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ライトニングリターンズ(笑) / やり込みinFF

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管理人の日記
駄目すぎて、駄目すぎて・・・笑える

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 本日、FF13シリーズの最新作とされる「ライトニングリターンズ・FF13」の初期トレイラーが公開された。が、それがあまりにも駄目すぎて笑ってしまったのである。
 ・・・まず、そのムービーは【こちら】である。どうも、日本では22日のイベントで本公開されるようだが、例によって海外では流出動画(?)が先行する運びとなった。ボイスは英語となっているが、とりあえず内容を理解するのに支障は無いため、本日の日記を読むための前提と言うことで、是非ともご覧いただきたい。最悪、シークしながら数秒見るだけでも、十分に状況は理解できると思うので・・・。

 さて。トレイラーを見終わった方々には、なぜ俺が「あまりにも駄目」と表現したのか分かったであろう。もう、ホントに信じられないレベルで質が低いのである。
 ・・・では、具体的に何が駄目なのかと言うと、「グラフィックが糞」である。これに尽きる。当たり前だが、“トレイラームービー”というものは単なる映像であるため、「見た目が面白そうに思えるか」ということが最重要となる。が、その点について言えば、この「ライトニングリターンズ」は全く面白そうに思えない。なぜこんなものを公開してしまったのか、本当に謎なのである。
 ――もっと具体的に言うと、まあ上のトレイラーを見れば分かるのだが、前作までと比べて明らかにグラフィックが劣っており、見ていて何の魅力も感じない。同人ゲームのようなペラペラの街など、もはや笑うしか無いというものである。もちろん、「ゲームの面白さにグラフィックは関係無い」という意見もあるだろうが、ではこの「電車で通勤する意味不明の世界観」「気が狂ったライトニングの衣装」「丸めた新聞で殴っているような軽いバトル」「使い回しのモーション」を見て、果たして「ゲームとしての面白さ」とやらが存在するように思えるだろうか。いや、俺にはとんでもない手抜きクソゲーにしか見えないね。

 まったく。「トレイラー」とは、あくまで宣伝のための映像であり、消費者に「面白い」と思ってもらえる物を公開するのが当たり前だ。しかし、この「ライトニングリターンズ」の映像には、魅力など1ミリたりとも感じられないのである。もし、この程度の内容でユーザーを満足させられると考えているのであれば、思い上がりも甚だしい。こんなゲームが好きなのだと思われたら、俺のほうが恥ずかしいくらいだ。
 ・・・そもそも、この「ライトニングリターンズ」は、前作『13-2』が強引に未完の状態で終わらせられ、その完結編として、この9月に発表された作品である。だが俺は、『13-2』が酷く不出来だったことから、そもそも制作側を信頼しておらず、9月のイベントの際にも「新作発表なのに適当なスライド資料を流しただけで終わる」という姿勢に対して、呆れるような思いを感じていたものだった。そこに来て、今日のトレイラームービー発表である。もちろん、俺としても「前評判に反して面白いゲームになるんじゃないか・・・」くらいの僅かな希望は持っていたのだが、現実はその予想を遙かに下回るものだったのだ・・・。
 ――とまあ、そんな感じで。俺のように、「FF=斬新なゲーム」と捉えている人間にとって、この「ライトニングリターンズ」は全く必要性の無い作品だということが分かったが、では果たしてこのゲームはどのようなユーザーに向けたものなのであろうか。真っ先に思い立つのが、「ライトニング」というキャラクターのファン向けということであるが、そもそもライトニングが格好良いのは「仲間と結束して運命に戦いを挑んでいく」という『13』での姿勢があったからこそであり、こんなライトニングの名を借りただけのパチモンには何の魅力も無いのだ。重ね重ねになるが、何故こんなものを公開したのだろうか・・・。

 というわけで。今回の「ライトニングリターンズ」について、俺は何の興味も持たないことにした。そもそも、FF13のストーリーは『13』の時点で既に完結しており、蛇足であった『13-2』に更なる蛇足を付け加えたところで、名作が生まれるはずもない。ましてや、ここまでやる気の無いトレイラームービーを見せられれば、尚更というものである。あまりユーザーを舐めてんじゃねえぞ。
 ――やれ、俺は少し前から「もうスクエニにはFFシリーズの正統続編を出すような体力は残っていない、FFは終わりだ」という趣旨の発言を行ってきているが、今回の件ではそれが最も明瞭な形で示されることになった。こんな「ライトニングリターンズ」など、もはやFFの名を冠することすらおこがましい。一目見て質が低すぎるし、スタッフの意欲などもまるで感じられず、どうせ適当な使い回し作品になるのがオチだろう。もう完全にFFは終わりである。皆さまも、よく考えたほうがいい。こんなゲームを買うくらいなら、他にやるべきことがいくらでもある。いよいよ、「FFを卒業する日」が近づいてきたのかもしれない。

(2012年12月21日)

登録タグ/ クソゲー
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