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パラダイムシフトなしクリアー (倉坂式)

 

《クイックリンク》仲間モンスター集め / カイアス戦 / ゴグマゴグ戦

■揺れるパラドクスの影

 というわけで、「新都アカデミア AF4XX年」を解禁し、ストーリーは一旦の停滞となります。いわゆる、グラビトンコア集めというフラグメント集めですね。
 このグラビトンコア、スノウの活動痕跡がフラグメント化したもののようです。
 ……あれ、だとしたらスノウの隠行スキルってどんだけ高いんだ? ネオ・ボーダムAF003年にあるグラビトンコア、あの近くって普通に人が張り込んでるよね。4XX年に未来が変わった後だから、AF010年におけるホープの「スノウは一度も帰っていないようです」発言と矛盾してしまうこと自体は仕方ないとは思うんだけど…。と思ってここで気付いた。“出発する”時に残していったのか。
 それはともかく、ワイルドオーパーツはヤシャス山AF100年に使い、グラビトンコアを合計5個回収しました。
 ヤシャス山では「時計盤の針」というパズルがありますが、これがなかなか面白い。ミニゲームとしてプレイさせるのはどうかと思うんだけど、これ単品で遊べるゲームが出たら購入を検討したいです。極限攻略データベースにて自動解答アプリが既に公開されていますが、むしろその逆、問題を自動生成してくれるツールとか無いかなあ。
 初手を選ぶことを覚えたら、なかなかサクサクと攻略できました。ランダム文字盤を延々解いていたい。

 というわけで、グラビトンコアを集めるついでに色々と稼ぎ作業を行い、その過程で得られた成果を改めて書き出します。

 まず真っ先に、武器「フェローズピアス」「アヴェンジャー」を入手に走ります。『チェーンボーナスLv.2』のアビリティを持った武器で、特にJAMを担当することの多いセラ用に「フェローズピアス」は最優先で入手しました。
 材料はどちらも「汚れた爪x3+怪魔の翼x1」「新都アカデミア AF400年」でタキシム(レア:汚れた爪)を、「アガスティアタワー AF200年/51階」でヴェスペ陣風(レア:怪魔の翼2個)を狩りまくることになります。
 思ったよりヴェスペ陣風が出てこなかったり、アカデミアの自動エンカウントに相変わらずうんざりさせられたり、眠い頭で作業をしていたら汚れた爪を5個しか集めてないのにアガスティアタワーで怪魔の翼を集め終わって奇声を上げたりと散々でしたが、何とか集めることができました。
 また、これと並んでネラプシのレアドロップ「悲嘆の紅涙」を集めます。「悲嘆の紅涙x3+怪魔の翼x1」で、『ATB30%加速』のアビリティを持つ武器を購入できるためです。最初は落ちないから諦めようかと思っていましたが、旅行ガイドのNPCの所まで戻る間に、いつの間にか2人分が集まりました。またヴェスペ狩りの時間がはじまるお……

 これと並行して――というか自然に集まったモンスターがこんな感じ。
 ついでなので、「アルカキルティ大平原」「ヤシャス山 AF100年」などでもモンスターを集めてみました。
 さらに、追加でワイルドオーパーツも使って「ビルジ遺跡 AF300年」「ヤシャス山 AF110年」「ヴァイルピークス AF010年/AF200年」を回ってきました。
 その結果がこちらなのですが、ここからどれだけのモンスターを使うのやら…。

