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PSnowでFF7,8,9、10&10-2、12の配信が決定! 一方13は…(泣) / やり込みinFF

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管理人の日記
FF13の13周年である2022年12月までにリマスター版が発表されなければXboxを買います(断言)

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2021年9月3日(金)
PSnowでFF7,8,9、10&10-2、12の配信が決定! 一方13は…(泣)


 
この続きの2022年2月にFF13リマスターが発売されるんだよ!!!11


 本日、PSハードのサービスの1つである「PSnow」にて、FFシリーズ作品が配信されると発表された。
【該当記事はこちら】であり、対象タイトルは「FF7,8,9(全てPS4リマスター版)」「FF10&10-2 HDリマスター(PS4版)」「FF12 ザ・ゾディアック・エイジ(PS4版)となってしまった…。

 さて、上のような書き方をした理由は、もちろん、
今回もFF13シリーズが外されているからである。当サイトを長く読んでくださっている皆さまは、とっくにご存じであろうが、「FF13」、およびそのシリーズ内続編である「FF13-2」「ライトニングリターンズ」は、PSハードにおいて、全てPS3でしか発売されていない。そして、PS4とPS5は、PS3の互換機能を持っていないため、FF13シリーズを遊ぶためには、PS3本体を用意しなければならなくなっているのだ。一応、まだまだ中古市場にPS3は出回っているとはいえ、「FF13のためだけに本体を買え」というのは厳しいであろう。
 …ちなみに、他社製ハードに目を向けてみると、まずニンテンドースイッチには、最近になって「FF7,8,9」「10&10-2」「12」が移植されたが、
やはり13は見送られた。一方で、Xboxにおいては、まずPS3と同世代であるXbox360にて、FF13シリーズの3作が発売された。そして、その後継機であるXboxOneとXboxSeriesXでは、互換機能でFF13シリーズを楽しめる…どころか、事実上のリマスター版として、より高画質なFF13シリーズ作品を、追加料金なしで楽しめるようになっている【日記:2019/2/27】。その他、FF13シリーズ作品は、PC版も発売されており、こちらも性能が許せば、PS3よりも優れたグラフィックでのプレイが可能となっている。
 ――そんな感じで。FF13は、
何故かPSハードにて冷遇が為されている。FF13は、日本PS3での売上1位のタイトルであり、あの時代を代表するゲームと言って良いと思うのだが…。そして私は、Xboxハードを持っておらず、PCもゲームをするためのものだとは思っていないため、未だにFF13シリーズを遊ぶためだけにPS3を用意しているくらいだ。PS4の時代にも、事あるごとに移植やリマスターを熱望していたが、ついにその夢は叶わなかった。そのため、更なる次世代機のPS5には期待をしているところなのだが、今回のPSnowでの非配信は、まずは出鼻をくじかれたという感じである。

 そして、
「PSnow」というサービス自体についても触れておこう。これは、PSハードで使える月額制のオンラインサービスであり、かつては「ストリーミングでのゲームプレイ」のみを提供していたが、現在はレンタル形式のダウンロード版も配信しているようだ。
 …やれ、この
「ストリーミング」という言葉がややこしいが、PSnowで行われているのは、YouTubeやアマゾンプライムなどに類似した、動画配信サービスのゲーム版と言えるものである。利用者の元には、インターネットを通してゲーム動画が送られてくるので、それに対してボタン操作を送信し、映像と音の反応を得る。それを繰り返すことによって、ゲームをプレイしていく…というものである。当然、常時オンラインが必須であり、通信速度が足りなければ画質の劣化や操作の遅延が起こるものの、機器の処理性能に関係なくゲームが遊べ、ソフトの準備すら必要ないという魅力がある。インターネットに繋がりさえすれば良いので、携帯電話でFF13を楽しむことも可能であり、実際にそういうサービスが存在したこともある。または、PS5ソフトをPS4本体で遊ぶということも、ソフトの配信さえあれば可能である。私はPS5を未だに買えていないので、この方法で何とか救済してくれませんかね…。
 ――なお、この「ストリーミングによるゲームプレイ」は、
用語が乱立しており、「クラウド」とか「オンデマンド」などと呼ばれることもある。だが、表すところは全て同じであり、ボタン操作によってゲームを動かせるYouTubeである。

