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DQVI 主人公ロキとバーバラの二人旅

 



【第一話 したたるいさおし】







読む前に

・今回のプレイはSFC版のDQVIを使用しています。よって、DS版とは設定やモンスターの特徴、アイテムの特徴など、様様な違いがあるのでご注意ください。DS版と大きく違う部分に関してはできるだけ日誌内にしたためておくようにするつもりです。

・「やくそう」→「薬草」…のように、アイテムやモンスターなどの表記の仕方を変えています。

・「物理攻撃」「沈黙状態」などの、基本的にドラクエ内では使用されない言葉などを使用していることもあります。

・呪文・特技に対しては、FFと同じように『』のかっこでくくるようにしました。

・このプレイはたいしたことしてません。ほんのちょっと変わったことをしているな、ぐらいの気持ちで読んでください。

・よく話が脱線するので大目にみてやってください。

・無駄に長いので暇なときに読んでください。

・パソコンがぶっ壊れまして、中途半端な修復状態でこの日誌を作成しているので、ページの構成がちょっと変に表示されてたらごめんなさい(主に解像度の関係)。というか作成する前にさっさとパソコン直せよ。






自分がDQVIというゲームをプレイしはじめたのは、もう10ウン年も前の話だ。
当時はスーパーファミコンが全盛期(←適当)で、暇があればゲームをやっていた覚えがある。自分がDQVIをやっている時にはもうすでにSFC版のDQIIIも発売されていて、SFCで発売されていたVI、III、Vと、それからI+IIの4つをとにかくかわるがわるやっていた。
そのことを思い出すと、とても懐かしい気持ちになる。
そんな、思い出に残るゲームを、今回また「やりこみ」という形で再びプレイしていきたい。

ただ、DQVIをどのように制限をかけてプレイするか、というのはいろいろと悩んだ。
それでも自分の中では、……なんていうのかな、こだわりって言うものがあって、以前DQVIIIでやった「主人公ロキとゼシカの二人旅」のように、二人で旅をする、ということにこだわりたかった。まぁ世の中には一人プレイっていう制限プレイがたくさんある(DQVIに限らない)もんだから、人数を二人に増やす代わりに他の事を制限しまくろう…という感じだ。
今回もそれをやるにあたって、どうせなら過酷な旅には華を…伴侶に限りなく近い女性を使いたい。んで、DQVIにいる二人の女性――ミレーユとバーバラの二人のうちどちらを使おうか…これ自体は即決だった。

バーバラを使う。

どうしてバーバラを使うのか、という理由については好み……ではない。
ミレーユの使える『スカラ』、『スクルト』か有用すぎてつまらないからと判断したからである。
ちなみに純粋にバーバラとミレーユ、どちらが好きかと問われれば…………………………………わからん!!

それから、DQVIは転職システムによって、手間さえかければ必要な…というか便利な呪文・特技をいろいろと習得できる。
まぁこれに関してもイメージに合った職業だけで通していき、かつ、その中でも使用できる呪文・特技をさらに制限していこう。
根本としては、主人公はMPを使わない、バーバラは攻撃はしない。
あと、有用すぎる特技も使わない、あるいは一定の場所にいけるようになるまでは禁止ということにしておく。
わかりやすい例を挙げると、武闘家レベル5で習得できる『正拳突き』と、レベル8の『爆裂拳』。
どちらも敵が1体なら通常攻撃で与えるダメージの2倍のダメージを与えられる。『正拳突き』が当たるならこれを、当たらなかったら『爆裂拳』…という安直な戦法が出来上がってしまう。こういうのがつまらんのでこういうのに関しても制限をかける。


とまぁこんな感じでいろいろ考えた結果、自分が一番楽しめるように組まれた制限がこれ。


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  〜〜 制限 〜〜


●主人公とバーバラの二人で旅をする
●主人公とバーバラ以外のキャラクターは移動中、戦闘中ともに何事にも介入できない(ミレーユは一時例外)

●主人公に課せられた制限

  ・移動中、戦闘中ともにMPを消費してはいけない(例外あり)
  ・剣とブーメラン系の武器しか装備してはいけない(ひのきのぼうは除く)
  ・戦士、武闘家、バトルマスター、勇者の4つしか転職できない
  ・勇者に転職できるのは伝説の武具をすべて揃えてから
  ・敵にダメージを与える特技は剣技しか使うことができない(打撃技は禁止)

