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管理人の日記
平日も時間的にはやり込みプレイや日記更新が行えそう。あとは気力の問題だ…
「はい」を選んでしまうと4分30秒のポエム(飛ばせない)が入る… |
最近、悩んでいることがあって、それはコーヒーの種類として、インスタントコーヒーか、それともドリップコーヒーを選ぶかという話である。
…まず、私は酒を飲まない代わりに、コーヒーを痛飲している。そして、味としては、砂糖入りのカフェオレのほうが好きなのだが、飲む量が1日ずっと自由な日だと5〜10杯程度と非常に多くなるため、朝の1杯以外は、基本的にブラックコーヒーとしている。この国で許可されている唯一の薬物はカフェインである…(【日記:2021/9/13】)。
さて、粉末タイプのコーヒーの分類としては、大きく「レギュラーコーヒー」と「インスタントコーヒー」に分けられる。レギュラーコーヒーは、液体を通し、成分を濾し取るタイプのものであり、出し殻のほうは利用できない。一方のインスタントコーヒーは、お湯を注いでそのまま飲めるものであり、抽出時間が必要ないうえに、設備やゴミを最小限にできる。
…やれ、こう書くと、インスタントの圧勝に思えるが、しかし、元々のコーヒーの楽しみ方はレギュラーのほうであり、風味には雲泥の差がある。同程度の価格の製品、かつ私レベルの舌であっても、ハッキリと「インスタントは代用品」と言い切れるほど、両者には差が存在するのだ。
――そして、本日のお題である「ドリップコーヒー」は、レギュラーコーヒーの仲間である。だいたい、10cm×10cmくらいの薄いプラスチックの袋に、紙パックが入っている。これを破って広げ、コップに掛けて上からお湯を注ぐことで、抽出されたコーヒーを楽しめるというものである。あくまでレギュラーコーヒーだが、専用の抽出機などは必要なく、パック1個から楽しめるため、レギュラーとインスタントの間を取った製品と言えるであろう。
こちら、14万3000円となっております |
さて。私は、これまでインスタントコーヒーばかりを飲んでいた。やはり、小さな袋1個ぶんの粉末(または瓶の中の粉末を少量)にお湯を注ぐだけという極小の作業量に手軽さを感じていたからだ。だが、文字通り、それに味を占めており、他のタイプを試さなかったという理由もある。
…そして今回、機会があってドリップコーヒーを飲んでみたところ、圧倒的に味の違いを感じたのだ。コーヒー豆が焦げた感じとでも言おうか、インスタントとはハッキリ違う香りがある。これだけ違うと、もはや別の飲み物という感覚である。
――いっぽうで、手間に関して言うと、お湯を沸かす時間を抜きとして、インスタントは数秒であるが、ドリップについても、“蒸らし”などをこだわらなければ、30秒程度で完成する。また、インスタントは、個包装タイプを前提として、乾いた小さなプラスチックのゴミが出るだけであるが、ドリップは、しっとり熱く濡れた紙パックが廃棄物として残るので、出先で飲んでバッグに突っ込んだりすると、悲惨なことになりうる。
そういうわけで。私としては、インスタントとドリップの性能差を見極めて、使い分けていこうと思った。
…のだが、自分の部屋で飲むときには、ドリップを主力としていこうかなあとも考えた。確かに、ドリップは多少の時間が掛かるものの、コーヒーはそんなに一気飲みをするような飲み物ではないため、数秒が30秒になる程度なら許容範囲である。また、自分の部屋であれば、ゴミもそのまま燃えるゴミへと突っ込めば問題ない。多少の手間を掛けて、その手間よりも大きな満足感が得られるなら、そちらのほうが良いかな、と思ったのだ。まあ、豆どころか土から整え始めるタイプのコーオタ(“コーヒーオタク”の略)に比べればまだまだであるが、こだわりの第1歩目、という感じである。
――そんなわけで。次の買い出し時には、安いドリップコーヒーを100袋くらい買ってくるね…?
(2022年4月4日)
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