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DQM テリーのワンダーランド LUNATIC
このプレイ日誌は、同時連載の「DQVI 主人公ロキとバーバラの二人旅」と同じ日(6がつく日)に隔週でうpっている。
が、あえて、この最終話は11月18日と、2日間ずらしている。
今夜が満月だったから。
月がね、好きなんですよ。
コンセプトのひとつに「月」っていうのがこのプレイ日誌にはあります。このプレイで仲間にした鳥系のモンスターはすべて月に関する名前で統一されています(詳細は後述)。
タイトルの「LUNATIC」っていうのもそのコンセプトなんですよ。英語で「狂人・変人・狂気じみている」という意味なんだけど、そっちではなくて「月の、月的な、月に影響された」という意味があるラテン語の語源の意味で使ってます。
話が逸れてしまった。こういうコンセプチュアルなことへのこだわりは無駄に妥協しないんだよな。さて、本編に戻ろう。
このプレイで最後に行くこととなる旅の扉、鏡の扉。
星降りの大会に出場するためには、ここにいって未来の自分と向き合わなくてはならない。最後の試練といえる場所だが、タイジュの人人の何人かはこの扉に関してはトラウマともとれる発言をしている。
自分自身と向き合うということはそういうことなんだろうな。フフッ、何言ってんだかおいらは。
出現するモンスターは…特に苦戦するやつはいなかったが、とにかくフロアが長いので、戦いもガンガン突入してうっとうしかった。
途中で詩人と出会い、また全員のMPが20上昇。娘達はMPの伸びがいまいちということか…。
また、なぜか他国マスターともかなり遭遇した。そういうのもあいまって、最下層へたどり着くまでに、娘達のレベルは46に。
それはいいのだが、MPがすっからかんだったのでなけなしのエルフの飲み薬を使ってMP全回復。
鏡の扉のみ、最下層に突入すると同時にすぐに戦闘が始まってしまうので、直前のフロアで準備をしておくように。
ぬし、デュランとの戦闘。
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ここの戦いは、本編であるDQVIと同じ演出となっており、魔王の遣いx2 → テリー? → デュランという3連戦となっている。
本編ではデュラン本人との戦いになる前にHP/MPが全回復の状態で臨めるが、こちらは回復はしないので注意。
まずは魔王の遣いx2。キラーマジンガとランドアーマーではない。
あいかわらず『マヒャド』を使ってくるのだが、トモに「いろいろやろうぜ」で指示を出し『黒い霧』を使用してもらった。これで『マヒャド』は完全に封じる。後は殴るだけ。といっても、敵の通常攻撃が90ぐらい食らったので完全に敵を封じたわけではなかったが…。
次、テリー?。
ポケモンで言うならば初代151番、ミュウといったところか、モンスターズの幻の216番目のモンスター…だが仲間にはなってくれない(当たり前だ)。
『さみだれ斬り』などで攻撃してくるが、適宜「いのちだいじに」で指示し、『ハッスルダンス』を使用してもらうことで問題なく撃破。テリーって(以下略)
そして本番であるデュラン戦。
こいつは…娘達の天敵である。こいつ、鳥系に大ダメージを与える『つばめ返し』の使い手である。くっ…この変態が…(意味不明)。
とりあえずルナとユエは「ガンガンいこうぜ」で指示を出し、トモには「いろいろやろうぜ」を指示。
ルナとユエは魔法剣を交えつつ殴る。ちょっと待てトモ! お前何『メダパニダンス』踊っとんねん!!!
何を血迷ったのか末娘…。デュランは『真空波』を放つ。ちと手痛いが、バギ系はトモには効かない。
トモの行動がよくわからないので、ルナと、『悪魔斬り』を覚えているトモに「ガンガンいこうぜ」を指示、ユエに「いのちだいじに」で指示することにする。『ハッスルダンス』を使うユエ。とりあえずHPの回復はこれでOK。というか実はいうとルナはMPはすっからかんだったので、必然的にユエが回復役。
さて、敵のデュランなのだが、『つばめ返し』を使えるはずなのに、なぜか『ドラゴン斬り』を使ってくる。…???
しかし、こちらのトモも『悪魔斬り』を覚えているはずなのに使ってくれない。どっこいどっこいだった。
結局この戦いでは、デュランは『つばめ返し』を、トモは『悪魔斬り』をお互い一度も使うことなく、そのまま回復を交えつつ殴ることで撃破してしまった。……あれ〜〜?? ちょっとよくわからないな…。
まぁとにかく倒したからOKとしようか。ルナのMPまったくの0や…。
これらの戦いでわりと作戦を変えまくっていたせいなのか、性格が3人とも変化していた。
ルナ: ちょとつもうしん → らくてんか
ユエ: あわてもの → らくてんか
トモ: ひねくれもの → みえっぱり
一応絵とかはそれぞれのそれまでの性格を反映していたのだが…まぁいいや。あんまり考えないことにしよう。
鏡の扉をクリアして、ついに娘たちは星降りの大会へと出場することになった。
いろいろあったこのプレイ…これで有終の美を飾るとしよう。いざ参らん、格闘場へ。
なお、能力値は上記のデュランに挑戦したときと同じである。
初戦の相手はタイボクの国代表。敵はずしおう丸、やまたのおろち、ソードドラゴンといった顔ぶれ。
どの敵も『さみだれ斬り』あるいは『爆裂拳』といった複数回攻撃を多用してくる。まぁこちらから攻撃する分には、それに対しての耐性はいまひとつであるため、3人とも「ガンガンいこうぜ」で指示。
まずはルナが『しゃくねつ』を放つ。炎に完全耐性のあるやまたのおろちには効かないが、まずまずのダメージ。
続いてトモが『ジゴスパーク』!! 200前後の強烈なダメージが飛び交い、ソードドラゴン撃破!! さらにユエが『輝く息』をぶっ放す。残ったずしおう丸とやまたのおろちが一瞬で消し飛ぶ…。
敵にまったく行動させず完勝…!!
