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たたかう禁止 低レベルクリアー プレイ日誌
【第3話 『全属性半減』wwwwwwwwww】
バルハイム地下道を脱出したということで、次は空中都市ビュエルバのイベントを経て、戦艦リヴァイアサンへと突入するパートである。
この辺りから、敵の数や攻撃力が上がって戦闘が苦しくなってくるが、しかし通常の低レベルプレイであれば、「デジョンで雑魚を消す」「エアロはリフレガで回避する」などの対策を練ることができるため、大きな難関とはならない。まだまだ序盤であり、肩慣らしという感じなのである。そしてそれは、「たたかう」を禁止した今回の低レベルプレイでも変わらないように思えるが、果たして・・・?
さて、ご存じの通り、この「バルハイム地下道脱出後」のパートでは、戦艦リヴァイアサンに進めるまでには強制戦闘が一つも無いので、全くG.F.のジャンクションをする必要は無い。ということで、まずは王都ラバナスタ→空中都市ビュエルバ→ルース魔石鉱と、サクッとシナリオを進めてしまう。ちなみに、空中都市ビュエルバに入るとすぐに「ラモン」(ラーサー)が仲間になるが、その時点からルース魔石鉱でラモンが離脱するまでの間は空中都市ビュエルバから出ることができないため、ゲストのレベルアップしない特性を活かして、バッシュのレベルアップまでの経験値をLP稼ぎに回すことはできない。うーむ、残念・・・。
そして、ルース魔石鉱の奥ではバッガモナンに襲われるが、今回プレイでもL2ボタンを押して全力逃亡してしまう。なお、このバッガモナン一味はかなりの強敵であり、低レベルプレイでは尚更という感じであるが、しかしエリアチェンジや魔片などをフル活用することで、この時点でも勝つことができるようだ。その場合、相手はLPだけを落とすため、レベルアップをすることも無い。
――ついでに、この戦いで、通称:「ヘルヴィネック方式」と呼ばれる「敵を倒した直後にエリアチェンジをすると1度しか出現しない敵が復活する(ことがある)」というテクニックを用いると、何故かバッガモナン一味の部下が復活するため、「ファイアフライ」なしでもこの時点からレベルアップなしで無限にLPを稼ぐことができるそうだ。このテクは、何やら最近の低レベルプレイでは定石に近いような感じになっているんだとか。俺が初めてプレイした2006年にはそんな方法は無かったぞ・・・ということで、今回プレイでも封印していくことにする。この気持ちは何だろう・・・この気持ちは何だろう・・・。
そんなこんなで、何もせずにルース魔石鉱を突破し、次はFF12の世界観というかヴァンのキャラクター性を表現しまくっている謎ミニゲーム:「俺がバッシュだ!!!!」をクリアする。毎回のこと、酒場でアピールをすると早いのだが、今回は普通に街角で観光ガイドを相手に宣伝しまくってみた。その後、大物感溢れるちょい役のイベントを見て、いよいよ戦艦リヴァイアサンに突入できるパートとなる。
・・・が、その前に、この時点から幾つか新しいモブと戦うことができるようになっているため、倒せる奴は倒してみることにする。まずランクE:「花サボテン」(東ダルマスカ砂漠)は、HP<20%で「針千本」を使ってくる相手であり、序盤のヴァン1人の全滅ポイントとして有名であるが、仲間がいれば何と言うこともないため、追いかけながら「ブリザド」などで攻撃して倒す。また、ランクE:「レイス」(ガラムサイズ水路)は、アンデッドタイプのモンスターであるため、「ハイポーション」を使って反転ダメージを与えていく。敵は、こちら全員に「死の宣告」を使い終わるまでは他の攻撃を使用しないため、400ダメージの連打ですぐ倒せてしまった。
逆に勝てなかったのは、ランクE:「ニーズヘッグ」(ルース魔石鉱)である。こいつは物理攻撃しか行わず、「ドンムブ」が有効で、しかも都合良く炎属性を弱点としているため、動きを封じたうえで「ファイア」で遠距離から攻撃すれば勝つことができる・・・と思ったのだが、実際にやってみると残りHP3割ほどで「ドンムブ」の持続時間が切れてしまい、倒しきることはできなかった。さすがに「通常攻撃CT0」を相手にするのは、この時点では荷が重すぎると言えよう。まあ、手動操作でタイミング良く「ドンムブ」を掛け直したりすれば現段階でも勝てるかもしれないが、それをするとかなり微妙な感じになるので、とりあえずはスルーである。
さて、こんな感じで、この時点で可能なことはだいたい終えた感があるため、いよいよ「戦艦リヴァイアサン」に突入することにする。まあ、いつも通りセーブデーターは分けておくし、いざとなったら戻れば大丈夫だろう。それに、バルハイム地下道の時も、適当な感じで突入していったけど、結局は何とかなったしね!! この書き方は死亡フラグだわ・・・。
