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クリスタリウムなしクリアー2.1 プレイ日誌
【第2話 ネ「またスロウネットかよ…」】 |
だってこの時点でデシェルは強力だしスロウ状態にしないと衝撃波が飛んでくるし… |
さあ、第2話である。今回は、3章のボスである「アロアダイ」「カイアス(ヲルバ郷)」「完熟大王」について、サクッと攻略していくことにしよう。
――やれ、基本的に今作では、前回と同じところはどんどん使い回していくのであるが、それが最も顕著に表れるのが今回のパートである。この3体のボス、戦略の大半が前回プレイと同じなのだ。せいぜい、アロアダイ戦を改善して1ブレイクで沈められるようにしたくらいか。まあ、下手に変更して激烈に劣化するくらいなら、前と同じ戦法を使ったほうが良いのだろうけれど…。うーん、前回は序盤から飛ばしすぎたな。
ということで、まずは基本通り第3章のSide-A:「ヤシャス山AF010」からスタートすることにする。ここで出現するベヒーモスは、クリスタリウム封印の条件下でも「バイオ」やDEFを上手く使えば倒せるのだが、アイテムの消費量が非常に多いうえに、仲間モンスターとしての戦力はそれほどでも無いため、現時点ではスルーを決め込んでいく。今回アタッカー枠で使うのは…アイツとアイツ(?)くらいかな…。
…そのまま先に進め、ベヒーモス通りを抜けたら、その先で通常モンスター相手にハンティングを行う。狙うは「マンドレイク」と「ガホンガス」。どちらも、少しの間しか活躍できないモンスターではあるが、まだまだアルカキルティ大平原までは長いため、“繋ぎ”として十分に使っていくことができる。
――ということで、既にDEFを使わないと敵の攻撃がヤバいのであるが、頑張って敵の攻撃をポーション連打で切り抜け、狙っていた2体のモンスターをクリスタル化することができた。その内容は、以下の通りである!
◆「ヤシャス山AF010」で仲間にした主なモンスター | |||
名前 | ロール | パラメーター | コメント |
マンドレイク | ATK | HP463 / 物理48 / 魔法99 | 特殊な能力を持つわけではないが、魔力が高く、純粋な魔法アタッカーとしてしばらく活躍できる。 ちなみにシンクロドライブは物理攻撃で追加のステータス効果も無し。うーん…。 |
ガホンガス | ENH | HP617 / 物理19 / 魔法78 | シンクロドライブで味方全体を「ブレイブ+フェイス+ガッツ+プロテス+シェル+ベール」状態にできる。 持続時間は約40秒と短いが、この時点で全員に強化ステータスを掛けられる能力は非常に貴重。 なお、中盤以降は言わずと知れたゴブリンチーフ&ブッカブーエースに役目を取られ、姿を消す。 |
さて。このモンスター捕獲でアイテムをかなり消費してしまったので、いったんネオ・ボーダムまで戻り、雑魚を適当に倒して「ポーション」&「フェニックスの尾」を補充することにする。このゲームでは、ポーションは1個160ギル・フェニックスの尾は1個1600ギルとなかなか高価なので、特に序盤はバトルで稼いでいった方が良いのである。その他にも、モンスターのシンクロゲージを稼ぐ意味や、BLAを多く仲間にできるため、ATKのシークレットアビリティ(「ブレイクチェーン」:ブレイク中の敵に攻撃した場合チェーンボーナスの上昇値が1.0アップ)を解禁するのにも使えるという意味もある。
…そんな感じで稼ぎが終わったら、ヤシャス山に戻り、いよいよボスである「アロアダイ」に挑んで行く。アロアダイは、「デプロガ」「デシェガ」で味方全員を弱体化させ、対応する全体攻撃で攻めてくる、序盤の強敵である。前回のクリスタリウム封印プレイでは、敵の攻撃を「DEF+DEF+DEF」で受けつつ、ブレイクさせて集中攻撃を加えることにより、2ブレイクでの撃破に成功した。まあ当時としては悪くない成果だったのであるが、前回はヤシャス山で仲間にできる2体のモンスターを使用していしなかった。というわけで、今回はそれらのモンスターを使い、1ブレイクでの撃破を狙っていくのである。
――と言っても、作戦自体はシンプルだ。モンスター枠は、上記の2体にBLA/「ネクトン」を加え、まずは「ATK+BLA+BLA」などを用いて適当にブレイクし、ネクトンで「スロウネット」を撃ち込む。今回、敵はデシェル状態を無効化するため、掛けられるのはスロウ状態のみ。しかもこのスロウ、ブレイク中に切れてしまうほど持続時間が短いうえに、そもそもアロアダイはゲージを溜める時間が短いので、わざわざ掛ける意味があるかどうかはかなり怪しいところであるが…まあ伝統芸能だから仕方ない。その後はガホンガスの「熱情の踊り」で味方を強化し、マンドレイクを用いた「ATK+ATK+ATK」で適当に攻撃を仕掛けていく。最後、ブレイクが終わりそうになったら、マンドレイクのシンクロ技も使ってブレイク時間を延長しながら攻撃を仕掛け…以上。あっさりとアロアダイの1ブレイク撃破に成功してしまった。前回プレイの苦戦は果たして何だったのか…。
とりあえずスロウ状態にしてみた。後悔はしていない。 |
そんなこんなで、アロアダイの撃破にも成功し、その先でホープさん(24)と再会した後に、パラドクス「はいはい俺のせい俺のせい」で要約できるイベントを見て、ヲルバ郷AF200へと足を踏み入れていく。
…さて。ヲルバ郷AF200では、ご存じの通りよく分からないミニゲームをクリアしてシナリオを進めていくことになるが、例によってそれはバッサリと飛ばしていく。新モンスターも幾つか登場するが、特にめぼしいものは存在しない。「シルトパット月光」などは出現率が低すぎるうえに1匹なのでリスタート技も使うことができず、能力・モーション速度にも見るべき点は存在しない。唯一の特徴として、シンクロドライブで敵を挑発状態にできるらしいが、実際にアルティマニアで調べてみると「発生0・持続30秒」という切なすぎるものであった。「発生0」って、それステータス効果って言えるのか…?
