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管理人の日記 - 2016年2月の記事 / やり込みinFF

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管理人の日記ログ
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Q:何故こんな画像を保存したのか? A:気持ち良かったから


 本日の日記は、少し趣向を変えてみて、皆さまからの質問を募集してみることにします。
 …というのも、このサイトはもう15年以上も続いており、読者の皆さまは俺がどういう人物か十分ご存じだと思います。しかし、それはあくまでこちらから一方的に受け渡される情報から判断したものに過ぎません。そこで今回は、皆さまからの質問を募集し、それに本家日記のスタイルで答えていく…という、当サイトの歴史で初めての企画を行ってみたいと思います。ちょうど、「コメント欄」なるものも用意されておりますし、数年ぶりに創作意欲が充ち満ちている今こそ、それを行うべきでしょう。
 ――余談ですが、管理人は基本的にサイト内のコメント欄に寄せられたコメントに対して返信を行いません。その理由は、めんどくさいからテキストサイトにおいて管理人と読者の立場というのは平等ではなく、明らかに管理人のほうが強いため、その力を使って意見を押し切るようなことはしたくないからです。また、俺は最近のオタクコンテンツにありがちな「馴れ合い」というのも好きではないため、あくまでコメント欄はコメント欄として、独立した存在にしたいと考えています。そんなこんなで、俺はコメントには基本的に返信をしていないのですが、もちろん皆さまが書き込んでくださった言葉には全て目を通しており、常々勇気づけられております。そしてだからこそ、今回のような異例の企画をしてみようと考えるに至ったわけなのです。

 そんなわけで。質問の例としましては、「最近世間を騒がしている○○というニュースについてどう思う?」「人生最大のクソゲーを3つ教えてください」といった社会的な話題から、「好きな女の子のタイプは?」「今まで最も良く書けたと思っている日記は?」「文章を書くうえでこだわっていることを一言どうぞ」などという個人的な疑問、その他にも「ジュワワワジュワワ、ジュワジュワジュジュワワワワワ?」などと言ったネタ部門まで…。
 …とにかく。質問に関しては、“個人情報を特定しようとするもの”(それはさすがにご勘弁を…)以外は、できる限り頑張って答えるつもりです。そして返答に関しても、「コメント欄で1行」といった義理チョコのようなスタイルではなく、後日用意する専用の日記にて、当サイトのいつもの文章のように骨と肉が付いた骨大なもので返信を行っていきたいと思っております。
 ――やれ。人は、自分にとって遠い存在だと思っていたような人物であっても、何らかの共通点を見付けられれば、途端に親しみを感じることができるそうです。今回の企画が、皆さまがそういう気持ちをいだくきっかけになっていただければ、俺にとっても嬉しいです。そういうわけで、どんどんコメント欄に「質問」を書き込んでやってください! 期間に関しては、特に定めませんが、とりあえず次の更新までということで、最低でも3日くらいは設けたいと思っております。なお、コメントが1件も来なかった場合は腹筋日記となりますので、どうぞ皆さまコメントよろしくお願いしますm(_ _)m

(2016年2月29日)

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津 津 津


 「ゴッドイーター2」の裏ボスである「マガツキュウビ」は、漢字を当てると「禍津九尾」と書くそうだ。「禍(まが)」とは災厄のことであり、「津」は現代語で「の」と訳せる接続詞、そして「九尾」は九つのしっぽを持つとされる狐の妖怪である。つまり、「禍津九尾」を現代語で意味訳すると、「災厄をもたらすキツネ妖怪」くらいの意味になるのである。
 …同様にして、「モンスターハンターポータブル3rd」の最終クエストで登場する「アマツマガツチ」は、「天津禍津神」と漢字を当てることができ、こちらは「天の災いの神」くらいの意味であろう。実際、ゲーム中では暴風雨をもたらす神獣として、天の遣いたる蛇のような容姿で表現されていた。
 ――と、こんな感じで。日本神話をモチーフとしたキャラクターが登場するゲームでは、「津」「ツ」という言葉を、ひらがなの「の」にそのまま置き換えると、意味が通るようになっていることが多いのである。まあ、俺もそこまで多くを知っているわけではないのだが、こういうのはこだわり出すと面白いと思うので、皆さまも心に留めておいていただけると良いだろう。

