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クリスタリウムなしクリアー2.1 プレイ日誌

 

【第20話 干物姉!らいとちゃん】

 

K.J.K(光速の異名を持ち、重力を自在に操る、高貴なる女騎士)


 さあ、2番目のDLC攻略に行ってみよう。今回の敵は、「ライトニング&アモダ曹長」である。
 …このDLCは、コロシアムモンスターの第2弾として2012年2月7日に配信されたものであり、前作主人公の「ライトニング」さんと、前作では実は1シーンしか出てきていないが強烈な存在感を残した、ライトニングさんの上官さん「アモダ曹長」がセットで出現し、その両方を仲間にすることができる。なお、アモダ曹長に関しては、『13-2』で黒歴史クイズイベントの主犯として出現したため、嫌な印象で覚えている人のほうが多いかもしれない。
 ――ちなみに、「アモダ曹長」に関しては、少なくとも前作では“知る人ぞ知るキャラクター”くらいの存在感であったため、「アダモ曹長」だとか「アモダ軍曹」だとか、地味に名前を間違えられていることが多かったりする。アダモじゃなくてアモダだし、軍曹と曹長じゃそれ階級自体が違いますよ!!

 ところで。余談であるが、このFF13シリーズにおいても、創作物の恒例として「軍曹」「曹長」「中佐」などと旧軍の階級が用いられているが、俺は平和を愛する神一般人、いやむしろ一般神なので、軍事用語ではなく、平和な自衛隊用語を用いていくことにしたい。例えば「アモダ曹長」については、旧軍での「曹長」は自衛隊での「一曹」に相当するそうなので「アモダ一曹」「ファロン軍曹」「ファロン二曹」と置き換えていく。ということで、今回のお相手はボーダム普通科連隊所属のファロン二曹とアモダ一曹である。
 …そして、続けて脱線するのであるが、今回DLCのイベントにてアモダ曹長が「ライトニングの名が泣く」と言っていたことから、どうも職場でも「ライトニング」という呼称は知られていたようである。つまり、ライトニングさんは周りの人たちに「職場ではファロンと呼んでほしいですが、高校時代のあだ名はライトニングでした。○○○ー○という本名は口に出さないでください。ネタバレですので」などというメタ発言を繰り返していたのだろうか。
 ――さらに言うのであれば、海外版のアモダ曹長の名前は「Lieutenant Amodar」となっている。この「Lieutenant」とは、日本基準で置き換えると尉官であって、曹ではない。明らかに昇進してる。まだ生きてるぞ。うん…こんなこと書いてる暇があったらさっさと本編行こ…??


 
DLC編 そのA-1:らいととせらちゃん
〜VS ライトニング&アモダ曹長 / ライトニング残し編〜
 
姉妹そろってパ○ツ丸見せで戦ってんの?
 
「ライトニング&アモダ曹長」戦 / ライトニング残し編:装備&パラダイム
戦闘メンバー   パラダイム
セラ  HP415 / 物理100 / 魔法150
ガーンデーヴァ / グリモアハット / アイアンバングル軽式
「チェーンボーナスLv.5」「倒すとみやぶる」「ポーション回復量2倍」
1 ATK+BLA+DEF (W)
2 ATK+BLA+DEF (W)
ノエル  HP480 / 物理154 / 魔法102
グラーシーザ / シルバーバングル重式
「チェーンボーナスLv.5」
3 BLA+BLA+DEF (W)
4 BLA+BLA+ENH (W)
ATK/オメガ HP3275 / 物理694 / 魔法535
DEF/ゴブリンチーフ HP1229 / 物理66 / 魔法69
ENH/サハギンプリンス HP838 / 物理36 / 魔法34
5 BLA+BLA+ATK (W)
6 BLA+BLA+ATK (W)


 では、攻略に行ってみよう。なお、上で無駄な議論を行ったが、本文中は全て「ライトニング」「アモダ曹長」で統一していく。当たり前である。そうでないと「アモダ一曹」「アモダ曹長」って別の敵が居るみたいになるし…ほれ、課長・係長・部長・工場長が順番に出てくる名作RPGがあったっしょ?
 …まず、本バトルの特性として、最初はライトニング&アモダの2体と同時に戦うことになるが、後に倒した方しか仲間にすることができず、また敵は1体だけになると行動パターンを変化させるというものがある。そのため、「@ライトニングを残す」「Aアモダ曹長を残す」の2つの戦いが考えられる。基本的には、高い回復能力を持つアモダ曹長のほうが強力であるため、まずは「@ライトニングを残すパターン」から扱ってみることにしよう。

