れの中で弱体・強化・ブレイクをする」→「特大火力の金チョコボで殴り倒す」というこのゲームならではの豪快さは何も変わっていない。俺は、こういう戦いこそを求めていたのだ。まさに、今回のプレイで最高の名バトルであると言えよう。
◆動画◆
そんなこんなで、不可能とも思われた「カイアス(ヴァルハラ)」戦も、無事にクリスタリウム完全封印で突破することに成功したのである!
――しかし。残念ながらいい思い出はここまでである。この先のラスボス最終戦は、俺の12年のやり込み歴で見てみても、文句なしで最低最悪の戦いであった。結論から言うと、クリスタリウム封印でFF13-2をクリアすることはできたのだが、しかし一度は気が狂うほどにまで追い詰められ、強い精神的負担を強いられてしまった。もう、このゲーム自体の価値すら貶めるほどの最低なバトルなのである。
・・・やれ、俺は「やり込みプレイ」というものをよく人に勧めており、その楽しさを伝えるためにサイトを運営しているのだが、しかしこの「FF13-2のクリスタリウムなしクリアー」に関して言えば、最後にあのラスボス戦が待っているというだけでもう誰にもプレイしてほしくないのである。やる場合も、ヴァルハラのカイアスを倒して、それで終わりにしたほうが良いであろう。「クリアできる」ということは分かっているのだから、もうあんな糞みたいなバトルを誰もプレイする必要は無いのである。俺は、世界で初めてクリスタリウム封印プレイを達成した人間として、そのことを言い残しておきたいと思う。
というわけで、この「FF13-2:クリスタリウムなしクリアー2」も、残すところあと1話となった。
――ま、ここまで「糞」と言われると、逆に興味が沸いてきてしまうのも人間というわけで・・・何はともあれ、最終話もどうぞよろしくお願いします\(^o^)/
(2012年2月11日)
. . |