というわけで、特にやるべきことが無いように思えるが、実はここで新たに行えることが一つある。それは、「アビリティの“軽式”への改造」である。
…というのもFF13-2では、アクセサリについて、キャラクターに「装備能力」というものが存在し、その数値を超えない範囲で幾つもアクセサリを装備することができる。そして、この「装備能力」は、キャラクターを成長させることにより上昇していくのだが、まあこのプレイはクリスタリウム封印ということで、初期値の50で固定ということになる。
――さて、いま持っている「マジシャンサイン」などのアクセサリは装備コストが30であるため、同時に1つまでしか装備することができない。ところが、それを「マジシャンサイン軽式」というものに改造すれば、装備コストが25になるため、同時に2つまで装備することができるようになるのだ。もちろん、そのぶん効果は落ちるのだが、「魔法攻撃+10%」*1と「魔法攻撃+8%」*2では、後者の方が強力なことは言うまでも無い。そして、「装備コストが25の純粋なパラメーター強化アクセサリ」という枠においては、最後までこれらの上位互換が登場することは無い。そのため、ここで「アイアンバングル(HP)」「パワーリスト(物理)」「マジシャンサイン(魔力)」の3つの軽式モデルを、それぞれ4つずつ、計12個作っておくのである。
そのために必要な素材は、「落ちた涙」という、シ骸系のモンスターからレア枠で入手できるアイテムである。例えば「マジシャンサイン」であれば、この「落ちた涙」*2に、元の「マジシャンサイン」、そして1500ギルを掛け合わせ、強化版の「マジシャンサイン軽式」を製作することができるのだ。
…ところでFF13-2では、レア枠のアイテムはバトルリザルトで★3以上を取らなければ入手判定が行われない(NORMAL難易度)。とりあえずヲルバ郷のシ骸連中は適当に「ルイン」で攻撃しておけば★4〜5くらいでクリアできるため、現時点では問題は無いのだが…この「バトル評価が低いとレアアイテムを一向に入手できない」というシステム、今後幾度となく俺を苦しめてくれそうな感じである。
――そんなこんなで、HP・攻撃力の高い「ガスト」は無視しつつ、他の小型シ骸を狩っていき、2時間ほど掛けて「落ちた涙」を24個入手、12個の軽式アクセサリを製作しておいた。まあ、ここまで念を入れる必要は無いような気もするが、とりあえず何か前回と違うことをやってみたかったので…。
違いと言ったら、一応は継承を使ってネクトンを強化したくらいか?
まあどうでもいいですね… |
というわけで、アクセサリの製作も終わったので、いよいよ3章・Side-Aの大ボス:「カイアス(ヲルバ郷)」戦に挑んで行くことにする。その戦い方は、【前回プレイ】と全く同じである。OH!!
COOL!!!! F○CKING!!!!!!!!
