クリスタリウムなしクリアープレイ日誌

【おまけ3】


1 ソードマスター光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士

 皆さん、まさかの「おまけ3」へ と う こ そ。
 前回の「おまけ2」の最後で存在自体の予告はしていましたが・・・しっかし、この「おまけ」、よく続くものですね\(^o^)/

 本題に入りましょう。
 FF13のクリスタリウムなしクリアーの最終話、「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士」。ラスボスの3連戦を書いた日誌であり、95KB・22134文字という歴代最大の超長文で皆さんを(;^o^)「うげぇ・・・」と唸らせたことでお馴染みです。しかし個人的には、FF13の最大の山場となるバトルを好き勝手に書けて楽しく思えましたし、"FF13"らしくラストを「13話」とできたことや、「光速の(ryというネタを持ち出せたことに満足していたりもします。
 ・・・ま、この「FF13プレイ日誌」自体が、「第13話:光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士」と書くための壮大なネタだったりもするのですが(;´ー`)

 しかし。
 そうやって「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士」という題名が付いているのに、肝心の光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士、つまりライトニングがそのラスボス戦に全く参加していなかったのです。これでは「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士」ではなく、「牙の異名を持ち奇跡を自在に操る高貴なる竜騎士」とか「痴女の序盤を持ち未来へと自在に生きる下界なる女魔導士」とか「亜風呂の異名を持ち髪型を自在に操る面白なる男黒人」などという題名を付けたほうが適切であったと言えます('A`)
 ということで、本編中のプレイ日誌ではファング・ヴァニラ・サッズの3人を使って、ラスボス戦へと挑み、勝利を手にしました。

 しかし、FF13にはせっかく6人ものキャラクターが居るのに、それを活かさないのは勿体無いというもの。
 ――だったら、やることは決まりでしょう。そう、「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士を使って、ラスボス戦を攻略してみる」のですッ!
 どうせやるのならば、光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士だけでは物足りない。残ったキャラクターであるスノウ・ホープも使ってみよう・・・ということで。今回の「おまけ3」は、ライトニング・スノウ・ホープを戦闘メンバーに加え、ラスボスと戦ってみよう!という企画なのです。
 ・・・なんか凄く最強武器決定戦臭がしますが、いいんですいいんです。むしろそれが目的です(´ー`)


2 揺るぎなき覇者

 では! いつも通りの口調で、実際に用いる作戦を説明してみることにしよう。
 今回のテーマは、上記の通り「ライトニング・スノウ・ホープを用いてラスボス戦を攻略してみる」というもの。こう書くと、6人の中から20通り(リーダーまで考えれば60通り)の組み合わせが選べるように思うかもしれないが、実際にはファング・ヴァニラの2人は確定となる。まずファングはJAM「スロウ」DEF「エリアバリア」「リジェネガード」が非常に有用であり、召喚獣のバハムートも最強クラス。またヴァニラは、3戦全てで有効なJAM「デシェル」により、ダメージを1.89倍に高めることができる。
 ・・・逆に、その2人が参戦しないバトルというものを考えてみよう。まずはファングである。スノウのDEFで代用しようとしてみると、スノウは「エリアバリア」が無いため、自分が引きつけた範囲攻撃のダメージを他のキャラが2/3に軽減できず、バルトアンデルスの「アルテマ」やオーファンの「心ない裁き」で大損害を受けてしまう。また「スロウ」無しでは、敵の攻撃ペースが大きく上がってしまい、陽モードオーファンの「鉄槌」(通常攻撃)でさえも防戦一方になってしまう。ということでファングはメンバーに加えることが決定、それもリーダーとなることまで含めて確定と言って良いだろう。
 そして、ヴァニラである。BLAHLRは他キャラでも代用可能なのだが、JAM「デシェル」が無いのはマズい。ご存じ、「デシェル」はFF13から登場した、魔法ダメージを増やす弱体化系魔法であるが、そのダメージ倍率は1.89倍。逆から考えれば、ヴァニラ無しだと与ダメージは約1/2に下がってしまうということである。最大火力のサッズを使ったパターンでも割と厳しかったのに、ダメージが半分では間違い無く「死の宣告」に引っかかるわ('A`)

 ということで、クリスタリウム封印プレイのラスボス戦で有り得るメンバー選択は、次の4パターンになる。

1 ファング + ヴァニラ + ライトニング
2 ファング + ヴァニラ + スノウ
3 ファング + ヴァニラ + ホープ
4 ファング + ヴァニラ + サッズ


 俺が本編で使ったのは、「4」のパーティ。HLRがヴァニラ1人のため回復力に不安があるが、自身の魔法攻撃力が非常に高いうえにENH「フェイス」まで使えるサッズが投入されている、最大火力のメンバーである。敵を早く倒せるということは、攻撃を受ける回数が減り、それだけ戦闘が安定することに繋がるのだ。
 ・・・ということで俺は、クリスタリウムなしのラスボス戦は( ^o^)「ファング・ヴァニラ・サッズの3人で決まりだろう・・・女子駒場生」などと思っていたのだが、意外にもネット上では、他の組み合わせを使った突破例も存在する。確かに、俺が使用しなかった3人だって、非常に強力なキャラクターだ。ATKHLRの両方を持つライトニング、ファングに次ぐ2人目のDEFとなれるスノウ、ENH「プロテス」を使えるホープ。キャラクターが1人違うだけでも、戦い方は大きく異なってくるのである。

 ということで、さっそく攻略へと移ることにしよう!
 久々の、クリスタリウムなしの条件下でのラスボス戦。新たなキャラクターで挑む新たな戦い・・・ワクワクしてきたぜッ!(`・ω・´)

「 奢 ら せ て や ろ う 」
1戦目◆バルトアンデルス(3回目) HP5227500 制限時間20+3分

左右に付いた4つのパーツがレーザー攻撃を使いながら、時折本体が強力な攻撃を仕掛けてくる。
「アルテマ」は、全員に85〜4284のダメージ。ばらつきが大きいが、最大ダメージ付近が出ると危険。
「タナトスの哄笑」は、全員が約80%の体力を奪われる割合ダメージ攻撃。
それらの大ダメージ技から、いかに素早く状況を立て直して攻撃に移れるかが重要となる。

 

「 氏 ね 」
2戦目◆オーファン(第一形態) HP6780000 制限時間30+3分

前半は物理攻撃を行う「陽モード」とステータス異常を引き起こす「陰モード」を切り替えながら攻撃してくる。
HP40%未満で「陰陽モード」に移行し、全滅必至の「ディエス・イレ」など凶悪な攻撃を使用するようになる。
とにかく敵の攻撃も制限時間も厳しいため、召喚獣のバハムートを如何に上手く使えるかがカギ。
今回は「エリクサー」を4つ持っているため、最大で召喚を6回まで使用することが可能だが・・・?

