FF12HD/かんたん低レベルクリアー - やり込みinFF

トップページ > FFプレイ日誌 > FF12HD/かんたん低レベルクリアー > No.05

FF12HD/かんたん低レベルクリアー

 



まずはモブ狩りの時間から!


 第5話である。前回までのパートで神都ブルオミシェイスに到着し、戦力にならないうえにレベルアップまでするラーサーも手放せて一区切りが出来たということで、今回からしばらく、寄り道を中心に扱ってみることにしよう。
 …まず行うべきは、
残してきたモブの討伐である。前回、合計5体のモブを倒したことでクランランクが上昇し、新たなモブの依頼を受けることが可能になった。FF12のサブイベントの基本はモブの討伐ということで、まずはそちらから進めてみることにするのだ。
 ――と言っても。モブとして登場する敵の多くには
致命的な弱点があり、一部の強敵を除いて簡単に倒せてしまうようなものばかりである。そういう奴らの特徴を細かく書いていても仕方が無いため、例によって弱い奴らはささっと表でまとめてみることにする。では、早速行ってみよう!

「かんたん低レベルクリアー」:この時点で倒したモブ
ランク モブ名 使用キャラ 説明
E ニワトリス パンネロ
ヴァン
バルフレア
既に挑戦する時期を過ぎた感がある…。
普通に「サンダラ」と銃撃で終了してしまった。
C ギルガメ パンネロ
ヴァン
アーシェ
スロウ・暗闇・沈黙を掛け、盾役が引きつけつつ遠距離から「サンダラ」で攻撃。
アザーメンバーのパンサトが「ドンムブ」を掛けてくれるため戦いやすい。
こちらの掛けた「スロウ」をデスペルで解除してしまうといういつものミスも犯したが、
特に苦戦することなく撃破に成功した。
A マリリス パンネロ
アーシェ
バルフレア
序盤の「回避無視」が厄介だが、ダメージは「フレイムシールド」で半減できる。
バーサク状態のバルフレアがアクアバレットで弱点を突き、10000超のダメージを与えて撃破した。
C リングドラゴン バッシュ
アーシェ
バルフレア
混乱が効くため、バッシュを投入してひたすら混乱させて戦う。
こちらも水属性が弱点なので、バルフレアの銃撃が非常に良く効いた。
A ホワイトムース パンネロ
ヴァン
アーシェ
睡眠が効くので眠らせてファイラで終わり。
A オルトロス パンネロ
ヴァン
アーシェ
上と同じく眠らせてファイラ。2連続で同じ戦法が効くモブとは…。
D イシュタム パンネロ
ヴァン
バルフレア
危険な攻撃を使用してこない。
ヴァンが「ブライン」で暗闇に、バルフレアが「サイレント弾」で沈黙にして撃破した。
C チョッパー パンネロ
バッシュ
バルフレア
魔法攻撃を加えると終盤に「バランス」で大ダメージを与えてくる。
混乱が有効なので、バッシュを使ってブラッドソードAで混乱をさせながら攻略した。


 というわけで、討伐したのは
合計で8体である! 全45体しかいないモブのうち、2割近くを一気に倒してしまった。
 …注目すべきは、各キャラクターの様々なロールを活かしているというところだろうか。比較的出番が多いのは、盾役のパンネロ・魔道士2名・機工士のバルフレアであるが、ナイトのバッシュも混乱要員として参戦をしている。うむ。6人に12ロールを最初に振った判断は、間違ってはいなかったのだ。
 ――ところで、フランは…
うん、泥棒もといトレジャーハンターとして活躍してるから…。