…やれ、前回プレイの戦略と言えば、ノエルリーダーの「DEF+BLA+JAM」を中心に、「バイオ」を掛けてチェーンを積んでいき、ブレイクできたら「スロウネット」でスロウ+デシェル状態を追加、更に「熱情の踊り」で一気に味方を強化し、最後は「ATK+ATK+BLA」で締めるというものである。
――まあ、今となっては何と言うことは無い戦法であるが、当時としてはかなりセンセーショナルな作戦であり、「先にアルカキルティ大平原で仲間モンスターを強化するのが定石」などと言われていたカイアス戦が、あっさり突破できてしまうことが判明したのである。その内容としても、流れるようなパラダイムシフトで守りとブレイクを行い、その後にシンクロドライブで弱体&強化、最後は基本技である「ルイン」でフィニッシュする。まさに、FF13の醍醐味が詰まった戦法であり、俺の中でもかなりのお気に入りとなっている。特に、「スロウ」を掛けたことで、HP半分から熾烈化する相手の攻撃を完全にシャットアウトできてしまうことが大きい。3年前の俺、序盤から張り切りすぎやでぇ…。
そんなわけで。「操作の簡単さ」や「事故率の少なさ」「流れのスムーズさ」などを考慮すると、この戦法を純粋に上回るものは恐らく存在しないと思われるため、今回プレイでもさっさと白旗を揚げ、同じ手法を取り入れていくのだ。
…そんなこんなで実際にプレイしてみると、まあ当たり前というか何というか、完全に想定通りに事が進み、あっさりと撃破することに成功してしまった。あまりにも簡単すぎる。2回目で工夫をする要素がまるで無い。次からの初回プレイは、もうちょっと肩の力を抜いて遊ぶことにしよう…。
――そうしてカイアスを撃破したら、後はゲートを開けて「ヤシャス山AF01X」に進み、再びパラドクス「はいはい俺のせい」で要約できるイベントを見てシナリオを進めれば良い。なお、「ヤシャス山AF01X」では、新たに「ネクローシス」「ナラシンハ」というモンスターが出現するが、現時点では彼らを仲間にするのは少々難しく、しかも手に入れても即座に役立つ部類のモンスターでも無いため、再びスルーを決め込んでいく。やれ、ナラシンハは物理攻撃力177とこの時点では飛び抜けて強力だけど、どうせボス戦では「ルイン」しか放ってくれないしなあ…。
18!18!18!18! Let's get
1000万円〜!! |
続いて、一度「ビルジ遺跡AF005」まで戻り、遺跡の中のゲートを開けて「サンレス水郷AF300」へ足を進める。ここでは、開幕にボスである「完熟大王」と戦うことになる。コイツは、前回のカイアス戦とは打って変わってグダグダの肉弾戦にならざるを得ないボスであり、自分の中ではコレといった戦法を思い付くことができなかった。一応、敵の攻撃力は大したことが無いため、適当にブレイクして適当に攻撃すれば勝ててしまう相手ではある。
…そんなこんなで、モンスターやパラダイムの編成は再び前回プレイを参考にし、軽い気持ちで戦いを仕掛けていく。1回目のブレイクでは、いつも通り「スロウネット」と「熱情の踊り」を使ったのちに攻撃し、普通に半分程度のHPを削ることができた。そのまま状況を立て直し2回目のブレイクを狙っていく。ここで、前回プレイの記録では“再びネクトンとガホンガスのシンクロドライブが使用可能になる”と書いてあったが、実際にプレイしてみると何故か使用可能にならなかったので、仕方なく2回目のブレイクは普通に攻撃を行っていった。
――そうこうしているうちに、残りHPが僅かになり、敵は「怒りプルプル!」で自身を強化してしまった。こうなると完熟大王は、自身を永続のヘイスト状態にし、攻撃全てにデスペルとブラッドダメージ効果を加えてしまう。案の定、せっかく使った「熱情の踊り」のステータスも一瞬で剥がされてしまい、更に「ブラッドポーション」を買い忘れてきたという奇跡のグダグダさもあって、あっという間に最大HPが削られていってしまう。それでも何とか3回目のブレイクを成功させ、必死に「ルイン」を連射して撃破することに成功した。うむ。なんて酷い戦いなんだ…。
そんなこんなで完熟大王を撃破したら、その後はサンレス水郷の探索を普通に進めていく。ここでは、照準がカメラ操作と同じなので激しく操作しづらい「モーグリ投げ」が解禁され、以降は高台や遠隔地にある宝箱を入手できるようになる。なお、「特定場所に投げて仲間モンスターを入手する」ことは、3章を完全クリアして「モーグリキャッチャー」を解禁しなければ行うことができない。もう少しの辛抱である。
…さて。サンレス水郷では、仲間モンスターや入手アイテムに、特に目を引くようなものは存在しない。が、このMAPでイベントを進めると、いよいよ「アルカキルティ大平原」に足を進めることができ、そこでは全編を通して使用できる超強力モンスターを多数仲間にすることができる。ここから、一気にクリスタリウムなしクリアーの戦略が花開き、プレイが飛躍的に面白くなってくるのである。
――やれ。これまでは選択肢の少なさもあり、どうしても前回プレイの戦略を踏襲せざるを得なかったが、ここからは前回とは異なる、更に進化した戦いをお見せできるようにしたい。さあ、新たな装備に新たなモンスターで、戦力をどんどん強化していってやるぞ〜!!
(2014年12月29日)
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