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たたかう禁止 低レベルクリアー プレイ日誌
【第5話 ごめん制限が甘すぎた・・・】
レイスウォール王墓で手に入れた「暁の断片」は、実は強大な力を持つ「破魔石」であり、それを暴走させた帝国軍の艦隊は一撃で全滅してしまった。その一部始終を目にしたアーシェは、「破魔石」の力によって帝国に復讐をしようと誓う。ところが、肝心の破魔石の使い方がアーシェには全く分からない。策に窮した一行は、「暁の断片」の謎を巡り、ガリフ族の地へと旅立つことになった・・・。
――ということで、FF12ファンにはお馴染みの「ガリフ前」のパートである。ここでは、ギーザ草原を越えて「オズモーネ平原」→「ガリフの地
ジャハラ」→「ゴルモア大森林」→「エルトの里」→「ヘネ魔石鉱」→「神都ブルオミシェイス」と進むのが順路であるが、実はその先の「モスフォーラ山地」の方面にも簡単なサブイベントを終わらせることによって進めるようになる。他にこの時点から行けるようになるダンジョンも加えると、「東ダルマスカ砂漠北部」「バルハイム地下道奥」「ガラムサイズ水路全域」「ゼルテニアン洞窟内部」「モスフォーラ山地」「サリカ樹林」「ナブレウス湿原」「死都ナブディス」という莫大な量の場所を探索できるようになるのだ。これらのダンジョンには、ストーリー終盤〜クリア後レベルという強さの敵も出現するが、その分だけ入手できる装備品も強力であるため、大幅に戦力を強化することができるのだ。
とりわけ、今回の低レベルプレイでは、「たたかう」が封印されているうえにHPアップ系のライセンスも取得できず、攻撃力も防御力も悲惨なものとなってしまう。だからこそ、ここでしっかりと戦力を強化して、やっと敵と同等に戦えるようになるはずだ。と思ってたんだよ最初は・・・。ホントだよ・・・。誰が魔法があんなに強いと考えるよ・・・。
では、さっそく本文に行ってみよう。この「ガリフ前」の最初のパートで行うこと、それは「ファイアフライ」の入手である。どういう・・・ことだ・・・?
・・・やれ、「ファイアフライ」とは、敵を倒した際の経験値が手に入らなくなるアクセサリである。これを使うことにより、やっと自由なLPとアイテム稼ぎが行えるようになるため、LPのやりくりに苦しめられてきた低レベルプレイヤーたちにとっては、まさに喉から手が出るほど欲しいアクセサリである。ところが、その最速入手は「ミリアム遺跡」のトレジャーであると思われており、もう少し先までシナリオを進めなければならなかった。が、しかし。実は謎テクニックを使うことにより、この「ガリフ前」の時点でモスフォーラ山地の敵から「ファイアフライ」を入手できるのである!
――ちなみに、この「謎テクニック」は、時期は不明であるが、どうやら2ch(ネット掲示板)で発見されたもののようである。ということで今回は、そのテクニックを丸パクリして、このプレイ日誌に掲載させていただくことにした。まあ、知らないフリをしても特にメリットが無いし、今回は出典を明らかにした「参考」という形で、そのテクニックを利用してみたのである。いやはや、FF12というのは謎現象がホントに多い・・・(;^o^)
さて、その「謎テクニック」とは、「チョコボに乗っていると石化で倒した敵の経験値が何故か手に入らない」という現象を利用し、モスフォーラ山地の「ディゴタイタス」を倒してファイアフライを入手する、というものである。確率は「低」(3%)であるが、あらかじめチェインを繋げておくことにより最大で12%にまで上昇するため、入手難易度はそれほど高くないと言って良いだろう。
というわけで、皆さまにとっては(;・∀・)「えっ、ホントか!?」と思ってしまう事態だろうが、実際にそれで「ファイアフライ」を入手できるのだから訳が分からない。その具体的なやり方は、次の通りである。
◆「ファイアフライ」
モスフォーラ山地での最速入手 (2ちゃんねる・ガリフ前スレのテクニックを参考にさせていただきました。ありがとうございました) |
◆概要 |
とまあこんな感じで、まさに謎現象といった感じである。もちろん俺も、(;^o^)「こんなんできるわけ無いだろw」と思っていたが、やってみたら本当にできたので、全く疑う余地は無い。とにかく、これでガリフ前の時点で「ファイアフライ」を入手できるのである。やれ、現象も謎だが、これを見つけたきっかけも謎すぎる。いったい先人たちは何を考えていたのだろうか・・・。
