クリスタリウムなしクリアー.プレイ日誌 - やり込みinFF

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クリスタリウムなしクリアー.プレイ日誌

 

【第1話 伝説の始まり】

 

全てはここから始まった


 皆さま、お待たせしました。「やり込みinFF・15周年 & FF13・5周年記念企画」の最終弾:「クリスタリウムなしクリアー.」が幕を開けます。
 …さて。【昨年末に「管理人の日記」枠で発表した本企画】については、これまで第1弾は『FF13-2』、第2弾は『ライトニングリターンズ』と、変則的なプレイを行ってきた。それはもちろん、ラストを原作であるFF13に当てるためである。『13-2』も『リターンズ』も、それぞれ非常に個性的な作品であるが、それはあくまで『13』の派生作品に過ぎない。“FF13シリーズ”という、我々の中で伝説となった作品は、全てこのFF13から始まったのだ。

 そして“伝説”は、俺個人においても例外ではない。原作『13』は、俺にとって出世作と言える作品だからである。あの、初回やり込みである【クリスタリウムなしクリアー】は、FF13発売から1ヶ月半が経過した2010年2月に連載を始めたもので、内容としては「改造を普通に使って本編シナリオまでをクリアする」という、まあ“当時としてはそれなりに凄いくらい”のものであった。
 …しかしながら、(;^o^)「まだまだやり込み足りない!」と感じた俺は、「おまけ」と題し、様々な縛りを加えて強敵たちに挑んでいった。その理由は、ひとえにFF13がやり込みがいのある作品だったからに他ならない。そうして俺は、2010年6月の「おまけ4」こと「ラスボス戦・エリクサー0個攻略」、同9月の「おまけ6」こと「ファルシ=ダハーカ戦・改造禁止攻略」など、多くの伝説的なやり込みプレイを達成することができた。このような凄まじい物が発売から1年と経たず達成されたのは、まさしく“奇跡”とでも言うしか無く、それを俺自身が成し遂げたというのは、我ながら信じられないのだ。
 ――そして。その他にも俺はFF13で、【オプティマ変更なしクリアー】【最強キャラ決定戦】という、2作のプレイ日誌を連載した。前者は、「FF13の戦闘は○連打でつまらない」という批判に対するウィットに富んだ回答となっており、そのプレイ内容も含めて、後学に大きな影響を与えることができた。また後者の「最強キャラ決定戦」も、ともすれば“亀”の話題だけになりがちな「FF13の最強キャラクター」というテーマに対して、様々な面から考察ができたように思う。もちろん、個人的に大好きなサッズを活躍させることができたという面も忘れてはならない。これら二つのプレイは、やり込みとしてはもちろん、何より俺自身がとても楽しくプレイできたものであった。FF13は、俺にとっても「伝説の始まり」と言うべき作品なのだ。

 そんなわけで。FF13シリーズにとって、そして俺自身にとって、“記念企画”のラストを原作である『FF13』にするのは、まさに必然であったと言える。
 …そして、そんな中でも、俺がプレイする条件は、「クリスタリウム封印」というものだ。FF13の制限プレイにおいて、定番にして最高峰と言えるものである。折しも、実生活に関しても来年4月から忙しくなるということで、本格的にゲームをやり込めるような機会はこれが最後かもしれない。だから、この「クリスタリウム封印」という題材は、“最終やり込み”としてこれ以上無いというものなのだ。
 ――そんなこんなで始まる「クリスタリウムなしクリアー.」である。題名の読み方に関しては、FF8の【ジャンクションなしクリアー.】、FF9の【低レベルクリアー.】と同じく「.」が付いているため、「ピリオド」とでも呼んでいただければ良いだろう。では、早速その制限項目を挙げてみよう!

FF13:「クリスタリウムなしクリアー.」 制限項目
◇成長システム:「クリスタリウム」の使用を封印する。
もはや説明不用の、お馴染みの制限。
初期パラメーターの6人を使い分け、ゲームクリアを目指していく。


「改造」は必要に応じて使用する。
装備品の能力を大幅に高める「改造」は、必要に応じて使用していく。
今まで通り、11章中盤までは完全封印して進み、そこからは順次解禁という形を取ることになるだろう。

◇ゲームバージョンは「1.01」を使用する。
ゲーム本体に関しては、2011年7月21日からオンライン配信されている「Ver.1.01」を使う。
これにより、「イージーモード」の選択が可能となるほか、多少のシステム変更が為されている。
「イージーモード」は、本編バトルで使用する気は無いが、稼ぎプレイの効率化などには用いていきたい。