 というわけで。日本神話における「津」は、現代語において「の」と表記すれば良いということが分かった。ということは、である。現代語の「の」を「津」と置き換えれば、それはもう日本神話っぽくなってしまうのではないだろうか!? またこういう展開か…。
 …例えば、いまスマホ版が発売されて話題になっているFF9には、「永遠の闇」という敵が出現するのだが、あろう事かその敵は「青の衝撃」という技を3連発で使ってくる特性を持っている。よって、これを馬鹿正直に表記すると「永遠の闇の青の衝撃」となり、さすがのWord先生も大激怒してしまう。そして、このサイトの昔のプレイ日誌は、敵の攻撃を順番に一行ずつまとめて行くスタイルが中心だったということで、かくして「永遠の闇の青の衝撃」という頭痛が痛くなりそうな記述が3回連続で現れることになってしまったのである。まあ書いてたの2004年とかなので仕方無いっちゃ仕方無いけど…。
 ――が。これを件の法則で置き換えてみると、「永遠津闇津青津衝撃」となる。なかなか真っ青になりそうな文字列であるが、「永遠津闇」「青津衝撃」と書くと、確かに日本神話っぽい。(;・∀・)「いや別に…どこが?」などと考えてはいけない。この日記のコンセプトが根底から崩壊する。

 そんなわけで。本日は、世間に多くある「の」という接続詞を強引に「津」へと置き換え、様々な日本神話っぽいフレーズを作ってみることにしよう。
 ――そして、それとは逆のパターンとして、当然現代語の「津」という言葉を「の」へと置き換えることも可能である。こうすると、「の」「津」で“日本神話”っぽさが加わるということは、「津」「の」だと“海外俗話”っぽくなる(?)という意味不明な状況に陥るわけだが、何の事は無い、対概念は神話の醍醐味である。イザナギとイザナミが合わさり最強に見える…! では行こうっ!!



1

鶴津恩返
(「絶対に見るな」は「見ろ」って意味だから…)






2

つんつんびより
(意味が逆、というか法則守ろうぜ2番目なんだし)






3


(「出身は?」「三重県の市です」「は?」「三重県の市です」「は?」「は?」)


















(2016年2月29日)

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2016年2月19日(金)
「大学時代」の思い出
 
もう10年近くも昔の話です


 もうそろそろ、書いてしまっても良いだろう。本日のお題は、「『大学時代』の思い出」というものである。
 …さて。こんな題名を付けると、多くの皆さまは「サークルで青春してたー」とか「研究がやりがいあったー」とか、そういうリア充な大学生活のことを想像されるだろう。はたまた、ひょっとすると「私は大学時代の部活動を通して、リーダーシップの重要性を学びました。そもそもリーダーシップとは…」などという、吐き気を催す憎悪のほうを連想されるかもしれない。
 ――しかしながら、俺が「大学時代」と耳にして思い浮かべるのは、それらとは全く性質を異にするものである。平たく言ってしまえば、俺にとって大学時代とは人生で最も挫折を味わった時期であった。それを正しく評価しておかなければ、これから新しい時代へと足を進めていくことはできない。だからこそ、俺はこの時期に、あえて自分にとって“嫌な思い出”である「大学時代」というものを振り返ってみることにしたのだ。というわけで、本日の日記はいつもとはかなり雰囲気が異なるのだが、それもまた管理人が持つ一面ということで、お暇なら読んでいただけると幸いである…。