一回戦はまったく問題なく撃破。
続いて二回戦。カレキの国の代表が相手。メンツはアンドレアル、ユニコーン、ドラゴンマッド。この戦いも3人とも「ガンガンいこうぜ」で指示。
またしても先手を取って娘たちが動く。ルナとユエが揃って通常攻撃をユニコーンにぶち込んでユニコーン撃破。
トモはまた『ジゴスパーク』。ドラゴンマッドが一瞬で吹っ飛ぶ。残ったアンドレアルが『バギクロス』を放ってくるが微微たるダメージ。トモにいたっては無効化。次ターンでルナが『真空斬り』を放ち、アンドレアル撃破。
二回戦も軽〜く突破。
続く最終戦。相手は…マルタの国代表。テリーの姉、ミレーユがマスター。
毛むくじゃらで、目が3つあり、倒した敵を食べる、…といったわけのわからないうわさが飛び交っていたが…結局これ何なの?
彼女はメタルキング、コアトル、虹くじゃくといったレアモンスターを引き連れて挑んでくる。
ちなみにだが、虹くじゃくはホークブリザードとひくいどりとの組み合わせでできるので、それに関連してなんかひとつ絵でも描き起こしたかったのだが、結局何もいい案が出なかった…。
「虹くじゃく御姉様」とかいって、ルナとユエが憧れる存在…なんてのも案にあったんだが…。そしてコアトルは超イケメンスーツ風に描くっていう案もあった。案自体はあったといえるが、実際絵にするイメージがつかめなかった。という話。何の話だ。
本編に戻ろう。やらなかったことの話など時間の無駄だ。再開を祝して…いざ勝負!!
この戦いは3人ともまず「いのちだいじに」で指示しておく。
虹くじゃくは高い確率で、大きな威力を誇る『マダンテ』を放ってくる。これを防御してやり過ごそうという作戦。
まぁ難しくもない、セオリー通りですな。
ルナは予想通り『大防御』を使用するが、……ユエは? あれ?
メタルキングが通常攻撃を放ってくるが、トモに1のダメージ。1って…。
そして虹くじゃくの『マダンテ』!! 『大防御』を行なっているルナは18でやり過ごすが、ユエに198、トモに216という強烈なダメージ。さすがに強い…。だがその後にユエ、トモの二人で『ハッスルダンス』を行ない、ほとんど無傷に。
よし…と思ったらコアトルの『イオナズン』が飛んできた。娘たちはイオ系が大の苦手だ。…まぁ体力残っているので大丈夫だけど。
2ターン目。ルナは「いのちだいじに」を継続、ユエとトモに「ガンガンいこうぜ」で指示。
太ってもメタル系、メタルキングが先んじて『ライデイン』。そこまでダメージはない。トモにいたっては無傷。
虹くじゃくは通常攻撃を放ってくるが、トモに7ダメージ。もう『マダンテ』さえやり過ごしてしまえば怖くない。
ルナが『ハッスルダンス』を踊って回復した後、トモが『ジゴスパーク』。メタルキングには効かないし、虹くじゃくにも大分軽減されてはいるが、コアトルに大ダメージ。
さらにユエが『輝く息』! しかも気合を入れてくれて威力倍増! コアトルを撃破!! 他の2体には効いてないんだが…。
3ターン目。もう全員「ガンガンいこうぜ」で!
敵の『ライデイン』が来るが無視。ルナが『しゃくねつ』…これはあんまりダメージを与えられない。虹くじゃくってブレスに対する耐性高いな…。
ユエが『さみだれ斬り』を放ち、メタルキング撃破!! 残った虹くじゃくをトモが殴る…あれ、まだ斃れない。
だがもう勝ったも同然。次のターンで攻撃して虹くじゃく撃破!!
星降りの大会……優 勝 ! !
長いファンファーレの後、わるぼうが現れてミレーユを連れ去ってしまう。
このあと降り注ぐ流星。星がう〜たう〜五線譜の上〜。
〜〜 ほしふりのよる 〜〜
星降りの夜を迎え、テリーは星降りのほこらから元の世界へと―――。
テリーのワンダーランド、クリア。モンスターズのエンディング(スタッフロール含めて)見るのすげー久しぶりかも。
一番最初にクリアしたときは見慣れないモンスターが1体いるなぁ…って思ってたっけ。ちなみにそれはホーンビートルのこと。
――ふぅ、長かったような短かったようなプレイだった。
完全にフェチのようなプレイだったけど、久しぶりにモンスターズをプレイして楽しかった。
そして娘たちは本当にがんばってくれた。っていうのはおかしいかな…? いや、いいじゃん。
とにかく懐かしさに浸りつつ、自分好みの要素を付け加えてプレイしたモンスターズはまた新しい楽しさをおいらに教えてくれた。これがやりこみってやつだね。やりこみになってたかどうかは微妙だけど。
とりあえず、本編に関しての日誌はここまでです。
ここから下はこの日誌内でのあまと恒例のネタ紹介です。お暇な方だけ読んでください。
〜〜 仲間にしたモンスターとネーミング 〜〜
今回のプレイで仲間にしたモンスターたちを紹介していきます。あと、それらにつけた名前の由来なんかも。
なお、鳥系には、すべて「月」につながる名前をつける、というコンセプトで通してあります。
●獣系
●ファーラット・モコモコ Mokomoko
VIに登場する、ファーラットの上位モンスター「モコモコ獣」から。
『ハッスルダンス』を思いつくために必要な『みかわし脚』が使えるのでその面で役に立つ…はずだった。
●ファーラット・ケダモン Kedamon
VIに登場する、ファーラットの上位モンスター「ケダモン」から。
『みかわし脚』を使えるモンスターの中では最も手配が容易。
ただ、ファーラットは2体とも、同じく『みかわし脚』が使えるモーザの祖先となったのであまり意味はなかった。
●アイアンタートル・ランド Land
VIに登場する、アイアンタートルの上位モンスター「ランドアーマー」から。ライフコッドのあいつは関係ない。
普段のプレイでも非常に有用な『大防御』を使え、かつ、ひくいどりの親にもなれる面で活躍したといえる。
●フェアリーラット・イア Ears
英語で「耳」を意味する「ears(イヤーズ)」から。
VIIに登場する、フェアリーラットの下位モンスター「耳とびねずみ」の「耳」つながりで。
ガメゴンを作るために適当に手配した獣系。
●キャットフライ・ネネ Nene