   (具体的には『もろば斬り』『しっぷうづき』『魔神斬り』『真空斬り』『はやぶさ斬り』『さみだれ剣』『ドラゴン斬り』『メタル斬り』『ゾンビ斬り』『みなごろし』が使える。これら以外のダメージを与える特技は使用禁止。ただし『うけながし』は例外として使うことができる)


●バーバラに課せられた制限
  ・基本的に敵に意図的に攻撃してはいけない(メタル系モンスター、すこぶる格下のモンスターは除く)
  ・踊り子、遊び人、スーパースターの3つしか転職できない
  ・ラストボスの城にいけるようになるまでは『ハッスルダンス』を使ってはいけない
  ・かっこよさがマイナスの装備品を身につけてはいけない

●プレイヤーの制限
  ・敵から逃げてはいけない
  ・できるだけ全滅しない
  ・守備力が増減しているときには「そうび」コマンドを使用できない
(ラストボスの城に行けるようになった後は制限解除)
  ・神秘の鎧などの自動回復の能力があるときに『アストロン』は3ターンに1度しか使えない


●例外・特記事項

  ・主人公は『インパス』『うけながし』は使ってもよい
  ・バーバラは『うけながし』『あそび』『パルプンテ』による効果でなら敵にダメージを与えてもよい
  ・ムドーの島、および、ムドーの城でのみ、ミレーユを代わりに使える(バーバラと同じ制限が課せられる)
  ・必要であれば、主人公、バーバラともに、馬車で待機・避難してもよい
  ・転職の順番などは特に制限はなく、必要であれば以前の職に戻ってもよい
  ・カジノなどの寄り道イベントは今回は制限はない
  ・時間短縮の目的の場合や、どうしても先に進めない場合は上記の制限を一部変更・解除して実行する場合がある
  ・クリア後は上記の一部の条件を解除して進める

  ・楽しんでやること


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まぁとにかく安直でつまらない戦闘にならないように、かつ、自分自身が楽しめるように組まれた制限である。
どうしてこの制限を入れたのか…というのはVIをやっている人ならわかってくれると思う。まぁ中にはくだらないこだわりなんかもあるんだけど。
一部の制限に関しては日誌内で更に詳しく掘り下げて解説もしていくつもり。


というわけでプレイ開始〜。どんな冒険になることやら。まぁとにかく楽しんでやっていきましょう。それがおいらのプレイスタイル。
とりあえず主人公の名前から。これは以前のVIIIのやりこみ「主人公ロキとゼシカの二人旅」と同じ雰囲気でプレイしていきたいと思っているので、この「ロキ」という名前を踏襲することにする。
ちなみにネーミングの由来は、VIIIのプレイ日誌でも語っているが、「魔探偵ロキ」および「魔探偵ロキ RAGNAROK」(著:木下さくら 出版:エニックス/マッグガーデン)というコミックスの主人公の名前からそのまま取ってきている。そして北欧神話に登場する悪魔の名前でもある。

まずは山の中から主人公ロキ、ハッサン、ミレーユの3人でムドーの城に乗り込むというオープニングから。
ミレーユが笛を吹いてドラゴンを呼び出し、3人はおどろおどろしいムドーの城へと。なんでオープニングの時だけ歩くスピードが遅いんだろう…? にしてもVIをやってからVをやると歩くスピードの遅さにイライラさせられた記憶もあるが…。これは別の話。
奥でムドーと対峙するが奴の術中にはまって……ここから冒険が始まる。「うわーっ!!」って叫びだす主人公。
みんな知っていることだけれども、ドラクエの主人公は基本しゃべらない。だが、VIの主人公は初めていくばくもなくいきなり叫びだす。う〜ん、なんていうか革新的だな。

