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DQVIII 主人公ロキとゼシカの二人旅
〜読む前に〜
・このやりこみプレイは、「低レベルでクリアする」ことを目的としたものではありません。
・「やくそう」→「薬草」…のように、アイテムやモンスターなどの名称の表記を変えています。
・便宜上、「物理攻撃」「戦闘不能」などの、ドラクエでは使用されない用語などを使用しています。
・このプレイはそこまでたいしたことはしていません。ほんの少しだけ変わったことをしているな、ぐらいの気持ちで読んでください。
・やっぱりバカみたいに文章が長いので、暇なときに読んでくださいね。
・たまに下ネタ出してきやがりますので、生ぬるい目(←?)で見てやってください。
FFVIIIのやりこみをやっている途中に、急にDQVIIIもやりたくなった。
もともと、FFVIIIがおわったら、ドラクエのなにかをやろう、と思っていた矢先、ちょうどその時分はつるさんがDQVIIIのプレイ日誌を掲載中であった。
よし、じゃあ自分もDQVIIIをやろう…そしてどうせならこれまた制限プレイでがんばってみようと思い立ったのである。
とはいえ、おいらはドラクエの制限プレイというのは初めてである。
今まで、正規のナンバリング作品はすべてプレイし、すべて楽しんだ。著者のドラクエ歴は20年以上である。物心ついたときからプレイしている(とはいっても、その頃はまずゲームのシステムなんぞ理解していないであろう)。ドラクエは、おいらの人生の一部といってもいいぐらいのゲームである。
ぶっちゃけ、おいらの中で「ゲーム」と認識しているゲームは「DRAGON QUEST」と「FINAL FANTASY」の二つだけである。あとはおまけ、というぐらいである。
極めて小さい世界で、ドラクエを浴びるほど楽しんだ。それでも、まともな制限プレイはやったことがない。
どのようなプレイがいいだろう…ということを考えていて、ちょっとDQIIIのことを思い出した矢先、そういえば昔勇者一人プレイというのをやったなぁ…あれはチート(クイックセーブ)使ったから、まともな制限プレイとはいえないが…そうだ、それを真似してキャラクターの頭数を減らしてプレイしてみるか…と考えた。
そんなことから思い浮かんだのがこのプレイである。
そして、DQVIIIにはゼシカという、ドラクエ界でも屈指のお色気を撒き散らす人物がいる。そんな彼女を存分に引き立たせるようなプレイをしたい…と。
いろいろ考えた末、以下の制限を設けて、DRAGON QUEST VIIIというゲームを再度楽しんでみよう。
・基本的に、主人公とゼシカの二人だけ(スカウトモンスターの使用は可)
・ゼシカは敵に攻撃してはいけない(メタル系モンスター、すこぶる格下のモンスター、クリア後の場合は攻撃してもよい)
・ゼシカは常に先頭
・ゼシカはグラフィックの変わる装備以外は禁止(グラフィックさえ変われば、それ以外は何を装備してもよい)
・ラストボスに挑戦できるようになるまではカジノで遊んではいけない
・「ふしぎなタンバリン」の使用禁止(クリア後から許可)
・戦闘から逃げてはいけない
・「おどかす」の使用禁止
・「完全無欠ヒーロー」をがんばって取得
・楽しんでやること、これは絶対
こんなもんかな。
このプレイがドラクエ歴20年にどのような足跡を刻むのか、自分でやっておいてなんだが、楽しみだ。
いざプレイ。早速PS2にDQVIIIのディスクを挿入。今度こそ間違えていない。
ドラクエでは最初に主人公の名前を決める、というお約束がある。名前名前…。3分ほど考えて、「ロキ」という名前に決めた。