自分が飼っている猫の名前。名付け親はうちの母である。
メタラー(メダルおじさん)とのお見合いのスライムファングの相手となった。
●ユニコーン・ユーリル Juril
小説版DQIVの勇者の名前から。性別に関係なく、ユニコーンには最初は必ずこの名前をつけている。
お見合いでスライムファングを出されたとなれば、どうしてもこいつを作りたくなってしまう。
ユニコーンというその存在自体が好き(ドラクエのモンスターとしてではなく、もっと広い範疇で)って言うのがある。
●イエティ・イエティ Yeti
そのまんまです。
ホークブリザードの親となれ、かつ、今回のプレイで最も作りやすかったという理由で選ばれた。
ほかの候補もイエティが元となれるので、そうして強化してもよかったが、なんかすぐに生み出したくて…。
●ミノーン・ミノーン Minon
そのまんまです。適当に仲間にしてしまって、今回のプレイではまったく使われておりません。
●アントベア・ベア Bear
名前の一部をそのまんま。
アイアンタートルを作り出すための親となった。旅立ちの扉で仲間にでき、その時点では高い攻撃力が魅力。
●キラーパンサー・チロル Tyrol
Vでベビーパンサーにつける名前にビアンカが提案してきた候補の一つ。
自分はベビーパンサーにはほぼ毎回「チロル」の名前をつけている。キラーパンサーといえば「ゲレゲレ」という印象が強いけど、自分は断然「チロル」。性別関係ない。
血統、相手ともに固有モンスターの配合パターンで作り出せるイエティの親となった。『しっぷうづき』が使えるのも魅力。
●パオーム
孵化させていないので名前をつけていません。
まぁでもたぶん「パオーム」とそのまんまつけるだろうね。というか入手しなくてもよかったのでは…。
●ドラゴン系
●ガメゴン・ガメゴン Gamegon
そのまんまです。
アイアンタートルを生み出すために必要なモンスター。それにしても配合パターンがわかりやすい…。
●バトルレックス・ドランゴ Drango
デフォルトネーム。初期の能力値が高いのも魅力。
こいつは強力なモンスターの親にもなれるので、もう少しそれをいかせればよかったかもしれない。
●ドラゴン・ドラン Dran
デフォルトネーム。攻撃力不足の序盤で非常に多大な貢献をしてくれる立役者。
●ドラゴンキッズ・ニュート Newt
Vに登場する、ドラゴンキッズの下位モンスター「ベビーニュート」から。
適当に仲間にしたドラゴン系だが、ガメゴンの親となった。
●とさか蛇・ピット Pit
IVに登場する、とさか蛇の上位モンスター「ピットバイパー」から。
こいつも適当に仲間にしたドラゴン系。使われ方も案外適当だったが…。
●スカイドラゴン・シエル Ciel
「スカイ」にちなんで、フランス語で「空」を意味する「ciel(シエル)」から。
スカイドラゴンには最初は必ず、性別関係なくこの名前をつけている。イエティの親となった。
●鳥系
●ドラキー・ムーン Moon/月
英語で「月」を意味する「moon(ムーン)」から。アントベアと並んで最初に仲間にするモンスター。
●あばれ牛鳥・チャンド Chand
パキスタン・インド地方で用いられるウルドゥー語で「月」を意味する「チャーンド」から。
初代ユエの親になるはずだったが、適当に配合してしまったがために、アイアンタートルとつがいになれなかった。
●あばれ牛鳥・チコ Tycho/知胡
月にあるクレーター「ティコ」から取っている。
放射状に広がる光条の中心にあり、月のクレーターの中でももっとも目立ち、有名なものである。
最終的にユエの親となったあばれ牛鳥。
●あばれ牛鳥・カマル Qamar
アラビア語で「月」を意味する「カマル」から。地方によっては「アマル」と発音することもある。
上記2体と違って、こちらは野生のもの。
●ピッキー・ルーノ Luno/月乃
エスペラント語で「月」を意味する「luno(ルーノ)」から。
エスペラント語は世界中の人人の公用語として使われているがあまり有名ではない。野生で捕まえてきたピッキー。
●ピッキー・セレーネ Selene/静玲音
ギリシャ語で「月」を意味する「selene(セレーネー)」から。また、ギリシャ神話での月の女神の名前でもある。
こちらも野生のピッキー。ミッキーが出してくれる死霊の騎士のお見合いの相手。
●ピッキー・カエ Khae/月影
カンボジア語で「月」を意味する「khae(カエ)」から。
キメラを作ろうとして、ミッキーが出してくれるリザードマンを活用しようと工作した結果、図らずも生まれたピッキー。
●モーザ・サンドラ Candra
インドで用いられた言語、サンスクリット語(梵語)で「月」を意味する「candra/chandra(チャンドラ)」のもじり。
また、「チャンドラ」はインド神話の月の神の名前でもある。ドブロクが出してくれるキャットフライとのお見合いで生まれた。
●モーザ・モネ Mane/望音
ノルウェー、スウェーデン地方の言葉で「月」を意味する「mane(モーネ)」から。
モーザ自体も『みかわし脚』を使える。モーザは2体とも祖先にファーラットがいて、ちょっとかぶってしまった。
●キメラ・サク Sak/朔
「新月」を意味する日本語「朔(さく)」から。
今いるモンスターをすべてくっつけてしまえ、と適当に配合されたキメラ。
●キメラ・ルア Lua/月亜
ポルトガル語で「月」を意味する「lua(ルア)」から。
初代ルナの親となったキメラ。ドラゴンを活用したら結局キメラなのか。
●キメラ・アポロ Apollo
実際に行なわれた月探査計画「アポロ計画」から。
『ホイミ』のために無駄に奔走させられ、無駄に生み出されたキメラ。まぁ+を稼いだだけでもよしとしよう。なんて適当な。
●キラーグース・クー Kuu/空有
フィンランド語で「月」を意味する「kuu(クー)」から。
バトルレックスを使って生み出された。ちょっともったいないような気もするが。
●デッドペッカー・アイ Ay/月愛
トルコ語で「月」を意味する「ay(アイ)」から。適当な鳥系がほしかったところで仲間になってくれた。