――ちなみに、この後の「ティアマット」というボスはそれほど強くないし、「エルダードラゴン」は回り道を使ってスルーができるため、実質的には「ファイアフライ」をガリフ前で入手してもミリアム遺跡で入手しても大差は無いかもしれない。しかし、LP不足というものはここまでの俺に相当なストレスを与え続けてきたので、それが一刻も早く解消されるというのは実に嬉しいものである。実際に低レベルプレイをやったことがある人であれば、「ファイアフライ」を入手した瞬間の解放感というものは、よく分かってくれるであろう。とりわけ、今回プレイでは魔法・技などにLPを吸い取られていたため尚更である。よ〜し、やったるぞ〜!!\(^o^)/
ということで、「ファイアフライ」*3を無事に入手できたということで、LP稼ぎを始めていく。これからはいつでも自由にLPを稼げるようになるが、中途半端な感じでやるとアレなので、とりあえず現段階では「オプション&唱えられる技・魔法」の全てを覚えておきたい。いざ戦闘へと向かった時に、あれが無いこれが無いで戦略を制限されてしまうのは、強いストレスであるからだ。
・・・さて、そのためには数千にも及ぶ大量のLPを稼がなければならないが、生憎と今回プレイでは「たたかう」が使えない。となると、やはり魔法で攻撃するのが基本となるが、しかし普通に攻撃するだけではMPがあっという間に尽きてしまい、そのつど走り回るか回復に戻らなければならないため、効率は最低と言うしかない。ということで、使うのは「暗黒」である。これはHPを消費して相手に物理ダメージを与える技であり、威力こそ「たたかう」よりも高いとされているものの、行動モーションの遅さと無視できない反動ダメージから、使い勝手はあまり良くない。しかし、今回プレイでは「たたかう」の代用として十分に採用を検討していけるのである。減ったHPは、まあ「ポーション」あたりで回復していけば良いだろう。ギルの消費が気になるが、敵を倒してアイテムを集め、それより多くのギルを稼げば良いだけである。
そんなこんなで、まずは敵の弱い東ダルマスカ砂漠から始めていく。ポンポンと敵を倒し、どんどんLPを集めていく。そしてある程度LPが溜まったら、次は「入手LP2倍」の効果を持つ「金のアミュレット」を購入&装備する。控えのメンバーにもLPは入るため、そのLP入手を2倍にできれば、稼ぎ効率は大幅に上がってくれるのだ。
――そして次に、「暗黒」のダメージは「武器の攻撃力」と「ちから」に依存するため、簡単なサブイベントを終わらせて「バルハイムのカギ」を入手し、バルハイム地下道奥の敵とトレジャーから「デスブリンガー」&「ドラゴンメイル」を入手する。これは、ストーリーで言えば終盤も終盤で手に入るレベルの装備品であり、この時点としては法外な能力を誇る。これを装備して「暗黒」を使えば、低レベルであっても1000程度という大きいダメージを与えられるようになる。その後は、大砂海オグル・エンサに行き、アラウラネを倒しながらLP稼ぎ&ギル稼ぎを同時に行っていく。「あまい果実」は363ギルという高価で売れるうえに、チェインを繋げれば大量に入手することができるので、凄まじい勢いでギルを増やすことができるのだ。ちなみに、「暗黒」によって自分が受けるダメージは、与えたダメージに関係無く、最大HPの20%となっている。
さて、それに並行し、この時点で入手可能な装備品についても、必要な分を手に入れておくことにする。
――前述の通り、このパートから非常に多くの場所へと行けるようになり、強力な敵を倒したりアイテムを盗んだりトレジャーから拾うことによって、多数の強力な装備品を入手することができる。それらがどれくらい強力かと言うと、低レベルクリアーなのに通常プレイよりもぬるくなってしまうほどである。それらの「強力な装備」は、今回プレイでも大活躍するということで、それを具体的に紹介してみることにしよう。
◆「暁の断片」入手後 特に強力な装備品 |
◆「デスブリンガー」 攻撃力90 / 回避5 入手法:バルハイム地下道/「ターゲッター」から盗む(6%) |
・・・とまあ、こんな感じか。この中には、中盤〜後半にかけてはもちろん、クリア後のクラスまで活躍できるような装備品も存在する。ここでの戦力強化が、そのままラストまで役立ってきてくれるのだ。
ちなみに、サリカ樹林でボムキングを倒して死都ナブディスに行くと、「最強の矛」など更に強力な装備品を入手することもできるが、とりあえず現時点では見送りということにした。一応、ボムキングは「ドラゴンメイル」があれば倒せるのだが、しかしまずはシナリオを進めて「ファイラ」「サンダラ」「ブリザラ」を買いたいと思ったからである。やれ、FF12ではこの辺りからやれることが飛躍的に増えるため、必ずしも「最善」と思われる順番でアイテムを集めていないこともあるのだ。まあその辺りは、アイテム収集のやり込みプレイでは無いということで、どうかご了承いただきたい・・・。
さて、一通りアイテムを集められた感があるので、そろそろシナリオを進めることにしよう!
