オプティマ変更なしクリアープレイ日誌

【第3話 勝利を導く乙女】

 続いて攻略するのは7章:「商業都市パルムポルム」。ここでも「ライトニング・ホープ」「スノウ・ホープ」「ファング・ライトニング」という2人チームで戦闘を進めていくことになるが、終盤ではやっと「ファング・ライトニング・ホープ」での3人でバトルを行うことができる。
 物語においては山場の一つとなる場面であるが、まだまだ序盤(?)ということで戦闘の難易度は低く、やり込みプレイで注目されることは少ない。さてさて、今回の「オプティマ変更なしクリアー」では、そんな7章がどのように立ち塞がってくるのだろうか・・・?

 ということで、まずはパルムポルムの入り口からスタート。メンバーは「ライトニング・ホープ」。いつも通り「ATK+BLA」「ATK+HLR」で軽快に敵をなぎ倒していく。
 ・・・と思いきや、やはりここでも問題が発生してしまう。まずは7章のマスコット的存在と言える「快速機ファルケ」。なんと3000ものダメージを叩き出す「ガトリングガン」で攻撃してくるため、それが飛んでくる前に相手をブレイクして倒す必要があるのだが・・・「ATK+BLA」で頑張ってもブレイクが間に合わないのである。()^^q「攻撃回数が48回だろ?『物理ダメージ10軽減』とかで耐えればいっじゃんwwww」などと思って試してみたが当然のごとく2500ダメージを受けて撃沈。まあ、無理すれば倒せないことも無いだろうが、特別なメリットも存在しないため、素直に戦闘を回避して先へと進むことにした。
 その次に問題となったモンスターは、食料培養プラントで登場する「シルトパット月光」。ブレイクさせなければ物理・魔法ともに「耐久」という敵である。単体で登場する時は「後ろから近づいてリスタート」→「すぐに戦闘に入る」という手順で奇襲攻撃を行えるのだが、そうでない場合に「ATK+BLA」などで正面から戦ってもブレイクは困難っていうか多分無理。一度だけ宝箱を取るために「ATK+HLR」で地道に戦ってみたが・・・掛かった時間は約10分というものであった。うぐぅ・・・(;^o^)

 ということで最初の部分が終わり、続いては「スノウ・ホープ」「ファング・ライトニング」という2チームでシナリオを進めていくパートに入る。ちなみにスノウ登場時の召喚獣を使った戦闘は、いつも通りにオートドライブを繰り返すだけで終了。リアルにボタン連打だけで終わってしまったよ。
 今回プレイでは4章でCP稼ぎを行ったため、しっかりとキャラクター育成することができる。そのため「ATK+BLA」で簡単に敵を片付けていける・・・と思いきや、この時点から仲間になるファングは初期CPが2800で固定であるため、彼女だけは一から育成しなければならない。まあ、そこまで大きな問題では無いか。
 ・・・そんなこんなで、パルムポルムの探索を進めていく。スノウチームの後半では再び「快速機ファルケ」が登場する。単体で出現した時には「ATK+BLA」で攻め続けていき1回目の「ガトリングガン」で殺されるのがホープならば何とか倒せるが、お伴のモンスターが登場するとオプティマ変更なしで勝つことはまず不可能。2000ギルのトレジャーを取りに行って袋小路に詰められた時にはマジでリセットしようかと思ったぜ・・・。「DEF+BLA」でスノウが耐えている間に何とかホープが削りきってくれないかと思って戦っていたが、気が付いたら戦わずに逃亡できていた。ふぅ・・・。
 ――そして、そのすぐ後でボス「侵攻制圧騎ウシュムガル」と戦闘。さすがにそろそろENHの「プロテス」「バファイ」を用いなければ厳しいバランスに調整されてきてはいるが、それでも「ATK+HLR」でギリギリ回復を間に合わせることができる。ということで戦っていき、無事に撃破成功。ちなみに、この戦闘で「テイルクラッシュ」によってスノウが打ち上げられるはずが、何故か地面をガリガリ滑って数秒後に転落ダメージだけを受けるという怪奇現象が発生してしまった。誰かこの謎を解き明かせる人を募集中です。まあ解明したところで実際のプレイにはまったく役に立たないのですが\(^o^)/