◆ATKのモンスター達
キチュー みんな大好きキチューたん。Lv.20の『ブレイブ対抗』が個人的に注目株。
限定的ではあるがJAM内蔵のATKとしてふるまうことができるようになる。
今回のカイアス戦で活かす予定が、今回はブレイブ状態にならないのか…。
イェーガー型 追撃系アビリティ『早期ブレイク』により、JAMとの連携力に優れる。
惜しむらくは早熟タイプなのでステータスが頭打ちになってしまうことか。
同じ早熟のドラゴネル型に比べてどうしても火力面で見劣りする。
ウミウシモドキ 地味ながら対抗系アビリティ持ちなので、面倒な自己強化を使う敵に有用かも。
序盤に仲間になることもあり、素の能力値がぱっとしないのが難点か?
というか特徴「弱い」って何だよ! これ何なんだよ!?
シルトパット陽炎 SDが「デプロテ+デシェル+ウィーク」と、ATKのものとしてはなかなかだろうか。
しかし、マイナスアビリティの『強力だがATB大幅低下』が痛い。
シルトパット類はどうにも外見のせいで割り食ってないか?
チュネルペトン 『ヒーリングレイン』持ちのアタッカー。
最後まで育てればHPも相当高くなるようで、使い道はある…かもしれない。
問題はATK・BLA枠は争奪戦が激しいことだが…
ヤシャ 最終ステータスではドラゴネル型に勝るのだが、グレード3のアイテムを要求し、
さらに何故か『強力だがATB低下』で下方修正されている。そこまでせんでも…
敵の時は打ち上げ攻撃が目立つのだが、意外にも『スマッシュアッパー』は覚えない。
◆BLAのモンスター達
タバスコガマ 今更? と思われそうではあるものの、ゴグマゴグ戦での起用を考えていた。
総合力でワサビガエルには劣るだろうが、水怪系のシンクロドライブはやはり強力。
物理特化BLAだが、ブロウ系を1種類しか覚えないのがもったいない…
ダウンプア 非常に攻撃的なシンクロドライブを持つ。ガッツ・ベール付与も美味しい。
しかし、エンブリザ使いのくせにブリザドを覚えないのが惜しい。
継承を自主規制している現状では、うまく活躍させるのは難しそうだ。
ヌマニュウドウ ロール・属性面からどうしてもブッカブーエースとの枠争いとなってしまう。
こちらはクリスタリウムレベルアップ回数が1回多く、素の魔法攻撃力が高いのが魅力。
しかし、ならばどうして『フロストブロウ』を覚えてしまうのか…。
ボム ボム系はたいていそうだが、初期修得している魔法が『ファイラ』のみ。
アビリティのラインナップとしては多少不満があるが、
『ファイガ』を最安値で覚えられるので、アビリティ継承素材が主な運用法か?
◆DEFのモンスター達
ランドガレオン 高いHP全属性半減と、凄まじいまでの不沈っぷり……
と思ったら、ライズもリジェネもないので割とあっさり沈むこともある。
シンクロドライブも便利。リベンジ系は…素の能力値の関係で威力が微妙。
クシャトリヤ 成長・継承を含めた場合、最強の呼び声が高いDEF。
物魔半減の耐性も備え、レベルを上げれば耐久力はイェニチェリ以上か。
リジェネガードがないのが、素のHP以外におけるイェニチェリ神との違いと見ていい。
銀チョコボ シンクロドライブの性能など、非常に攻撃的な側面も持つDEF。
また、修得こそ遅いが『リジェネガード』を覚えられる貴重なモンスター。
『味方戦闘不能で強化』の活用は難しいが、興味深さでは屈指のディフェンダー。
トーチカトータス ランドガレオンに比べて初期ステータスで劣るが成長力で勝る。
ただし物理・魔法半減が無いのでクシャトリヤには及ばないか。
費用対効果の面でもイェニチェリで十分なような気が。
◆JAMのモンスター達
アーリマン 『ウィーク』『カーズ』『デスペル』『ブラッド』の4種類とその全体魔法を使える。
継承無しだと、せっかく覚える『妨害系成功率UP』が若干もったいない。
……ところで、特徴の「ツッコミ」って何だ。まるで意味が分からんぞ!
黒チョコボ 『バイオ』以外の弱体系魔法を使いこなすジャマー。
ちょっと育てれば一通りの魔法が揃うので、ブラッド修得直前で止めるのも有りか。
関係ないけど、ヴァイルピークスだと雪が降ってて「黒」と認識できなかった。
◆ENHのモンスター達
コチュー 最後まで成長させれば、ENHとしては割と悪くないのでは無いかと思う。
問題は、ENHは本作の環境では空気と言われても仕方ない点か。
そうでなくても、キチューのアンサンブル要員としての起用もありや。
ピコチュー 成長させるとサッズさん的なアビリティを覚えるエンハンサー。
ボス戦ではお呼びがかからない気がするが、雑魚戦では有用かも。
貴重なキチューのアンサンブル要員でもある。和む。
ジャボテンダー 全く何とも言えない性能。ENH自体の出番が少なめな上、他で十分かも。
ちなみに、唯一『魔法低下』を覚え、継承させられるらしい。
考えようによっては使えるようだが…
プーマ夜光 『HP+10%』を無強化で継承させられる素材として有名なモンスター。
だが『プレッシャー+』をENHに付けられても何に使えと。
エン系で一人コンボできるけど、SDにカット値上乗せの実用はニュータイプ向けか。
インプ 『弱肉強食』を継承させられる2体の片割れ。SDの威力に直結するようだ。
そもそも『弱肉強食』の使いどころ自体が割と難しそうなのに…
また、『強化系持続時間UP』を覚える数少ないモンスターでもある。継承できないが。
ヤクシニー 『開始時ATB完全』(継承×)を持ち、『ブレイガ』を最安値で修得する。
シンクロドライブもあの『熱情の踊り』なので、通常プレイなら割と使いやすいのでは。
本プレイだとENHは足を引っ張りやすいけど。
◆HLRのモンスター
緑チョコボ エスナ系を覚えないHLR。
前回載せたルーチンだが、どうもエスナの優先順位は必ずしも最上ではないらしい。
それでも、HP回復を最優先で行ってくれる、心強いHLRになるはずだ。