 しかしながら、このストリーミング形式は、
いささか時代が追いついていないためか、本格的な普及には至っていない。長くサービスが続いているのは「PSnow」くらいで、最近やっと「Xboxゲームパス」も対応をしたようだ。他は、GoogleだとかAppleだとかの超巨大企業が参入したり、スクエニ独自のクラウドサービスを配信したりということも耳にしたのだが、それらが今どうなっているかは、知るよしも無い。そして、私自身についても、ゲームのダウンロード版やオンラインプレイはよく使うものの、ストリーミングだと所有欲を満たせず、インターネット環境も必ずしも潤沢というわけではない。
 ――そんな環境を反映してか、現在のPSnowでは、ストリーミングだけでなく「ダウンロード」も行うことができる。この場合、自らのゲーム機でソフトを動かすため、遅延の問題を解決できる。ただし、ストリーミングの長所も無くしており、
月額制のDL版ソフトのレンタル屋であると言える。なお、PCでプレイする場合は、PCにPS4の機能が無いため、ストリーミングのみとなる。今回のFFシリーズ5作品の配信は、PS4とPS5では「ダウンロード/ストリーミング」、PCでは「ストリーミング」となっている。ダウンロードのほうが先に書かれているのが、現在のPSnowの立ち位置を象徴していると言えよう。

ん…? 「Disc版/DL版」ということは、PS3の初代FF13にも、DL版がどこかに存在する…??


 ところで、そんな「PSnow」と、FF13シリーズの関係を述べてみると、
実はPSnowのサービス開始当初は、FF13が配信されていた。検索を掛けてみたところ、【その当時のPSblogの記事】があるので、参照してみてほしい。
 …ただし。このFF13のPSnowでの配信には、
猛烈な問題があった。それは、独自料金を取ることである。現在のPSnowは、基本料金を払えば、配信されているゲームを全て楽しめる(はずである)。ところが、サービス開始当初のPSnowには、ソフトメーカーへの配慮なのか、基本料金ではプレイできず、独自の料金を徴収するタイトルがあった。FF13もその1つであり、「4時間で432円」「7日間で864円」「30日で1080円」「90日で1944円」という料金体制になっていた(現在はFF13の配信自体が消滅)。4時間は論外であり、1週間でも急かされるため、まあ実質的に1080円からのプランと言って良いだろう。
 ――やれ、皆さまご存じの通り、当時においても、FF13の中古PS3ディスク版は、500円以下という極めて安価で出回っていた。
よって、1080円からという配信価格には、全くお得感が無い。しかも、中古ディスクのフルゲームより高い値段を払って得られるメリットは、PS4とPSvitaの本体で一時的にプレイできるというだけであり、その他の面は全てが劣化版なのである。というわけで、さすがの私も、これに手を出すことはしなかった。この機能を使って、FF13を最後までプレイした人が、果たして居たのだろうか…?

 そして。当時のPSnowは、FF13だけでなく、
目玉となるようなタイトルは全て独自料金であり、基本料金側には、やりたくなるようなタイトルがまるで見つからなかった。そのうえ、上のブログの記事によると、基本料金も1ヶ月2500円・3ヶ月5900円ということで、地獄そのものの状況である。
 …いっぽう、現在のPSnowは、1ヶ月プランが1180円、12ヶ月利用権なら月額換算で582円、セール最安の30%OFFの時なら月額換算407円と、
比較的まともな価格になっている。また、ニンテンドースイッチの「スイッチオンライン」や、Xboxハードの「Xboxゲームパス」のように、競合他社が重なるところのあるサービスを出してきており、それらとの競争により、PSnowにもテコ入れが為されるようになってきた。実際、今回のFF作品5タイトルについても、1回クリアして終わりで良いのであれば、通常のダウンロード版を購入するよりも割安となる。
 ――ただ、
PSnowでは、人気タイトルは期間限定となることがあるようなので、そこも気を付けておきたい。例えば、過去には「エースコンバット7」が配信されたこともあったが、これは3ヶ月限定であり、現在はプレイ不能となっている。今回のFFシリーズについても、冒頭の画像に「期間限定」と書かれており、最後のひと月でまとめて遊ぶということは不可能だろうと思われる。やれ、「追加されたタイトルをずっと遊べるか」「新発売のゲームが登場するか」「基本のオンラインサービスと別枠になっているか」は、PSnow・スイッチオンライン・Xboxゲームパスで全て異なっている。ややこしや…。

