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DQM テリーのワンダーランド LUNATIC
〜〜 読む前に 〜〜
・今回のプレイはGBC(ゲームボーイカラー)版のものを使用しています。
・「やくそう」→「薬草」…のように、アイテムやモンスターなどの表記の仕方を変えています。
・「物理攻撃」「幻惑状態」などの、基本的にドラクエ内では使用されない言葉などを使用していることもあります。
・今回のプレイ日誌では、ゲームシステムを始めとしたいろいろな解説は基本的に行ないません。「読者の方方はDQMを充分にプレイされ、知識もある」という前提で書いています。つってももともと解説なんて適当なんだが。
・タイトルの「LUNATIC」は某シューティングゲームのような「向こうの難易度」という意味ではありません。
・ゲームの性質上、文章中に配合の式(?)があります。それに関しては【 】のかっこでくくるようにしています。
「+」よりも先に書かれているほうを「血統」、後に書かれているほうが「相手」となります。
・このプレイ日誌は下の娘たちが主人公です。どうか可愛がってやってください。
長女・ルナ 月菜/Lunar ホークブリザード ・後ろなど見ない、ひたすら前進 ・強烈なブレス攻撃で相手を翻弄 ・魔法剣も堪能〔かんのう〕 ・冷気属性には完全無敵だ ・膂力〔りょりょく〕と容量がやや不足 ・アホ毛は1本 ・長女として引っ張っていきます |
次女・ユエ 月英/Jue ひくいどり ・少少慌て者のようだ ・意外にもパワーがピカイチ ・ブレス攻撃も大得意 ・炎属性の攻撃は受け付けないぞ ・体力とステータス異常が心配 ・アホ毛は2本 ・落ち着いていきましょう |
三女・トモ 月朋/Tomo サンダーバード ・ひねくれ者の困ったさん ・一癖ある特技で場をかき乱す ・風と電撃の属性はなんのその ・意外に何でもこなせる器用っぷり ・参入がちょっと遅かったなぁ ・エレクトリックアホ毛が3本 ・愛すべきバカ |
・絵には期待しないでください。気を張らずに描いてるので。
・このプレイはたいしたことしてません。ほんのちょっと変わったことをしているな、ぐらいの気持ちで読んでください。
DQVIのやりこみプレイをやっていた。そしてそのプレイもはざまの世界に舞台をかえ、佳境に向かおうとせんが時のことである。
ちょうどその時分はテリーが仲間になる時期。テリーを見て…。
あ、なんかモンスターズやりたくなってきたなぁ〜。
DQVIが発売されてしばらくたった後、あまりにも本編で不遇だったテリーを主人公としたスピンオフ作品、「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド」(以下、本文では「DQM」と表記させていただく)。
おいらがこれをプレイしたのは12,3年か…それぐらい前のことである。
今までの本編とは一線を画すシステム――モンスターを仲間にしてそれらを結婚(配合)させ、更に強いモンスターを作り出す…。主人公のテリーは攻撃には基本的に参加せず、モンスターたちに指示をして戦いに勝利することに全力を注ぐ…呪文・特技の扱いや世界観もあいまって、最初は不慣れだったものの、すぐに面白いと思える作品だった。
あのころは学校にゲームボーイを持っていって先生たちに隠れてやっているぐらいだった。読者の方方の中にももしかしたらいるのではないか。お互いが手塩にかけて育てたモンスターを見せあったり、友人と通信バトルをしたり、配合の面倒なゴールデンスライムを作るのにメタルキングを出し合ってお見合いで1匹ずつ作ったり…とにかく思い出深いゲームである。
それからモンスターズシリーズの第2弾、「ルカの冒険」「イルの旅立ち」、第3弾となる「キャラバンハート」、それから「ジョーカー」…それから後は省略させていただくが、ドラクエの外伝としては個人的にはすごく成功したと思える作品であった。
せっかくやりたい気持ちになったわけだし、今やっているのはDQVIのやりこみ。
それならDQMもやりこみっぽくやってみようじゃないの、ってことでやってみることに。
ただ、DQMは元から非常にやりこみ要素の強い作品であるため、一定のコンセプトを決めてそれになぞらえてプレイしていきたい。
というか、おいらのやりこみは最初から、「こだわり」とも、「フェチ(?)」ともとれるような、「強いコンセプト」というものを重要視している。
具体的にわかりやすくいうと、「DQVIII 主人公ロキとゼシカの二人旅」と「DQVI 主人公ロキとバーバラの二人旅」は……もうこのタイトルでわかってくれるのではないかと思うのだが、「主人公と、主人公を全力でサポートするヒロインでキャッキャッウフフ」したいから…というこだわりから来ている。男と女、二人きりで協力し合っていく旅、というのを妄想しながらやっているわけだ。それはデートともいえる。
