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「PSゲームアーカイブス」を救済してくれ〜!! / やり込み in FF

管理人の日記
ハードなら、初期型PS3・Vita1000番台・VitaTVあたりは、期間限定で復刻してほしい

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2021年1月5日(火)
「PSゲームアーカイブス」を救済してくれ〜!!


 
ロックマンX5やクラッシュなど、既に新規配信が終了した作品もある。他もいつまで続くか…


 
「PSゲームアーカイブス」は、過去のPSハードで発売されたタイトルを、ダウンロード購入して楽しめるサービスである。値段は、ほとんどのソフトが600円程度と安価であるうえ、PSvitaなどの携帯ハードでもプレイが可能である。初代PSのタイトルは、携帯機でプレイする条件であれば、今なお見劣りしない作品が数多く存在する。というわけで、このアーカイブスは、PSシリーズの大きな魅力の1つと言えるサービスだった…。

 さて。
「だった」と過去形で書いているのは何故かと言うと、このゲームアーカイブスが、いま存続の危機に立たされているからである。
 …まず、
現行ハードのPS4やPS5は、ゲームアーカイブスに一切対応していない。PS3では、PS1ソフト(ディスク、およびアーカイブ版)はもちろん、数は少ないものの、配信PS2ソフト(と、初期型ならディスク版)もプレイが可能である。ならば、性能的には、PS4やPS5では余裕でアーカイブスを動かせるだろう。それなのに、PS4発売の2013年11月(海外)から7年で、ついにアーカイブス対応が為されることは無かった。新ハードのPS5は、一応はPS4の互換性を持っているという点については、PS4世代(後方互換性一切なし)よりは進化していると言える。しかし、それでもPS3初期型(PS1・PS2互換)やXboxシリーズの互換性(過去ハード全互換)と比べると、力不足感は否めないものだ。私は、サイトの性質上、古いゲームをよくプレイするため、未だにPS3は片付けられない。
 ――さて、話をPSゲームアーカイブスに戻そう。最新ハードでアーカイブスをプレイできなくなったとしても、いま持っているPS3やVitaがいきなり壊れるわけではない。しかしながら、
それらのハードは全て、新品の出荷が終了してしまっている。それぞれ、PS3(後期型)は2017年3月ごろに、Vitaは2019年3月ごろに、出荷完了となった。まあ、どちらも台数が出回っているためか、現時点では価格自体は高騰していないが、今後どうなるかは保証できない。アーカイブスは、コレクション性が強いため、「将来も遊べるか」ということが特に重要である。ちなみに、VitaTVに関しては、コンセプト自体があまり受け入れられず、ひっそりと2016年ごろに出荷終了となった。しかしながら、PSP&Vitaタイトルをネット配信できる数少ない手段であるためか、最近では定価を超える価格で取引が為されているようだ。買っておいて良かった…。

 そんなわけで。ハード面においてのPSゲームアーカイブスは、「@最新ハードのPS4&PS5がアーカイブスに対応していない」「Aプレイ可能なハードは、全て出荷が完了となっている」の2点で、厳しい立ち位置にある。それ輪を掛けて苦しいのが、
PSstoreでPS3やVitaに対するサポートが露骨に減らされてきていることである。これは、サービス終了、いわゆるサ終が近付いていると、嫌でも邪推してしまう。
 …まず、PSPでのPSstoreは、2016年に終了した。と言っても、PSPで遊べるダウンロードソフトは、ほぼ全てがVitaでもプレイできるため、これと言って大きな問題が発生することは無かった。PSPは2004年発売であり、10年以上も戦ってきて、立派にVitaへと後を託したということもある。
 ――そして、PS3&Vitaについては、2021年1月現在もサービスを続行している…のだが、去年10月に、PC&モバイル版のPSstoreで、
PS3/Vita/PSPソフトが表示されなくなるという変更が為された。これは、新発売するPS5ソフトを推していきたいということなのだろうが、カテゴリ分けすれば良いだけで、全て非表示にする必要は無いはずだ。
 また、それにより、PSstoreで頻繁に行われているセールについても、
PS3/Vita/PSPソフトは対象にならなくなった。携帯機で遊ぶ作品は、前述の通り、古いゲームであっても、据え置き機でプレイする時ほどは極端に見劣りすることは無く、今でも手に取りたくなることが存在する。私は、セールが来るたびに、「うおおお! PSPの『イレギュラーハンターX』が300円! 是非やろう!!」などと布教していたが【日記:2020/4/24】など)、それはもう不可能となった。そして、「いつか買おう」と思っていたタイトルも、その“いつか”が訪れることは、永久に無くなってしまったのである。一応、まだ定価で買おうと思えば買えるが、そういう意味ではないだろう。