 まず。俺が通っていた大学とは、これはもう隠しても仕方無いので言うのだが、東京都に存在する「東京大学」である。やれ、世に似たような名前の大学はたくさんあるのだが、俺は正真正銘の「東大生」だったのだ。嘘かと思うかも知れないが、これでも高校時代はそれなりに勉強を頑張っており、持ち前の奇跡的な運の良さもあって、なんとか入学試験に合格することに成功していたのである。
 …まったく。これを聞いた皆さまは、(*・∀・)「凄い! さすが長寿やり込みサイトの管理人さん、ただ者ではないと思ってたんだよ!」と評価するか、はたまた(;・∀・)「なんだ、また管理人の自虐風自慢かよ…うぜえ…」と考えるか、その真っ二つに分かれることであろう。その反応は、どちらもまったく正しいものだ。俺もこれまで、例えば職場などで、そういう反応を山ほど目にしてきたものなのである。
 ――が。俺の実際の「大学生活」は、そういった“人に崇められたり、羨ましがられるようなもの”とは全くの正反対である。それは、自分の価値観を粉々に打ち砕かれ、「優秀」だと信じてきた自分が何もできない小者だとだと知らしめさせられるような、まさに「人生最悪」と呼ぶべき時間だったのだ。

成功するのは努力し続けている人だけ。大学に入って終わりの人間はそこで終わりです


 では。あまり触れたくないのだが、もう少し具体的に、「俺の大学時代」というものに対して踏み行っていくことにしよう。まず、その概要を述べておく。それは、やりたいことを見付けられず、優秀だと信じてきた自分の価値観が全て打ち砕かれ、学問においても人間関係においても完全に失敗し、ダラダラ2回も留年して、“6年間”ひたすらに親の金を使って怠惰を極め、最後の就職活動ですら上手く行かず、堕落の限りを尽くしていたというものである。そして、それらの問題点を自分で理解していながら、全く直すことができなかったのだ。これを「失敗」と呼ばずして何と形容すべきだというのだろうか。
 …まったく。昔話となるが、高校時代の俺は、辛い受験勉強の中で、「大学に入ればバラ色の生活が待っている」と考えるようになっていった。それは恐らく、苦しい毎日を誤魔化すために、多くの人がそう「思い込もう」としているだろうし、そう「思い込ませよう」としていることだろう。
 ――しかしながら、もう今さら言うまでも無いことであるが、成功しているのは、あらゆる場面において努力をし続けている人のみである。どれだけ名の知れた大学(もちろん企業でも業界でも)であろうと、そこに入れただけで残りの人生全てが幸せなどというのは、どだい有り得る話では無い。「大学に入れば終わり」と考えているような人間は、文字通り「大学に入れば終わり」となってしまうのである。私だ。

 しかしながら、高校時代の俺は、そんな「良い大学に入れば人生は幸せ」という考え方にコロっと“騙されて”しまい、自分で考えることを放棄してしまっていた。だから、そんな俺が大学時代になって自分を見失ったことは、至極当然と言うしかないのである。もちろん、そんな自分の有り方に疑問を覚えて足掻いていた時もあったのだが、やがては全てを諦めてしまい、「名門大学の生徒」という立場に甘えて、後はひたすら怠惰を貪るようになってしまった。
 …ちなみに、俺は社会に出てからも、この出身大学の話には苦しめられている。皆さまには分かるだろうか。こんな自分にとって「失敗」と理解するしか無いものを、(*・∀・)「凄い、頭良いんだね! 立派だよ!!」と掘り返される気持ちを。また、自分から誇ることなど一切していないのに、(;・∀・)「名門大学卒なのにこんなことしかできねえのかよ…」となじられる気持ちを。酷い時には、名前すら言われずに( w∀w)「東大!」と呼ばれることさえあった。俺にとって“出身大学”というものは、別に自分の適性や趣味・能力を表しているものではなく、過去の努力を評価してくれるようなものでもない、ただの「嫌な思い出」である。だから他の人がどう考えようと、俺にとって大学時代を想起させるような表現は、不快でしか有り得ないのだ。もっとも、ポエミィな書き方をすると、それが大学時代にサボっていた俺に与えられる「罰」だと言うのなら、受け入れなければならないのだろうが…。
 ――やれ、「東大卒」というと、“卒業証書を額縁に入れて一生の誇りにしているような人”をイメージされるかもしれないが、そういう人ばかりでは無いのである。というか、俺の場合をもっとストレートに言うと、東大工学部では卒業をすると「学位記」というハードカバーの紙ペラを押し付けられるのだが、俺は卒業式には出られなかった(もちろん物理的に可能であっても一切出る気は無かったが)ため、後日郵送ということになったらしい。そして、就職後初めての休暇で実家に帰った際、わざわざその学位記が自室の机に飾ってあったのを見かけた時には、胃液が丸ごと逆流してきたかのような凄まじい気持ち悪さを感じ、手足が痺れるまでぐちゃぐちゃに叩き潰したあげく、焼却炉で燃やして完全処分してしまった。まったく正気の沙汰では無いと思われる方が大半だろうが、それくらい俺にとって「大学生活」というのは嫌なものだったのである。