まぁ正直言って、おいらはプレイしながら、そのゲーム内でのキャラクターたちの動きを、日常生活まですごく妄想しながらやっている。はいそこキモイとかいわない。
今回もそんなプレイ。
で、モンスターズの醍醐味といってもいい要素。
それは全215種類のモンスターの中から、どれでも好きなモンスターを3体までメインにすることができることだ。
もともと強いモンスターを使うもよし、かっこいいモンスターでそろえるもよし、弱くても好きなモンスターに愛を注いで使うのもよし、同じような特徴を持ったモンスターでそろえるのもよし、中には3体とも同じモンスターにしたり、1体のみに心血を注いで強化して冒険したり……とにかくこの選択の幅の広さもモンスターズの特徴だと思う。
ちなみに自分は普通のプレイでは虹くじゃく(♀)と竜王(DRAGON、♂)の2体がメインだった。3匹目はメタルドラゴン(♂)が候補だったのだが、結局この2体に落ち着いてたなぁ。
卓越した能力値を備えている上にグラフィックがかっこいいしかわいい。能力的にもヴィジュアル的にもお気に入りのモンスターだったわけだ。性別もこだわり。
そんな感じに自分の好みを突き通していけるドラクエモンスターズ。
そんなわけで今回メインで使うモンスターとして考えたのがホークブリザード、ひくいどり、サンダーバードの3体。
名前からも分かるとおり、それぞれ氷、炎、雷の属性を持った鳥たちである。ポケモンでいうならまんま、フリーザー、ファイヤー、サンダーの3体である。
著者あまとはまず動物というものが大好きなのである。実在するやつでも、空想上の動物でも、はたまた魔獣でも…とにかく動物大好き。
そして鳥も大好きなのだ(特に猛禽〔もうきん〕類。シマフクロウとかオジロワシとか大好き)。
そんな中で属性を持った3匹の鳥…もうなんかピーンと来たんだよね。これ、言葉で説明できない。
とにかくビビッときたわけだ。わかってよ。この気持ち。頼むからわかって。
この3体をメインで使う、そしてコンセプトとして「この3体は性別を必ず♀にし、娘のようにかわいがる」というプレイ。
これはみなぎってきた。よっしゃ、俄然やる気出てきた。何だこの変態。
そして際限なく強くさせすぎることを防ぐために制限をつける。強くなりすぎて無双とかつまらん。
呪文を禁止して、仲間にする系統や数も制限。その他細かいことをちょこちょこ付け加えてやっていこう。
いろいろ考えた制限がこちら。
〜〜 制限 〜〜
●できるだけ早くホークブリザード、ひくいどり、サンダーバードの3体をメインにして冒険する
●上記の3体は「かわいい娘達」というコンセプトなので、かならず♀にしなければならない
●ドラゴン系、獣系、鳥系の3種類の系統しか仲間にできない(最初に仲間になるスラぼうは例外)
●基本的に呪文は使えない(覚えることは可、一部の呪文は例外)
●できるだけ、仲間にしたモンスターの総種類数を少なくする(ただし数は特に厳密には決めない)
●できるだけ、配合回数を少なくする(モンスター数とともに、プレイ途中で様子を見ながら決める)
●他国マスターからモンスターを奪ってはいけない
●テリーは杖による補助を行なってはいけない
●「旅のしおり」の使用禁止
●旅の扉の間にない旅の扉は使用することはできない
●「めいれいさせろ」で直接指示を出してはいけない(移動中に「めいれいさせろ」に変更しておくことは可)
●娘達のステータスは完璧にしない。のびのびと育てる
●戦闘から逃げてはいけない
●あまり深く考えず、楽しむことを第一にプレイする(やりこみプレイなのに…)
まぁ言ってしまうと、このプレイ、やりこみではあるが、ほぼ著者の趣味を前面に押し出したおまけのようなプレイである。
VIのやりこみプレイの抱き合わせみたいな感じ…というかそのものになっているのだが、まぁでもやっぱりDQMは面白いと思うので、プレイしたことある方はぜひ、3DSで出たリメイク版(という名のほぼ別物)ではなく、懐かしさに浸りつつまたオリジナルをプレイしてくれたらなー…と思います。
で、ここまでこだわりを出すならもうどこまで出しても同じでしょ、っていう持論から、今回は拙著ながらイメージとして、上記のキャラクター紹介のような絵を描き起こしちゃったりしてます。
あくまで表面的なイメージの補助として描いているものなので、あんまり期待したり、細かいところは大目に見てください。ジョークというか…一粲〔いっさん〕を博すというか、その程度のものですので。
相変わらず前置きが長いが、VIのやりこみプレイを終わらせて早速プレイ〜。