 ということなのだが、話をFF13主体に戻すと、現在のPSnowではFF13が配信されていないため、
やはり現行PSハードではFF13シリーズは遊べないというところに戻ってきてしまう。
 …やれ、現在のPSnowでは、「PS4ソフトを、PS4かPS5で遊ぶ場合は、ダウンロード/ストリーミングで」「PS3ソフトを、PS4かPS5で遊ぶ場合は、ストリーミングで」「元のソフトに関わらず、PCで遊ぶ場合は、ストリーミングで」という形式で運営がされている
(PS5ソフトは、まだ配信されていない?)。そのため、7からのFFシリーズ追加の流れに乗って、FF13もストリーミング限定で無理矢理に揃えることは可能だったはずである。しかし、採算が取れないのか、またはFF13に嫌な思い出があるのか、やはりFF13だけはプレイ不能となっているのだ。

 そんなわけで。私は、
PS5でFF13シリーズのリマスター版を出すべきと今後とも主張しつづけることになる。
 …ちなみに、他機種版については、私はパソコンをゲーム機だとは捉えていないため、「ゲーミングPC」と呼ばれる専用機を買う予定は無い。また、事実上のリマスター版を遊べるXboxハードについても、買う場合には、
FF13専用機となる。旧作を高画質で遊ぶためだけに、決して安くないゲーム機本体を買うのは、かなりの覚悟が必要である。そして、ニンテンドースイッチへの移植については、プレイ層やプレイスタイルを広げる施策として有用であり、是非やるべきだと思っているが、本体性能の制約より、PS3版とは“相互互換”的な扱いとなるであろう。
 ――まあ、欲を言い始めると、「成長のやり直し機能が欲しい」「アビリティのON/OFF機能が欲しい」「7リメイク第1弾のように、ハードモードやチャプターセレクトを入れてほしい」「セブンスアークなど、没になったDLCを追加要素として復活させてほしい」などと、キリが無くなってしまうのだが、とりあえず、
まずは現行機でFF13を遊べるようにしてほしいのだ。正直、FF13はPS3の普及にかなり貢献したタイトルだと思うのだが、現在においては、ソニーではなくマイクロソフトのほうが手厚く扱っているというのは、私には理解できない状況である。ソニーが悪いのか、スクエニが消極的なのかは知らないが、もはや誰が悪いのかということはどうでも良い。「FF13が現行機で遊べない」という悪い状況を、なんとか解決してほしいものである…。

このセリフは時期によって異なるが、どちらにせよ「神羅の軍事組織=ソルジャー」ではない


 
おまけである。冒頭に掲載した、【PSnowでFFシリーズ5作品が配信決定(ただし13を除く)!】の記事では、配信が決定された各シリーズ作品について、簡単なストーリー紹介が為されている。しかし、これが微妙にズレているので、それに逐一ツッコミを入れてみることにしたい。まあ、英語の記事から翻訳しているということで、微妙にカタコトっぽくなっているのだが、それにしたって変な部分が存在するのだ…。



FF7
 星の生命エネルギーを直接吸い上げた資源「魔晄」。その発見は新たな時代の幕開けとなり、今ではそのエネルギーが世界中の人々の生活を支えています。しかし神羅カンパニーは、魔晄の生産を独占し、巨大な覇権を確立――その影響力は世界の隅々にまで及んでいました。
 
神羅カンパニーの軍事組織「ソルジャー」の元兵士であったクラウドは、反神羅組織「アバランチ」に“仕事”として参加します。神羅カンパニーの魔晄炉を破壊する作戦のさなか、クラウドの宿敵「セフィロス」が復活したことを知り、この星が予想以上の危機に瀕していることが定かとなります。

