トップページ > FFプレイ日誌 > モンスター封印 制限プレイ > No.04

モンスター封印制限プレイ

 



アシタカ「曇りなき眼で見定め、決める」


はいッ、ということで曇りなき眼で某カイアス戦を隅から隅まで見極めてきたわけなのですが、思いのほか時間がかかってしまったということと、描いていた未来とだいぶ違うということをジト目で振り返りしつつ、今回のストーリーを振り返ってみることにしよう(^O^)/
いやあ、本当ならカイアスも再完熟大王もミュータント的なアレも全部倒して、プレイ日誌もサクサク更新していく予定だったのだが、この〜EP4カイアス戦〜ですでに2週間と五日を迎えており、しかもそのうちの2週間はなぜかアニメライフと動画投稿に没頭していたというだけあって、さすがの私も焦りの度合いが半端じゃないといった感じなのだ!
というのも私は諸事情で12月から忙しくなり、日誌更新にかける時間が通常よりも大幅に削られてしまうことになるため、このff13−2プレイ日誌自体12月の中ごろまでにはストーリーを完遂させるくらいまで駆け足で進んでいこうと思っていた。当然、このEP中で語られるカイアス戦も私の描いていた通りの未来ならば、すでに単なる通過箇所として通過しており、苦戦など強いられる想像など微塵もなかった・・・・(※嘘です)

しかしあろうことか、私はカイアスに何度も何度も何度も何度も何度も苦戦させられるはめとなり、そしてヤツは私の愛しのセラを私の目の前で最終的に陵辱してきた。 そう、結論から申しますところによれば、私はコイツに勝てなかったヽ(゜▽、゜)ノのである。
オワタ・・・・私のプレイ日誌もここで終了か・・・・・・・
カイアス・・・カイアス・・・の間にもののけ姫を挟んでも駄目だった・・・・・
まあもののけ姫は私自身なぜこのタイミングで見たのか謎のベールに包まれているが、サンとアシタカのラブラブ萌え要素を取り入れてもカイアスには勝てなかったというのが目の前の現実である。

まあ、正面切って話せばカイアス戦を「通過」することはできたのだが、「カイアスを倒せた」という結論に至らしめるにはかけ離れた戦闘を要所要所で展開しており、私的に見れば、もはやそれは「戦闘」と評されるものですらなかったというわけである。うん。
ではなにがそんなに酷かったかというと、それはもうこのプレイ時におけるグダグダ感であり、そのグダグダ感と揶揄せざるを得なかった「難易度の純粋な高さ」といったところであろうか。
「セラを成長させているのに」とか、そういう単純かつ曖昧な視点で今回のカイアス戦を想像してもらうと、私は困る。なぜならかくいう私も「セラを成長させているんだからwww」という軽いノリで突っ込み、開始早々から見事に陵辱され続けたからである。
やれ、このEP4ヲルヴァ郷で日の目を見る「カイアス・バラッド(年齢不詳)」という謎の男は、FF13-2における強敵として世間に認知されており、皆さん御馴染みの「クリスタリウム封印クリアー」で大いに苦戦させられる相手として、その純粋な「強さ」を披露してきた相手でもある。
私が今回このプレイ日誌を更新させる上でも、このヲルバ郷のカイアスは「果たして倒せるのかどうか」という畏怖さえ抱かせてくれるものであった。
結果的に見れば、私はこのカイアスを「見事撃破」することはできなかったわけであるが、そのストーリー上でのボスとしての特性、能力、ビジュアルなどFFでも「良」と数えられる、独特的雰囲気かつインパクトのでかい敵の一人でもあったのだ。
が、今回怒涛のごとく繰り広げたバトルをひとつひとつ振り返ってみるも、従来コイツからしみじみ感じることができた「良ボス感」も今プレイにおいてはただただ悲惨的鑑賞を極めており、バトルそのものを純粋に楽しめることができなかった。楽しむという以前に、私はコイツに「勝てるビジョン」さえも想像することができなかったのであるッ!!たった一つのチート手段を除けばな!