まずはわるぼうがミレーユをさらい、そのあとにわたぼうに連れられてタイジュの国に来るオープニングから。
王様のかわいがっていたホイミスライムのホイミンが逃げ出し、それを連れ戻してくるためにスライムのスラぼう(♂)を仲間に。
スラぼうはストーリーの都合上必ず仲間にしなくてはならないため制限の範囲外。
スラぼうを連れて、ホイミンが逃げ込んだ扉、旅立ちの扉へと向かう。
最初の旅立ちの扉はモンスターが1体ずつしか出ず、出現モンスターもスライム、ドラキー、アントベアの3種類しか出ない。
ドラキーは鳥系、アントベアは獣系なのでどちらも仲間にすることができる。この時点では肉をあげなくても高い確率で仲間になってくれる。というわけでドラキーのムーン(♂)、アントベアのベア(♂)を仲間に。
とりあえずモンスターはこれでそろえればいいが、この後戦うことになるホイミスライムのホイミンは、『ホイミ』を唱えてHPを回復するため、戦闘が長引いてしまう。攻撃力を高めてさっさと倒したいので、レベルを4程度まで上げてから挑むことにする。
スラぼう スライム ♂ |
ムーン ドラキー ♂ |
ベア アントベア ♂ | ||||||
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少し話が寄り道をするが、旅の扉の最下層の一歩手前のフロアからBGMが変わり、ぬしや、ぬしのいる画面にそれぞれちなんだ、DQI〜VIのフィールド音楽が流れるようになる。
今回の旅立ちの扉ではホイミスライムが相手であり、その場面設定はDQIVにて、第一章でライアンがホイミスライムのホイミンを仲間にする場面を再現した形となっている。そのため、この扉では最下層の一歩手前のフロアからDQIVのフィールド音楽が流れるようになっている。
ドラクエファンにはたまらない演出である。これを考えたスタッフはすばらしいと個人的に思ってたりする。
本題。旅人の扉のぬし、ホイミスライムとバトル。
この時点では特技はないし、戦略などはない。ただ殴るだけである。それで終わった。
ホイミスライムが仲間になるが、制限でスライム系は仲間にできないので申し出は断わる。貴重な回復手段を持っているモンスターなのだが…しょうがない。まぁどちらにせよ制限で呪文は使えないし。
ホイミスライムを倒すと格闘場に挑戦するように促される。最初のGランクは特に危険なモンスターもいない。この時点では特に戦略というものはなく、ただひたすら殴ってダメージを与えていくだけである。Aボタン連打で終了。
ちょっと最初のうちは特筆するようなことが何もない…。娘たちの出番はまだまだお預け。
とりあえずタイジュの国で、この時点で回れるところを回ってみましょう。小さなメダルを3枚ゲット。
Gクラスを制覇すると待ち人の扉と守りの扉が新たに開かれる。まぁ順番通りに待ち人の扉から行くことにしましょう。
〜〜 メンバー 〜〜
★スラぼう(スライム・♂)
★ムーン(ドラキー・♂)
★ベア(アントベア・♂)
★マークのついているモンスターはスターティングメンバー
待ち人の扉。レベルアップをしながら進んでいく。といっても5階層しかないので、すぐに最下層へはたどり着ける。
それだとレベル上がらないのでアイテムをすべて回収しつつ、適当にうろうろして戦闘を重ねる。切り株お化け、キリキリバッタ、グレムリンなどが仲間になりたがるが、これらは制限で禁止されている。
ただ、ファーラットは獣系なので仲間にしておく。ファーラットのケダモン(♀)を仲間に。こいつは『みかわし脚』が使えるモンスター。この時は意識していなかったが、この『みかわし脚』が後に役立つことになる。
ちなみにグレムリンは時折『ギラ』を使ってくる。これは20ぐらいダメージを受けることもあるので、HPは20以上を保っておくようにする。
さて、待ち人の扉のぬし、ドラゴンだが、こいつは『火の息』と『火炎斬り』を使ってくる強敵である。
何気に挑戦して、『火の息』を連発されてかなり危機に陥ったプレイヤーも多いのではないか。『火の息』は本編では6〜10ぐらいのダメージを与えてくる特技で、序盤で使われるとそれはそれなりに危険ともいえる。
が、モンスターズの『火の息』はその2倍のダメージが来る、と思ってよい。余計に危ない。
場合によってはとにかく連続で吐き散らしてくる。この時点で回復手段はテリーが薬草を使うことでしかない。
ひとまずメンバーの能力値が高ければそれなりに耐えてくれるはずだから、レベルはちょっと上げておく。
いざとなったらHPがなかなか伸びず、攻撃力もないムーンは見捨てて、HPの高いスラぼうと攻撃力の高いベアを、薬草で全力でバックアップして戦い抜いてもらうしかない。
薬草は全部で12個用意してある。
スラぼう スライム ♂ |
ムーン ドラキー ♂ |