 ではまず、ライトニング&アモダのスペックから紹介してみよう。HPは2体ともに636000、チェーン耐性&ブレイク値も80300.0%で同じである。耐性はライトニングが雷半減でアモダ曹長が炎半減、主な有効ステータスはライトニングが「デプロテ・デシェル」、アモダは「スロウ・ウィーク・バイオ」だ。そして両者とも、相方が倒されると「リミットブレイク」を宣言し、行動パターンを変化させるほか、「デスペル」を無効化するようになり、強力なステータスを身にまとって攻撃を仕掛けてくる。
 ――また、今回は『13』のレインズ戦の用に、敵もロールを切り替えて攻撃を行ってくる。使用ロールは、ライトニング+アモダでATK+ATK」「BLA+ATK」「ENH+DEF」「HLR+JAM」「ATK+JAM」「HLR+HLR。特に注意すべきはアモダ曹長のJAMであり、ペイン+フォーグを複数対象に同時発生させるなど、非常に強くこちらの行動を妨害してくる。また、両者のHLRも厄介で、最大だと減っている体力の1/3ほどを回復してしまうため、一気にHPを減らさなければ勝つことは不可能である。この実力があればファルシ=アニマとか普通に殴り殺せたんじゃ…。

「ライトニング&アモダ曹長」戦:敵の行動パターン
モード名 ライトニング
HP:636000
チェーン耐性80&ブレイク値300.0%、雷半減
デプロテ・デシェル・カーズ・デブレイ・デフェイ有効
アモダ曹長
HP:636000
チェーン耐性80&ブレイク値300.0%、炎半減
スロウ・バイオ・ウィーク・カーズ・デブレイ・デフェイ有効
デュアルアサルト
ATK+ATK
ATK
「エリアブラスト」「ルインガ」などの範囲攻撃を使用
ATK
「手榴弾」などの範囲攻撃を使用
アサルト&バスター
BLA+ATK
BLA
「サンダー」「サンダラ」などで攻撃
ATK
「通常攻撃」「射撃」などを使用
シールド&サポート
ENH+DEF
ENH
「プロテス」「シェル」「ベール」
「ブレイブ」「フェイス」「エンサンダ」
を味方に使用
DEF
ひたすら「リジェネガード」を使用
挑発は無いが、ダメージ軽減とHP回復は有る
ジャム&キュア
HLR+JAM
HLR
「エスナ」「ケアルダ」などで味方を回復
JAM
「溶解弾」:デプロテ・デシェル・ウィーク・バイオ
「催涙弾」:カーズ・スロウ・ペイン・フォーグ
以上の2つを繰り返し使用
アサルト&ジャム
ATK+JAM
ブレイク中のみ選択
ATK
範囲攻撃を使用
JAM
「溶解弾」「催涙弾」を繰り返し使用
ダブルキュア
HLR+HLR
ブレイク終了後のみ選択
HLR
「エスナ」「ケアルダ」などで味方を回復
HLR
「ポーション」などで味方を回復
回復量は最大HPの5%
「リミットブレイク」
1人になると移行
カーズ・デスペル・デブレイ・デフェイを無効化する
「リミットブレイク」:ヘイスト・ブレイブ・フェイス・ガッツ
「シーンドライブ」:単体に連続ダメージ
「リミットブレイク」「シーンドライブ」
回復→しばらく攻撃を繰り返す
デスペルを無効化する
「リミットブレイク」:リジェネ・プロテス・シェル・ベール
「剛熊拳」:単体に1発の大ダメージ
「リミットブレイク」「剛熊拳」「リジェネガード」
しばらく攻撃→「ユニコーンの角」or「リジェネガード」を繰り返す


