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国が過ちを犯した時、何ができるか / やり込みinFF

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管理人の日記
ゲームなら「買わない」、会社なら「辞める」、しかし国家では…

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2022年3月20日(日)
国が過ちを犯した時、何ができるか


 
「嫌なら出ていく」のが一番の対策だが…


 国内外で大規模な災害等があった時、必ず寄付や募金が立ち上がる。しかし私は、
そういったものに、個人としては協力をしないことにしている。
 …その理由は、
国が正しいことをやっているからだ。社会的な救済が必要となるような大きな災害等の場合、ほとんどにおいて、国が音頭をとって、人員や物資などの支援を大規模に行う。もちろん、その費用は、我々の払っている税金だ。だから、国が正しいことをやっているのであれば、その国で生活をして税金を払っている限り、間接的な支援を行えていることになる。だから、何も引け目を感じることは無いのだ。
 ――無論、募金行為が無駄であるとは言わない。むしろ、人並みの税金を払ったうえで、更にプラスアルファで貢献をするというのは、とても素晴らしいことである。ただ、そういったプラスアルファをしなくとも、国が正しいことをしていれば、その国を構成することで、社会貢献はできているのだ。

 しかし、今回の話題は、その逆である。つまり、
国が過ちを犯した時、いち国民として、果たして何ができるであろうか。まず、上記の例を逆に考えると、税金を払わない、つまり脱税をするというのが最も効果的であると思われる。
 ――だが、言うまでもなく、
脱税は犯罪である。そもそも個人であれば、給料からは勝手に税金が引かれているし、買い物をすれば自動的に消費税が支払われるため、それを切り離すのは容易ではない。しかも、いくら政治が気に入らないからと言って、明確な犯罪で対抗するというのは、決して褒められたことではないし、取締の恰好の対象となってしまう。主張の正当性自体も疑わしくなってしまうだろう。

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 次に、「国から出ていく」という方法が考えられる。
実は、これが最も効果的だ。何故なら、どのような組織・媒体にでも言えることだが、「嫌なら出ていけ」と言うと、必ずそのコンテンツに必要な人間から消えていくからである。
 …やれ、個人の特定に繋がりかねないので曖昧な表現とするが、私の知っている人に、
元中国人の医師が2人いる。その2名は、今から30年ほど前に、本人または親が中国から日本に渡ってきて、そのまま日本に定住して医師となった(最終的に、両者とも日本国籍を取って、日本人になったらしい)。その2名とは、全く別の環境で出会っており、両者に関連性は無いのに、奇妙な符号である。今から30年ほど前の中国と言うと、名前を出してはいけない某事件があった頃であり、そう言えば片方は、その事件との関連性を口にしていた気がする…。
 ――まあ、憶測に過ぎないが、中国が、ああいう国家レベルでの事件を起こしたため、それにより、“海外で医師になれるような優秀な人材”を国から失ってしまったのだ。
やはり、「嫌なら出ていけ」は、優秀な人間から出ていってしまうのである。それは、国家にとって、取り返しの付かない損失であろう。

 ただし。「国から出ていけ」という言葉を、ソシャゲ辞めろという感覚で口に出す輩も居るが、
言うまでもなく容易ではない。
 …やれ、私などは、
「国内での都道府県外への引っ越し」であり、「@住む場所と仕事が決まっている」かつ「A資金面での心配がいらない」かつ「B準備期間が長く取れる」かつ「C言語も通貨も文化も同じ」などというほぼ障害の無いも同然というレベルの移動である。しかし、それですら、なかなか困難に感じてしまう。国を出るとなると、この@もAもBもCも欠けているという場合もザラであり、私からしてみると選択肢にも入らない。
 ――つまり、「国の政治が気に入らないので、国から出ていく」という方式は、
不可能ではないが、現実的には実行困難で、ほとんどの人にとっては選べない手段なのだ。多分だけど、国の方針に異を唱えて国外脱出ができる人など、1%も居ないだろう。「嫌なら出ていけ」ではなく、「嫌だと思わないような環境にするには何を変えれば良いか」ということのほうが、問題の解決策としては前向きである。

FF9のアレクサンドリアが徴兵制なら、どうあがいても国に従わざるを得ない


 その他、気に入らない議員や政党に対し、選挙で投票をしないという方法がある。
これが正攻法であり、現在の日本ではこの方式が通るであろう。
 …ただ、海外では、一般的な観点から考えて、
“不正”と表現すべき選挙が行われることがある(議員選出や投票行為に何らかの圧力が掛かる、または投票先自体を改竄してしまう)。これは、ただ「住民の支持がある」という裏付けがほしいだけであって、選挙で出た結果の逆が正解で、大きなミステイクである。だが、海外で起きているということは、日本でも絶対に起こらないという保証は無い。
 ――最後に、抗議デモやテロといった、暴力的な手段に訴える手もある。だが、そうなれば権力者の思うつぼであり、よく訓練された警察や軍隊により、容易に鎮圧がされてしまうだろう。あんなものに、個人で勝てるわけがない。そして、“そういった物に参加する”、または“参加する意思を見せる”というだけで、今の仕事や人間関係は容易に壊れてしまう。そこまで芯を持って抗議をすることは、私にはできないのだ。

 そうやって考えていくと、恐ろしいことに、
自らの国家が過ちを犯した時、我々に対抗する手段はほとんど無いことに気付いてしまった。「国から出ていく」「立場を捨てて抗議活動をする」など、行動に移せる人は、凄い人である。そして、私は凄い人ではないし、恐らくほとんどの人は凄くないのだ。
 …まあ、
今の日本は、選挙が機能しているため、しっかりと政治に関心を持ち、誤った方向へ進みそうな時は、投票でそれを軌道修正していくことが有効だろうと思われる。だが、政府か国民が暴走して、選挙がストッパーとして機能しなくなれば、本当に個人単位ではどうしようも無い。そういった際に、社会に異を唱えれば、それだけで仕事や人間関係といった“自分の人生”を壊してしまう恐れがある。
 ――以上のことにより、私は、日本が極端な過ちを犯したとしても、何もできないし、恐らく抗議の声すら上げられないであろう。我慢をするしかないのである。ただ、そうなる前に、日本が間違った方向に進まないための投票先については、しっかりと考えていこうかな…。

(2022年3月20日)

登録タグ/ 社会一般
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