始まりの地はライフコッド。まずは愛しい妹のターニアに心配されて、言伝から村長の家に向かうことに。あさりはまぁ後でいいや。
村長宅に向かうと、毎年ライフコッドの村で開かれている精霊の祭り、それに必要な精霊の冠を今年はロキに取ってきて欲しいとのこと。そのために村の民芸品をもってライフコッドから南にあるバザーの町、シエーナへ向かうよう言われる。
早速旅立つ…前に村にあるアイテムをあさっておこう。薬草や種、小額ゴールドのほか、自宅から皮の帽子を入手。これは早速装備。 そして入手した守りの種すばやさの種も使用しておく。すばやさの種ですばやさが2あがったのはまぁいいが、守りの種を使ったらなんと5ポイントも上昇した。皮の帽子なんか目じゃねぇな…。
ここでちょっと余談。自分はアイテムを調べる際はXボタン(SFCコントローラーだと青色ボタン、PSコントローラーでは緑色の△ボタンに相当)を押す。ボタン一つで話す、調べるなどいろいろな動作が行なえることから便利ボタンとよばれるこのボタンはPSのVIIから、今まで同じく便利ボタンとしての役割を与えられていたL1ボタンがアングル回転という新たな役割を与えられたため、便利ボタンは△ボタンで固定されていた。だから調べる際はこのPSコントローラーで△ボタンと同じ場所にあるXボタンを押すのが癖になってしまっている。
のだが、SFC版VIでは便利ボタンがYボタン(PSコントローラーのピンクの□ボタンに相当)に充てられており、便利ボタンのXボタンはなんと人人の会話をメモしていく記憶ボタンなのである。
VIから採用された、わざわざ実際にメモを取らなくても、これで会話を記憶し、主人公に特別に与えられた特技『思い出す』系を使ってゲーム内にメモしておける…という使えるのか使えないのかわからんものになっている。

何が言いたいとかというと、最初のうちは会話やあさりで間違えてこのボタンを押しまくって、無駄に人人の会話を記憶しまくったということである。いや、実にどうでもいい。
便利ボタンはL1ボタンを使うようにしよう…。

というわけでいざシエーナに出発。


ロキ

Lv:1
HP:28
MP:0
攻:13
守:14
早:8
美:9


ひのきの棒
布の服

皮の帽子




村を出て南にいくと、山を降りるための道、山肌の道というダンジョンがある。
まぁ最初のダンジョンということで、洞窟というよりも、村の人人のちょっとアスレチックな通り道といった感じである。途中でロキの悪友(?)のランドが昼寝しているし。
まずは山の左側に行って…の前にモンスターが出現。ファーラット2匹とぶちスライム2匹っていきなり出すぎだろなめてんのかこら。ひのきの棒でちくちく殴りながら撃破。
あらためて左側に向かい旅人の服を入手。ちょっと守備力が上がる。さらに右側の崖から飛び降りて薬草とこん棒を入手。こん棒を装備すれば攻撃力が上がるのだが…制限により剣とブーメランしか装備できないのでこれは装備しない。ひのきの棒で攻撃力が低い分だけ戦闘が長引くが…まぁしょうがない。
少し道を引き返して20G入った宝箱も開ける。途中で、この洞窟ではやや強めのモンスター、ねずこうもりが2体も出現するが、薬草を使いつつ切り抜け、山肌の道を抜ける。
フィールドに出て南にいけばシエーナの町だ。

バザーの町、シエーナ。ここ、DS版ではマルシェという名前に変更されている。
まぁ有名な話だが、VIが発売されてまもなく、イタリアに実在するシエーナという同名の街が世界遺産に登録されたため、それに配慮してのことだといわれている。いろいろあるんだなぁ。
さて、このシエーナではまずライフコッドの村の民芸品を売り歩かなくてはならない(ストーリー上は必ずではないが、やった方が楽)
バザー会場の東側にいる弟のボガと、西側にいるドガに交互に話しかければ、最終的にドガが480Gで買い取ってくれるので彼に売るといいだろう。350Gで買い取ってくれるお姉さんでもいいし、ボガに450Gで撃ってもいい。この辺はプレイヤーの好みで。
いただいたゴールドで町外れにいる商人から350Gで盗賊の鍵を買っておくとよい。この盗賊の鍵はストーリー上は全く必要ないが、今後いくつかのアイテムが入手できるようになるので、買っておいて損ということはない。というか、この町で盗賊の鍵を使って鱗の盾、キメラの翼、250Gが手に入る。やっぱり買っておいた方がいいだろう。
ほかに壷の中のすばやさの種を使ったり、山肌の道で拾ったこん棒を売って、代わりに武器屋で銅のつるぎを買ってステータスを上昇させる。

