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【死】 「雪」   / やり込みinFF

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管理人の日記
べっとり!新潟の冬。

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新 潟 県 の 通 勤 風 景


 本日、ついに新潟で雪が降り始めた。来たか……。
 …やれ、世間では「ほっこり!東北の冬」だとか「恋人といる時の雪って特別な気分になれて僕は好きです(字余り)などと、雪を娯楽と勘違いしている人がとても多くて困る。新潟県民にとって、そんなことは有り得ないのだ。何せ新潟では、春・4月になるまで、雪が消えるのはマリオブラザーズ3のW6くらい無いからである。しかも新潟の雪は、水分が多くベチョベチョしており、靴や服に与えるダメージがかなり大きく、非常に厄介である。多くの人が思い浮かべる綺麗な雪を普段のアレとすれば、新潟のそれは下痢便みたいなものだ。“雪が降る擬音”も、「しんしん」とか「さらさら」などでは決して無い。「ベチョォッ!」とか「ボコォッ!」あたりが適当だろう。
 ――というわけで。新潟県民にとって、雪は特A級の対人障害であり、「綺麗」だとか「遊べる」だとか、そんなものでは決して無い。ましてや「特別な気分」など感じるはずも無いのだ。だって、冬が終わるまで毎日毎日、下痢のようにずっと降ってくるんだから。アレだ、詩人が(;・∀・)「我が身には今年ばかりの下痢が行こうとしているなあ」なんて詠まないのと同じだ。

 ところで。新潟と言えば、「日本一の米の産地」として知られている。一方で、新潟が「日本有数の豪雪地帯」であるというのも、これまた事実である。しかしながら、「米」というのは暑くてジメジメした気候を好み、一方の「雪」は寒い場所で降るものだ。この二つは、果たして矛盾しているのだろうか?
 …何ということは無い。「米が採れる=暑い」「雪が降る=寒い」のうち、後者が嘘なのだ。雪が降るのに重要なのは「上空の気温」(+「地形」)であり、「地上の気温」はそこまで重要ではない。かくして、「夏=暑くてジメジメしている」「冬=そこそこ寒くてジメジメしている」という、新潟の最低な気候が出来上がるのである。むしろ中途半端に暖かいことが仇となり、途中で溶けて余計に厄介になっている始末なのだ。
 ――ここで、(;・∀・)「けど、各種の降雪量ランキング【例】だと、新潟県はそこまででも無いし…」と言いたい人も居るかもしれない。確かに、年間降雪量は217cm(ふと思ったけど、これ何の数字だろう? 全積雪がたった2mのはず無いし…)とランキングではそこまで上位では無いのだが、あれは新潟市(下越)での話だ。俺が住んでる上越では、その3倍は降るぜ!! 死!!!!!!!!

 ということで、俺にとっては2年目となる、「雪国での生活」が始まることになった。それはもう、苦労の連続である。除雪作業はあるし、徒歩・自転車での移動は困難を極めるし、外で物を干すことが事実上不可能となるし、寒いし、洗い物は増えるし…。
 ――ちなみに。(*・∀・)「でも雪国なら、スキーという娯楽を楽しめるよね♪」と思う人も居るであろう。だが、スキーのどこに娯楽の要素があると言うのか。新潟県民にとってスキーは、“雪”という障害を乗り越えるための貴重な移動手段の一つである。新潟では道路に「スキー専用レーン」というものが存在し、冬になると自転車よりもスキーで滑っている人のほうが多いくらいだ。皆さまに、「スキーは遊びじゃねぇんだよ!」という名言をプレゼントしたい。…まあ、もちろん嘘ですけどね。滑り続けようぜみんな! この、人生という名の下り坂を!!









(2014年12月5日) 46 PV

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