 とまあ、こんな感じかよ…。(;・∀・)「ま〜たこんな長ったらしい表かw」と思われる方が多いだろうが、とはいえこんなダルい内容を表無しで整理しようとしたらそれはもう悲惨なことになるので仕方有るまい。文章制作上の都合ということで、納得していただければ幸いである。
 …ということで、実際の攻略に入っていこう。ただし、実はこのバトルは2連戦であり、最初は「ライトニング単体」と戦闘になり、HPを80%まで削ると本番の「ライトニング&アモダ曹長」戦がスタートする。その1戦目に関しては、適当にDEFで守ってブレイクして攻撃するだけであり(いや2戦目も実はそうだけど!!)、一切書くことが無いので省略することにしよう。うん、このバトルは2体のモンスターを捕獲するために何度もやり直すことになるんだけれども、繰り返していると、この1戦目が面倒で面倒で仕方なくなるんだよなあ…。

初代クリスタリウム封印プレイでは『おまけ7』まで後ろに下がらなかったというのが逆に凄い


 そんなこんなで、本番である「ライトニング&アモダ曹長」戦の攻略に入っていく。前述の通り、この戦闘では2体がロールを切り替えながら攻撃を行ってくる。そのパターンはラ・アでATK+ATK」「BLA+ATK」「ENH+DEF」「HLR+JAM」「ATK+JAM」「HLR+HLRの6つ。あまりセンスの良い組み合わせとは言い難いが、とりあえずこれだけ多いと対策が大変だと思うかもしれない。
 ――が、これらは「@攻撃してくるもの」「A攻撃してこないもの」「B特定条件で使用してくるもの」と、バッサリ頭から2つずつにグループ分けできるので、それらへの対策を順番に考えていけば良いことになる。というわけで、それらを中心に、具体的なバトル内容について考えていこう。

 それでは、バトル開始である。開幕は、必ずATK+ATK、つまるところ「@攻撃してくるもの」であるため、ここはDEFのゴブリンチーフに任せ、全速力で後ろに下がる。特に開幕は地味に本戦闘最大の全滅ポイントであるため、「エリクサー」による全回復も交えながら、気合でバックしていこう。
 …そんなこんなで、ある程度後ろに下がれれば、セラが攻撃を喰らう要素は無くなるため、あとは「キアイをいれろ!」で味方を強化し、チェーンボーナスを伸ばしていけば良い。なお、今回も任意のタイミングでステータス効果を発動させたかったので、DEF枠として「ゴブリンチーフ」を採用したが、さすがにここまで来ると耐久力が厳しいため、できる限り頻繁に回復を行うようにしていく。とはいえ、滝のように「エリクサー」を使わなくても、グリモアハット装備の「ポーション」で十分まかなえる範囲ではある。
 ――そして、もう一つの陣形であるBLA+ATKも、基本的な対処法は同じである。というかむしろ、こちらのほうが単体攻撃中心であるため、DEFに受けさせれば何ら問題は無い。ちなみに、本バトルでは基本的にライトニングはアモダ曹長と同じ対象を狙うため、両者に挑発状態を同時に掛ける必要は無い、というか前半戦ではライトニングには挑発状態を掛けられるのに「挑発系アビリティが効きません」と書いてあるので、AI操作では絶対にライトニングに「挑発」を掛けてくれなかったりする。まあ、アモダ曹長に「挑戦状」を叩き付けてくれるので、実用上は何の問題も無いのであるが。

 続いて、ENH+DEF」「HLR+JAMの、「A攻撃してこないもの」のグループだ。この最中は、敵はこちらに大ダメージを与える攻撃を行ってこないため、DEFを外して一気にチェーンを伸ばす大チャンスである。
 …まず、ENH+DEFに関しては、それこそ敵は一切攻撃を行わず、また発生したステータスも全て「ユニコーンの角」で解除できるとあって、これ以上無いほどの絶好の機会である。ということで、「BLA+BLA+ATK」あたりを使い、どんどんチェーンボーナスを伸ばしていけばOKだ。アモダ曹長の「リジェネガード」も、実質的にほとんど無視して良いような効果しか存在しない。
 ――続いて、HLR+JAMである。こちらに関しては、アモダ曹長が「溶解弾」「催涙弾」の2種類を用いて、こちらにペイン・フォーグなどを掛けて行動を妨害してくる。が、これに関しては、「キアイをいれろ!」のベール状態である程度まで防げるうえに、ダメージも貧弱、そして最終的に「ユニコーンの角」で回復すれば良いため、やはりそこまで大きな障害になることは無い。こちらもチェーンボーナスを伸ばすチャンスだ。まあ、成功時の動画2つではこの「HLR+JAM」は1回も使われていないため、正直に言うと何をしたか覚えていないのだが、まあそれくらい影の薄いモードだったということで…。