 

「 電 源 が 欲 し く な い の か 」
3戦目◆オーファン(第二形態) HP3390000 制限時間7分

開始と同時に「死の宣告」を使うが、その制限時間は7分と長め。
ブレイクしないと一切のダメージが与えられないため、
JAMBLAを使って素早くブレイクを行う。
攻撃では、フェイス・デシェルでダメージが上がるうえに、必ずリーダーを直撃する「万象の妖光」が凶悪。
といってもダメージのばらつきが大きいため、基本的には運ゲーとなるであろう。
 

3-1 ライトニング編 -在庫ニングエディション(2006〜2009)-

 さて、まずは「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士」、ライトニングからである。
 所持ロールはATKBLAHLR。戦闘の基本となる3つのロールを使えるうえに、そのモーション速度も非常に速い。裏ボスレベルになるとATKHLRは力不足が目立つものの、それまでは十分に主力キャラクターとして戦っていける。FF13で最もバランスが良いのは、恐らくファング・ホープ・ライトニングのパーティであろう。
 ・・・が。クリスタリウム封印の条件下だと、器用貧乏過ぎて全く役に立たなくなってしまうのだ。基本的な「攻撃」「回復」しかできず、武器性能もそれほど高くない。また、最初に操作できるようになる主人公キャラクターの宿命として、初期ステータスが低い。そういうわけで、クリスタリウム封印プレイでは蚊帳の外となることが多いキャラクターである。でも、何とかして活躍させてやりたい。主人公だもんね。光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士だもんね(´・ω・`)

 使用する武器は「セイバーカービン」系統のオメガウエポンLv.★。魔法攻撃力は753と、サッズの1152に比べれば非常に力不足感が目立つ。「フェイス」での強化もできないため、「ルイン」でのダメージはバルトアンデルスに10000、オーファンに7500と言ったところ。サッズとざっと2倍ほどのダメージ差が出てきてしまうのだ。
 しかしながら、ライトニングはHLRを使用することができる。よって、ファング・ヴァニラ・ライトニングで組んだときは、回復の要となるDEF+HLR+HLRを組めるのだ。これを使って、大ダメージを受けた時も素早く戦況を立て直し、攻撃を再開すれば、正味2倍のダメージ差も埋めることができる・・・ハズ!


 ということで戦うぜ!
 まずは最初の「バルトアンデルス」戦。ご存じの通り、ダメージのばらつきが極端に大きい「アルテマ」を使用してくる敵である。また「タナトスの哄笑」も、割合ダメージだけに死ぬことは無いが、確実に80%のHPを削られてしまうため非常に厄介。そして、戦闘開始から20分経つと「死の宣告」を使用してくる。
 とにかく大技2つが厄介な敵であるが、ファングとヴァニラにライトニングを加えたこのメンバーだと、上記の通りDEF+HLR+HLRを使えるため、大ダメージを受けても簡単に立て直すことができる。しかもライトニングをATKにしたDEF+HLR+ATKも使えるため、守りながら攻めることも可能。ファングをDEFにして「挑発」状態を維持したままグルグルとオプティマを変更していけば、全滅する可能性は非常に低い。「アルテマ」もエリアバリアで軽減すれば、かなり被害を抑えられるからね。
 (※管理人注:13話で「パーツの攻撃は『挑発』で引き寄せられない」と書きましたが、誤りでした。パーツのレーザーをDEFに集中させる戦術は非常に有用です)

 しかし、だが。そのままでは時間が足りないのである。
 ・・・というのも、バルトアンデルスは戦闘開始から20分経つと、カウント3分の「死の宣告」を使用してくる。そのため、戦闘の制限時間は23分。本編中のサッズを使ったパターンでも戦闘時間は19分16秒と余裕があったわけでは無かったのだが、今回は「フェイス」が使えないため、更に制約が厳しくなっているのだ。特に5分経って「パワースモーク」の効果が切れた後は極貧。「ルイン」で与えるダメージが約2/3になってしまうことはもちろんだが、「ケアル」の回復量が下がってしまうのも地味に痛い。サッズのENHは、攻撃だけじゃなくて守りにも役立っていたんだね(´・ω・`)
 ということで、素早く倒す戦術を考える。基本的には、バルトアンデルスはブレイクさせないほうが良い。というのも、ブレイクさせるとブレイクゲージは減る一方だが、ブレイクさせずにATKなどでゲージを維持すると、そこそこのダメージを与え続けることができる。そしてバルトアンデルスは、ダメージを与えられる時間とそうでない時間がハッキリと区別されているため、下手にブレイクをさせてしまうと、かえってタイムロスになってしまうのだ。例えば、ブレイクさせた直後に「タナトスの哄笑」が来てしまうと防戦一方になってしまい、HPを回復した時にはブレイクが終わってしまっていて、またブレイクゲージを100.0%から溜め直さなければいけなくなってしまうのだ。
 ――具体的には、まずは本編中でも使ったJAM+HLR+BLAを使い、バルトアンデルスをスロウ状態にしながらブレイクゲージを溜めていく。奴のブレイク値は250%なので、その直前、大体200%ほどになったらDEF+JAM+HLRでデシェルを入れた後、ATK+HLR+ATKで攻撃。とにかく相手のブレイク値を無闇に増やさないことが重要であり、スロウ状態が切れそうな時はJAM+HLR+HLRを使って掛け直す。200%〜250%のブレイクまでの間に如何に粘れるかがカギ。
 また相手の攻撃に対してであるが、もちろんDEF+HLR+HLRを使って耐える。具体的には、相手の大技のモーションを確認した直後に「DEF+HLR+HLR」に入れ替え、受けるダメージを軽減する。その後は、直前にファングがDEFで無かった場合は「挑発」を入力。こうすることで、他の2人のHLRがレーザー攻撃を受けなくなるため、状況を立て直しやすくなるのである。また、ブレイクゲージの時間が危なくなってきたら、DEF+HLR+ATKを使用し、相手のブレイクゲージを維持していく。