この「ロキ」という名前、北欧神話に登場する悪魔の名前でもあり、他にもあらゆるもので見られる名前であるが、実際何から取っているのかというと、「魔探偵ロキ」というコミックスからとってきている(著:木下さくら 出版:エニックス/マッグガーデン)。まぁこの魔探偵ロキの主人公、ロキも先の北欧神話の悪魔からとったものであるが。
とにかく主人公の名前は「ロキ」で決定。以降からは主人公をロキという呼称でお送りしていく。
最初のスライムx3との戦い。一番最初にスライムと戦う、というのはドラクエ界でもおなじみ…いや、VIは違ったか。強制的にスライム3匹と戦わされるのはV、VII、そしてVIII。IXでも最初に強制戦闘があるが、なんかお化けキューカンバーが邪魔してた。
ここでヤンガスを戦闘不能にしようとおもったが、めんどくさかったのでやめた。まぁ最初は記念すべきヤンガスの引退試合だから…(意味不明)。
ボカスカ殴り、3のEXPとゴールドを獲得。さらになんと薬草を落としていった。やったね。そしてロキ一行は最初の町、トラペッタを目指していく。
トラペッタではマスター・ライラスという人物を探せと、ロキにとっての主であるトロデ王から命じられる。
人探しの傍ら、ドラクエ恒例の「あさり」が始まる。他人の家を物色し、ツボやタルを叩き割り、アイテムを入手。そして、酒場のアフロ…じゃなくてルイネロさんに絡まれてどうたらこうたらしているうちに、町から出るはめになる…ところを、ルイネロの娘、ユリマに引き止められて、彼女の願いを聞き入れ、滝の洞窟を目指すこととなる。
もちろん、まだまともな戦闘をしていないため、レベルは1のままである。
この状態で、滝の洞窟の最深部に潜むボス、ザバンを倒すことなど到底無理なので、周辺でレベルを上げをすることとなる。
で、そのために必要なのが、装備品を整えることであるが…。
トラペッタのタンスなどを散散あさり、ロキたちがもともと持っているアイテムを売却することで、皮の盾と薬草数個を残して、ブーメランを購入することができる。
ブーメランはこの時点では最強の攻撃力を誇り、さらに敵全体を攻撃できるというすばらしい武器である。
ドラクエ界はシリーズ通して、ブーメラン系の装備は中盤まで大活躍してくれるが、VIIIでは他のシリーズよりもさらにその実用性が高い。VIIIは一度の戦闘で出てくる敵の数が、他のシリーズと比べて多いので、一度にすべての敵を攻撃できる攻撃手段というのは極めて実用性が高くなるのである。
ちなみに、数が多い、ということに関して具体的な例を挙げてみる。
●例1 ミイラ男
III:最大で4匹まで、笑い袋やお化けキノコなどと一緒に出てきても、それを含めても最大で5匹
VIII:闇の遺跡などで、同グラフィックであるブラッドマミー、マミーも含めて最大で9匹
●例2 夜の帝王
IV:最大で3匹まで、3匹で画面が埋まってしまう
VIII:翼を持つ者の場所などで、最大で8匹出現
●例3 ドラゴンソルジャー
VI:最大で3匹まで、3匹で画面が埋まってしまう
VIII:竜骨の迷宮で最大で5匹出現、さらにそれにメタルキングなどが加わることもあり、それ含めて最大6匹
●例4 ストーンマン
VII:最大で3匹、またしても3匹で画面が埋まる
VIII:隔絶された台地で最大で5匹での出現を確認
●おまけ スライム
I:一匹しか出ねーよ
II:おぼろげだが、5匹ぐらいしか出たのを見たことがない
III:グループでは最大8匹だが、アレフガルドでスライムベスとあわせてもっと出てきたっけ? ちょっと記憶が曖昧
IV:たぶん最大で8匹? 未確認
V:最大で8匹、PS2版ではもっと出たっけ?