では、まずは項目として「なぜコイツに勝てなかったのか━━━(゚∀゚)━━━!!!」を挙げてみることにしよう。
いずれも、今回プレイで私が身を以って感じた醜悪極める現実ばかりでありますので、これをご覧になる方はどうかお気をつけて・・・・・

〜EP4 カイアスに勝てなかった理由集♪〜

一、セラの火力が足りない
一、回復が間に合わない
一、引き付けるDEFが糞
一、バイオの切れるタイミングが悪
一、敵のHPゲージが無限に見える
一、あんまり戦闘を長引かせるとカイアスが残像化する
一、戦闘する度に強くなっていくというあの民族である
一、!?
一、初代遊戯王にはまっていた頃で友達が「聖なるバリア・ミラーフォース」を発動し、こちらの戦線が一気に沈静化した時の悲壮感によく似ている
一、デスペルが間に合わない
一、余程の運がない限りアイテムのストックが底を尽きる
一、敵の攻撃ペースが異常wwwwwwwwwwww
一、敵の位置取りが絶妙すぎるので「バトルの安定化」が計れない
一、敵の攻撃が地味に痛い


などが今回私が世間に悲痛のごとく公表する内容の一部である!これが、とりあえずは私の伝えたいことの大まかであり、うちに秘める心境です(///∇//)!!そんなに見つめないで恥ずかしいから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

・・・・・・さて、そんなこんなでとりあえず「私が何故カイアスに勝てなかったのか」を触りだけ説明できたわけであるが、これはあくまで触りであって、実態はそんなに単純ではない。というか単純すぎるほど単純ではない

まずこのカイアス、なにがそんなに凶悪なのかというと、それは素の攻撃力の高さである。今回のプレイでまずこのカイアス戦に向け立てていく戦術の流れとしては、DEFのノエルが敵の猛攻を常に引き付け、ノエルが受けたダメージをケット・シーが回復し、セラは敵を弱体化させつつ攻撃&バイオをかけていくというもの。この体系・流れは最後まで変わらないのだが、その理由も「ノエルがDEFを解いた瞬間」に一気にこの戦線が崩壊してしまうからである。それほどまでに敵の攻撃力が凄まじく、生半可な戦術ではことごとくそれを粉砕される事態が滝のように起こってしまうのだ。

「そんな消極的かつ平凡なロールであのカイアスに勝てるはずがない!」と思われる方もたくさんいるであろう。たしかに、ポーションという一つの回復手段を用いればロール自体の戦術も大きくその姿を変えてくるであろうが、そもそもがケット・シーを変えていいタイミングが私にはわからないのだ。それほどまでに、カイアスのdoエスっぷりは半端じゃない。

戦術の大きな流れの一つとしては「クリスタリウム封印プレイ」でも披露された、ある程度HPを削ってからの猛攻撃であるが、かくいう私もこのプレイ内容においてそれを実践してみることにした。
・・・・・・・結果、それはもう「結果」と通訳されるほど高尚なものでもなかった。
悲惨だったのだ。見事なまでに。・・・・・・・(^-^*)(・・*)

そもそも今回プレイではバトルを「ゆっくりにする」ことを許すにしても、スロウという概念自体なく、ましてやエンハンサーなどの強化魔法も持っていない。その上カイアスに攻撃できる布陣はモンスター枠でツヴェルグ探査型のBLA、ノエル君、成長させた魔法力82のセラに極められており、たとえ相手が幾つかの弱体化にかかっている状態だとしても極貧であることこの上ない。

スロウにかかっていないカイアスだと攻撃真っ最中のタイミングで突撃してきやがるし、何より「ガッツ」という概念すらないので敵の攻撃に怯みまくり。そしてそれ以前に敵のHPの減りの進行度合いがGYAAAAAAAAAAAAAAAAQWSEDRFTGYHUJIKOLP;!!!!!!である為、さしずめ「ちょっと待って!!制裁ってどういう意味!?」と思わずWeb経由でウィキペディアを開いたものであった・・・・・・。
強いとか、弱いとか、もはやそんなこの地上世界の根底にある概念ではない・・・・・・。これは詰まるところ、シュヴァルツシルト半径であると私は解釈している。踏み入れてはいけない領域に、私は踏み入れてしまったのだ。我昔所造諸悪業皆由無始貪嗔癡従身口意之所生一切我今皆懺悔................