ベア アントベア ♂ | ||||||
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ドラゴンと戦闘。
「ひ さ し ぶ り だ な きゃ く じ ん は ! !」というとても凄みのあるメッセージ。
こちらは殴るしか攻撃手段はない。スラぼう、ムーン、ベアで殴って合計35程度のダメージ。
ドラゴンは『火炎斬り』を使ってくれた。よかった…。これはスラぼうに15のダメージで耐える。
次のターンもドラゴンはなぜか『火炎斬り』を使ってくれたため、回復はまったく問題なかった。
3ターンで快勝。ありゃ? これはすごく苦戦すると思っていたのに…まぁ楽なことはいいことだ。
このドラゴンは必ず仲間になってくれる。ドラゴン系なので制限は問題なし。というか超貴重な戦力なので仲間にしておかないと。
ドラゴンのドラン(♂)を仲間に。ムーンを牧場に送って、ドランがスターティングメンバー。
敵として使われたら脅威となる『火の息』は味方になってくれれば心強い攻撃手段となる。序盤ではザコを一掃できるが、これが消費MPは2で済むというから大助かり。しかもDQMは異世界フィールドを歩くと、少しずつではあるがMPが回復していくので、2ぐらいならすぐに回復できる。ほぼ無限に使うことができる。
レベルが上がると消費MPが倍になる代わりに威力も倍になる『火炎の息』へとレベルアップするが、まぁこれなら使い勝手は変わらないだろう。
タイジュに戻り、牧場でスカイドラゴンのたまごをゲットする。
次なる舞台は守りの扉。ドラゴンに勝てるぐらいの能力と、その本人を戦力として加えた上ならばここのぬしはまぁ勝てるはずなので特にすることはなく、そのまま向かうことにする。
〜〜 メンバー 〜〜
★スラぼう(スライム・♂)
★ベア(アントベア・♂)
★ドラン(ドラゴン・♂)
・ムーン(ドラキー・♂)
・ケダモン(ファーラット・♀)
守りの扉。
新たに軍隊アリ、ゴースト、コドラ、マドハンドなどが出現する。
コドラはやや能力値が高く、『砂煙』でこちらを幻惑状態にしてくる厄介な敵だが、ドラゴン系なので仲間にはできる。序盤では能力値や特技は捨て置いて、とにかく仲間を増やすことだけを考えてはいる。このコドラはドラゴン系なので仲間にしようと思ったが、途中で拾った骨付き肉を使っても全然仲間にならなかったのでもうやめた。
他のモンスターは何もやらなくても仲間になろうとしてくれたのに、なんでコドラだけ仲間になろうとしてくれんねん…。
骨付き肉を2個ほど要求するようだな。まぁ絶対仲間にしなければならないっていうほどのものでもないからいいんだけど…。
戦闘自体はドランが『火の息』で瀕死にして、スラぼうとベアが止めを刺す…といった具合でまったく苦労せずに勝ち抜けた。ドランが加わるだけで楽勝に。
消費MPも歩くだけですぐに回復できるから特に問題はなし。
そして最深部で守りの扉のぬし、ゴーレムと戦闘。
スラぼう スライム ♂ |
ベア アントベア ♂ |
ドラン ドラゴン ♂ | ||||||
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ゴーレムは力をためて攻撃の威力を高めた後に高い攻撃力を活かして殴りかかってくる。
ただ、敵の攻撃手段は単体攻撃のみなので、いきなり全滅させられる危険はない。ドラゴンに勝てるようならこいつは楽勝である。
力をためた後に繰り出された攻撃はスラぼうに26というダメージだったのでなおさら楽勝。HPはそれほど高くなく、スラぼうとベアの通常攻撃、ドランの『火炎斬り』を合わせて約50程度のダメージを繰り出せる。2ターンで快勝。
仲間にするとこれまた心強いゴーレムだが、制限で仲間にはできないので涙をのんでお別れ。
戻ってきたら、このままの戦力で格闘場のFクラスに挑戦することにする。
1回戦、2回戦ともにドランの『火の息』を主力として踏破していく。だが、3回戦のスカルガルーの『メダパニダンス』でベアが狂ってしまって、ちょっとやばかった。
ここまでの戦闘で受けたダメージを回復する手段もないので、とにかくドランの『火の息』が生命線だった。
ちょっとギリギリだったが何とか勝ち抜く。
Fクラスを制覇すると星降りのほこらが使えるようになり、モンスターを配合させることができるようになる。
だが、これはモンスターのレベルが10以上にならないとできないので、ひとまずレベルアップをする。
あ、ただ先ほど手に入れたスカイドラゴンのたまごは孵化させ、スカイドラゴンをメンバーに使うことにする。こいつも『火の息』が使えるので、戦力は上がる。スカイドラゴンのシエル(♀)を仲間に。
自分は今までのプレイですべて、ここで手に入るスカイドラゴンには必ずこの「シエル」という名前をつけている。