 さて。時系列が前後して申し訳無いのだが、何はともあれ大学生活の時間軸へと戻ろう。そんなダラけた人生も永遠に続くわけではなく、俺は大学時代最後の「就職活動」に挑むことになったのである。当時の俺は、自分のいま現在の状況のことなど全く考えず、(*^o^)「腐っても名門大学なのだから、就職くらい楽勝だろう!」と考えていたものだった。なんともまあ、救いようのない愚かさだ…。
 …というわけで、そのように社会を甘く見ていた俺は、当然の末路として、全く内定を得られずに空虚な時間を過ごしていくことになったのである。やれ、経験がある人には分かるだろうが、「就活」とは残忍な物で、何件・何十件と志望に落ち続けると、自分の人生全てが否定されたような暗黒面へと着実に歩んでいってしまう。俺は今でも、あの時代のことは思い出したくないものだ…。
 ――ちなみに。最終的には、俺はとある縁によって、何とか年明けくらいに就職を決めることができ、「ニート」というこの世界の底辺だけは無事に回避することができた。その“会社”に関しては、詳しく話すと長くなるのでまた別件ということにしたいが、3年間大変お世話になった場所で、俺にとっては「故郷」や、それこそ「母校」とでも呼ぶべき存在である。だから、本来なら転職などする必要は無かったのだろうがね…。

努力が叶うことは少ないが全くの無駄になることも少ない


 というわけで。俺にとっての大学生活は、世間の皆さまが想像されるであろうものとは大きく異なるものであったが、どんなに酷い“クソゲー”であったとしても必ず良い点というものは存在する。最後に、それについて触れていくことにしよう。
 …まずは、いま現在ゲームやPC関連で使っている技術のほとんどは、大学時代に身に着けたものだということがある。まあ、「技術」と呼ぶほどのものではないのかもしれないが、こういう一人でも楽しめる手段を覚えられたということは、自分の人生において非常にプラスであったように思う。
 ――また、大学に合格するために行った「勉強」というものについても、確かに自分の人生に資するものであったと思う。俺は、大学時代自体は失敗だと思っているが、そのための勉強で覚えたことに関しては無駄だとは思っていない。むしろそれは、10年が経った今となっても様々な試験などで役立つほか、「勉強する姿勢」ということ自体が有用であり、またそれ以外の実生活においても自分の価値観を広げることに大いに役立っていると思う。やれ、現役学生の皆さまにとっては「将来のために勉強をしておけ」という言葉は全く理解ができないと思うが、俺から言わせればこれくらい潰しの利くスキルは他に無いので、もしいま何もやるべきことを見付けられないのであれば、とりあえずは「勉強」をしておけば良いというものだろう。やれ、「努力」が完全に理想通りの形で報われることは少ないのだが、それと同じくらい「努力」が全くの無駄に終わってしまうことも少ない。何か行動をしておけば、それはきっと後の人生へと繋がってくる。少なくとも、考えるだけで何も行動しないよりは絶対に良いのである。
 最後に。俺が大学生活を通して出会った人たちのことは、今でも忘れることができない最高の友だと思っている。ただ、上記の通り俺にとっての大学生活はご察しであったため、もっと彼らにも良いものが見せられていたのではないかという気持ちも大きい。あの当時から俺が少しだけでも大人だったら、間違いなくこの人生は異なる形になっていたことだろう。そう思うと、まったく後悔するしか無いというものだな…。