もちろんカイアスがまさかシュヴァルツシルト半径であるとは思わないので、私はそこに至るまでにさまざまな試み、チャレンジ精神をぶつけてみたものである。
上記に説明したものは確かに戦術の「主」であったことは認めるが、その戦術以外、戦術中に感じ得た特異の印象というものは一つ一つの戦闘ごとに新鮮なものがあった。毎回カイアスがなぜ極悪なのかを見せつけられながらも、ひょっとしたら、とか、もしかしたら、とか、そんな小さな小さな期待や研究心や楽しみはずっと消えずに、ふつふつと灯り続けていた。
が、そんな心境とは裏腹にさらに進化を続けていくカイアス
そして、私のこのプレイ内容に向ける一つの偉大な精神・情熱は、私が仰ぎ見ていた晴れの日を迎えることなく、ついにその限界を迎えたのであった――。

ということで私は、満を持して「ブラッド戦略」をこのカイアスに施していくことを決定したのであるッが、読者の皆様方、大いに私のこの「甘え」を批判しにやってきてください!私はそれに対し、すでに目も当てられない姿勢を錬成する段階にあります!!!!どうか、私に神のご加護を!!!!!!!


〜EP4 曇りなき眼で見定め、ブラッド〜

はい、そういうことでまずは今回、カイアス戦で配置した各ロール、各キャラクターのステータスを画像方式で発表したあと、戦闘の詳しい内容の方を愚痴なしで説明していこうと思っています。
いやまじで発表までに時間はかかっちゃいましたけど、これから説明する内容はを通り越して清らかでまっすぐな私の想い情熱が燃え滾ってまいりますので、どうかそのつもりで耳を傾けておいてください。よろしくお願いします。

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まずは上記の画像にも発表しているように、セラに関しては前回同様成長させていません。当然私自身カイアスに痛いほどフルボッコにされていたのだから、それらの解釈を経た打開策的に「カイアスを屈服させる手段の一つ」としてセラを成長させるという方法もあったんですけど、今のままでも「倒していけるボス」はまだまだいると踏んでいたので、極力自ら定めた「セラを成長させていい範囲」を犯して行きたくはなかったのです。
そもそもカイアスだって現時点で「通過」できるわけだし、「通過」できるのであれば、わざわざ十分に成長させてまでこのヲルバ郷のカイアスに力を注ぐ必要はないというものであろう。後半になれば武器も強くなり、火力も上がってくれるわけだし。
何より現時点で「カイアスに「ゲーム戦略」においてもっとも絶妙な形で勝利でき、かつ現時点でカイアスに勝つことのできる最小戦力」を計算するような段階ではないと直感的に判断したのだ。あくまで直感的にだけどね。(ドキッ)

うむ、以上のような理由から私はとりあえずは「セラを成長させない方向」でカイアス戦を「通過」することを選択した。が、そのおかげで何がまず問題になるのかは説明するに容易いが、一番わかりやすいのは上部にあるセラとノエルの画像を拝見してもらうこと。この両者のここまでのステータスを見て、いかに今メンバーの「火力」がないかを痛感することであろう。私自身は別に火力がないことに対して鬱陶しく感じることもなければ痛々しいと思うこともないが、今回のカイアス戦においてはまた話がチョッと変わってくる。
そもそも「火力がない」こと自体は前作のボス戦(いくつか)では「死の宣告」などのタイム制限があったため、クリスタリウム封印など火力がない時点では速やかな戦術、攻撃を展開していかないとあっという間に時間制限内に入り、そのままアッーとお陀仏になるケースが多く見られたりもした。が、今作ではありがたいことにそれがなく、いかに火力が少ないといえども、地道に安定化されたロールで攻撃、小まめな回復を繰り返していけばどんな戦闘でも勝ててしまう。
まあ、今現在プレイしている制限項目内ではアイテムのストックなどが限られてくるため、敵が今作ならではの「ブラッド攻撃」などを仕掛けてきたあかつきには、「いかに早く戦闘を終わらせるか」が鍵になってくるが、それでもこのFF13−2で対峙するボスのほとんどが前作から激減しており、「火力が少ない」という悲劇のレッテルも「大して気にならない」というところまで落ちこぼれてしまった。
私がなぜ今回「セラを成長させないか」の理由の一つも、火力関連に起因しているのが大きな原因なのであるが、その今回のカイアス戦では「火力」自体が大きく戦闘の善し悪しを決めてくるものがあるため、なんというかその・・・・・・・・、カイアス死ね!!!!!!!である。・・・・・・・もう本当に・・・・・・・・それだけなの・・・・・グスン。