■脅威に立ち向かう 〜 ネオンカイアス

 先述の通り、ヴァイルピークスやヤシャス山AF110年などのサブエピソードを進行させるついでに、今まで溜め込んできたCPをちょっとだけ放出し、そこのボス敵に何度か挑んでみました。
 しかし、こやつら――強い!
 ヤシャス山の「ウガルルム」は、まず『毒の息』でセラやノエルが一瞬で死ぬので論外。通常攻撃も範囲攻撃だわ、「デプロテ・デシェル」の追加効果はあるわ、ブラッドダメージは大きいわと、火力不足もあいまって勝てるヴィジョンが見えずに断念しました。『「DEF+HLR+DEF」で耐え抜いてシンクロドライブで攻撃し続ける』なんて方法も(間違いなく冗談半分で)提起されましたが、70回以上も決めるのは無理だよ……。
 ヴァイルピークスの「オーディン・ダスク」は、AF010年の第一形態にすら勝てませんでした。テスト用に分けたデータでモンスターを成長させ挑んでみましたが、倒すには最低でも3ブレイク、ほぼ4ブレイクは必要そうでした。
 ブレイクすれば攻撃が弱体化するからイケるんじゃね? と思う方もいると思うのですが、初回のブレイク以降は、一段階以上強化された状態のオーディンを相手にチェーンボーナスを重ねていくことになります。現状のHPでは、『烈破』→『天臨』のコンボで削られる量が多すぎて非常に不安定です。
 硬いモンスターのDEFを置いて遠くに誘導し、「ATK+HLR+DEF」「JAM+HLR+DEF」で攻め続ければ理論上勝てそうでしたが、10分ほど戦って削れたHPは1万程度。つまりこの方法で倒すまでに掛かる時間は10時間以上……('A`)
 ボスではありませんが、新都アカデミアAF400年の辺境にででんと構える「ガイセリック」にも挑んできました。開幕の『侵略の拳』で人間2人に5000ダメージ。完。
 DEFに攻撃対象を誘導させてみましたが、イェニチェリもクシャトリヤもランドガレオンもあっさりと叩き割られました。ゴブリンチーフに至っては通常攻撃のパンチで即死。これでは勝てる気がしない……。

