【？！】「本当にほれちゃいます」とメール → 処分 / やり込みinFF

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　数日前、こんなニュースが世間を賑わせた。なんでも、「本当にほれちゃいます」なる内容のメールを送信した巡査長が、栃木県警から処分されて退職したのだという。
　・・・よく分からないので詳しく書いてみると、その男性巡査長（47）は、宇都宮市議会議員だった女性に「本当にほれちゃいます」などの私的なメールを2007年の3ヶ月間送り続けていたが、今年7月になって女性が経緯を警察に話したため、県警が「警察の信用を貶めた」として処分を決めたのだという。県警からの正式な処分こそ「監督上の措置」という軽いものとされているが、この手の公務員においては「処分」＝「自主退職の勧告」ということであり、実際に巡査長（47）は退職を行っている。女性にメールを送ったことで、人生が滅茶苦茶になってしまったのだ。
　――まったく、なぜ2007年の出来事を今さら蒸し返したのか、なぜ「本当にほれちゃいます」と好意を表しただけで処分されるのか、なぜそれが「警察の信用を貶めた」ことになるのか・・・謎だらけである。ある一期間に女性にメールを送っただけでクビというのは、いくら厳しい警察組織とはいえ、あまりに酷すぎる。あんまりだよ、こんなのって無いよ・・・。

　さて、今回のニュースのキモを考えてみると、要するに「キモい男が告白する＝処分」ということに繋がるのではないだろうか？
　・・・やれ、発表された内容から読み取れることは、「『本当にほれちゃいます』などという内容のメールを3ヶ月間送った」ということだけであり、よくある「メールを何万通送った」「ストーカー行為をやった」「職務上の立場を利用して交際を迫った」などということは無かったのであろう。となると、マジで処分された理由が分からないのである。いくら市議会議員と警察官というややこしい立場だとはいえ、それでクビにされてしまっては、巡査長（47）も浮かばれない。男性が女性に対して好意を抱いて、何が悪いと言うのだ。あれか、「短パン姿の不審な男が道を走る事案が発生」的なノリか・・・。
　――しっかしまあ、これを自分に当てはめてみると恐ろしい話である。要するに、過去に女性に好意を持ってメールを送ったことがあれば、それを6年前まで遡って不祥事にされ、場合によっては仕事をクビになることさえありうるということなのだ。ただでさえフラれて辛いのに、職場まで去らなければならないとは、一体どういうことなのだ。俺とかどんだけ多重犯罪者になるんだよ・・・。

　やれ、今回の事案により「告白失敗＝処分」という驚愕の図式が明らかになってしまった。しかも、物理的に何かをしたというわけではなく、好意を含んだメールを送っただけで、である。何なんだよ！　「本当にほれちゃいます」という平仮名表記だったら、ただ彫刻刀の切れ味を自慢したかっただけかもしれないだろ！いい加減にしろ！！！
　――というわけで。今回の記事を見た皆さまは、もう女性にメールなんて送るわけないと思うが、かといって「充実した日々」を送りたい人は少なくないであろう。そこで今回は、「自分から告白をせずにリア充になる方法」というものを皆さまに紹介したいと思う。さあ、これでもう愚かなる世の中を気にする必要は無い。見よ、これが新たな時代のリア充だ・・・！！