だが、だからこそやりがいがあるというのが根っからのゲーマーの性。私はこの目の前の現実にゴウゴウと燃え激ってくるとともに、どうやったらこのカイアスを倒せるかを考えていくことにした。
クリスタリウム封印プレイでも披露された猛攻撃はやはり火力関係で断念せざるを得なかったが、私はとにかく「カイアスとの位置関係」を研究していくことに専念したのである。

というのも今回のバトルの攻略として考えていたのが、とにかく敵のHPが半分を切ってからの「攻防」であると考えていた為、カイアスが「心身活性化」を唱えたあと、そこからセラがいかにカイアスの残りHPを削って行けるかに焦点を絞った。
前述もしたが、カイアスの行動ルーチンを読んで総攻撃を仕掛ける「時」は存在するものの、ほとんどのタイミングでは敵の攻撃ペースが異常の為、タイミングを誤ると一気に戦線が崩壊してしまう痛ましい事件が生じてしまう。何より敵が攻撃を加え続けている時間にだれかがDEFで引きつけていないと、例えばセラに敵の攻撃が飛んできた場合、「攻撃の要」が攻撃できなくなってしまう事態となってしまう。
今回のバトルではどう頑張っても敵のHPを一斉に削り切ることはできず、どうしても「セラが頑張って削っていく」しか、心身活性化「後」のカイアスのHPを減らすことはできず、安定して戦っていくことができない。ならばセラ以外のDEFであるノエルが常に敵の攻撃を引きつけ、セラがその隙にバイオや弱体化魔法や攻撃を加え続けていくのが、今回のバトルでのもっとも有効な手段なのではないかと私は考えたのだ。
そこで重要となってくるのが、先ほど説明した「カイアスとの位置関係」なのであるが、この位置関係というのはつまり、カイアスが攻撃してくる範囲をこちらがコントロールするというものである。
カイアスに関しては、時折「衝撃波」というカイアスから見て直線上の敵に、すべてそのダメージが及ぶという少々厄介な範囲攻撃を使用してくるのであるが、この攻撃、セラとノエルとケット・シーの位置関係が微妙であると、運悪くその味方全員にダメージが行き届いてしまうということも普通に有り得る。しかもカイアスは時折、その時点で攻撃対象にしていた相手にバハムート・アイズという弱体化魔法を施してくることがあるので、嫌なタイミングで味方一人が弱体化されたあと、「衝撃波」で一気に味方全員の残りHPの平均が少なくなり、ポーションを使ってしまうという自体にもなりかねない。やはり、主要な回復手段を施すのを、大体のタイミングでケット・シーに託していないと、たちまちのうちにアイテムのストックがなくなってしまうということにも繋がってしまうのである。
おまけに「衝撃波」には皆様お馴染みの「ブラッドダメージ」が付属してくるので、運悪く味方全員に「ブラッドダメージ」がヒットしてしまった暁には、もう目も当てられない現状になってしまうこと間違いないのだ。

ということでとにかく相手との位置関係に目を配りながら、「カイアスの直線上にはノエルのみ」の構図を構築していくようにする。・・・・・・・のだが、なんとこのカイアス、なかなかノエルとのラブラブモーションを構築させてくれないッのである!!!!!!!!!!!!
君がいくら憎しみを抱えているからってそりゃないよ・・・、と思わさせられるくらい何かと「全員に攻撃が行き届く位置」に歩きながら調整してくるのである。いや、まじでそんなことをされると困るのであるが、まじでそういうことをしてきやがるので、それを見てこちらはうまく敵の直線範囲外に立ち回らないといけないのだ。方法としては、・・・・・というかこれは結構な確率で「運要素」が含まれるため、こちらが任意でできることといえば、敵の行動ルーチンを読みつつリーダーチェンジし、ノエルがアタッカーの「たたかう」で敵と急接近したり、HPの多いセラがあえて敵のターゲットをこちらに仕向け、もともとのターゲットであったノエルに変わってダメージを受ける、などの方法が挙げられる。しかしこれらを決して短くない戦闘でずっと安定して使い続けていくには、それなりの状況把握と動体視力が必要になるので、あまりおすすめしたくはない戦法でもある・・・。結局は「運」でどうにかなる部分でもあるため、「敵との位置関係」についてこれだ!というような戦術を挙げることはできないのだが、とにかくできるだけ「衝撃波」を使用してくるタイミングを見計らい、少しでも仲間との位置や距離を散らばしておくことに尽きる、と私は言いたい。