第七章 ヤンデレの男の子に死ぬほど愛されて眠れないスノウ

何この目線・・・意識しちゃうじゃない・・・・・・////

商業都市パルムポルムでついにスノウと合流したホープ。
しかしホープにとってスノウの言葉は、今までの感情を逆撫でするだけのものでしかなかった。
意を決したホープはスノウに告げる。母親を死に追いやったのはお前であると。
ホープが復讐を遂げようとしたその時、軍の砲弾が二人を吹き飛ばした。


 そんなこんなでスノウ&ホープ編が終わり、続いてはファングとライトニングで日の傾いたパルムポルムを進めていく。基本的に「ATK+BLA」を使い、機甲兵イェーガーやベヒーモス魁星("かいせい"・・・?)などのHPが多い敵を相手にする時のみ「ATK+HLR」を用いていくことは今までと同じである。その道中で、非常に強力な効果を持つ「アクセルブレード」を入手。いち早く召喚獣を入手してATBバーが4つ有ることも含めて、ライトニングがぶっちぎりのスピードで行動できるようになった。
 そのまま奥へと進めていき、再び登場した「侵攻制圧騎ウシュムガル」とのボス戦が始まる。戦闘メンバーはファング・ライトニング・ホープ。久しぶりの3人バトルだぜ! ということで「ATK+BLA+HLR」で余裕と思っていたが・・・なんとHLR1人では回復を間に合わせることができなかったのである。「ロックオン」からの連続攻撃どころか、「ビームレイン」だけで普通に沈む。そりゃあ、ENHJAMDEFで防御が固められるというのに、HLRの回復だけで勝てちゃったらダメだよね、うん!
 ――などと感心している場合ではない。何らかの手段で侵攻制圧騎ウシュムガルの攻撃を防がなければ、戦闘に勝つことはできないのだ。まあ、パーティメンバーの組み合わせ上、「ATK+HLR+HLR」「DEF+ATK+HLR」などのオプティマを使えば間違い無く勝てるだろうが・・・敵のHPは378000もあるため、ATKの単体攻撃だけで倒すのには非常に時間が掛かってしまう。可能な限り、手早く倒せる方法を模索したいのである。

 そこで今回使用したオプティマは、JAM+BLA+HLRああラスボス戦エリクサー0個攻略のアレねと思ってしまう読者さんも多いだろうが、もちろん実際に侵攻制圧騎ウシュムガル戦で使ったオプティマである。この陣形が、攻撃・防御のバランス面で最も都合が良いと言えるのだ。
 まず一見して分かるのはATKが居ないということであるが、侵攻制圧騎ウシュムガルは雷属性を弱点としているため、ライトニングのBLA「サンダー」「サンダラ」を放つことにより、ATKに匹敵する大ダメージを与えることができる。ブレイク時の「サンダラ」は、最大で5000もの大ダメージを叩き出すのだ。
 そしてファングのJAMによる「スロウ」も非常に有用である。相手の攻撃能率がぴったり半分に落ちるためHLR1人で回復が追いつくことはもちろん、弱体化魔法による攻撃によってチェーン時間を稼ぐことも期待できる。またJAMは、相手に有効なステータス魔法が全て掛かると沈黙してしまうことが大きな欠点となっているが、今回の場合はファングがリーダーであるため、○ボタン連打で「スロウ*1」を入れていくことができるのである。そして相手の遅延耐性はなんと0であるため、簡単にスロウ状態を上書きしてチェーンを持続させていくことができるのだ。

