低レベルクリアー.プレイ日誌


♪グルグ火山 提供:NO LIMIT Is.

【第十一話 空を目指して】

 クジャを追ってグルグ火山へ。エスト・ガザで非常に強力な装備品が買えるようになっているので、是非買っておこう。特にビビ用の杖「八角棒」「ファイガ」「サンダガ」「ブリザガ」が詠唱できるようになり水・風属性も吸収できる、という強力な能力を持っている。これのあるなしでビビの強さが左右されるくらいだ。
 グルグ火山では久々に経験値を持った雑魚敵、「赤竜」との強制戦闘イベントがある。火山内のアイテムを集める過程でも戦闘になることがあるが、ストーリー進行上必ず倒さなければいけないのは井戸の底で戦う二体だけ。一度グルグ火山をクリアすれば赤竜は出現しなくなるので、アイテム集めはそれからでも遅くない。ちなみに中身は「大地の衣」「エリクサー」。

 さて、「赤竜」戦である。攻撃は中威力単体物理攻撃「急降下」、風属性全体物理攻撃「真空波」、風属性防御力無視全体乱数ダメージ攻撃「ツイスター」の3つ。こんなに漢字が多い一行書いたの久しぶりだわ。風属性を八角棒で吸収できるビビがしっかりと防御を固めれば「急降下」にも耐えられ、受けたダメージも「ツイスター」「真空波」で回復でき、まず死ぬことはなくなる・・・が、向こうとのレベル差が圧倒的に大きく、ストップをかけてもなかなか命中しない。
 というわけで、ビビのストップはもちろん使うが、レベル差によって命中率が変化しない武器の追加効果も積極的に狙っていこう。この時点で使えるのはクイナの「ニードルフォーク」(と一応「ガストロフォーク」)、フライヤの「ヘヴィランス」、サラマンダーの「シザーズファング」。サラマンダーの猛毒のみ成功率は15%とやや高いが、猛毒ダメージで相手にとどめを刺してしまう欠点があるのでご利用は自己責任で。
 威力40の「真空派」にはローブ装備のキャラはもちろん、他のキャラも防御をしっかり固めれば案外耐えられてしまう。そして「急降下」はまどろみの術などで回避できることも多いが・・・いかんせん35-1785の乱数ダメージを全体に与える「ツイスター」が凶悪(「サイクロン」の下位互換の分際で・・・)で、風属性を吸収・無効化するキャラクター以外は高確率で倒れてしまう。とはいえ、毎回蘇生させてもHPが一桁ではまたすぐに戦闘不能になってしまうし・・・。

 まあ最初に言った通り、ビビが攻撃に耐えられるのだから全滅は無い。だからこれくらいは耐えてくれ、というのも無くはないが・・・一応楽になるかもしれない方法をいくつか。
 まず、ゾンビ状態を使う方法。久々にイーファの樹まで行ってドラゴンゾンビの吐息でゾンビ化させてもらい、経験値をカットするのだ。そこまで行くことこそ若干めんどくさいが、魔法防御力が激増しているためシェルなしでも余裕で耐えられ、DISC2の時よりゾンビ化は圧倒的に楽になっている。ゾンビ化させるキャラはもちろんビビ。赤竜戦自体は、適当に「ウォータ」あたりで攻撃していけばいいだろう。俺はこの戦法やったことないから、よくわからないんだけどね。
 そして今回新しく考えた戦法が、赤竜を混乱させる作戦。「エンジェルブレス」の刀魂放気で混乱させれば、相手の攻撃を封印できるのはもちろん、行動を「急降下」だけに限定させることができるのだ。ということで最初の2ターンは厳しいが、運よく赤竜を二体とも混乱させることができれば、以降は安心して戦うことができる。そしてビビのストップやフライヤ・クイナの武器の追加効果を狙っていった。もっとも、実戦ではあまりに相手にストップ・石化が決まらなかったため、テントを使ってHP・MPを回復させたりもしたが・・・。
 これで経験値を持った雑魚敵との戦闘はおしまい。今まで追加効果狙いやら停止狙いやら、お疲れ様でした。
 ・・・"あれ"は、経験値を持った雑魚敵とは言わないよね・・・?