専用コンボを組まなくても100%混乱は十分強い


 続いては。各地を回り、アイテム等を集めるパートである。まず、神都ブルオミシェイスに近い所からということで、
幻妖の森からスタートだ。
 …まず、取るべきなのは、ゴーレムからレア盗みで入手できる
「裁きの杖」である。このあたりは前回の「たたかう禁止 低レベルクリアー」と同じだ。特に強化属性などは持たないが、魔力の上昇値が「氷の杖」よりも2高く、無属性魔法などを使用する際に活躍できる…というのは前回書いた説明と同じなのだが、今回は地味にレア盗みではない通常アイテムの「良質の木材」が重要となった(理由は後述)。この時点でも、中央のセーブポイントまでは進めることができるため、そこを拠点に2エリアチェンジを繰り返しながら「盗む」を行っていけるのだ。

 続いて、それが終わったら、次はセーブポイントのMAPを挟んで反対側で、ミラーナイト狩りを行う。こいつのドロップアイテムからは「確率:低」
「リフレクトメイル」を入手することができる。前回のたたかう禁止低レベルでは、“リフレク状態を発生させる選択肢を増やす”という感じであったが、INT版/PS4版ではバルハイム地下道での「ドラゴンメイル」が手に入らなくなったため、この時点では普通に一番性能の高い鎧として使用できるのだ。リフレク状態の永久効果は、メリットにもデメリットにもなるため、上手く活用できるようにしよう。
 …なお、ミラーナイトに関しては、「風の魔晶石」「鏡のウロコ」など、他のアイテムも後々の交易品で使用できるという、まさにイヴァリースにおけるナンナのように、全てが役に立つ敵であった。なお、「狩人の心得」の入手を忘れており、
後から再び幻妖の森を訪れるハメになったことは秘密である(「狩人の心得」:モブのテクスタ討伐を完全に終えた後、ラバナスタのバザーにいるガスリに話しかけると交易品に並ぶ)

魔霧雨でデーモンの攻撃力が上がるみたいな理論


 続いては、これまた前回プレイと同じく、幻妖の森から入れるヘネ魔石鉱のエリアを使い、アビスを狩って
「デモンズシールド」の入手を狙う。
 …さて、アビスは裏ダンジョンに登場する敵ということで、通常攻撃のダメージは優に
1000を超え、HPが減ると自殺攻撃まで仕掛けてくる厄介な敵である。しかしながら、睡眠やドンアクが効くため、この時点でも決して勝てない相手というわけではないのだ。

 というわけで。戦い方としては、まずパーティは
ヴァン・アーシェ・バルフレアの3人である。ヴァンは、手動操作を用いて、できる限り遠距離から1体ずつ「スリプル」で眠らせていく。「HP満タン魔力UP」の効果があれば、睡眠は確実に成功する。その後、ヴァンでもアーシェでもどちらでも良いので、これまたHPMAXなら必中となる「オイル」を使用し、あとは威力3倍の「ファイラ」で攻撃をしていくのだ。
 …そして、3人目のキャラクターであるバルフレアも、アルクトゥルス&ナパームショットでの必殺の火力を活かしていくのであるが、そのダメージは
18000程度と微妙に敵のHP20500に届かないため、「HP<70%の敵 - たたかう」というガンビットを使い、確実にトドメを指せるようにしていく。なお、これは地味にPS2INT版から追加されたガンビットである。あと、そう言えば書いてなかったが、ダメージが9999を超えるようになったのもINT版からの新要素だ(上限は無し)

 そんな感じで、途中で2体同時に襲われて失敗してしまったことも何度かあったが、無事に115チェインでデモンズシールドを
4つ入手することができた(最後の1体から2個手に入った)。ちなみに、チェインの数え方もオリジナル版から地味に変更されており、オリジナル版は2体目を倒すと1チェインだが、INT版/PS4版は2体目が2チェイン目と数えられるようになった。まあ割とどうでも良い変更点ではあるが、こちらのほうが分かりやすいだろう。
 ――さて、そんな感じで手に入った
「デモンズシールド」の性能であるが、その内容は物理回避率40/魔法回避率0/闇吸収と、オリジナル版と変化無い。それだけに、強力さも変わっていないということで、使用していく価値は大いにある。今回、盾を装備できるキャラはパンネロ・アーシェ・バッシュの3名であるが、最も回避率の高い盾役のパンネロが「マインゴーシュ」と共に装備した場合、最終的な回避率は77.5%である。これを、全戦闘でデメリット無く使用していけるのだ。戦闘の立役者…もとい“盾役者”として、更に活躍の幅を広げることができるだろう。

フランさんだってちゃんと仕事してるんです! いい加減にしてください!!


