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FF12HD/かんたん低レベルクリアー
ジャッジマスター全員SSRで揃えるとか金掛かってるなあ |
ラストである。本日は、トライアルモードStage100の「ジャッジマスター5人衆」戦を取り扱ってみることにしよう。
…さて、この戦いは、PS2INT版で追加された「トライアルモード」の最終ステージで行われるものであり、同作の真の裏ボスと言える存在である。内容的にも、合計5体で密接に相互支援をしながら戦ってくるという他の裏ボスには無いパターンであり、特に「リバース」への対策を持っているという極めて珍しい特性が存在する。その他にも、5体の間に「エリクサー」でHPを全回復させる関係が存在するため、倒す順番やステータス異常の掛け方などを工夫していかなければならない。総合して、トライアルモードの大きな目玉として相応しいバトルであると言える。
――ちなみに、「ジャッジマスター」に関しては、FF12の“ライバルキャラクター”と言える存在なのであるが、ご存じの通り本編中で戦うのは5人中3人であり、バトル面でも対策が取りやすかったり、はたまた連戦の頭であったりと、“強敵”として扱われることは少ない。また、物語上の出番にもかなり格差があり、主要キャラクターとの因縁があるガブラスや序盤に渋いセリフを数多く残すギースが恵まれている反面、ドレイスなどは2回しか登場シーンが無く、大半の人にとってはさっぱり意味が分からないまま退場してしまう。それらのことを考慮して、「FF12のライバルキャラクターは召喚獣」などという厳しい評価(?)をされてしまうことすらあるくらいだ。だからこそ、そんな彼らとの全力での戦いは、オリジナル版の頃からの悲願であり、それがついにINT版の追加要素として叶ったことについては、非常に高い評価を得ていると言って良いだろう。
そんな感じの戦いであるが、まず言わなければならないのは、今回は正攻法で勝利することはできなかったため、「リバース」を使用したということである。この、本当の最後の最後での解禁は痛恨の極みなのであるが、そうでなければ全く手も足も出なかったのだ。
…理由としては、敵は5体で攻撃を仕掛けてくるうえに、打撃・範囲攻撃・ステータス攻撃・補助など一通りの行動が揃っており、その1発1発が裏ボス級の破壊力を持っているため、対処をするのがとても難しい。一応、敵5体のうち4体には行動封印系が有効(混乱2体・睡眠1体・デコイに対して必ずデスペルする敵が1体)なのであるが、ガンビットのみでその状態を維持するのは極めて困難であるし、残ったガブラスの攻撃は対処手段が無く、そこで連撃が発生して戦闘不能者でも出ようものなら、そこから一気に戦線が崩壊してしまう。しばらくやってみたが、5体のうち1体を倒すどころか「惜しい」という領域にすら全く到達することができず、ガンビットのみで美しく勝つことは不可能であると判断した。
――ならばと、「リバース」以外を解禁しようにも、例えば「手動操作」を使用するのであれば、既に現在では敵の特性を利用した誘導や分断(←!?)といった驚愕の戦法が多数実行されており、今さらそれを真似たところで壮絶な劣化パクリになるのは日の目を見るより明らかである。そのため、それよりは「リバース」を解禁し、ガンビットのみでの撃破を目指していったほうが、まだ独自性があるだろう。なお、全く意図していなかったが、今回はリーダーチェンジも無しの完全手動操作封印(いわゆる「全自動」)で撃破することができたため、まあ最低限の成果は出せたように思う。
ちなみに。このジャッジマスター5人の敵としてのデーターは攻略本にも載っているが、内容的には不十分であるため、「FF12を二度楽しむ方法」様の【初期LV全自動ジャッジマスターズ攻略】のページを大いに参考にさせていただいた。特に、非リバース時の行動パターンと、「最も○○が高い(低い)敵」のガンビットがどの順番に機能するかという情報は、今回の攻略のキモとなった。この場を借りて感謝を申し上げますm(_
_)m
…また、直接参考にしたわけでは無いが、上記の「手動操作を用いた驚愕の戦法」の例として、オロシ氏の「リバース封印攻略」(【ニコニコ】)、リーザ氏の「アイテム禁止攻略」(【YouTube】)の2つを挙げておきたい。どちらも、敵の感知範囲を巧妙に利用して、分断からの各個撃破を行っている。手動操作を解禁すればここまでできるのだ。いま現在のFF12の縛りプレイがどれくらいの領域に達しているか、是非ご覧いただけると良いだろう。
