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FF12 低レベル+マラソン禁止クリアー【入門編】

 

無題

 ――とうとうシナリオが「ジャッジ・ベルガを倒した後」に移行しました。前回述べた通り、このマラソン禁止クリアーでもいよいよファイアフライを入手する事が出来るようになり、自由にLPを稼ぐことが出来るようになりました。という訳で、ここから戦術の幅を一気に広げることが出来るようになります。

 

画像は前回の使いまわしです

 

 という訳で早速ファイアフライを入手しに行きます。このプレイでのファイアフライの入手方法は2通り存在します。1つ目は王都ラバナスタで発生するサブイベントであるカトリーヌの進む道のクリア報酬です。2つ目はこの段階で行けるようになるフォーン海岸のショップで購入します。まずは、1つ目の方法であるカトリーヌの進む道のクリア報酬を貰いにいきます。

 

 さて、この「カトリーヌの進む道」のサブイベントですが、簡潔に述べると、物語の進行に応じてカトリーヌからいくつかの問いかけを聞かれ、それに対する回答で最終的にカトリーヌの進路が決定し、その進路に応じてもらえるお礼が変化するという内容です。この進路の分岐やサブイベントの詳細はシナリオアルティマニアに譲りますが、全体的に優しい回答をすると彼女のお礼がファイアフライになります。今回のプレイでも、シナリオアルティマニアを参考にして回答を選択しておいたので、ファイアフライを入手する事が出来ました。

 

 さて、ファイアフライを1つ入手した訳なのですが、1人でLPを稼いでも効率が悪いので、3人分のファイアフライもそろえる為にフォーン海岸へと向かいます。ちなみにこのタイミングで、以前ハマリ防止用に取っておいたヒナドリスサクッと撃破しておきました。まず最初にファイアフライを装備したフランがヒナドリス出現条件である雑魚の全滅を行い、その後出てきたヒナドリス一家を油まみれにして、ナパームショットを装備したバルフレアがヒナドリス一家を丸焼きにして終了しました。

 

私がトレスしました

 

 そんな訳で、ファイアフライ3人分そろえるべく、チョコボを乗りこなして一気にモスフォーラ山地を越えていきます。モスフォーラ山地を越えてサリカ樹林初進入してどんどん先へ進んでいくのですが、途中フォーン海岸へと通じる門が壊れていて通行不能になっていたので、サリカ樹林のあちこちでサボっているモーグリ工務店の面々を探し出し、門を修理してもらいました。

 

 フォーン海岸のとりあえずの目印であるハンターズ・キャンプまでチョコボで颯爽と駆け抜け……たかったのですが、サリカ樹林でモーグリを探すときに途中下車してしまったため、徒歩でフォーン海岸のハンターズ・キャンプを目指します。この辺りになると、敵の攻撃もかなり強力になってきているので綺麗な砂浜には目もくれず一行はあわただしく突っ走っていきます。

 

 必死で逃げてきた一行の目の前に、いくつかのキャンプと大きく広がる青い海が現れました。どうやらハンターズ・キャンプに到着したようです。ダルマスカ砂漠では見られないような大きな海を目にし、ヴァンは開放感のあまりウェミダーと叫び、パンネロと一緒に海辺へと走っていきました。その傍らで、バルフレアアーシェに「なぜ帝都に行こうとしているのか」と問いかけます。アーシェは「破魔石を封じる為」と答えたのですが、バルフレアには「破魔石の力に飢えている」ように映ったようです。アーシェがバルフレアに力に飢えているように見えるかと問いかけると、バルフレアは「そういう奴を一人知っている」と言って、自身の過去を交えてその人物について語り始めました。

 

 バルフレアいわく、その人物は破魔石に夢中になるあまり、周りの事が見えなくなってしまい、ありとあらゆる物を破魔石に注ぎ込んでしまったそうです。そしてそれに関連して、バルフレアを無理やりアルケイディア帝国のジャッジにしようとしたそうです。その人物とは――アルケイディア帝国の兵器開発を一手に担うドラクロア研究所の所長ドクター・シドでした。実はバルフレアドクター・シドの息子だったのです。自分の父親が破魔石に心を奪われていくように見えたバルフレアは、ドクター・シドのもとから逃げ出し、空賊バルフレアを名乗るようになったのです。

 

 そんな父親と同じようにアーシェも破魔石によって変貌してしまうのではないか――そう思ったバルフレアは、自分が父親から、ひいては破魔石から逃げてしまったという後悔を踏まえて、アーシェに自分の父親のようになるなと告げます。それを聞いたアーシェは、ラスラと過ごした過去を振り返り、自分の抱いている復讐心は本当に死んだラスラが願っていることなのかどうかを確かめていました。

 


 