 神羅カンパニーの軍事組織は「ソルジャー」という名称ではなく、あくまで神羅軍の精鋭部隊、またはそれに所属する者が「ソルジャー」であり、この書き方だと「神羅兵=ソルジャー」と誤解する恐れが強い。また、セフィロスの話が出てくるのは、神羅ビルに突入してからである。そして、「定かとなります」という書き方は、私は使ったことがない。
 とまあこんな感じで、
確かに間違ってはいないが、何かおかしいという感じの文章になっているのだ…。



FF8
 魔女イデアの影響下にあるガルバディア共和国は、世界中の国々に対して大規模な軍隊を動員していました。スコールをはじめとする特殊部隊「SeeD」のメンバーは、レジスタンス活動を行うリノアと協力して、ガルバディア共和国の
横暴な支配に対抗し、魔女イデアの目論見を阻止しようと戦います。

 間違ってはいないが、
ガルバディアが直接の敵となるのはDISC1で終了なので、ちょっと実際のゲームとは印象が異なる。「横暴な支配」「目論見」は…まあ、たぶん直訳だから、こういう言葉になったのだろう。



FF9
 ガイアの四大陸のひとつ「霧の大陸」では、奇妙な出来事が起きていました。女王ブラネが治めるアレクサンドリア王国は、テラからの使者「クジャ」の命を受け、他国への侵攻を開始。アレクサンドリア王国で偶然出会った
ジダン、ビビ、ガーネットの3人は、自らの出生の秘密、命の根源たるクリスタルの存在、そして帰るべき場所を探す旅に出ることとなります。

 
あーーーー……やっちゃったよ……。まあ、アルファベット表記は“Zidane”だから、気持ちは分からなくも無いが…。
 また、「ガイアの四大陸」「テラからの使者」は、ゲーム開始当初は知る必要の無い情報であるし、クジャとブラネに主従の関係があるような解釈も
奇妙である。ちなみに、後半部の文章は、ジタン・ビビ・ガーネットが主体なことを正確に捉えているなど、良く書けていると思う。



FF10&10-2
 『FINAL FANTASY X』の舞台は、大いなる厄災「シン」に支配された世界「スピラ」。エボン寺院では、シンは人間の罪の象徴とされており、エボン教の教えを守り、罪を償うことで浄化されると教えられています。召喚士であるビサイド島のユウナは、この恐怖を打ち破るために巡礼の旅に出ることに――ユウナのガードとして異世界から来たティーダが加わり、シンにまつわる謎を解き明かしながら、世界を救うための旅が始まります。

 何かピンとこない文章なのだが、その理由が分かった。
「究極召喚で『シン』を倒す」という説明が無いからである。
 ちなみに、ほとんどの人は、その違和感に振り回され、
10-2が完全スルーされているということに気付いていない。



FF12
 それはイヴァリースと呼ばれる世界の物語。強大な軍事国家アルケイディア帝国の侵略でダルマスカ王国が滅亡した戦争から、2年――戦禍に家族を奪われた少年「ヴァン」は、帝国に占領された街でたくましく生きながらも空賊となって大空を駆ける自由に憧れていました。王家で唯一生き残った王女「アーシェ」は、ひそかに解放軍を率いて祖国の再興をめざし、帝国への復讐こそが義務だと誓っていました。戦乱の時代に出会った彼らの願いと希望が、人々の運命を結び、そして国々の命運をも変えていきます。

 ヴァンの両親が死んだのは、戦争よりも前の流行病である。まあ、当時から戦乱が多く、それによる経済状況の悪化などで、感染症を患い、適切な医療も受けられなかった…という解釈もできるため、こんな細かいところまで突っ込むべきではないだろう。
 それよりむしろ、FF12は他のシリーズとは
だいぶ作風の異なるゲームであるため、物語だけで表現するのは適切でないように感じる。ガンビットやシームレスバトルといったシステム部分、「オイヨイヨ!」とか「バルフリャー!!」みたいな名言、真のライバルキャラクターであるモブや召喚獣に触れてほしい。まあ、FF7,8,9,10と、ストーリーについて書かれているのに、12が何故か「ガンビットによる自動戦闘が特徴的だ。全45体のモブと13種類の召喚獣がライバルとして君を待ち受けている。やらないなんてムセテンナヨ!」みたいな紹介文だったら、浮きまくってしまうのだが…。




(2021年9月3日)

登録タグ/ ゲーム一般 FFシリーズ
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