低レベル+α-Ωプレイ日誌

◆はじめに◆

 FF9は、このサイトの管理人つるさんをはじめとする、様々なやり込みプレイヤーによって、様々なやりこみが達成されてきました。しかし、FF13など他の新しいゲームが盛り上がるにつれ、FF9を含めたSFCやPSでの旧作品についての話題が少なくなっているのも事実です。
 それでも、このサイトの読者さんの中にも、最新作は買っていないが、PSの旧作品をやり込んだという方々も少なからずいると思います。これは、そんな人々に向けての日誌でもあり、また、私の大好きなFF9の面白さが、この日誌を通して一人でも多くの方に伝えられるようにと書いた日誌でもあります。

 さて、そんな堅苦しい挨拶は置いといて(笑)条件解説をしましょう!

 ただ、少なからずの妥協をしているので、長ったらしく、若干見苦しい内容になってしまっています。


低レベル(1.1.1.22.22.22.X.X型)
 FF9では、ディスク3の後半まで、全キャラクターのレベルを1に保つことができます。それ以降も3人のキャラをレベル22にすることで、残り五人のキャラをレベル1で保てます。しかし今回は低レベル一人ということで、(動画内では)ボス戦での使用がなかったビビとエーコのレベルについては制限していません。もっとも、後で詳しく説明しますが、北米版でのプレイでは、この二人もレベル1に抑えていますが。

操作キャラ一人
 このやり込み最大の目玉。ボスとの戦闘においてキャラを一人しか操作しない。
 が、私のやり込み力では純粋な低レベル&一人を達成することはできず、終盤において以下二つの操作を、攻撃キャラ以外の三人に入力するという妥協せざるを得ませんでした。
 ひとつは、防御入力、いわゆる「弾除け」の作成です。これは、主に回避可能な単体物理攻撃の回避率を上げるという目的で使用しています。一部の戦闘においての勝利確率を、絶望的な数字から、現実味のあるそれへと変換するための泣く泣くな処置です。
もうひとつは、アイテムの使用です。これは、攻撃キャラにではなく、弾除けキャラ自身への使用です。一見これはとても緩い妥協に見えますが、弾除けを解禁するDisc3後半以降、攻撃を受ける→戦闘不能なので、実際にはほとんど意味がない行為です。では、なぜこれが必要か?それは日誌をお楽しみに^^

チョコグラフの使用禁止
 チョコグラフ発掘による装備品にはとても強力なものが多く、無制限の低レベルプレイをしたときには大いに頼りにしました。しかし今回のプレイのコンセプトとして、「通常プレイのような条件下でも、低レベル一人でボスを比較的安定に倒すことができる!」というものがあります。よって、ショップで入手できる装備品を大幅に上回る能力をもつこれらを禁止しようと思いました。
 ショップで買う装備で、レベル1一人でボスに勝つ。おもしろいじゃないですか。(´ー`)
低レベルを保つために必要なオークスタッフ入手のためのチョコグラフ2つは対象外 。)

エンカウントによるAP稼ぎ禁止
 このやり込みを始めたときは、もともと「低レベル、チョコグラフ&アビリティ取得禁止」という条件を課していました。しかしギザマルーク辺りで、これって「低レベル一人でもいけるんじゃね?」と思い立ち、その名残としてこの制限が残っています。
 この制限は、エンカウントで出会う雑魚敵からAPを得るのを禁止しているだけですので、強制的に戦う敵からのAP取得は禁止対象外です。よって、4人全員AP取得可能な強制雑魚における、装備品の選択も重要となります。
 また、いつでもヘイスト、おまじないなどの凡用性の高いアビリティ+強力装備品のコンボが、取得APに限りがあるため、かなり難しくなっています。これもやはり「通常プレイのような状況」を実現させるための制限だと言えます。

ダメージ固定技・テントの使用制限
 前二つにも挙げたように、この制限項目も「通常プレイのような状況」を実現させるためのものです。
というか、各ボス戦に本気で取り組もうとするための常識的副制限です。いきなりラニに9999ぶっ放して勝つなんて、何の面白みもないじゃないですか(`・ω・´)

”ギャンブル防御”禁止
 運が良ければ防御力が二倍にもなる、この超絶アビリティは過去のFF9低レベル一人プレイに置いてかなり重宝されてきました。が、今回のプレイでは、運に任せない安定した勝利を目指しますので、差別化する意味合いも込めて、禁止することにしました。