 と・・・まァ、戦術的にはこんなもんでOKだと思うのだが、やっぱり時間が切れて「死の宣告」で乙ってしまう。
 スモークの効果が存在する最初の5分で、一気に相手の体力の半分が削れるのだが、そこから先がひたすら地獄。相手のブレイクゲージが大体200%ほどで、「ルイン」によって与えられるダメージは5000〜6000程度。HLRが2人居るので死ぬことは少ないが、ダラダラ戦っていると「死の宣告」でやっぱり終了。どうしろと(´・ω・`)
 ――そういうわけで、回復を重視した安定的な戦闘など不可能であり、結局はかなり強引に攻めていく必要が出てきてしまった。僅かな隙を見て「ルイン」を連射し・・・最後の「死の宣告」のカウントをかいくぐってギリギリで撃破。挑戦回数は20回ほど、タイムは20分45秒。正直、回復2人でも全然楽じゃなかった('A`)


 続いて2戦目、「オーファン(第一形態)」戦。
 本編と同じく、陽モード中にブレイクさせてHPを削り、ステータス異常を使う陰モードはひたすら耐える。今回は戦闘前にスモークが使えないため、「フェイス」が無いことによる火力不足が顕著。1回のブレイクで70〜80万のHPが削れたサッズ投入時と異なり、今回は50〜60万しかダメージを与えることができない。厄介な陰モード時もHLRが2人使えるから安心♪ などと甘く考えていたら、何と陰陽モードに入ることすらできず「死の宣告」が飛んできてしまった。これではさすがに勝てない('A`)

 ということで、今回も召喚獣の力を借りる。1回目の陰モードをバハムートのライディングでかっ飛ばし、その後に戦って行くと少しずつTPが回復してくるので、召喚が使えるようになった時点で再び陰モードを飛ばす。召喚を使うと、陰モードをスキップしつつ70万ほどのHPが削れるので、まさに一石二鳥である。
 そんなこんなで2回召喚を使って、何とか陰陽モードへ突入する(70*2 + 50*5で390万。約400万削ると移行)。ここからは本編中でも触れたとおり、敵の攻撃ペースが極悪になるため、まともに戦うのは不可能。「ディエス・イレ」で全滅確定っていうか制限時間がヤバイため、4つある「エリクサー」を使って召喚獣を連射。残りのHP271万をピッタリ削りきってしまう。今度は最後の「メガフレアLv.3」で綺麗に終わらせることができたよ(´ー`)
 ・・・挑戦回数は5回ほど、タイムは33分45秒。ぶっちゃけバルトアンデルス戦のほうが遙かにキツかった・・・。


 ラスト3戦目、「オーファン(第二形態)」戦。
 こいつとの戦闘時間の制限は、開始と同時に来る「死の宣告」により7分間と定められている。と言っても、サッズ利用の際は2回のブレイクで相手の体力を削り切れたため問題無かった・・・が、今回はサッズではなくライトニングのため、圧倒的に火力が足りない。具体的に言うと、3回ブレイクさせてもギリギリなのである。
 ということで、JAM+BLA+BLAを使って速攻でブレイクし、2つのATK+HLR+ATKを入れ替えながら集中攻撃。敵の攻撃は超反応でDEFに入れ替えて耐える。特に今回はブレイク終了後の「再誕」によって相手に有効ステータスが掛かっている状況での攻めが強要されるため、危険度はかなり高い。必ずリーダーを直撃する「万象の妖光」を使われると、結構な確率で死ねる。あと「無益なる時」でブレイクゲージがリセットされてしまっても、時間的意味で失敗確定だ(´・ω・`)
 ――そんなこんなで実戦では、凶悪な「万象の妖光」を切り抜けながら、3回ブレイクさせて何とか撃破。タイムは6分54秒。ギリギリじゃねぇか・・・。


 光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なるライトニング。やはりというか何と言うか、この条件下でも弱キャラであることが分かってしまった。
 そもそも、本編で何気なく使っていたサッズが、実は相当な強キャラだったんだよな・・・。ライトさん、あなたはやっぱり在庫です('A`)


 ◆
3-1 ライトニング (ATK/BLA/HLR
 ・オメガウェポンLv.★ (セイバーカービン系統)
 ・ウルツァイトバングルLv.★

 HP3300 / 物理攻撃 240 / 魔法攻撃 753

 戦闘メンバー:ファング+ヴァニラ+ライトニング

  バルトアンデルス戦

オーファン戦

オーファン(第二形態)戦

1

JAM+HLR+BLA

JAM+HLR+BLA

JAM+BLA+BLA

2

JAM+HLR+HLR

ATK+JAM+HLR

JAM+JAM+BLA

3

ATK+HLR+ATK

ATK+HLR+ATK

JAM+HLR+BLA

4

DEF+JAM+HLR

ATK+HLR+ATK

ATK+HLR+ATK

5

DEF+HLR+ATK

DEF+HLR+ATK

ATK+HLR+ATK

6

DEF+HLR+HLR

DEF+HLR+HLR

DEF+HLR+HLR

タイム

20分45秒

33分45秒

6分54秒

備考

・タイムがキツい

・タイムがキツい
・エリクサー4回
 召喚6回使用
・戦闘自体は割と安定
・ブレイクが3回必要
・タイムがキツい

評価

×

×

 