んで、肝腎の精霊の冠なのだが、これを作っている職人がいい材料を探すために西の森へ向かった…と、職人の家の娘から聞くことができる。
というわけでロキは町から西へと向かう。橋を渡り西へ行くと…なんと大地に巨大な穴が開いている。さらに向かうと穴に落ちそうな職人ビルデが。早速彼を助け出すことにする。まぁ彼の助けてくれという選択肢は「いいえ」を選択しまくったけどね(極悪人)。「いいえ」にするとちょっとばかし面白い展開になる。木の枝や葉っぱを掴んだりとか…。
助け出すと彼の代わりに穴に落ちてしまうというハプニングが。とんだとばっちりである。ロキは幻の大地と呼ばれる別世界へと。
穴から落ちたすぐそばにトルッカという町があるが、なぜか町の人人にはロキの姿が見えない。なんとも面白い展開だ。とりあえず宿屋だけは利用できる。というか、勝手に泊まっている。あさりもできるのでやっておくとよい。民家のタンスから木の帽子をとることができる。これも守備力が上がるので装備しておくとよい。かっこよさはすげー下がるけど。

町の北東にあるほこらの井戸から元の世界に戻れるので戻る。再びシエーナの町の職人の家を訪ねると精霊の冠をタダでもらえる。
目的は果たした。ライフコッドに戻って休むと精霊の祭りが開始。この辺は会話だけなのでちゃっちゃと済ます。村長さんの家の近くで語り合っているランドとターニアの会話。この会話でランドが17歳、ターニアが16歳だということがわかる。ランドがターニアに結婚を申し込んでいるが、ドラクエの世界では18歳未満でも結婚できるということだろうか。
ちなみに日本は男性は18歳以上、女性は16歳以上からね(未成年の場合は両親の同意が必要)。
まぁこの会話イベントはそれぞれ思うところはあるだろうがスルーして、村長に話をしにいき、レイドック城に入るための通行証をもらう。これでまた新たな道が開ける。あとは自宅で寝て、いざ、ロキはレイドックへと旅立つ。

レイドックはシエーナから南にいけばたどり着ける。すぐ近くなので迷うことはない。
レイドックでは城に使える志願兵を募集しているということで、町の人人の話を聞き、教会でハッサンと出会った後、お城の中へ。兵士長ソルディのありがたいお言葉を聴く。そこで志願兵になるためには、レイドックから南へ行ったところにある試練の塔というところで、あるアイテムを取って来る必要がある。
というわけでロキは城の兵士になるため、試練の塔を目指すことになる。

ただ、今のレベルではちょっときついし、装備品も整えたいので城の周辺でレベルを上げることにする。
レイドックではこの時点ではそれなりにいい装備品も売っている。特に敵全体を攻撃できるブーメランはぜひ買っておくべきだろう。純粋に攻撃力も銅のつるぎより高いし。このプレイでは剣だけに装備を限定しよう、って言うのも最初は考えていたんだが…やっぱりブーメラン使いたいんだよね。おいらからブーメランを取ったら何が残るというの(意味不明)。
ちょっとだけ周辺モンスターと戦ってブーメランを購入できるゴールドをためたら早速装備。格段に敵を消滅するスピードも上がった。
周辺モンスターはこの時点では守備力の高いシールド小僧、薬草でHPを回復しにかかるたまねぎ型モンスター、オニオーン(名前がそのまんま)、ややHPと攻撃力の高いどくろ洗いなどが出現する。平地だとテンツクリップスあたりも出現するが……レイドックの東の山地(まだ後の話になるが、地底魔城にいくための関所のあたり)で戦っていると前述の3種類ぐらいしか出てこない。
んで、こいつらは特に危険な攻撃も行なってこないので、ブーメランをぶっ放しておけば簡単に倒すことができる。特にオニオーンはたくさん出る(最大で一度に6体出る)上にそれなりにゴールド、経験値ともに、簡単に倒せる割には多いのであまり苦労せずにゴールドや経験値を貯めることができる。

というわけでレベルを8まで上げ、レイドックで買える一番強い装備に身を固め、余ったお金で、シエーナのバザーで買える薬草x6と聖水のセット(50G)で薬草を30個ほど購入しておく。
ちなみにこのセットはなかなかのお得。普通に道具屋で買うと68ゴールド。聖水は特にいらないのでそれを売れば35ゴールドで薬草を6個買える。というかそれよりも、まだまとめ買いができないVIでは単純に買う作業が楽。このプレイではロキは呪文を使えないので序盤は薬草に頼らざるを得ない。