 続いて向かうのは、
ラバナスタ地下のガラムサイズ水路である。モブ:ホワイトムースを倒したことにより「水門のカギ」が手に入り、その全域を自由に探索できるようになった。出現する敵はLv40程度となかなかの強敵であり、この時点ではそこそこ強力なアイテムを入手することができるのだ。
 …まず狙うのは、ガルキマセラからレア盗みで入手できる
「悪魔の羽根」×6である。これは、交易品で「雲の杖」の材料とすることのできるアイテムであり、他の素材は、今回冒頭でゴーレムから盗んでおいた「良質の木材」×4に、雨季ギーザ草原の精霊マルトから盗める「雷の魔晶石」×7である。
 ――さて。ガルキマセラの出現場所は、ラバナスタ・ダウンタウンからガラムサイズ水路に入ってすぐ左
(地図上で)の場所なのだが、面倒なことに排水をしているとグレートキングなど他の敵が出るが、注水をしていると近付けないという特性があるため、右側を排水し、ぐるりと回ってオイヨイヨスポットを通って出現場所まで行かなければならない。まあ、その付近には、2エリアチェンジが簡単にできる場所とセーブクリスタルもある(その更に先は、ヴァンが序盤にラバナスタ王宮に忍び込む際に使ったエリアに繋がっている)ため、「盗賊のカフス」を装備して時間さえ掛ければ、盗むの実行はそこまで難しくない。なお、後にPS4版から新規追加されたオートセーブ機能を使えば実はかなり楽に稼ぎを終わらせられることが発覚したのであるが、それはまた次回以降の話である。

 というわけで。それなりの時間を掛けて「悪魔の羽根」の稼ぎを終え、地上に戻ろうとしたが、せっかくだからと水門関連のエリアを探索し、
「ヒスイのカラー」などの個数限定トレジャーを入手しようとしたところ、「ゲシュンペスト」という死神タイプのモンスターと出会った。
 …さて、私は、何かでこの名前に聞き覚えがあったので、攻略本で調べてみると…何気に
「忍びの衣」が盗めるではないか! これまで使用していたバイキングコート(トライアル・ステージ8でレア盗み)よりも遥かに強力な軽装備体防具であるため、これまた簡単な2エリアチェンジを用いて、人数分集めておく。
 
 というわけで、新たに入手した装備品の能力紹介の時間である。まず、交易品の
「雲の杖」は、オリジナル版では水属性しか強化できない誰得の杖だったが、INT版からは新たに風と雷属性も強化できるようになり、これまで活躍してきた「サクラの杖」「雷の杖」の上位互換として使用が可能である。ちなみに、杖最強の「賢者の杖」は、前は大灯台地下のライトオブライトから盗むしかなかったけど、INT版からは何気にヘルヴィネックの前段階で登場するオーバーソウルが落とすようになってるね…。
 …そして、
「忍びの衣」のほうの能力は、物理防御44/HP+470と、入手の容易さに比して非常に強力な装備であり、前話でデッドリーボーンから盗んでおいた「魔人の帽子」と共に、軽装備キャラの防具としてしばらく活躍してくれることだろう。うむ。バルハイム地下道のトレジャーから「ドラゴンメイル」が無くなったのは残念だけど、そのおかげでこういう装備にもスポットライトが当たるようになったのは良いことだな。
 ――ついでに、東ダルマスカ砂漠の北部では、悪くない装備品がトレジャーから入手できるようになっているので、今まで強化が無く弱いままとなっていた装備品の幾つかを更新しておく。特に、ナイトのバッシュはこのあとのボムキング戦で使用するため、忘れずに
「ダイヤヘルム」を入手しておいた。これと言って特徴は無いが、店売りならばジャッジ・ベルガ撃破後でしか入手できない装備品である。