3-2 スノウ編 -超速ルイナー -

 ライトニングの次の攻略キャラクターはスノウ。所持ロールはATKBLADEF
 スノウは序盤の3章で離脱し、7章で再加入したときにパラメーターが成長している。そのため、初期HPは全メンバー中最大の760。ファングに次ぐ2人目のDEFとして、存分に活躍するだけのポテンシャルを秘めているのだ。「おまけ2」のバルトアンデルス戦でも、その体力を遺憾無く発揮した。
 ――そして。スノウを語る上で決して忘れてはいけないことは、「ルイン」の連射が超スピードということである。もう何と言うか、ホンットに速い。文句無しの最遅であるサッズと比べると、実に2倍近い差が存在してしまうのだ。早撃ちの男なんですよ(´・ω・`)
 このATKとしてのスピードを活かせば、「フェイス」が使えるサッズを凌ぐ火力を出すことさえも可能なはずである。また、スノウはHLRを持ってないが、DEFで受けるダメージ自体を軽減できるため、両者は相互互換と言っても良いだろう。それらの要素が、果たしてラスボス戦ではどう活きてくるか・・・?

 使用するのは、「妖魔の呪印」系統のセイブ・ザ・クイーンLv.★。物理攻撃が全く成長しないが、魔力はサッズに次ぐ1087まで上昇する。
 また、スノウはHLRを使えないため、パーティで防御の要となるのはDEF+HLR+DEF「アルテマ」などで受けるダメージを非常に小さくできるが、肝心のHP回復ペースが遅い。ゲーム中のオプティマ設定欄にさえも「能率は低めです」と悪口を言われてしまっている始末なのである('A`)
 ・・・とまあ、こんなスノウ。世間の認識は「ファングと被るが、中々の強キャラ」という感じだと思われるが、この条件下では果たして・・・?


 初戦、バルトアンデルス戦。スノウを使うパターンでは、ファングとスノウの2人がDEFになることができるため、その特性を上手く活かすと有利に戦うことができる。
 まず、AI操作のDEFは、必ず最初に「挑発」を使い、自身に攻撃を引きつける性質を持っている。このバルトアンデルス戦ではパーツからのレーザーを「挑発」で引き寄せられるため、誰か1人DEFが居れば、レーザー攻撃で受ける損害を大幅に減らせるのだ。
 しかしながら、それだと2人DEFが居ることのメリットが出てこない。DEF+HLR+DEFだと確かに「アルテマ」などの大ダメージ技を軽減しやすくなるが、その後の回復効率で「DEF+HLR+HLR」に劣り、再び次の全体攻撃を受けることになってしまうのだ(´・ω・`)
 ――だが。DEFが掛けた「挑発」は、そのキャラクターがDEF以外のロールに変更すると解除されてしまう。しかし、逆に言えばDEFのまま他のキャラクターのオプティマを動かせば、レーザーへの守りを固めつつ、ステータス変化やブレイクゲージを溜めることができるのである。しかしながら、ファングをDEFに固定してしまうと、非常に重要な「スロウ」の維持が不可能となり、かなり戦いづらくなってしまう。ならば・・・ということで、2人目のDEFとしてスノウが活躍できるのである。

 実際の戦い方は、こう。
 まず攻撃面では、序盤はJAM+HLR+BLAでブレイクし、ATK+HLR+ATKでダメージを与えていく。スノウのルイン連射機としての性能が光り、1ブレイクで与えられるダメージは150万。スモークの効果が切れる最初の5分間で、多いときは300万ものHPを削ることができる。
 また、相手の「アルテマ」「タナトスの哄笑」が飛んできたら、即座にDEF+HLR+DEFへと入れ替える。そしてここからが重要なのだが、リーダーのファングはコマンド入力で「リジェネガード」を使うのだが、AI操作のスノウは「挑発」を使用し、バルトアンデルスの攻撃を自身へと引きつける。本来ならばスノウにも「ライズガード」でダメージを軽減してもらいたいところであるが・・・何はともあれ、スノウはバルトアンデルスを挑発状態にすることができる。すると、この後しばらくはレーザー攻撃のみが飛んでくるため、スノウをDEFにしたままオプティマチェンジを行えば、かなり安定して戦線の立て直しが可能になってしまうのである。
 ・・・実戦で用意したのは、スロウを上書きしつつブレイクゲージを上げるJAM+HLR+DEF、デシェル効果を狙うATK+JAM+DEF、ブレイク時間を延長しつつダメージを与えるATK+HLR+DEFの3つ。スモークの効果が切れるとレーザー攻撃からのダメージが増えて厳しくなるが、スノウをDEFにして攻撃を受け止めさせれば、戦線を維持していくことは比較的容易。回復が苦しくなってきたときは、ファングが「ポーション」を使って2人目のHLRになればOKだしね(´ー`)
 まあ、チマチマ戦いすぎると「死の宣告」で乙ってしまうのだが・・・それでも割と楽に戦える編成であった。撃破タイムは21分57秒。まあまあの値だな。


 続いて、オーファン戦である。この戦いでは「鉄槌」「搾取のエレクトラ」「ディエス・イレ」などの全体攻撃が多いうえに、非常に厄介な陰極の「黒ルイン」「挑発」によって引き寄せることができない。よって、先ほどのバルトアンデルス戦で用いた"2人目のDEF戦法"はまったくダメになってしまう。残念ながらオーファン戦では、DEF+HLR+DEFDEF+HLR+HLRのほぼ完全下位互換なのだ(´・ω・`)
 そのため、スノウを使ったDEF+HLR+DEFを活かすため、超反応のオプティマチェンジを駆使して相手の全体攻撃を耐えてみることにする。具体的には、陽モードの「鉄槌」ですらDEFで受け止めてみる。操作が煩雑になるが、ホープの「プロテス」にも匹敵する防御効率だ。そこまでする価値があるかは微妙だが('A`)
 ・・・攻撃面では、陽モードでブレイクさせて、ATK+HLR+ATKATK+BLA+ATKを入れ替えながら攻撃し、1ブレイクで70万ほどのダメージを与える。前述の超反応を利用することでHPに余裕が出てくるため、ヴァニラをBLAにする余裕が生まれるのだ。そのタイミングで「殺戮のエディプス」を使われて運悪くリーダーが狙われたら\(^o^)/だが、それはそこまで気にしていく必要も無いと思われる。このオーファン戦、死ぬときはどうせ死ぬからな。
 ――そんな感じでごく普通に戦い、ごく普通に召喚を用いて撃破。最後に「死の宣告」を使われたが、それも想定の範囲内である。タイムは33分49秒。うむ、普通だ。