――その他、今回プレイに影響を与えたものとして、私が10年前に投稿した「トライアル・ジャッジマスターズ戦」(【ニコニコ】)という動画も存在する。まあ、手動操作・パーティチェンジ・戦闘中の装備変更などを使用しており、今となっては戦術面で見るべきものは無いが、精神的にはこちらの流れを引き継いでいる面が多い。同じ人間から出る戦術の限界である。ただし、今回は手動操作封印であるため、その点で進歩をお見せできればと思う。
PS4版で渋滞が無くなったことにより、このパートの難易度は上がっている? |
というわけで、具体的なStage100の攻略に入っていこう。
…まず、今回プレイの基本戦術は、「味方全員にリバースを掛け、ウイルスと睡眠を利用して、ギース→ドレイス&ベルガ→ガブラス→ザルガバースの順に倒していく」というごくごく一般的な流れとなるため、通常の攻略と共通する部分が多い。関連する情報については、一般的な攻略サイトや、はたまた10年前のINT版低レベルクリアー(【該当回】)を見ていただけると良いだろう。今回のポイントは、あくまでこれをガンビットのみで実現する方法である。
――なお、他に書く場所が無いのでここに書くが、このStage100は複雑なガンビットを作らなければならないうえに、序盤の運要素が非常に強いため、トライアルモード共通の特性として何度も編成を組み上げていくのはとても手間が掛かる。そのため今回は、直前のStage99で作成されたオートセーブのデーターをUSBストレージとPSplusのオンラインストレージに保存(この際、自動アップロードはオフにしておく)して、必要に応じてそれを本体にコピーして用いることにより、再編成の手間を少なくできるようにしていった。Stage99のオメガmk.XIIも倒すためにそれなりの時間が掛かるのだが、後ろに回り込む戦法を使えば確実に勝つことが可能であり、少し注意すれば自由に状況を立て直すこともできるため、Stage100の準備をする場面としては申し分ないと言える。なお、セーブデーターの保存に関しては、どちらの方式も差異は無いため、皆さまが使いやすいと思われるほうを用いれば良い。
さて、こちらのキャラクターが全員逆転状態になっている場合、敵の基本的な行動パターンとしては、ギースが「エリクサー」で、ガブラスが「エクスポーション」で、ザルガバースとドレイスは瀕死の敵のみに「ハイポーション」で、それぞれ攻撃をしてくる。このうち、際立って危険なのはHP・MPを1にしてしまう逆転エリクサーであり、待機しているザルガバースとドレイスに「ハイポーション」で追撃を受け、すぐさま撃沈してしまう。そのため、通常のプレイ方針では、ギースは必ず最初に倒さなければならず、今回プレイでもそれを踏襲している。なお、今回のPS4版では、渋滞が発生せず、敵の追撃がこちらの“逆転たたかうによる回復”より早く発動する場面が増えているため、序盤の難易度は上がっていると言って良いだろう。
…では、そのギースを倒すための方法であるが、ギースはエリクサーで自身を回復するものの、ウイルス状態を無効化できないため、「メテオライト(B)」を投げつけてウイルス状態にし、「ウイルスの敵
- たたかう」で銃を使って攻めていけば良い。HPは123244と5体の中で最も少ないため、少し流れに乗れば簡単に倒すことができるだろう。なお、5体のうちギースを最初に狙えるガンビットについては幾つか存在するのだが、今回はその後の流れも踏まえ、「最もHPmaxが低い敵
- メテオライト(B)」で狙っていくことにした。また、バルフレアは少しでも火力を上げるために、「鋼のゴルゲット」を装備し、「瀕死攻撃力UP」を発動させていく。1回これが発生するだけで、馬鹿にならない量でダメージが変わってくるのだ。
――ちなみに、PS4版では、前述の通り渋滞が発生しないため、「エリクサー」→「ハイポーション」のコンボで瞬殺をされる危険性が高い。対策として、サブアタッカーであるシカリのパンネロ(「フォーマルハウト」装備)を「エルメスの靴」で加速させたうえで「HP<50%の味方
- たたかう」を用意しているのだが、それだけでは足りないと判断し、スリプガ要員であるヴァンも「HP<50%の味方