・・・まず、この戦艦リヴァイアサンでは、「ウォースラ」(ウォースラ)がゲストとして加入してくれるが、彼も例に漏れず勝手に突撃して「たたかう」を放ってくれるため、残念ながら戦力として計上することはできない。一応、瀕死状態ならば「バランス」(『最大HP - 現在HP』の固定ダメージを与える範囲魔法)のみを放ってくれるため条件には反しないのであるが、しかしそれでも他のキャラクターの「HP<70%の味方
- ポーション」などの回復パターンを著しく乱すことになるので、やはりこのリヴァイアサンでのバトルでは戦闘不能状態になってもらう他に手は無い。うーむ、一部のゲストが役に立たないという例はよくある(例:「レダス」「フォーリス・ゼクト」「ジャッジ・ゼクト」等)が、そもそも「ゲスト」というシステム自体が最初から最後まで邪魔にしかならないというのは今回プレイが初めてかもしれない。なぜ魔導師タイプのゲストが一人も居ないのだろうか・・・。
その他、リヴァイアサンに突入した次のエリアで、トレジャーから「リフレガの魔片」を入手することができる。これは恐らく、ボスである「ジャッジ・ギース」の「エアロ」を跳ね返すことを意図して配置されたのであろう。そして今回プレイでは、敵からの攻撃魔法を跳ね返すのはもちろん、自分に範囲魔法を放って反射ダメージを与える用途にも使えるため、「リフレガの魔片」は極めて重要なアイテムとなってくるのだ。とはいえ、入手できる確率がやや低く、大量に集めるのは骨が折れるということで、とりあえずキリ良く10個だけ集めておいた。まあ、1回の戦闘で何個も使うような場合は少ないし、これでしばらくは保つだろう。
というわけで、「リフレガの魔片」(&高価で売れる「ハンドアックス」)を集め終え、いよいよ戦艦リヴァイアサンの内部を進めていく。ここでは大量の帝国軍兵士が登場し、立ち止まるとすぐに殺されてしまうため、止まらずに最短ルートを全力で逃げ続ける。防具で軽減しやすい物理攻撃はともかくとして、銃や魔法での攻撃がツラい。とにかく走るのみである。
・・・そして、戦艦リヴァイアサンの中心部で、中ボス的存在の「ジャッジ*2」と戦うことになる。ここでは他に、雑魚敵として「帝国軍兵士*3」と「帝国軍魔導士*1」が登場し、そいつらは経験値を持っているため、通常の手段では倒すことができない。しかし、今回プレイではなんと「モブ狩り」という画期的なサブイベントを行うことができ、それによって「デジョンの魔片」を入手しているため、経験値を回避しながら雑魚敵を消滅させることができる。そして「ジャッジ*2」のみになったら、あとは普通に攻撃していけば良い。バトルスピードを下げ、「スロウ」「ブライン」などのステータス魔法も用いれば、更に安定性が高まるだろう。
が、である。今回の低レベルクリアーでは、通常では全く問題にならないことが大きな壁として立ちふさがってしまうのだ。
・・・というのも、この「ジャッジ」という敵、なんと全属性を半減するという特性を持っているのだ。もちろん、この時点では「バイオ」などの使いやすい無属性魔法は存在しない。では、「ファイア」を放ってみるとどうかと言うと、驚くべきことに30しかダメージを与えられなかった。そして切り札だと思っていた「ホーリーの魔片」でさえも、聖属性を半減されてしまい、僅か150程度しか削れずに終わってしまったのだ。
・・・さて、敵ジャッジのHPはそれぞれ2245,2445である。となると、仮に全て「ファイア」で削っていくと考えた場合、フランならばエーテル1個でファイアが3回放てるため、エーテル1つにつき90のダメージが与えられるということになる。となると、1体のジャッジを倒すために25個、2体とも倒すために必要なのは50個である。一方、このリヴァイアサン突入後のセーブデーターでのエーテル所持数は25個。OH......
ということで、せっかく艦内で「リフレガの魔片」を10個集めたのであるが、仕方が無いのでリヴァイアサン突入前のデーターからやり直すことにしたのである。
・・・さて、ここで俺が稼ぐのは、もちろん「エーテル」でも良かったのだが、攻略本を眺めていると、同じ東ダルマスカ砂漠のトレジャーから「エアロの魔片」が拾えるという記述を発見した。そしてこの「エアロの魔片」、「ダークの魔片」あたりと似たような存在と思いきや、実は2倍以上のダメージを与えられる攻撃アイテムであり、しかも範囲攻撃であるため2体のジャッジに同時に命中させることができる。更に言えば、このタイミングから風属性魔法を強化する「サクラの杖」を購入できるようになるため、それを装備すれば、実に「ホーリーの魔片」にも匹敵するダメージを与えられるようになるのである!!