 バルフレアの苦い過去とその傍らではしゃぐヴァンとパンネロを見た後は、いよいよハンターズ・キャンプのショップでファイアフライを購入します。ファイアフライを買った後にまずすることは、狩りで稼ぐ為の準備を整える為のLP稼ぎです。どういう事かというと、効率よくお金やLPを稼げる場所で狩りをする為に、武器や防具、魔法などを整える為に弱い雑魚敵を倒してLPを稼ぎます

 

 今までさんざんアタってお金を稼いできたのですが、この段階まで来るとアタるのは非常に効率が悪くなってきています。そこでもっと効率よく稼げる狩場で雑魚を狩りたいところなのですが、いかんせん今までまともにLPを稼いでこなかったので、「狩り」と言えるほどの効率を出せるライセンス(具体的には、「ファイラ」などのラ系魔法やフォーン海岸で売っている装備品用ライセンス、敵対心を大きく操作する「歩数攻撃」など)を習得していませんでした。そこで、まずはこれらをパーティメンバーが使用できるようにする為に東ダルマスカ砂漠(南部)ギーザ草原(乾季)と言った弱い雑魚敵を倒しまくってLPを稼ぎます。具体的にどれくらい時間を掛けたか忘れましたが、数時間ほど稼いで狩りの準備を整えました。

 

パンサー狩りでも役割分担は重要です

 

 さて、いよいよ準備が整ったので、アルティマニアオメガに記載されているパンサー狩りを行いたいと思います。具体的な狩りのルートの説明はアルティマニアオメガに譲りますが、この狩りの対象であるパンサーは、454ギルという比較的高値で売れるクァールの毛皮を落としてくれます。また、パンサーは群れで出現するので、バトルチェインエクストラボーナスをつなげやすく、短時間で大量におたからを稼ぐことが出来ます。

 

 このパンサー狩りを行う際の戦い方ですが、一人が軽装備に身を固めて敵対心変動の大きいわざ「歩数攻撃」で敵の攻撃を引き付け、もう1人が魔装備に身を固めて、パンサーの弱点を突ける「ブリザラ」で群がっているパンサーを一網打尽にします。そして最後の1人にはフォーン海岸で新調した銃アルデバランを使い、「ブリザラ」で仕留め損ねた敵を仕留める役割を与えます。言うまでも無い事ですが、狩りをする3人にはアクセサリとしてファイアフライを装備します。この時、控えのメンバーに金のアミュレットを装備させておけば、控えのメンバーの獲得LPが2倍になってくれます。

 

 そうやってパンサー狩りを続けていると、ギルとともにLPが貯まっていきます。このLPを何に使うかというと、今までLPが足りず習得することが出来なかった魔法わざHP+ミストナックライセンスを除いた各種オプションを習得させるために使用します。これによって、この先の敵を様々な手段を駆使して攻略していくことが出来ます。ただし、ライセンスを習得するうえで既に述べた点以外に注意すべき事があります。それは、バルフレアフラン魔力強化オプションを習得せず、魔力を初期値のままにするという事です。理由は、以前に少しだけ紹介した魔法命中率マイナス必中の裏技を使用しやすくするためです。この裏技は、魔力が低いほど使用しやすくなるため、パーティメンバーの中で魔力が低い2人は、この裏技の為に魔力を初期値のままにしておきます。そんな感じで、ギルとともにLPも稼ぎつつ、パーティを強化していきました。

 


 

まずはこの敵から

 

 パーティを強化したところで、早速モブ狩りを行っていきたいと思います。最初に挑むモブは、Aランクモブの「マリリス」です。このモブには変わった特徴がいくつかあり、一つは出現場所のゾーンで5分(メニューを開いている時間も含む)待たなければ出現しない事、もう一つはランクがAであるにも関わらずこのモブに挑戦できる最速の時期がオンドール侯爵邸を脱出した後であり、この日誌でいうと第5話の時点で挑める事が挙げられます。マリリスは最速で挑める時点では法外に強いので、討伐依頼がでてすぐに倒しに行く敵ではなく、自分たちの強さに合わせて倒しに行く敵と言ってもよいでしょう。とはいえ、たまにLv99のウォースラで最速討伐しに行ったりするプレイヤーもいたりするのですが……

 

 ――話がそれてしまいましたが、早速このマリリスに挑んでいった戦法を説明していきたいと思います。なお、LPを自由に稼げるようになったことにより、ガンビットのスロットを増やすことが出来る様になり、ガンビット任せの戦闘が出来るようになりました。これ以降の戦闘では、原則としてコマンド入力は全て戦闘前に組んだガンビットによって行い、戦闘中は移動とリーダーチェンジのみを許可するようにしています。これからは、どうしてもコマンド入力や戦闘中のガンビットスロットの入れ替えを許可する必要があった場面のみ、説明を入れるようにします。

 

 このマリリス戦では、次のようなバトルメンバー、装備、ガンビットで臨みました。

 