 ということで、オプティマは「JAM+BLA+HLR」でOKであろう。準備が出来たということにして、実際に戦ってみる。
 ・・・上記の布陣で攻撃は大丈夫なのだが、防御面には若干の不安が残ってしまう。というのも、「ロックオン」からの連続攻撃では回復が間に合わずに戦闘不能者が出る場合があり、この時点のホープ(+ライトニングも)「レイズ」を使えないため、死亡者が発生した瞬間にゲームセットとなってしまうのである\(^o^)/
 実戦では、「物理ダメージ10軽減」の力も使ってダメージを軽減しつつ、できる限り素早く相手を潰していくことを意識していったが・・・それでも何度か敗北してしまった。やはり「ATK+HLR+HLR」や「DEF+ATK+HLR」などの防御型オプティマを使おうかと思ったが、それでは378000のHPを削りきるために超長期戦となってしまうことは必至。そういう前田ガン封印プレイみたいなのは、それが本当に必要となった時のために取っておけば良いのである。
 ――ということで10回ほど戦い、何度も危ない状況に陥ったが、ギリギリで相手の攻撃に耐えていき撃破。戦闘時間は14分57秒である。中々に手強い相手であった。しかし、何度もやり直してしまったことを考えると、最初から「DEF+ATK+HLR」辺りでひたすらルインを撃ち込んでいったほうが手っ取り早かった気もする・・・ぜ(;^o^)


第七章 ※ベッドシーンです

乳にテクスチャが貼ってある。これはCERO:Zだな

ホープの怒りを知ったスノウは、自らの人生をもって償うと誓い、彼を守って気絶してしまう。
そして次にスノウが目を覚ました時、そこはホープの家であり、側にはライトニングが居た。
今までスノウを怪訝に扱ってきた罪を謝るライトニング。
それに対してスノウは、いったい何を許すのだと言ってとぼけるのであった。


 その後イベントを挟んで、「ライトニング・ファング・ホープ」で再び戦闘が始まることになる。
 ここで、ストーリーを進めるのならば敵を倒して扉を調べるだけで良いのであるが、このエストハイム邸はクリスタリウム封印プレイでもお馴染みの稼ぎ場であるため、ファングが新しく仲間に入ったことも併せて、軽くCP&ギル稼ぎを行っておく。方法は簡単で、ただ単に「BLA+ATK+BLA」で突撃するのみ。40秒くらいで相手が倒せるうえに、敵は廊下を1周するだけで簡単に復活し、更に2500ギルで売れる「プレミアムチップ」を落とすこともある。これほど魅力的な稼ぎ場は珍しいと言えるのだ。
 ――ということで6時間ほど戦い、50000のCPと約250000ギルを入手。これで9章までの成長に使うCPを確保できた。9章で稼ぐのは大変だろうからなあ・・・。

 そういうわけで脱出する期が熟したということで、扉を調べてイベントを進め、7章最後のボス「飛空戦車グライフ」と戦う。
 こいつはパーツを倒すことで攻撃が弱体化すると同時に本体のHPも減っていくため、外部パーツから潰すことが基本となっているが、初期状態でターゲットが合っているのは「飛空戦車グライフ」本体。そして十字キーを使って良いとは誰も言っていないため、今回プレイではひたすら本体に対して「ルイン」を撃ち込むことになるのだ。
 敵の攻撃は激しく、オプティマは「ATK+DEF+HLR」を使う必要が存在する。しかしながら、幸いにも敵には「魔法:耐久」などといった耐性が存在しなかったため、安定したダメージを与えていくことができた。チェーン耐性こそ高いが、もともと行うのがATKの単体攻撃であることを考えれば、大した問題では有るまい。
 そんな感じで戦い・・・最後の主砲連打モードがやばいのではと危惧していたが、主砲を撃つ際にはパーツの攻撃が止むといういやにリアルな特性が存在したおかげで、戦術を変更することも無く、無事に相手を撃墜することができた。戦闘時間は29分49秒。おお、意外と早く倒せたなッ!


第七章 縛りプレイ

抱き返せないところが切ない・・・

エストハイム邸で身を休めていた一行は、やがて軍の包囲攻撃を受けることになる。
一行は期が熟したのを見て脱出を図るが、そこにホープの父親を連れて行くことはできない。
自分の父親を「脅されて仕方無くルシをかくまった」ということにして、軍から逃げようとするホープ。
そんな息子を父は優しく叱り、使命などは関係無しに自分の意志を貫けと教えるのであった。