フランス語で「空」は「ciel(シエル)」というからこの名前。
スカイドラゴンのほかにも何種類かのモンスターは、仲間にしたときには必ずこの名前をつける、というのが自分の中にはある。
とても好きなモンスター、あるいは「ドラクエというゲームをやってるならこいつはこの名前だよね!」みたいなパターン。
たとえばキラーパンサーには「チロル」、グレイトドラゴンには「シーザー」と名づける(ちなみにゲーム内でももともとこのパターンが適応されているのが何体かいる)。
一方でクソいい加減すぎるので自分の中で定番となってしまった名前もある。その典型的な例といえるのが、自分は以下のモンスター達には必ず最初にこの名前をつけている。
冒険に戻ろう。ベアをはずしてシエルを新戦力とし、ひとまずレベル上げ。
メンバーを逐一入れ替えながら、モンスターたちのレベルを9〜10程度にしておく。
ある程度上がったら、Fクラスを勝ち抜くことで新たに開かれた思い出の扉へと向かう。
〜〜 メンバー 〜〜
★スラぼう(スライム・♂)
★ドラン(ドラゴン・♂)
★シエル(スカイドラゴン・♀)
・ベア(アントベア・♂)
・ムーン(ドラキー・♂)
・ケダモン(ファーラット・♀)
思い出の扉。特にモンスターには苦戦しなかった。
最初はドランの『火の息』を主力としてちくちくと、レベルが上がってシエルも『火の息』を覚えたころにはもはや無双となった。
さらにレベルが上がって、ドランの『火の息』が『火炎の息』へとレベルアップ。もはや敵は一瞬で灰燼〔かいじん〕と化す。
ピッキーのルーノ(♀)、フェアリーラットのイア(♀)、ドラゴンキッズのニュート(♂)を仲間にする。骨付き肉を2個拾ったのでそれらも使っておいた。その他小さなメダルもゲット。小さなメダルも序盤からしっかり集めておかないと。
最深部で、思い出の扉のぬし、キラーパンサーと戦闘。
スラぼう スライム ♂ |
ドラン ドラゴン ♂ |
シエル スカイドラゴン ♀ | ||||||
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ビアンカのリボンとかはないので、普通に戦って倒すことにする(当たり前だ)。
キラーパンサーは攻撃力が高めで、ある程度のダメージは覚悟しなくてはならない。ただし、守備面にはやや難があるので、攻撃を加えることだけを考えればよい。受けたダメージは薬草で充分フォローできる。
敵の『真空斬り』で30近くのダメージをこうむったが、特に問題なく撃破。
キラーパンサーは必ず仲間になってくれる。
こいつにはデフォルトで「ゲレゲレ」という名前がついている。
もはやキラーパンサーにはこれが鉄板なようだ。ビアンカェ……。
だがおいらはこのキラーパンサー…いや、ここで仲間にするやつに限らない、キラーパンサーには必ず「チロル」という名前をつける。
理由? DQVをやったことがある人なら絶対にわかる。チョコではない。
太陽は東から昇り、西に沈む。犬はワンワン、猫はニャー。キラーパンサーはチロル、チロルはキラーパンサー。
とにかくキラーパンサーの名前はチロルなの!! ゲレゲレなんて認めない。認めないったら認めない。
というわけでキラーパンサーのチロル(♂)を仲間に。
〜〜 メンバー 〜〜
★スラぼう(スライム・♂)
★ドラン(ドラゴン・♂)
★シエル(スカイドラゴン・♀)
・ベア(アントベア・♂)
・ムーン(ドラキー・♂)
・ケダモン(ファーラット・♀)
・ルーノ(ピッキー・♀)
・イア(フェアリーラット・♀)
・ニュート(ドラゴンキッズ・♂)
・チロル(キラーパンサー・♂)
さてさて、配合もできることになり、レベルも10以上のやつがぼちぼち増えてきた。
ここから本気でホークブリザード、ひくいどりの2体をつくることを考えていくことにする。
もう1体、サンダーバードは、残念ながらこのプレイでは配合で作り出すことは不可能。
しかし、サンダーバードは、メダルおじさんに小さなメダルを13枚渡すことでたまごをもらえるので、それから生まれたのを血統にして、相手にも鳥系を迎えて強くしていけばよい。
とにかく配合ではホークブリザードとひくいどりの2体を作り出すことを考えればよい。
さて、ではまずホークブリザードのほうから考察。
このプレイの制限内でホークブリザードを作るには、【鳥系 + イエティ/パオーム/ゴートドン/グリズリー/スーパーテンツク】という組み合わせれば生まれるはず。
(ちなみに、がい骨剣士、死神貴族、メタルスライム、はぐれメタル、ワイトキング、スカルゴン、氷河魔神でもできる。さらに2ではアックスシャーク、デスソーサー、マータイガーも追加されている)
結論から先に言ってしまうと、ホークブリザードを作るのに最も効率がよいのはイエティだと判断した。