●デスフラッター・セレン Selen/静恋
元素番号34の元素「セレン/セレニウム」から。
このセレンの名前の由来はギリシャ語で「月」を意味する「selene(セレーネー)」から来ている。
ミッキーが出す死霊の騎士とのお見合いで生まれた。
●ファンキーバード・モント Mond
ドイツ語で「月」を意味する「mond(モーント)」から。
初期レベルが30と、こいつと一戦交えるころにしては高い。
そしてなによりも、『ハッスルダンス』を覚えるというのが最も特筆すべき点。
●ダックカイト・リュヌ Lune
フランス語で「月」を意味する「lune(リュヌ/リュンヌ)」から。
テトのメーダとのお見合いで生まれ、マチコのライバーンとのお見合いの相手となった。
●ロック鳥・ホウ Hoh/鵬
「月」を二つ並べた「朋」の字に「鳥」をつけた、「鵬(ほう)」という字から。
「鵬」は訓読みでは「おおとり」と読み、まさしくロック鳥を体現するような字。
マチコのライバーンとのお見合いで生まれた。ライバーンを出されたら、よっぽど何かほかの重要な目的がない限りは、こいつを作らなければ損と言っても過言ではないくらい有用なモンスター。
驚異的なHPの伸びと、『黒い霧』を覚えるという点はそれだけでも活用するに足りる。
〜〜 ルナティック三姉妹 〜〜
旅のメインとした3人娘たちです。このプレイでの評価や、おまけの絵についてもここで。
●ルナ ホークブリザード Lunar/月菜
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名前の由来は、英語で「月、月の」を意味する「lunar(ルナー)」から。「luna」ではなく「lunar」なのがこだわり。
三姉妹の長女、という役割で最初に誕生。率先してがんばってくれたといいたい。
やる気に満ち溢れる性格ながら、序盤は攻撃力がなかなか伸びず、MPも同じくあまり伸びなかったという欠点があったが、ステータス異常に致命的な穴を持つ娘達の中ではそれなりに耐性はあり、不撓〔ふとう〕の精神で戦闘を引っぱってくれた。即死に対しての耐性は特に助かった。
そして終盤で能力値が急成長を遂げ、総合的にも充分な力を蓄えるようになり、やはり長女としての仕事はきちんとこなしてくれた。
魔法剣4種類をすべて覚えたのは、たまたま習得した部分もあるが、個人的に魔法剣は残したがる。面白い個性は出たんじゃないかと思う。最終的には『ギガスラッシュ』も覚えたし。
作画においては、特にイメージって言うのはなくて、ただ単に自分の好みの容姿を詰め込んだような気がする。シャープペンシルはしらせて、すんなり描けたキャラクター。
リボンの色だけ、冷色系ではなく、あえて暖色系にしているのは、本文内でも語っているが、炎系ブレスを使っているところから来ていて、ユエと交換しているという設定。ただし炎ブレスを使うようになったのは途中からなので、最初のうちは反映されていない。
ギャグタイプとシリアスタイプ、どちらにでもなれる可変キャラクターとして描いているつもり。ユエとトモの中間といったところか。
性格が「ちょとつもうしん」「わがまま」といった一直線系なので、眉毛は逆ハの字が基本、といったやや精悍な顔つきにしているが、ギャグにもなれるので、いろいろな表情をさせられるフレキシブルな娘。一番動かしやすいタイプ。
●ユエ ひくいどり Jue/月英
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中国語で「月」を意味する「月亮(ユエリャン)」が名前の由来。
三姉妹の次女。おっとりした性格が多かったが、それに似合わず、攻撃力は終盤に迫るまでは姉妹の中で飛びぬけており、攻撃の要となってくれた。
その反面、HPが低いことと、ステータス異常に関しての耐性の低さはかなり悩ましげなところがあり、総合力としてはやっぱりなんとなく次女っぽい(←?)。
本文では強烈なブレスに完全にかすんでいたのだが、高い攻撃力から繰り出される『さみだれ斬り』も何気に強力な攻撃手段であった。敵によっては『強風』による防御も役に立った。姉のルナ、妹のトモと違って、一人ずば抜けて強力な攻撃手段を持たなかったが、その分能力値でカバーしてくれた。陰ながら頑張るタイプ。
作画では、ホークブリザードとひくいどりは基本グラフィックは同じなので、イメージも基本的にはルナと同じで、少し髪の毛を短くしただけ。リボンの色に関しての案は、当初は瞳の色に反映させるつもりだったのだが、理由が先天的なものではないので、後付のアクセサリーに反映させることにした。こんな理由でリボンは生まれた。
娘の中では一番描きやすかったし、色塗りも楽だった。いじり甲斐のあるキャラクターといえるかも。
「あわてもの」ということで少し優しい感じの表情をさせることにした。そういう表情にするとどうしても泣かせたくなるんだよね。スライムツリーの絵なんかはまさしくそれ。でも娘達の中では一番力持ちなんだよ。忘れないでほしいけど。
ちなみに最初は攻撃力の高さを胸の大きさに比例させる…という案もあった。それだとルナがつるぺたになるのでボツにしたが。
●トモ サンダーバード Tomo/月朋
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「月」の字を二つ重ねた「朋(とも)」という字から。ただ単に字のつくりだけでこの名前にしている。
三姉妹の末っ子。なぜか素直でない性格が目立つ。その点だけでもキャラクターとして充分楽しませてくれた。長女ルナ、次女ユエよりも戦線デビューが遅かったため、やや登場の機会は少なかったが、『黒い霧』による補助は非常に助かるものがあった。
さらに終盤で習得した『ジゴスパーク』は、姉二人が放つブレス攻撃を凌ぐ屈指の破壊力を見せ、彼女たちに勝るとも劣らぬ濃密な活躍ぶりを発揮してくれた。一見若さゆえの勢いだけの行為が実は功を奏してる…ん〜、なんとなく末っ子っぽい?