オメガmk.XIII-2


 そんなこんなで、どちらか片方でもブレイクに成功すると、敵は即座にATK+JAMへと変更を行い、ブレイクが終了するとHLR+HLRで回復をする。それら2つを併せて、「B特定条件で使用してくるもの」として対策を考えていくことにしよう。
 …まず、ライトニング・アモダのどちらかがブレイクしている場合のATK+JAMであるが、これはどちらをブレイクして攻撃しているかによって難易度が変わってくる。まず、アモダ曹長をブレイクしている場合、攻撃によってアモダ曹長のJAMを妨害できるので、受ける攻撃は極小威力の「ルインガ」のみ。また、たまに「溶解弾」「催涙弾」が飛んできたところで、ベール状態で防御ができるため、ほとんどステータス異常を受けることは無い。
 ――そして今回こちらが使用するATKは、前回仲間にした「オメガ」である。その攻撃力は694と今まで使ってきた金チョコボの2倍以上、そして「強力だがATB大幅低下」が気になるものの、「たたかう」が3hitするため、「攻撃してATB回復」と兼用すればそこまで大きなデメリットにはならない(「アスピル系回復UP」は無成長では付けられないが…)。そのレーザー攻撃で大ダメージを与え、1〜2ブレイク程度でアモダ曹長を倒すことができるだろう。

 逆に、ライトニングをブレイクしている場合は、少し骨が折れる。というのも、アモダ曹長のJAM攻撃が全弾ヒットしてしまい、ペイン・フォーグを含む多数のステータス異常によって行動が大幅に妨害されてしまうからだ。
 …とはいえ、こちらに関しても即座に全滅するほどではなく、また詳しくは後述するが、アモダ残しのパターンでは前段で仲間になったライトニングを早速使用し、素早く再ブレイクができるため、敵に行動を妨害されて満足なダメージが通らなくてもさして大きな問題ではない。ということで、こちらもステータス異常を治療しながら、2〜3ブレイク程度でトドメを刺していけばOKなのである。

 そんな感じで攻撃を仕掛けていく。「仲間戦闘不能で強化」などが綺麗にハマれば1ブレイクで相手を倒せることも少なくないが、現実的にはそうまで都合の良いことは起こらず、そもそも狙っていく意味も少ない。というわけでブレイクが終了すると、2人はGo!プリンセスダブルキュア、HLR+HLRとなって大幅にHPを回復する。その回復量は、最大で減っているHPの1/3程度と極めて大きいが、その最中はこちら側に一切の攻撃を仕掛けてこないため、再びチェーンボーナスを伸ばすチャンスとなるのだ。
 …というわけで、ライトニング残し/オメガ使用パターンでは200%弱まで、アモダ残し/ライトニング使用パターンではブレイク直前までチェーンを増やせるため、再ブレイクまでの手間を大きく短縮することが可能である。その後は、再び「@攻撃してくるもの」のグループに戻って攻撃を仕掛けてくるが、やることは同じであるため、また後ろに下がりつつブレイクを狙っていけば良いだろう。
 ――ちなみに、説明するスペースが無かったから書かなかったのだが、もう一つのモンスター枠はお馴染みのENH/「サハギンプリンス」である。今回のシンクロ技では、アモダ曹長にウィークを、ライトニングにデプロテ・デシェルを掛け、それなりに火力を向上させることができる。残念ながらオメガのレーザーにはエン系が乗らないのでサポート能力はそこまででも無いが、とりあえずこのバトルに勝利するだけならば十分だろう。
 