- ショックの魔片」を利用して、CT0での逆転回復を狙っていく。ただし、これでも回復が間に合う確率は高いとはいえず、1人でも戦闘不能者が出たら、そこから崩される危険性が高い。ここが、本バトルの最初にして最大の正念場であり、恐らく突破率は1/10よりは少し高いと言った程度であろう。何度もやり直すことになるため、Stage99のセーブデーターのバックアップはもちろんとして、あらかじめ様々な対策を練っていきたいものだ。
敵の活力は99らしいのでシェルは3分30秒も続く。正攻法の場合はとても鬱陶しい |
そんな感じで、運良くギースを倒すことができれば、逆転エリクサーからの即死コンボが無くなるため、危険度は大幅に下がる。ということで、手動操作可で物資が十分ならここから先は完全なる消化試合と化すのだが、今回はガンビットのみの縛りであるため、ここから先も編成面での難易度が存在する。
…さて、ギース撃破の次に行うべきことは、ドレイスを倒すことである。ドレイスに関しては、HPを減らしてもザルガバースとガブラスが「エリクサー」で回復させてしまうのだが、やはりウイルス状態を無効化できないため、引き続き「最もHPmaxが低い敵
- メテオライト(B)」でウイルスにし、「ウイルスの敵
- たたかう」でターゲッティングすれば良い。ここは、ギース撃破からのそのままの流れが引き継げるため、特に問題は無いだろう。
続いて。ザルガバース・ベルガ・ガブラスの3体が残ったパートとなるが、ここからがガンビット構築では難関になってくるのである。
…というのも、次に倒したいのはベルガであり、HPが減ると攻撃・防御ともに強烈となるので、できればウイルス状態にして各種の強化を封印しつつ倒したいのであるが、憎たらしいことに「ギース→ドレイス→ベルガ」の順にターゲットできるガンビットは存在しない。というか、そもそもどの「最も○○が高い(低い)敵」系統を用いても、必ず3番目にザルガバースが割り込んできてしまうのだ。「あなのぬし」かよ。
ただし。ベルガは、本バトルで唯一回復能力の存在しない一匹狼であるため、無理してウイルス状態にせずとも、「最もHPmaxが高い敵
- たたかう」で適当に攻撃しつづけるだけでいつかは倒れてくれる。そのため今回は、「狂戦士の敵 -
メテオライト(B)」という枠を用意し、ザルガバースがベルガにバーサクを使ってくれた場合(ザルガバースは全員がHP>20%で逆転状態の場合、「何もしない」という行動を優先して選択するため、バーサクの使用率は低い)のみ、敵をウイルス状態にしていくことにした。
…ちなみに、この場合、ギース撃破の時点でベルガが狂戦士状態になってしまうと、ギースを最優先で倒したいにも関わらずターゲットが乱れてしまうため、さらに「HP<100000の敵
- たたかう」というものを用意し、あくまでギースを優先して狙っていく。ドレイスとベルガが同時にウイルスになることは大いに有り得るが、この2体ならば別にどちらから倒しても大差は無い。
――そして、「メテオライト(B)」は、ここでの使用を前提として3個だけ入手しておいたので、ギースとドレイスをウイルスにし、残り1つをベルガに使えても使えなくても(ドレイスを倒すまでにベルガが狂戦士にならないと、3番目に最大HPが低いザルガバースにメテオライトが飛んでいき、無効化される)、以降は「最もHPmaxが高い敵」(ベルガがウイルスになった場合は「ウイルスの敵」も)で、ベルガ→ガブラス→ザルガバースの順にターゲットしていくことができる。
その他の案としては、「敵3体以上で敵に
- バッカスの酒」あたりを利用して酒をばら撒き、ベルガを能動的に狂戦士状態にしてウイルスにするアイデアも考えたが、最終的に採用には至らなかった。というのも、ベルガは「逆転状態の敵に積極的には攻撃しない」という特性があり、バーサク状態にすることでこの特性が無くなって、逆転による回復源として利用することもできるのだが、実際にやってみたところ、回復源として使えるメリットよりもリバースの切れ目に殺されるデメリットのほうが大きいと感じられたのだ。なにせ最後発狂のヤズマット級の火力を持つのだから、一瞬浴びれば終わりである。
…まあ、あらかじめ「バッカスの酒」を1個になるように調整しておき、適当なタイミングで「最もHPmaxが高い敵 -
バッカスの酒」を使って、1回だけ相手を狂戦士状態にするという作戦も考えられるだろう。これならば、自然な流れで「バッカスの酒」を使うことができ、バトル冒頭などではリバースの切れ目に殺される危険性を考慮しても回復力が必要となる場面もあるだろう。まあ、今回プレイではバッカスの酒は93個もあったので、ちょっと手間が掛かると判断して採用していかなかったが、またプレイする機会があるのなら是非試してみたい戦術である。