では、以上のような「注意点」を構築することができたら、お次はいよいよ攻撃面での具体化である。ここまでに何回か言ったように、「敵のHPを一斉に削る」ことはできないので、とにかくセラが敵を弱体化させつつゲージを貯め、攻撃を加えつつバイオを継続させていく、という戦術を用いていきたい。というかそれしか方法がない。

先ほども言ったように敵の攻撃面を甘く見ていると、築いてきた戦況が易易と覆されてしまうので、終始ノエルは防御に徹しつつ、セラは攻撃に徹するという手段を用いる他ない。
幸いにもこのEPでのカイアスのHPは一段と低く設定されているので、HPを半分に減らしさえすれば、セラ一人でも勝機が見えてくるようになる。
問題は、敵の猛攻にいかに耐えて「攻撃を継続させていくか」に尽きるのであるが、まあそこは実際に戦ってみないとわからないというもので、早速私はカイアスのHPを半分に減らしてみることにしてみた。

私はとにかく「セラをひとりで攻撃させる」ことを踏まえ、敵を終始ブレイクさせないことを注意しつつ、敵のHPを半分にしていくことに着手して攻撃していくことにした。敵のHPをどうせ1ブレイクでも削りきれないのであれば、ブレイク後にあやふやな状態でまた一からゲージを貯めていくのではなく、ある程度ゲージを貯めた状態にしておいて、そのまま継続的かつ効率よくダメージを蓄積していく方法がいいのではないかと注目したのだ。
私は序盤にデシェルで敵を弱体化したあと、敵の行動ルーチンを読みつつ味方のBLAなどで敵のゲージを貯めていき、敵のゲージが230%前後になった頃にセラがアタッカーに切り替わり、敵のHPの半分ぎりぎりまで削っていくという方法を試みることにした。
そうすることでそのタイミングあたりで初っ端に放ったデシェルが切れ、また新しくかけ直せるとともに、敵のHP半分ギリギリでバイオが放てられ、しばらく安定して「セラのルイン攻撃」を行うことができるというものだ。

私は前述した流れでこちらの想像した通りの状況を作り、見事、デシェルの効果が切れ再度デシェルをかけ直すことに成功した後、これまたいいタイミングでバイオがかかり、カイアスの「心身活性化」の発生タイミングを調整することができた。ここからが本当の勝負の始まりなのであるが、ここで注意しておきたいのは、カイアスの「心身活性化」で強化された強化魔法の存在である。
カイアスの「心身活性化」はカイアス自身にリジェネ、ブレイブ、フェイスを発生させるというものなのだが、リジェネの存在はさておき、ブレイブ、フェイスの存在が非常に不味く、筆舌に尽くしがたい厄介な現状をプレイヤー側につきつけてくる。
というのもカイアスは心身活性化後、さらに範囲&パワーが強化された「衝撃波」を放ってくるのであるが、これを発動するタイミングでカイアスにブレイブ、フェイスがかかっていると、あっという間にこの戦闘は強制終了されてしまう事態が可能性として大きく存在してしまうようになってしまう。
カイアスの心身活性化後、強化された「衝撃波」の攻撃範囲はもはや直線状「↓」ではなく、見た感じ「斜め左、↓、斜め右」になっており、あやふやな仲間との位置関係を継続していると、その範囲全域に「衝撃波」が届いてしまうことが頻繁に起こってしまうからである。
全員に攻撃が行き届くことはまだしも、「強化された「衝撃波」が全員に行き届いてしまう」のは非常に遺憾なので、カイアスが「衝撃波」を唱えたその瞬間以前にセラはすでにJAMロールに変更しておき、カイアスが「衝撃波」を唱えた直後にデスペル×2を放つようにしておきたい。そうすることでカイアスの「心身活性化後の危険性」を一つ減少させることができ、セラは引き続き攻撃に専念できるというものなのである。
さて、私はとにかくカイアスのHPを半分に減らしたあと、デシェルの状態を確保してから「ルイン攻撃」を心ゆくまで楽しむことにした。あと、これは言うまでもないことだが、この戦闘ではバイオの存在は必須のため、カイアスがHP半分を切ったあとは「とにかくカイアスにバイオをかけておく状態」を維持しておくように。FF13−2で再び日の目を見た「リジェネ」のその効能は、長年ゲームに身を投じてきた私でも呆気にとられてしまうほどであり、バイオなしにはどうあがいても対処しきれないため、十分に注意しておくこと。