マリリス戦 バトルメンバーと装備
バルフレア アルデバラン/オニオンバレット/シャコーハット/バレルコート/ヒスイのカラー

バッシュ  マインゴーシュ/フレイムシールド/シャコーハット/バレルコート/ヒスイのカラー

アーシェ  アルデバラン/オニオンバレット/大地の帽子/マディーンの衣/ヒスイのカラー

 

マリリス戦 ガンビット
バルフレア バッシュ アーシェ
1.バッシュ -> フェニックスの尾

2.自分自身 -> バッカスの酒

3.目の前の敵 -> たたかう

1.味方一人 -> フェニックスの尾

2.アーシェ -> ポーション

3.HP<60%の味方 -> ハイポーション

4.「シェル」の敵 -> デスペル

5.自分自身 -> プロテス

6.目の前の敵 -> 針千本

1.味方一人 -> フェニックスの尾

2.HP<60%の味方 -> ハイポーション

3.バッシュ -> プロテス

4.バルフレア -> バッカスの酒

5.「シェル」の敵 -> たたかう

6.自分を狙う敵 -> たたかう

7.目の前の敵 -> ブライン

8.目の前の敵 -> たたかう

 

 ――表にまとめたところで、バトルメンバーの装備や上記ガンビットの構成について説明します。まず、バルフレアは見て分かる通り自身にバッカスの酒を使用してひたすら銃で攻撃をします。ガンビットを組めるようになったところでやっている事が今までと変わっていないですが、この後の戦闘でだんだん代わり映えしていくのでもう少し我慢してください。申し訳ありません(´・ω・`)

 

 ……次に、バッシュについてですが、バッシュは「6.目の前の敵 -> 針千本」によって、敵対心変動の大きい「針千本」を使用して敵の攻撃を引き付けます。また、敵の通常攻撃は火属性を持っているので、バッシュに火属性半減のフレイムシールドを装備させて受けるダメージを軽減します。また、「2.アーシェ -> ポーション」は、後述するアーシェの「ブライン」の命中率を、「HP満タン魔力UP」オプションで引き上げることが目的です。そして、「4.「シェル」の敵 -> デスペル」は、アーシェが「ブライン」を掛ける際に障害となる敵のシェル状態をはがす事が目的です。

 

 そして、アーシェのガンビットについてですが、これには説明すべき点が比較的多いです。まず、「5.「シェル」の敵 -> たたかう」ですが、これはバッシュがデスペルを使ってシェルを解除するまでの間に、敵対心変動の大きい「ブライン」を無駄打ちして、魔力を上げるために耐久力の低い魔装備を装備したアーシェに攻撃が向かわないようにすることが目的です。同様に、「6.自分を狙う敵 -> たたかう」も、ブラインを外しすぎてアーシェにターゲットが移ってしまった時にブラインを控える事を目的として設定しました。そんな感じで行動を調整しつつ、アーシェは「7.目の前の敵 -> ブライン」でマリリスをくらやみ状態にし、その後は「8.目の前の敵 -> たたかう」でマリリスにダメージを与えつつ、メンバーの支援を行っていきます。

 

 さて、戦術の概要は以上になりますが、実はフォーン海岸で装備をしっかりと整えていればマリリスはさほど強敵ではありません。敵の通常攻撃は前述のとおりフレイムシールドで半減可能であり、バッシュのHP851に対してプロテス込みで200弱と前回のマティウスよりも楽に耐えられます。特殊攻撃の「テイルスピア」は、ダメージがプロテス込みで350程度とそこそこですが、攻撃モーションが長く、回復は十分に間に合います。「テイルスピア」には追加効果でスロウ効果が含まれていますが、スロウ状態でも「針千本」を使用すれば敵対心を一番稼ぎ続けることが出来ます。

 

 更に敵は「回避無視」を持っていますが前述のとおりくらやみ状態にすることが出来る為、攻撃の回避も楽に行う事が出来ます。ダメ押しとして、敵はHPが減ってくると何故か「回避無視」を失うので、その時にくらやみ状態になっていれば勝利がほぼ確定します。一応、敵は代わりに「通常攻撃CT0」を使用してきますが、回避率を上げたバッシュが攻撃を引き付けられていれば大きな問題はありません。そんな感じで、大した苦労もせずに戦闘開始から2分ほどで勝利できました。

 


 

汚物は(眠らせて)消毒だ〜!

 

 ――前回の日誌がかなりの長文になってしまい中々疲れてしまったので、今回は短めにサックリと書いたつもりです。さて、この時期に挑戦できるモブにはほかにもいくつか存在します。しかし、この先に待っているモブたちはマリリス以上に瞬殺出来てしまいました。その為、次回は逆に書くネタがなさ過ぎて文章が短すぎてしまわないかと不安になっています。とはいえ、最低限読み物として成立する文章は書いていきたいと思うので、どうかこれからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

(2019年8月17日)

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