――そんなわけで俺は、「エーテル」や「ウォータの魔片」「ダークの魔片」「ホーリーの魔片」「サビのカタマリ」ではなく、「エアロの魔片」を集めることにしたのである。敵の半減特性を考慮に入れても、「エアロの魔片」で敵ジャッジに与えられるダメージは、概ね200というところ。となると、敵2体に同時に当たることも考えて、「エアロの魔片」が13個あれば良いということになるが、そこはもう少し余裕を見て、20個を集めておくことにした。そして風属性を強化する「サクラの杖」を装備するのはヴァンである。ちょうどLPが余っていて、魔力の数値もバルフレア・フランよりも高いため、まさに適役という感じであろう。
ということで、「エアロの魔片」*20を集め終わったので、再びオンドール邸に突入し、戦艦リヴァイアサンへと侵入する。この勢いで、一気に中ボスの「ジャッジ*2」戦に挑みたいところであるが、そこは気を収め耐えて、再び「リフレガの魔片」を10個集めることにする。ここで焦って後でクリアできなくなってしまっては、元も子もないのだ。
そして、それが終わった後に、いよいよ「ジャッジ*2」戦へと挑んでいく。まず、経験値を持つ雑魚敵を引きつけてから「デジョンの魔片」でまとめて消し、ジャッジのみになったら「ポーション」で回復しながら「ブライン」を使いつつ「エアロの魔片」で攻撃する。1発200という驚愕のダメージを連発し、一気に敵ジャッジを倒してしまった。よし!ちょっとと言うか相当なゴリ押し感があるけど、なかなか爽快な戦いだったぜ!!
――ちなみに、(;・∀・)「ジャッジには毒状態が有効だから、もう少し計画的にLPを使っていれば、『ポイズン』で削れたのでは?」とかそういうことは言ってはならない。俺にはよくあることである。
さて、「ジャッジ*2」の撃破後、アーシェが囚われている独房へと突入し、アーシェ(Lv3)を仲間にする。なお、ここはすぐ隣にセーブポイントがあるため、せっかくだからアーシェのMPを最大値(34)が出るまで粘ってみた。うーむ、こういうパラメーターがばらつくのはあまり好きじゃない・・・。5回目くらいで成功する。その後、近くのショップで適当に装備を調えてからセーブをし、今度は戦艦リヴァイアサンからの脱出を狙い、道中でパンネロ(Lv3)を仲間にする。パンネロはMPが最も高いため、低レベルクリアーでは主力となるキャラクターであろう。ちなみにMPは41であった。うーむ、3倍して123か、初回の低レベルプレイより1低い・・・。
――さて、気になるのが、この時点でアーシェとパンネロが持っているLPであるが・・・それはなんと、アーシェが148、パンネロが253であった。これまでのキャラクターは、100程度のLPで魔法と装備をいかに両立するかで苦しんでいたというのに、アーシェとパンネロはそれを遙かに超えるLPを持っている。そして、これらのキャラクターはLv3であり次のレベルまでの経験値が217もあるため、それを使ってLP稼ぎをすれば、さらに大量のライセンスを覚えることができる。おおっ、これならどんどん新しい装備や魔法を使って行けそうだぜ! 調子に乗ってすぐ枯渇させる未来が目に見えてるけどな!!!
・・・さて、その後のボス「ジャッジ:ギース」は、HPが減るごとに使ってくる「エアロ」が強烈な相手であるが、それはご存じの通り「リフレガの魔片」によって跳ね返すことができる。また、コイツは中ボスのジャッジとは違って風属性を半減する能力を持っていないので、「エアロの魔片」によって400を超える大ダメージを連発することができる。そして、同時に登場する雑魚敵も、「デジョンの魔片」で消すだけ。とまあそんな感じで、こちらの「エアロの魔片」と相手の跳ね返った「エアロ」が重なってあっという間にHPが減っていき、実質30秒ほどでバトルが終わってしまった。まったく、こいつはジャッジ戦専用BGMが流れることもあって、ストーリー上では恐らく大ボスという扱いだろうが、まさか1行で記述が終わってしまうとは・・・。
ということで、戦艦リヴァイアサンから無事脱出に成功する。ここからは、アーシェ・パンネロを仲間に加え、そして今度はレイスウォール王墓を目指すことになるのだ。
・・・さて、実はこのタイミングから、FF12最大のチート魔法と言える「スリプル」が使用できるようになる。さあ、その実力や如何に・・・?
(2012年4月12日)
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