作画に関しては、電気を操るといったところから、髪の毛をちょっとくせっ毛…とでもいうか、ハネを多くしてみた。アホ毛もすごいことになっている。エレクトリック・アホ毛。
「ひねくれもの」「たかびしゃ」といった性格が目立ったので、思いっきりおてんばっぽくしてみたつもりではある。姉二人と違って彼女だけニーソじゃなかったり、ブローチが逆向きなのもそういうところ。女の子の魅力や色気よりも、頑是無いがゆえの元気さを前面に押し出したイメージ。
抱えているギズモはこういう使い方しかないと思った。なんとなくちょっとバカっぽいのだが、それでいい。トモは完全にギャグタイプのキャラクターとして描いている。
ただ、自分はこいつを書くのは結構苦手。髪の彩色の際、黄色ベタの後に紫色の部分を書いているのだが、紫入れる前はティーダにしか見えなくなるんだよねこれが。作画のイメージとして、少しだけ東方のチルノや橙を参考にしている部分がある。無邪気さとか。
●娘達の総合力
まぁとにかくがんばってくれた。
なんといってもとにかく速攻で強力なブレスなどの全体攻撃を放ち、敵を殲滅する姿は勇ましく、頼りになった。こんなんで嫁の貰い手があるんだろうか。
ただ、やはり終始悩まされたのがステータス異常に関する耐性の低さで、特にマヒ、混乱、即死関係の攻撃を繰り出す敵に関しては神経をすり減らされること多数。これに関しては、もっと根本的に、モンスターズというゲーム自体を見直す大きな要因となった。ステータス異常攻撃を繰り出す隙を与えないよう、先手先手を取って、1ターンで勝負を決める、という前提で戦い抜いてきたことも多い。
ただ、それもプレイが終わって見返してみればいい思い出といった感じか。
とにかく、愛とこだわりだけで突き通してきたプレイであるので、なんだかんだいっても、ステータス異常に弱かったりといったマイナス面も彼女たちの個性ということでプラスと捉えてやってみた。こんなゲームの仕方があってもいいでしょ。
作画面としては、実はいうと、自分はデフォルメのキャラクターを描くのが大の苦手で、シャープペンシルと消しゴムを何度も交互に使っていた。6〜6.5頭身の絵ばっかり描いてるしなぁ。2.5〜3頭身は慣れてない。
じゃあ6頭身の絵でいいじゃん、と思うだろうが、こっちにしてしまうと、ディティールにこだわりすぎて1枚の絵に50〜60時間かけることざらなんでやめた。あくまでイメージの補助としてである。
色塗りもほとんど単色塗りつぶしでとどめている。色自体もソフトのデフォルトのパレットにある色ばかり。影とかやりだすと本当に時間がかかりすぎてしまうので。パースの狂いや、作風の不安定さ、他おかしいところがあっても大目に見てやってください。
ルナとユエはそこそこ描きやすいんだけど、トモが苦労させられた。なんかバランスがうまくとれなくて…。色塗りも面倒だったし。
もう少し絵は増やすべきかとも思ったんだが、どうしてもイメージがわかなかったり、これを描くならあれも描かなきゃ…ってことになってきりがなくなってしまうし、あんまり絵が占めてしまうのもよくないので1チャプターに2〜3枚で。何より絵にかける時間がはんぱないことになる。こっちの作風でも1枚に10時間ぐらいはかかってるし。
クレセントブローチは、やっぱり月にちなんでるもの。こういうところも含めて、彼女たちの格好とかには自分の趣味をつめこみまくってます。特にニーソ(ルナとユエのみ)と首輪。やっぱり女の子の魅力はそういうところに出していきたい。…ん? 首輪が女の子の魅力ってどういうこと? そりゃおめぇさまよ、おりゃあSだから(爆)
ちなみに作画については自分は「Paint.net」というソフトを使って描いております。
びみょーに曲線ツールが使いにくいような気がする…他にももっといいソフトはあるんだろうが、これも別に劣っているわけではないし、なかなかよいソフト。ものができりゃいいんだよ。
しかし後で気づいたんだが、これって写真加工ソフト? ゑっ……?