セラの「ルイン攻撃」はデシェル状態のカイアスであれば300近いダメージを与えることができるので、HPを半分にしてからだと大体60回ほどの攻撃が必要になると思われる、、、、のだが、バイオの継続時間は1分であり、この1分間で敵のHPを一気に押し切れるはずがない。戦術としてはこの1分で敵のHPを削れるところまで削ったあと、バイオが切れた敵に再びバイオをかけ直していく作業を施さなければならない。しかしなんとこのカイアス、なかなかバイオが決まってくれないのである!!!!!!!
さきほども申したように敵のブレイクゲージはブレイクさせずにある程度の高さで維持させたままであるため、バイオは通常よりも幾分かかkりやすいはずなのであるが、敵にバイオが掛かるまでのバイオの放つ回数を平均すると大体バイオ×6は必ずしも必要になってくる。
「なんだバイオ×6かよwwたいしたことねえじゃんwwwwwww」と思う方もいるであろうが、バイオを6個もセラが放っているあいだにカイアスさんは、先ほどセラが攻撃した「ダメージ量」をリジェネの「回復量」でどっこいどっこいにしてしまうのである。しかもバイオ×6ならまだ「ルイン攻撃」のダメージ量が勝っているが、バイオ×6はまだ最良のペースの一つであり、毎度毎度×6でバイオが敵に発生してくれるとも限らない。×9などざらであるため、もうそうなってくると1分間にセラが与えた「ルインダメージ」が敵の「リジェネ回復」に追いつかないということになり得る。
やれ、死に物狂いで与えた攻撃がたったの「バイオ×9」を放つ短時間にすべて回復されてしまうというのは現実に目を向けるべきではない。これは非現実的な出来事である(`・ω・´)怒

そして今しがた「1分間にセラの与えたルインダメージ」と言ったところであるが、正確には1分間ではなく大体40秒ほどである。というのもバイオがかかっている時間が1分であればリジェネがかかっている時間も1分であるということ。この度のカイアスの「リジェネ」はデスペルなどで解除できないことから「永続」であると勘違いされている方が多いが、平たく言うとそうではなく、リジェネ発動から1分がくれば「リジェネは一度切れる」。これがまた厄介な敵の特徴の一つで、どうせならきっちり60秒で切れるのではなく永続であってほしいものだ。なにせリジェネが切れたタイミングでカイアスは再び「心身活性化」を施すので、当然再びブレイブ、フェイスが発生するということにつながってしまう。プレイヤー側はバイオの継続は必須項目の一つなのだが、今プレイでは「ブレイブ・フェイスの解除」も必須項目の一つであるため、敵の「心身活性化後」の時間を見計らってこちらは攻撃を一度中断し、潔くJAMロールに移行しなければならない。その上心身活性化にバイオはかかっているため、こちらは「ルイン攻撃開始」から40秒ほど経ってバイオが切れ、急いでバイオをかけ直しつつデスペル×2を準備しなければならない。
もし、というかこれは普通に起こってしまうことなのであるが、敵が「心身活性化」を唱えるまでにバイオをかけ直すことに成功しなければ、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・敵の回復量でもはや敵のHPは半分どころではなくなり、「セラの火力がどうこう」でもなくなってしまう。なぜなら敵の心身活性化後は必ずデスペル×2を放たなければならないため、ただでさえ急いでバイオをかけ直さなければならないところを、半強制的にバイオ詠唱を中断させられ、デスペル詠唱に切り替えなければならないからだ。
さらにさらに上記のような「バイオがかからない状況」を継続させていると、それと同時に「バイオによるブレイクゲージ」がどんどんと蓄積されてしまうため、いずれカイアスを嫌でもブレイクしてしまうようになる。これをすると敵のブレイクゲージは0になり、またある程度のところまで蓄積させなければバイオが発生しにくい状況を受け入れることになってしまうため、やはり「カイアスbにバイオがかからない」ことは今プレイにおける最低最悪の巨悪であるのだ!(デシェルの存在も忘れちゃいけない・・・・)