これでもDLC仲間モンスターの中では最弱クラスなんですよ…


 そんな感じでアモダ曹長を倒すと、残ったライトニングは行動パターンを大幅に変化させる。まず、「リミットブレイク」を宣言して自身をヘイスト+ブレイブ+フェイス+ガッツ状態にする。この状態から敵はデスペル状態を無効化するようになるため、「ユニコーンの角」でこれらの強化を解除することはできない。その後、「『シーンドライブ』→回復→しばらく攻撃」と行動し、あとは「リミットブレイク」から繰り返しである。
 …が、ライトニングさんもオメガと同じく、後半モードに入っても大した脅威とはならないのである。まず、「シーンドライブ」であるが、これは割り込み不能の大技と見せかけて単体攻撃であり、しかもゴブリンチーフのHPであっても「ライズガード」で受け止めれば十分に耐えられる。また、もし戦闘不能者が出てしまったところで次の行動は回復であるため、簡単に状況を立て直すことができるのだ。
 ――ただし、一つだけ注意すべき行動があって、それは「しばらく攻撃」枠の中の「サンダラ*3→サンダガ*2」というパターンである。12秒ルールでも使っているがごときこの攻撃に巻き込まれてしまうとさすがにアウトであるため、できる限りDEFから距離を取って戦うようにしたい。ちなみに、今回セラにバングルを装備して微妙にHPを上げているのは、「サンダガ*2」に巻き込まれてもギリギリ耐えられるようにするためである。こういう時に限って、DEFが「バオルガード」を使ってくれないんだよねえ…。

 そんな感じで。一部、敵の攻撃に全滅の可能性があるものが存在するが、それにさえ注意していれば、特に難易度の高い戦闘ではない。適当にブレイクして集中攻撃していれば、1〜2ブレイク程度で相手のHPを削りきることができるだろう。締めはもちろん、オメガのシンクロ技:「波動砲」である。状況にもよるが、5hitで最大20万近いHPを削れるような場合すら存在するのだ。凄い火力してるだろ。DLCモンスター最弱クラスなんだぜ、これ…??
 …というわけで、これで特に大きな苦戦も無くライトニングは倒せるのであるが、今回の大きな目標として、ライトニングを仲間クリスタル化するというものがある。その確率は、シンクロ撃破を前提として28%。まあそれなりに期待できる確率かな…と思いきや、実戦では10回近くもやり直しを強いられてしまったのだ。う、うん…あれだよ! あんまり楽に終わってしまうとバトルが印象に残らないから、ゲーム側が上手く計らってくれたんだよ!!

動画

 


 
DLC編 そのA-2:らいととあもださん
〜VS ライトニング&アモダ曹長 / アモダ残し編〜
 
そしてこの顔である
 
「ライトニング&アモダ曹長」戦 / アモダ残し編:装備&パラダイム
戦闘メンバー   パラダイム
セラ  HP415 / 物理100 / 魔法150
ガーンデーヴァ / グリモアハット / アイアンバングル軽式
「チェーンボーナスLv.5」「倒すとみやぶる」「ポーション回復量2倍」
1 ATK+BLA+DEF (W)
2 ATK+BLA+DEF (W)
ノエル  HP480 / 物理154 / 魔法102
グラーシーザ / シルバーバングル重式
「チェーンボーナスLv.5」
3 BLA+BLA+DEF (W)
4 BLA+BLA+JAM (W)
BLA/ライトニング HP4359 / 物理631 / 魔法600
DEF/ゴブリンチーフ HP1229 / 物理66 / 魔法69
JAM/サモヴィーラ HP1305 / 物理37 / 魔法158
5 BLA+BLA+BLA (W)
6 BLA+BLA+BLA (W)


 というわけで、続いてはアモダ曹長を残すパターンについて考えてみることにしよう。
 …まず、使用モンスターは、前回から引き続きDEF/「ゴブリンチーフ」に、さっそく仲間になったBLA/「ライトニング」、そして最後に必要なステータスを全て使えるJAM/「サモヴィーラ」である。ここに来て、久々のサモヴィーラ兄貴の参戦だ。やはり“基本”と呼ばれるモンスターは伊達じゃないな。
 ――では、前半戦について軽く書いてみよう。今回はアモダ残しのため、2人居るパートではアモダ曹長でなくライトニングから狙っていくことになるが、前と比べて特に大きな変化は存在しない。前述の通り、ブレイク中はアモダ曹長の攻撃を妨害できずに多くのステータス異常を掛けられてしまうが、とはいえブレイク終了後のダブルキュア中にチェーンボーナスを270%くらいまでは持って行けるため、複数回ブレイクも楽々である。そんな感じで、2〜3ブレイク程度でライトニングを倒し、アモダ曹長との1vs3に持って行くことができるだろう。

