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FF13シリーズのPS4版まだですか? / やり込みinFF

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管理人の日記
Vita版でも良いよ

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このエンディングは本当良かった…


 「FF13シリーズ」は、ご存知の通り、PS3時代を代表するゲーム作品の一つである。その内訳は、2009年12月に発売した「ファイナルファンタジー13」、2011年12月の「ファイナルファンタジー13-2」、そして2013年11月に登場した完結作の「ライトニングリターンズ・ファイナルファンタジー13」の3作だ。そして俺は、このシリーズを1つにまとめたPS4版を発売して欲しいのである。
 …というのも、皆さまご存知の通り、既にゲーム業界の主役は次世代機であるPlayStation4(PS4)に移っているのだが、残念ながらPS4ではPS3のソフトを動かすことができない。だから、今FF13シリーズをプレイしたいと思うのなら、それだけのためにPS3本体を用意しなければならないのである。もちろん俺もその一人である。これは、あまりに不便であるし、プレイできない人が増えるのも勿体無いというものだろう。
 ――やれ。既に所有されている方々には釈迦に説法であろうが、PS4は機能・性能の両面で非常に優れたハードであり、PlayStationシリーズの最高傑作と呼んでも過言ではないだろう。だが、そんなPS4の唯一の弱点と言えるのが、PS1/2/3との互換性が無いということである。これはディスク版はもちろんとして、アーカイブス版についても全く動作をしないということである。まあ、これはPS3発売当初において、無理してPS2互換を積んで本体価格が暴騰してしまったことを反省してなのであろうが、やはり俺の意見としては、これまで20年近くに及ぶPSシリーズのソフト資産をまるで活かせないというのは非常に残念なのである。やれ、噂の高機能版「PS4.5」が発売されるのであれば、この辺りを何とかしてくれれば嬉しいものなのであるが…。

 さて、話を元に戻そう。FF13シリーズがPS4に移植された場合の、現行機でプレイできること以外のメリットとは何だろうか。それは、より進化したグラフィックを楽しめることである。
 …やれ。最近ではこの用語もずいぶんと一般的になってきたが、PS3版のFF13は「720p/30fps」の動作が基準とされている。ご存知無い方のために説明しておくと、「720p」とは一枚一枚の画像を1280*720の画素数で出力すること、そして「30fps」とはその画像処理を1秒に30回行って動画を作ることである。この画像処理というのは直接に本体性能を用いるものであり、PS3時代ではこれくらいが限界だったのであるが、もしPS4版が発売されるのであれば、「1080p/60fps」での動作も余裕で可能なことであろう。やれ、「1080p/60fps」では、まず画素数が1280*720→1920*1080になるということで縦横1.5倍の計2.25倍、そしてフレームレートの30fps→60fpsは1秒間の処理数がちょうど2倍、合計して4.5倍もの物理性能が必要となるのだが、まあ次世代機ならこれくらいは朝飯前であろう。
 ――まったく。このように数字のことを述べられてもよく分からないという方が多いかもしれないが、俺はあのPS4/「メタルギアソリッドV:ザ・ファントムペイン」をプレイし、「1080p/60fps」というものの魅力を思い知ったのである。とにかく画像がクッキリしており、そして動画はヌルヌル滑らかに動く。そしてご存知の通り、FF13シリーズ(特に初代FF13)のモデリング&テクスチャは今なお国内最高レベルであるため、それを新たに「1080p/60fps」というスペックで磨き上げるだけで、ため息が出るような美麗グラフィックが実現されることは間違い無い。何せ、4.5倍もの情報量がそこに込められているのだから。…ちなみに、完璧に余談であるが、FFシリーズ最新作とされている「FF15」の映像出力は「900p/30fps(処理落ちあり)」である。もう少し頑張れば??

 というわけで。俺は、PS3本体に卒業してもらうという意味でも、より高画質なFF13を楽しみたいという意味でも、PS4版のFF13シリーズを発売してもらいたいものなのである。
 …ちなみに。FF13の対応ハードと画質以外の面に関しては、今から振り返っても特に文句は無いというものなのであるが、強いて言うのであれば、初代「FF13」は当時のゲームハード戦争に著しく翻弄された作品であるため、可能ならばその辺りの作り直しを望みたいところだ。そのエピソードの数々を挙げてみれば、移動できるMAPとして作られていたという「ライトニングの家」や、消化不良な改造システムから判断するに「前のMAPに戻れる」ことが前提となっていたであろうゲームデザイン、その他にも作りかけで終わってしまった「セブンス・アーク」などなど…。まあ、そんなことを言ってしまうと(*・∀・)「ヴァルハラを探索できる真のFF13-2!」など何とでも言えてしまうため、深くは望まないのだが…。
 ――やれ。俺にとって「FF13シリーズ」とは、自分が最もゲームに熱中できる時期に発売された全ゲーム中の最高傑作であり、その完結までに紆余曲折した過程も、今となっては懐かしいものだ。だからこそ、俺はそんな「FF13シリーズ」の決定版を、最新ハードであるPS4で遊びたいのである。これは、未来に残すべきゲームなのだ。

(2016年5月28日)

登録タグ/ FF13
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