〜〜 作画に関して・蛇足 〜〜
どうせ自分の好みを前面に出したプレイであれば、せっかくだから絵でも描き起こしてやろう! というたわけた思い付きから、今回のプレイ日誌はつたないながらも、表面的なイメージの補助としての目的で何枚か作画しています。
気を張らずに描こう、だの、ペンの赴くままに…だとか、あれやこれやいいながらも、きちんとどうしようかと考えて、いろいろ案を練ったりした上での作画ですので、載せた絵にはもう少し語っておこうと思います。
●1.第一話 『登場人物(part1)』
このプレイ日誌を開いて、ちょっとスクロールしたら絵が出てきた!? 何これ!? …って思った方は多いかと思います。
あまり飾らずに、ありのままの姿の娘たち…という考えから、日常の基礎ともいえる食事の光景ではじめました。
それぞれの娘達の性格が反映できたと思いたいです。トモなんてもはや骨付き肉の域を超えてる。
ちなみにこの絵だけ、首輪の色が、この絵以外のそれとは違ってます。肉と色がかぶってるからです。
●2.第一話 『長女ルナ誕生』
このプレイの主人公である娘たち。その長女、ルナの誕生絵です。
実はこの絵が一番始めに描いた絵。いろいろ模索しながら描いたので、色の塗り方が定まってません。髪とか特に。
「ガー! はやくたたかいたい!」は、格闘場左のミーティング席で実際聞ける言葉。
たまごの描き方とか適当ですね。特に殻。全然量が足らないとか突っ込みどころ満載。
●3.第一話 『次女ユエ誕生』
長女に続いて、次女のユエの誕生絵です。
ゲーム上では2代目ルナと1代目ユエはほぼ同時に生まれていますが、まぁ姉妹という設定ですので。
いや〜、本当にユエが一番描きやすくて、この娘好きです。こういう娘が一番モテる(何の話やねん)。
たまごに関してはもう…不徳のいたす限りです。
●4.第二話 『登場人物(part2)』
また似たようなモン描きやがった。今度は飲んでいる場面かよ…そんな感じですな。
あいもかわらず娘達の性格がそれぞれに反映されすぎてたらいいなぁ。トモは本当に何考えてるんですかね。
DQM界ではお酒はレベル10からOKだということにしてます。だってレベル10から配合できるもん(何を言うのかこの人は)。
こういうバックグラウンドも考えながら描いていくのは楽しい。
●5.第二話 『スライムツリーに陵辱される』
思い出すのも忌忌しいが、あのときのスライムツリーはマジで凶悪な存在でした。くそったれ。
ただ、ある意味このプレイでも随一のネタではあったような気もする。実際絵にしてしまったし。
それにしても適当な絵です。というかこの絵に限らないんだが、背景をまったくといっていいほど描かない。
背景を描くスキルっていうものを身につけたいものだが…。
●6.第二話 『狂うユエ』
娘たちはステータス異常に関してはとにかく悩ましげ。特にユエはなかなか耐性をつけられなかった。
せっかく攻撃力が高いというセールスポイントを活かせたかどうかは微妙である。
まぁそんな混乱しまくってるところだが、こういうマイナスポイントの部分もうまくプラスにしてみようか。逆転の発想。
個人的に気に入ってたりしますこの絵。あとルナの「ぐぼわー」が、自分で描いておいてなんだがツボ。
●7.第三話 『登場人物(part3)』
この第三話は秘蔵の薬をくれる詩人の話が少し出てくるんで、これをいかしてみようという事で。
いかせているのかは自分ではわからんけど、まぁ飲まされ方を考えているのは楽しかった。またしてもトモが(略)
「ふしぎなくすりの〜まされて〜」っていうネタはもちろんあれね。
「いいからドーピングだ!」の絵も描こうと思ってたが、意欲がわかなかったのでやめ。
●8.第三話 『ジゴスパークを習得しました』
トモをまともに描いてなかったので、一応、彼女なりにまじめに振舞っている絵です。
トモは完全なるギャグキャラとして描いているので、むずかしいもんです。髪がマジで泣かせてくれます。マンドクセ。
まぁでも描き終わってみれば、何もかもが達成感です。絵っていうのはそういうもんだよ。そう思ってる。
ちなみに、まともに描かれているトモはこれ一枚だけだ。哀れな…。
●9.第四話 『ほしふりのよる』
唯一背景を描いている絵。流れ星の描き方があまりにも適当すぎる。
流れ星に混じってスライムが流れているという意味不明な描写は何がしたかったのか。
描いている時はどうもよくわからないことを考えているようです。何かの異常物質が分泌されているだろうな。
トモは寝てます。何度もいうけど、彼女はギャグ路線。
●10.第四話 (タイトルなし)
やっぱり最後にももう一枚描いておきたいですよね。みんなで集まって最後に記念写真、みたいな感じで。
それでもやっぱりトモはまともには描かれないんだよね。こういうキャラクターの扱い方も考えていて楽しい。
当然ながら、3人も描いたんでかかってる時間も2.6倍(当社比)。つーかマジで羽がメンドイヨー。
彼女たちの旅はこれからも続くんですよ。なんか終わらせたくないなぁ〜。
〜〜 制限・数字 〜〜
・できるだけ早く、ホークブリザード、ひくいどり、サンダーバードの娘たちで冒険する
・娘たちに直接、行動の指示を出してはいけない
・娘たちはのびのびと育て、完璧にはしない
・仲間にできる系統はドラゴン系、獣系、鳥系の3系統だけ(最初に仲間になるスラぼうは例外)
・呪文は使うことができない(覚えるだけならOK)
・仲間にしたモンスターの総種類数と、配合回数はできるだけ少なくする
・他国マスターからモンスターを奪ってはいけない
・テリーが杖を使用して敵を攻撃してはいけない
・「旅のしおり」は使ってはいけない
・格闘場を勝ち抜くことによって開かれた旅の扉のみ使用できる
・戦闘から逃げてはいけない
・楽しんでやること
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●3人とも経験値は388925
・仲間にしたモンスターの総個体数 ― 44匹
・仲間にしたモンスターの総種類数 ― 32種類
・配合回数 ― 24回(うち、お見合いは7回)
・総プレイ時間 ― 41:03
・プレイ期間 2013/05/13 〜 2013/06/15
・日誌製作期間 2013/05/14 〜 2013/11/18
・掲載 2013/09/16 〜 2013/11/18
企画:あまと
構成:あまと
資料:あまと
考証:あまと
作文:あまと
画像:あまと
統計:あまと
編集:あまと
広告:あまと
原画:あまと
作画:あまと
背景:あまと
仕上:あまと