さて、試練の塔へ向かいますか…あ、その前にレイドックの井戸の底にいるダークホビットを倒す。
このダークホビット、あとで通常モンスターとして出現する奴なのだが、ここで1体、固定出現の奴が現れる。そこそこ先で出現するやつなので、レイドック周辺モンスターとは比べ物にならないほど強い。というか堅い。『大防御』を使うので、なかなかダメージが通らない。まぁ防御しているならこっちがダメージを食らうことはないけど…。
ちくちくとHPを削り撃破。薬草を1個消費した。
こいつは宝物を守っているということで、倒した後は宝箱を開ける…前に会話を記憶しておかなくては。こいつの会話、あとで見返すと面白いよ。ゲヒゲヒゲヒ。(何)
宝箱からおばさんの指輪をゲット。こいつ自体は何の効果もない装飾品(かっこよさが劇的に下がる)だが、井戸の周りで困っているおばさんに渡すとこれを返す代わりになんと力の種をもらえる。
攻撃力を少しでも上げておきたいので早速使用。

改めて、試練の塔へと向かう。


ロキ

Lv:8
HP:61
MP:23
攻:43
守:42
早:21
美:11


ブーメラン
鱗の鎧
鱗の盾
木の帽子




塔を登り、途中でキメラの翼を入手して、中階にいる中ボス、塔の兵隊とバトル。
こいつは『力ため』を利用して攻撃力を高めてくるが、なぜか2ターン以上連続で行なうという全く意味の分からん行動をしてくるので恐れることはない。レイドック兵の戦闘術って一体?
HPが20以下になったら薬草を使うというぐらいでよい。少し守備力が高いが、気にせず殴ればよいだろう。
というわけで何の苦労もなく撃破。

さらに塔を上っていく。3つの扉のうち正しいものを一つ選んでいくというフロアではまずは一番右のフロアに行って、そこにいる兵士から金の指輪をもらおう。これはトラップアイテムで、これをソルディに持っていってもレイドック兵士になることはできない。
しかし序盤で入手できる装飾品としては、守備力+5というなかなか優秀な装備品であるため、取っておいて全く損ということはない。装備しておこう。
さらに塔を上って最上階へ。ここではレイドックの試験官、ネルソンとの戦いがある。なお、ストーリーの進め方次第ではこのネルソンとの戦いは回避できる。具体的には上記の金の指輪をソルディに持っていけばOK(内部的にはもっと細かいポイントがあるのだが割愛させていただく)
低レベルクリアーではわざとこのネルソン戦を避ける必要がある。このプレイでも特に戦う必要はなかったが、別に低レベルにはこだわっていないので戦えるなら戦っておこう。苦戦するわけではないし。

さて、このネルソンだが、先ほど戦った塔の兵隊を強化したタイプと見ればよい。
『力ため』を行なわない代わりに『足払い』を使ってこちらの動きを封じてくることがあるのでHPが低いときにはやや厄介となりうるだろうが、たまになにもせず様子を窺っているだけの場合もある。
塔の兵隊と同じく、HPが20を下回ったら薬草を使う、というパターンでいいだろう。守備力がややあるため、普段のプレイでは『ルカニ』を使っていたが、このプレイでは使えない。とはいえ、なくても別に困るということはない。薬草を2個ほど消費したがガツガツ殴りまくって撃破。
様子窺っている場合じゃねぇだろネルソンさんよ。やっぱりレイドック兵の戦闘術って一体?

ネルソンを倒した後は奥の部屋でくじけぬ心をゲットし、これをソルディ兵士長に持って行けば、晴れてレイドックの兵士として認めてもらえる。かぁちゃん! 俺はやったよ!!(何)
ちなみに、後で知ったことだがネルソンを倒した後にくじけぬ心を入手せずにそのままソルディに会いに行くと猛烈に怒られるらしい。

兵士になった後は城の中庭にいるおじいさんに話しかけよう。すると大きな馬車を引けるような立派な馬がどこかにいないかといわれる。早速探してきてあげようじゃないの。
そして城の外へ出るとかっこよさ0のハッサンが仲間に。このプレイでは全く使う予定はないが。ひとまずレイドック西の草原にいるあばれ馬を捕まえる。ここは単なるイベントなのでハッサンの言うとおりにしていればいい。
こうして暴れ馬ファルシオン(ハッサンのマグレなネーミング)を仲間にして、馬車を入手。ロキ(とハッサン)はレイドック王に謁見し、ラーの鏡というものを入手するよう東の地へと向かう。
ハッサンはとりあえず馬車の中で。バーバラを仲間にするまではロキ一人です。