 そんなわけで。俺にとっての大学生活は完全なる失敗であり、今でも「嫌な思い出」と呼ぶしか無い。しかしながら、「それを目指した努力」「そこで確立できた価値観」は自分にとって無意味なものではなく、その「失敗」も社会人編・前編の3年間を通してギリギリ軌道修正できたように思う。だからこそ俺は、卒業から3年が経って、やっと「自分にとっての大学生活」というものに整理を付けることができたのだ。やれ、「総合的には入って良かった」などという有り触れた無責任で表現できるようなものではとても無いが、少なくとも自分の人生においては、「大学時代」は無意味でなかったように思う。
 …ところで。この話を聞いて、管理人のことを少しでも「偉い」と思うような人がいたら、それはとてつもない勘違いである。このような思考には大学時代に至れていて当たり前であり、今さら俺が自分の能力・適性を活かして生きていこうと決意したところで、6年間サボり続けた罪が消えるわけではない。つまるところ、大学時代を真っ当に過ごし、今も真面目に働いている同級生たちのほうが遙かに「偉い」のだ。本文中では、俺は自分のことを“かわいそうな被害者”であるように書いているが、言うまでもなく全ての結果は因果応報・自業自得である。それは、皆の名誉のためにハッキリさせておきたい。
 ――何はともあれ。俺は最近になって、「自分で失敗だと分かっているのなら、それをできる限り早く直さなければならない」という信念のもと、様々な行動に打って出るようになった。それは間違い無く、大学時代の大失敗から得た教訓である。やれ、合計して5年は遅れてしまったが、やっと俺も当時の同級生たちの精神レベルに達することができた(ように思う)。俺の人生、ここからならば立て直せるし、立て直さねばならぬのだ。

(2016年2月29日)

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何とか中まで行ったんですけど、初見でユーザー登録が必要で、その間に完売…


 本日、やっと日本国内で使える普通運転免許(AT)を取得することができましたー…。
 ………。いや、皆さまの言いたいことは分かる。(;・∀・)「27歳にもなって今さら運転免許かよ!?」と。いや、それは確かにその通りであり、一般的には自動車の運転免許は「高校卒業時」、または「大学在学時の休暇」などを用いて取得するのが普通である。それを27になってからというのは、ハッキリ言って非常に遅い。「大学時代に東京住みだったから所要を感じなかった」と言い訳できないことも無いが、それでもその後の人生を考えれば取っておいたほうが明らかに良いし、実際に大学時代の同級生も大半は在学中に取得していたものなのだ。
 ――しかしながら。俺に関しては、この「免許を取らなかった」ということが明らかな失敗であったと既に分かっている。そして、この「失敗」を自分で認めなければ、それは更に大きな失敗に繋がってしまうのだ。失敗を認識しているのなら、それをできる限り早いタイミングで是正しなければならない。だからこそ俺は、この「転職前」というラストチャンスを活かし、自動車免許の取得に挑むことになったのである。

 そんなわけで。俺が選択したのは、年始の期間を使っての「合宿免許」である。これは、全てが滞り無く進めば、14日間で免許を取得する準備が整うというものである。時期的には、ちょうど「クリスタリウムなしクリアー.」の3話・4話を更新していた頃だろうか。ちなみに、“合宿”ではない“通い免許”も考えたのだが、結局のところ2ヶ月くらいは掛かってしまううえに、金銭的にも合宿より高くなるという有り得ない事態が発生していたのであえなく没となってしまった。一体どういう計算をすれば、食と住が提供される合宿免許のほうが安くなるのだろうか…。
 …というわけで、俺は1月中旬に自動車学校へと入り、周りが高校生だらけという圧倒的リア充オーラに苦しめられながらも、免許習得へと挑んでいくことになったのだ。言うまでも無く、俺は実在する車の運転は初めてであり、性格的にも「一つのことに集中すると周りが見えなくなってしまうタイプ」であるため、いろいろと緊張して苦しいことも多かった。というか今でも苦しいので、必要が無ければできる限り車の運転などしたくないものだ。うん、事故を起こして自分が痛いのは至極当然だけど、それで周りを苦しめてしまうってのは、さすがにちょっとね…。
 ――また、合宿免許では車を使用した実技の試験だけでなく、×問題の筆記試験も行わなければならない。これが曲者なのである。やれ、( ・∀・)「ここの管理人なら、“筆記”と名の付くものは楽勝でしょう!」と思われる方も多いかもしれないが、とにかくまあアレはやったことが有る人には分かると思うが、人を苛立たせる天才が作ったとしか思えない大魔球が数多く掲載されており、その対策にはかなり手を焼かされてしまった。特に、あの「イラスト問題」には殺意すら感じてしまう。その才能、もっと何か社会のために活かすと良いのだよ!!