サモさん最初は「デプロテデシェルの両方が使える」くらいの認識でした


 そんなこんなで、「リミットブレイク」後のアモダ曹長のパートである。このアモダは、永続効果でリジェネ+プロテス+シェル+ベールを得る。特にこのリジェネが凶悪で、「167秒でHPが全回復するペース(=1秒あたり最大HPの0.6%)で延々とHPが回復し続ける。あの、伝説上の女神の騎士にも匹敵しうる能力を得るとは…警備軍の戦力って一体…。
 …というわけで、今回はこのリジェネ対策として、JAMの「バイオ」を使わなければならない。幸い、今回はカイアスのリジェネ(133秒でHPが全回復するペースでHPが回復=「バイオ」と完全に対称)よりは弱体化しており、「バイオ」状態にすることで1秒につき0.15%ずつであるがHPを削っていくことができる。そもそも、絶対的な回復量やダメージ量がどうであれ、全体的に見れば「バイオ状態で1秒につき最大HPの0.75%ぶんのダメージを与えられる」ことには代わりはなく、その重要性は言うまでも無いというものなのだ。
 ――そして、さすがに0.15%ずつでは頼りないため、他の攻撃手段も考えてみよう。アモダ曹長にはデプロテ・デシェルが効かないどころか永続効果でプロテス・シェルを得てしまうが、代わりにウィーク・スロウ・バイオが有効である。この3つを使いこなせるJAMと言えば…そう、「サモヴィーラ」である。「バイオ」だけならば「ネクローシス」でも良いのだが、「スロウ」を含む多数のステータスを掛けたいのであれば、やはりサモヴィーラを使うしかない。やれ、バトルへの参加はヲルバ郷でのグランドクロス・カイアス戦以来か。さすがのサモさん、彼もまた語り継ぐべきモンスターなのだ。

 というわけで、アモダ曹長の行動パターンについて説明していこう。まず、「リミットブレイク」を宣言し、リジェネ・プロテス・シェル・ベールの永続効果を得る。もちろん敵はデスペル状態を無効化するため、これらのステータスを解除することはできない。その後は、大技の「剛熊拳」を使用するが、これも単体攻撃であるため、DEFならば「ラストリーヴ」で止められるほか、死亡者が出たとしても次の行動は「リジェネガード」である。
 …その後のアモダ曹長はしばらく攻撃した後、「リジェネガード」「ユニコーンの角」を使用する。「リジェネガード」は、1秒の回復量が最大HPの0.8%と多めであり、ステータスのリジェネ状態とも重複するのだが、総時間が短いため大した脅威にはならない。また、敵の「ユニコーンの角」謎の貫通効果を持ち、デスペル無効のアモダ曹長にも効果があるため、こちらが掛けたバイオ等はもちろん消えるが、敵自身のリジェネ以外の強化魔法も消滅してしまう。もっとも、敵の次の行動は「リミットブレイク」であり、すぐに強化ステータスを掛け直されてしまうのであるが、ベール状態が消えるこの時間にステータス異常を掛けられれば、その後の展開を著しく有利にすることができるだろう。
 ――というわけで。「リジェネガード」であっても「ユニコーンの角」であっても、戦況に大きな影響は無いどころか、使いようによってはこちらが有利にさえなってしまうのだ。うーん…「シーンドライブ」「剛熊拳」が全体攻撃だとアレなんだけど、さすがに範囲要素や搦め手一切無しの完全サービス攻撃ってのもねえ…。当時、裏ボスクラスの敵を求めていた人にとっては、オメガに引き続きガッカリという敵だったろうなあ…。