使用ソフト:メモ帳、Paint.net
脚本・監督・総指揮:あまと
PERFORMER:ルナ/ユエ/トモ
(ちなみに、このページの一番上の3人はたまに回転する)
PLAYER:あまと
〜〜 もう少し遊んでみました 〜〜
クリアした後、もう一度タイジュの国に戻ると、新たに6つの扉が開かれる。
さらにタイジュの国の中でも、条件を満たすことで旅の扉が3つ、合計9つの旅の扉が使えるようになる。
どの旅の扉も、今までの本編で最終ボスや、佳境といえる部分で決戦を繰り広げた魔王がぬしとなっているものだ。
まぁせっかくなのでひとつふたつぐらいは挑戦してみてもいいんじゃないかということで、おまけとしてここで付け加えておくことに。
今回行くことにしたのは魔界の扉。バザー会場にある、序盤から視認できていはいたが、結局クリア後にならないとつながらない旅の扉である。
制限では「格闘場を勝ち抜くことによって開かれた旅の扉のみ使用できる」というのがあるので、ここは本来ならば使用禁止の旅の扉であるが、クリア後からは基本的にそういうのは破棄できるし、まぁおまけなので。
さて、この魔界の扉だが、最初は荒くれ二人がバーベキューをしていて、余興として「召喚」を使えるモンスターを連れてこなくてはならない。だが、トモが『バズウ召喚』を覚えているのでこの問題に関しては蹉跌〔さてつ〕なくクリア。
ちなみにここで「召喚」を使っても何も起こらず、見世物にされるのはいやだという理由がきける。ふむ、そうなのか。まぁいやなことをやらせるわけにはいくまい。のびのびと育てているんだし(何の話をしている)。
世迷いごとはほっといていざ魔界の扉へ。
魔王がぬしの旅の扉はすべて、特定の系統のモンスターしか出ず、必ず3体で出現、また深くもぐっていくごとにモンスターのレベルが上がっていく(1〜5階層、6〜10階層、11〜20階層、21〜最下層の4段階で分かれている)、という設定がされている。
この魔界の扉は物質系のモンスターでそろっている。
1〜5階層はマドハンドや人食いサーベルなどの序盤モンスター、6〜10階層になると、とげぼうずやさまよう鎧など、すこしレベルが上がったモンスターが出現。11〜20階層ではエビルワンドや踊る宝石、呪いのランプなどと中堅モンスターが出現する。
21階層以降はキラーマシン、メタルドラゴン、バルザック、爆弾岩といった物質系の中でも実力者が軒並み揃っており、20階層より上層は楽だが、21階層以降から急激に扉の難易度が跳ね上がるといってもよい。
実際もぐっていくと、そのとおり20階層まではすいすい進めたのだが、21階層から急激にこちらの消耗が激しくなり、最下層にたどりつくころにはMPがすっからかんになってしまった。
逃げることは許されないので、とにかく出現した敵は滅ぼしていくしかない。ミミックもやたら出るし…宝箱を開けなければいいだけの話だけど。ただ、その反面レベルもやたらと上がった。
ちょっと魔王と戦うにはあまりにも消耗が激しすぎたので、一度戻って、世界樹の滴をいくつか買っておき、回復をテリーが補助することで、娘たちには攻撃に専念してもらうことにした。そんなこんなで今度はMPをある程度余裕を残したまま最下層へ。
魔界の扉のぬし、ミルドラースとの死闘。
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結局、最終データよりもレベルが8も上がった状態で戦いに臨むことに。
ついにルナがユエの攻撃力を抜いた。典型的な大器晩成型といえる。それ以外に関しては特筆するような能力値の伸び様が見られないかな…。ふむ。今までと同じような上がり方をしているといえる。
ぬしのミルドラースだが、『メラゾーマ』、『イオナズン』、『ギガデイン』といった強力な呪文で攻め立ててくるのが特徴。
ルナとユエには大ダメージとなってしまう『ギガデイン』と、娘たち全員が苦手としている『イオナズン』が怖いが、全部呪文…。
つまりトモの『黒い霧』が決まってしまえば、ミルドラースは殴ることしかできなくなる。ほぼ完封が可能。
ルナとユエには「ガンガンいこうぜ」を、トモには「いろいろやろうぜ」を指示して1ターン目。
ルナとユエはそれぞれ『しゃくねつ』と『真空斬り』を使って、どちらも121というダメージ。
トモは…なぜか『バズウ召喚』を使用。補助系特技の使用する優先順位がわからんなぁ。ミルドラースは『メラゾーマ』を使用。ルナに100弱のダメージ。まだ『メラゾーマ』ならば対象が単体なので問題はないのだが。
次のターンでトモが『黒い霧』を使ってくれ、ミルドラースの呪文を封じることに成功。まぁこっちのバズウが消滅したけど。なんて哀れな奴だ。
ミルドラースは通常攻撃を放ってくるようになるが、通常攻撃も100を少し超えるぐらい。単体攻撃なので、『ギガデイン』や『イオナズン』を使われるよりは充分マシといえる。
次のターン以降はミルドラースは『イオナズン』や『ギガデイン』をガンガン使ってくるのだが、すべて無効化され、こちらがダメージを受けることはまったくなくなった。…これが魔王の判断力か? かっこわらいだわ。
娘たちはと言うと、なぜか3人揃って『真空斬り』を連打。…ちょっとこいつの耐性は把握してないが、バギ系に耐性がないのだろうか? 他の魔法剣は効果が薄いのだろうか? 3人揃って350程度のダメージを積み重ねていく。
ミルドラースは相変わらず効果のない呪文を使いまくり、娘3人はひたすら『真空斬り』。この間はまったく特筆することがない…。
たまに全力で攻撃して400を超えるダメージを出してくれたり、急にルナが『しゃくねつ』を使い出したり、何なのかわからないが、一度だけミルドラースが通常攻撃を行なってきたり…。
そして最後にこれまたなぜかルナが究極の必殺剣、『ギガスラッシュ』を放ち、306ダメージで撃破。
ふむ、意外とミルドラースは楽に倒すことができた。
他の魔王の扉は、想像の話でしかないが、『ベギラゴン』、『ドラゴラム』、『瞑想』を使う竜王、『ベギラゴン』、『イオナズン』、『バズウ召喚』を使うハーゴンなんかはこのミルドラース戦と同じ様なパターンで完封できると思う。
また、使ってくる特技がブレス攻撃で統一されているムドーも、ユエが『強風』を使えば不安要素は大分排除できるはず。
逆に『ビッグバン』や『ジゴスパーク』などの、『黒い霧』および『強風』の効果が及ぼさない特技を多用するデスタムーア、デスピサロ、ゾーマなんかは厳しい戦いが予想される。高い攻撃力から繰り出される『爆裂拳』と『さみだれ斬り』で激しく攻め立ててくるエスタークなんかはどうだろう…?