他を狙ったスリプガにザルガバースを巻き込めるかどうか。位置関係なので運も絡む |
そんな感じで、ベルガの「蹴り」で8529もの特大ダメージを受けてリバース切れのバルフレアが瞬殺されたりしながらも、ベルガの撃破に成功した。どんな蹴りだよ。もうお前がヴェーネスと融合して反乱軍全滅させろ。
…さて、ここらで敵の数が減ってくると、サポート要員であるヴァンの忙しさが緩和されると同時に、緊急時の回復手段として用意していた「HP<50%の味方
- ショックの魔片」も、偶然であるが「ショックの魔片」を9個しか準備していなかったので、ちょうど良い感じにOFFになってくれた。ここで、下のほうに設定しておいた「敵2体以上で敵に
- スリプガ」が起動し、ザルガバースを眠らせてくれるのである。
――その理由は、皆さまご存じの通り、ガブラスとザルガバースはお互いを「エリクサー」で回復し合う関係にあり、ウイルス状態にもできないため、漫然と戦っていては永久に勝つことができない。しかしながら、ザルガバースには睡眠が有効であるため、「眠らせてガブラスから倒す」という方法で回復を阻止できる。そして、ガンビットの無駄遣い防止機能を乗り越えるために、ザルガバースに直接「スリプル」を掛けるのではなく、他の敵を狙った「スリプガ」にザルガバースを巻き込むという形で、ザルガバースの睡眠状態を維持していく。10年前に作り上げた戦法が、そのまま役立ってくれるのである。
なお、ガブラスは「エクスポーション」を使い続ける都合、あまり移動しないが、ベルガとザルガバースは積極的に動き回るため、ザルガバースを上手く「スリプガ」の効果範囲に巻き込めるかどうかには、多少の運も絡んでくる。が、もし失敗してガブラスへの「エリクサー」を使われるようなことがあっても、物資さえ切れなければ戦線の維持は容易であるため、そのまま上手く倒せるまで戦い続ければ良いであろう。
そんな感じで、ガブラスを倒すことができたら、あとは1人になったザルガバースにトドメを刺せば良い。ザルガバースは、「HP>20%かつ逆転状態の対象」には一切攻撃不能なため、全員が「リバース」を維持していればぐるぐると戸惑うことしかできない。そうしたら、あとはバルフレア&パンネロの銃撃と、ヴァンの「ショック」あたりで片付ければOKなのである。
…というわけで。今回は、自身の過去のプレイでの経験と、この10年で積み上げられた様々な攻略を参考にさせていただき、意外にもあっさりと勝利を掴むことができた。キーとなったのは「リバースの解禁」である。これまで、本編+Stage1〜99の全てで封印ができてきたため、今回も何とかリバース無しで勝ちたいという気持ちは強かったのだが、やはり「真の裏ボス」の名は伊達では無かった。とはいえ前述の通り、全く意図していなかったものの、結果的にリーダーチェンジ無しの完全手動操作封印で勝てたため、最低限の成果は残せたと言えるだろう。
――そんなわけで。恐らく本プレイ最後となる、プレイ動画の掲載に行ってみることにしよう。なお、今回はステージクリア後にメニュー画面を開けない(そのまま「弱くてニューゲーム」を開始するか、タイトルに戻るかのどちらか)ため、動画冒頭で装備・ガンビットを紹介することにした。こちらとしては毎回やり直すたびに編成を見せびらかす動作をしていたため、少し苦々しい思いがあるのだが、まあそんな感じでご視聴いただけると良いだろう。
◆動画◆
◆トライアルStage100:「ジャッジマスター5人衆」戦 装備&ガンビット | ||
◇ヴァン ウーラン/黒魔道士 | ◇バルフレア 機工士/弓使い | ◇パンネロ ブレイカー/シカリ |
HP2182 / MP284 賢者の杖(※1) サークレット / ローブオブロード / インディゴ藍 |
HP3587 / MP37 アルデバランY / ダークショット デュエルマスク / ブレイブスーツ / 鋼のゴルゲット(※4) |
HP3932 / MP50 フォーマルハウト / ダークショット デュエルマスク / ブレイブスーツ / エルメスのくつ |
1.味方1人 -