 そんなわけで、あとは具体的な攻撃パターンを考えていこう。と言っても、要するに「適当にDEFで受けつつブレイクして、BLAライトニングで攻撃するだけ」であり、全滅する要素は無いと言って良い。上手く行かない場合も、せいぜい敵の回復量を上回れずにバトルが長引く程度である。というわけでブレイクし、サモヴィーラの能力でウィーク・バイオ・スロウを入れたら、あとは適当にBLAライトニングを使って攻撃を仕掛けていけばOKだ。
 …ただし。今回は敵が永続効果として「ベール」を得るため、ステータスを掛けづらい点は留意しておきたい。ウィーク・スロウの耐性は「30」であるため、ブレイクしていればベールの上からでも確実に「災禍の踊り」でステータスを掛けることができる。が、バイオの耐性は「60」=計算上の耐久値は150となり、魔法:「バイオ」で減らせる耐久値はベールで半減されて3.5*チェーンボーナスとなるため、仮にチェーンボーナスを600.0%としても掛けるには3セット分の「バイオ」を叩き込まなければならない。
 ――総合して、今回バトルのバイオ状態はかなり掛けづらい部類に入るのだが、とはいえ敵のHP回復量は非常に大きく、「バイオ」無しで戦うのは苦しいため、ブレイク時間全てを費やしてバイオを掛けるくらいになっても構わないので、毒を使って戦っていこう。

そういやシンクロドライブが攻撃系のBLAを使用するのは初めてか


 というわけで、今回バトルで刮目して見るべきは、新モンスターであるBLA/「ライトニング」の能力である。その能力値は、継承による強化込みでHP4359/物理631/魔法600と、これまた本編中のモンスターを大幅に上回るものであるが、さらに大きなポイントとしてATBレベルが6であるため、1回の攻撃チャンスでこれまでのモンスターの2倍のコマンドを実行することができる。このライトニング使用上の特性としては、特に弱点が存在する敵に対して有用であり、大ダメージを与えながらチェーンボーナスを稼げるモンスターとして活躍するのだ。
 …また、シンクロ技の「シーンドライブ」は、ダメージ技として見ると悲惨な威力なのであるが、これはチェーンボーナスを伸ばす技として考えれば良く、実際にブレイク中のアモダ曹長に対して「BLA+BLA+BLA」で使ってみたところ、559.6%714.6%約150%ものチェーンを稼ぐことができた。そりゃあ、ATKのシンクロドライブがダメージを与える技なら、BLAのシンクロドライブはチェーンを伸ばす攻撃になるよなあ。今まで使ってきたのがネクトンとかブッカブーエースとかダウンプアとかだったから、全くそのことに気づかなかったよ…。
 ――そして今回バトルでも、サモヴィーラの「ウィーク」を使えば敵に弱点属性ができるため、ライトニング得意の属性攻撃でどんどん相手のHPを削っていける。1発の威力はそこまでではないものの、6回攻撃できることを考えればその攻撃性はオメガ以上だ。そして、仮にブレイク中に仕留め損ねたところで、今回は「シーンドライブ」で稼いだチェーンボーナスを使ってアモダ曹長にバイオ掛けているため、相手のHPを確実に削っていけるのだ。

 そんなわけで。このアモダ残しのパターンも、新モンスターのBLAライトニングと古参のサモヴィーラを組み合わせることで、大きな問題も無く勝てることが分かった。これが、俗に言う「温泉知識」というやつである。
 …が。このバトルにおける目標も、あくまで「アモダ曹長を仲間にすること」である。そして、BLAライトニングはシンクロドライブの威力が悲惨であり、直接敵のHPをゼロにするのが難しいため、結局は適当に倒してクリスタル化を待たなければならない。その確率は14%。うーん、少し低いか…。
 ――しかしながら、今回は前回のライトニングで苦戦した甲斐もあってか、4回ほどで無事にアモダをクリスタル化させることができた。ふう…こいつはなかなかHPを減らせなくてジリジリするタイプのバトルだから、早めに終わってくれたのは本当に良かった。同じことを繰り返すのって苦痛だしねえ…。

動画

 




大勝ちを狙うよりもセーブ&リセット法を使って10万枚単位で稼いでいくのが吉


 そんなわけで、「ライトニング&アモダ曹長」戦もクリアし、無事に両方のモンスターを仲間にすることができた。正直、今回は難易度面ではかなり期待外れであり、正直「DEFを使いながら後ろに下がりつつブレイクして適当に攻撃していれば勝てます^^」くらいにまとめても良かったのだが、まあそう投げてしまうのはゲーム攻略日誌としてどうなのという感じだったので、こうして詳しく書いてみた所存なのである。くぅ〜疲れましたw

