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[大逆転裁判] 「逆転5」…ヒロイン曲で殺人ギャラリー / やり込みinFF

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管理人の日記
1週間くらいずっと左脇腹が痛いのだけれど、ついに胃に穴でも開いたか?

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2025年8月18日(月)
[大逆転裁判] 「逆転5」…ヒロイン曲で殺人ギャラリー


 
みぬきちゃんのかわいい太ももを見抜くために3:2にした。後悔はしていない。


 今回から、
「大逆転裁判」のゲーム日誌としつつ、「逆転裁判」シリーズの過去作を振り返っていく話も入れていこうと思います。うむ、“1話につき約5時間のゲームプレイ”に対し、日記が1日分しか書けないというのは、効率が良いとは言い難い。前回の「メトロイドドレッド」の時なんて、ドレッド本編のゲームプレイより、むしろ、過去作の装備品の思い出のほうが多かったくらいだしな〜。

 その第1回は、
「逆転裁判5」を挙げてみたい。3DSで2013年に発売した本編作品であり、いつもの成歩堂王泥喜に、弁護士ヒロインの希月心音を加えた、トリプル主人公制を採用している。
 …さて、『5』の最大の特徴としては、「逆転裁判4」以来、
6年ぶりとなる、久々の本編作品ということだ。ご存じの通り、「逆転裁判4」は、伝説のシリーズ殺害ゲーであり、単品の作品として不出来なことは当然として、シリーズを通した作品展開まで困難にしてしまった。例えば、スピンオフの「逆転検事1&2」は、『3』と『4』の間(正確には、『4』の発端となる事件発生まで)の、非常に短い期間を舞台とせざるを得なかった。かくして御剣は、2ヶ月で10個の難事件を解決したということになり、こっそりとシリーズ最強の超人検事と化している。
 ――ちなみに、その「逆転裁判5」の評価であるが、ご存じの通り、「123には及ばないが、4よりは楽しめる」という程度に落ち着いている。低難易度や、コミカルすぎる作風など、問題は無いことはないが、
少なくとも『4』ほど極端に破綻しているわけではない。また、シリーズの流れとしても、『4』を完全に無かったことにする(例えば、変わらず成歩堂のみを登場させ続ける)といったことはせず、かといって言い訳集にもせず…という感じで、悪くない落とし所に出来ている。あの状況から、シリーズを蘇らせたというだけでも、大したものだ。そして、その後の「逆転裁判6」は、『5』で好評だったキャラ描写を更に掘り下げ、「456王泥喜セレクション」として、4から始まるシリーズを、無事完結させるに至った。FF13-2もビックリの、まさに逆転劇である。

コラ、シズヤレイ!


 ところで、そんな「逆転裁判5」では、シリーズにおいて、
「ギャラリーモード」が初搭載された。作中での名称は「スペシャルコンテンツ」という名称であり、「イベントカット集」では静止画を、「ムービー集」ではアニメ映像を、「クイズ逆転推理」では謎解き形式のミニシナリオ(序章以外は有料)を、それぞれ楽しむことができる。ちなみに、「クイズ逆転推理」は、リマスター移植の「456」には収録されていないので、非常に地味に、3DS版・スマホ版でオリジナルのコンテンツとなっている(※追加エピソードの「特別編」は収録されている)
 …さて、その「イベントカット集」であるが、そこでは、BGMとして、
『5』のヒロイン:希月心音のテーマ曲【YouTube】が流れ続ける。固定1曲であり、変更は不可能だ。題名に、彼女の口癖である「Let's do this!」が付けられており、聞いていると元気になるような、「逆転裁判5」を代表する1曲ではある。
 ――しかしながら。逆転裁判は、大半の事件において、殺人事件を取り扱っている。そのため、そのイベントカットとなると、ほとんどが「殺人現場」や、「その証拠品」を示した画像となる。かくして、逆転裁判5のギャラリーモードでは、
明るいヒロインテーマの中で、血生臭い事件のイラストたちが並べられるという、サイコパスな演出が為されるのだ。

 さらに。3DSは、カートリッジ
(カセット)にセーブデーターを保存する形式である(※DLCは本体紐づけ)。初プレイ当時、私は中古パッケージを買っており、既に全てが解禁されていた。そのため私は、ゲーム本編をプレイする前に、最終話までのイベントカットを見ることになったのだ。元気で明るいBGMの中、まだ知らない殺人シーンを大量に見せられ、何なんだこのゲームは…と、恐ろしい気分になったことを覚えている。
 …ただし、カプコンも、“中古でソフトを手に取る人”のことを想定していたのか、「逆転裁判5」の静止画カットには、
決定的なネタバレは存在しない。1話と2話は、まあそれぞれ冒頭で犯人が分かるタイプであるから良いとして、3話以降については、犯人をずばり示した画像は存在しない。それ以外の重大な秘密に関しても秘匿されており、例えば3話では、容疑者とされる2人の男子生徒が持っている重大な秘密について、全く触れられていない。そして、4・5話の犯人にして本作の黒幕と言える“亡霊”の正体についても、これまた静止画集から計り知ることは不可能だ。
 ――というわけで、私のように、“中古で買って先におまけコンテンツから先に見る”という不届きなプレイスタイルを選んだとしても、作品の楽しみを失うようなことはなく、むしろ、
更に興味が深まる設計になっている。さすカプやん。

 ちなみに、「逆転裁判6」のギャラリーモードについては、特にこのような配慮は無かったと思う。私は、スマートフォン版でプレイをして、ギャラリーモードがあったことは覚えているが、その演出については、
特に記憶に残っていないので、多分、『5』のような素っ頓狂な演出は為されていなかったのだろう。また、リマスター版の「456」では、ギャラリーモードのUIが変わっているらしく、やはり再現はされていない。
 ――というわけで、
「ポップなヒロインテーマの中、大量の殺人写真を見せられる」という狂気の演出を楽しめるのは、3DS版およびスマホ版の「逆転裁判5」だけということだ。マジで、なんであんなことにしたのか分からないのだが、とりあえず印象に残る演出だったことは確かである…。

(2025年8月18日)

登録タグ/ ゲーム一般 逆転裁判
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