 どいつもこいつも倒せなかったので、レベルアップの大義名分を得ると言う口実でストーリーを進めることにしました。グラビトンコアは集めておいたので、次元の狭間でカイアス戦です。今思えば、ここで積極的に戦ってドライブゲージを溜めておくべきだった。

 さて、このカイアス(時空の狭間)戦、ご存じの通り参加メンバーがセラとモンスターのみという非常に厳しい戦いとなります。
 HPこそたったの12000ですが、新技『スプレッドパルサー』によって殺傷力が極めて高まっており、例によって『心身活性化』(今回はHPを600回復+ヘイスト+リジェネの効果)があるのでだらだら戦っていては苦戦は必至です。
 私はアルティマニアなどを持っている訳ではないので、体感ではありますが敵の行動をまとめて見ましょう。

宣言名効果・備考
『混沌の心臓』 自身をリレイズ状態にする。開幕から2回目の行動でのみ使用。
一応完全な隙ではあるが、1度しかないので活用するほどのこともない。
『心身活性化』 最大HPの5%を回復+ヘイスト+リジェネの効果。
今回はブレイブ+フェイス状態にはならない。ブレイブ対抗が使えない(´・ω・`)
連続攻撃A 90程度の物理ダメージを与える攻撃を3回行う。
開幕直後の行動はこれ+『スマッシュアッパー』で固定。
連続攻撃B 物理攻撃×5→横薙ぎの連係攻撃。HPが減ると使用する。
合計で500程度のダメージ。デプロテ込みだと700程度。
スマッシュアッパー 100程度の物理ダメージを与えながら対象を打ち上げる
後半戦は空飛ぶ対象を『ギガグラビトン』で撃ち落とすまでがワンセット。
『グラビトン』 90程度の魔法ダメージを与える弾丸を3発発射する。
この後、『ギガグラビトン』か『スマッシュアッパー』に派生する。
『ギガグラビトン』 若干量のダメージを与えて動きを止め、次に300程度の魔法ダメージを与える。
叩き付けと引き寄せの効果がある。
『衝撃波』 400程度のダメージを与え、その約20%をブラッドダメージとして与える。
HPを減らすと3way弾となり、単発の威力は250程度になるが多段ヒットすることも。
一方で、他の攻撃に比べてのけぞり時間が短い気がする。
『スプレッドパルサー』 合計で約1000ダメージにも達する凶悪な攻撃。
ただし威力にばらつきがある?ようで、被害軽微で済むこともある。
『バハムートアイズ』 合計で30程度のダメージを与え、カーズ+デプロテ+デシェル状態にする。
他の攻撃によるダメージが増えるため喜ばしいものではない。
『チェーンカット』 チェーンボーナス値をリセットする。直後に『心身活性化』等を使用。
HPが約60%になった時は、次の行動で必ず行う。

 カイアスは、開幕直後からセラへ連続攻撃を仕掛けてきます。その後も執拗にセラを狙うため、かなり厳しい戦いとなります。
 まず最初に「セラDEF+モンスターATKを考えましたが、リジェネガードのないセラではあっさり叩き割られたためにボツ。
 続いて「セラATK+ブッカブーエースBLAという組み合わせを考えましたが、これも同様にボツ。
 「セラATK+モンスターDEFも考えましたが、『ギガグラビトン』等の範囲攻撃でセラのHPが足りなくなりボツに。
 特に『スプレッドパルサー』の威力がヤバいため、常にHPを1000以上に保つか、速攻を仕掛けて各種の狂った攻撃が来る前に倒すかの二択なのですが、今回はHLRを採用しました。速攻を仕掛けるとなると、やはり火力の狂ったドラゴネル型となってしまい、個人的に据わりが悪いためです。