(※「イージーモード」は、ゲーム中にいつでもON/OFFを切り替えることができる)

◇様々な新要素を積極的に取り入れていく。
クリスタリウム封印プレイは既に多くの人に行われており、俺も初めてではない。
そのため、新鮮味を保つために、様々な新要素をプレイへと取り入れていくことにする。
具体的には、既に戦法が確定しているバトルでも、様々な「自主規制」を課して、積極的に新方式で挑んでいきたい。


 …とまあ、こんな感じである。
 さて、今回最も大きなポイントとして、ゲームバージョンは「1.01」を使用するということがある。これは、発売1年半後の2011年7月21日にFFシリーズ本編としては初めて配信されたアップデートパッチを適用した状態のことであり、大きな点として「イージーモード」を使用可能になるほか、細かな変更点が加わっている。やれ、慣れ親しんだ初期バージョンか、はたまたアップデート後を用いるかは悩んだところであったが、今後何らかの形でFF13が復活する場合、このアップデート適用後が元になると思われるので、そのような点も考慮して、今回は「1.01」を使用することにした。
 ――なお、この「イージーモード」については、今のところメインとなるバトルで使用するつもりは無いが、バトルの難易度が下がる他にもアイテム入手率が変化するなどという違いがあり、稼ぎプレイなどで役立ってくれることだろう。その他にも、オチューに奇襲攻撃が成功しない、11章バルトアンデルスの「タナトスの哄笑」が後ろ端まで下がっていても命中するなどの変更点が存在するという。俺は、実は「1.01」が配信されてから本格的な通しプレイを行うのはこれが初めてであるため、それらの違いも新要素として楽しめるようにしていきたい。

 そんな感じで、いよいよFF13最終やり込みの「クリスタリウムなしクリアー.」がスタートするのである。
 ――やれ、原作『13』の発売は今からもう6年も昔になるが、今なお多くのプレイヤーたちによって研究が進められ、その攻略は日を追うごとに凄まじい領域へと進化していっている。例えば、今回企画第1弾のFF13-2では、既にやり尽くされたと思っていたのだが、俺なりのプレイで多くの新要素を見い出すことができた。だからこそ俺は、このFF13にも期待をしているのである。果たして今回は、どんな発見ができるのだろうか…??







キャプチャ画質もここまで進化しました


 そんな感じでゲーム攻略を初めていく。まずは第1章からだ。この時点ではクリスタリウムが解禁されていないので適当に前に進んで終わり。完。
 …いやマジで、ここで何を書けと言うのか。そもそも初回プレイの時ですら一段落にまとめられていたようなものを、今さら何か書く必要があるとは思えない。そんなわけで、適当に「たたかう」で攻撃して突破である。さすがの俺も、ここで苦戦するやり込みプレイは見たことないぜ…。
 ――ということで、今回は別のことについて書いてみることにしよう。それは、ムービーである。これはまあ、やり込み自体には関係ないのであるが、とはいえFF13のゲーム内容的には大きな意味がある。なぜなら美しいムービーを楽しめることもFF13の大きな魅力に他ならないからだ。とりわけ、続編である『13-2』や『リターンズ』では、予算の都合などからムービーは実質的にOP・EDのみとなっているが、『13』ではストーリー上の節目節目に挿入され、物語を大きく盛り上げてくれる。また、その画質も、発売から6年が経ったゲームとは思えないほどに美麗であり、PS4の最新ゲームと比べても全く引けを取らない。これらのムービーを視聴することも、FF13の立派な楽しみ方の一つなのだ。