東の地からモンスターがかなり一新され、ガンコ鳥、森じじい、ギズモ、テールイーター、バブルスライムあたりが出るようになるが、基本的にブーメランで一掃できるので気にしないでいい。討ちもらしたバブルスライムの『毒攻撃』にだけ気をつけておこう。毒消し草はあらかじめ10個ほど買っておいた。先に備えてもう少しいるだろうが…。
途中の民家でハッサンが小屋をキンコンカンコン建て上げるというなかなか面白いイベントを見て、東の大陸へ続く抜け道で、途中で青銅の盾を取りつつ、ズンズン東へ。
大地に空けられた大穴から下の世界へ〜〜。I can fly!!

下の世界に着くとまたしても体が透明になっているが気にしない気にしない。というか体が透明になっているだけで声は聞こえる? 町の人たちも反応はするし…声だけ聞こえるなら落ち着いて状況を伝えれば、勘のいい人が相手ならなんとなく普通の会話はできそうなもんだが…。(イメージ的には「ゴースト〜ニューヨークの幻〜」みたいな感じで)
まぁいいや。まずは近くのダーマ神殿不思議な地図だけ入手して、西にあるサンマリーノの街に到着。まずはあさりね。毛皮のフードや鉄の爪などを入手。これは売る。
サンマリーノではまずサンディ(DS版ではメラニィ)に関するイベントを終わらせなくてはならない。
町の左のはずれで町長の息子のジョセフと語っているサンディを見つけ、そのあと町長の家でサンディと会話(独り言だが)し、町娘のアマンダがサンディが目を離している隙に町長のペットのペロの餌に毒を入れ、それをペロが食べてしまい、町長が怒ってサンディを納屋に閉じ込めてしまう……という一連のイベントである。基本的に話しかけるだけ。

この一連のイベントを見終わったあとに、サンマリーノの船着場にいる美しい女性、ミレーユを見つけることができる。彼女に連れられてロキは占い師グランマーズの館(マーズの館)へ。
ここで姿の見えない現状を打破するために、南にある夢見の洞窟の最深部で夢見の滴を取ってくるようにいわれる。マーズの申し出は素直に受けておこう。その場合薬草を10個もらうことができる。
そしてミレーユもついてくるが、ついてくるだけでこの時点ではとくに何もしてくれない。DS版ではブラディーポ戦のみ戦闘に加わってくれるが、サブキャラクター扱い。マーズの申し出を断わると戦闘に参加してくれなかったかな…。
そして最も重要なのが、マーズの館のタンスにある星のかけらは必ず取っておくこと!!
戦闘中に道具として使うと敵一体に混乱の効果があるこれは、夢見の洞窟の最深部にいるボス、ブラディーポを倒すのに非常に有効な手段となる。これがないと非常にきつい戦いとなるだろう。そして以降のバトルでも中盤まで役に立ってくれる。

というわけでロキはミレーユをつれて夢見の洞窟へ…行く前に…ゴールドを貯めて精霊の鎧を買っちゃいましょう。
精霊の鎧はライフコッドの武器屋が丹精込めて磨いていた一点ものの立派な鎧である。ハッサンを仲間にした時点で購入できるが、7000Gという序盤では破格の値段であるため、意図的にゴールドを貯めでもしないとなかなか購入できない。とはいえ、高い守備力と呪文ダメージを軽減する能力つきなので、中盤まで充分に使える装備であることは間違いない。
自分はこれは普段のプレイではほとんど買っていないが、このプレイでは買うことにする。今までの日誌で何度も言うが、普段と違うことをできる…というかせざるを得なくなるのがやりこみの魅力だと思う。
というわけでゴールドを貯める為にサンマリーノ周辺でレベル上げも兼ねて戦う…。

…だが、途中からちょっとだれてきた。というのも、このあたりだと『ヒャド』を使うハエ魔道や、身を守ったりしてダメージの通りづらいビッグフェイスなんかが出現する。こちらが受ける被害がやや大きい(『ヒャド』は割と致命傷)し、効率がよくない。
マーズの館周辺だと出現モンスターががらりと変わってくるが…『ギラ』を唱えるベビーゴイルも恐ろしいが、なにより『マヒ攻撃』を使ってくるヘルホーネットが凶悪すぎるのでここは避けることにした。
最終的には上の世界のレイドックまで戻ってここでオニオーンを延延と吹き飛ばしまくることにした。というかこっちの方が断然効率いいじゃねぇか。
サンマリーノで入手したアイテムなんかを売っ払ったりして4500Gまではたまっていたので残り2500G。戦闘を重ねてようやく7000Gたまったよ…。ふう。