イエティは基本パターンとしては【獣系 + オーク】があるのだが、【キラーパンサー + スカイドラゴン】という固有同士の組み合わせでも作ることができる。他にももう少しあるようだがここでは割愛させていただく。
おあつらえ向きにキラーパンサーとスカイドラゴンが今手持ちであり、かつ性別も異なっているためすぐに作れる。
というわけで面倒だったのでこのパターンで決定。まぁこのプレイはあまり深く考えないように…本能でプレイしているような感じで。
なお、他の候補については相手に制限で使えない系統のモンスターを使う、あるいは血統の獣系にイエティを使うという二度手間を取らせるパターンだったのでやっぱりイエティが一番楽。
次にひくいどりのほうを考察していこう。
こちらは【鳥系 + ストロングアニマル/アイアンタートル】という2つの選択肢しかない。
(制限なしだと、ギズモ、井戸魔神、かりゅう草、マネマネ、溶岩魔神、アークデーモン、ドラゴスライムなどでも可)
このうちストロングアニマルはやたらと配合方法が面倒、しかも上記のホークブリザードで必要な獣系を使うパターンなのでやめた。
一方、アイアンタートルは【獣系 + ガメゴン】で生み出すことができ、その配合で必要なガメゴンは【ドラゴン系 + 獣系】で作り出すことができる。
要するに獣系を2体、ドラゴン系を1体揃えればアイアンタートルを生み出せるということだ。
それぐらいだったら簡単なので、もうこれでいく。
後は血統のほうの鳥系を、そのままでは弱いかもしれないから、こちらもある程度配合して血統のほうも育てちゃおうと考えた。
考えたのだが、これが大いなる失敗を巻き起こすとは、この時点の著者には想像もつかなかったのである。ちゃんちゃん。
あ、ちなみにもう少しだけ待てば、格闘場にいるマスターテトがお見合いとして氷河魔神を相手として出してくれるので、これを利用してホークブリザードを作り出す手もある。
あるのだが、なんとなくこだわりで最初はちゃんと自分で配合して作りたかった。わかってよ、このこだわり。
というわけでレベルが達したやつからすぐに配合。
【チロル(キラーパンサー・♂) + シエル(スカイドラゴン・♀) → イエティ(イエティ+1・♂)】
【ニュート(ドラゴンキッズ・♂) + イア(フェアリーラット・♀) → ガメゴン(ガメゴン+1・♀)】
【ルーノ(ピッキー・♀) + ドラン(ドラゴン・♂) → ルア(キメラ+1・♀)】
【ムーン(ドラキー・♂) + ケダモン(ファーラット・♀) → チャンド(あばれ牛鳥+1・♂)】
上記の4体を、2体ずつに分けて、スラぼうを主戦力としてレベル上げをさせる。
それぞれのモンスターの特徴をざっくり言っておくと、キメラは『ホイミ』を覚えることができる。使うこと自体は制限で禁止しているが、『みかわし脚』も一緒に覚えていることで、『ホイミ』が成長して『ベホマ』になった際に『ハッスルダンス』を思いつくことができるのでこれは継がせておく。あばれ牛鳥は適当に作った。
さらにアイアンタートルを作り出すための配合を行なう。
【ベア(アントベア・♂) + ガメゴン(ガメゴン+1・♀) → ランド(アイアンタートル+2・♀)】
こいつも成長させてあばれ牛鳥を血統に、こいつを相手にすればひくいどりができる!! とおいらは思っていた。
だが、おいらは勘違いしていた。実際この配合を行なうとどうなるのかというと、モーザができてしまうのである。
配合には、パターンが重複する場合には優先順位というものがある。具体的には
1.【固有のモンスター + 固有のモンスター】
2.【固有のモンスター + 系統】
3.【系統 + 固有のモンスター】
4.【系統 + 系統】
という順番に従って配合結果が出される。
では先の配合はどのような適応がされたのかというと、【鳥系 + アイアンタートル → ひくいどり】というパターンよりも優先順位の高い【あばれ牛鳥 + 獣系 → モーザ】のほうが適応されるのである。
まぁ適当にやっていたおいらが悪いのだが、後者のほうの配合パターンをまったく把握していなかった…。というわけでひくいどりはお預け。また配合をするか…面倒だけど。
とりあえずホークブリザードのほうはちゃんとできるのでこちらは作っておこう。
【ルア(キメラ+1・♀) + イエティ(イエティ+1・♂) → ホークブリザード(1代目)】
最初のたまごは鑑定師さんに鑑定してもらったら♂だった。
このプレイでは必ず♀にしなくてはならないので「祝福」をしてもらって性別をかえてもらう。
相変わらず謎の言語である。ただ、この鑑定士さん憎めないんだよな〜。
さてさて、で肝腎なのが生まれてきた娘、ホークブリザードの名前。
名前はもちろん…「ルナ」!!