 続いて8章:「歓楽都市ノーチラス」。1章・2章に匹敵するほどの短いシナリオで、僅かなイベントと戦闘を含むのみである。つまり短章ってことだなッ!
 ――戦闘メンバーは「サッズ・ヴァニラ」。攻撃型ENHと攻撃型JAMの奇跡のコラボレーションであるが、このプレイではENHもJAMも使えないため、ただ単にモーション速度が遅いだけのパーティとなってしまっている。果たして今回プレイでは、サッズさんのイケメンっぷりを拝見することはできるのだろうか・・・?
 ということで、最初は戦闘イベントが無いため、普通に進めていく。パレードを見た後のマップでボーダムに居た「やらせてくれ!」のおっさんを発見したり、割と世界観を無視していないチョコボのミニゲームをプレイしたりし、いよいよ8章の戦闘パートに突入する。


第八章 アフロの子はアフロ

アフロの人ってハゲるとどうなるの?枯れ巣みたいになるの?

歓楽都市ノーチラスに到着し、一時の夢を味わうサッズとヴァニラ。その奥で、静かにサッズは言った。
自分は軍に投降する。そして軍に保護されている息子に対して、チョコボの話を聞かせてやるのだと。
そんなサッズを見て、ヴァニラは告げた。自分は、息子をルシにした犯人を知っていると。
ヴァニラがその犯人の名を伝えようとした時、軍の攻撃が開始され、二人の会話は引き裂かれた。


 そんなこんなで、8章における戦闘イベントが開始される。ちなみに、合計回数はたったの10回である。
 この時点では、既に9章ラストのバルトアンデルス戦までのクリスタリウムが解禁されており、それを見越して今回プレイでは50000ものCPを稼いでおいたため、キャラクターの戦闘能力は9章終盤水準。というわけでHLRを使うまでもなく、全ての雑魚モンスターを「ATK+BLA」だけで倒せてしまった。
 そして奥でボスとなる「突撃砲レーヴェ」戦。こいつは「バイオ」が有効なためそれで倒したいところであるが、相変わらずヴァニラがJAMになるとHLRを務めるキャラクターが居なくなって沈滅であるため、おとなしく「ATK+HLR」で地道に戦っていくことにする。二丁拳銃だッ!馬鹿みたいだッッ!!
 ――そんなこんなで、とある突撃砲のレールキャノンを受けたりもしながら戦い、途中の1ブレイクを挟んで撃破に成功。戦闘時間は13分47秒。まあ、まずまずだね。


第八章 ググレカス

我はメシア、明日この世界を粛清する。(54687)

ノーチラスで息子と再会することができたサッズ。しかし、その瞬間に息子はクリスタルと化してしまった。
軍は「息子の使命は下界のルシを捕まえることだった」と告げ、その"礼"として、ある映像を見せた。
そこに映っていたのは、サッズの息子がルシにされた事件。その犯人は間違い無く、目の前の少女だった。
意を決したヴァニラは、全てをサッズに告げる。自分は下界から来たルシで、忌むべき人類の敵であると。

 

○ニョ

自分の息子をルシにし、全てを引き起こした元凶は、他ならぬヴァニラであったのだ。
激しい怒りに駆られ、彼女に銃を向けて復讐を遂げようとするサッズ。
だがその時、彼は気付いてしまった。今さらヴァニラを殺しても、何の解決にもならないと。
全てに絶望したサッズが自ら命を絶とうとした時、彼の烙印が赤く輝き、召喚獣が舞い降りた。


 さあ、8章ラストであり、最大の難関とも言える召喚獣「ブリュンヒルデ」戦であるッ!
 前にも書いた通り、俺は今回のオプティマ変更なしプレイを始めるに当たって(;^o^)「オーディン戦がやばいんじゃね?」という不安を抱いてきた。まあそこは何とかなったわけであるが・・・実は、この「ブリュンヒルデ」戦にも、漠然とした不安感を持っていたのだ。そして、それがついに的中してしまったということである。
 ――相手の攻撃はオーディン戦ほど激しくは無いのだが、今度はドライブゲージを蓄積させていくことが難しく、普通に戦っているとあっと言う間に「死の宣告」で落ちてしまう。そのため、ENHJAMATKBLAをフル活用してゲージを増やしていく必要があるのだが、今回のオプティマ変更なしプレイでは、前述の4つにHLRを加えた5ロールのうち、最初に選んだ2種類しか使っていくことができない。そのため、3分以内に勝利条件を満たすのは至難の業なのである。