裏制限
 一回こういうのやってみたかったんです。笑 この条件はFF9ならではのものとなっています。上の制限項目をよーく見比べてみれば、わかるはず…(・∀・)


□注意事項□

“−Ω”が示すところです。一部の方々には不愉快に思われる部分を含んでいます。

□北米版とエミュレーターの使用□
 私は日誌作成時点では海外の大学に通っています。そのため、ゲームのハードウェアそのものを使ってプレイするよりも、旧プレイステーション作品では、パソコンにエミュレータとして移して、プレイするようになりました。

 また同じ理由で、このプレイにおいて私はまず、北米版のFF9を用いてクリアしました。その後、日本版でもクリア可能かという検証に、日誌に載せる動画撮影も兼ねまして、このやり込みを日本版FF9を用いて再度行いました。

 ただ日本版プレイ時では、低確率での盗み、青魔法の取得、蛙取りなどの稼ぎ項目を飛ばすため、アイテム99などのチートをしている部分がいくつか動画内で見受けられます。もちろん、戦闘場面では、北米版でのチートを使用してない戦闘を再現しています。しかしながら、この事項により不愉快を得た方々には、陳謝いたします。

□文章力の無さ□
 私は本当に文章力がないです。このサイトにある文章たちとはとても見比べできるものではありません。いつも管理人様の文章を国語の勉強だと思って拝見しているくらいです。よって、文章だけでは確実に見劣りしてしまうので、テーブルやデザインに違いをつけて日誌を作成しています。また、日誌内容では道中の部分はできるだけ簡略化し、ボス戦での戦略構成などに重点を置いています。

□著作権□
このやり込み日誌に、著作権はありません。笑 みなさんご自由に引用、盗作してください(^p^)

 さて。FF9低レベル一人クリアについてですが、私が確認した限りでは、過去にクラフトさんや翡翠さんが達成されています。彼らは、他キャラクターを一切操作せず、純粋なレベル1一人としてクリアされています。私のこのプレイでは、他のキャラクター操作による弾避けやエミュレータ使用などの相違点があり、彼らのやり込みとは、タイトルのみ似ているだけで、その内容・難易度が大きく異なります。

 ただ、このような違いがあるからこそ、私はこのネタ制限プレイをしようと思ったのもあります。エミュ使用ではありますが、低レベル一人という極限の条件下で、 通常プレイに近い装備品とアビリティを用い、いかにボスたちに挑めるか。またそんな中でも運頼りになるのを避け、いかに勝率の高い戦術を創る事ができるか。これらの点がこのやり込みの軸と言えるところです。

 最後に。FF9を熟知している読者の方には、同時期連載中のFF13最強キャラ決定戦とも掛けまして、どのキャラが一番多くのボスを倒し、最強の称号を得るのかを予想してほしいです(´ー`)

今作の主人公であり、職業・盗賊を活かした能力・アビリティが輝る
ジタン・トライバル

名脇役で僕たちに命とは何かを教えてくれた、多彩な属性魔法を操る黒魔道士
ビビ・オル二ティア

白魔道士でありながら、時には強力な召喚魔法を放つ
ガーネット・ティル・アレクサンドロスXVII

バッシュ並の絶対的な力を武器に、ありとあらゆるものをぶった切る
アデルバート・スタイナー

多彩な効果を持つ竜技に加え、FF9で唯一の完全防御手段「ジャンプ」が使用可能な
フライヤ・クレセント

男か女かもわからない未知の生物でありながら、人智を超えた威力を有する青魔法を使える
クイナ・クゥエン

弱冠6歳でありながら、その補助召喚と攻撃白魔法の強力さで幾多のプレーヤーを虜にしてきた
エーコ・キャルオル

はたまた、その女の子が実は気になる、隠れ超ロリコン野郎(推定)
サラマンダー・コーラル

 私の予想は、比較的序盤から登場し、なおかつ自動蘇生も使えるクイナ先輩を、管理人つるさんはサッズではなくスタイナーを推しますが、果たして結果は…。


 この低レベル一人+α−Ωプレイ日誌、最後まで気軽に楽しく読んで頂ければ、幸いに存じます。

 

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