. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2013年1月12日の記事
管理人の日記
それ答え言ってね?
ときメモ4では、ロード時間ごとに画面下部に「一言ヒント」が表示される。その内容は、「休養コマンドで、下がったやる気を早く上向きにできます」というゲーム性に関わるポイントから、「きらめき高校には、夜間部もあります」などという世界観に関連する話まで、様々なものが存在する。これらによって、少しでもロード中のストレスを軽減してくれということなのだろう。ちなみにこのゲームのロード時間は約2秒である。
・・・と、このような「一言ヒント」のシステムは、近年のゲームでは数多く採用されている。その理由を少し考えてみても、「ロード時間のストレスを減らしてくれる」「見落としやすい機能を教えてくれる」など効用は選り取りミドリであり、ユーザーフレンドリーな最近のゲームに導入されるのも道理のことであると言えよう。
――ただし、この機能も使い方を間違えてしまうと、例えばシナリオ重視型RPGの最重要ポイントで「NOW LOADING...
アフロの子はアフロです」などと表示されてしまいかねないため、使い方には多少の注意が必要である。何はともあれ、使い方さえ正しければ、このような「一言ヒント」は、ゲームをプレイするうえでの様々なメリットを与えてくれる。むしろ、「ゲーム」以外の分野にもガンガン採用されて良いくらいだし、そのヒントをオンラインで更新していくようなことがあれば、本来ならストレスでしかない「ロード時間」も、いつまでも新鮮な気持ちで楽しむことができるだろう。
そんな感じの「一言ヒント」もあり、最近のゲームというのは恐ろしいほどに親切設計になっている。
・・・というのも、例えば昔のゲームでは、まずは「説明書」を読むというのが当たり前であったが、最近ではゲーム冒頭で操作方法を教えてくれるというのが一般的になっている。また、かつては「戦闘に敗北するとセーブポイントからやり直し」というスタイルが普通だったアクションやRPGなどでも、現在では直前からワンボタンでやり直せることが常識的となっている。その他、やり込みプレイで苦痛となるイベントシーンをスキップできる機能なども搭載されてきており、「ゲーム」は昔よりも明らかに遊びやすく面白いものへと進化しているのである。
――ただ、悲しいことに、人はいつも「斬新なもの」を求めているのであって、予想通りの進化であったとしても世間一般は誰も評価してくれないのだ。制作スタッフ・予算などの問題で物理的に衰退してしまうことはもちろんであるが、「昔と同じくらいでいいや」と考えたら、その瞬間から退化が始まっている。常に斬新な進化を続けて、やっと「昔と同じくらい面白い」と評価してもらえるのである。人は「飽きる」のだ。だから、システムが少し親切になったとしても、それは「評価点」には成り得ないのである。と言っても、我々のほうも“枯れ果てた”続編タイトルでなく、できる限り新しい作品に触れていきたいものなのであるが・・・。
さて。
ここまで、「一言ヒント」が搭載されたゲームの話をしてきたが、では仮に、既存のゲームに「一言ヒント」の機能が追加された場合には、果たしてどうなるのだろうか?
――やれ、俺はかれこれ20年以上ゲームが好きであり、「やり込みプレイ」を行っているのもその半分以上の期間を占めるため、「ゲームに関する豆知識」には人一倍詳しい自信がある。だから本日は、俺がこれまでプレイしたゲームに関して、様々な「ヒント」を残してみたいと思う。俺が挙げるゲームをこれからプレイされる方々は、是非ともこの「一言ヒント」を参考にしていただきたいものだ・・・。
◆1 「ファイナルファンタジー12」編 |
・「プロテス」「シェル」のダメージ軽減率は3/4です。 |
◆2 「ファイナルファンタジー13」編 |
・PS3をHDMIケーブルで繋ぐと画質が上がります。 |
◆3 「現実」編 |
・大学で彼女ができるというのは嘘です。 |
(2013年1月12日)
2013年1月12日の記事を表示しています。