というわけで精霊の鎧を装備。守備力40も上がったで…。
ちなみにこの精霊の鎧を買うついでにライフコッドの村の人人と話したら、ジュディが…この娘かわいいな。村長の娘ね。
いや、この娘、公式ガイドブックでもなかなかかわいいビジュアルしていたし、ちょっと気の強いところもまたいいんだよね。VIの隠れたアイドルってところか。

シエーナで薬草を補充し、改めて夢見の洞窟へと向かう。


ロキ

Lv:12
HP:93
MP:35
攻:52
守:95
早:31
美:47


ブーメラン
精霊の鎧
鱗の盾
木の帽子
金の指輪



守備力だけ飛びぬけてますな…。
夢見の洞窟だが、地下2階だけ、先も言った『マヒ攻撃』を使うヘルホーネットが出現するため、ここだけ気をつけて通過する。幸い一度もエンカウントしなくてよかった…。
地下3階からメタルスライムが出現するが今はまだ無視でいい。途中でアイテムだけ回収。
余談だが、何気にブロンズナイフってVIでは2個しか手に入らない(ここの宝箱と、ミレーユの初期装備)。ちょっと盲点だった。絹のローブもそうだったかな…?
モンスターをちくちく倒しながら最深部へ。特に苦労しなかった。

そして最深部でブラディーポと対戦。
こいつは意外にすばやく、『ルカニ』や『スカラ』を使って守備力を操作してくる。普段のプレイではこちらも『ルカニ』を使って対抗するのだが、このプレイでは呪文が使えない。
しかしながら、こっちには切り札がある。星のかけらを使って混乱状態にしてやればこちらに非常に有利に働く。必ず効くわけではない上に、こちらの攻撃手段が物理攻撃しかない以上、混乱状態を解除してしまうので過信は禁物だが、非常に有効な戦闘手段であることは間違いない。
というわけで星のかけらを使って混乱に。あとは混乱が解除されてしまったら再び混乱状態にする…ということを繰り返せばいいだけの話だが、実際これはうまくいくことは少ない。こちらの与えるダメージがそこまで大きくないため、非常に辛抱強い勝負となる。敵が『ルカニ』なんか使ってきて、星のかけらが効かなかったりしたらどうしよう…。
それともここはいっそ混乱状態で逃げてくれるのを待つか…と思っていたら…。








Mar――phee――!!! (意味不明)



なんと金縛りにあってマヒしやがった!! このパターンはまったく予想してなかった!!
ブラディーポ戦は、星のかけらで混乱させた際に敵が逃げ出す、あるいは体当たりしてそのまま過ぎ去ってしまう、といった事象があることは非常に有名(DS版では逃げないように変更されたらしい)。低レベルクリアではもちろん逃げるまで待つ…というのがお約束なのだが…マヒするとは思っていなかった。
一度マヒしてしまえばもうこっちのもんだべ。こちらが負けることなどありえないので何も考えずにボタン連打。撃破!!

いや、マジでまさかマヒするとは思っていなかった…。ちょっと楽すぎるがまぁいいだろ。
こいつ、DQVIのストーリーの進行上、初めて戦闘音楽がボス戦専用音楽になるわけで、死闘を匂わせる雰囲気をかもし出すのに、この戦いって一体?
夢見の滴を入手し、マーズの館に戻ってロキたちは姿が見えるように。ふぅ。よかったよかった。
この時点でミレーユを仲間に。ミレーユはこの先、ムドーの島で一時的に使うことになるが、まぁ今は考えなくてよし。引き続きロキ一人で。
あとはサンマリーノで、旅の商人に連れられてしまったサンディを追いかけさせるためジョセフに真相を伝え、乗船券を購入して一行は西の地、下の世界のレイドックへと向かう。

あ、この時点でサンマリーノのカジノが利用できるのでそこで景品としてプラチナメイルとドラゴンシールドを入手できるのだが…まぁもう少し後でいい。
ひとまず先に進めましょう。

さて、これからどんな旅が待っているかな。



 

(2013年8月26日)

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