 いったん戻ってメンバーをジタン・ビビ・フライヤ・サラマンダーとし、ボス「メルティジェミニ」戦。確定一発全滅の「ウイルスけむり」やリフレクで防いだキャラ以外が即死する全体「バイオ」、単体即死攻撃に等しい「猛毒パウダー」などの攻撃を持つ強敵。だが戦闘前のイベントが長いため、出来るだけ回数を重ねずに倒してしまいたい。
 聖属性の弱点を突けるフライヤの打撃とエーコのホーリーが6000ダメージと非常に強力であり、それらの攻撃で一気にたたみかける手もあるが、攻撃ばかりに手を割いていては「ウイルスけむり」と「バイオ」のどちらが来ても人生が終わってしまう。よって、この戦法はあまりお勧めできない。

 幸い「ウイルスけむり」は一回しか使ってこないため、その行動パターンを利用した勝率の高い(と思われる)戦法を紹介しよう。
 まずフライヤにはサポートアビリティ「おまじない」「毒味の術」「デビルキラー」)を装備させ、積極的にジャンプさせ「ウイルスけむり」の回避を狙っていく。ジタンは「いつでもリフレク」を装備し、オーガニクスの刀魂放気で相手を暗闇状態にしていく。サラマンダーはエスト・ガザで買える「シザースファング」を装備し、「オーラ」を使ってジタンを最優先に味方をリレイズ状態にしていく。そしてエーコはカーバンクルの召喚で味方を全体「バイオ」から守る。
 この作戦の場合、「ウイルスけむり」の次のターンさえ乗り切れば100%勝つことができる。全体バイオを「いつでもリフレク」で跳ね返すジタンが生存さえしていれば、全滅はあり得ないからだ。あとは隙をみてフライヤやエーコを蘇生させ、「カーバンクル」で守りながら攻撃を加えればOKである。

 まあその「『ウイルスけむり』の次のターンを乗り切る」が難しいわけであるが・・・最悪なのはメルティジェミニに先手を取られ、全体バイオ→「ウイルスけむり」と行動されること。こちらはジタンの一回のみしか行動が与えられず、問答無用で全滅する。他にも「ウイルスけむり」をせっかくフライヤが回避したのに「バイオ」や「ハネ」でおまじないもむなしく二回連続でフライヤが殺されること。逆に言えば、「ハネ」が外れるか「猛毒パウダー」を無効化する、などで一瞬でも隙が与えられれば、ジタンを蘇生させ勝ちに持っていけるのだが。
 ここも低レベルクリアーで勝率が100%には持っていけないスポットの一つである。まあ苦しい部分ではあるが・・・ここまで進めてきたのだから、頑張って欲しい。
 実戦では全体「バイオ」→「ウイルスけむり」の積み込みコンボにやられ何度か失敗したが、6回目で突破。ふう、イベントが長くてちょっと疲れたな・・・。


 また長い連続イベント地帯を突破した後、ヒルダガルデ3号を入手。ストーリー的にも大きな区切りの一つであり、いくつかのサブイベントが新段階へと進んでいる。ということで余すことなくそれらを行い、強力アイテムを入手しておこう。低レベルクリアー最大の山場がもうすぐなのだから・・・。
 まずはトレノに行き、武器屋でアムドゥシアスを倒す。適当にいつでもリフレクを貼って、地上にいたときに殴る・空中にいるときは防御、でOK。ストップや石化も効く。さらにビビとクイナをパーティに入れてトレノの近くのクワン洞へ向かい、ちょっとしたイベントを見た後、そばの時計を調べる。
 これらのサブイベントで手に入るアイテムは二つとも「エルメスのくつ」。名前の通り「いつでもヘイスト」を習得することができる。9もの魔石量を消費するものの、1ターン目に先手を取れる確率を大きく上げることができ、様々な場面で役に立つアビリティ。もう少し早く手に入っていれば、もっと活躍できていただろうが・・・。

 次に世界を回ってクイナのカエル取りを進めておく。99匹集めるとボス「クエール」との戦闘になり勝つと「ガストロフォーク」が入手できるが・・・それよりも彼から盗めるアイテムが重要。
 それが適当に終わったらチョコボの穴掘りへ。入り江に行って掘りまくり「チョコグラフのかけら」を6つ集め、チョコグラフ「霧の近海」を入手。早速掘り出して空チョコボに進化、影の上でデッドペッパーを使いチョコボの空中庭園へ。この時点で32種全てのチョコグラフが掘りだせるので頑張って掘ろう。召喚塚の近くを掘っても●は出現しない。
 それが終わったら地上に降りてお宝探し。チョコグラフの数こそDISC3初頭よりは少ないものの、「ラグナロク」「リボン」「転生の指輪」など非常に強力な装備品を入手できる。
 全てのチョコグラフを掘り出すと、今度はチョコボの桃源郷に行くよう推奨されるが・・・特に重要なアイテムは手に入らないため、お好みでどうぞ。
 ああ、あと忘れずにグルグ火山に行って「エリクサー」「大地の衣」を回収しておく。

 さて一通り終わったということで、次はイプセンの古城へ向かう。
 さあ、いよいよ低レベルクリアーも後半戦だぞ・・・!

 

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