せっかくあの方が、次元の壁を越えて(?)、私たちに会いに来てくれたというのに…


 そんな感じで、免許合宿は無事に全て一発合格で終わったのだが、これで晴れて免許取得…! というわけにはいかない。なんと、自動車学校の課程を満了したのち、さらに地方の免許センターに行って筆記試験を受けなければ、実際の免許証が発行されないのである! そして、例によって免許センターは平日昼しかやっていないという公務員らしい充実したサービス体制を取っているため、免許取得の最後のステップが今日まで掛かってしまったのである。
 …さて、そこで行うのは、まあ要は自動車学校で行った筆記試験と同じである。その出題傾向も同様で、相変わらず人の堪忍袋の緒を的確に撃ち抜いてくる痛快アドベンチャーとなっており、傷付き病んだ俺の心をその根底から朗らかにしてくれた。まあそれはともかくとして、なかなかかなりイラッと来る問題であり、手間暇・料金的にもあまり楽ではなかったため、できればもう二度とこの手の機関にはお世話になりたくないものである…。
 ――そんなわけで。試験終了後の、最後の合格発表の時には地味に緊張したものだったが、なんとか合格することに成功し、無事に免許を取得することができたのだ。もしこれで失敗していたら、また「平日に休みを取る」「その休みを潰して免許センターに出向き美しい日本語の読解に心を尽くす」という過程を辿らなければならなかったため、一回で取得できたことは素直に安心できたものだった。

 そんなこんなで。俺が「免許の取得」というものを考え出したのは、実際に転職が決定した去年夏であったため、時間としては半年近くが掛かってしまった。しかしながら、それでついに自動車免許を獲得する事に成功したのである。ふう…かなり大変だったけど、これでやっと俺も一人前になったぜ…。
 …さて。そんな風に免許を取ると、当然の話として( ・∀・)「で、車は何を買うの?」という展開になると思うが、今のところ車を買う予定は一切無いのである。そもそも、俺が免許を27歳まで取って来なかったのは「根本的に車が必要ない」という生活を送ってきたからであって、それはこれからも急に変わることは無い。この時期に免許を取った理由は、今すぐ車が必要だからではなく、これから転職先で忙しくなるので、そろそろ取っておかないと本気でヤバいと感じたからだ。そのうえ、俺の車に対する認識について言えば、(;^o^)「とりあえずエスクードかGT-ONEに乗っときゃ勝てるんでしょ?」とかマジでそういうレベルであるため、実際に車を買うという行為に達するにはまだまだ程遠いというものなのである。
 ――というわけで。今回は、「27歳になってやっと自動車免許を取る」といういかにも非リアらしい日記を書いてしまったが、別に俺はそれを恥だとは思わない。恥なのは、「これでいい」と満足して未来を考えてこなかった過去の自分のほうである。それを今日やっと克服できたのだから、世間的にはどうあったとしても、俺にとっては誇らしいことなのだ。さあ、着々と転職に向けた準備が進んできた。もう20代も後半になってはしまったが、俺の人生はここからリスタートするのである。まあ、とりあえず車は俺には早いということで、身の丈にあった原付でも買ってしまおうかなあ…。

(2016年2月29日)