 まず俺は、オーディン戦で使った「BLA+HLR」を試してみた。パラメーターをしっかり成長させてあるので、敵の攻撃に耐えることはできたのだが・・・「エアロ」「サンダー」「エアロ」をいくら撃ち込んでも次々とチェーンが流れてしまい、2/3ほどゲージを溜めたところで終了。見事なまでの敗北であった。
 続いては「ATK+HLR」。FF13の召喚獣戦において、リーダーがATKでチェーンボーナスを増やす行為にはBLAの5倍の補正が掛かるため、「@エンブリザ状態で弱点を突く」「Aたたかう→エリアブラストと入力し、後者の攻撃回数分『直前と違う行動を使ったボーナス』を得る」という条件を満たせば、非常に多くのドライブゲージを蓄積させることができる。が、このプレイでは@もAも実行不可能であるため、やはり1/2ほどドライブゲージを溜めたところで閉幕。負けたッ!第8章で完!!
 そして最後に、「ENH+HLR」を試してみた。やるまでもなく無理と思うかもしれないが、これが意外と行けるもので、特に今回はリーダーがサッズである都合、上書きによってどんどん相手のドライブゲージを増やしていける。そこにバトルスピードの「ゆっくり」も加え、ひたすらゲージを稼いでいったのだが・・・やはりENHの魔法1回がBLAのチェーンボーナスで2.2にしか相当しないという効率の悪さにより、ENHを使う作戦も2/3ほどゲージを増やしたところで閉店してしまった。

 ということで、ヴァニラのHLRを使った持久戦タイプの作戦は全て時間切れで撃沈してしまったのだ。
 ――ならば、残った手は一つ。「速攻勝負を仕掛けて、HPが尽きる前にドライブゲージを満タンにする」である!HLRを使うパターンを除いた場合、オプティマの組み合わせは「ATK+BLA」「ATK+JAM」「BLA+BLA」「BLA+JAM」「ENH+BLA」「ENH+JAM」であるが、速攻を仕掛けるのであれば使うのはBLA+BLAしか有り得ない。チェーンの持続時間を稼ぐことができず、毎回チェーンボーナスが流れてしまうのは欠点であるが、それを持って有り余るドライブゲージを2人で稼ぐことができるため、回復を無視して勝負を仕掛けるにはもっとも向いていると言えるのだ。
 さて、この時点でのフル成長させたサッズのHPは1465、ヴァニラは1215である。ブリュンヒルデは「物理タイプの激しい連続攻撃」と「魔法タイプの高威力技」を交互に使ってくるため、アクセサリで「何を防御するか」ということが非常に重要なのだが・・・まず確定するのが、サッズの「シャーマンサイン」である。というのも、この時点でのサッズのパラメーターは物理攻撃143/魔法攻撃140であり、装備で多少の補正を加えたとしても、サッズのBLAでのオートコマンドには必ず「スパークブロウ」が含まれる。だがそれだとモーション速度が極端に遅くなってしまうため、強引に魔力を上げて、オートコマンドで「エアロ」「サンダー」「エアロ」を使えるようにしなければならないのだ。・・・ちなみに「スパークブロウ」は脇道のクリスタルなので、居ないと思いますが俺と同じプレイをする方は覚えさせないようにしてください\(^o^)/
 ・・・ということで、サッズに残されたアクセサリ枠は1つ、ヴァニラは2つ。それを使って相手の攻撃を防御していくわけであるが・・・HP+150の「カーボンバングル」、HP+100で「物理ダメージ軽減」の連鎖アビリティを持つ「シルバーバングル」、火属性ダメージを20%軽減する「火の指輪」、1分間だけプロテスの効果を得られる「巧守のタリスマン」、物理ダメージを10%軽減できる「ブラックベルト」など、目移りするほど多くの装備品が存在している。その組み合わせが、また悩ましいというわけだ。