 さて。この時点から解禁されるイベントが存在する。それは、エピソードの「サッズ編」である。その配信は2012年2月28日であり、次の「ナバート」(3月13日)よりも先のため、時系列順に進めるという想定にした場合、この時点からサッズ編を使えるようになるのだ。
 …そのサッズ編の特徴は、もちろんコインを非常に稼ぎやすいことである。本編中のスロットだと、1日中見守りながら回したところで2〜3万枚が関の山と言ったところであった。が、このサッズ編では10万枚単位でコインを稼げるため、非常に簡単にエリクサーを99個まで増やすことができるのである。事実上、これ以降のバトルではエリクサーが使い放題となるため、これまでよりも大きく戦い方の幅が広がるのだ。
 ――ちなみに、そのやり方も特に難しいものではない。まず、使用するのは「ザナドゥ・ポーカー」のほうであり、「コール」でカードを3枚呼んだ後に、強い役が出来そうなら「オールイン」で勝負、そうでなければ降りれば良いだけである。これで、失敗してもリセットしてやり直せば良いし、成功すれば一気に相手を破産させて1人につき10万枚ものコインが手に入る。なお、3人全員を破滅させると更に+20万枚のボーナスが付くが、狙いすぎると時間が掛かるうえに失敗した時のリスクも大きいため、個人的には10万枚単位で稼げたらすぐにやめることをお勧めしておこう。

 また、このタイミングで、あの「ロングイ武器」を入手しておくことにする。というのも、ライトニングorアモダが居ればこれまでよりも遙かに簡単にロングイを倒せるうえ、今となっては「エリクサー」の消費量も気にならないため、ロングイを倒してレアドロップの「アダマンタイト」を計4つ入手し、極大火力を持つ「アルカクロニカ」「イン・パラディスム」を作っておくのだ。
 …さて、戦法は基本的には【第16話で戦った時の作戦】をベースとしつつ、DLCモンスターの火力を活かせるような構成にしていく。ライトニングならば敵の弱点を突きながら一気にブレイクが可能であるし、アモダ曹長でもチェーンを流すことなく安定してダメージを与えていける。例の「咆哮」「アルテマ」まで戦闘が長引いてしまう場合にも、グリモアハット装備のエリクサーを使用してリレイズで耐えていけば良いだろう。何せ、もうエリクサーの消費量を気にする必要など無いのだから。総合して、難易度はどちらのDLCモンスターを使った場合も同程度であろう。
 ――と、そんなこんなで。戦闘自体は格段に楽になったものの、レア枠である「アダマンタイト」のドロップ率は★5前提で15%と高くなく、しかもそれが計4個必要とあって、決して楽ではない部類には入る。とはいえ、そんなものは繰り返しによって何とかなる話であるため、休憩しながら頑張って入手しておいた。その他、これらのロングイ武器の製作には「ガーンデーヴァ」などのランク5武器×4種類が更に1つずつ必要であるため、久しぶりにオチュー&インヴィンシブルと戦い、それらのアイテムを入手しておいた。インヴィンシブルはアモダ曹長で殴り倒して5、オチューは「イン・パラディスム」装備のノエルでガシガシ殴って5である。うん、やっぱ良くも悪くも、DLCはゲームバランスが一変するなあ…。

ナバートさんじゅうきゅうさい


 と。そんな感じで、快進撃の続くかに思われたDLC編であったが、ついに俺は次のバトルで躓いてしまったのである…。
 ――その戦闘は、DLC第3弾の「ナバート」戦だ。やれ、『13』では単なるやられ役であったジル・ナバート二佐であるが、数奇な運命を経て『13-2』のDLCにて復活することができた。正直、俺は第1弾・第2弾の経験から、(;^o^)「どうせ大した難易度じゃないんだろうなあ…」と思っていたが、そんなことはとんでもなかったのである。というわけで、次はちょっとやり込みプレイ的に難易度の上がる戦いとなるだろう。さあ、頑張るぞっ!!

 

(2015年9月8日)

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