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おさらい低レベルクリアープレイ日誌

 



右腕…っていうか、手? それとも、「頼りになるもの」という意味での右腕なのかな?


 前回は、ジェノバ・BIRTHを倒したところまでである。
 …運搬船を降りると、次の目的地はゴールドソーサーである。と言っても、徒歩で直接は入れないため、まずはコレルの山道を進み、北コレルの集落からロープウェイを使うことになる。物語的には、バレットの故郷はミッドガルでなくこの地域であるため、それに関連するイベントが幾つか発生する。

 そんなわけで。コレル山で行うことは、
「ボムの右腕」の収集である。
 …まず、この山道には、FFシリーズおなじみの「ボム」が登場し、そいつからは「ボムの右腕」というアイテムを盗むことができる。その効果は、敵全体に
基本1600←?!?!?!のダメージを与えるというものである。FF7の攻撃アイテムは、この系統の道具としては珍しく、敵の防御能力によって軽減されるため、実際のダメージは1600より少し小さいという程度に落ち着くことが多い。また、炎属性ではなく、無属性の全体攻撃である。
 ――というわけで。前回の「ジェノバ・BIRTH」戦にて、100前後のダメージで相手のHP4000を削っていき、
「これからの火力不足が心配!」などとほざいていたが、いきなり桁外れの攻撃手段が登場してしまった。FF7でのボスのHPは、裏ボスを除き数万という程度であるため、これを3人で投げればあっという間に終わってしまう。しかも、このボムの右腕よりも更に強力な攻撃アイテムもちょくちょく存在するという。あまりにも強力すぎるためか、低レベルプレイに更なる制限を付ける場合、「攻撃アイテムの使用」は真っ先に縛られるんだとか。FF12における、銃みたいな感じなのかな。

 さて。本プレイは、制限付き低レベルではなく、
ただの初心者向けプレイなので、気にせず「ボムの右腕」を集めていく。
 …具体的な場所は、多くの先駆者兄貴たちが言っている通り、山道最後のマップである吊り橋の地点である。ここには、
「ボム×1」か、「コカトリス×3の挟み撃ち」のパーティしか出現せず、ボム×1の場合は、「ぬすむ」を行っているだけなら、15ほどのダメージの物理攻撃を繰り返すだけであるため、安全に盗みを繰り返すことができる。また、コカトリス×3の挟み撃ちの場合も、臆せず1体のほうをリミット技や「バイオ」で集中攻撃して脱出すれば良い。また、それらの戦闘で減ったHPは、エアリスのリミット技か「ケアル」で回復し、MPが尽きたら、北コレル集落の宿屋で50ギル使って休むことができる。
 ――そんなわけで。右腕盗賊団は、「盗む」の成功率がレベルによって左右されることを考慮し、Lvが11の
エアリスレッドXIII、それにLv8のクラウドさんとする。クラウドさんは、基本的にはパーティから外すことができず、この手のアイテム収集ではお荷物となってしまうようだ。そのまま、高速モードも使い、1時間ほどで50個「ボムの右腕」を収集していった。99個集めても良かったのであるが、盗みを成功させられる確率は1/10と言ったところであり、作業自体はそこまで楽とは言えないこと、そして更に強力な攻撃アイテムがあることや、ゲームを進めてレベルが上がったあとのほうが収集が楽になることなどから、今回は50個に抑えていった。ちなみに、ボムの右腕は売っても1ギルであるため、金策に使うことはできない。残念…。

逆に訊くけど、これがう◯こじゃなかったら何なんだよ!!


 その後は、ロープウェイを使って、北コレルの集落からゴールドソーサーに移動をする。ちなみに、物語的には、セフィロスを追って流れでやってきたという感じであるが、セフィロスもこの地を訪れており、結果オーライという感じになる。
 …ちなみに、入り方は、北コレルの寂れた集落からロープウェイで、というものになっており、ロープウェイ
無料である。わざわざ無料と強調するところが怪しいと思っていたら、その後に入場料3000ギルを取られるというカラクリである。ただより高いものは無いッ!!(家畜に神はいない、的な感情を込めて)
 ――そして。今回地味に気になったのが、ゴールドソーサーの入り口である。どう見ても
う◯こです。ロープウェイの出口のほうは、キャラクター性のあるデザインなのに、なぜ遊園地部分の入り口をうん◯にしてしまったのか。いや、こっちも目がついててキャラっぽい◯んこなんだけど。とはいえまあ、私たちもみんな子供のころは「◯んこ!しっこ!」とか言ってゲラゲラ笑っていた(と思う)から、その時の気持ちに戻って楽しんでくれ、ということかもしれない。ああ、ゴールドって、そういう意味か…。

