.                                                                                                                                                                                                                .
「ネットハイ」、半額キャンペーン実施中! / やり込みinFF

トップページ > 管理人の日記 > 2016年7月16日の記事

管理人の日記
ナビ子かわいい(未来)

←前の日の記事へ 次の日の記事へ→

 
今のところPSvitaで一番好きなゲームです


 朗報である。あのPSvita/「ネットハイ」が、夏休み限定(〜8月31日)半額セールの対象になるという。これにより、DL版の販売価格は2689円、そしてPlus民の皆さまならば更に10%引きが為され、2151円という破格中の破格の価格設定となっている。これを機に、未プレイの方には、是非とも「ネットハイ」を遊んでほしいものなのだ。
 …まず、基本情報からおさらいをしていこう。「ネットハイ」は、ネット世界を舞台にした討論バトルのゲームであり、システム的には「逆転裁判」によく似たものが採用されている。しかしながら、その内容の特異さや、シナリオの秀逸さ、PSvitaの性能を活かした美麗グラフィック、そして出演声優さんたちの名演などから、決して単なる模倣作と切り捨てることはできない。特に、当サイト読者の皆さまのような「ネット世界を愛する方々」には、是非ともプレイしていただきたい一品となっているのだ。
 ――ちなみに。皆さまご存知の通り、当サイトでは昨年12月【2015/12/27】と今年2月【2016/2/8】に、既に2回に渡って「ネットハイ」に関する記事を書いている。というわけで、今回は3回目の紹介記事となるのだが、このことはそれだけ俺が「ネットハイ」というゲームを世に広めたいと思っているからなのだと判断してほしい。俺にしてみれば、初プレイから半年以上が経ち、生活環境が大幅に変わった今なお、PSvitaで一番思い出に残っているゲームとなっているのである。そして、僅かな時間を縫ってでも、3週目のプレイを少しずつ進めていきたい…そういう、意義深い作品になっているのだ。このまま電子の海に埋もれさせてしまうのは、あまりに惜しいものなのである。

 では、そんな「ネットハイ」の最大の魅力とは何なのか。それは、少年漫画のような王道で清々しいシナリオ展開なのである。
 …というのも。本作のメインテーマは、「リア充を爆発させて炎上させる」というものである。だが、こういう作品は、一歩間違えれば「成功者たちの揚げ足をとって引き摺り下ろし罵倒する」という“痛快”を履き違えた内容になったり、ネットネタを散りばめただけの薄ら寒い展開になってしまいがちである。しかしながら、この「ネットハイ」では、登場するリア充はすべて人間らしい“弱さ”を抱えており、物語はその弱さを認めたうえで本当の自分を取り戻そうという形で進行をしていく。そういった「痛快」ならぬ「爽快」なシナリオ展開こそが、この物語の最大の魅力であることは、プレイした全員が認めるであろうまず間違いの無いことなのである。そしてその後の物語は、「リア充を爆発させる」と言った軽薄なテーマとは裏腹に、いじめ問題・薬物汚染・全体主義・科学技術による人類の進歩といった壮大なテーマにまでも足を進めていく。こういう社会派なところも、「ネットハイ」の魅力の一つなのである。
 ――やれ。俺に関して言えば、この「ネットハイ」をただのウケ狙いのゲームだと敬遠していたのも今は昔、体験版のプレイ後はその世界観に完全に魅了をされ、即座に製品版を購入してしまった。そしてそれだけでは終わらず、その後も忙しい中で2週目・3週目とプレイを重ね、3月に発売されたサウンドトラックの楽曲も、携帯電話に入れて今でも毎日のように楽しんでいる。俺が、これだけ単一のゲーム作品にハマりこんだのは、あのPS3/「ファイナルファンタジー13」以来、初めてと言っても良い。それだけの、歴史的な影響力を持ったタイトルだったのだ。

 そんなこんなで。俺は、夏休みの半額セール、Plus民なら60%引きという驚きの価格設定のうちに、この「ネットハイ」を是非楽しんでほしいと思うのである。
 …まったく。皆さまに関しては、特に難しいことを考えられる必要は無いというものであろう。こういう、骨董品のようなページを楽しんで読んでおられる以上、皆さまがそもそも「ネット世界」という文化が好きであろうということはまず間違いないのだ。それならば、この「ネットハイ」という作品が楽しめることは、ほぼ確実と言って良いだろう。なあに、2000円台という価格で、プレイ時間も20時間程度というものであれば、10巻くらいで完結した漫画本の一気読みか1クールのアニメを一気視聴するかのような気持ちで行けるはずである。心配ならば、ゲーム冒頭の1章がほぼ全て楽しめる体験版からプレイし始めていただければ良いだろう。
 ――やれ。俺は、この「ネットハイ」という作品を、どうも他人事のように感じないのである。それはきっと、このゲームが、俺のようなインターネットと共に育ってきた世代を、直接にヘッドショットするものだったからに他ならない。これだけ俺が楽しんでいる作品を、俺だけで独り占めしてしまうというのは実に勿体が無い。是非、ぜひぜひ、このひと夏の半額セールのうちに、「ネットハイ」を皆さまにも楽しんでほしいのだ。なあに、この価格ならば、買っても絶対に損はしませんよ。

(2016年7月16日)

登録タグ/ ゲーム一般
この記事のURL 日記ログへ移動する / 編集

←前の日の記事へ 次の日の記事へ→

2016年7月16日の記事を表示しています。

日記のメインページへ
トップへ

とぉたる  今日:とぉでぃ 昨日:いぇすたぁでぃ

System: Trishula Ver.1.29