 そんなこんなでサクッと1章を終わらせ、2章へと足を進めていく。ここも、まだクリスタリウムのシステムが解禁されていないため、通常プレイと同じ…と言いたいところなのであるが、ここでお馴染みのスモーク稼ぎ第1弾を行っておく。初代FF13の「スモーク」は、バトル前に使うことができる消費アイテムであり、「パワースモーク」ブレイブ+フェイス+ヘイスト状態を、「バリアスモーク」プロテス+シェル+ベール+ガッツ状態を、それぞれ5分間発生させる。やれ、初代『13』のクリスタリウム封印プレイではステータス効果を発生させる方法が非常に乏しいため、これらスモークの効果は極めて重要になってくるのだ。また、「スニークスモーク」は、敵に発見されず、奇襲攻撃を容易に仕掛けられるようになる。今作の奇襲攻撃は一発で敵全体をブレイク直前にまで持って行くことができ、特化すればそれだけでバトルを終わらせることも可能となっているのだ。
 …というわけで、クリスタリウム封印プレイにおいて、これらの「スモーク」類は極めて重要なサポートアイテムとなるのであるが、その入手には骨が折れることになる。というのも、このスモーク、ほぼ全ての敵との戦闘で「敵パーティの宝」として手に入るのであるが、その基本ドロップ率は1%前後と極めて低く、しかもバトル評価の★が低いほど入手確率が高まるという特殊な性質により、中盤以降の大量入手は極めて難しい。一応、店で買うこともできるが、その時期は13章突入後、しかもどれも1万ギル以上と極めて高価である。もちろん、それだけ強力なアイテムではあるのだがね…。
 ――しかしながら、この「スモーク」にはもう一つ特徴があって、それはゲーム序盤の敵ほど落としやすいということである。特に、この2章突入後の最初のMAPでは、50〜60%と他に類を見ない高確率でパワー・スニークスモークを入手することができるため、ここで両スモークを99個集めておくのである。なかなか骨が折れる作業であるが、やらないと必ず後悔することだろう。

 ということで、そんなスモーク稼ぎを実施するのだが、ここで今回プレイの違いが生きてくる。それは、「イージーモード」を使用可能なことだ。
 …というのも。FF13のアップデートで追加された「イージーモード」では、「非ブレイク時のチェーンの伸びを増やす」「ダメージと回復の量をどちらも少なめにする」などバトル難易度の変更が為されているが、それ以外にも通常ドロップとスモークの確率を上げ、レアドロップの確率を下げるという特性もある。そんなわけで、「イージーモード」の使用を許可するなら、多大な手間の掛かるスモーク稼ぎの手間を少なくすることができるのだ。
 ――そんなわけで。具体的に書いてみると、この2章最初のMAPでのスモーク入手率は50〜60%であり、普通に○連打をしていると★5でバトルが終わってしまうため、入手率を100%にするためには時間を稼いでバトル評価を★2以下にしてからバトルを終えなければならなかった。ところが、イージーモードならば連打で倒しても入手率が100%になってくれるため、大きく稼ぎの効率を上げることができる。ということで、初回プレイの時はパワー&スニークスモーク99個(+50000ギル)を稼ぐのに10時間は掛かったものだったが、今回は2時間半ほどでスモーク稼ぎを終わらせることができた。なおギル稼ぎは最悪11章ガイセリック撃破まで無策でも何とかなるのでやりませんでした。

2章と3章はバッサリ省略!


 そんなこんなでストーリーを進めていく。なお、2章のその後の部分に関しては、上記の通りクリスタリウムが解禁されていないので通常プレイと同じであり、適当にアイテムを回収しながら道中を進め、ボスのデミじゃないファルシ=アダムじゃないアニマは、いつも通り完全放置でサッズに倒させる。最後に地味にサッズが1発貰ってしまったりしたが、特に問題なく撃破に成功した。
 …というわけで、一行がルシになって物語は3章に進む。ここも特に書くことは無いので、各キャラクターのロールを使って普通に敵を倒しながら進めていく。例によって、ロールがBLAしか使えないサッズに絶望しつつも進め、道中のボスである「重攻撃騎マナスヴィン」「戦闘爆撃騎カルラ」もごくフツーに戦って撃破。いや、うん…こいつらに関して特に書くことが思い付かないしねえ…。
 ――最後に。スノウが召喚獣のシヴァを手に入れるイベントである。これもDEFで適当に守っているだけで終わるので問題は無い。ご存じの通り、今作の召喚獣は「クリア後を除き、クリスタリウムとは無関係にストーリー進行で成長する」という性質があるため、キャラクターの能力を上げられないクリスタリウム封印プレイにおいては極めて強力な攻撃手段となる。また、入手したキャラクターはATBレベルが3→4と上がるため、ストーリー中盤まではこの「召喚獣を入手しているか否か」ということが、大きくキャラクターの戦闘能力を左右してくるのだ。