VI:グループでは最大で8匹だが、合体スライムが2グループ以上で出たときに9以上そろった覚えがある
VII:最大で10匹
VIII:同グラフィックのスライムベス、メタルスライム含めて、最大で12匹
IX:最大で8匹
(一部のシリーズは確信がないです)
…と、一部ではあるが、この例を見てもらえば、VIIIがどれだけ多く出現しうるか、というのが分かっていただけると思う。
さて、で結局何の話だったかというと、ブーメランを買ったという話だ。かなり強引だが、一応戦闘をしなくても購入できるのである。
まぁ装備が酷いことになったが。ヤンガスは何も装備してないし、ロキはブーメランと皮の盾…あとは薬草が数個。
とはいえ、初期装備をほとんど売っ払ってでも、ブーメランは買う価値がある。420G以上の働きをしてくれるんだよ。
さてさて、とりあえずレベル上げと、ヤンガス虐殺をするか…。いざ外に出て、最初のランダムエンカウントはしましまキャットx3。ふむ、悪くない…かな?
とりあえずヤンガスを戦闘不能にしてもらえるまで耐える。このままでは防御しかできない。戦闘中に、使っても効果のないアイテムを使うことで無駄にターンを過ごせるのだが、アイテムは薬草以外ほぼ売っぱらったので、何もできない。ヤンガスに攻撃して欲しいのに、ロキばかりを攻撃したり、なんかじゃれてたり…。
結局27ターンかかってようやくヤンガスを戦闘不能に。そのあとブーメランでなぎ倒す。この戦闘で薬草を3個も消費してしまった…。
さて、ここからブーメランで敵をなぎ倒していく…のだが、スライム相手でも先手を取れることがあまりなく、スライム相手でも受けるダメージが2とか3とか、結構痛い。まさかスライム相手に楽勝じゃないなんて言葉を吐くなんて…まるでVIで狭間の世界に突入したあとの無気力状態のままスライムと戦闘しているような心地だ…。
そして3回ぐらい戦う→宿屋で寝る→3回ぐらい戦う→宿屋…を数回繰り返して、布の服を購入して装備。
ドラクエ歴20年の歴史で、布の服を装備するために買う、などという行為なんてI以来のことである。
これによって守備力が4増加し、物理攻撃の基本値を1減らすことができる。序盤では1でも結構響いてくるから意識しておこう。
1ダメージが減るだけでもずいぶん楽になってくる。そんなこんなをしているうちにレベルも上がっていき、その辺のモンスターは楽になってくる。
レベルが4まで上がった頃には装備もまともになってきたし、その辺の敵は充分に渡り合えるようになった。とにかくブーメランが強力すぎるのが大きい。
ただ、まだ滝の洞窟の最深部に待ち構えるザバンとはまともな戦いはできないので、さらにレベル上げをしつつ、トラペッタ周辺の宝箱を開け、滝の洞窟の山頂にいる妙なおっさん(ヤンガスのおっさん呼びで呼ばれる人?)の道具袋を取って普通のチーズ数個をもらったり、滝の洞窟の宝箱を回収。
この間、赤い木のあたりでかぶと小僧と戦闘したときは非常に歯ごたえのある相手で、ちょっとヒヤッとさせられたが、なんとか切り抜ける。これまでに手に入った種や木の実を使ってステータスアップを図る。
ちなみに、おいらという人間は、普通のプレイでは種や木の実を全くといっていいほど使用しないタイプである。おいら以外にもいるはずだ。
装備を整え、レベルを9まで上げる。
ロキ | |
Lv:9 HP:56 MP:29 攻:46 守:28 早:17 剣:0 槍:1 ブ:12 勇:1 |
ブーメラン 皮の鎧 皮の盾 皮の帽子 ― 新たに習得した技: ・ホイミ ・キアリー ・リレミト ・クロスカッター |
ロキ | |
Lv:12 HP:87 MP:36 攻:63/58 守:44 早:27 剣:0 槍:6 ブ:15 勇:2 |
鉄の槍/ブーメラン 鱗の鎧 鱗の盾 皮の帽子 スライムピアス 新たに習得した技: ・ギラ |
〜〜おまけ その1 「前略インドと似・わかめ王子」〜〜
堀口さんスンマセン。
(2012年1月18日)
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