リバースの魔片 2.味方1人 - フェニックスの尾 3.「狂戦士」の敵 - メテオライト(B)(※2) 4.HP<50%の味方 - ショックの魔片(※3) 5.バルフレア - 目薬 6.パンネロ - 目薬 7.味方1人 - バブルの魔片 8.「ウイルス」の敵 - デスペルの魔片 9.MP<30%の自分 - ハイエーテル 10.「ウイルス」の敵 - ショック 11.敵2体以上で敵に - スリプガ 12.敵1体 - ショック |
1.味方1人 -
フェニックスの尾 2.味方1人 - レイズ 3.自分自身 - 目薬 4.「狂戦士」の敵 - メテオライト(B) 5.HP<100000の敵 - たたかう 6.「ウイルス」の敵 - たたかう 7.最もHPmaxが高い敵(※5) - たたかう 8.味方1人 - リバースの魔片 |
1.味方1人 -
リバースの魔片 2.味方1人 - フェニックスの尾 3.味方1人 - 蘇生 4.自分自身 - 目薬 5.「狂戦士」の敵 - メテオライト(B) 6.HP<50%の味方 - たたかう 7.HP<100000の敵 - たたかう 8.「ウイルス」の敵 - たたかう 9.最もHPmaxが低い敵 - メテオライト(B) 10.最もHPmaxが高い敵 - たたかう |
●「リバースの使用」解禁 | ||
※1
「賢者の杖」よりも「トロの剣」でフェイスを付けたほうが良い ※2 メテオライト(B):ウイルス状態にする攻撃アイテムで、3個のみ所持 ※3 ショックの魔片:9個のみ所持 ※4 鋼のゴルゲット:「HP満タン攻撃力UP」を付加するアクセサリ ※5 最もHPmaxが高い敵:初期状態で「ベルガ>ガブラス>ザルガバース>ドレイス>ギース」の順 |
こんな感じである。
…編成のポイントとしては、ギース→ドレイスは「最もHPmaxが低い敵」でウイルスにして順番に倒せるため、ベルガ・ガブラス・ザルガバースの3体になってからどう戦っていくかということに頭を悩まされた。しかしながら、「必ずしもベルガをウイルスにする必要は無い」と気付いてからは、パズルのピースをはめるかのように、残ったガンビットを決めていくことができた。ジョジョの親父理論である。
――なお、明らかな改善点としては、ヴァンの「賢者の杖」を「トロの剣」に変えるべきという点がある。「賢者の杖」と「トロの剣」では、オートフェイスが発動する後者のほうが最終的な「ショック」の火力(及び回復力)が大きくなるうえに、ザルガバースがシェル状態だとインディゴ藍を付けていてもスリプガの命中率が100%にならないことがあるため、それを補うために「フェイス」が役立ってくれる。なお、動画冒頭のカットされる前を見ていただければ分かるように、ヴァンは最初から「トロの剣」を装備しており、実際にテストプレイ段階においても「トロの剣」を装備して戦っていたのだが、いつの間にかそれが「賢者の杖」に入れ替わってしまったのである。その理由は、今となっては自分でもよく分からない。まあドーナツは穴があったほうがおいしいし、たぶんやり込みプレイの戦略もそんなものだろう(意味不明)。
初出のINT版ならともかく、やはりPS4版では最初から解禁されていて良かったのでは… |
そんなわけで、100連戦のトライアルモードも無事にクリアをすることができた。Stage1〜99までは前座と割り切り、Stage100に本腰を入れて挑んでいく態勢を取ったのだが、結果的に「リバース」を解禁せざるを得なくなったことは、やはり無念というしかないものである。
…しかしながら、「リバース」以外では、一応リーダーチェンジも含めた完全手動操作封印で勝利することができ(PS4版では初?)、最低限の結果は残せたように思う。10年前の自分のプレイからの進化を証明するという目的も、概ね達成できたと言って良いだろう。
そして。これにて、三大裏ボス及びトライアルモードという“寄り道”を全て終わらせることができた。しかしながら、まだ本編シナリオのラスボスが残されているということで、最後の1話を使ってそれを攻略しておくことにしよう。
――ということで、次が本当の最終話である。と言っても、トライアルまで制覇したこのメンバーを用いれば、もはやシナリオ上のボスなどは敵に成り得ない。そのため、サクッと攻略し、「あとがき」をメインとして書いていきたい。やれ、今回プレイとFF12について、いろいろと思うこともあるのだが、そういうものは全て次回にまとめてみたいと思う。それでは、本当の最後までしばしお待ちを、である。そして、来年が佳き一年になりますように!!
(2017年12月31日)
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