 続いて、オーファン第二形態戦。スノウを使うと、きわどいところであるが2ブレイクで倒すことができるため、時間的には余裕が出てくる。
 ただ、スノウのBLAには少々難点があって、彼は「ブリザド」だけでなく「フロストブロウ」も覚えている。そのため、相手に接近して攻撃を仕掛けてしまい、オーファンのオレンジ色の光(「なげきの慟哭」という攻撃らしい)によって勝手にスロウ状態を受けてしまうのである。スノウはマジで空気読めよ・・・(´・ω・`)
 ――そんな感じで行動が妨害されるため、「無益なる時」が来るまでの70秒間でブレイクできるかは、非常に微妙なところである。クリア時のブレイクは、2回とも「無益なる時」という文字が表示された瞬間のブレイクであった。FF13では、一部の行動モーション中にブレイクをさせることで、相手の攻撃を中断できる性質があるのだ。
 撃破タイムは、何とメモを忘れるというまさかのミスをしてしまったのだが・・・確か4分17秒。2ブレイクで上手く倒すことができたので、タイム自体は速かった。
 ・・・ちなみに、この戦闘中、必ずリーダーを狙ってくると思われた「万象の妖光」が、スノウに命中したことがあった。何だろう、DEFを狙う性質があるのかな?


 ということでスノウ。1戦目のバルトアンデルス戦では2人目のDEFとしての特性を活かし、その後のオーファン戦ではそこそこ高火力のATKとして活躍した。
 ――まあ、弱キャラではなかったが、かと言って特別な強キャラでもなかった。言わば早苗Aみたいな微妙な存在だわ('A`)


 ◆
3-2 スノウ (ATK/BLA/DEF
 ・セイブ・ザ・クイーンLv.★ (妖魔の呪印系統)
 ・ウルツァイトバングルLv.★

 HP3760 / 物理攻撃 62 / 魔法攻撃 1087

 戦闘メンバー:ファング+ヴァニラ+スノウ

  バルトアンデルス戦

オーファン戦

オーファン(第二形態)戦

1

JAM+HLR+BLA

JAM+HLR+BLA

JAM+BLA+BLA

2

JAM+HLR+DEF

ATK+JAM+BLA

JAM+JAM+BLA

3

ATK+JAM+DEF

ATK+HLR+ATK

JAM+HLR+BLA

4

ATK+HLR+ATK

ATK+BLA+ATK

ATK+HLR+ATK

5

ATK+HLR+DEF

DEF+HLR+ATK

ATK+BLA+ATK

6

DEF+HLR+DEF

DEF+HLR+DEF

DEF+HLR+DEF

タイム

21分57秒

33分49秒

4分17秒?

備考

・タイムがキツい
・戦闘は楽
・エリクサー3回
 召喚5回使用
・操作が難しい
・ブレイク2回で倒せる
・70秒でのブレイクが難しい

評価

 

3-3 ホープ編 -あなたの顔が好きだから-

 さあ、次はみんな大好き、ホープ君である。所持ロールはBLAENHHLR
 初めて情報が公開された時には、(;^o^)「何コイツ、イケメンすぎてキモい・・・」などと思っていたが、実際にバトルで使ってみると大活躍。FF13では、基本的に6つのロール全てが使えるように戦闘メンバーを組むことが重要となるが、ホープとファングだけで6つのロールが揃ってしまうのに気付いて以来は、ほぼ全てのバトルにホープ(&ファング)を投入していった。ストーリー的にも、最初は厨二街道大驀進だが、それ以降は要所要所で格好良いことを言ってくれる、お気に入りのキャラである(´ー`)
 ――しかし、クリスタリウムなしクリアーでは、ホープ最大の強みであるENHで使える魔法が「プロテス」しか存在しない。そのため本編中では、速攻が仕掛けられるサッズの影に隠れてしまっていた。5分以内に勝負が付けられるバトルなら、スモークを使ったほうが圧倒的に便利だしなァ・・・。
 それでも、凄まじいまでの長期戦となるプラウド・クラッド戦&決戦騎ティアマット戦では、「プロテス」が使える2人目のHLRとして大活躍。他にも、様々な方のクリスタリウムなし攻略のプレイ日誌を見てみると、ホープが活躍していることが多い。むしろサッズが使われていなかったりする・・・。
 というわけで、今回はそんな強キャラ・ホープ君が頑張るストーリーである。

 使用するのは、「ホークアイ」系統のヌエLv.★。魔力の上昇値がぶっちぎりで高く、BLAの魔法でも馬鹿にできないダメージを与えることができる。「防御系持続UP改」でプロテスの効果時間を1.8倍に出来る「ヴィゾフニル」系も悪くないが・・・元々、「プロテス」は3分も続いてくれるからなァ。
 ホープにはATKが無いため(通常プレイならCP6000で「ルイン」が取れるが)、基本的にはBLAを使ってダメージを増加させていくキャラクターとして活躍することになる。俺はATKを2人入れて攻撃するスタイルのほうが好きだが、敵によってはブレイク中も「ATK+BLA+HLR」などで攻撃したほうがダメージ大きくなる場合が存在する。というのも、ブレイク中はチェーン耐性が「0」として扱われるため、ブレイク値は低いがチェーン耐性の高い敵(例えば「ジャガーノート」)は、BLAでどんどんブレイク値を上昇させていったほうが、最終的なダメージが高くなるのである。まったく、なんという説明口調な一文であろうか('A`)
 そんなBLAとしての特性が、果たして今回のラスボス戦ではどのように活きてくるのか・・・?


