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管理人の日記
インゼクター羽蛾 vs 次元ラギア竜崎 (※2012年 世界大会)
俺の実家はちょっとした藪のそばにあったため、子供の頃はよく「虫取り」をして遊んだものだった。俺は、幼稚園時代からテレビゲームに触れており、このサイトを開設したのも小6の時というヴィンテージ物のゲーマーなのであるが、もちろん昔からゲーム・インターネット一色だったというわけではなく、幼い頃は人並みくらいには外に出て遊んだものだったのである。
・・・具体的に、当時の俺がどう遊んでいたかと言うと、「冒険」と題して藪や森を歩き回ったり、秘密スポットで当時既にレア扱いであったカブトムシを捕まえたり、近所の用水路で魚を捕まえて飼育したり・・・という感じである。まあ、人に自慢できるほどではないが、俺も小さな頃にはちゃんと体を動かして遊んでいたのである。それが今では家すら出なくなっちゃって・・・。
――まったく、そんな「冒険」を含め、当時はとにかく色んな場所に行ったものであった。そのことを指し示す証拠として、俺は実家回りのどの道を曲がった場合に関しても、その風景を明確に思い描くことができる。ところが、大学時代に東京に来てからのことを考えると、自分が普段使う道のことしか覚えておらず、頭の中で知らない道を曲がってみれば、すぐさまネットから切断された地図ソフトのようになってしまう。そして、同じような経験があるという人は、決して俺だけでは無いはずである。やれ、子供の頃にはたくさんの「道」があったが、大人になってそれを自ら閉ざしてしまったということか・・・。
さて、一般的に「虫取り」でメジャーなものはセミあたりであろうが、俺はセミを乱獲することはあまり無かった。というのも、(;^o^)「セミさんは何年も土の中に居てやっと外に出てきたのに、捕まえられてしまうのは可哀想だ・・・」という説は当時から既に存在していたため、そもそもセミを捕まえないか、捕まえてもキャッチ&リリース形式ですぐ逃がしてしまうことが多かったのである。
・・・そのため、俺が主に狩猟していたのは魚である。魚は、近所の用水路に網を入れればわんさか取れたうえに、やたらと生命力が強いため、飼育の楽しみも味わうことができた。また、同じ水槽にお祭りで取ってきた金魚などを投入し、黒っぽいフナと赤い金魚のコントラストを楽しむことも行っていた。余談であるが、むかし俺は「フナを育てると鯉になる」と親に教えられていたため、頑張って滅茶苦茶デカくなるまで飼育してやろうと決めていたものであった。そんな、鯉が龍になるわけでもないのにさあ・・・。
――その他にも実家では、秋になると空を埋め尽くすほどの赤とんぼが飛び交ったり、庭に生えていた柿や栗を取って食べたり、梅の実が食えないくせに毎年散らばりまくってウザかったり、飼い犬の散歩をしながら普段行かないところまで歩き回ったりと・・・もちろん、不快害虫が家に入り込んでくるなどというデメリットもあったわけであるが、いま考えてみると何とまあ刺激の強い毎日であっただろうか。それに加えて、当時は「同年代の男女が一堂に会する」「日々の勉強によって毎日成長していける」という「学校」なる環境まで提供されていたのである。それに比べると、この「インターネット」とやらがいかに矮小で無意味なことか・・・。
というわけで、俺も子供時代には、人並みの「虫取り少年」としての生活を送っていた。そして、そういった懐かしい記憶がある人は、このサイトの読者の中にも少なくないであろう。しかし、そのような人たちも、様々な理由から、もはや「虫取り」などはほとんど行わなくなってしまったはずだ。子供から大人になるためには、誰もが様々な物を捨てなければならないのである。
――しかし、である。そんな子供の頃の心を保ちながら、大人になっても「虫取り少年」を続けている人たちは数多く存在するのである!
彼らにとっては、毎日が虫を追うエブリデイなのである。最近では、俺もそんな「虫取り」に入門したような感じになっている。では、そんな「虫」たちの画像を、本日は様々な形でお送りしてみることにしよう・・・!
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虫=bug
(2012年11月4日)
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