 さて。ゴールドソーサーというと、ミニゲームで遊ぶための場所という印象が強いが、今回プレイではストーリーを進めることを優先させる。というか、遊ぶためにはギルが必要なのだが、その今後の見通しが不明であるため、自由には遊べないというほうが正しい。
 …まずは、園長のディオとかいう
人間をやめ・・・・・てそうな奴(社会的な意味で)から、セフィロスの話を聞く。どうもセフィロスは、「黒マテリア」というものを目的に行動をしているようだ。うーん、「くっくっく…」の名言しか覚えていない…。
 ――その後は、ワンダースクウェアに行って、ケット・シー
(Lv8)を仲間にする。巨大なモーグリ人形に乗った黒猫と言った見た目であるが、ある理由により、ストーリーに大きく絡んでいき、プレイヤーたちに渋い印象を残すキャラクターである。一方で、低レベルクリアー的には、低レベル維持要員としても経験値背負い役としても中途半端であり、あまり戦いに参加していくことは無いようだ。

FF7の雑魚敵デザインって、6とも8とも違って、何というか世紀末


 その後、バトルスクウェアに行くと、物語が進行し、一行はゴールドソーサー下部の「コレルプリズン」に落とされる。
 …さて、ここは、井戸の中で「テスト0」という隠れモンスターが登場する
(オリジナル版のみ)ことが知られているように、稼ぎポイントとして有名である。しかしながら、一度脱出すると以降は二度と入れない完全なる期間限定マップであるため、厳しい制限プレイの場合は、あらかじめ立てた計画通りに進めなければならないと言えるだろう。

 というわけで。今回プレイでも、少しだけ稼ぎを行っておく。相手は、井戸の中に出現する
「トゥーサイド」である。
 …こいつは、お面が飛び上がりながらぐるぐる横回転しているといった感じの
イカれたデザインであり、こちらからの攻撃に、「自爆」「ケアルガ」で反撃し、そのどちらを使っても消滅していく。恐らく、この「自爆かケアルガか」という2面性が、“トゥーサイド”(Two Side)ということなのであろう。なお、自爆は「現在HPの3/4のダメージ」を与える現在HP割合ダメージ攻撃であるため、これだけで戦闘不能になることはない。また、テスト0で有名な井戸の中では、「トゥーサイド×4のはさみうち」以外のパーティは出現しない。
 ――さて、このトゥーサイドが、なぜ稼ぎ対象として有益かと言うと、「自爆」「ケアルガ」での自爆
(ややこしい…)によって、自ら消滅していくからである。FF7では、各種の成長のためには戦闘に勝利することが必要だが、逃げるとその記録はリセットされてしまう。しかし、トゥーサイドの場合は、相手側の自爆で戦闘が終了するため、こちらが勝利した扱いになる。そして、自爆によって経験値が手に入ることはない。このような条件を満たせる敵は他にも居るが、それが4体で100%出現し、しかも絶対にこちらが死ぬことはないというのは、恐らくトゥーサイドだけのはずだ。

 そんなわけで、私のプレイでは、「フェニックスの尾」「Lv1リミット技」の2つの稼ぎを行っておく。
 …まず、フェニックスの尾に関しては、単純に
トゥーサイドからフェニックスの尾を盗むというものであり、「盗む」へのカウンターとしても相手は適度に自爆していくため、適当にボタンを連打しているだけで簡単にフェニックスの尾を集められる。消耗品であり、いくつあっても困らないということで、ここでしっかり99個集めておいた。
 ――次に、「Lv1リミット技」に関しては、多くのキャラクターにおいて、「初期取得の1つ目の技を10回ほど使う」という条件で、2つ目の技を覚えることができる。しかしながら、前述の通り、
この回数は逃げると無効になってしまうため、これまでボス戦でしか回数を増やすことができなかった。しかしながら、このトゥーサイド稼ぎでは、こちらが逃げずに戦闘を終わらせることができ、敵の「自爆」によって安全にゲージを満タンにすることも可能なため、簡単にリミット技の使用回数を増やすことができる。というわけで、「2つ目のLv1リミット技」を覚えていなかったバレット・レッドXIIIを戦わせ、それらの技を習得させておいた。なお、ケット・シーに関しては、レベル1技は「ダイス」しか用意されていないので、ここで技を増やすことはできない。究極リミット技とされることの多い「システムエラー」がINT版でまるまる削除されてしまったことと言い、なにかとケット・シーは冷遇されてないか…。