 そして戦闘中の行動であるが、これまた単にボタンを連打しているだけでは勝つことができない。ボタンも連打しなきゃなあとかいう冗談は置いておいて、オーディン戦でも書いた通り、FF13では最初の攻撃でチェーンボーナスを増やすことができないため、BLAとはいえ可能な限り攻撃を繋げ、コマンドをドライブゲージを蓄積に適用させるべき。具体的には、サッズとヴァニラの合計6回の行動のうち、5回をチェーンボーナスの上昇に当てたいのである。
 今回はATKなどで持続時間を稼げないため、チェーンを繋げるには両者の攻撃を重ねるしかない。そんなわけで、見えないヴァニラのATBバーを意識しながら、上手にサッズの攻撃を加えていく。相手のひるみ攻撃によって崩された場合は、次の攻撃タイミングが非常に難しくなってしまうので、これはもう臨機応変に行くしかない。
 ――更に。サッズが魔力を高めてオートコマンドの「ついげき」を入力した場合、ブリュンヒルデは炎属性を吸収してしまうため、セットされるコマンドは@「サンダー」「エアロ」「サンダー」かA「エアロ」「サンダー」「エアロ」のどちらかとなるが、なんと@では「サンダー」と「エアロ」が届く時間差により単体でチェーン時間を維持できないという致命的な弱点が存在するため、何が何でもAの「エアロ」から始まる3連コンボを入力しなければならない。だが、サッズのオートコマンドによって@Aのどちらが入力されるかということは、恐らくは完全にランダム。ということは・・・×を交互に連打し、意地でもAから攻撃を仕掛けなければならないのである!
 ・・・何はともあれ、最後に言えるのは運が重要だということだ。攻撃対象が偏ればあっと言う間に戦闘不能者が出てしまうし、使用される連続攻撃の種類によってもダメージが違ってくる。また、範囲攻撃に巻き込まれるのが1人か2人かということは極めて重要であるが、それを決める立ち位置ですら「運」となってしまうのだ。

 ということで、実戦ではサッズに「デネブ」/「シャーマンサイン」「火の指輪」、ヴァニラに「バインドロッド」/「シルバーバングル」「巧守のタリスマン」を装備させ、ひたすらブリュンヒルデと戦っていった。「アイテム使用」や「スモーク」を解禁すれば楽勝となるだろうし、コマンド入力で「エアロ」「サンダー」「エアロ」を繰り返せるようにするだけでも、操作の煩雑さが大きく解消されることだろう。でも俺は、この8章までそれらを使わなかったのだから、これからもその制限を守っていきたいのだ。
 ・・・その思いだけを頼りに、飽くなき戦いを続けて逝く。そして50回ほどは戦っただろうか。開幕の攻撃がほぼ全てプロテス状態のヴァニラに当たり、更に「ヴァルキリーサイズ」でサッズとヴァニラの間に大きく距離が空いたため、以降の範囲攻撃が全くと言って良いほど2人同時に命中しなくなった。ここぞとばかりにBLA*2で攻撃を加えていく俺。それでもやがてヴァニラが倒れ、サッズのHPも2桁にまで減ってしまう。最後の瞬間、ブリュンヒルデがサッズの方向へと歩いてくる時に「エアロ」「サンダー」「エアロ」を撃ち込み・・・ドライブゲージが満タンに!すぐさまボタンを押し・・・見事ブリュンヒルデ取得!よっしゃあッッ!!!!\(^o^)/
 ――あぁ強かったぁ・・・。オーディン戦は大したことが無かったけど、このブリュンヒルデ戦はマジで辛かった。最悪ではアイテム使用やスモークの解禁、そこまで行かないとしても「スパークブロウ」を覚える前のホープ邸(アイテム稼ぎ用に取っておいた)からやり直すことは本気で考えていたが、無事にクリアできてホントに良かったよ。


 そんなこんなで、無事に8章までをクリアすることに成功。これで、FF13序盤の2人バトルは無事に終わりを告げた。
 9章以降は3人で戦えるため、様々なオプティマを組むことができるようになり、いよいよ多種多様な戦術が花開くことになる。だが、それと同時に戦闘難易度も飛躍的に上昇していく。ドーピングやり込みプレイだ・・・さあ諸君、俺がボタンを連打するのを止められるかな・・・?(;^o^)

 

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