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この「シル」ちゃんがほんっとにかわいい


 まさかの再プッシュ記事である。PSvita/「ネットハイ」を、是非とも皆さまに遊んでいただきたいのだ。
 …というのも、今回の記事を書くに至った直接の理由は、公式の「バレンタイン対策本部」&期間限定のダウンロード版1090円値引き(〜14日まで4228円がきっかけなのであるが、そもそも俺はこの「ネットハイ」にただの良作という以上にハマり込んでしまっており、いつかまた単独記事を書かなければと思っていた。そこに来て今回のバレンタインセールというのだから、これはもうやるしかないと決起するに至ったのである。
 ――ちなみに、その「ネットハイ」のゲームとしてのレビューについては、昨年末に書いた【PSvitaゲーム感想そのB:「ネットハイ」】という記事を参照していただけると良いだろう。その概要としては、「題材が風変わりなだけの親しみやすい王道推理ゲーであり、ネット世界を愛する人には是非プレイしてほしい」というものであり、その印象は初プレイからかなり時間が経った今となっても変わっていない。いやまあ、ネタバレ有りなら書きたいことは山ほどあるんだけど、この手のテキストゲームでさすがにそれは無いからねえ…。

 では、何故そうしてゲームとしての感想が既に定まっている「ネットハイ」について、再び記事を書くことになったのか。それは、これだけ俺がドハマリしているというのに、マイナー作だというのが実に勿体無く、皆さまにもお勧めしたくなったからである。
 …やれ。俺は前回の感想記事の締めとして、「この手のテキストゲーとしては初めてクリア直後に2週目をプレイし始めた」と書いたものだった。その際は、俺も(;^o^)「まあ、さすがに2週目の途中で飽きてやめるでしょう…」などと半信半疑だったのであるが、その2週目もむしろ初回プレイより楽しめたくらいに終わり、今は更に続けて3週目をプレイしてしまっている状況なのである。もちろん、やりすぎると本業であるFF13企画に支障が出るためストップしているのであるが、それさえ無ければ8回くらいは無限ループをしているかもしれないのだ。
 ――やれ、俺にとってのPSvitaは、「購入済みのタイトル」「PSplusのタイトル」「新たに発売するタイトル」などが山ほど存在し、完全に積みゲー量産機と化しているのだが、そんな俺がここまで熱中してプレイするというのはまさに異例中の異例中の異例である。しかも、普通なら1回プレイすれば終わりのはずの「テキストアドベンチャー」においてこれなのだ。まったく、自分でも不思議なくらいと言うしかないのである。

 そんなわけで、この「ネットハイ」は、ゲーム単体という枠を超えて、俺の価値観に様々な影響をもたらしたのである。
 …例えば俺は、この作品における声優さんたちのあまりの熱演ぶりに心を奪われ、「声優ファン」という畜生沼に肩まで引きずりこまれてしまったし、わざわざ他に利用用途の無いPSvitaTVを購入&プレミアム民になってまで【「ネットハイ」 BGM集part1:キャラクター編】なる33分にも及ぶ音楽動画を初めて編集したりもしたし、いろいろ勉強してTwitterにて【@naviko_bot】なるBotを製作してしまったりもした。やれ、このように新しいことを始めるというのは、本来ならば物凄くパワーが必要な行為である。その労力を厭わないほどに、俺はこのタイトルに魅了されてしまったのだ。
 ――また、その他の精神面においても、「とにかくまあゲームが楽しければ良いか」と思っていた日々に新たな彩りが加わり、毎日を明るく過ごせるようになったと思う。実体感においても、前向きに過ごせる時間は間違いなく増えたし、他の人から「いつも笑顔だね」と評されることも多くなった(※キモい)。冗談抜きで、ここまで俺の価値観を揺さぶったゲームは「ファイナルファンタジー13」以来初めてだ。俺が、何気なく体験版をプレイし、何気なくダウンロード版を購入してクリアし、そして何の気もなく「良作だったよ〜」と感想記事を書いたゲームは、ここまで物凄い作品だったのである。