ついでを言うならそれ以外の面でもこのカイアス戦では苦戦を強いられることになる。
例えばカイアスの心身活性化後の「セラの攻撃」の面でのこと。何回も説明しているとおりこの場面ではとにかくセラは急いで「ルイン」を放ち続けなければならないのだが、そうこうしているあいだにも「カイアスの攻撃」の方を油断できないので、そう易易と「攻撃を加え続けていく」環境を整えることができない。何より厄介なのがやはり強化された「衝撃波」なのだが、この範囲攻撃が2人以上に当たってしまう確率は2人以上に当たらない確率よりも高いため、状況によってはポーションなんかをフル活用しなければならない。ポーションだけならまだしも、より「ブラッドダメージ」が味方に蓄積されやすい事態となったこの状況下では、ブラッドポーションの使用頻度も増やさなければならないし、時にバハムートアイズで味方のうち一人でも弱体化された後は、強化された「衝撃波」で死人が頻発してしまうことが起こりやすい。「衝撃波」だけではなくそれ以前の敵の攻撃もなかなかに侮れないので、「セラの攻撃」乃至、「味方の回復」にも十分に目を当てていかなければならない。

やはり、ここで注目なのが敵との「位置関係」であるが、今プレイでこれが一番シビアであり、私などの腕前では「位置関係(笑い)」とほざいてるだけで「位置関係」をコントロールしきれない

例えを挙げるとするならばカイアスの行動ルーチンを把握した上での「位置関係操作」。ようは「衝撃波」が飛んでくるタイミングで味方全体をできるだけ散らばせていけばいいのであるが、カイアスの攻撃面での立ち回りはもう「芸術」と揶揄されてもいいのではないかというほど正確であり、なかなかにこちらの思惑した通りの理想の形に持っていくことができない。一番形になりやすい方法の一つが「リーダーチェンジ」に基づくATKノエルの「たたかう」での利点なのであるが、この方法はほとんど感覚がアクションゲームであり、アクションゲームが不得意な人にはまずおすすめできない。かくいう私もアクションゲームは苦手なのであるが、私からすればこの方法はなんかもうその状況を超越している。平たく言えばこの方法での感覚がたんに「ニガテ」だということか。まさかFFで敵の目線と足元を目認しつつ、次に攻撃する角度と距離を「時間的」・「空間的」に微調整しないといけないとは思わなかった。一般にプレイされているアクションゲームより数段難しいわ!死ねカス!!!!!!!