 ちなみに。更に行える稼ぎとして、
「相手をフェニックスの尾で蘇生させて撃破数を増やす」という手もある。Lv2以降のリミット技を習得するには、「敵の撃破数」を稼ぐことが必要となるのだが、もちろん低レベルプレイではそのまま通常の敵を倒すことができない。一方で、「倒した敵にフェニックスの尾を使う(敵が消えてからでなく、あらかじめ使用を確定させておく)という手段ならば、そのぶんだけ撃破数を稼ぐことができる。そして、トゥーサイドなら、逃げることなく戦闘を終わらせられ、フェニックスの尾を盗むこともできるため、この稼ぎに極めて向いている。なお、相手のHPを削る手段であるが、敵は100%自爆するわけではなく、1回倒せれば、「フェニックスの尾」で蘇生させた時のHPは82となるため、「バイオ」でも放っておけば良いだろう。
 …ということなのだが。この稼ぎは、フェニックスの尾の収集とLv1リミット技の習得と比べ、
かなりの手間と時間が掛かる。例えば、クラウドのLv2リミット技を解禁するためには、120体もの敵を倒さなければならない。また、ボタン連打と簡単な確認で何とかなったこれまでの稼ぎと違い、この撃破数稼ぎは敵にフェニックスの尾を使うという動作をそれなりの精度で行わねばならず、失敗すると撃破数が稼げないか、最悪の場合は経験値が入ってしまう。
 ――そういうわけで、この制限の緩い低レベルプレイでそこまでやるか? という考えもあったため、今回は敵フェニックスの尾による撃破数稼ぎは行わなかった。まあ、例によって、セーブデーターは取っておいてあるので、詰むようなことがあっても、ここからやり直せば大丈夫であろう。

今後もこんな瞬殺ばかりになるのだろうか…


 そんなわけで、稼ぎを終えるのだが、ここで2個目のゲームブースター機能として、
「エンカウントなし」(L3+R3)を使用したことをお知らせしたい。
 …というのも。このコレルプリズンでは、井戸の中にはトゥーサイドしか出現しないのであるが、その外
(つまり、通常のマップ)では、バンディットという敵が出現し、こちらのアイテムを盗んでいってしまう。しかも、初ターンで必ず盗みを行ううえに、さっさと逃走してしまい、貴重品でも容赦なく奪われるという、こちらにとって不利な点が結集している。更に、低レベルクリアーでは敵を倒してアイテムを取り戻すことすらできないため、本当に必要なものが盗まれてしまった場合にはリセットをするしかない。とまあ、かなり萎え度の高いモンスターであり、たとえトゥーサイドからフェニックスの尾を99個盗んだところで、セーブポイントまでの間でバンディットに本当の貴重品を盗まれてしまえば、リセットをするしかない。「羅生門」的な世界観なのかもしれないが、ゲームにそういうものは求めていない。
 ――そういうわけで。この、コレルプリズンの井戸からセーブポイントへの帰り道において、私は限定的に「エンカウントなし」を解禁していくことにした。なお、ここでエンカウントなしを解禁せず、「少し稼いでセーブポイントに戻る」ということを繰り返しても同じと言ったら同じなのだが、その場合は戻るまでの時間・貴重品を盗まれた場合のリセットを勘案し、総合的な時間効率が落ちてしまう。つまるところ、
稼ぎの効率を上げるために「エンカウントなし」を解禁するのであるため、今後も通常のストーリー進行の際には、エンカウントはありにして進めていく。

 その後、一通りの稼ぎを終えたら、北に向かい、ボスの
「ダイン」と戦う。バレットの過去と関係のあるキャラクターであり、バレットが右腕を銃に改造しているのに対し、ダインは左腕を失っている。また、戦闘は、バレット1人で行うことになる。
 ――のだが。この敵は、今回の最初で集めておいた「ボムの右腕」を使えば
一撃必殺である。バレットにとって因縁の相手であるが、その戦いは20秒ほどで終わってしまった。共に片方の腕を失った男たちの戦いに決着を付けたのは、全く違う者の右腕だった…と書くと、特別な思いが別にしない。

 そして最後に、チョコボレースを行う。コレルプリズンから脱出するには、チョコボレースで勝つことが必要とされているからだ。
 …さて、このチョコボレースは、FF9のようなチョコボ育成にも関わってくる要素であるが、現段階では借り物のチョコボを使うことしかできない。また、ゲームの形式としては、自分でチョコボを動かしてトップを狙う…というものでなく、
スタミナ消費を管理して早く完走をさせるという内容である。スタミナが尽きると、以降は速度が遅くなってしまうので、いつ勝負を仕掛けるかのタイミングが重要だ。私はこういうものが異様に苦手である。
 ――というわけで。1回目は訳も分からず失敗してしまったのだが、再挑戦が可能であり、しかも失敗すると強力なチョコボを用意してくれるとあって、2回目で成功させることができた。やれ、やり込みプレイにおいては、戦闘以外でのアイテム稼ぎにミニゲームを使うことがあり、それが異様に大変だったりすることがある
(FF13でのギル稼ぎとか)のだが、果たしてこのFF7ではどうなることやらだ…。

君も私のファンになったのかな?