煽り素材としての圧倒的優秀さも魅力(どうでもいい)


 というわけで。重ね重ねとなるが、俺はそんな「ネットハイ」を、是非とも当サイト読者の皆さまにも遊んでいただきたいと思っているのだ。
 …やれ、このゲームはPSvitaのタイトルということで、Vitaを持っている方には当然お勧めできるのであるが、そうでない皆さまに関してもこれを機会にVitaを買ってしまっても良いのではないかとすら思うのである。少し話が逸れるのだが、4歳となったPSvitaは今や遊びきれないほどのタイトルがひしめくハードとなっており、ゲーム好きならば持っていても損することは無いだろう。俺も、これまで数多くの良作を遊べてきたし、これから先も山ほどの予定が存在している。ゲーム機としての性能・機能も、最新ハードと比べて引けを取るものではなく、今なお満足の行くレベルであると言えよう。
 ――そしてもちろん、今回の「ネットハイ」も、そんなPSvitaならではと言えるタイトルなのである。やれ、「アニメタッチの」「テキストアドベンチャー」ということで、本体性能は関係無いと思われる方も多いかもしれないが、俺に言わせてみれば、これもまた「画面が高精細で」「発色が美麗な」「携帯機」というPSvitaだからこそ魅力が醸し出されたタイトルだったのだ。もっとも、いま現在の主流として販売されている2000番台の本体だと、画面が鮮やかな有機ELではないため、そこだけは確かな残念ポイントとなってしまうのであるが…。

 そんなわけで。前の感想記事では、「瞬く間に年間お気に入りタイトルの一つになった」などと書いたものだったが、もう今はその領域を遙かに超え、やっとPSvitaで「これだ!」というタイトルに巡り会えたという思いでいっぱいである。これまで、俺はVitaで数多くの良作をプレイしてきたが、“傑作”と呼べる作品には出会えてこないでいた。だから、恐らく5年後くらいに書くであろう「PSvitaの思い出」という記事には、まず間違いなく「ネットハイ」の名前が出てくることだろう。それくらい、この作品は俺にとって衝撃的だったのである。
 …そして、その他の点として、俺はこのゲームのために頑張っている人々にも感銘を受けたという点もある。例えば、平たく言ってしまえば本作は売り上げ的には振るわなかったのであるが、そのサウンドトラックが発売決定した際に、スタッフの方は「割と苦しいのだが、ネットハイを好きになってくれた人のために出すことに意味がある」とコメントを残していた。こういう人たちをこそ、俺は応援したいと思うのである。
 ――やれ、何もゲームは、売り上げだけが全てというわけではない。自分が良いと思った作品を世の人に広めるのはゲーマーの義務である(?)し、それによってファンの交流の輪が広がってくれれば、こういうテキストサイトの管理人としては実に嬉しいというものだ。そうしていつか、我々の応援の声が伝わり、更なる作品展開や続編などに繋がってくれれば、それこそもう最高というものではないか。

 というわけで。今回は14日までダウンロード版が1090円の値引きということで、改めてこの「ネットハイ」を皆さまにお勧めするものなのである。
 …やれ、近頃ではリアルショップにおいても運が良ければ新品・中古のパッケージ版を見かけることができるし、なんなら【Amazon】などの通販店を使う手もあるだろう。ただ、それらを使ってもほとんど価格は定価と変わらないし、下手をすると手間ばかりが掛かって失敗してしまう危険性すらある。それならば、期間限定で2割ほど安くなっているダウンロード版を買うのが、俺のお勧めというものなのだ。
 ――やれ、以前にも書いた通り、この「ネットハイ」はネット世界を舞台としており、かなり人を選ぶゲームのため、やはり体験版推奨であることには変わりは無い。しかしながら、それさえ乗り越えることができれれば、かつて無いほどの没入感を得られるはずだ。俺自身がそうだった。この「ネットハイ」は、俺がゲーム攻略サイトの管理人歴15年として、そして非リア歴27年として、自信をもってオススメできるゲームである。

(2016年2月29日)

登録タグ/ ゲーム一般
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