まず、ガリフの地ジャハラに行き、奥で話を聞いてゲスト:「ラーサー」を仲間にする。通常プレイであれば「ハイポーション」を無限に使ってくれる心強い味方として活躍するが、低レベルプレイではHPが150ほどしかなく、勝手に突っ込んでいって死ぬ邪魔な存在と化してしまう。さらに今回プレイでは「たたかう」まで勝手に放ってくれるため、もはや戦闘不能放置しかない。一刻も早く投げ捨てたい存在である。
・・・ということで、その後に「エルトの里」→「ヘネ魔石鉱」と進んでいく。この間、道中での強制戦闘は存在しないため、普通に逃げながら進んでいけば良い。敵の攻撃の大半は「ドラゴンメイル」によってダメージ0にできるが、コウモリ系モンスターの「吸血」は防御力無視攻撃であるため、それだけは注意していかなければならない。そんなこんなで、ヘネ魔石鉱の最深部でセーブする。
さて、ここでボス:「ティアマット」戦である。コイツはHPが49993と高いうえに、大半の属性攻撃を半減し、更に魔法に反応して「リフレク」まで放ってしまうため、普通にやろうとすると戦艦リヴァイアサンでのジャッジ戦を彷彿とさせる悲惨な戦いとなってしまうが、しかしあの時と比べると戦力が段違いに上がっているため、実に簡単に勝つことができる。某決戦騎は強かったのに・・・。
まず、敵の攻撃であるが、コイツ攻撃力が40しか無いため、「ドラゴンメイル」を付けていれば通常攻撃によってダメージを受けることは絶対に無い。また、HP減少を条件として「エアロ」を放ってくるが、この攻撃は少し離れていれば全員が回避できるし、「リフレク」で反射することもできる。稀に「ドンアクガ」も仕掛けてくるが、同じく全員に命中することはほとんど無いため、全く問題にはならない。その他、HP40%&20%をトリガーとする「ブレス」のみは殺される危険性があるが、回避が可能であるし、同じくHP減少が条件である「エアロ」に阻まれ、実戦では1度も使われることが無かった。
また、こちらの攻撃面としては、まだこの時点では「バイオ」などの使いやすい無属性魔法は存在しないため、「暗黒」による肉弾戦を仕掛けていくことになる。ということで、武器としては「デスブリンガー」を使うことができる。これを装備し、更に重装備で固めた上での「暗黒」を使えば、概ね1000程度という大きなダメージを与えることができ、相手の高いHP&半減属性による耐性を乗り切ることができるのだ。まあ、「たたかう」より遙かに使いづらい技であることには変わりが無いのであるが、しかし今回のバトルではまだ敵が弱すぎるため、これくらいの攻撃で十分なのである。
ということで戦っていく。基本的には、力の高いバッシュ・バルフレアが前衛に出て「暗黒」で攻撃し、パンネロが後衛から魔法を掛けてサポートする。ティアマットには遅延と混乱が有効であるため、パンネロは「インディゴ藍」を装備し、後衛から「スロウ」と「コンフュ」を放っていくことにする。ちなみに、「暗黒」には睡眠・混乱を解除しないという嬉しいおまけが付いていたりもする。
・・・すると、どうか。「混乱」状態になった敵は、ひたすら自分への「たたかう」だけを繰り返すのであるが、それで混乱状態が解除されたとしても、次の相手の攻撃が成立する前に「コンフュ」が入ってしまう。そして、「コンフュ」が入るとそれまでの入力はキャンセルされるため・・・つまるところ、相手に全く行動をさせずに混乱させ続けることができるのである!
