低レベルクリアーINTプレイ日誌

【第六話 対面!神を名乗りし者!】

 ドラクロア研究所を脱出し装備を一気に整えたところで、まずは召喚獣戦から始めることにしよう。
 「エクスデス」戦。この戦いでは、フィールドの異常空間でアイテムの使用が封印されてしまう。通常のFF12なら別に死んでも「アレイズ」とかで復活させればいいのだが、今回は蘇生魔法を使えるのが魔法使いジョブのアーシェとパンネロしかいない。しかも相手の攻撃は2500ダメージの「フレアー」、全員に4000ダメージの「コラプス」等と非常に激しい。パンネロもアーシェもHPが非常に低いため、二人が同時に死んでしまうともう戦闘不能者を回復させることができなくなり、チェックメイトとなってしまうのだ。
 更にこいつHPが119060(オリジナル版)と非常に大きく、その上瀕死状態になると魔法障壁で物理攻撃を無効化する。FF12の召喚獣戦はギミック戦であるが、この戦いも非常にそれが目立っている。まったく、厄介な相手だ。
 INT版の低レベルでは魔装備にMP+の効果が加わっているため、パンネロ・アーシェの組み合わせで蘇生を繰り返し魔法障壁をなんとか乗り越える戦術も行けるかもしれないが・・・今回も前回と同じく速攻を仕掛けることにした。ただし前回プレイではフォーマルハウトだった銃が今回は一歩手前のアルクトゥルスに弱体化しているので、その分を技で補う。

 エクスデスは全属性を半減するので、込めるのは無属性の「サイレント弾」。これで攻撃力46、ダメージは2116〜2678。魔法障壁発動のトリガーを引くゼロムスのHPの残り20%とは23812。二人でバンバン撃ってれば押し切れそうな気がするが・・・瀕死防御力UPでダメージを1/3に軽減してしまうのでそうはいかない。何とかしてダメージを上げなくては。
 まず思いつくのはブレイブ+バーサク状態。それぞれ攻撃の威力を1.3倍、1.5倍にしてくれる。加えてバーサク状態はバーがたまる速度を2倍にするという効果があるので、打撃キャラにはもってこいであろう。これでダメージは4126〜5239。二倍ほどに跳ね上がったが・・・まだ足りない。戦ってみたが、最後の1cmほどで押しが足らず、魔法障壁を張られてしまう。魔片で攻撃しよう・・・!と思ったが、その1秒後に魔片はアイテムであり、この戦いでは使用できないことに気がついたり。
 そこで「瀕死攻撃力UP」を使うことにする。前回は全員がオプションで習得でき、当然のように存在するものとして扱われていたが・・・インタ版では全キャラクターに揃うわけではない。あいにく機工士はライセンスボートにそのアビリティがないグループに入るので、アクセサリ「鋼のゴルケット」を装備して「瀕死攻撃力UP」を引き出す。瀕死状態は戦闘不能になりやすく作りだすのも面倒、と大きなリスクを負ったことになるが・・・攻撃力は一気に2倍となる。ダメージは8252〜10444!これなら行けそうだ。
 ということでさっそく戦う。盾役のアーシェがイージスの盾を装備して近づき・・・魔法攻撃には物理攻撃における「回避無視」のようなものがないので、いかなる敵の魔法攻撃でもイージスの盾などで回避できる可能性があるのだ。ゾディアークの「コラプス」でさえも回避可能なのである。前回プレイでは気づいていなかったが・・・まあそれはともかく、盾役のアーシェと向かい合う方向からバーサク+ブレイブ+ヘイスト+瀕死で限界まで攻撃能力を引き出したバルフレアとフランが大ダメージを連打する。エクスデス撃破!・・・と言いたかったが、残念なことに僅かにHPが残り、魔法障壁を張られた。だが諦めずにアーシェが「ブリザラ」で攻撃。300ほどのダメージであったが・・・2発加えたところでエクスデスが崩れ落ちる。エクスデス撃破!
 ・・・ふう。強かったぞ。防具性能は全体的に上がっているのに、ダメージはむしろ上がっているようにさえ思える。この先の召喚獣戦は一体どうなるのか・・・?

 次はバルハイム地下道に行って雑魚(含ランクA「ブラッディ」)を倒しながら進み、奥で召喚獣「ザルエラ」戦。ザルエラに抱かれている・・・というか羽と融合している女は、神との戦争の時ザルエラが人質として奪った巫女であるとか。俺には二人は愛し合っているように見えるけどな。
 戦闘開始。まずは使い魔のデッドリーボーンを軽くいなす。初めてバルハイム地下道奥に来れるようになった時には、このデッドリーボーンにすら手も足も出なかったんだ。なんかずいぶん懐かしく思えるなあ・・・。順調に削って行き、いよいよザルエラの大技が発動・・・「レベル素数デス」!