 やれ、「WEB版ストアでのPS3/Vitaの取り扱い終了」は、本日の話題であるゲームアーカイブスとは、直接的な関係は薄い。しかしながら、
アーカイブスに対応する新ハードが出ていないため、PS3/Vitaのストアが終われば、ゲームアーカイブスもそれで終了という意味では、危機感を覚える事態である。
 ――やれ、いくらPS4・PS5ソフトの販売数が伸びているからといって、
このPS3/Vitaの冷遇は拙速すぎるのではないだろうか。PS3やVitaの機能を内包する直接の上位ハードは未だに存在しないため、それらに対する様々なサービスは続けてほしかったし、それがどうしても無理なら、せめて「店じまいセール」みたいな感じで、何らかの告知をしてほしかったなあ…。

後からでは取り返しが付かないので、いま持っている物を大切にしよう


 そんなわけで。かつての私は、
「PS陣営は過去作を大切にしてくれる!」と信じ切っていて、実際にそういう時代もあったのであるが、それも既に昔であり、今のプレイステーションは売れ筋以外は切り捨てる方針となってしまった。信者から、信仰心がなくなれば、ただの人である。
 …ちなみに、任天堂ハードに話を持っていってみると、最新機のスイッチでは、
「有料オンラインサービスに加入していると、これまでに配信しているFC&SFCタイトルを追加料金なしで遊べる」という、機能だけで見れば、PSハードのフリープレイ1ヶ月の配信期間にPSplusに加入しており、そこでチェックを付けた場合のみ、その後の期間もプレイ可能となる)よりも更にお得なサービスが提供されている。しかしながら、定額サービスということで、ダウンロード版として購入し、手元に置いておくような機能は無い。また、Wii/3DS/WiiUで展開されてきた「任天堂バーチャルコンソール」は、何故かスイッチでは削除されている。そのため、スイッチには、「オンラインで“フリープレイ”用として配信されているFC&SFCソフト」以外の過去作を遊ぶ機能は無い。このせいで、私は追加要素ありのFF5・FF6をプレイしようと、WiiUを買うハメになった【日記:2017/3/19】のだ。
 ――ということで。どういうわけなのか、
プレイステーションも任天堂陣営も、最新ハードでの過去作対応は、不完全なものとなってしまっている。互換性について言えば、初期型PS3やWiiUなど、過去のハードのほうが優れていた。なお、Xbox陣営はと言うと、最新のSeriesXでも全互換性を搭載しており、しかも当時のハードよりも高品質で遊べるという嬉しいおまけ付きである。当サイトでも、「実質的なリマスター版FF13が遊べる」などとして、たびたび取り上げてきた【日記:2020/12/9】など)。ただ、売上台数で言うと、Xboxは日本はもちろん、海外でも伸び悩んでいる。結果だけを見れば、互換性を捨てた奴らが成功し、互換にこだわっている奴が苦戦しているという評価も可能である。実は、旧ハードの過去作って、あまり求められていないのか…?