手動操作なしでこれが決まると非常に気持ち良い


 そんな感じで、ある程度装備が整ったということで、いよいよナブディス方面を探索するために、
ボムキングと戦うことにする。
 …さて、こいつに関しては、普通に物語を進めていれば、
シナリオ通りにここを訪れる時点でも難関となりうるが、一方で装備と戦法を整えれば、ベリアス撃破直後のパートでも勝てるという、極端なバランスの敵である。今回は低レベルプレイということで、普通に戦っても勝つことは難しく、特にオリジナル版で切り札となった防御力53の「ドラゴンメイル」が無いことが痛いのだが、それでも装備をしっかり充実させて挑んでいくのである。

 戦法はこうだ。まず、パーティに関しては、
アーシェ・バッシュ・フランの3名である。敵は銃耐性を持っているため、バルフレアはイマイチであり、弱点の水属性以外は全て半減(炎は吸収)してしまうため、まともな無属性魔法が「ドレイン」しかない現状では黒魔道士もリストラである。となると、主力は鎧で強化した物理攻撃を使えるバッシュであり、残った一人は、ちょうど水属性の刀を持っていたフランに決まった。フランが…戦闘で活躍している…!?
 …そして、雑魚のボムは経験値を持っているため、「敵2体以上で敵に - デジョンの魔片」というガンビットを用意し、開幕で消滅をさせる。なお、
この敵の数によって判定をするガンビットも、INT版/PS4版で新登場したものである。
 ――続いて、ボムキング本体にはサイレス・スロウ・ドンムブが効き、
これらの魔法は全て赤魔戦士のアーシェが唱えることができるため、その3種類を掛けておく。特に沈黙は、「ファイラ」だけでなく「仲間呼び」まで封じられるため重要である。加えて、アーシェは自分に「デコイ」を使い、「ドレイン」を放ちながら遠くへ離れていく。するとどうなるか。敵はドンムブ状態で動けないが、デコイによってターゲットはアーシェにしか向けることができず、アーシェは遠くに居るので攻撃が届かない。結果として、敵は何もできずに、バッシュとフランの物理攻撃によって削られていくのである。手動操作なしでこれが決まると最高に気持ちが良いのだ。FF12のバトルシステムの真髄である。

 まあ、実際はそこまで上手く行くことは少なく、「ドンムブ」の切れ目に接近されてしまったりもするのだが、こちらもしっかりと防具は固めているため、それでバトルが壊滅するほどの被害を受けるわけでもなく、「スロウ」の保険もあって、そこまでキリキリした戦闘にはならない。
 ――そんな感じで、何度か「治癒」により回復をされてしまったりもしたが、無事にボムキングを撃破することに成功をした。うむ。手動操作を許可するのならば、敵にドンムブを掛けて射程から出るという戦法は実に簡単に行えるのであるが、そうではなく、ガンビットだけでそれを達成する。個人的には、
そういうところにこそFF12としての面白みを感じるのだ。それを再確認できるバトルであった。

引き返すべきだ(引き返すとは言っていない)


 そんなわけで、ようやく死都ナブディス方面を探索可能となった。
 …ここでは、オリジナル版では攻撃力150の「最強の矛」を筆頭に強力アイテムの宝庫となっていたが、その矛に関してはINT/PS4版でトレジャーの内容が一新されたことで入手ができなくなった。しかしながら、
内容が一新されただけに、これまたオリジナル版とは違った宝の山となっているのである。
 ――というわけで、次回はそのナブディス稼ぎからである。危険な敵の存在に見合うだけの強力装備を入手し、更なる戦力の強化に繋げ、そして強敵たちに立ち向かっていこう。そういう自由なところが、FF12の面白さだからな。

 

(2017年7月28日) 126 PV

←前の回を読む 次の回を読む→
.                                                                                                                                                                                                                .

ひとつ前のページへ
トップへ


System: Mahatmya Ver.1.26