 さあ、まずはバルトアンデルス戦だッ!
 ホープはご存じの通り「プロテス」が使えるが、この戦闘でダメージを軽減できるのは、パーツから来るレーザーのうち半分のみ。残り半分のレーザーは魔法タイプの属性だし、最もダメージを軽減したい「アルテマ」「タナトスの哄笑」は、どちらもステータス変化を無視してダメージを与えてくる。事実上、この戦闘での「プロテス」は、レーザーのダメージを5/6に軽減するだけの魔法と言って良い。要は、使っておいて損は無いが、優先して掛けるほどでも無いということである(´・ω・`)
 重ね重ねになるが、ホープはATKを持っていないので、ライトニングやスノウで戦った際に用いた「ブレイク寸前で粘ってダメージを増やす」という戦術を使うには、些か不都合が存在する。そのため今回は、素早くブレイクをしてダメージを与えていく方針を採ることにした。

 戦ってみる。さすがの守りの要、ホープ君。「プロテス」HLRの回復力を存分に発揮し、非常に安定した戦いを進めることができる。
 が、しかし時間が足りないのである。というのも、バルトアンデルスは全ての属性攻撃を半減してしまうため、「ファイア」「ブリザド」で攻撃するホープのBLAとは凄まじいまでに相性が悪い。ダメージも半分、ブレイク値の上昇率も半分・・・。「ウィーク」で属性耐性を半減→標準と変えるのには、ちゃんと意味があったんだな(´・ω・`)
 ・・・バルトアンデルスのブレイクが終了するまでに、ATK+HLR+BLAで攻撃してブレイク値を500%くらいまでは上げることができるのだが、ATKがファング1人しか居ないため、結果として与えられるダメージ量は少なめ。スモークの効果が切れるまでの5分に、2回ブレイクさせてHPを200万前後は削れるのだが、その後の1ブレイクで与えられるダメージは、せいぜい50万と言ったところ。勝つためには残り15分+「死の宣告」の3分で7回のブレイクを行わなければならない。スモークの効果&最初数回の行動の異常な遅さがあって、初めて5分で2回ブレイクできるというのに、それら無しで7回ブレイクなんて無謀すぎるぜ('A`)
 ――何度かやってみたが、毎回バルトアンデルスのHPを100万ほどにまで削ったタイミングで「死の宣告」を使われ、乙ってしまう結果になった。全体からの割合で考えて、20分で422万を削れたのだから、もう少し頑張れば23分で522万削れるんじゃね? などと思ったが・・・それは大きなミステイク。前述の通り、全体のHPのうち200万はスモークの効果が存在する最初の5分で一気に削った値であるため、それを除くと15分/18分で100万/322万となってしまう。要は、222万削るのに15分を要したのだから、残り3分で100万を削るというのは絶望的な話なのだ。このことに気付いた瞬間、俺は素での撃破を諦めてしまった(´・ω・`)

 ということで、諦めて召喚獣を使用することにした。
 ファングがバハムートを上手く召喚すれば、ライディングモードでの攻撃も併せて70万〜80万は削れるため、ホープを使う場合のダメージ不足を補うことができる。ただ、適当に召喚していっても駄目なので、最後の最後、「死の宣告」が唱えられた後のトドメに使用することにする。というのも、召喚モード中は「死の宣告」のカウントダウンが止まるため、カウントダウンが始まる前に召喚するよりも、時間を有効に使うことができるのである。
 ――そんなこんなで戦術が決まった後は、ひたすら戦って行く。予想通り、残りHP100万ほどで「死の宣告」を使ってきたため、そこからは最後のトドメを意識してブレイクゲージを溜め、バルトアンデルスの「アルテマ」を召喚ガードで回避。ドライブゲージを溜めたあとはライディングモードを発動し、いつも通り「デストロイブレス」を連打。最後に「メガフレアLv.3」を放ち、35万のダメージを与えてピッタリ終了。まァ、これで終わらなかったら2秒後にファング死亡だったんだが・・・。
 戦闘時間は23分39秒。召喚モードで「死の宣告」のカウントダウンをザ・ワールドしたため、上で書いた「制限時間」よりも長くなったりもしてしまった。テヘッ★


 続いて、オーファンの第一形態戦。
 このボスはバルトアンデルスと違って、属性に対する耐性を持たない。そのため、BLAの魔法でダメージを与えつつ、ブレイク値も大きく上げることができるのだ。
 試しに陽モードを戦ってみた。最初の「心ない裁き」DEFで受け止め、DEF+HLR+ENHでプロテスを張る。その後はお馴染みのJAM+HLR+BLAでブレイク値を上げ、適当なところでATK+JAM+BLAを使ってデシェル状態を掛ける。その後はATK+HLR+BLAでブレイク時間を延長しながらブレイクだ。
 ・・・今回はホープがプロテスを使えるため、オーファンの「鉄槌」のダメージを2/3に軽減できる。そのため、ブレイク中にATK+BLA+BLAで集中攻撃を行うことが可能なのだ。ブラスターの魔法でも5000以上のダメージを与えられるうえに、ゲージを増加させてファングの「ルイン」のダメージを増やすことも可能。ブレイク終了までにブレイク値を999.9%かそれに準ずるほどにまで上げられ、1回の陽モードで70万〜80万のダメージを与えることができた。これは、ATK*2と「フェイス」が使えるサッズの場合にも匹敵する大ダメージである。ホープ君は強いぜッ(´ー`)
 ――また、陰モード時にもDEF+HLR+HLRが使えるため、安定感はかなりのもの。それを繰り返し、着実にダメージを重ねていく。途中、バルトアンデルス戦で消費したTPが3まで回復したので、召喚を使って大ダメージを与える。陽モードでブレイク寸前だったため、一気に100万ものダメージを与えることができた。