 続いて4章に進み、物理攻撃力と魔法攻撃力を向上させてくれそうなヴァイルピークスを進んでいく。
 …ここでのポイントは、もちろん「バリアスモーク」がこの章から手に入るようになるということだ。ということで、2章に引き続き、再びスモーク稼ぎを行っておく。狙いは、序盤にライトニングとホープが2人になってすぐ先に登場する、「ゲパルト猛牙*1」「ゲパルト猛牙*1+ゲパルト裂爪*2」のパーティだ。今回の基本入手率は12%と低いため、上手く時間を稼いでバトル評価を★0にする必要がある。やり方は、ライトニングの魔法攻撃力が最も低くなる装備にして、「BLA+HLR」でボタン連打をすれば良い。これで、いい感じに時間を掛けることができ、イージーモードのスモーク入手率UP効果(2倍?)も併せれば、バリアスモークの入手確率を100%に上げることができるのだ。そして2体の敵を倒したら、マップの端まで戻って10秒ほど待てば敵が復活するので、以降その繰り返しでOKである。まあ【おまけ8】で使った方法の流用ですが。
 ――というわけで。ここでも4時間ほどを掛け、バリアスモークを99個入手することに成功した。まあ面倒ではあるが、これくらいの反復作業はやり込みプレイにはよくあることだ。何はともあれ、集めないと必ず後悔する(※体験談)ので、FF13をしっかりプレイするのならやっておくべきことだろう。

「基本」とされる戦略がガッツリ有効でした


 そんなこんなで。スモーク稼ぎが終わったらサクサク進め、中盤でサッズ・ライトニング・ヴァニラのパーティでボスである「ドレッドノート」戦。物理攻撃力を上げてくれそうなアレよりも気持ち大きい。
 …さて。このバトルは2連戦となり、2回目で敵が使ってくる「粉砕鉄球」広範囲に300強のダメージと強力であるため、「シルバーバングル」を装備して最大HPを上げたうえで、限界まで回復して耐えなければならない。そして敵は範囲攻撃を多用するため、アイテムの「ポーション」を使って味方全体のHPを回復していく戦法が基本とされている。
 ――が、それだと簡単すぎるので、今回は「アイテム封印」という縛りを加えて挑んでみることにした。これだと、頑張ってヴァニラのHLRのみでHPを保っていかなければならないので、なかなかの緊張感を持ってバトルを進めることができる。まあ、実際やるべきことは、「BLA+ATK+HLR」の使用時間を長くするくらいなのであるが。それでもまあ、色々と変更点を加え、序盤からダレないようにゲームをプレイしていくことは重要であろう。

 その後、パーティがライトニング&ホープとサッズ&ヴァニラの2組に分かれ、更にゲームが進んでいく。雑魚戦はしれっとカットして、2体目の召喚獣である「オーディン」戦である。これ、今からしてみると信じられないことであるが、発売直後には挫折報告も存在したほどの難関バトルなのだ。
 …が、コイツに関しても、「隙を見て『プロテス』を張る」「敵が攻撃している時は『HLR+HLR』、『ウルの楯』でATBゲージを溜めている時は『BLA+BLA』を使う」というパターンが既に確立されている。序盤のみやや苦しいが、多くの場合は敵が勝手に動いてライトニングとホープを分断してくれるため、2ルーチン目以降は全く問題が無くなってしまうのだ。
 ――というわけで。このオーディン戦でも「ポーション」を使うと楽になりすぎるため、回復はHLRのみで行っていったのであるが、それでも特に問題なく勝利を掴むことができた。うむ、今回は「基本」とされる戦術が、どれだけ強力なのかを改めて確認することができたな。

やっぱムービー凄いわ…


 そんな感じで。召喚獣を手に入れたライトニングを使って早速ライトニング無双! …と行きたいところであるが、続いて操作がサッズ・ヴァニラのパーティに入れ替わる。ここでは特にボス戦は無いため、ボムの自爆祭りを気合で乗り越えながら進んでいくのみである。
 …ちなみに今回、実は「道中の雑魚も全て倒す」という制限も加えていこうと思っていたのだが、このパートの終盤・発電所のスイッチを入れてから戻る地帯の「バルバロイ*1+ボム*3」戦にどうしても勝てなかったので、諦めることにした。うん、まあ頑張れば運次第でも何とかなりそうだし、回復アイテムやスモークを乱射すれば絶対倒せるんだけど、まあそこまでして目指すべきものでも無いしね…。
 ――そんなこんなで。無事に4章までをクリアすることができたが、稼ぎ以外に特出すべきポイントも無く、まだまだクリスタリウム封印プレイにおいては朝飯前という感じである。さて、こんな感じで進めていく今回の「クリスタリウムなしクリアー.」、どうぞ応援よろしくお願いします!!\(^o^)/

 

(2015年11月17日) 137 PV

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