 さて。このゴールドソーサー周辺のイベントをクリアーすると、
「バギー」という乗り物が手に入る。バギーは、車のような見た目であるが、浅瀬を乗り越えることができ、また船を使って隣の大陸に移動させることもできる。ただし、雑魚との遭遇を避けることはできない。なお、シナリオがある程度進むと、没収されて勝手に無くなるようだ。

 というわけで。物語上の順路は、セフィロスを追って南の方向に進んでいくことであるが、この時点から、バギーを使って少し寄り道ができるようになるため、それを行っておく。まず、
コスタ・デル・ソルにバギーに乗ったまま突撃すると、分かりづらいが船にバギーが積み込まれた状態となり、この状態で100ギルを払うと、バギーと一緒に前の大陸へと戻ることができる。
 …そして、そのままジュノンからバギーに乗って北方向へ向かい、川の浅瀬を超えて「オヤジ小屋」と呼ばれる場所へ向かう。ここでは、クラウドの戦闘回数と逃げた回数を数えている
謎のファンがおり、戦闘回数の下2桁がゾロ目の時にアイテムをくれる(逃げた回数は教えてくれるが賞品なし)。その内容は、奇数の時は「ミスリル」、偶数の時は「雷の指輪」である。ミスリルは、エアリスの究極リミット技(と、防具:「金の腕輪」に関わるキーアイテムで、雷の指輪は雷属性を無効化できるようになるアクセサリである。どちらも、攻略上有用なアイテムであるため、このタイミングで入手をしておくのだ。なお、複数入手が可能と記している文献もあるが、どちらも入手は一度切りのようだ(ミスリルは、一度イベントで使うと、もう一度だけ入手できる?)
 ――そんなわけで。戦闘回数277回でミスリルを、288回で雷の指輪を、それぞれ貰うことができた。それぞれの回数を調整する場合も、高速モードを使い、オヤジ小屋の表で逃げ続ければ良い。回復は魔法で行い、MPが切れたらコンドルフォートまで遠出をすることもできる。そんなわけで、一応299回・311回・322回までやってみたのであるが、普段通りのセリフが表示されるだけで、アイテムを複数入手することはできなかった…

 その後は、再びコンドルフォートへ向かい、防衛戦のミニゲームを行う。
 …今回は、前回の
約4000ギルというかなりの額が掛かった点を反省し、最初から圧勝戦術を狙っていく。まず、真ん中にアタッカーだけを置いてスタートし、そのアタッカーをどんどん下へと前進させる。その後、敵が出てきたら、後出しジャンケンの形式で新ユニットを投入し、手早く蹴散らしながら画面最下部のラインに突入する。こんな感じで、ボスユニットを出会うことなく、戦闘を終了させることができた。
 ――というわけで。結果として、消費ギルは1740ギル、入手品はアクセサリ:
「安らぎの指輪」である。混乱・バーサク・怒り・悲しいを無効化するというものであるが、果たして使用する場面はあるのだろうか…。

塩酸・シメジ・ヒラメ・出目金の時に毎回壊されてますよ


 続いては、逆順を辿ってバギーをゴールドソーサーの大陸に戻し、順路通り南へと進んでいく。まず、ゴンガガ村という場所では、爆発事故を起こした魔晄炉
(またこのパターンか…)が存在する。また、タークスがこちらのパーティに居る女性キャラの好みを勝手に話し合っていたり、クラウドの過去に関わる重要キャラである「ザックス」の帰りを待つ両親が居たりと、それなりにストーリーに関わってくる場所である。しかしながら、タークスとの戦いによって経験値が入ってしまうので、残念ながらそれらのイベントを一通り見た後に、リセットを行い、村自体をスルーすることで経験値を回避していった。