 そんなこんなで、関門の陰陽モードへと突入する。HLRが2人居るため自力ブレイクも不可能では無いだろうが、やはり「ディエス・イレ」が来ると終了してしまうため、安全に召喚を使ってかっ飛ばすことにする。1回目の召喚を終わらせたところで「死の宣告」が飛んできたが、大体「ブレイクゲージを200%ほどまで溜める」「召喚」という1サイクルに掛かる時間が90秒ほどなので、時間的な問題は無し。残り2回の召喚でオーファンを倒すことができた。
 合計召喚回数は4回で、エリクサーは3つ使用。今回は3戦通してホープを使っていくことにしたので、1戦目に召喚を使ってTPが減った状況でスタートしていたが・・・もし、初回のバルトアンデルス戦にてTPを温存可能なパーティで戦っていれば、このオーファン戦の序盤で召喚を使ってダメージを稼ぐことができ、「死の宣告」を喰らうこともなく勝つことができていたであろう。このオーファン戦に限って言えば、サッズよりもホープを使ったほうが楽になるっぽいね。


 長いイベントを挟み、オーファンの第二形態戦。
 ホープを使ったパターンの場合、ブレイクさせた後の攻撃はATK+HLR+BLAATK+BLA+BLAで行う。繰り返しになるが、ATKが1人しか居ないため火力不足となり、合計で3回のブレイクが必要となる。そのため、時間的には割と厳しくなるが・・・ホープは「プロテス」が使えるため、ブレイブ+フェイス状態でダメージが2952〜9525に達する「万象の妖光」のダメージを2/3にまで軽減できる。そのためDEFを用いれば、かなり安定して耐えられるのだ。
 ――ということで、普通に戦って3ブレイクで撃破。タイムは6分13秒。タイムは制限時間に近いが、実際のバトルはかなり楽だったぜ(´ー`)


 ということで、ホープ・エストハイム君(14)BLAの属性攻撃が半減されるバルトアンデルス戦ではかなりという感じだったが、ブレイクがキーとなるオーファン戦&オーファン第二形態戦では大活躍であった。「プロテス」も、「鉄槌」「万象の妖光」のダメージを軽減する手段として非常に役に立った。
 ――やはり、多くの人が強さを認めたように、ホープ君はかなりの強キャラだったのだ。もし「プロテス」だけでなく「シェル」も使えれば、「ディエス・イレ」のダメージを4/9にまで軽減してデプロテ&デシェルの発生も防げるため、「エリクサー」無しでのオーファン攻略も現実的だったと思うのだが・・・(´・ω・`)
 そういうわけで、クリスタリウム封印プレイでは、「ヌエLv.★」は作っておいて損が無い。ヌエェ・・・。


 ◆
3-3 ホープ (BLA/ENH/HLR
 ・ヌエLv.★ (ホークアイ系統)
 ・ウルツァイトバングルLv.★

 HP3270 / 物理攻撃 225 / 魔法攻撃 952

 戦闘メンバー:ファング+ヴァニラ+ホープ

  バルトアンデルス戦

オーファン戦

オーファン(第二形態)戦

1

JAM+HLR+BLA

JAM+HLR+BLA

JAM+BLA+BLA

2

JAM+HLR+HLR

ATK+JAM+BLA

ATK+JAM+BLA

3

ATK+HLR+BLA

ATK+HLR+BLA

ATK+HLR+BLA

4

ATK+HLR+HLR

ATK+BLA+BLA

ATK+BLA+BLA

5

DEF+JAM+ENH

DEF+HLR+ENH

DEF+HLR+ENH

6

DEF+HLR+HLR

DEF+HLR+HLR

DEF+HLR+HLR

タイム

23分39秒

33分35秒

6分13秒

備考

・タイムが異常にキツい
・トドメに召喚1回使用
・戦闘が非常に楽
・エリクサー3回
 召喚4回使用
・直前の戦闘で
 召喚を使わなければ
 タイムは更に短縮可
・ブレイクが3回必要
・戦闘が楽

評価

×

 

3-EX サッズ編 -父よ あなたは強かった-

 さて、ここまできて、初回突破時に使用したサッズでの検証を行わないのは、些か信頼性に欠けるというものであろう。
 この文章を書いているのは2010年の5月3日。初回のクリアから、既に2ヶ月が経過してしまった。あれから俺も、少しはFF13が上手くなったんだよ(´・ω・`)
 ・・・とはいえ、サッズを使った攻略パターンに関しては既に13話で長い長〜い解説を行っているので、ここはザクッと要旨だけをまとめてみることにしよう。

 他キャラと比較した場合のサッズの特徴は、何と言っても1152という極大の魔法攻撃力、そして魔法ダメージを高めるENH「フェイス」である。それらを活かした「ルイン」は、他キャラには決して真似できない火力を発揮するのだ。また、地味にヴァニラのHLRの回復量を上げられるのもオイシイ。
 ・・・ただし、防御面で言えばサッズは非常に脆弱なので、大ダメージを受けた時の立て直しが厳しいという問題点がある。そのデメリットを、正面攻撃力でカバーしていくのが、サッズを活かした戦い方となるのだ。「フェイス」の1.4倍という数字は、思った以上に大きいものなのである。
 よく、「サッズは攻撃モーションが遅いから弱キャラ」と言われることがある。それは確かな話なのだが・・・実は、行動2回ごとにオプティマチェンジをしてATBバーを補充する戦術との相性が抜群なのである。JAM+HLR+BLAATK+HLR+ATKなどで戦っていると、味方の行動2回分が終わるタイミングでぴったりサッズの攻撃も終わってくれるのだ。もし、このテクニックを意識してサッズのモーションの遅さが設定されていたとしたら・・・大したゲームだね、FF13ってのは(´ー`)