 しかし、セラをHLRとしても、やはり問題があります。『グラビトン』を始めとして、カイアスのカット値が地味に高いため、行動を中断させられやすいのです。先述の通り『グラビトン』の直後に追加の攻撃が入るため、HPを回復し損ねるとそのまま死亡というケースも多々考えられます。というか実際そうなりました。
 そこで浮上するのが「気迫のアミュレット」『ピンチにガッツ』の効果を持つアクセサリで、ガッツ状態なら『グラビトン』を受けながらでもケアルでHPを回復できます。効果時間も割と長いので、発動さえできれば強力なサポートになるはずと考えました。
 ――が、この作戦もボツとなりました。まずHP量の問題から上手く瀕死状態に調整するのが難しかったのです。また発動できても『スマッシュアッパー』等で行動不能な時に『グラビトン』などが来ると結局死ぬし、そうだと最大HPが1100しかないため『スプレッドパルサー』の即死圏内となってしまいます。
 解決方法はHPの上昇。ついでなのでレベルを上げてHPを確保し、クリスタリウムレベルアップによって「アクセサリ装備能力の上昇」を得ておきました。当初は「ねじりはちまき」目的だったのですが、結局キープ値が活きることはありませんでした。無念…

 モンスターは、ドラゴネル型を除けば最大火力となるキチューを選択しました。
 今回は、ピコチュー&コチューも起用し、「アンサンブル」による火力アップも付けた上での速攻を狙います。本プレイでは実際に使える召喚レイドの枠は1個だけなので、残り2枠が全部ENHと明らかに実用性の薄いレイド編成であろうと関係ありません。そもそも厳しい戦いなので、これまで制限する気にはなりませんでした。しかし、継承できるアンサンブルをキチューとピコチューしか持っていないのは完全に嫌がらせだよなあ…。

セラ HLR Lv.09 ATK Lv.15 BLA Lv.31 DEF Lv.31 JAM Lv.18
HP 1343物攻 111魔攻 166ATB Lv.5
レイジングアーク シルバーバングル マジシャンサイン軽式
○HP+16% ○魔法攻撃力+8%
召喚 ATK Lv.16キチュー
HP 1424物攻 286魔攻 166ATB Lv.4
ENH Lv.01ピコチュー
ENH Lv.01コチュー
編成 [N] HLR+ATK

 色々と検討した割には、アクセサリは割と平凡なものに落ち着いた印象がありますね。HPが足りないなら仕方がない。
 ひたすらキチューに頑張って貰います。攻撃力か、はたまた行動ペースの速さか、相手の回復以上のペースで攻撃を通すことが出来ました。この編成なら『チェーンカット』も全く痛くありません。そもそもチェーン積まんし……
 そんなこんなで、危ういところではありましたが無事に勝利。うーむ、これグランドクロスverはどうすればいいんだろうなあ…

<動画>



 プレイ自体には影響を及ぼさないのですごくどうでもいいんだけど、わざわざセラ達を罠に嵌めて、アカデミー側に不利益があったらどうするつもりだったのだろうか。罠のオーパーツを渡したことをホープが知る由もないんだろうけど、ホープの最終目的である『人工コクーンの打ち上げ成功(と維持)』を結果として妨害したらどうするのだろうか。
 まあ4XX年からセラ達が未来を変えて、打ち上げに成功する未来にならない可能性もあるにはあるのだろうが…。
 「善き未来」を求めてたんじゃなくて、「自分がいる現在」を守ろうとしたという所では人間くさくて、嫌いになれないのは事実ではあるんだけども、ホープとライトニングの二人が好きだった私は、ちょこちょこ苛ついたのもまた事実だったりした。


■運ゲー、ふたたび

 さて、続いては「死にゆく世界 AF700年」でのゴグマゴグ戦――の前にノエルとカイアスの一騎討ちがありますが、今の成長具合で勝てる訳がないのでさっさと負けます。選択肢がATKぐらいしかなさそうなので、それこそ火力による平押しぐらいしか考えつかねえ……。
 その後はひたすら歩き続け、ノエルを加えての「ゴグマゴグ」戦です。