この「ルナ」という名前、おいらは今までのドラクエ人生で、女の子の主人公には大抵この名前をつけている。DQIIIとIVの女勇者、IXの女主人公にもこの名前を大抵つけている。
名前の由来は、英語で「月の」を意味する「Lunar(ルナー)」からとっている。さすがルナリスト(勝手に言葉を作るなってのに)のあまとお得意の月に関するネーミングである。ちなみに太陽ならば「Solar(ソーラー)」に対応する単語。
ラテン語やイタリア語で「月」を意味する「Luna」ではなく、最後に「R」がついている英語のほうから取ってきているのがこだわりである。
ひとまず配合はここで終わらせておく。愛娘ルナを成長させるためにメンバーを2体で構成し、レベル上げをすることにする。
ちなみにルナの性格は「ちょとつもうしん」。とてもやる気に満ち溢れているようなので喜ばしいことである。
ルナと、ついでにレベルも上げておきたいランド(アイアンタートル+2・♀)の2体で行くことにしよう。
とりあえずレベル上げ。その過程でピッキーのセレーネ(♀)を1体仲間にしておいた。
〜〜 メンバー 〜〜
★ルナ(1代目)
★ランド(アイアンタートル+2・♀)
・スラぼう(スライム・♂)
・チャンド(あばれ牛鳥+1・♂)
・セレーネ(ピッキー・♀)
レベルを充分に上げて戸惑いの扉へと向かう。
ルナとランドの2体で行く。道中では特に何も語ることなく突き進む。
最深部でぬし、人面樹とバトル。その前に切り株お化けと数体戦うことになるがボッコボコにしてやる。
それにしても、ここはDQIVの音楽が流れるのだが…IVの一体どこだ? 人面樹とIVが結びつかんし…。第一章の古井戸がある森か?
樹になって…じゃなくて気になって調べてみたら、マップ自体はオリジナルで、IVの音楽は切り株お化けに関連して採用されているとのこと。…なんでやねん!? どうして人面樹が出現するIIの「遥かなる旅路」(メンバーが3人揃う前に流れる方)を採用しなかったのか…。
このプレイではいける旅の扉の都合上、「遥かなる旅路」が聴けない。というかもともとこの音楽が流れる旅の扉が「井戸の扉」と「破壊の扉」の2つしかない。いくらなんでも冷遇過ぎるだろ…。
フィールド音楽ではこの「遥かなる旅路」が一番好きなんだけどな…。残念。次点は「ジプシーの旅」(第4章フィールド音楽)とか。
ちなみにこの文章を書いている時点で無性に聴きたくなって、今流している。 「遥かなる旅路 (YouTube)」
う〜ん、いいねぇ。SFC版がやっぱり神ですな。1:09〜2:27がSFC版音源。
ああ、いかん、音楽にかまけすぎた。話を戻そう。
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ランド アイアンタートル+2 ♀ |
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あ、特技についてだが、とりあえずルナは息攻撃と魔法剣を覚えさせている。呪文は基本忘れさせるが、『ベホマ』は『ハッスルダンス』を思いつかせるために残してある。使うことはない。
ただしこれからの成長の過程で『みかわし脚』を使えるモンスターと混ぜていかなくてはならないな。
ランドのほうは、アイアンタートルが固有で覚える『大防御』は絶対にはずしてはならない(この時点ではまだ覚えていないが)。とりあえず、まぁいらないかな、というものをはずしておいただけ。後は適当。
さて、ぬしの人面樹だが、『呪いの言葉』を使ってこちら側を呪ってくるのが特徴的な敵。
だが、そんなもんかけられても構わず攻撃すればよい。というか呪いが効かなかった。ガツガツ殴って撃破。何も書くことがない。
帰ってきて、Eクラスに挑戦する。ここもルナとランドの2体だけで大丈夫だろう。
そして戦いはまったく問題なく撃破してしまった。何も書くことがない。
Eクラスを踏破すると、新たに安らぎの扉と勇気の扉が開かれるほか、格闘場でお見合いをすることができる。
ラインナップはリザードマン、キャットフライ、氷河魔神。
今回のプレイではお見合いに関しては特に制限を設けていないので自由に行なうことができる。このお見合いで相手となるモンスターは、そのモンスター固有の特技に加えて、特別に他の特技も覚えているほか、レベルに対して能力値が高いので通常のモンスターと配合させるよりも格段に強くすることができる(という設定)。