 ということで、まずはバルトアンデルス戦。前に戦った時とは若干だが作戦を変更したため、それを記しておこう。
 いつも通り最初はJAM+HLR+BLAでブレイクゲージを溜めつつ、適当なタイミングで「ライブラスコープ」を使用して、味方AIが「ルイン」だけを使うようにする。そしてブレイクゲージを200%強まで溜めたところで、DEF+JAM+ATKにして、ファングは「挑発」を、ヴァニラは「デシェル」を使用。
 直後にバルトアンデルスの「アルテマ」が飛んでくるため、「リジェネガード」&エリアバリアでダメージを軽減する。そして、その後は速攻でブレイクをする。何故なら、バルトアンデルスの行動頻度には大きなムラがあるが、最初の数回はペースが一定であり、このタイミングでブレイクさせるとブレイク中が攻撃し放題になるのだ。
 ・・・そんなブレイクで160万ほどのHPを削ったあとは、再びブレイクゲージを溜めていく。そして180%ほどまでゲージを溜めたら、今度はブレイクさせずにひたすらATK+HLR+ATKDEF+HLR+ATKで粘る。ライトニング編の時も書いたが、一度ブレイクさせてしまうとゲージが減る一方であるため、再びゲージを溜めるのに一苦労となって、結局あまりダメージ効率が良くないというパターンが多々存在するのだ。スモークの効果がある最初の5分を使い、2回ブレイクさせる手もあるが・・・今回は、行動パターンが固定である1回目のブレイクのみで我慢していった。その辺りは、プレイスタイルに併せて選択してね(`・ω・´)

 そんなわけで、スモークの効果が切れた後もENH「フェイス」を掛け直し、10000を優に超えるサッズの「ルイン」でガンガン攻撃。防御態勢のDEF+HLR+ATKでも大きなダメージを与えていけるというのは、思った以上に大きい。回復面には不安が残るが、そこはファングの「ポーション」連打でカバーしていった。
 ・・・そして撃破タイムは、なんと13分2秒。速い! 他のキャラクターでは、全て「死の宣告」に怯えながらの撃破だったというのに。
 この戦闘は、結局はダメージのばらつきが大きい「アルテマ」次第の運ゲーとなるが、素早く倒せるということは、それだけ安定するということである。このバルトアンデルス戦、ラスボス戦の開幕に違わない難関となるが、その中でもサッズを使ったパターンが圧倒的に楽と断言して間違いないであろう。


 その後のオーファン第一形態&第二形態戦は、初回プレイの戦法をそのままトレースして撃破。あれが、思ったよりも良く出来ていたのだ(´・ω・`)
 この2つの戦闘では、"サッズならでは"という強みは、そこまで出て来なかったように思う。オーファン第一形態は召喚獣でHPの半分以上を削ってしまうし、第二形態はブレイクさせれば何とかなるし・・・。与えられるダメージはスノウ・ホープの時とさほど変わらず、防御が薄い分だけ不利になってさえいるのだ。
 むしろ第一形態戦では、火力が高すぎて「初回の陰モードを召喚でスキップ」「陰陽モード突入時にTPが3まで回復していない」\(^o^)/というトラブルを起こしてしまったりもした。だから、1回くらいは「フェイス」「デシェル」なしの陽モードブレイクを使って、時間的に粘ったほうが良いかもね。


 ということで、初回の突破時に利用していたサッズ。
 現在の知識で、彼を客観的に評価するとしたら、以下のような感じになるであろう。


 ◆
3-EX サッズ (ATK/BLA/ENH
 ・トータルエクリプスLv.★ (デネブ系統)
 ・ウルツァイトバングルLv.★

 HP3320 / 物理攻撃 635 / 魔法攻撃 1152

 戦闘メンバー:ファング+ヴァニラ+サッズ

  バルトアンデルス戦

オーファン戦

オーファン(第二形態)戦

1

JAM+HLR+BLA

JAM+HLR+BLA

JAM+BLA+BLA

2

DEF+JAM+ATK

JAM+HLR+BLA

JAM+JAM+BLA

3

ATK+HLR+ATK

ATK+JAM+ENH

ATK+HLR+ATK

4

ATK+HLR+ATK

ATK+HLR+ATK

ATK+HLR+ATK

5

DEF+HLR+ENH

ATK+HLR+ATK

DEF+HLR+ENH

6

DEF+HLR+ATK

DEF+HLR+ATK

DEF+HLR+BLA

タイム

13分2秒

29分7秒

5分12秒

備考

・タイムが非常に楽
・戦闘は難しめ
・エリクサー3回
 召喚5回使用
・火力が高すぎて
 TP回復が難しい
・ブレイク2回で倒せる

評価

 

4 まとめ

  バルトアンデルス戦

オーファン戦

オーファン(第二形態)戦

ライトニング

×

×

スノウ

ホープ

×

サッズ


 各キャラクターの「評価」欄をまとめると、上のような感じになった。ライトさんェ・・・。
 初戦のバルトアンデルス戦ではサッズの圧倒的な火力が光り、残りのオーファン第一形態&第二形態戦では攻撃・補助・回復を高い次元で兼ね備えたホープの安定感がぶっちぎりであった。その2人を入れ替えながら使うパターンが最も楽であろうが、ファング&ヴァニラ&誰か1人だけでクリアするとしたら・・・やっぱりサッズが一番お勧めになるだろうか。これは恐らく、自分が最初にクリアしたキャラクターだからということもあるのだろうけどね(´・ω・`)

 ――そして良かった、クリアできないキャラクターが出て来なくて。クリスタリウム封印プレイで最大の難関となるラスボス戦だが、意外にも自由な感じで戦えたのだ。
 というわけで皆さんも、是非とも自分の好きなキャラを使って、このラスボス戦に挑戦してみてほしい。「×」が付いているところは文字通り罰ゲームとなるが・・・。

ファイル

セーブデーター名

内容

BLJM67005-57.ZIP

セーブデーター58

13章:オーファンズ・クレイドル
ラストバトル
(全員の最強武器を所有しています。
また、このデーターは「おまけ4」でも使用できます)

(※セーブデーターをご利用になる場合、【セーブデーターについて】を必ずお読みください)


5 っていうかぶっちゃけ

 オーファンよりバルトアンデルスのほうが強いよね(´・ω・`)


 

「おまけ4」へ

 

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