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なに? 字が小さいから読めない / やり込みinFF

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管理人の日記
公務員試験はまあまあの出来でした。とりあえず結果発表を待ちます。

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「小さい字」とは読みづらいものである。だいたい、「文字」というものには、場所によって“必要とされるサイズ”が違うのであるが、それよりも極端に大きかったり小さかったりすると、結果として読み手に大きなストレスを与えてしまうことになる。例えば、この日記のような「長めの文章」の場合、必要とされるのは「目でスラスラと読めること」である。そのため、HTML標準と言える12ポイント程度の文字サイズや、ブログなどで主流の10ポイント文字を用いることが基本と言って良いだろう。「慣れている」という点はもちろんとして、単純なサイズとしても読みやすいものである。
 …が。それ以下のサイズとなると、使いどころが非常に難しく、はっきり言って
制作者の自己満足になってしまいがちである。まず、「デザイン面」で使う場合について考えてみよう。一部の個人サイトではトップページなどで過剰に文字を小さくしている場合があるが、アレは非常に読みづらくストレスを与えるものである。恐らく、制作者としては、極小の文字を使うことでオシャレに作っているつもりなのだろうが、ユーザーとしてはどこに何があるのか分からない、しかも文字が小さいとクリックしづらいという二重の障害が発生する。しかもそういうサイトに限って、項目名を英語にしていたりするからタチが悪い。「index」とか「diary」とかならまだしも、「discography」とか「materials」などと解釈の難しい単語だと、目的の項目を見つけること自体が大変である。さらに、今世紀初頭には、トップページを「入り口→メニュー」という二層構造にして「ENTER」というボタンを設置することが大流行したが、その手の「デザイン(笑)を重視したサイト」では、その「ENTER」ボタンが他の文字と見分けが付かないような小さなサイズ・同じ色で配置されていたりする。もはや、サイトに訪問させる気があるとすら思えない。もちろんユーザーとしては、入り口を明確に「探す」必要が出てくるため、ストレス以外の何も感じないというものである。まあ、そういう自己満足で読み手のことを考えていないサイトは、だいたい内容も推して知るべきという感じになっているのであるが…。
 ――そしてもちろん、このような「読み文字」として小さな文字を使っている場合もアウトである。一般的な“読み慣れているサイズ”よりも著しく小さいという時点で、読み手には違和感を与えてしまうものであり、さらに小さい文字を使う場合はスペースの問題で文字数を大量に押し込んでいるという場合も多いため、「読みづらさ」&「長さ」という二重の意味でユーザーにストレスを与えてしまうことになるのだ。そもそも、こういう小さい字が密集している時点で、大抵の人は興味を無くしてしまうことであろう。残念ながら、人は見た目でモノを判断するのだ…。


 
だが、重要なのは「適材適所」ということで、“大きすぎる文字”も御法度である。そもそも大きすぎる文字というのは乱用すると頭が悪く見えてしまうため、まったくもって鬱陶しいことこのうえないというものなのだ。
 …だいたい、こういう大きい文字が目に付くということは、それはつまるところ「大きい文字を使いすぎている」ということであり、学生時代に必ず居た“カラーペンでマークしすぎて逆に要点を読みづらくしている人”と同じで、結局は分かりづらくなってしまっているのである。
 ちなみに、PCのctrlキーを押しながらマウスのホイールを回すと、ブラウザによるが文字サイズを大きくしたり小さくしたりできるため、それを使って文章を読みやすくするという手もある。しかし、サイトは標準サイズで一番読みやすいのが当たり前であるため、そうでないホームページなど、大体その程度の出来なのであるが…。

 ちなみに、この「文字サイズ」というものは、スタイルシートを使えばどれだけでも大きくしたり小さくしたりすることができる。例えば、HTML単体ではが限界であるが、スタイルシートを使えば、こんなのや、こんなのもできるのである。あああああああああ



 ・・・・・・。
 と、いうわけで。結論としては、やはり文字サイズは、いつも使っているような適当な大きさが一番良いのである。
 ――それはまさに「適材適所」というもので、文字が大きすぎても小さすぎても駄目なのだ。普通のサイズが一番良い。
俺はこれくらいの大きさが好きだよ・・・。

(2012年9月18日)

登録タグ/ 文章制作の話 哲学
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