まぁせっかくだからお見合いをしておこう。
酒場の酔っ払いはキャットフライを出してくれるので、せっかくなので今いるあばれ牛鳥につけてモーザを作ってしまえばよい。モーザは攻撃力が高くなる性質があるのでその血ぐらいは入れてもよいだろ。まぁレベル20にも満たないところですぐに配合してしまうからあんまり特徴も何もあったモンじゃないんだが。
というわけでお見合い。ちなみにいっておくが、お見合いは性別関係なくできるのが最大の長所である。相手のモンスターは性別が可変(!??)らしい。性別などは考えなくてよい。
【チャンド(あばれ牛鳥+1・♂) + ふぎゃあ(キャットフライ・マスタードブロク) → サンドラ(モーザ+2・♀)】
「ふぎゃあ」ってすごい名前だな。
で、このままひくいどりを作るパターンに持っていきたいところだが、ひくいどりのほうにも『ホイミ』と『みかわし脚』を継がせて『ハッスルダンス』を習得させておきたいので、『ホイミ』を覚えるモンスターを間に挟んでおきたい。
王女の間にいるマスターミッキーがリザードマンを出してくれるので、鳥系を血統にこいつを組み合わせて、『ホイミ』を習得するキメラをまた作ればいいという結論を出したのだが、【モーザ + ドラゴン系 → キラーグース】というまた配合結果の優先順位に悩まされることとなった。
しょうがないのでスライムのスラぼうを付け加えてピッキーを生み出し、そのピッキーを血統にしてリザードマンをつけてキメラを作ることにした。
配合パターンをよく確かめなかったせいでやたらと遠回りさせられている。アホですな。
しかもこれは後で知ったことだが、ここでマスターミッキーが出してくれるリザードマンは最初から『ホイミ』を習得しているので、別にキメラを作らなくても、キラーグースで充分であることが判明した。この辺の下調べもしていない。まぁそういうプレイだということにしておこう(くそったれいい加減しね)。すんません次があったらちゃんとやります。
最終的には、キメラを充分成長させた上でアイアンタートルのランドと組み合わせてひくいどりを作った。
また、ルナも充分成長させて、格闘場にいるマスターテトの氷河魔神を迎えて生まれ変わることとなる。
ごちゃごちゃいったが、ここまで行なった配合はこちら。
【サンドラ(モーザ+2・♀) + スラぼう(スライム・♂) → カエ(ピッキー+3・♂)】
【カエ(ピッキー+3・♂) + リザドン(リザードマン・マスターミッキー) → アポロ(キメラ+4・♂)】
【アポロ(キメラ+4・♂) + ランド(アイアンタートル+2・♀) → ひくいどり(1代目)】
【ルナ(1代目) + クレタ(氷河魔神・マスターテト) → ルナ(2代目)】
ひくいどりの名前は「ユエ」という名前にしている。
中国語で「月」は「ユエ」と読むのでそれをそのまま取ってきている。
より正確(?)に言う場合は「月亮(ユエリャン)」となるが、別に「月(ユエ)」だけでも「月」という意味で通じる。日本語で例えるなら「月」というのと、「お月さま」というぐらいの違いだろうか。適当にいっているが。
さて、ここからはもう基本的にはルナとユエの二人(表記もここから「体」ではなく「人」にします)のみ。
あとは彼女たちを成長させるためのモンスターを適宜入れるぐらい。しばらくしたらサンダーバードも仲間にして…。忙しいぞ。
とりあえず小さなメダルはこの時点で8枚。サンダーバードの卵をもらえる13枚まで後5枚…。ちょっと遠いかな。
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ひとまずホークブリザードとひくいどりを仲間にできた時点で1話は終了。
かなり趣味丸出しのプレイですがお付き合いください。
〜〜 メンバー 〜〜
★ルナ(2代目)
★ユエ(1代目)
・セレーネ(ピッキー・♀)
●仲間にしたモンスター ―― 18種類
●プレイ時間 ―― 16:20
(2013年9月16日)
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