…というかせっかくなので、エスタークは挑戦してみた。奴のいる眠りの扉へ。
フロアのマップを全部埋めて、次のフロアで魔法使いのマスターを出し、できるだけショートカット。
実際エスタークと戦うと、敵はなぜか『さみだれ斬り』のみを使用してくる。『ギガスラッシュ』は使わないのだろうか。
その『さみだれ斬り』は、前にいるメンバーから順に威力が落ちていき、ルナには110、ユエには80、トモには50のダメージ。まぁ『ハッスルダンス』で充分リカバリーできる程度。また、こちらがなぜかやたらと回避してくれたのもあって、ダメージによるピンチはほとんどなかったといってもよい。
娘たちには回復をするときは「いのちだいじに」で、攻撃するときは「ガンガンいこうぜ」で適宜指示。エスタークがデイン系には弱いからなのか、『稲妻斬り』を多用した(本編では『稲妻斬り』はイオ系だが、モンスターズではデイン系に分類されている)。トモはたまに『ジゴスパーク』を使用。ルナは他の属性の魔法剣も使用したが、そこまでダメージは変わってはいない。
そんなこんなでエスタークも撃破。案外苦戦しなかった。
どちらかというと、この扉の道中、21階層以降から出現する死神貴族の『ザラキ』でユエが3回も殺されたということのほうが印象的だった。
ふむ、魔王たちに対しても意外とがんばれるのかもね。面倒なのでもうやらんけど。
ってなわけで、最終的には娘たちはレベル58まで成長してしまいました。
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3人とも経験値は748455
あ、ちなみに格闘場でモンスターじいさんと戦える。
ゴールデンスライム、ローズバトラー、神竜という、ミレーユを遥かに越えるレアモンスターで構成されたモンスターたち。
こいつらには勝てないことがわかっているのでやらない。
おそらくゴールデンスライムの壁にてこずっている間に神竜がジゴスパって終了…になるだろうから。
ふう……終わろう終わろう。
●総プレイ時間 ―― 46:34
さて、いかがだったでしょうか。
DQVIの抱き合わせとしてやってみたプレイですが、こっちはこっちでとても楽しめたプレイではあります。プレイはもちろん、久しぶりにお絵かきもして、思いっきり自分ワールドを展開した日誌に仕上げてしまいました。
というか、正直言ってしまうと、娘たちとまで呼称して、絵まで描いて感情移入しすぎて、完全にDQVIよりも楽しんでしまった。なんてこった。
まぁでもプレイして、モンスターズのシステムや戦いを改めて見直すきっかけにもなったので、得られたものは多かったです。これこそがやりこみ(制限プレイ)の醍醐味だと思っております。これ以前に投稿したプレイ日誌でも言っていることですが、こういう快感を、ぜひみなさんもご自身で制限を考え、その上で感じてほしいと思ってます。
ただ、配合に関して調査不足で一部遠回りさせられた点や、ルナとユエのブレス攻撃があまりにも強力すぎて、大抵の戦いは瞬殺で、やや難易度が低くなったあたりを鑑みると、もう少しきちんと決めてプレイしてもよかったんじゃないかなとは思います。
で、まぁ、その調査不足ってところでひとつ本文内容に関する訂正を。
1話で、ホークブリザードの作り方に関して【鳥系 + グリズリー】という部分があるのだが、このパターンだと、ホークブリザードではなくて、ひくいどりができるということを、プレイの途中(ほぼ最後)で気づいてしまった。
配合に関して参考にしているのが、PS版用の配合データだからだったという…。
まぁ遠回りしたけど面白かったからいいかな。
でもブレス攻撃で瞬殺できなくなると、今度はステータス異常の攻撃を繰り出してくる敵に対してはどうしよう…ってことになる。いやでもその辺も考えなくちゃならないよね。この、制限をどうするか考えるのも制限プレイの面白さではないかと思うのだが。
これ、もっと工夫、発展できそうな気がするんで、時間があったらもっとシビアな制限をつけてやってみたいな。
さ〜て、どうすっかな〜。とりあえず息と『爆裂拳』…それから……。
あ、いっそのこと「ルカの旅立ち」か「イルの冒険」でやってみるかな〜。さーどうする自分。
ともかく、著者あまとの自己満足からきたこんなプレイもこれにて擱筆〔かくひつ〕とさせていただきます。
娘たちともども、お付き合いいただきありがとうございました!!
次は「DQMII」でお会いしましょう!! ノシノシ
(2013年11月18日)
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