 ということで。いろいろな事情を考えてみると、結局のところ、
完全な形での「過去作を遊ぶ環境」を得るのは不可能である。本当に重要なものであれば、品切れになる前に手にして、それを大切に保管しておかなければならない。また、オンライン配信も永久ではないため、ディスク等の物理メディア版を買うか、さっさとダウンロードして、削除せずに保存をしておく。結局のところ、大事なものは、自分で保護しておかなければならないのだ。
 …具体的には、初期型PS3・VitaTV・WiiUといった互換性に優れたハードに関しては、手遅れにならないうちに手に入れておく。私は、VitaTVについては、今後FF1〜4の日誌を書く時に使う予定であるが、今となっては中古市場で新品を超える価格となっているため、
早めに入手しておいて本当に良かったと思う。初期型PS3やWiiUに関しても、今後は配信需要などで価格は上がっていくであろうため、必要な人は買っておいたほうが良いと思われる。これらは、台数がそれなりに出回っているためか、個人売買ではあるものの、1万円未満で購入が可能である。VitaTVのほうが高い。
 ――逆に、ダウンロード版に関しては、
まさか2020年10月のセールが最後になるとは思わなかったため、“いつか買う”枠に入っていたPSP&Vitaソフトの多くを、セール価格で購入することに失敗してしまった。今後、“Vita版ストアの終了”という今生の別れが来る前に、定価であっても必要なソフトを購入しておきたい。特に、アーカイブスおよびPSPソフトについては、Vitaではダウンロード版しか遊ぶ手段が無いため、重要である。とはいえ、さすがにストア終了のような大きな出来事は、事前に告知されるであろう。告知されるよね…?

 そんなわけで。過去のゲームを完璧に遊ぶためには、その時の環境を大切にしておくしかない。とはいえ、繰り返すが、私はこんなサイトをやっている都合、古いゲームをよく遊ぶ人間である。そのため、
Xboxのように「過去作を、より高い品質で楽しめる互換性」を持ったハードが欲しいのだ。
 …例えば、PS5については、発売前にはPS1〜PS4までの全互換を持っていて欲しいと期待していたが、結局はPS4のみとなった。そして、Vitaの機能を内包した後継機が登場しておらず、PSP/Vita/アーカイブスソフトが危機に立たされているという問題がある。そのため、
「PS5の周辺機器」という位置付けで、Vitaのような形をしたリモートプレイ用のコントローラーを発売してほしい。R2・L2を搭載したうえで、WiiUレベルでPS5本体と連携を取れば、寝っ転がりながら遊べる携帯型PS5の完成である。それが、おまけとしてPSP/Vita/アーカイブスソフトもプレイできれば、もう最強というものだ。PS携帯機は、新作を発売するハードとしては既に需要が無いかもしれないが、PS5の周辺機器としてなら、まだまだ活かせる場面は多いと思う。
 ――また、スイッチに関しては、元々の機能自体が多彩なハードであるため、
バーチャルコンソールさえ追加してくれれば、すぐさま私が積極的に購入する理由となる。というか、上にも書いたが、バーチャルコンソールが無かったからこそ、一世代前のWiiUを買わざるを得なかった、その問題さえ無いのなら、最新ハードの購入を敬遠する理由は無いのだ。

図書館のように、過去のゲームを保存することも重要だと思う。無論、誰もが訪れられるように


 ちなみに、ソニー&任天堂が行っている過去作の切り捨てについて、一部では「いま売れている物が正義であって、儲からない旧作なんて不要」と捉える動きもあるようだ。しかしながら、
私はその意見には同意しかねる。ゲームが、今より進化した娯楽となるためには、過去の知識の蓄積が必要不可欠である。もし、“いま売れない物が必要無い”というのなら、世の中に図書館は存在しない。しかも、ゲームのダウンロード版は、いわば“電子図書館”であり、物理的な図書館と比べ、コストは桁違いに低いはずだ。なにせ、PS5ソフト1本の容量で、初代PSのソフトが100本は保存できるのだから。
 …加えて、その“図書館”が、辺鄙な場所にあったり、蔵書が偏っていたり、高額な利用料が必要だったりすれば、本来の目的を果たすことはできない。過去のゲームを保存しておくこと、そして
それを誰もが手を出せる状態に維持することは、ゲームを「いま楽しいだけで終わり」というだけの刹那的な娯楽から脱却させるために、とても重要なことであると思う。「いま楽しいだけ」ではなく、「今後も楽しめるようにする」のだ。
 ――それに、世界で人気のプレイステーションも任天堂ハードも、
この日本で、この時代に産まれた文化である。その連続性を、簡単に途絶させてしまうようなことは、実に勿体ない。もし、100年後・200年後にも今のゲーム文化が残っていたとして、その原点を振り返れるかどうかは、とても重要なことであろう。だから、過去作の切り捨ては、そんな簡単にはやらないほうが良いと思うのだ。ここで「ゲームアーカイブス」を救済するか否かは、重要な分水嶺であるような気がする。

登録タグ/ ゲーム一般

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