・・・・・まあ、そんなくそったれた発言をしていても仕方がないので、私は実際にその状況下を再び楽しむことにしてみた。
えーーーーっと、まずはデシェル状態の敵をルインで攻撃して、ノエルがDEFで絶えず敵を引き付ける。敵がノエルに釘付けになったあとはセラがどんどんと攻撃していくのであるが、やはり、問題は「衝撃波」。運がよければ別に位置調節などしなくてもそのまま継続して攻撃していくことができるが、運の状態が吉以下であれば大抵味方の立ち回りを調整しないといけないため、なかなかに流れを保っていくことができない。一番多い形がカイアスの視界に丸ごと2人以上入っている状態なのであるが、この状態時に、できれば「カイアスの前方→ノエル、ケットシー」の形に持っておくようにしよう。リーダー格のセラがカイアスの真横かそれ以上後方に位置していれば、「リーダーチェンジ」を行うなどしてピンチを脱することができることもあるからである。なにより、ノエルがカイアスの打撃時に急接近され、もしくはノエルのたたかうなどで急接近し、ノエル&カイアスのラブラブモーションを作ったあとは、ノエルがリーダーチェンジを行うなどで敵の定めたターゲットがセラ、もしくはケットシーに変わり、そのいずれかにカイアスは「打撃」で急接近していく、イコール三者の位置関係をある程度散らばせることができるからである。当然これを行うには敵の行動ルーチンを把握しておかなければならないのだが、みなさんの想像の通り、今回のカイアス戦はとにかく長いため、安定して敵の行動ルーチンを把握しつつ、セラの攻撃をタイミングよく当て続け、時には回復し、リジェネの活動時間1分間やバイオの発生、消滅に気を配り、リーダーチェンジしたり、ブレイクゲージを理想の形で維持しつづけたりするのは正直アレである。倒せないこともないのであろうが、私の率直な意見を述べさせてもらうに、この方法ではカイアスには勝てないッ!!!!!!くぅ〜〜〜〜〜



カイアスが心身活性化を使い始めた頃からこうなることは薄々感じてはいたが、今となっては、むしろ今回のプレイ内容でどうやったら勝てると思ったの?といった感じになったことは私個人の意見としても否めない。それぐらいに、私にはこの戦闘の未来が見えないようになってしまったのだ。

そもそもブラッドポーションのストックが5個もないのは致命的であり、ポーションやフェニックスの尾も限られている状況下で、一体具体的になにができるというものであろうか。たとえ全アイテム&ギルを振り絞ってカイアスに勝てたとしても、このあとにはアイテムの使用が必須である再完熟大王戦なんかが控えている。そして何より「セラの与えるダメージ量が糞すぎる」ということである。

「なんだ、じゃあセラを成長させて火力を上げるなりすればいいじゃん!」

・・・確かに、一時期は私もそれを思いついていた。だがしかしそうしなかったのは上記に話したとおりで、そんなことをしなくても「カイアスを通過できる」ということにある・・・・・・。

かくして私は無事、「ブラッド」を用いてのカイアスの攻略を着手することに成功したのだ!この「ブラッド戦略」は先人たちがどうしてもこのヲルヴァ郷のカイアスに勝てない時に用いられた戦術であり、今プレイでもそれは例外ではない。私としても今プレイでどうしてもカイアスに勝つことができなかったので、おとなしくこの「ブラッド戦略」を施していくことにしたのである。

さて、ではこの「ブラッド戦略」とは具体的にどういったものなのか、というと、それは得てして単純な話でございましょう。
そうッ!これは前回アロアダイ戦でも一部話した戦術の一つで、「敵のHPが半分以下」になってからがきついのであれば、敵のHPを半分にしなければいい!という話である。

「ブラッド」は、敵のHPを削っていくと同時に「敵の最大HPを与えたダメージ分減らしていく」という特性があり、これを用いれば敵のHPを半分に減らすことなく、敵のHPを極限にまで減らしていくことができるというものだ。

なるほど、この手段を用いれば多少時間はかかってしまうが、比較的安定して戦闘を進めていくことができる。「多少時間がかかる」という点でアイテムのストックは少し気がかりではあるが、幸いにもフェニックスの尾のストックが大量のため、簡略化された「位置関係」にさえ気を配っていれば、ブラッドダメージをノエルに集中することができ、ブラッドポーションの節約、フェニックスの尾の活躍が十分に発揮されていくようになる。あとは、敵のHPを極限にまで削ったあとの「敵のHP半分以下」での攻防であるが、この時点でカイアスのHPは5000を切っており、いくらセラの火力が貧弱といえどもリジェネ効果の1分以内に敵のHPを削り切ることができるであろう。とはいえこの状態でさえデスペルの詠唱が遅れるなどして戦線が崩壊する可能性もあり得る。というかこの状況下でもなかなか敵のHPを削りきれないことがあるorz

もうこうなってくると最終的に必要なのは運と勢いの他、気持ちの問題であろう。あとは一々愚痴をタレないで戦闘を続けていくことだけか・・・・・・!



生乳さんの次回作にご期待ください


 

(2012年12月13日)

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