 ヴァンLv1・・・回避
 バルフレアLv2・・・死亡
 フランLv2・・・死亡

 思い通り!ここでヴァン死亡というまさかの凡ミスがあったら笑えたけど、やっぱり1はNOT素数だった。全国の高校生の皆さん、1は素数ではないですよ。ヴァンLv1にレベル素数デスは命中しませんよ。
 ・・・「ストップ」や「スリプガ」のステータス変化を解除するのに足を取られ二回目の「レベル素数デス」を喰らってしまったりもしたが、基本的に即死以外は恐れる要素もないのでそのまま戦って撃破。ふう。こいつは攻撃が激しくないし、あんまり強くなかったな。

 この時点で戦える召喚獣には他にも「カオス」「ゼロムス」「キュ(ry」などがいるが、どれも結構面倒なので後回し。モブ狩りに向かう。ドラクロア研究所クリアで大量のモブが新たに登場した。効率よく倒していかないと大変なことになるな、ホント・・・。
 まずはセロビ台地でランクA「ヴィーラル」戦。前回低レベルでもこいつと戦ったはずだが、全く何も覚えていない。で今回戦ったが、弱かったことしか印象に残っていない。多分次のプレイの時にも印象は残っていないだろう。ある意味、毎回初回プレイのつもりで戦えるから嬉しいことなのかも。
 次はナブレウス湿原に飛び、ランクS「ゴリアテ」戦。いつも通り遠距離からリフレクを貼って撃破。さっさと進めて、大分前から登場だけはしていたランクS「ロビー」戦。地面から沸くデッドリーボーンが実に嫌らしい・・・。魔術師のMPが枯渇し「ケアルラ」を使ってほしいところで「ポイゾナ」を使ってしまうガンビットならではのミスも犯したりして、メタメタの状態にされる。だが隣のエリアに戻って体制を立て直し、再びデッドリーボーンと戦う。モブのロビーは強い攻撃もないし全然弱いんだけどね・・・。ということで若干の苦戦を強いられながらもデッドリーボーンを全滅させ、その勢いでロビーも撃破。
 いったんアイテムを補充して、死都ナブディスの内部を探索しながらランクS「デスサイズ」戦。こいつは強かった。最初は弱かったが、調子に乗って一気に削ってしまい、魔法障壁を発動させてしまう。こうなると通常攻撃CT0の能力も得て、ずっと打撃を繰り返してくる。防御力55のミラージュベストを装備していても驚異の800ダメージを連打され、回復が全く追いつかない。そもそも回復アイテムも枯渇してしまった。やばいやばい・・・アーシェとパンネロがかわるがわる登場して「ケアルラ」を唱えたりしながら魔法障壁を乗り越え・・・欲を出して「ホーリーの魔片」で攻撃しようとして殺されて大ピンチに陥ったりしながらもがんばって回復し・・・何とか魔法障壁モードを乗り切る。一気に銃でたたみかけ撃破。・・・ふう。強かった。ん。そういや前回プレイ日誌を見て思い出したが、パンネロがインディコ藍を装備して「コンフュ」で混乱させれば簡単に魔法障壁乗り越えられたんだな。ん。ん。
 次は帝都アルケイディスから南下し、「ダークスティール」「オーバーロード」「リンドブルム」を討伐。「リンドブルム」なんかはむしろ登場させるのに苦労した。ツィッタが晴れるようになったのはいいが、晴れから曇り・雨に変わらない・・・。これは酷いぜ・・・。どいつもそれほどは強くなかったが、ランクSの「オーバーロード」はそれなりに苦戦した。モテたいシークは開幕のフレイムロードで6000喰らって一瞬で退場したしな・・・。

 この時点で残っているモブは「ベリト」「謎の男」のみ。前者は移動距離が、後者は強さが凄まじいのでとりあえず後回し。ストーリーを進めることにする。
 ・・・幻妖の森を通って古代都市ギルヴェガンへ。魔人の門の説明が分かりやすくなってるなーなんて思いながら進める。クリスタル・グランデでオセが「デビルブラスター」という強力な技を使ってくることにも驚きながら走る。一連のボス「ラフレシア」「ダイダロス」「タイラント」「シュミハザ」はどれも大して強くはなかった。
 最奥でオキューリアから契約の剣を手に入れ・・・さあ。また世界が広がったわけだ。次は何をしよう?どこに行って、強い装備を手に入れようか?なんか、世界が広がるたびに楽しみが増すなあ、このゲーム。

 

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