一応、ガンビットでは「スロウ」を優先するようにしていたため、「スロウ」と「コンフュ」の両方が同時に切れてしまった場合には相手に攻撃されてしまうのだが、なんとティアマットには「HPが一定値になるごとに必ず『エアロ』を使う」という弱点が存在するため、使う攻撃は必ず「エアロ」であり、仮に使われてしまったとしても、リフレクで反射すれば全くダメージを受けることはない。
――そんなこんなで、ひたすらパンネロが「インディコ藍」装備で「スロウ」「コンフュ」を放ち続け、前衛2人が「暗黒」を使って攻撃する。「暗黒」によって混乱状態が解除されることは無く、ティアマットが自分を攻撃して混乱が解除されたとしても、次の行動が成立する前に「コンフュ」が入ってくれる。たまに攻撃が飛んできたところで、それはHP一定値ごとの「エアロ」であるため、リフレクで反射すればダメージを受けることは無い。・・・以上、開幕でいきなり「ドンアクガ」を使われた時にはビビったが、その後は思っていた以上に事が進み、敵から受けるダメージが0という完全勝利を収めることができた。持ってて良かった「インディゴ藍」!
さて、この時点から、魔法屋で「ファイラ」「サンダラ」「ブリザラ」を購入できるようになる。これらは威力70の武器に相当する攻撃力を持っており、「瀕死魔力UP」での2倍撃や「炎の杖」などでの1.5倍強化を含めれば、2000〜3000という通常プレイでの攻撃さえも凌駕するような大ダメージをコンスタントに与えられるようになる。さらに、「睡眠状態」「オイル状態」「味方にリフレクを掛けて反射」などのコンボと組み合わせれば、その威力はまさに絶句しかないほどのものとなる。これはもう戦法をワンパターン化させてしまうほどの威力を誇っており、むしろ「たたかう」よりもずっと封印すべきものかもしれない。なん・・・だと・・・。
――さて、この後の「エルダードラゴン」戦は、ご存じの通りチョコボで幻妖の森を抜ければスキップできるのであるが、せっかくなのでこの時点で戦ってみることにする。戦法は簡単で、睡眠が効くので眠らせて「エアロ」を使うだけである。自分にリフレクを掛けて反射すれば能動的な「スリプル」の上書きもできるので、問題は開幕のみとなるのだ。
・・・ただ、コイツは経験値を持つ雑魚敵の「トレント」と同時に登場し、エアロは範囲攻撃であるため、下手に攻撃を仕掛けてしまう雑魚まで巻き込んでしまう可能性がある。また、敵の攻撃は「クリリカルガウン」を着ていても僅かであるがダメージを受けてしまうため、瀕死にして集中攻撃を仕掛ける戦法も今ひとつ機能してくれない。ということで、もう何でも良いから適当に眠らせて適当に攻撃する手に走ってしまった。「ファイアフライ」を装備し、瀕死魔力UPは諦めたうえで、リフレクを貼ってエアロを跳ね返し、トレントごと巻き込んで攻撃する。一方、パンネロは延々と「スリプル」を跳ね返して眠り状態を上書きする。「インディゴ藍」が装備できず、しかも敵がシェル状態であるため睡眠の命中率はイマイチであるが、ずっと上書きができるため、やはり最初さえ何とかなれば後は問題無いであろう。
そんなこんなで、実戦では、あまりに「スリプル」が当たらずに「シオウルスポール」を使われそうになってしまったが、その瞬間に何とか再び眠らせることに成功し、あとは「エアロ」で弱点をついて1500ダメージを連発し、そのまま倒してしまった。変に瀕死状態とかを活かそうとして、逆に苦戦してしまっていたのか・・・。うーん・・・。
というわけで、無事に神都ブルオミシェイスまで進み、ラーサー・ファルナス・ソリドール(ヴェインの弟)をリリースすることに成功する。
――さて、ここから更にストーリーを進めていくのも良いが、しばらくモブ狩りもやっていなかったし、ここらで少しモブ相手に戦ってみることにしよう。「ファイラ」「サンダラ」「ブリザラ」を得て、更に戦力の上がった一行は、果たしてモブたちとどのような戦いを繰り広げていくのか・・・? いや、正直言って味方が強すぎて楽勝な気しかしないけど・・・。
(2012年4月23日)
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