 で、戦ってみた感想。「予想以上に強い…だと…?」
 今回のゴグマゴグは『もだえる』自身に弱体・妨害状態を発生させ、『奈落の息』でそれをこちらに移し替えてきます。自分で確認したのは減力・減魔・激痛・忘却・弱守・弱心あたり。虚脱も発生するようです。  また、火属性攻撃である『紅蓮業火』(単体に150ダメージの魔法弾を8回放つ)『多重魔法』(魔法を複数起動)などを使用してきます。HP回復の『浄罪』については……まあ、そんなのもあるということで。回復量が貧弱すぎてどうしようもない。
 今回は、タバスコガマ『リセットソング』を使用する予定でした。……が、ドライブゲージを溜めるのを忘れており、せっかく育てたのに使えないという馬鹿馬鹿しいミスを犯してしまいました。仕方がないので、ワサビガエルの『ヒーリングレイン』で発生するベール状態で代用することに。
 ……が、それは相手をナメていた証拠。
 なんとベールを貫通して大量のdebuffが発生し、減魔・減力でまともなダメージを与えられなくなる以前に、激痛・忘却によって全員が棒立ちになってしまいました。
 この方法で受けたステータス異常は、そのままでは死ぬまで持続するため、忘却状態だけでも何とかしようと「ホワイトケープ」(忘却耐性+66%)を装備してみました。が、ホワイトケープ単品では普通に貫通されました。マジかよ…

 というわけで、方針は決まりました。またですが、デミ・ファルシ戦のように、大火力で速攻を仕掛けます。
 そのために、一度封印したドラゴネル型を再起用します。火属性弱点のため『紅蓮業火』が痛いのですが、遠隔『たたかう』の火力はそれ以上の効果があるはずです。
 敵の行動にはランダム性がかなり強く見られるため、運ゲーになる部分もありますが、逆に言えば2分程度で成功・失敗が分かるので、試行回数を重ねるだけなら問題はありません。

セラ BLA Lv.31 ATK Lv.15 DEF Lv.31 JAM Lv.18 HLR Lv.09
HP 1158物攻 111魔攻 184ATB Lv.5
レイジングアーク マジシャンサイン軽式&重式
ノエル BLA Lv.33 ATK Lv.24 DEF Lv.13 JAM Lv.01 HLR Lv.33
HP 1474物攻 167魔攻 128ATB Lv.5
スピリットブレイズ ヒュプノクラウン パワーリスト
○シンクロ加速+
召喚 ATK Lv.20ドラゴネル型
HP 3540物攻 612魔攻 205ATB Lv.3
編成 [N] BLA+BLA+ATK

 敵はチェーン耐性55/ブレイク値200%と、かなりブレイクしやすいため、チェーンボーナス武器ではなく、バニラ武器…じゃない、高攻撃力の武器を装備して火力を底上げします。
 後は『奈落の息』が来るタイミングが遅れるように祈りながら、ひたすら○ボタンを連打してブレイク、ドラゴネル型の火力に全てを賭けます。『奈落の息』の状態異常はどれも致命的なので、来る前に倒すしかありません。比較的ペインに強いドラゴネル型でも『奈落の息』の前には無力。時間制限は、かなり厳しいです。
 実戦では、むしろ『紅蓮業火』の連打によってドラゴネル型が先に落ちそうになりましたが、死ぬ前にシンクロドライブを叩き込み、危うい所ではありましたが撃破に成功しました。
 実は「ベール状態+ホワイトケープ装備」は試していないので、これならフォーグ状態にも耐えられるのかもしれません。もしそうだとしたら、もう少し別の戦い方もできそうですが、いずれにせよ減力・減魔状態が生じた時点でジリ貧になりそうです。今作の減力減魔は前作と異なりその効果は「半減」(注:前作は「90%低下」)なので、まだマシとは言えますが。

<動画>


 ……ふう。
 予想以上の苦戦を強いられましたが、いよいよ本編も大詰めです。
 ひとまず残るはパコ姉妹とラスボス4連戦。○ボタン連打でゆく時空の旅は、無事終着を迎えられるのでしょうか。いや、やるしかないなら――と言うものでしょう。

 私服セラで戦闘できる機会があったことに驚きながら、今回の締めとします。
 本記事をご読了いただき、ありがとうございました。

 

(2012年3月15日)

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