| . . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2026年4月3日の記事
管理人の日記

![]() |
|---|
野菜スープの原料となる、この謎の黒い液体の正体とは? |
私のレギュラー料理として、少し前まで「味噌汁」があった。飽きが来づらい風味に、大量調理が容易で、適当な余り食材・余り調味料を入れても大体おいしくなり、火が完全に通るため食材が少し悪くなっていても大丈夫…などなど、私の極限生活に欠かせない料理となっていた。
…しかしながら、私は、“業務スーパーで購入可能な最安帯の味噌”を使っているからか、イマイチおいしいと感じていなかった。余った野菜や調味料を最後まで使い切れるのはありがたいのだが、どちらかと言うと、楽しさ・おいしさというよりも、生きるための義務感で食べているという理由が大きかった。しかも、その味噌が、最近では何だか微妙に高くなってきて、金銭的なお得感まで薄れてきてしまったのだ。
――と思っていたのだが、「味噌が高い理由」のほうは判明した。というのも、味噌の材料といえば、そりゃあ大豆だろうと思っていたのだが、何気なくパッケージ裏を確認してみると、なんとコイツ、コメを使っているらしいのだ。ボッタクリで有名な日本米なんざを使ってやがったら、そりゃあ高いに決まっている。はい、おしまい!
というわけで。代替品として、私は醤油でスープを作ってみることにしたのだ。味噌も醤油も、塩ベースの調味料というのは同じだ。だが、どうやら、醤油を使うと、概ね半額ほどで、似たような味の濃さにできるようだ。
…さて、料理というのは、基本的に「腐っていない食材を使う」「塩ベースの味付けをする」の2点を守れば、食べられないほどマズくなることはない。だが、手前味噌汁のときは、味も好みではなかった。もちろん、値段の安さが最重要なのは当然だが、それで値段以上に満足感を下げてしまっては、物悲しい。工夫をして、少しでも楽しい食生活を送っていきたいのだ。
――そういうわけで、試行錯誤の結果、「野菜くずの醤油スープ」として、以下のような料理が完成した。
とまあこんな感じである。材料から調理法まで、全要素が雑な料理だが、私の思うスープ料理の魅力は、適当に作っても形になることである。このレベルの物を料理と言い張って、一気に6〜8食分とかを大量調理しているからこそ、こんな毎日更新の中でも、自炊生活が成り立っているのである。
…さて。初期は、この醤油スープを“味噌汁の代用品”と考えており、不出来な味でも仕方ないと思っていた。醤油の量も、「水に対して1/30程度」で調整をしており、しかも醤油一本で勝負していたため、食べられないことは無いが、かなり寂しい味であった。しかしながら、そこから醤油の量を気持ち多めにしたうえで、砂糖など少量の調味料と、そして若干の肉々しさを加えることで、風味がグーンとパワーアップした。さながら、鉄の中に少量の他金属を混ぜて、合金にするような感じである。今では、味噌の、あの“エグみ”とでも表現すべきか、独特のくどさが無いことから、むしろ醤油スープのほうが気に入ってしまっているくらいだ。
――というわけで。「野菜くずの醤油スープ」なんて、自虐的な名前を使ってしまったが、私の中では、味噌汁よりも良い料理が作れたと思う。安さを求めた結果、味まで良くなり、二重の満足感が得られるようになったのだ。うんうん、それもまた、やり込みだね。
(2026年4月3日)

2026年4月3日の記事を表示しています。