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げんじつメモリアル / やり込みinFF

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管理人の日記
一緒に帰って噂とかされると恥ずかしいし…

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 「ときめきメモリアル」は、コナミから発売されている恋愛シミュレーションゲームのシリーズである。現在、正統シリーズ作品は『4』まで、また女性向けの「Girl's Side」は『3』までが発売されている。一時期はシリーズ打ち切りの危機さえ噂されていたが、現在では「Girl's Side」の発売や携帯機へのシフトを通し、安定した人気を誇っているようだ。
 ・・・さて、俺が今回いきなりこんな日記を書いたきっかけは、そもそも1週間ほど前にPSP:「ときめきメモリアル4」を購入したことである。俺は、前に「バイオハザード5」のダウンロード版(1900円)を購入しており、その際にプリペイドカードによる支払いを使ったことから、約2000円もの金額がネットワーク上に残っていた。で、それを残しておいても仕方無いということで、何らかのゲームを購入して使ってやろうと思った。そして、その際に目に止まったのが、今回の「ときめきメモリアル4」(1800円)だったのである。やれ、対抗馬としては、ロックマンX1をリメイクした「イレギュラーハンターX」や、初代PSソフトのゲームアーカイブスなども存在したのだが・・・やはり、どうせなら完全新作を遊びたいと思い、シリーズ初の携帯機作品となっていた「ときメモ4」を購入することにしたのである。
 ――ちなみに、今回の前段階となる俺と「ときメモ」シリーズの馴れ初めであるが、幼い頃の知人が好んで「ときメモ」をプレイしており、昔からその存在を知っていた・・・という、実にシンプルな理由である。ただし、自分でちゃんとシリーズ作品を購入してプレイするのは、今回が初めてだ。まあ、「恋愛ゲームに興味が湧いた」というよりは、むしろ「いちど自分で『ときメモ』をプレイしてみたかった」という点が大きいように思う。

 さて、「ときメモ」シリーズのゲームとしての目的は、3年間の高校生活を通して、女の子から告白されるのを目指すことである。それを達成するために、プレイヤーは「文系の勉強」「理系の勉強」「運動」「部活」などのコマンドを通してパラメーターを上げていき、休日はデートを行って女の子と親交を深めていく。そして、卒業式の日に女の子から告白されることができれば、無事にゲームクリアである。逆に、「恋人ができない場合」はもちろんとして、「自分から告白した場合」も最良のエンディングには辿り着けないため、やはり目当ての女の子の理想のタイプとなり、相手から告白されるのが大きな目標になるのである。
 ・・・やれ、いわゆるギャルゲー(orエ○ゲー)は、要するに「選択肢を選んでいけば狙った女の子のシナリオに突入する」というパターンが大半であるが、この「ときメモ」は、それ以外にも育成ゲームのような部分が存在するという点で、一線を画している。ただし、これは賛否両論となっており、例えば前述のようなエ○ゲー形式には、「無理なくストーリーを見せることができる」というメリットが存在するが、一方の「ときメモ」には物語以外の部分も存在するため、純粋にストーリーを楽しもうと思う人にとってはマイナスになってしまいがちである。「ときメモはゲーム性が高すぎて駄目」という理解不能の批判は、そういうところから来ているのだ。
 ――ちなみに、俺が1キャラクターだけクリアした時点で「ときメモ4」の批評を行ってみると、「これ3年も要るか?」というものになる。俺の初回プレイでは、高校生活の3年間を終わらせるために10時間ほど掛かったが、中盤以降は延々と同じ会話を聞くことが多くなったため、もう少し全体を短くまとめれば良かったのではないかと思うのである。ロリ○乳を攻略していたはずが、気が付いたら謎の幼馴染みルートに進んでいて、よく分からない戦闘イベントを十数回も繰り返したりとか・・・。まあ、現在は別に急いでゲームを攻略するような感じではないし、こういうところはあまり辛辣にならずに楽しむべきなのかもしれない。

 ところで、である。このゲームは、「高校時代の恋愛」をテーマとしているが、果たして皆さまの「高校生活」はどのようなものであっただろうか。例えば、俺自分について振り返ってみると、もはや6年も前で記憶が曖昧であるが、なんか頭パッパラパッパーで過ごして3年の秋から適当に勉強したら当時第一志望の大学に受かってしまったという感じだったように思う。恋愛なんて1回告白して大爆死した以外には何も無かったし、部活にも入っていなかったから特定の誰かと親しくしたような思い出も無い。もちろん、卒業式の日にも告白はされなかった。残念ながら、これが悲しいげんじつメモリアルである。
 ・・・そんな高校時代の俺をときメモ式パラメーターで言ってみるとすると、確かに「理系」は特出していただろうが、たぶん「容姿」20くらいで、その他の能力も満遍なく低かっただろう。更に現在では、「雑学」「運動」「根性」は多少伸びているものの、頼みの綱であった学力系パラメーターが底辺に落ちており、もはやどうしようもなくなっている。いやあ、「自分の能力を客観的な数値で表す」というのは実に難しいものであるが、ここまで能力値が低いとどうしようも無い。いやー、能力値が低いんだから仕方無いなー。だって、能力値が低いんだからー・・・(;^o^)
 ――さて、そんな俺が唯一「ときメモ」で同情できるのが、主人公がフラれるシーンである。現実でフラれ続け、そして更にゲーム中でまでフラれるとなると、もはや同情心と共に奇妙な笑いまでこみ上げてくると言わざるを得ない。幸い、ネット上には「プレイ動画」として、ゲームクリアに失敗してしまったシーンの動画集が上げられている。それはまさに「ときメモ」のハイライトなのである。さあ、時はもうすぐクリスマスだ。皆さまも、高校時代のときめいたメモリアルとその現実を思い出し、悲しい気持ちになろう。そして、共に戦おうではないか・・・!!



フラれ方 Lv.-1
(あるあるこういうの…)




フラれ方 Lv.-10
(さすがにこれは同情するw)




フラれ方 Lv.-∞
(あのさぁ…)






(2012年12月22日)

登録タグ/ ゲーム一般 これはひどい
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