 その後は、FF9のような谷の多い場所で、「コスモキャニオン」の集落に入る。なお、物語上の流れとしては、この付近でバギーが故障をしてしまい、やむを得ずコスモキャニオンに立ち寄る…という形式のようだが、
私はそんな経緯を無視して普通に入っていった。
 ――さて、ここは、レッドXIIIの出身地というほか、「星命学」という
やばいネーミングセンスの研究を行っており、イベントでは「人が死ぬと魂は星に帰っていき、その記憶から新たな生命が生み出される」という、FF7における世界設定の根底部分が語られる。なんかFF9とか13で似たような話を聞いたぞ。この生命エネルギーを、「ライフストリーム」というが、神羅はそのエネルギーを「魔晄」と呼んで、生活のためのエネルギーとして使っており、それによって星は急速に命を削られている状態ということだ。

 そんな話を聞いた後に、レッドXIIIを加え、コスモキャニオンの奥にある
「ギ族の洞窟」という場所に向かう。なお、パーティはレッドXIIIが固定となり、クラウドはいつもながら変えられないため、戦闘メンバーはクラウド・レッドXIII・ティファの3名で、経験値背負い役がレッドXIIIとなる。
 …さて、内部では、
開幕からいきなり間違った仕掛けで戦闘を発生させてしまってリセットしたりしながら進んでいき、途中の蜘蛛の巣があるエリアでは、「スティンガー」という雑魚敵と戦わなければならない。こいつは経験値を持っているので、クラウドとティファに「かばう」のマテリアをセットし、両者が戦闘不能になるのを待ってから、レッドXIIIが「ボムの右腕」でトドメを刺す。なお、スティンガーは合計で3体出現するが、右のほうの通路に進まなければ、倒すのは2体でOKである。もっとも、その右の通路の宝箱に、ここでのボスを一撃で倒せる「エクスポーション」が入っていたりするのだが…。

 その後、さらに奥に進むと、セーブポイントなしで、ボスの
「ギ・ナタタク」と戦うことになる。
 …さて、こいつは、厄介なことに使い魔の
「ソウルファイア」×2と同時に出現し、ソウルファイアを倒しても経験値が入ってしまう。そして、この第4話冒頭から主力となってきた「ボムの右腕」全体攻撃であるため、そのまま使うとソウルファイアごと相手を撃破してしまう。しかしながら、敵は回復属性を弱点としている(いわゆるアンデッド特性とは違うらしい?)ため、エクスポーションで一撃必殺を行うことができ、本体のみをターゲットにできる。よって、低レベルプレイではコレルプリズンで強敵たちからエクスポーションを盗むというのが定石とされているようだが、残念ながら私はそれを忘れていた…。
 ――のだが。敵のソウルファイアは、なぜか「乗り移り」という効果不明の攻撃で、
一定時間ごとに消滅する。乗り移りの効果は、どうも「ファイラ」のターゲットを、取り憑いた対象に固定するという内容のようだ。なお、この行動によって、相手の撃破数が増えることはなく、2体同時に消えることも存在する。よって、2体とも居なくなり、ターゲットがギ・ナタタク本体になった隙に、ボムの右腕を投げまくればそれで終わりである。なお、「ファイラ」は威力が高いが、経験値背負い役であるレッドXIIIは「炎の指輪」で無効化していったため、全く苦戦することは無かった。

Q:つまり? A:私にも分からん


 という感じで。このイベントを終えると、コスモキャニオンはクリアである。ついでに、
別に故障していないバギーが勝手に修理されたようで、次のマップへと進めるようになる。
 …ちなみに、レッドXIIIに関しては、もともとミッドガルで仲間になった時点から、コスモキャニオンに帰る間だけ同行するという予定だったのだが、ここでの一連のイベントの結果、正式にセフィロスを追う旅に協力をしてくれることになった。なお、その際の問答は、
「Q:どうしたんだ?(コスモキャニオンに残る予定だったのでは?)「A:オイラ、少しだけ大人になった。そういうこと!」というクラウドさん目線だと完全に意味不明となっている。一応、プレイヤー目線では分かっているということで、理解不可なシーンというわけではない。まああれだ、「大人になった」とか「なりたい」とか、そういうところにこだわっている時点でそれはもう大人ではないのだが、そういうところもまた若さである。振り向かないことさ。

 そんなわけで。じわじわと進めてきて、そろそろ旧DISC1部分
(リマスター版はディスクチェンジなし)も終盤といったところだろうか。敵の強さとしては、雑魚もボスもそこそこの殺意で攻撃してくるようになったが、こっちもこっちで「ボムの右腕」という強力兵器を手に入れ、少しずつ戦いの環境が流動的になってきた。マテリアや装備の数も増えてきたし、いろいろと工夫して、積極的に戦っていきたいものだな。

 
プレイ時間:12時間52分36秒
 クラウドLv8 ティファLv7 バレットLv12 レッドXIII Lv12 エアリスLv12 ケット・シーLv10

 

(2019年10月27日)

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